店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
なんか、大阪都構想の住民投票が有ったみたいですね。NHKのその報道番組延長のために、深夜のNHK番組表が大混乱。で、その時間帯には「赤毛のアン」と「未来少年コナン」(どちらも最終回)が控えていたという、なんという間の悪さ。「録画失敗した!」「なんとか録れていた!」ネットは大騒ぎでございます。
大阪都構想の住民投票、数字を見ると「拮抗」というのが正解でしょ。でも、「反対多数」と報じるニュースもチラホラ。ちょっと、悪意というか恣意的なものを感じますなぁ。というか、今の時代、「住民投票」というシステムそのものが、非常に危険だと思っております。
住民投票、こんな民主的で合理的な決め方が有るだろうか! 前ネット時代なら、多分、こう言い得ていたでしょうね。でも、ネットの時代に入り、世の中の情報の伝達速度が飛躍的に速くなりますと、「多数派」と呼ばれるものが、実に刹那的な状態に変わって来ているのでございます。
例えば、イギリスのEU離脱、あるいは、トランプの大統領当選、あるいはエジプトのジャスミン革命(2011年)、どれもネットによって世論が大きく揺れ動かされた末に発生した出来事でございます。識者の予測を大きく覆す結果が出たり、些細なきっかけから急激に世論が盛り上がったりしたのは、ネットに即効性が有るからでございます。
ひと昔前の「世論」というのは、実にゆっくりと変化したものでございます。まず、「世論を変えよう、訴えよう」という意識のある人の割合が限られていた。さらに、訴える場所も、新聞・雑誌・書籍・テレビ・ラジオ・政治家に直談判くらいなもので、それなりの動機的パワーが必要で、かつ、世の中に伝わる速度もそれなりだったのですよ。
そして今や、ネットの時代。携帯電話さえあれば、誰でも発信者になれる時代。そして、情報は光の速さで隅々まで到達する。フォローやリツイートで拡散され、情報は指数関数的に広まって行くのでございます。これだけ速く情報が広まると、何が起きるか? それは、誘導、扇動、ミスリード、騙(かた)り、策謀...匿名性が高く無法地帯、ずるいことを考える人にはうってつけの活動場所でございます。
ネットには即効性が有るので、ウソの情報もホントの情報も、流れ出したらすぐに効き目が出る。ウソの情報なんて後にすぐバレるのですが、例えば投票日の直前にミスリードさせるようなウソ情報を流すとどうなります? 投票日に自分の意見を変える人も出てくるかもしれませんよね。ウソだとバレた時には、それこそ後の祭りということに。
今の世論は、ネットの情報で簡単にコロコロ操作出来るようになってしまっております。悪意の有る人が世界中の世論を操作するのも、やろうと思えば出来てしまう。そんな状態で、国や地域の大きな決断を住民投票に委ねてしまうということがどれほど危険なことか! 住民全員の総意で決めたと思っていても、実は誰かの手のひらの上で転がされていた...ということだったりするかも。
さて、そろそろ、これの出番でございますよ。倉庫から引っ張り出し、並べてみました! いやぁ、壮観! 気持ち良い! わざわざ並べることに、な~んにも意味はないのですが、ついつい、並べてみたくなりますよね。エッ? ワタクシだけかなぁ?
ガスファンヒーター。すぐに部屋を暖めたい時には、非常に強力ですよね。エアコンだと部屋全体に温風が行き渡るまでには、チョイト時間がかかる。また、温風の出てくるところに手をかざして温めるなんてのも、やりやすい。エアコンですと、吹き出し口になんか拝んでるみたいになっちゃいますからね。
ただ、室温の微妙なコントロールは、エアコンの方が優秀。特に最近のエアコンは、かなり賢い! ガスファンヒーターは、ごく弱い運転というのが苦手。点ければ暑い、止めれば寒い、という状況になりやすい。エアコンとガスファンヒーター、併用というのが美味しいかな。
ちょっと気になるのが、セラミック温風ヒーターとかいうジャンル。大手家電メーカーから、空気清浄機や加湿器と一緒になったものが出ております。以前、通販で中華製の安物を買ったのですが、センサーが誤作動しまくって、どうにも使えねぇしろもの。それ以来、このジャンルは印象が悪かったのでございますが、国産ということなら、大丈夫かなぁ?
アメリカ大統領選が、始まりますねぇ。このアメリカの大統領選の方式、何でこんなやり方になってるんでしょうねぇ。「州ごとに勝った方が選挙人を総取り」っていうの、ギャンブルっぽいなぁ。クイズ番組の「最後の問題は、正解すると10点」なんてのと似た香りがするのでございます。
全米538人の「選挙人」という人を両陣営が取り合うのですけど、各州に割り当てられる選挙人の数が、かなり偏ってる。人口とかで決められてるのでしょうが、カリフォルニア州なんて55人も割り当てられてて、どんな僅差で決まっても、この55人という数字が「勝者だけ」に加算される。あと、テキサス州の38人、フロリダ州とニューヨーク州の29人なんてのが、大口獲得可能な州でございますね。
日本の比例代表制も死票が問題になりますけど、アメリカ大統領選のやり方は、ゴッソリと死票が出るシステムですよね。合理的な国の割には、非合理的なやり方のようにも見えます。しかも、選挙関係の法律が州ごとに違っているのですよ。各自独立している州の集合体である「合衆国」というのは、そういう事なのでしょうね。
アメリカの大統領選、紆余曲折して面白いですねぇ。そのアメリカ、俗に言う「GAFA」の巨大IT企業4社が、全てアメリカの企業。こんなのを見ても、アメリカの世界への影響力を感じますよねぇ。そのGAFAの中の「Amazon」が、今日のお話。
長らくAmazonは、日本に税金を納めておりませんでした。そんなことも有って、ワタクシ、ずっとAmazonでの購入を極力控えておりました。さすがに、いろいろ批判とか商売上の戦力とかあって、かのAmazonも年貢の納め時、いや違った、日本に納税をするようになっております。
また、「Amazonでしか売っていない」なんて物も時々有るわけで、最近ではチョクチョクAmazonを利用したりしております。で、チョイト前のAmazonの困った「仕様」がございました。「置き配が標準」だったのですよね。さすがに、日本の事情ではこれはマズイ。今は「置き配も含む」という表現に変わっております。
で、先日、Amazonを利用した時のことでございます。注文確認のページに、何やら「配送指示」なる項目が有るではございませんか。これが、全然目立たない。わざと目立たないようにしているのか? と思えるほどに、他の文章に埋め込まれてる。まぁ、それをクリックした訳ですよ。すると、こんな画面が出てくる。
おぅ、これ、これ。これは気が利いている。通常の時間指定よりももっと大ざっぱに指定出来る。多分、宛先が会社名だったりするとこの項目が現れるのかも知れませんが、ワタクシ、こういうのを待っていたのでございます。ここで指定した営業時間の情報が、宅配便の営業所や配達員に伝わるのでございましょう。
通常の「14~16時」とかいう時間指定、あれは、配達員にとってはかなりプレッシャーなはずでございます。当店なんかは、お昼から深夜まで営業しておりますから、その時間内でしたらいつでもOKなのですが、今まで、そういう時間指定は出来なかったのですよね。
このAmazonのやり方は、システムに営業時間の情報を組み込んでしまった訳ですよね。大規模なシステムに改修を入れるというのは、それなりに時間もコストもかかる。配達員の再配達の多さが問題になっておりますが、その解決にAmazonが大きく動いている感じでございます。このシステム、他の宅配業者も導入して欲しいなぁ。
で、システムを大きく改修しなくても、現行のままで工夫するやり方が有るのですよ! 宛先に営業時間の情報も入れちゃうのでございます。例えば当店のような場合は、「宛先:名古屋シィメイル(営13~24無休)」なんてやってもいいようにする。書き方の書式に一定のルールを設けて、それを全ての宅配業者で共有する。どうでしょうか?
