店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
昨日の書き込みは、お休みさせていただきました。新人さんが入りまして、ホームページ更新など、バタバタしておりましたので。で、本日は、チョイト大胆な内容でございます。人によっては、「名古屋薫は公私混同だ!」とか、「職権乱用だ!」「セクハラだ!」と思われる方がいらっしゃるかも知れません。まぁ、とにもかくにも読んで下さいませ。
新人の「川原りこ」さんが入りまして、いろいろ指導しております。しかし、まぁ、18才という若さは大変よろしいのですが、風俗店がどういうものかということが全く知らない状態。加えまして、性体験も非常に少ない様子。この状態で、いきなりお客さまにお相手させるのもどうかと思い、ある事を実行いたしました。
それはですね、新人さんが客となり、ワタクシがコンパニオンになり、実際に「体験」することでございます。服を着たままのシュミレーションであれば、新人の研修時には必ずやっております。しかし今回は、裸になり、シャワーも浴び、服を脱いでの本格的なシュミレーション。あ、さすがにワタクシは、ポッテリお腹を隠すために上半身はTシャツを着ておりました(笑)。
キスも未体験という新人さんなので、まずはキスから。軽い口づけからディープへ。ファーストキスがニューハーフヘルスのママさんというのも気の毒なお話でございます。まぁ、ファーストでありますから、キスはそれほど上手くない。けど、抵抗感はほとんどない様子。それと、たいへん清潔感のあるお口であることに気づきました。非喫煙で虫歯もなく、普段から清潔にしているのでしょう。
さて、お次は、フェラ。これは、まずワタクシがお手本をやって見せる。次に、交代。その後に、シックスナインの時のポジショニングを軽く説明。フェラの実習はゴムのおもちゃでも可能ですが、今回はお互いに「現物」を使っての実習。実際の接客では、咥えることも、咥えられることもございます。ですから、現物を使って「精神的な免疫」を作っておくというのも、もうひとつの重要な目的でございます。
こちらは、そこそこ上手。覚えるのが速いのでございます。というか、オチ○チンの感じるところや力加減は自分のモノでよく分かっておりますから、他人に接するときにもやり易いというのが、ニューハーフ・女装子さん・男の娘の強みでございますね。フェラに関しても、やはり抵抗感がない様子。ふむ、ふむ、このお仕事、向いているかも。
あと、ア○ルプレイ、逆ア○ルプレイのポジショニングを大まかに体験させましたが、こちらは挿入なし、形だけ(そりゃ、そうだ)。そして、プレイ後にオチ○チンをティッシュで拭いてあげる際のテクニックなどを現物でやって見せ、お互いにシャワーを浴び、送り出しまでやって、実技指導は終了。ヘルス40分のコースを、ほぼリアルタイムで体験実習したのでございます。
男子にしては、体毛がかなり薄いのも特徴でございます。ヒゲは非常に薄いので、お化粧はあまり苦労をいたしませんでした。アゴの下のチクチクも皆無。すね毛や腕毛は少しありますが、全般的に「体毛が非常に細い」ので、触っていてもあまり気になることはございませんでした。
そして、立ち居振る舞い。これは、普通の18才の男子でございます。もちろん、直すポイントはいくつか指導しておりますので、これから徐々に変わっていくでしょうが、18年の男性としての生活で体に染みこんでいるものというのは、変えるのがなかなか難しいでしょう。立ち居振る舞いに関しては、慌てない、慌てない、少しずつ、少しずつ。
さてさて、名古屋薫の新人レポートでございました。新人が入ると、いつもこんなことをしているわけではございませんよ、念のため。今回は、性体験・風俗体験がともにほとんど無いという状態でしたので、さすがにそれでお客さまに当てるのも危なっかしいということで、実行いたしました。
トランジスタという電子部品の型番でございます。子供の頃に自作ラジオや電子工作をした人にとっては、超メジャーな部品の型番。そういえば、タモリさんが真空管の型番に詳しいですが、やはり子供の頃に真空管ラジオとか自作したのでしょうねぇ。
さて、この「2SB56」というトランジスタは、ゲルマニウムトランジスタという種類の部品。電子回路に興味のない方には退屈かもしれませんが、チョイトお付き合いを。このゲルマニウム型のトランジスタは、現在ほとんど生産されておりません。現在はシリコンを使ったシリコントランジスタに置き換わっております。
朝ドラ『ひよっこ』のシーンでは、調達の都合でしょうが、ところどころ現代的な部品が登場しております。今ではプレミアが付いて高額になってしまったゲルマニウム型は画面には登場せず、もっぱら安価なシリコン型トランジスタが大量に小道具として使われているようです。
ここでですね、ちょいと、トランジスタの実物を知っている人には「ニヤッ」とさせられるエピソードがございます。主人公のみね子が、生産ラインで、頻繁にトランジスタの向きを間違えたり「足」と呼ばれる針金を曲げてしまったりするのでございます。
ゲルマニウム型は、金属の円筒形のケースから細めの三本の針金が出ている形になっております。『ひよっこ』の年代ですと、使われているのはほぼ間違いなくこのゲルマニウム型。円筒形で向きが分かりにくく、しかも三本足が三角形に配置されており、細い針金は曲がりやすく、基板に指す際に向きを間違えたり足を曲げてしまうというのは、よく分かるお話でございます。
一方、画面で使われているシリコン型は、かまぼこ形の樹脂製で三本足も固めの針金が一列に配置されております。こちらは、向きを間違える心配は少なく、程よく扱いやすく、足の針金もよほど力任せに押し込まない限り曲がるようなものではございません。
まぁ、ドラマの流れには全く関係のない雑知識。電子工作の際、実際に向きを間違えて半田付をしてしまい、後から外して付け直すなんて体験のある人が、ニヤッと出来るエピソードでございますね。熱に弱いトランジスタをコテの熱で壊してしまい、ベソをかいたのは懐かしい思い出。
その当時の言葉として「トランジスタガール」という語がございます。「トランジスタグラマー」という語が別にございますが、こちらは(トランジスタの様に)小柄でスラッとした知的な女性を称した言葉。トランジスタガールは、当時のトランジスタ工場で働く女性達を指した言葉でございます。
ゲルマニウム型のトランジスタは、小さな缶の中で、小さな小さな金属片に、小さな小さな小さな針が接触しているという構造になっております。当時、女工に顕微鏡が用意されるはずもなく、多分、虫眼鏡程度の機材で、「手作業で」この部品の調整をしていたはずでございます。
この非常に細かい作業に女性が向いているということで、当時のトランジスタ工場では大勢の女性が働くことになったのでございます。この女性達が「トランジスタガール」と呼ばれた訳でございます。女性が働くというのが珍しい時代でしたから、ことさら注目されたのでございましょう。
今の世の中、LGBTとか言われて、男と女の区別や敷居を無くす傾向が強くなってまいりました。この傾向にはふたつの流れがございまして、「心の性に従って、正しく分けよう」という流れと「敷居を無くして混ぜてしまおう」という流れ。どちらの流れもまだ過渡期で、いろいろ問題を抱えております。
最近、セブンイレブンのメンチカツが大きくなりました。バンザ~イ、バンザ~イ、バンザ~イ! で、大きくなると、コロッケとの見分けが分かりづらい。特に、深夜のフライものの陳列台は荒れていて、なおさら分かりづらい。それでこんな事がございました。
(ある日の深夜) 私 「このメンチカツ下さい」 店員「え~と、あ、これ、メンチじゃないですねぇ、コロッケですねぇ」 私 「じゃぁ、コロッケでいいですよ」 (コロッケの料金を払う) (帰宅の道すがら、食べる) 私 「あ、やっぱりメンチカツだ、ラッキ~」
(別の日の深夜) 私 「このメンチカツ下さい」 店員「え〜と、あ、これ、メンチじゃないですねぇ、コロッケですねぇ」 私 「多分、メンチカツですよ、前回もそうだったし」 (メンチカツの料金を払う) (帰宅の道すがら、食べる) 私 「あ、コロッケだった~、おあいこか」