今日は、ハンコにまつわる、ある「騒動」のお話でございます。騒動の発端は、平井デジタル担当改革大臣が河野行革担当大臣に「押印廃止」と彫られたハンコを贈ったこと。それを河野行革担当大臣が写真付きでツイッターに揚げる(大臣の名前、長ぇなぁ、笑)。それを見た山梨県知事の長崎知事(名前、紛らわしい!笑)、自県の伝統産業を全否定されたと猛烈に抗議。という騒動でございます。
大人げないのは、山梨県知事の長崎知事。「嫌悪感」なんて言葉も吐いている。そこでチョイト、ワタクシ、言わせてもらいますよ! まず大前提として、行政改革が廃止しようとしているのは「押印」であって「ハンコ」ではない。役所の膨大な書類に押される因習的な確認印を廃止しようとしているわけで、ハンコ文化そのものを無くそうというのではないのでございます。
大臣側は押印廃止を訴えながらも、ちゃんと「押印廃止」と刻まれた印鑑を発注している(笑)。僅かではございますが、ハンコ業界に貢献しているではありませんか! 大臣側はこの部分を、ハンコ業界に対するリスペクトを持ちつつ言葉を添えるべきでしたね。その言葉がないから、山梨県知事から「敬意がない」と反論されることになる。
山梨県知事が怒るのも、思慮が浅いなぁ。自分の県の伝統産業だと言うのなら、助成金でも出して世の中の新しい流れに乗れるようにすればいいこと。それが政治家としてのご自身のお仕事では? 「押印廃止」のハンコに、「ご発注、ありがとうございます」くらいの言葉を大臣に吐けるほどのタヌキであって欲しいなぁ。対立に一寸の利も無し。笑顔で近づいて、自分の流れに誘導するべきでしょ。
ハンコ業界にも、もの申しますよ! 事務処理のペーパーレスなんて何十年も前から叫ばれていたこと。既に十分に危機感を持っていてもよろしかったのでは? 何らかの形で電子署名に移行していくのは目に見えていたのに、その移り変わりに対して、ハンコ業界全体がどれほど研究を重ねて来たのだろうか? 新しい「電子署名」という需要を、あっさりとIT企業に持って行かれている。あぁ、なさけない。
事務処理上での押印というのは、確実に減っていくとは思います。けれど、ハンコ文化は決して廃れないと思いますよ。レコードが根強く残っているように、「実体の有るもの」というのはどこか安心感を与えるのですよね。印鑑以外にも、名前印や住所印、あとオシャレ印など、需要はいっぱいございます。更なる新しい需要を開拓していけばよろしいのではないですか。
レジ袋を有料化したのをきっかけに、「レジかごを持って帰る」「マイバッグを利用した万引き」などが増えているとか。セルフレジにぶら下げてある有料のレジ袋をこっそり持って行く人もいるとか。「レジ袋有料化」の「腹いせ」でやったのでしょうか? レジ袋に値段が付いたことって、犯罪を犯してまで腹いせする程の悔しいことでしょうか?
先日、あるYouTubeの動画で、アメリカのコンビニの様子を紹介しておりました。特徴的だったのが、コーヒーやファーストフードの購入の仕方。コーヒーは、まず自分で作ってからレジに持って行く。何を作ったかは自己申告。ホットドッグもソーセージとパンが別々にホットプレートの上に置いてあり、やはり自分で作ってレジに持って行く。
このごくごく性善説なシステムで、それなりにうまく行っているのですよね。殺人や強盗といった凶悪犯罪の多さは、日本の比ではないアメリカ。でも、日常の些細な風景の中では、整然とした秩序も存在しているアメリカ。アメリカ人のこの秩序はいったいどこから来ているのか? チョイト考えてみました。
まずね、「規則」の根本的な考え方が違う。日本の規則ってのは厳格で事細かく決められている。一方アメリカの規則は禁止事項さえ守れば後は自由というルーズな考え方。これね、自由度が少ない日本の規則には「責任」というものが見えてこない。しかし、自由度が高いアメリカの規則には、責任(自己責任)がチラホラ見えてくる。そんな違いを、感じるのでございます。
「赤信号で渡るのも、マスクを外すのも自由、しかし自己責任でね」という考え方だと思いますよ。そう考えると、アメリカのコンビニでは、「ズルするのも自由だけど、店主に射殺されても文句言わないでね」というプレッシャーが有るのかも知れませんね(笑)。銃社会のアメリカですから、はね返ってくる自己責任の重さもそれなりということですよ。
クリスチャンの割合が圧倒的に多いアメリカ。子供の頃から刻み込まれた宗教観が、コンビニ内での道徳秩序を守っているのかもと考えます。一方、日本は着々と無宗教化している。新渡戸稲造は「武士道が日本の道徳だ!」と言いましたが、その武士道の精神も今では古典となっておりますからねぇ。
正に「拮抗」という語がピッタリ当てはまる状態なのが、アメリカ大統領選。ほぼほぼ、バイデンさんが当選のようでございますね。と言うか、これが読まれている時には既に決着が付いているのかも。まぁ、トランプさんは相変わらずグズグズ言ってますけどねぇ。
そのアメリカの選挙、デモ中の騒ぎで死人が出るほどの白熱ぶり。殺気立ってますねぇ。やはり「デモ」ってのは殺伐としていなければ! 日本のデモは、な~んかノンビリ歩いてて、太鼓とか叩いちゃって、ゆる~い歌とか歌ってる。基本、「お祭り感覚」なのでしょうね。訴えるという切実感はあまり伝わってこない。
選挙の度に投票率が下がる日本に比べて、アメリカ大統領選のこれだけの盛り上がりが、チョイト羨ましくも思えるのでございます。テレビのニュースキャスターなども自分がどちらの陣営を支持するのかをハッキリ言いますし、企業なども明からさまな政治活動を行います。もっとも、政治献金に関してはそれなりに厳しい法律が有るようですけどね。
アメリカの学校教育では、「自分の意見を持つ、自分の意見を言う」ということを徹底的に教え込まれるのでございます。その一例が、「アメリカ政治」という科目。その授業では、教室で模擬大統領選なんてこともやったりするそうでございます。政治というものを、おぼろげな一般論で学ばせるのではなく、よりリアルな生活に密接したものとして教えております。
さて、「おぼろげな一般論」という語をわざわざ使いました。そう、日本の学校教育が、これ。日本の教育現場は、ことさら「政治的中立性」を要求されるからですよね。学校が生徒を洗脳するようなことが有ってはいけないので、これは当然理解出来る事なのですが、「中立ゆえに触らない」という姿勢が、日本の生徒にリアルな政治感覚を身につけさせる機会を奪ってしまっております。
さて、今日もアメリカ大統領選のお話。トランプさんがグズグズ言っておりますが、その気持ちも分からないでもない。だって、いくらコロナ禍とは言え、郵便投票は、日本の感覚だと有り得ない! せめて、ドライブスルー投票くらいなら、理解出来るのですけどねぇ。
アメリカは「戸籍制度」がないから、当然、選挙人名簿(全国的な有権者名簿)なんて無いのでございます。じゃぁどうやっているかと申しますと、投票の資格を得た人は、自分で「有権者登録」を役所でするのですよね。この有権者登録がくせもの。引っ越した場合は新しい地域で再度登録が必要ですが、それまで住んでいた州の登録も、そのまま本人不在の状態で放置されることになるのでございます。
だからね、想像ですが、アメリカには無数の「幽霊有権者」が存在しているはずなのでございます。もし誰かがその無数の幽霊さんに成り代わって投票していたら? 投票所なら、同じ人が何回も来ればすぐにばれる。しかし郵便投票なので、ばれる事も無い。え~と、シロウト考えなので間違っている可能性もございます。あくまでもワタクシの想像でのお話でございますよ。
また、トランプさん自身は「貧窮層の人達なら、簡単に自分の投票用紙を売り渡すだろう」なんてことを言っておりました。広大なアメリカ合衆国、投票所が近くにない人のために、投票用紙の事前郵送が可能になっております。だからその投票用紙を誰かに売り渡すということも、可能と言えば可能。ただ、これはちょっと無理があるかもね。
そんな「投票用紙の買取」を、大量の不特定多数の一般人に持ち掛けたりしたら、必ず、どこかからリークするはず。だから、トランプさんが危惧したこの方法は、あまり現実的ではないでしょ。何千とか何万票という数字を操作するのは不可能に思えるのでございます。
あと、日本のワイドショー情報ではございますが、投票用紙を読み取る機械が不正にセッティングされているとか、開票場で何かやられているとか、そんなことが疑われております。でね、アメリカの選挙で面倒くさいのは、「投票用紙」とか「読み取る機械」とか「開票方式」とかが州ごとに違っていること。選挙に関する法律が、州ごとに違う。いや、もうそろそろ、そこんところ統一してもいいのでは?