一得一損で「おあいこ」なのでございます。さぁ、次はどうするかなぁ。どっちも美味しいから、どちらが出てもいいのですけどね。コンビニへ行くと、レジで会計の際、ついつい、レジ横のファーストフードを買ってしまう。まぁ、だいたい、コロッケかメンチカツが多いのでございますけどね。たまに春巻きとか買って、やはり帰宅の道すがら、食べながら帰るのでございます。
また別の日の出来事。新人の店員(多分、中国か台湾の人)さんで、レジ操作をすごく手間取っている。で、ワタクシが最後にコロッケを追加したもので、そのコロッケを袋に入れるのに精一杯。後からレシートを見ると、コロッケの代金をレジで打ち忘れておりました。
その新人の店員さん、ワタクシの指示通りに行動するのが精一杯。言葉通りに、昨日分のコロッケ代もレジに打っておりました。まぁ、昨日の不足分を今日打ち込むというのは、コンビニのレジの集計的には迷惑なのかも知れませんけどね。その店員さん、作業に慣れてきた頃、「最初の頃、コロッケで不思議なお客がいたなぁ」と思い出すのでしょうか? そんな想像をしながら、心の中でニヤニヤするワタクシでございます。
ほとんどの商品はバーコードが付いておりますが、バーコードのない商品もございます。新聞がその代表例。どのコンビニでも、新聞のレジ打ち込みだけは、店員が手作業でやっております。レジの機械に各新聞の名前と金額の一覧表が貼ってあるようで、それを見て金額を入力しております。
やはり、漢字の苦手な店員さんだと、この新聞の購入で手間取る。新聞名を確認するのが手間取るのでしょうね。似たような名前の新聞が多いですからね、手間取った上に金額を間違えるなんてこともよくあるのでございます。
さらに新聞の面倒くさいのは、時々、金額が変わること。うちのお店でも各プレイルームに中京スポーツを置いておりますが、ちょうど今置いてある物はゴールデンウィーク特別号で¥300という特別価格。こういうのを買うときは、ワタクシは自分から先に「今日は金額違うよ」と言ってしまいます。だって、その方が絶対スムーズだから。
コンビニは楽しいですねぇ。ブラブラ店内をうろつくだけでも大満足。あ、これは、東急ハンズの中のブラブラする楽しみと、すごく似てる。購入したいとかそういう気持ちではなく、多分、「目が楽しい」のだと思うのでございます。
小さなものがゴチャゴチャ並んでいるのが、視覚的にすごく楽しい。で、実に整然と並べられているのが、また楽しい。フェイシングって言いまして、コンビニでは陳列棚の商品を正面に向ける作業がございます。ドリンクのフェイシングをコッソリやってニンマリしたり、雑誌コーナーを立ち読みの振りをして整頓して、やはり遠くから眺めてニンマリしたり、いや、ワタクシ、ちょっとアブナイかも(笑)。
なぜ本日に入れ替えた申しますと、出勤しているコンパニオンが多かったから、ただそれだけでございます。全てのバスタオルを回収し、新しいバスタオルを畳んで並べるという作業、大勢でサクッとやってしまえばあっという間ですからね。
さぁ、さぁ、ここで、期間限定の体験が出来る、絶好のチャンスがございます。新品のタオルがなかなか水を吸い込まず、体を拭きにくいというあの体験、みなさま方有りますよね。その体験をする絶好のチャンスが、今、今、今でございます。
総入れ替えですので、全てのバスタオルを1回洗濯してから現場に出すというのは大変な作業。で、ただ今、お店のバスタオルが全て、1回も洗濯をしていない新品の状態で並んでおります。日にちが経つほどに、どんどん洗濯済のタオルが増えていきますから、あの体が拭きにくいという貴重な体験をするのなら、もう、出来るだけ早く、お店に来るのが一番。
まぁ、おふざけはこの辺にしておきましょうか。ここ数日間に来店されるお客さまは、新品のバスタオルでちょっと体が拭きにくいという思いをされることになると思います。でも、多分、数日あるいは長くても1週間以内で、全てのバスタオルが洗濯機・乾燥機をくぐることになり、よく水を吸収するバスタオルに生まれ変わることになるはずでございます。
新人の「りこ」さん、頑張ってますよ。当初、オフィシャル・サイトでも書き添えましたが、始めたばかりの頃は、それはそれは「男子」でございました。しかし、この4回の出勤で、かなりいろいろ気を遣っているようでございます。
18年間、男性として生活して来たわけで、当然、その男性としての立ち居振る舞いが体に染みついております。染みついたものというのは「無意識」の領域。それを変えるというのは「意識下」の行い。無意識でやっていることを意識的に変えていくってのは、大変なのでございます。
まぁ、若いですから、考え方も柔軟ですよね。適応能力も高いのでございます。この短期間で、かなり変わったように感じられます。ただ、基本的に土曜日・日曜日の出勤ということで、インターバルがあると、元に戻りやすいのでございますよね。次の出勤日に、また注目してみるのでございます。
今、当店は、まぁまぁバランス良いメンバー構成になっているのではないでしょうか。物心ついた頃からニューハーフしてるコッテコテのプロニューハーフもいれば、ある年齢まで一般生活をして来た人もいて、ピチピチの若い人もいる。
コッテコテとピチピチだけですと、ピチピチの人からはコッテコテが雲の上の人に見えてしまう。染まる前に、諦めてしまいかねない。中間層の人の存在ってのは、貴重なのでございます。いろんな人がいていい、いろんな考え方があっていい、ということでございます。
うちのお店は、お客さまの年齢層も、非常に幅広いのでございます。これは、新聞などにも広告を出している関係で、ネットを全くやらず、ほぼ新聞や雑誌のみで情報収集されているお客さまが多くいらっしゃるからだと思うのでございます。
その様なお客さまの中には、ちょっと意外な希望を述べる方が、少なからずございます。「出来るだけ、年齢が上のコンパニオンを希望」と言われるのですよね。そういったお客さまは、若い子の魅力とは別の、年輪を重ねたコンパニオンに別の魅力を見いだしているのでしょう。
先日も、ある広告代理店の営業さんにお話したのですが、女の子のお店は、熟女専門店とかア○ル専門店とかボチャっ子専門店とか、好み別にお店の特化が進んでおります。それこそ、よく言われる「選択と集中」でございましょう。これは、市場規模が非常に大きいから出来ることでございます。
ところが、市場規模の小さいニューハーフヘルスの業界では、こういった「特化」が難しい。ですので、ひとつのお店に、様々なタイプのコンパニオンが同居することになる。そこへ、様々な好みのお客さまがいらっしゃる。タイプと好み、マッチする場合もあればミスマッチすることもある。
このお客さまの好みというのが、また極端。「女っぽい子がいい」という好みがあれば、「美少年タイプがいい」という真反対の好みもございます。「若い子がいい」「年のいった人がいい」なんて両極端な好みもございます。
先日、バスタオルの総入れ替えを行いました。それで、今、ワタクシの自室には、ゴミ袋に入れられた旧バスタオルが山積みになっております。ちょっとしたゴミ屋敷のよう(笑)。まぁ、これも一種の産業廃棄物ですからね、一度に大量に捨ててはいろいろ迷惑だろうと思い、何回にも分けて捨てております。
この捨てるのが、涙、涙、涙。5年間、ともに戦ってきた戦友でございますからね、もうね、情が移ってる。業務用の黄色いゴミ袋とタオルの山吹色が、まるであつらえたようなマッチング。袋の中のバスタオルに「ゴメンネ、ゴメンネ、ありがとう、ありがとう」と声をかけ、袋の上から何度もキスをし、毎回、ゴミ置き場でお別れをしております(ワタクシ、ちょっと変かな?)。
新しいタオル、フックラしております。ただ、毎日、洗濯機や乾燥機を回しているワタクシの身といたしましては、このフックラが大変なのでございます。まず、あっという間に洗濯機がマンチクリンになる。洗濯の回数が、大幅に増えるのでございます。
さらに、乾燥機も少ない枚数でポンポコリンになる。旧バスタオルですと14~15枚入れられる乾燥機が、10枚程度でいっぱいになる。乾燥機を回す回数も、これまた増えるのでございます。もっとも、バスタオルは使い込んでいくうちに薄くなりますので、徐々に乾燥機に入れられる枚数は増えて行くのでございます。バスタオルの入れ替えは、このサイクルを繰り返すわけでございます。
ただ、乾燥に関しては、ひとつ楽な点がございます。薄い旧バスタオルでは、自然乾燥させてしまうとゴワゴワでとてもお客さまには使えませんでした。それで、ゴワゴワのものを濡れた洗濯物に混ぜて乾燥機に入れるという、前日の冷やご飯を次の日に一緒に炊いてしまうというような裏技が必要でございました。
新しいフックラバスタオルでは、その必要はございません。自然乾燥させてもフックラのまま。そのまま畳めるのでございます。乾燥機というのは時間が掛かりますからね。自然乾燥でも行けるというのは、かなり助かるのでございます。まぁ、1年も使い込むと、ゴワゴワ感が出てきてしまいますが、当面はラクチン、ラクチン。
さぁ、フックラバスタオルの悲喜苦楽、まだまだ有りますよ。当面は、表面の遊び毛が盛大に抜け落ちるのでございます。洗濯機の糸くずキャッチャーは、あっという間にごてごてになる。床には綿ぼこりがすぐ溜まる。エアコンの風でその綿ぼこりが毬藻(まりも)のような固まりになり、床を転がる。西部劇で地面を転がっていく丸い植物あるでしょ。あんな感じでございます。
綿ぼこりが多いということは、エアコンのフィルーターもあっという間にモコモコリン。みなさま、想像できますか? 掃除をしようとしたフィルターが山吹色に輝いているのでございます。まぁ、これはこれで美しい。そんなに嫌いな作業ではございません。
これがね、使い始めて数週間でビリッといったのなら、「この不良品目が!」としか思わないのでしょうが、年月を経て、少しずつ変化していったもの、そしてその変化に自分が関わっている物は、やはり情がわきますよねぇ。
少しずつ変化というと、楽器がそうでございます。ワタクシは、グランドピアノと電子ピアノを両方持っておりますが、どうも電子ピアノの方は情がわかない。何年使っても、どれだけ弾き込んでも、楽器の方に変化が起きないというのは、逆に何か自分が機械に合わせている感が生まれてしまうのでございます。
ピアノってのは、ピアノ線の大変な張力を支え続けております。また、鍵盤は木材で出来ており、断続的に圧力や応力の刺激を受けております。金属はわずかながらに変形をしていきますし、木材は、やはり変形や乾燥をしていきます。その変化の過程で、「落ち着きのいい方向」へ馴染んでいくのでしょう。
「管楽器は人に貸さない方がいい」と、よく言います。管楽器は特に使っている人の癖が楽器に付きやすく、他人に貸すと、変な癖を付けて戻ってくる場合があるからでございます。逆に、使い込むほどに、その持ち主の癖に馴染んでくるということでもございます。管楽器というのは、鍵盤楽器以上に、人と楽器との一体感が強くなるのでございます。
鍵盤楽器、管楽器と来ましたから、次は弦楽器のお話をいたしましょうか。アメリカの研究で、バイオリンの新旧を比較した研究がございます。300年前のストラディバリウスと現代に作られた楽器とで、演奏者にはどちらか分からないようにして弾いてもらい、良いと思われる楽器から順に点数を付けていってもらうという実験でございます。
この実験は2010年と2012年の2回、行われたそうでございます。12台の楽器を10人のプロの演奏者が弾き比べるということですので、まぁまぁ客観的な実験であると言えるでしょう。で、その結果は、ほぼ、現代の楽器の方が好得点を得るということになったそうでございます。
今まで非常に評価の高かったストラディバリウスですが、楽器としての「旬」を過ぎてしまったということでしょうか? バイオリンというのは、木製で非常に繊細な作りをしております。300年も経てば、木材そのものの寿命かもしれませんよね。何億円も出して購入した人は、これからその楽器の名残を楽しむということになるのでしょうか?
ストラディバリウスが劣化したと考えるよりも、現代の楽器製作の技術が進んだということかもしれませんね。ただひとつ言えるのは、弦楽器・管楽器というのは、自分の手に馴染んでいるかどうかが、大きく影響するものでございます。演奏者との「相性」で、その楽器のポテンシャルが引き出されることもあるわけで、この実験の結果だけで判断は出来ないですよねぇ。
昨日のこの欄は、ちょいとお休みをいただきました。いやぁ、2日ほど"ほぼ徹夜"が続いたのですが、てきめんに疲れが出ますねぇ。一日中、グデ~としておりました。そんな時でも、食欲だけはグデ~とはしない。今日は、食べ物のお話。
いつぞや、ファーストフード店が脱糖質メニューに頑張っているというお話をいたしました。昨日、見つけました。松屋の湯豆腐。どんぶり飯をプラス50円で湯豆腐に差し替えられるという新しいメニューでございます。さっそく、食べてまいりました!
ファーストインプレッション、つまり第一印象は、「小さい」。どんぶり飯に50円を追加して、この大きさか! ということ。みそ汁のお椀をひとまわり大きくした位の大きさ。下がすぼまった逆円錐形の器が、ますます少なさ感を強調してしまっている。
もっとも、ダイエットを目指している人間が、「少ない!」って文句を言うのもおかしなものでございますけどね。量はチョイト少なめ、でも、そこそこに美味しいですよ、これ。塩味のついたわずかにとろみのあるスープが、なかなかいける。お豆腐がやたら細かく切れているのは、加熱しやすいようにでしょうか?
どんぶり飯ほどの充実感はございませんが、一食の糖質量をかなり抑えられるこのメニューは、ワタクシのような者には強~い味方。どうか、このメニュー、無くなりませんように、お願い! 松屋様! プラス50円だからなぁ、人気出るかなぁ?
塩味のスープがまぁまぁ美味しかったので、そこにアレンジするという発想がございませんでした。ポスターに目をやると、「単品ナンタラカンタラ」の文字が。そうか、単品が有るんだ! これは地獄に仏。こんなニッチなメニューに単品を用意するとは、松屋、侮れない。
と、ここまでは、良かった。しかし、その単品の案内には「みそ汁付き」の文字が。エェェェ~、何で? 何で、湯豆腐にみそ汁が付く? これって、豚汁を単品で頼んだらみそ汁も付いてくるようなものでしょ。あぁ、意味不明。
あくまでも、湯豆腐はライスの代替って考え方なんでしょうね。それで、みそ汁が付いてくる。湯豆腐をおかわりしたいって場合は、みそ汁も2杯になっちゃうのですよね。この松屋の、「何でもみそ汁付き」のシステム、頑(かたく)なでございます。
もう慣れてしまいましたが、カレーやシチューとみそ汁のマッチングが、大変に微妙。そんなとき、洗い物を減らしてやろうと、スプーンでみそ汁を飲んじゃったりするのも、なんか微妙。ああいった洋風なメニューのために、コンソメスープとか用意できないですかねぇ。
あと、松屋にはビールも用意がございます。ここで、食事といっしょにビールをという人には、みそ汁が非常に邪魔になる。まぁ、これは、おかずだけというメニューが有りますので、おかずだけ+ビールという組み合わせでこの問題は解消出来るのでございますけどね。
大相撲の番付が発表されて、しげしげと眺めております。稀勢の里は心配ですよねぇ。ここまで、怪我らしい怪我をしなかった関取が、横綱になったとたんに大怪我をするというのは、魔が差すというのはこういうことではないでしょうか。
この5月に行われるのが「夏場所」。次の7月が「名古屋場所」。なにも、名古屋の一番蒸し暑い時期に開催しなくてと思うのでございます。エアコンの無かった時代では、さぞかし大変な相撲観戦だったでしょうねぇ。客席の中に、無数の氷柱が立てられている写真なども、残っております。
その名古屋場所が行われるのが、愛知県体育館。子供の頃、1回だけ、その愛知県体育館に行ったことがございます。でも、大相撲じゃございません。分かるかなぁ?、ローラーゲームという競技。東京ボンバーズというチームがお馴染み(?)。
親を拝み倒し、懇願し続け、ヤダヤダヤダ~をやり尽くして、やっと連れて行ってもらったのでございます。上の方の席で、コーナーの隅っこの方の席。それでも、ギャーギャー言いながら観戦し、大判のパンフレットを買ってもらったのを記憶しております。
さて、お話を夏場所に戻しましょうか。隠岐の海、遠藤、千代の国といったイケメン力士が上位に上がってくるというのは、いい場所ですねぇ。あと、イケメンと言えば、勢が前場所の一枚目から六枚目に後退。宇良、石浦といったあたりも、苦戦しつつもなんとかしがみついている。頑張ってぇ!!