まぁ、トランプ陣営はワァワァ言っておりますが、例え不正か間違いがあったところで、ひっくり返るほどの数字にはならない気がするけどなぁ。でも、ワイドショー情報では、時間稼ぎをすることで違う展開に持って行ける可能性も有るとか。さぁ、トランプさんの往生際、どんなことになるのでしょうねぇ? 土俵際でのうっちゃり勝利も有るのか?
最近のこの欄、どうも愚痴っぽくていけないなぁと思いつつ書いております。で、今日もまた、少しアメリカが絡んでいて、オッパイが登場して、ちょっと愚痴も有るかなって内容。「アメリカかぶれか!」と言われそうでございますが、気にせず始めちゃいますよ。はじまり、はじまり~。
アメリカの邦字新聞『WEEKLY Biz』の社長、高橋克明さんのメールマガジンを購読しております。今週の配信において、「ニューヨークでは、母親がごく当たり前に授乳をしていて、街中で頻繁にオッパイを見る」と伝えております。高橋さんいわく、「アメリカ人は人目を気にしない」とのこと。まぁ、人目を気にしないのと同時に、人が何をやっていても気にしないという国民性、というところでしょう。
でね、日本では、母親が街中で授乳ってのは、非常にリスキーなのですよ。ほほえましく感じてくれる人もいるだろうけど、中には「不謹慎な!」と思う人も必ずいる。赤の他人の母親に説教を始めてしまう人もいる。母親は人目を必要以上に気にして授乳しなければならないし、周りの人は必要以上に気にしすぎている。子育て中のお母さん、立つ瀬がないなぁ。
ワタクシはね、オッパイをあげるってのは実に神々しい行いだと思っているのでございます。それと、今や日本の人口は減少し始めているのですよ。そんなこともありますから、子育てをしているお母さんというのは、もっともっと、優遇され、感謝されることこそ有れ、見ず知らずの人から説教をされるなんてことが有ってはならないと思う次第でございます!(エッヘン)
コミュニケーション好きなアメリカ人の方が人との距離を取るのが上手で、人との距離を取りたがる日本人の方が不用意なコミュニケーションをしてしまう。日本人は、距離を置きたがっているくせに、人の事が気になってしょうがないわけですなぁ。要するに、人付き合いが下手な国民性なのですよ。だから、人付き合いには決まり切った「しきたり」が多かったりするのでしょう。
もうひとつ、子育てお母さんに関するこんなエピソードを聞いていただけますか。お母さんが子供さんを自転車で送り迎えする姿、ございますよね。2人の子供さんを前後に乗せてる豪腕なお母さんも多くいらっしゃいます。でね、かなり以前のことですが、そんな母子を乗せた自転車が転倒したところにトラックが突っ込むという、実に痛ましい交通事故が有ったのでございます。
マスコミは一斉にその事故を連日取り上げ、お母さんが子供を自転車に乗せる問題点を延々と解説。そして、「子供を乗せるための理想の自転車」なる物まで作って紹介しておりました。ただねぇ、その理想の自転車とやら、横に補助輪が付いていたり、巨大なスタンドが付いていたりで、とてもとても、団地やスーパーの駐輪所に置けるようなしろものじゃねぇ。ワタクシ、テレビを見ていて呆れておりました。
本日火曜日の深夜は、アップルイベントの開催日でございます。アメリカ太平洋標準時で朝の10時開催。日本時間に直すと、火曜日の27時(深夜3時)。前回の同イベントは深夜2時からでしたが、アメリカの夏時間が終わっている関係で、今回は深夜3時からの開催でございます。
もうね、さすがに3時からでは、見るのが辛いっすよ。最初の方をチラッと見てましたが、寝ちゃったよ。まぁ、発表されるものは分かっておりますからね。アップル独自開発のCPU(中央演算装置)を乗せたMacの登場でございます。これのどこがスゴイかと申しますと、非常に珍しいコンピュータでの内製化なのでございます。
むか~し、むかしのことじゃったぁ。マイコンとかパソコンなんていうものが世の中に出始めた頃のお話じゃ。パソコンの電源を入れるとな、それはそれは不思議なことが起こったものじゃった。何が不思議かって言うとな、コンピュータはNEC製なのに、真っ黒なブラウン管の画面に最初に表示される文字は「Microsoft」だったのじゃ。
ハードウェアは国産でも、ソフトウェアはMicrosoftのものを使っていたのですよね。Windowsが当たり前になった昨今では驚く事でもございませんが、パソコン黎明期の当時では、画面に他社名が表示される事にすごく違和感を覚えたものでございます。まぁ、分解して中の電子部品を見れば、NEC製のパソコンの中に東芝やエプソンの部品が普通に使われていたりするものですけどね。
そうそう、航空機ってのも、機体とエンジンは別会社であることがほとんど。エンジンってのは、ほんとに限られたメーカーしか作れない大変な部品なのですよ。モータースポーツのF1も同様にシャーシとエンジンは別会社だけど、フェラーリだけは一社で内製してる。それを考えると、50年以上も前に本田宗一郎が純国産のF1マシンを作ってヨーロッパに殴り込んだのは、大変な偉業でございますね。
で、コンピュータの世界も、ハードとソフトが別会社であることがほとんどの中、アップルのMacだけは、36年前のその登場の時から、ハード・ソフトをアップルが内製で作っております。そういう意味では、「コンピュータ界のフェラーリ」と言えなくもないのですよね。ただ、コンピュータの心臓部、CPUという部品だけは、アップルと言えども外製部品を使わざるを得ない状況が長らく続いておりました。
アップルがCPUの内製化に大きく梶を取ったのは、初代iPhone・iPod touchの登場から。この両機種から、アップルはCPUの内製化を始めたのでございます。そして、そして、今度はそのCPUの内製化をMacにまで広げようということで、新しいMacが発表されたわけでございますね。
今日はヘブンネットが大変なことになっていた一日でございました。ページを参照したくても、見るに見られない人が多かったのではないでしょうか。キャストも、写メ日記を更新出来ない。お店の管理画面はかろうじて開くけれど、ひとつの設定ごとに何分も待たされる重さでございました。
運営のお話によると、不正アクセスのためサーバーに極端な負荷がかかっていたとのこと。バックアップを起動したり回線を変更したりと、担当者は大騒ぎだったと思われます。お昼の段階では「夜には復旧」という話だったのですが、どうやら深夜までかかる一日仕事になってしまったようですね。
こういうことがあると、ふと気づきますよね。普段、当たり前の様に存在している物が突然なくなった時、それでいかに困るかを。それでね、時々、こんな心配をすることがございます。「もし○○が世界的に使えなくなってしまったら?」と。
ネットが止まるってのは、単に不便になるだけじゃないですよね。インフラが止まり、銀行が運営停止、流通も止まる。病院では人命に関わることが起きるかも。日常のありとあらゆるものがネットによって制御されている時代でございます。ネットが一斉に止まったら、人類は滅亡の危機を迎えるかも知れません。
でも、ネットというのは1ヶ所が不通になっても回り道をして繋がるようになっている。「世界的に止まる」というのは原理的に有り得ないと言われております。でもね、次に紹介するこんなものが世界的に使えなくなってしまったら、ネットも使えなくなるのですよ。
電気が世界的に使えなくなったら、もちろんネットも使えませんよね。しかし、そんなことが起こり得るのか? SF的なお話ですが、太陽からは常に電磁波が地球に降り注がれております。もしその電磁波が突然強力になって地球上のモーターというモーターのコイルを焼き切ってしまったら?