アッ、魁聖がギリギリセーフ、西の十五枚目でかろうじて残っております。なんか、新聞の番付表の小さな写真を見ると、口元とアゴにヒゲが! 今、気づいた! 対戦相手、痛いだろうに。でも、こんな小さな写真でも、いつも微笑んでいる魁聖関、南米系の大らかな性格なんでしょうね。
大相撲本場所の直前に、新聞に番付表が掲載されますよね。あれを切り取り、毎日星を書き入れていくのを、毎回楽しみにしております。塗りつぶすだけじゃ単純なので、星の中に何勝目(何敗目)かの数字を書き込んだり、小さなスペースに対戦相手の名前を書き込んだりしております。
休場の力士には、カタカナの「ヤ」を書き込むのですが、この「ヤ」はあまり見たくないですねぇ。とりあえず、現段階では幕内の休場力士は報告されておりません。このまま、千秋楽までお休みなしで行ってもらいたいものでございます。
それでも、入店前に逆を経験している人というのは少なく、逆というのはこのお仕事に従事する人の一大テーマでもあるのですよね。ましてや、男性経験の浅い最近の新人さんでは、ハードルが非常に高いのでございます。
何が難しいか? まず、メンタル面で苦労する人が多い。普段はビンビンに勃起するのに、いざ逆をやろうとすると立たなくなる、これで悩む新人さんは多いのでございます。単純に、メンタルの問題でございます。特に、ハートが女っぽい人ほど、苦労するのでございます。
次に、お客さまのアナルをほぐすテクニック。逆アナルというのは、時として挿入する際のちょっとした動きで、お客さまに激痛が走ったりいたします。それをさせないためにも、逆というのは、挿入するまでの前プロセスが、とてもとても大事なのでございます。
その前プロセスにおいて、お客さまにどういった指示を出すかということも、これまた重要でございます。口とか手であれば、「意識的に力を抜く」というのは簡単なこと。これが、アナルだと、実に難しいのでございます。
人間の本能として、アナルから何かが入ってこようとすると、無条件反射でそれに抗おうとしてしまうのでございます。そりゃそうだ、アソコは出口であって入り口でないのでございますから(笑)。そこを、意識的に緩めるわけでございますね。これは、呼吸法とか、意識を他のことに散らすとか、それなりにテクニックがあるのでございます。
さらに、お客さまのアナルをほぐしつつ、同時進行で、自分のアソコも大きくするわけでございます。これを、いかにスムーズに流れるように進行させるか。ここにも、コンパニオンのテクが出てくるのでございます。先ほど申しましたように、アナルっていうのは意識が働くと力んでしまう器官。お客さまの意識をホワホワさせたままで挿入というのが、上手く行くコツなのでございます。
無事に挿入し終えた後にも、いろいろ大変。いきなり大きく動けば痛いのは当然。ゆっくり、ゆっくり動き始めるのですが、ここで何かのはずみで激痛が走ってしまう場合がある。これをある程度想定出来ていると、対処も機敏に出来る。こういったところにも経験がものをいったりいたします。
「綾瀬まこ」さん、写真とプロフィールを更新しております。写真撮影にも慣れてきたようで、いい笑顔の写真に仕上がっております。同時に、プロフィール欄の方もいくつか更新されておりますので、ご確認下さい。「アナルプレイ」と「SM(私がM)」の項目で星の数が上がり、「得意なプレイ」欄も項目が大幅に増えております。自信が出てきたのでしょうね。
ネット予約は、頻繁にパソコンを確認しなければいけないのですよね。一方、ワタクシはと申しますと、電話を取りながら、フロントで会計をして、ときには洗濯機や乾燥機にかかりっきりになっていたりいたします。パソコンに気がつかない、というか、気がつけないタイミングが多いのでございます。
そこにプラス、電話での予約との兼ね合いもございまして、ワタクシ、イッパイイッパイでございました(オッパイではございませんよ、念のため)。そんなこともございまして、ネット予約は中断している状態なのでございます。
しかしですね、そのネット予約の管理が、スマートフォンで出来る様になったのでございます。別にこれはワタクシが頑張った訳ではございません。ネット予約を管理しているヘブンネット様が頑張ってくれたのでございます。
ウイルスが猛威を振るっております。と、言っても、人間のではなくコンピュータのお話。アメリカの国土安全保障省が声明を出すという大騒ぎ。コンピュータがより便利になるのはよろしいのでございますが、その弊害としてこういった事件も起きますので、痛し痒しなのでございます。
今回のは、Windows の古いバージョンを狙ったものだとのこと。古いバージョンは Microsoft がすでにアップデートを停止していて、セキュリティに関しては無防備になっております。そこを狙われたというので、慌てて Microsoft は古いバージョンへのアップデートを配布したりしております。
じゃぁ、最初っから、古いバージョンもサポート切るなよって言いたくなりますが、そこは、Microsoft も商売。新しいバージョンを導入してもらうためには、古いバージョンを後生大事に使ってもらっては困る、ということなのでしょう。
でも、世の中には無数の古いバージョンの Windows が稼働しております。どうしてでしょうねぇ? それは、アップデートしたくても出来ない所とかあるみたいですよ。例えば、そのコンピュータが何か大きな機械を制御している場合。その機械との接続方法が古い、あるいはその機械を制御しているソフトが古い。刷新しようとすると、機械ごと全体の取り換えになり莫大な費用がかかる。こういう事例でございますね。
あと、お役所なども、古いバージョンがよく残っているそうでございます。これは想像するに、行ってる作業がずっと同じで特に不自由を感じていないし、新しいバージョンを導入しようとすると役所全体で変えなければならないとか、そんな理由でございましょう。データの受け渡しを、いまだにフロッピーディスクで交換している所も有るとか無いとか。まぁ、これは、別の意味でかなり高いセキュリティかも知れませんけどね。
今回のは、一度感染すると、そのコンピュータにつながっている他のコンピュータを探して次々に感染していくとのこと。いやぁ、こういったプログラムを「コンピュータ”ウイルス”」と名づけた人は、上手い名前を付けましたよねぇ。まさに、ウイルスのような立ち居振る舞いでございます。
身代金要求のウイルスですから、その身代金の行方を追及すれば犯人が特定出来そうなものですが、それがビットコインというネット上のお金を使っていて、追及出来ない仕組みが出来上がってる。あぁ~あ、またこんなところにも「匿名」の壁でございます。
例えば、電話。昔の電話は、相手の番号が分からなかった。だから、古~い刑事ドラマとか見ると、大騒ぎして「逆探知」なんてことをやってる。この電話がデジタルに移行したとき、ナンバーディスプレイの「非通知」という仕組みが残されたこと、ワタクシは残念でならないのでございます。
この電話の「非通知」という仕組みのために、電話がどれだけ犯罪に使われたことでございましょう。犯罪に至らないまでも、心ないイタズラや嫌がらせには苦しんでいる人も多いでしょう。NTTも、「非通知」という仕組みを残さないと電話の収益が大きく減ると予想したのでしょうかねぇ?