モーターを使っている機器は全て動かなくなりますし、それ以前に水力・火力・風力発電所の巨大モーターは全てやられてしまって、発電できなくなる。モーターは交換すればいいことですが、世界中の電気が止まった後、それが復旧するまで人類は持ちこたえられるのでしょうか?
これ、単にスマホの地図やカーナビが使えなくなるだけではございませんよ。航空機は昔の有視界飛行に戻る事になるでしょう。事故が多発するかも。戦闘機やミサイルもGPSを使って誘導しております。軍隊の世界も「職人の勘」が重宝される時代になるのかも? と言うか、古い装備しかない後進国のゲリラ的な軍隊の方が優位になる可能性も?
GPSってそもそもアメリカの持ち物だったでしょ。2000年にスクランブルが解除されるまでは、アメリカ軍しか正確な値を読み出せなかったのですよ。スクランブル解除後は精度が格段に高まり、一気に便利になった。でもね、もし、アメリカが気まぐれに「スクランブル始めました」なんて冷やし中華のノリで言われたら、世界中は大混乱でございますよ(笑)。
女川原発の再稼働の件で、宮城県知事が発した言葉でございます。まったくもって、ごもっとも。全ての乗り物は、事故を起こす度に改良が重ねられ安全になる。ところが、こと原発に限っては、そのようなポジティブな考え方はしないのですよね。善か悪かで考えられてしまう。あ~あぁ、原始宗教かよ(笑)。
なぜ福島第一は爆発して、女川は爆発しなかったか? 単純に、非常電源が生きていたかどうかでございます。福島第一も、電源さえ失わなかったら爆発はしなかった。地震による直接の被害はどちらも微々たるもの。地震に対しては強固、しかし、電源喪失に対しては脆弱な設計だった。それが、かの震災で発覚した事実。ここを起点に考えれば、全ての原発を十把一絡げに考えてはいけない事が分かるのですけどねぇ。
幽霊の正体見たり枯れ尾花と申します。人は、「分からない物=恐い=悪」と考えてしまうもの。原発を悪とする原始宗教のような考え方、日本はもうそろそろ卒業しましょうよ。震源地に一番近い女川原発は、あの震災でもビクともしなかった。つまり、「世界で一番安全な原発」と世界中に自慢する事も出来たのですよ!
反対派には、「もし爆発したら逃げる場所がない」という意見もございます。これも「分からない=悪」におかされてますねぇ。原発も、いきなりポンッ!と爆発するわけではございません。予兆が有り、時間的に相当な余裕がございます。さらに、爆発というのは非常に希なケース。一番確立の低いケースに一番のウェイトを置いて備えるという不毛さに気が付くべきでございます。
で、この「一番確立の低いケースに一番のウェイトを置いて備える」というの、東北から福島の沿岸に新設された巨大堤防群が、その不毛さを表しております。あのね、地震というのは地下に蓄積されたエネルギーが歪みの限界を超えて放出されるもの。つまり、一度大きなエネルギーを放出したら、次の歪みの限界まで同規模の地震は起きないのでございます。これは地学的にも統計的にも証明されている、明らかな原理であり事実でございます。
でね、あと何百年か先にしか起きない大地震のために、慌てて巨大堤防群を作っております。そして、そろそろ巨大地震が起きるかもしれないねという時期には、かの堤防群は既に老朽化して使い物にならなくなっているのですよ。あぁ、これを「不毛」と言わずして何と言う! 地震のメカニズムを知っている人は分かっていたはずですが、本当の事を言えば悪のレッテルを貼られてしまいますからね。ガリレオの宗教裁判を彷彿とさせますねぇ(笑)。
ネットの記事で、ちょっと興味深いものに出会ったのでございます。若き日のMr.マリックさんが、まだ手品グッズの販売員だったころの逸話。グッズの売り込みに苦労するマリックさん、ある保険外交員のオバチャンの助言で、目のウロコが取れたというお話でございます。
保険のオバチャンいわく、保険というのは自分のための商品ではなく、残された大切な人を幸せにするための商品。残された人の幸せな顔を想像させるという「夢」を売らなきゃ。マジックのグッズも、買った人がマジックを披露して誰かを喜ばせている姿を想像させるの。グッズではなく、マジックという「夢」を売るのよ、とのこと。
このオバチャン、なかなかのやり手ですなぁ。で、このオバチャンのひと言で、マリックさんのグッズは売れ行きが良くなったそうでございます。お水や風俗のような人気商売も、やはり「自分を売っている」のですよね。で、このオバチャンの言うようなことは、よ~く思い当たるわけでございます。
以前、「繊細な人」のお話をいたしました(【繊細という名の両刃の刃】2020-10-08)。繊細な人というのは、自分が他人からどの様に思われているか、いつも気になっているという一面がございます。接客においても常にこの感覚が有ることを、ワタクシは「お客様の顔が見えている」と言っております。
以前、「繊細な人」は客商売で成功することが多いと申し上げました。それは、常にお客様の顔を見ようとしているから。いや、「誰でも見ているでしょ」と思うでしょ? でも、意外と、見ているようで見ていないのですよ。お客様の顔以上に、「自分を見ている」「自分のやっている事を見ている」人も多いのでございます。
「自分はこれだけのレベルにいるのだから」「自分はこれだけの事をやっているのだから」、だからお客様は満足しているはず、そう考えるのですよね。グッズの長所の売り込みばかりをしていて苦戦中だったマリックさんと、同じでございます。退屈していてもお客様は微笑んではくれる。その微笑みの向こう側にある感情を読み取れるほどには、お客様の顔を見ていないのでございます。
保険のオバチャンは「夢」という語を使いましたが、ワタクシは若い頃から「感動」という語を使っております。お客様を自分の所で止められるか、お客様を自分にリピートさせられるか、常々、その鍵は「感動」だと思っておりました。
で、今日は電話予約に関するちょっとしたお話でございます。この月間予定表で出勤がアナウンスされている期間に関しては、予約可能となっております。ですから、月間予定表が更新された直後というのはほぼ1ヶ月先の予約まで入れられるわけでございます。
ただ、この予約の際、電話の番号通知が必要なのですよね。非通知・公衆電話で予約のお客様には、来店時に会員番号を発行しております。ですので、非通知・公衆電話のお客様もその会員番号を持っていれば、番号通知のお客様と同様に予約を入れていただく事が可能でございます。
さてここで、いろいろ諸事情で、そういった会員番号とやらを持てない(持たない)というお客様もいらっしゃいます。そういったお客様のご予約の場合には、「20分以内に来ていただく」という形で予約を承っております。まぁ言い換えると、「20分で自動的にキャンセルになるよ」という予約でございますね。
このような形で予約を承っているのですが、「20分以内で来ていただく」という予約を受けられない状況が時々あるのですよね。お客様の中には「このやり方が、使える時と使えない時がある」と混乱している方がいらっしゃるかもしれませんね。それを、ご説明いたしましょう。
「20分以内で来ていただく」という予約が使える状況というのは、お店のフロントにお客様が誰も居ない時でございますね。逆に使えない時というのは、既にフリーのお客様がフロントにいらっしゃってキャストを選んでいる状態の時。あるいは、フリーのお客様が2人以上いらっしゃって順番を待っている場合もございます。
要するに、既に先に来店されているお客様の方を優先しているのでございます。「会員番号の無い非通知・公衆電話」の予約というのは、(誠実なお客様が多いとは言え)「いらっしゃらない」というリスクが高いのですよね。ですので、どうしても目の前のお客様を優先せざるを得ないのでございます。
この場合、「会員番号の『有る』非通知・公衆電話」のご予約の場合は、その様なリスクを考える必要がございません。ですから、目の前のお客様に、「今、○○で予約が入っているのですが、お客様の方が先にいらっしゃっているので優先します」みたいなネゴシエーション(交渉)をするわけでございます。そういったやり取りに出くわしたお客様もいらっしゃるのではないでしょうか。
当店は、「非通知・公衆電話」も着信拒否せずに取っております。非通知の電話ではイタズラも多く、どうしてもある程度のリスクを考えなければならないのですよね。ですので、非通知・公衆電話でしか予約を入れられないというお客様は、来店された時に、出来るだけ「会員番号」を作って頂いた方がよろしいかと存じます。
NHK BSに『こころ旅』という番組がございますでしょ。火野正平さんが老体にムチ打って日本中を自転車で走り回るという番組でございます。で、先週から今週の2週に渡って、福島県を走っております。その番組のある一場面に、ワタクシは注目したのでございます。
電柱に「はね駒(こんま)」の文字が!「はね駒」と言えば、福島を舞台にした斉藤由貴さん主演の1986年の朝ドラ。つい先日まで再放送をしておりました。斉藤由貴さん、かわいかったですねぇ...いや、それは置いといて...その電柱の横を走り去る火野正平さんの自転車、その「はね駒」の電柱には一切触れず、完全スルーしたのでございます。
あれ~? と思って画面をよく見ると、電柱には「銘菓」の文字が! そう、菓子店の広告だったのですよね。それでみなさまのNHKは完全スルー。ただね、ワタクシ、この「はね駒」という名前のお菓子が気になって気になってしょうがない。矢も盾もたまらない。ネットで検索するとアッサリ発見! 配送もしている。光の速さで発注でございます!
楽天市場に、その菓子店が出店しておりました。サイトの写真を見ると、「はね駒」の他に、何やら美味しそうなおまんじゅうが! 「これ、ワタクシの大好きな、パイ生地のおまんじゅうやん!!」。「はね駒」とそのパイ生地のおまんじゅう、合わせて発注でございます。
世の中便利になりましたねぇ。ワタクシが『こころ旅』の電柱広告を目撃したその翌々日には、そのお菓子が手元に届いているのですよ。ダンボール箱の大きさも過不足なく、ちょうど良い大きさ。お菓子の説明書きによりますと、朝ドラ『はね駒』の放送開始を記念して発売されたお菓子だとか。箱から出すと、こんな感じでございます。
パイ生地のおまんじゅうは「松川浦」という名前なのですね。くるみ餡・かぼちゃ餡の詰め合わせになっておりました。これと同じようなのを、時々、コンビニで見つけるのですよね(多分、コンビニのは山崎パン製)。パイ生地のおまんじゅう、見たら分かる、美味しいやつやん! というわけで、実食! でございます。
お茶を入れ、お気に入りのカップとソーサーに「はね駒」と「松川浦」を乗せまして、しずしずといただいたのでございます。「はね駒」は、いわゆるレーズンサンドでございますね。でも、原材料を見ると、レーズンだけじゃなくオレンジやりんごも入っている様子。そして、クッキーは、ごくごくしっとりで柔らかめ。唾液を持って行かれないので、食べやすいワタクシ好みのお味でございますです。
今日もまた、朝ドラ『エール』の話題から、お話を始めましょうか。本日放送分に、バナナマン日村こと「日村勇紀」さんが、ラジオドラマの音響効果係として出演されておりました。これがねぇ、上手。とにかく、間がいい。この人は、もっと俳優としての仕事が来ても良いのではないでしょうか。
お笑いの人は長年コントをやっていますから、間を取る「勘」がよろしいのでしょう。お笑いで重要なのは、「わざと間を外す」ということ。その違和感が笑いに繋がるのでございます。「外す間」があれば、当然、「外さない間=自然な間」というのもございます。今日は、この二つの「間」をご説明いたしやしょう。
自然な間というのは、文字通り、日常生活で自然にやっている動きの事でございます。普段、無意識にやっている事なのですが、これを舞台でやろうとすると、それはそれは大変、なかなか自然には動けない。だから、俳優は演技の勉強をするわけですよね。日村勇紀さん、さぞかし緊張されたでしょうが、その緊張感の中で自然な間で演じられている。いやぁ、素晴らしいですよ。
じゃぁ、どうして、わざと間を外すのか? ということですよね。もし自然の間だけでドラマを作ったら、それはドキュメンタリーになっちゃうのでございます。ところどころに「自然じゃない間」が挿入される事で、ドラマに「引っかかり」が生まれる。それが、文字通り、ドラマチックな展開を生むのでございます。
ここで、面倒くさがり屋さんが勘違いしやすいことがございます。「外したところに感動があるのだから」とばかりに、外すことばかりを練習する。しかしですね、自然な間という背骨がしっかりしているからこそ、外す事をコントロール出来るのですよね。背骨も無いまま外すことに集中するというのは、「奇をてらう」という状態になってしまうのでございます。
何事も基本が大事と言われるのは、ここに有るのですよね。基本から外れたところに感動は有るのですが、その「外す事」をコントロールするのには基本が必要となってくるジレンマ。初心者の頃には気が付かず、上級者にならないと気が付けないというジレンマ。芸事の世界というのは、奥が深いですねぇ。
この「間を外す」ということ、芸風全般にも当てはまるのでございます。どんな人気商売でも、最初は「売れ筋路線」で売り込むのが定石。この売れ筋路線が、先ほどの「自然な間」に相当するのでございます。で、安定期に入ってから、ちょっと「外れた事」もやってみる。すると、それが新鮮さを感じさせたり新たな客層を生んだりするのでございます。
ちょっと前のマツコ・デラックスさんと有吉弘行さんの番組で、一般からのこんな投書を取り上げておりました。アパレルショップの店員さんからの投書なのですが、「試着室で撮影だけして何も買わずに帰って行く客が多くて困る」とのこと。インスタグラム等に載せるためなのでしょう。畳み直す店員さんも大変でございましょう。
で、まぁ迷惑行為はやめましょう的な普通のやり取りが少し有ったのですが、マツコ・デラックスさんがこんな発言をしたのですよね。「撮影をしていった人たちがネットに揚げることでの宣伝効果を考えると、あまり責められないかな。むしろ、これからは『見本しか置いていない店』というのが出来てくるはず」と、マツコ談。このマツコさんの言葉に、後々、更に驚かされる事になるのでございます。
それからしばらくして、『日経ビジネス』に「『在庫を置かない店』アパレル大手が展開」なる記事を見つけたのでございます。店頭に置いてあるのは、全部「見本」。試着して気に入ったら、店舗で支払い。商品は自宅に配送されるというシステム。多分、マツコ・デラックスさんもこの流れを知っていてのテレビでの発言だと思うのですが、その知識の広さに驚きでございます。
アパレルショップってのは、陳列されている商品の2~3倍の商品がバックヤードに用意してあるそうでございます。その在庫管理のスペースと手間ひまがなくなり、店員は接客に集中出来るとのこと。コロナ禍の逆境の中での苦肉の策とも見えますが、ひょっとしたらこれが主流になる可能性も秘めている。今は実験段階というところなのでしょうか。
ワタクシは、マツコさんまでは行かないけどちょっとしたポッチャリ体型。洋服を通販で購入するのは、かな~りリスキーなのですよね。ショップで商品を何着も試着するというのもちょっと気が引けるのですが、「見本専門店」ということであれば、気兼ねなく試行錯誤できる。ワタクシの様な体型の人にはうってつけかも。
本当に久しぶりに、ムックの入荷でございます。前回の入荷が6/1なので、ほぼ半年振りのムック発刊でございます。これも、コロナの影響なのでしょうか? で、今日紹介するムックが、これでございます。いつもながら、URLのリンク先はエロエロ画像、クリック・タッチはお気を付けて。
表紙・裏表紙
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『女体化改造美少年』、サンワムックの「リアル家畜シリーズ」でございます。240分収録のDVDが付いていて、定価¥3,200を、当店ご利用のお客様には¥2,700でご提供。では、内容を紹介していきましょうか。まずは、付録のDVDのメニューから。