そしてさらに、電子メール。電子メールも発信者をいくらでも偽装出来るシステムになっております。そして、あまりにも普及しすぎているせいでしょうか、このシステムを大きく刷新するということも、何か新しい方式を導入するということも成されずに、今日まで経過しております。
一般社会では、「身元を知られずに○○出来ます」なんていう広告が、後を絶たないのでございます。個人情報ウンヌンで「自分の身元を晒したくない」と考える人は、増えている様子。でも、自分の身元を隠そうとする仕組みが、逆に「犯人の身元を隠す」機能にも使われてしまうのでございます。それこそ、両刃の剣でございます。
長い間、その1番出口のすぐ横には「サークルK」がございました。ご存じのように、吸収合併でサークルKはファミリーマートに変わっていっております。そのコンビニも、赤い看板から緑の看板へと変貌しておりました。
「あぁ、変わったんだぁ」くらいに最初は思っておりましたが、すぐにあることに気がついたのでございます。新栄町駅には、2番出口の前にもファミリーマートがある。2つしかない出口の両方に、ファミリーマートが有るという事態に陥ってしまったのでございます。
薫さん、何を慌てているのかと不思議でございましょう。ファミリーマートだろうがサークルKだろうが、大した違いはないじゃないか? みなさん、そう思うことでございましょう。ところが、ところが、このふたつのコンビニの看板が同じになってしまうと、非常に困ることが発生するのでございます。
当店の最寄り駅は、地下鉄「新栄町」駅。出口は、1番と2番しかございません。駅で降り、地上に出たお客さまが、お店に電話を入れる。ワタクシは、まず、そのお客さまが、「どちらの出口」にいらっしゃるかを特定しなければいけないのでございます。
そう、電話での誘導は、まずお客さまがどこに立っているか、それをかなり正確に把握する必要がございます。交差点のどの角に立っているかなんてことも、すごく重要。ですので、今まではどちらの出口かを、すぐ近くのコンビニの看板で判断していたのでございます。
もうお分かりですね。同じ看板になってしまったために、「すぐ近くにあるのは、サークルKですか、ファミリーマートですか?」という質問が使えなくなってしまったのでございます。このふたつのコンビニは、お互いに死角に入っておりまして、同時に両方が見えるということはない。場所を特定するには、非常に都合が良かったのでございます。
じゃぁ、他の「マザック美術館」とか「スターバックス」といった目標物で確認すればよろしいのですが、このふたつ、「両方が見えるエリア」が非常に大きい。ですので、すぐ横のスターバックスに気がつかず、遠くに見えるマザック美術館を見つけてしまうという懸念もございます。
そんなこともありまして、最初の位置確認は、様々な質問を織りなしまして、用心深く確定するのでございます。この最初の位置確認、すごく重要。そして、その次に重要なのが、「最初の一歩」をどちらの方向に歩かせるか。これを間違えさせてしまうと、お客さまに大変な二度手間をさせてしまうことになるのでございます。
位置が分かり、最初の一歩を間違えさせなければ、後はかなり順調。ただ、今ごろの季節、悩ましいのが「街路樹の葉」。街路樹の葉が茂ることで、これまた目標物が見つかりにくくなる。見えにくいと、違った物を見つけて「あぁ、見つかった」と思い込んでしまうお客さまもいらっしゃいます。
さらに、昼と夜とで、また見え方や目立つ物が違ってまいります。夜、お店の回りをグルッと一回りして、夜の風景を確認することもございます。季節・時間によっても見え方が違いますし、歩いている場合と車を運転中の人とでも、見える物が変わってまいります。
あるいは、こんな「罠」もございます。新栄町駅の近くには、「キュラーズ(トランクルーム)」「郵便局」「UFJ銀行のATM」といった分かりやすい目標物がございます。ところがですねぇ、ほんのちょっと西側の「東新町」という交差点にも、キュラーズ、郵便局、ATMが全部揃っているのでございます。「○○が有りますか?」という質問だけでは、このトラップにはまることがございます。
営業が終わった後、コンビニへ行こうと外出いたしました。気楽にフラリと半袖Tシャツのままで出たら、まぁなんという涼しさ。いや、涼しいを通り越して、もはや肌寒い。初夏だというのに、どうしたことでしょうねぇ。
コンビニへ行きましたのは、週間実話を買うため。深夜に店頭に並んだのを素早く購入でございます。別にワタクシが読むためではございませんよ。広告を出している関係で、毎号購入してプレイルームに置いております。
雑誌購入のついでに、ブラブラと店内を散策。こういったゴチャゴチャしたところをブラブラするの、大好きでございます。おでんが頑張ってますねぇ。もはや、一年中見かけるのでございます。夏場は冷房で冷えるので、冷え性の多い女性に人気があるなんていう話もございます。
りんご発見。ふたつ購入。ダイエット目的もございまして、りんごをよく購入いたします。薄く切り、薄く切りのチーズを挟んだ「りんごチーズ」にしていつも食べております。乳製品を出来るだけ取るようにしてまして、牛乳・ヨーグルト・チーズはワタクシの常備品でございます。
カップ麺やカップ焼きそばの新製品を見つけると、ついつい買ってしまいますねぇ。最近は脂っこいのがブームのようでございます。脂は好きでございますよ。見つけると買って試食してしまうのでございますが、脂もやはり両刃の剣。時として、大変な胃もたれを引き起こすことも。要注意なのでございます。
脂でも、全然大丈夫なものと、てきめんに胃もたれやお腹が緩くなったりするものがございます。何が良くて何がダメなのかが分からないので、食べるのはギャンブルのようなもの。はっきり分かると、食べやすいのでございますけどね。
あと、あるハンバーガーショップのハンバーガーは、必ずお腹が緩くなる。どの支店で食べても同じ結果なので、使われている食材の何かが合わないのでございましょう。あと、あるピザショップのある商品だけ、やはりお腹が緩くなったりいたします。使われている食材を細かく調べれば原因追及出来るのでしょうが、まぁ面倒くさいのでそのままにしております。
以前、パクチーが食べられない人は、遺伝子が関係しているというお話をいたしました。その特定の遺伝子を持っている人は、パクチーが石けんの味に感じられるとのこと。ワタクシは、パクチーは大丈夫。むしろ好きな方。だけど、かつて石けんの味がした食べ物がひとつございました。
レモンの形のケーキ。レモン型のスポンジケーキの上に何か塗ってあるの。子供の頃、あの上に塗ってあるのが石けんの味がして、どうしても食べられなかったのでございます。親や他の子供がパクパク食べているのが、どうにも不思議でございました。今は、大丈夫、食べられますが、幼少期の記憶があるせいか、ちょっと苦手。
お店終えて、自宅へ戻り、お風呂に入った後、おもむろにテレビの録画を見ておりました。NHKの音楽番組『SONGS』、出演は「竹原ピストル」さん。この番組、男性が出演の回はあまり興味が無いのですけど、女優の吉岡里帆さんがナビゲーターということもあり、ちょっと興味深く見ておりました。
気がつくと、30分の番組を3回もリピートしておりました。甘く芯のある声ながら、ややノイジーで、大量の息を吐きながらの熱唱、ビートたけしさんにも似たその歌い方は、ワタクシの琴線にドンピシャでございました。
吉岡里帆さんが上京直後、オーディションになかなか受からずに悶々としている時期、竹原ピストルさんの「東京一年生」という曲に勇気をもらったそうでございます。ワタクシにも、”上京一年生”という時期がございましたから、なんとなくその気持ち、共感するのでございます。
ワタクシの、”1回目”の上京一年生は、バブルの崩壊とともにあっさり終焉を迎えました。スポンサーとして応援してくれていた人が、ある日突然、事業失敗で失踪。東京で一文無しになり、レッスンとかオーディションどころでなくなり、尻尾を巻いて名古屋に逃げ帰って参りました。
それから2年後に、東京へ再チャレンジ。でも、所属していた事務所にも、かつて通っていた演劇学校にも、自分の居場所はまったくございませんでした。ショーパブで働きながら、タバコとお酒の香りにむせるショーパブの舞台で、「居場所はあるんだ」といつも自分に言い聞かせておりました。
名古屋のガチャガチャとした接客に染まっていたワタクシは、東京の気取った接客になかなか馴染めませんでしたねぇ。ショーパブの舞台も、やはり気取っている。何をやっても「悪目立ち」すると言われる。一生懸命やればやるほど、言われる。そんな焦燥感の中で、風俗に移行。その後、名古屋へ戻ることに。2回目の東京一年生は、約5年の月日でございました。
竹原ピストルさんは、歌います。「暮らしづらいのは街のせいじゃない、暮らしづらいのは大丈夫、夢があるからさ」と。ワタクシにとって、東京は、いつも、いつも、暮らしづらい街でございました。夢があったからでしょうか。でも、東京にいて、「夢を捨てる」という選択肢はございませんでした。夢を捨てたまま東京にいたら、多分、敗北感でペシャンコになっていたことでしょう。
東京に居た頃、東京出身の人が羨ましくてしょうがありませんでしたね。地方から上京するというのは、それだけで大きなハンディを背負っておりますから。でも、夢破れて地元へ帰るとき、「あぁ戻る場所が有って良かった」としみじみ思ったものでございます。
若い頃の夢は破れても、今は、別の夢を持ち続けております。例えば、お客さまに幸せな一時を過ごしていって欲しいとか、あるいは、ワタクシのコラムで誰かが楽しんでくれればいい、誰かが感動してくれればいい、そんなささやかな、ささやかな夢でございます。
年取るとね、「大きな夢は必要ないんだ」って気がつきますよね。小さな夢が、そこらじゅうに転がっている。その小さな夢に、誠実に、小さな小さな足取りで臨んでいけばいいんだって気がつくのでございます。竹原ピストルさんは、またこんな歌詞も歌っております。「僕は”人生勝ち負けなんてないんだ”と言う人の人生に、心を動かされたことは、一度たりとも、無い」と。
昨日は、竹原ピストルさんの歌詞を引用させていただきました。その歌詞の引用で、こんなニュースがございます。京都大学の総長さんが、入学式の式辞でボブディランさんの歌詞を引用したそうでございます。その式辞の内容を大学のサイトに掲載したところ、JASRACから使用料の請求が来たとのこと。
「歌詞」ってのは扱いが非常に難しいのでございます。小説などは、長い文章の一部を引用しても、それで作品の全体が分かるわけではない。ですので、部分的な引用であれば、引用元が明記されてればOKみたいな風潮はございます(本当はダメなのかも知れないけれど)。
けれど、歌詞に関しては、ほんの少しの引用でも、使用料を払ってその著作権情報を明記するというのが、出版業界では行われてまいりました。漫画で既存の歌の歌詞が出てきますと、必ず欄外にコピーライトのマークとその著作権情報が小さな文字で明記されているはずでございます。
ネットの世界でも当初から、「歌詞は、コピー出来ない、印刷できない状態での掲載」にするのが定石でございました。まぁ、これを知らない人が多いので、今は普通に自分のサイトで歌詞を気軽に掲載する人が増えちゃいましたけどね。でも、それをやると、いつJASRACから請求が来てもおかしくない状態なのでございます。
で、今回、京都大学のサイトが、それをやっちゃった。歌詞の一部ではございますが、プリント出来る状態で掲載しており、請求が来たとのこと。これが、1閲覧で数十円という金額。安そうですが、こんなニュースになると何千~何万というアクセスが来るのでは? まぁ、総長さん、ポケットマネーで払うのが、丸く収まるのではないでしょうか。カッコイイし。
そんなこともありまして、ワタクシも昨日の書き込みでは、歌詞部分を目立たさせず、文章の中に埋没させております。まぁ、ワタクシのサイトの閲覧数なんて知れてるもの。わざわざJASRACが経費をかけて請求しても、多分赤字になる。だから、きっと、来ないでしょう(キリッ)。こういうのは、税務署と同じ。取れるところしか突っ込まないはず、いや突っ込まないと思う、突っ込まないんじゃないかな。
パイン飴味のポテトチップス、コンビニで見つけてしまいました。パイン飴ですよ、パイン飴。あの黄色くて穴が開いていて、吹くと音が出るかなと思うけど全然音が鳴らないやつ。あのパイン飴の味のポテトチップスを見つけてしまったのでございます。
昨今のポテトチップスとカップ焼きそばは、もうね、何でもあり! パイン飴大好きな私としては、これは見過ごせない! 早速、衝動買い。何となく袋が小さめ。この小さめの袋は、「ちょっと、こんなの出してみたけど、良かったら試食してみて?」というメーカーの自信のなさなのか?