まず、このムック、至極誠実に作られております。まぁ、発行元は大手の三和出版でございますからね。表紙に載っている可愛い子2人、この2人がDVDにもしっかり登場しております。表紙・裏表紙・本誌内容、これら全て、付録のDVDの内容に沿ったものを掲載してますので、「表紙に偽りなし」といったところでございます。
このシリーズの安心なところは、「オリジナル映像」の新作であること。ただ、DVDに240分をムリクリ詰め込んでおりますから、市販のAVと比べると画質がちょっと落ちるのは致し方ないところでしょうか。でも、ムック本誌のスチール写真は、動画からの書き出しではなく、スチール専門のカメラマンが撮影しております。では、DVDの内容を、少し、ご紹介いたしましょう。
今日は、NHK Eテレの『漫勉neo』という番組で、チョイト興味深い発見が有ったので、ご紹介いたしましょう。この番組は、漫画家の「浦沢直樹」さんが同じく漫画家の人をゲストに迎え、そのゲストの方の漫画の書き方を拝見しながら語り合うという番組でございます。その番組の一場面でございます。
ゲストは、少女漫画家の「西炯子(のりこ)」さん。浦沢さん、西さんのペンの持ち方を「独特な持ち方ですね」と切り出して、話を進めます。テレビ画面を見るに、確かに、チョイト変わった持ち方をしていらっしゃる。浦沢さんいわく、この持ち方は小指を起点とした毛筆的な持ち方だとのこと。中国の細かい絵付けをする人の面相筆の持ち方に似ているそうでございます。
ワタクシ、ちょっと試してみましたよ。まずは、ごく一般的なペンの持ち方をしてみる。次に、実演する浦沢さんの様に手首を返して、西さんのような持ち方をしてみる。フムフム、確かに、毛筆の様な手の形になる。で、ワタクシ、気が付きました。一般論な持ち方は手首の自由度が高いのに対して、この持ち方は手首が固まるのですよね。細かい作業に向いているというの、納得でございます。
いやぁ、浦沢直樹さんの博学ぶりに感心いたしましたが、2人の会話はまだまだ続くのでございます。ペンの持ち方を子供の頃に矯正されたけど、結局直らなかったという西さん。すごく筆圧が低く、漫画家になってからもずっと自分の弱点だと思っていたそうでございます。でもそれを浦沢さんは、オリジナリティだと断言。この持ち方だからこそ出る繊細さが、西さんの魅力だとのこと。
ワタクシ、このやり取りを見てましてね、「躾(しつけ)って、何だろう」と、ふと思ったのでございます。鉛筆の持ち方、箸の持ち方、日本ってのはやたらうるさいですよね。持ち方が悪いと、人格まで否定されたりする。でも、その型のお仕着せで、どれほどの才能の芽を潰しているのかなと、ちょっと頭をよぎったのでございます。
日本では、やたら「過程」が重要視される。たとえ結果が出ていても、過程が悪いとその結果まで否定ですよ! そうそう、算数の授業で「30円×2個」を「2×30=60」と書くとバツにされたりする。日本の企業の多くがリモートに抵抗感を持っているのは、「仕事をしている様子(過程)が見えないから」という理由とのこと。あ~あ。
その型にはめた教育を打破するはずだったのが、かつての「ゆとり教育」なのですけどねぇ。いつしか、その「ゆとり」が斜め上の方向に向かっていって、「ゆるい型にはめる」という教育になってしまった(笑)。「結果が出せれば、その過程はゆとりを持って評価する教育」という名称だったら良かったのですけどねぇ。
近年はやりの、昭和歌謡のカバーアルバム。こんな感じの曲が詰め込まれたら、ついつい買っちゃうなぁ。ダウンロードではなく「円盤」を購入したのは、初回限定版にだけ付いてくる「弾き語りバージョン」のオマケも欲しかったから。あ、ポストカードもオマケに付いて来たけど、どうにも使い道が分からん(笑)。
宮本浩次さん、この人の歌い方って、音楽的に見ると、ちょっと難が有る、と言うと大変失礼になっちゃいますね。その難を補って余りある魅力が有るからでございます。まぁしかし、長年あの歌い方をしていて、よく喉を潰さないものだと感心しております。むしろ、あの声だからこそ乗る魂というものも有るのでしょう。
身体能力が恵まれている人というのは、時として「器用貧乏」に落ち込む事がございます。要領よく到達できる事が、かえって仇(あだ)となるのですよね。逆に、ハンデキャップが有ったりすると、それを何かしら他のもので補わなければならなくなる。そのパワーが魂となって歌に乗っかるということもございます。
美声で有るがゆえに苦戦した人も、いらっしゃいますよ。「やしきたかじん」さんなんかは、その一例。普段乱暴な物言いをすることが多かったたかじんさんでしたが、歌を歌う時の声は大変な美声。歌い方も至極純粋。本来、純粋な心根の方だったのでしょうね。
でも、その純粋さが、かえって仇となったかも。皮肉なもので、歌っていうのは、純粋ばかりではかえって感動が少なくなる。ほんのちょっと不純物が混じっていると、途端に魅力が増したりするのでございます。まぁ、ご自身の歌をあえて「汚す」ということは、一途なたかじんさんのポリシーが許さなかったでしょうね。たかじんさんはあれで、完結なのでございます。
余談ですが、甘い物にほんのちょっと塩を振ると、より甘くなる。シリコンというただの土にほんのちょっと不純物を混ぜると、トランジスタの原料になる。ガラスの原料にほんのちょっとの鉛を混ぜると、クリスタルガラスになる。「ほんのちょっとの不純物」が大活躍しているものというのは、いろいろ多いのでございます。
GoToナントカというのが迷走しておりますねえ。「第3波だぁ!」「医療崩壊だぁ!」と叫ばれておりますが、あ~ぁ、バカらしい。こういうのは賛否両論あるべきなのですが、新聞もテレビも悲観的な言葉で染まりきっている。いやだ、いやだ。
まずね、「感染者数が、過去最高!」なんて言われてますが、あのね、春先に比べて検査数が10倍になっているんですよ。感染者数の「絶対数」が跳ね上がるのは当然! 語られるべきは全体に対する割合、つまり「陽性率」なのですけどねぇ。その陽性率は7月以降ずっと7~8%と少なめで横ばい。むしろ陽性率20~30%だった4月の方が深刻なのでございます。この統計マジックを、どのマスコミも暴露しない。いい加減にしろ!
さらに、日本のコロナによる死者は、現在で2千人ほど。欧米じゃぁ数万人・数十万人の規模で死亡者が出ているのですよ。今、コロナをことさら恐がるべきなのかどうかという議論が、もっとなされるべきでございます。コロナをインフルエンザと同じ扱いに下げるだけで、医療施設の負担は大きく下がる。医療を圧迫しているのは感染者ではなく伝染病扱いにしている法律の方だと、ワタクシ、断言いたします。
クラスターの追跡で保健所がアップアップだということですが、「無症状の感染者」が存在するのですから、そもそも追跡とか封じ込めとかは不可能でしょ。緊急事態宣言を解除した時点で、「追跡や封じ込めに拘らない対応」に切り替えるべきだったのでございます。そうすれば、保健所や病院の貴重なリソースをもう少し有効に使えたとも思いますよ。
じゃぁ次は、GoToナントカを批判しましょうか。結局、GoToナントカは、それを仲介している業者が一番ウハウハしているということになりましたね。違うやり方をしていれば、もっと末端の飲食店や宿泊業を潤わすことが出来たはずなのですけどねぇ。GoToナントカを発案した官僚には、業者から何らかの厚遇が有ったのでは?とゲスの勘ぐり。アベノマスクと同様、官僚にいいように振り回されている政府ですよね。
そのGoToトラベルを急きょ停止するとか、行き当たりばったりですねぇ。きっと、一番アップアップしているのは、政府の方々なのでしょうね。横っ腹を突っつかれると、衝動的に動いてしまう。もっと堂々としていればよろしいのにね。まぁ、ネットに氾濫する赤裸々な批判の言葉を自分で見る事が出来てしまう時代では、政治家がタヌキでいるのは難しい時代なのかもしれませんねぇ。
今日は、3連休のまん中。だいたい、3連休のまん中ってのはお店がノンビリしてしまうもので、今日も夕方までは非常にバタバタしておりましたが、夜はさっぱりでございましたね。店番をしながら、大相撲の結果を気にしたり、溜まったドラマの録画を消化したりしておりました。
大河ドラマ『麒麟がくる』の録画が2ヶ月分ほど溜まっておりましたので、古いものから3話ほどを消化。テンポが速くて面白いですねぇ。ただテンポが速いだけに、ウカッと見ていると「アレッ? この人、どこに住んでてどの一派の人だっけ?」なんてことになる。人物相関図を片手に、録画を時々巻き戻しつつ、ウィキペディアの史実を少しカンニングしながらの大河ドラマ視聴でございます。
あと、混乱しまくりだったのが、唐沢寿明主演の『24 JAPAN』。アメリカンドラマ『24』の日本版でございます。アメリカンドラマによく有る群像劇スタイルでございます。様々な立場の人が同時進行で描かれますので、時々「?」となる事も有る。たまたま1話~7話を2時間にまとめたダイジェスト版が放送されて、やっと全体像がハッキリ見えてきたところ。でもまだ、17話も残っているのですよね。
偶像劇というのは、複数のエピソードが重層的に同時進行で描かれ、それぞれ何話にも渡ったエピソードがバラバラに始まってバラバラに終わるという構造。もちろん1話ごとに起承転結は有るのですが、多くのエピソードが数話をまたいでいるので、1話ごとに多少の消化不良感が残る。でも、そのエピソードの錯綜ぶりが群像劇の面白さなのですよね。
アメリカンドラマにはこの群像劇スタイルが多いのですが、日本のドラマでは非常に少ないですよね。ドラマが難解になりやすく、1話でも見逃すとストーリーが全く追いかけられなくなったりいたします。難解なドラマが敬遠されやすい日本では、やはりリスクが大きいのでしょう。1話完結、あるいは朝ドラのような1週で1エピソードという形になっちゃうのでしょうね。
ワタクシが初めて群像劇スタイルのドラマに出会ったのは、深夜に見たアメリカンドラマ『ヒルストリートブルース』でございます。とある警察署を舞台にした群像劇ドラマ。ドラマと言えば1話完結が当たり前と思っていたワタクシには、毎週の消化不良感で「?」の連続。でも見入っていくうちに、それぞれの登場人物に妙に感情移入している自分に気が付くのですよね。群像劇特有の、錯綜、迷走といった流れが、実生活のそれに近いからでしょうか。
9年前のMac miniと16年前のワコムのペンタブレットを使って描いております。ペンタブレットですので、「まるで紙に描いているような描き心地」...のはずなのですが、なんかマウスを使って描いているのと大差ない出来栄え。まぁ、ワタクシの描画力の限界といったところでしょうか。あぁ、誰かが「宝の持ち腐れ」と言っているのが聞こえてくる....
このまな板みたいなのを専用のペンでグリグリやりますと、ディスプレイ画面のマウスポインタもグリグリ動くというカラクリ。このタブレットはあくまでもポインタを動かすだけの道具でして、画面を表示する機能はございません。そんかわり、お値段お安め。画面表示の出来る「液晶タブレット」なるものもございましたが、そちらは何十万円もするプロ御用達マシーンでございました(当時)。
おやおや~、「画面表示の出来るタブレット?」、そう、今、普通に売られているタブレット(iPadとか)が、正にそれなのでございます。で、このワコムのペンタブレットですが、かつて雑誌の広告を自作していたころは大活躍でしたが、紙媒体が無くなった昨今では、全く出番がなくなったのでございます。唯一、写真から人物を切り抜く際に出番が有ったのですが、今ではPhotoshopにその機能が盛り込まれ、クリックひとつで出来る様になっちゃいましたからね。
今日は、午前中、大忙し。鍵の救急車へ行って新しい鍵を購入。寮まで行って、いざ鍵を交換...しようとしたら、寮の鍵を忘れてきた! そのまま、寮とお店をひと往復。寮に戻った時、向こうずねを思いっきりぶつけてうずくまる。若くないんだから、ゆっくり行動しなければいけませんね。
「ママ」とい役職を20年もやっておりますと、キャストから「ママ、人が変わった!」と言われる事も往々にしてございます。まぁ、良い意味でも悪い意味で言われる事が有り、時には「心外だなぁ」と思う事もございます。今日は、三種類の「人が変わった」をご紹介いたしましょう。
価値観や基本原理というものは、長い月日の移り変わりで変わる事もございます。例えば「お店の経営方針」とか。これはあまりコロコロ変えるべきものではございませんが、世の中も変われば、客層も変わる。自分の体力も変わる。長~いスパンで見れば、少しずつ軌道修正を求められる事も多い。変わると言えども、極めてゆっくり変わって行く長期的な変化でございますね。
人生は無数の「決断」の積み重ねでございます。朝に決断しそれを夕方に翻したりいたしますと、「朝令暮改」「コロコロ変わる」などと言われて信頼を失います。これを避けるために必要なのは、「展望」と「覚悟」。展望が有れば、説明が出来る。この説明が、従ってくる者を安心させるのですよね。あとは、自分の決断と心中をする覚悟あるのみ、でございます。
日々の細かい決断では、「臨機応変」を求められる事も多いもの。自分で処理する分には問題ないのですが、もし他人が絡んでくると、「前回は違う指示をもらいました」と愚痴を言われる事になる。ここにも、管理者の説明能力が問われる事になりますねぇ。で、説明をするとかえって現場が煩雑になりそうな場合は、「あえて臨機応変をしない」という判断をすることもございます。まぁ、それも、臨機応変の内でございますねぇ。
え~と、すごい長い前置きでございましたが、政府の「GoToナントカ」がコロコロ変わっていることへの「イヤミ」でございます(笑)。コロナに関して、「救えたかもしれない命」なんて言われてますが、ワタクシに言わせれば、人間の死は全て、救えたかもしれない命なのでございます。そこを勘違いしちゃぁ、いけねぇよ!