食べてみましたけど、まぁ、ワタクシは大丈夫。確かに、パイン飴の味がする。ただね、こういったものを食べますとね、「塩」の偉大さに気がつくのでございます。塩味がないと、あまり多く食べられませんよねぇ。袋が小さいのも、そんな理由かもしれません。
もうひとつ、見つけました! チップスターの「瀬戸内レモン味」。これも、またまた衝動買い。やはり小さめサイズなのは、メーカーの自信のなさ? これも早速食べてみる。これは、これで、好き。もともと、酸っぱいもの大好きでございますから、全然問題なし。
でも、もうそろそろ飽きてきたかなと思うタイミングで、ちょうど無くなる量。小さいサイズに納得なのでございます。個性の強いものは、あまり深く接してはいけない。ちょっと物足りないほどがいい。深く入れ込みすぎると、途端に飽きてしまうのでございます。
酸っぱいものは、基本的に好き。トンカツなどのフライも、ソースよりお酢をかけるのが大好き。脂っこさが無くなって、なんか胃袋の負担が少なさそう。しかも、食欲も進む。そういえば、歌手の八代亜紀さんも、大のお酢好き。マイお酢を持ち歩いて、食べる物全てにかけまくっているそうでございます。
麺類でいうと、酸辣湯麺(サンラータンメン)が大好き。だけど、最近、なかなか食べるチャンスがない。近所のラーメン屋の定番メニューだったのですが、ちょいと前(10年くらい前かな、笑)にその店がなくなってしまいまして、それから縁遠くなってしまいました。コンビニで見つけると、たまに食べるくらいでございます。
同じ酸っぱさでいうと、トムヤムクンもありますが、これはあまりヤミツキにはなりませんねぇ。酸っぱいの大好き、パクチー大好き。当然、トムヤムクン大好き!となりそうなものですが、あの酸っぱさは、なんか違う。日本料理、中華料理の酸っぱさとは違う系統の酸っぱさですよね。たまに食べるくらいがちょうどいいかな。
酸っぱい繋がりで思い出すのが、松屋の湯豆腐。いまだに、あれにポン酢をかけて食べるのを試しておりません。あれ以来、松屋に行ってませんからね。この想いが実現する前にメニューからなくならないで下さいよ、松屋さん、お願い!
そのポン酢ですが、「ポン酢醤油」なるものがございまして、明石家さんまさんのCMが有名でございます。そのCMが大ブレイクしている時に、そのさんまさん、調子にのって「清涼飲料水のCMに出たい!」と生放送の番組で喋っちゃったのでございます。
そのさんまさんの相手をしていたのが、タモリさん。タモリさんが「今、ポン酢醤油に出てるじゃん」と聞くとさんまさん、「あんなもん、ギャラ貰ったら終わりや、関係ない」と本音かギャグなのか分かりませんが口走ってしまいました、生放送で。
新人の「りこ」さんには、女装レズプレイの希望などもあるのですが、まだ難しいので泣く泣くお断りしております。自分のお化粧がやっと1人で出来る様になったレベルですので、他人にお化粧をしてあげるというのは、まだチョット無理かと思うのでございます。
最初のころは、お化粧を全部、ワタクシがしてあげておりました。若くて肌が綺麗ですし、そこそこ整った顔立ちですので、そんなにゴッテリと塗りたくる必要はございません。軽く肌を整えて、隠すものは隠し、マツゲを付けて口紅を塗ると、まぁ、何と言うことでしょう! それだけで良い感じに仕上がるのでございます。
その「りこ」さんが、今、18才。ワタクシも、18才くらいではお化粧を始めておりましたからね、なんとなく自分の若い頃を思い出すのでございます。そう言えば、ワタクシもそのころは、大変な薄化粧でございました。軽く口紅を塗っただけで女装外出とかしておりました。色の白いは七難隠すなんて申しますが、「肌が綺麗」というのは大変なメリットなのでございます。
もともと子供の時から、女の子に間違われることが多かったので、「女に化ける」ということにはあまり苦労しませんでしたね。身長も低かったですし。小中学校を通して、朝礼のときはほとんど先頭。まぁ、先頭ってのはまん中に比べて少し涼しい。暑がりのワタクシには良かったかもでございます。
思い出話はこれくらいにいたしましょうか。今日は、空いた時間を利用して、店内でりこさんの写真撮影をいたしました。ホームページなどの写真は顔にモザイクが掛かっておりますが、店内フロントの写真は、当然、モザイクが入っておりません。入店直後の緊張しまくった写真を使っておりましたので、少し熟(こな)れてきたこの時期に写真更新でございます。
店内での写真撮影では、デジタル一眼を使いまして、スタンド式のストロボを2灯立てます。慣れてない人には、ちょっと物々しい雰囲気かも知れません。さらに、レンズの大きなカメラの威圧感が、若い新人さんにプレッシャーをかけるのでございます。
今は、カメラっていうとほとんどスマホですよね。コンパクトカメラも、あまり見かけなくなりました。そんなスマホ撮影に慣れている人からすると、ストロボ2灯に囲まれ、大きなレンズが自分に迫ってくるというのは、緊張するでしょうねぇ。それで、入店直後はなかなか良い写真が撮れない新人さんも、少なくございません
若い人の写真撮影では、こういった昔ながらのカメラに対する「とまどい」が伝わってくるのでございます。カメラの「レンズ」を見るという感覚が、あまりない。「見る」と言うよりは、何となくカメラの方を「向いている」という感じ。それだけ、カメラや写真といったものが、生活の中に溶け込んでしまっているということでしょうか。
逆に考えると、ワタクシのような昔ながらの人間は、写真撮影に思い入れが有りすぎるのかもしれません。フィルムやポラロイドの時代ですと、とにかく、「一発」で決めないといけない。目をつむってしまったりすると、その1枚が無駄になる。緊張しまくりでカメラに「立ち向かう」わけでございます。
しかし、今やネットには、無数の写真が溢れかえっております。Facebook や Instagram、Twitterが当たり前の時代になってきましたよね。「インスタ..何? それ?」って言う人は、どうぞ安心して下さいませ。ワタクシも、つい先日まではそんな感じでございました。
え~と、また会計を間違えました。ごめんなさい。夕方に「水沢さくら」に入られましたお客さま、割引を適用するのを忘れました。常連のお客様ですので、よく分かっております。次回ご来店時に、今回分も合わせて割り引かせていただきます。すいません。
フロントの会計作業は、ほぼ全てワタクシがやっているのですが、「割引」を時々間違えてしまいますねぇ。コンパニオン限定割引というのが、コンパニオンごとに割引額や期間が違っておりますので、ウカッとしていると忘れたり間違えたりしてしまう。
ちょっと高級なレジスターだったりすると、こういった割引を設定しておくと自動で処理なんてことになるのでしょうが、うちのは、ほんと、最低限の機能しかないやつ。割引などは、その都度、手動でやっているのでございます。
母親がスーパーでみたらし団子を焼いておりましたので、子供の頃はスーパーが遊び場所だというのは、以前、お話しいたしました。その当時の、レジスター、子供ながらにしっかりと覚えておりますよ。今のようなテンキーではなく、50~60個のボタンがビッシリ並んでおりました。そんな多くのボタンを、パートのオバチャンたちが自由自在に操作しているのが、ムチャクチャ魅力的だったのでございます。
そのレジスターの謎が、学生時代に解けたのでございます。アルバイトをした書店が、たまたま旧式の、そのボタンがギッシリ並んだレジスターを使っておりました。ボタンの多さの謎は、金額の各桁ごとに1から9までの9つのボタンがタテに並んでいるからでございます。
1、十、百、千、万と5桁あれば、45個のキーがズラッと並んでいるのでございます。もし商品が¥320なら、百の列の「3」と十の列の「2」を押すことになる。このビッシリ並んだボタンは、押すとそのまま引っ込んだままになりまして、この後「登録」ボタンを押すと、大きなガチャガチャという音とともに加算され、引っ込んだボタンがポンッと戻るわけでございます。
何がすごいかって言うと、このレジスターの特徴は、中で「歯車」が回っていること。そう、昔の手回し式の加算機(これが分かる人、どのくらいいるかなぁ)を、そのままモーター駆動にした構造なのでございます。レシートの印字も、昔のタイプライターみたいな大きな音がするタイプ。もう、このメカニカルな感触がたまらなかったのでございます。
ワタクシが働いている間に、そのレジスターは最新のものに刷新されちゃいました。う~ん、残念。お店の社長さんが亡くなり、息子さんがお店を継いだときに、レジスターも違うメーカーの最新のものに変えちゃったのですよね。
可哀想だったのは、古いレジスターのメンテナンスの人。機械式のレジスターは、小まめにメンテナンスが必要。数ヶ月に一度お店を訪れ、注油や調整をしに来ていたのでございます。で、ある日、お店を訪問すると、レジスターが他社の最新式のものに変わってしまっている。かなり年輩の人でしたが、その時の寂しそうな顔を、今だに覚えております。
「もうそろそろ、買い換えてくれるかな」と思いながら、メンテナンスに通っていたのでしょうか? あるいは「今日も、まだ有りますように」と思いながら恐る恐る来店されていたのでしょうか? 古いものがいつまでも残っていたことを考えると、その会社が最新式のものを扱っていなかったのかも知れません。
ミサイルの国、宇宙からの実況中継まで行っております。それだけの技術があるのならば、何かもっと他のことに使えそうな気がするのですが、まぁ、大きなお世話ですね。そのミサイルの国を、世界中が注目しております。「何かをやらかすんじゃないか?」という今の段階で、世界中がそれを封じ込めようとしております。
かつてアメリカがイラクに侵攻したときには、「イラクが大量殺戮兵器を準備している」というのがその理由でございました。確証の無いまま、「何かをやらかすんじゃないか?」と懸念だけで侵攻。しかしフタを開けてみれば、大量殺戮兵器というのはアメリカのでっち上げだったことが判明したのでございます。
中国では、邦人6人が突然スパイ容疑で逮捕されております。あの国は「何かをやらかしているんじゃないか?」という疑惑で、簡単にスパイ容疑で逮捕する。しかも、中国ではかなり重罪。でも、その中国は、日本ではスパイ活動をやりたい放題。自衛隊基地のすぐ横の土地を購入したり、都市部の広大な敷地を手に入れ怪しい建物を建築しようとしたり。
この「何かをやらかすんじゃないか?」ということで罪に問えるのが、今話題の「共謀罪」。日本では、この共謀罪の是非が盛んに問われておりますが、でもね、世界中は、「まず共謀罪ありき」で行動しております。国内だけの狭い視野ではなく、グローバルな感覚で、この共謀罪を考えなければいけないと思うのでございます。
何かが起きてからそれに対応するという考え方。これは「フィードバック」と考えることも出来ます。エアコンの温度管理で例えますと、設定温度よりも暑くなったら冷房をオンにする。そして寒くなったら、冷房を切る。まぁ、昔のエアコンはこんな単純なしくみで室温をコントロールしておりました。
でも、この仕組み、設定温度のあたりで非常に不安定になるという傾向がございます。反応を敏感にし過ぎると、その温度を境にオンとオフを急激に繰り返してしまうのでございます。発振というやつでございますね。それを避けるため、オンにするのは設定温度を少し上回ったとき、オフにするのは少し下回ったときというように、反応の登りと下りで差を付けることで回避するのでございます。
しかし、このフィードバックの仕組みで温度管理をすると、室温が大きく波打つという結果になるのでございます。昔のエアコンって、暑くなったり寒くなったりを繰り返しておりましたよね。それを防ぐのが「フィードフォワード」という考え方。温度変化を先読みして、先手を打って制御するのでございます。
室温の変化をエアコンが予測し、早めにオンにする、あるいは、早めにオフにするということで、室温が大きく波打つのを防ぐのでございます。さらに、昔のエアコンはオンとオフの制御しか出来ませんでしたが、最近のは強弱も制御出来る。設定温度に近づくにつれて徐々に弱くしていき、目指す温度に軟着陸させているのでございます。
かつて人類は、フィードバックの仕組みで戦争をしておりました。「やられたらやり返す」、どこかで聞いたことのあるセリフでございますね。情報の流れも移動手段もゆっくりだった時代には、やられるまで気がつかないということが多い。その結果、旧式エアコンで室温が波打つように、世界中は「やる」「やり返す」を繰り返していたのでございます。
さて、時代は情報化社会。情報は光速で世界中をめぐり、大陸間弾道弾は数時間で地球の裏側を攻撃することが出来る。こんな時代には、「やる」は有っても「やり返す」は有り得ないのでございます。やられた時点で終わってしまうからでございます。
今日は、営業終了後、小雨の中、夜道をコンビニへ急いだのでございます。週間実話の最新号の「風俗かわら版」というコーナーが、ニューハーフヘルス特集なのでございます。そして、その特集に当店のコンパニオンが掲載されていることもあり、気になって、気になって、雨の中いそいそとコンビニへ向かったのでございます。
まだ梱包の解かれていない雑誌の袋を開けてもらい、購入してきました! 5/25(木)発売の『週間実話(6/8号)』165ページ。掲載されているのは「蛯原みなみ」でございます。もし、手に取るようなことがございましたら、一読下さいませ。
さて、この週間実話掲載を記念して、「蛯原みなみ限定、実話割引」を実施いたします。期間は、今月末まで。他のクーポンと併用可能! この情報は、この「ひとりごと」欄とこれを転載しておりますヘブンネットのメールマガジンにしか掲載いたしません。これを見た人だけの、お得情報。ぜひ、ご利用下さいませ。
●蛯原みなみ限定 実話割引 期間:5/26(金)~5/31(水)
「蛯原みなみ」のみ、 オール¥1,000割引 他クーポンと併用可能です
※5/25(木)発売の『週間実話(6/8号)』か 記事の切り抜きをご掲示下さい。
昔、演劇を少しかじっていたせいか、人間観察が好きでございます。ふと出会った赤の他人様に対して、その人がどんな心境でいるのか、どんな人生を送ってきたのか、今日どんな出来事があったのか、そんな想像を巡らすのが楽しいのでございます。今日は、そういったお話。
お店が終わり、小腹が減り、ちょいといつもの松屋へまいりました。店の外から店内に目をやりますと、券売機の前で男性が操作中。狭い店内で並ぶのも何ですので、店の外のメニューを見ながら、何を食べようか迷っておりました。
券売機の男性は、初老というか60才くらい。作業着に作業帽。この時間に食事というのは、トラックの運転手さんかな? でも、店先に駐車しているトラックは見当たらない。券売機に慣れていない様子から、ファーストフード店には馴染みが無い様子。今日は、何らかの事情が有って、仕方なくファーストフードの夜食となったのでしょうか?