NHK Eテレのとある番組で、サカナクションの山口一郎さんとNEWSの増田貴久さんが対談をしておりました。その会話の中で、「アイドルって、何でしょう?」という話題が出る。増田さんは既に30代半ば。ワタクシ的には、「既にアイドルは卒業しているのでは?」と思っておりましたが、ご本人の実感ではそうではない様子でございます。
日本のアイドルってのは、ことさら、「子供でいること」を要求されますからねぇ。世界的にも、日本独特なんじゃないですか? アニメも、主人公はみな「子供」か「少年・少女」。そうしないと、売れないのですよね。ある意味、芸能に関しても、日本はすっかりガラパゴス化しておりますねぇ。
韓国ドラマの「愛の不時着」が、世界的にヒットしております。韓流アイドルの「BTS(防弾少年団)」も、グラミー賞にノミネート。映画では「パラサイト半地下の家族」がアカデミー賞を受賞。韓国のエンターテインメント産業は、今や世界トップレベル。これ、たまたまとか、偶然とかじゃぁないですよ。
韓国は、20年以上も前から、芸能に相当な予算を充てております。大学に映像専門の学科を新設し、とにもかくにも「人材」を育てる事に躍起になってきたのでございます。やはり、芸能は予算、つまりお金が物を言うのですよね。そして、継続力。20年前に蒔いた種が、今、実を実らせているという感じででしょうか。
そして、韓国の芸能は、最初から「世界進出」を目標にしておりました。韓国映画はいつもハリウッドの方を向いていた。K-POPは常に洋楽をたたき台にしていた。そして、「英語」にものすごく力を入れて来ている。一時期は日本の市場にくい込んでいた韓流芸能ですが、日本は単なる「踏み台」でしかなかったということでございます。
韓国を文化産業のトップに押し上げる、その礎を作ったのは、1998年のキムデジュン元大統領。当初より「映像を輸出産業にするんだ」とグローバルな発言。キムデジュンさん、先見の明がございました。日本じゃ、マンガ好きな麻生さんが似たような事を発言したのですが、やたら白い目で見られましたからねぇ、今思えば、残念。
その日本のマンガ、グズグズと法整備を遅らせている間に海賊版が氾濫してしまう。日本のアニメは世界中で見られているにもかかわらず、日本のアニメーターは薄給で、人材を育てるどころか逃げ出す人も出てくる始末。日本のマンガもアニメも映画も、みんな異常な低予算でよく頑張ってると思いますよ。
今日もまたテレビの感想で申しわけないのですが、Eテレの『エウレーカ』という番組で、魚の生態に関するお話をしておりました。魚を増やすために「放流」というのを行いますが、その放流、お魚がいなくなってからやっても全く効果がないそうでございます。
え~と、どういうことか、ご説明しますね。お魚というのは非常に賢くて、長く住んでいると、自分の環境の危険度を学習しているそうでございます。いわゆる、「生え抜きの魚」でございます。生え抜きの魚が残っているところに新たに放流をしますと、生え抜きと新参者ならぬ新参魚が群れを作ります。すると、新参魚は生え抜きから環境の危険度を学習することが出来るのですね。群れが一丸となって生き残れるということでございます。
これがね、お魚が全くいなくなった所に放流をしますと、新参魚ばかりで群れを作る事になる。環境の危険度はこれから学習をするという状態。これではあっさりと全滅してしまうそうでございます。つまり、環境を回復するには、まだ生え抜きの生物が残っていることが重要ということ。全滅してしまうと、元の環境に戻すのは非常に難しくなるということでございます。
話は飛んで、最近はコンビニに焼き魚・煮魚が並んでおりますよね。いかにもコンビニらしい綺麗で密封されたパッケージングがされております。あれ、全国規模で見ると、毎日大量に売れ残っているのでしょうねぇ。コンビニの売れ残りは焼却処分。一部は家畜の餌になるとは言え、もったいないなぁ。これさ、街のお魚屋だったりすると、売れ残りを佃煮にしたりして有効利用するのですよね。資源の有効利用で考えると、街のお魚屋は、もっと優遇されるべきだと思うなぁ。
ネオン街に現れる“セレクトショップ”。路上生活者が「売れ残り」を救う/夜のパン屋さん
https://www.asahi.com/and_w/20201110/2588878/
このパン屋さんは、夜しか営業していない。パンを作っているわけではなく、他のパン屋のその日の売れ残りを回収して並べている。価格は定価。各パン屋から売れ残りの商品を「預かっている」という形なのでしょう。売れ残りにも関わらず、毎日、多くの人が買いに来ているそうでございます。残り物とは言え、商品は一流品。そして、「夜でも確実にパンが並んでいる」という安心感が、人を呼び寄せているのでしょう。
これさぁ、コンビニがこれをやったら? 時短営業でゴタゴタしてますけどね、もう完全に、お昼の店舗と夜の店舗を分けてしまう。そして、お昼の店舗で売れ残った商品をゴッゾリ回収しまくって、夜の店舗に並べてしまう。だから、夜の店舗はそれほど多くなくてもいい。店内の商品は全部、多店舗の売れ残り品だから、商品管理もやりやすい。いかがなものでしょうか?
コンビニってのは、棚を空けないように、ちょっと多めに発注してるでしょ。これが大問題。売れ残ること前提で店舗が回っているわけですな。そして24時間営業をしているので、常に新鮮な商品が並んでいる一方で、ほんの少し古いだけの商品が絶え間なく発生する事になる。このほんの少し古いだけの商品をかき集め、ひとつの店舗でそれ専門に販売してしまおうという戦略でございます。
昼間の店舗は、夕方までの分をギリギリの量で発注し、たとえ売れ残りが発生しても回収されて夜間店へ運ばれるので、廃棄の心配をしなくてもいい。単なる時短営業だと、この廃棄の負担が大きくなるのですが、売れ残りを夜店舗に回す事によって、その廃棄の心配をせず、時短営業が可能となるわけでございます。
朝ドラ『エール』が終わっちゃいました。最後の数週間は演出がやりたい放題、出演者もノリノリで演じていて、見応えが有ったのでございます。本編では出てこなかった「ガメラの歌」も、最終話の特別コンサートで出てきましたしね。特に今年は色々あったので、名残惜しゅうございます。
次回作の『おちょやん』は、杉咲花さんの主演。この女優さん、2013年の『夜行観覧車』というドラマで、キレッキレに切れまくる女子高生の役を演じていたのが、ワタクシにはとっても印象的でございます。回鍋肉のCMにも出ておりましたしね。気取らず、振り切る事の出来る女優さんということで、『おちょやん』の方も、楽しみでございます。
ただね、NHKに出てくる役者さん、特に女優さんの顔ぶれってのは、「NHKのお気に入り」に集中する傾向がございます。同じ女優さんがNHKばかりに主演するという状態が起きる。これがつまらないですよねぇ。もうちょっと、「突拍子もない」起用というのが増えて欲しいと思う次第でございます。「みなさまの受信料で支えられているNHK」なんですから。
これはね、まず「朝ドラの端役で出演」させ、これがカメラテスト代わり。その後、他のドラマや朝ドラ・大河ドラマの端役を何度か経験させて、NHKのお気に入り度がマックスになったとき、「朝ドラの主演」の名誉が転がり込むという流れ。このシステムが有るので、同じ女優さんが何度も起用されるということになる。まるで、会社組織の出世道の様でございます。
もうね、NHKは半民営化しちゃてもいいと思っております。受信料に関する感覚が、昭和のままで止まっている。料金が高すぎるし、デジタル管理出来る今の時代にそぐわない徴収方法を後生大事に残しすぎてる。ニュースや災害報道以外は外部の制作会社に発注でいい。受信料も民間のアドバイザーを多数起用して、今どきのシステムと料金に変えれば、いくらでも受信料収入は入ってくるはずですよ。
で、もうひとつ、ご報告がございます。長らく、グッズというものをお配りしておりませんでした。オフィシャルサイトの「GOODS」のページも、2001年から固まっております。「え? そんなページ、有ったのか?」と思われる方も多いかもしれませんね。
ただ今、肩と腰と向こうずねを痛めておりまして、満身創痍状態。腰の痛みはやや抜け出せそうかな。朝、お尻をちゃんと拭けましたからね(笑)。もうね、痛いからと言って休んでいられない。動き回っております。まぁ、動いた方が回復も早いのですよね。
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