その男性、かなり券売機に苦戦しております。ワタクシも、おもむろに扉を開け店内へ。その男性の操作を、後ろから肩越しに観察しておりました。券売機はタッチパネル式。そのタッチパネルを、ほぼ手のひらでベタッと押しておりました。小さなボタンが押せず、また違うボタンが反応したりしての大苦戦。酔っている様子はございません。ただ単に、操作に慣れていない感じでございました。
なんかね、後ろからプレッシャーを与えているような気がして申し訳なく思い、ワタクシ、券売機の方へは背を向け、壁のメニューを眺めておりました。ワタクシ、まだ、何を食べるか決めていなかったのでございます。それに、それほど慌てていない。そしてさらに、この微妙なシチュエーションが、たまらなく楽しかったのでございます。
見かねた店員が、券売機の男性に近づいてまいりました。ラテン系の男性店員。ブラジルかな? そんな感じ。でも日本語はすごく上手。日本に長くいらっしゃるのでしょう。その店員が「お手伝いしましょうか?」と近づいてまいりました。
初老の男性は、その店員に何かを見せておりました。店員は、優しく「これ、来週からなんですよね」と答える。券売機の男性、新メニューの記事を見て来たものの券売機に表示されないので困っていたのでしょうか? または、クーポン券を持って来たけど、券売機での使い方が分からなかったのでしょうか? 戸惑っていた理由が、何となく垣間見れたのでございます。
結局、店員さんが操作して、何か丼ものを注文したようでございます。そのやり取りの間、ワタクシ、壁のメニューを眺めておりました。その男性が注文を終え振り向いたときに、ワタクシとどんなやり取りがあるのか、どんな顔を交わすのか、そこにはドラマの一端が発生する可能性を秘めている重要な一瞬。本当はワクワクするような一瞬でございますが、その男性が申し訳なさそうに萎縮しているのではないかと想像し、あえて背を向けておりました。
ワタクシも注文を終え、席に着いたのでございます。ワタクシの席からは、その男性の横顔が見える。運ばれてきた丼を、やや遅めの箸使いでゆっくりと食べていらっしゃいました。ワタクシの注文もじきに到着。食事をしながら、チラリ、チラリとその男性の方に目をやりましたが、その男性と目が合うことは1回もございませんでした。
ゆっくりと箸を進める男性。ガツガツと流し込む食いしん坊のワタクシ。後から食べ始めたワタクシの方が先に食べ終わってしまうのでございます。ふと、男性の方を見ると、やはり下を向いたままゆっくりとお食事中。ワタクシは、立ち上がりながら、やや大きめのしかも優しい声で「ごちそうさま~」の声かけ。店を出ようとするワタクシの背中に、厨房の方から店員の「ありがとうございました~」の声がかかりました。
店を出て、扉をゆっくりと閉めようと振り返ったときに、小さな小さなドラマが生まれたのでございます。扉のガラス越しに、その男性と目が合いました。その男性、店を出て行くワタクシの方を向いておりました。短い滞在期間でしたが、店内ではその男性とは一度も顔を見合わせておりません。店を出るその瞬間、1回だけその男性と顔と顔とが向き合ったのでございます。
その男性の顔、ワタクシには「救われた~」という様に感じられました。ワタクシがそう感じただけで、ご本人の気持ちはどうか分かりませんよ。単に、ファーストフード店で「ごちそうさま」なんて言う人がほほえましく思えただけかもしれません。ワタクシは、その男性に、軽く微笑み返し。そして、店を後にしたのでございます。
その男性、食事中に何を思っていたのでしょう。券売機のモタモタを気にしていたのでしょうか? または、今日一日の出来事を思い出しながら、その疲れを癒していたのでしょうか? その男性に、ワタクシの「ごちそうさま」の声が、何かしらの”想い”を伝えたのは間違いないようでございます。
職人さんごとに、作業のやり方や進め方に拘りを持っております。気の置けないというか慣れ親しんだ職人さん同士ですとスムーズに噛み合うのですが、そうでないと、行き違いが起きたりいたします。「え? ここ塞いじゃったら、俺、作業やり難いじゃん」なんてことが有ったりとか。
それを取り仕切るのが、元請けである工務店の現場監督さんでございます。どんな手順で進めていくか、どの職人さんをいつ呼ぶか。相性の悪い職人さん同士が現場でかち合わないようにするとか。そんな仕事をするわけでございます。
職人さんや監督さんとこんな話をしておりますと、つくづく、風俗店と似てるなぁと思うわけでございます。コンパニオンそれぞれに、接客のやり方・拘り・価値観がある。同じような手順でサービスしているようでも、それぞれ大事にしている部分が違っていたりする。
みんな、自分の仕事をベストに仕上げようと努力していることには、間違いはないのでございます。でも、時々、価値観と価値観が衝突することもございます。衝突はしても、どちらも正しいから困る。目指すところは同じで、やり方がちょっと違うだけなのでございますからね。
そうそう、プロ野球の監督さんのお仕事も、似てるかなぁ? ワタクシはよく、風俗店をプロのスポーツチームに例えるのでございます。各メンバーは、当然、自分の成績アップを目指しております。それを踏まえて、監督は各メンバーの成績を尊重した上でチームを勝利に導かなければならないのでございますよね。
これはワタクシが勝手に作った言葉なのですが、コンパニオンさんの中でも職人タイプの人を、ワタクシは「ホステスタイプ」と呼んでおります。一方、監督タイプの人を「マネージャータイプ」と。ホステスタイプは、やや自己中心的で自分の仕事最優先で考えるタイプ。マネージャータイプは、全体を客観的に捉え、バランスを取ろうとするタイプ。
風俗でもお水でも、人気のある子はホステスタイプが多いのでございます。マネージャータイプは、成績面では苦戦することが多いのですが、いつの間にか幹部や管理職になっていたり、サラッと起業しちゃったりすることもございます(ワタクシがそれ)。
20代後半、舞台活動をしている頃、オーディションに通りまして、ポツリ、ポツリと舞台に出たことがございました。もちろん、ほとんどセリフの無い「その他大勢」の役。ミュージカルでは「コーラス」と呼ばれる人達でございます。
そのある舞台稽古でのお話。ワタクシが自分の台詞を言おうとして舞台の前面に出ようとしましたら、あるベテラン俳優さんが、どうも稽古場での立ち位置と違う。そのせいで、ワタクシが前に出られない。かき分けて出て行くなんて、お話の流れ上、実に不自然。慌てふためいて、回り込んで取りつくろったのでございます。
さて、その日の稽古終了時、ワタクシ、そのベテラン俳優さんに声をかけたのでございます。いやぁ、若いというか、知らないというのは怖ろしいこと。気軽に「あそこ、前に出られないので、立ち位置ずらしてもらえませんか?」と...
殴られました。いや、役者が役者をグーで殴るわけはございません。言葉で殴られたのでございます。相手はテレビにもちょくちょく出ているベテラン俳優。こちらは、オーディションでかろうじて引っかかったその他大勢。激しい叱責で打ちのめされたのでございます。
もうね、ウンチちびりそうな位に怒られたので、何を言われたか覚えておりません。ただ、はっきりと気がついたのは、「入ってはいけない線を、ワタクシが越えてしまったこと」でございます。舞台俳優も、りっぱな職人でございます。職人として、譲れない領域が有るのでございます。
非常に恐い思いをいたしましたが、これは貴重な体験でございます。「一線(いっせん)」がこれで分かるわけでございますから。この線までは、大丈夫。これを超えると、アウト! これが一線でございますね。この一線というやつ、実に重要なのでございます。
例えば、車の運転では、スリップすることによって「これを超えるとスリップするんだ」という一線が分かる。一線が分かっていれば、スリップしない運転が出来る。F1レーサーなどは、この一線のギリギリまで使って、コーナーを曲がっていくわけでございます。
ものが壊れる一線もございます。ガラスを割ったり、金属を曲げてしまったり、そんな経験を重ねて、ものが壊れてしまう一線を、人は感覚の倉庫に積み上げていくわけでございますね。そして、その一線を越えないように、絶妙の力加減で物を扱っているのでございます。
そう思うと、そのベテランさんに言葉で殴られたのは、実に実に貴重な体験。ワタクシはそこで、貴重な貴重な「一線」を会得したのでございます。次からは、その一線を絶対に越えないように行動しますし、レーサーがコーナーを攻めるように、必要であれば一線ギリギリまで迫る接し方というのも出来るのでございます。
世の中、「傷つきたくない人」が増えちゃって、怒られる・叱られるということを極端に避ける人が少なくございません。けれど、それで貴重な「一線の会得の機会」を失っているとしたら、実にもったいないことでございます。
逆に、怒る・叱る側の「一線を会得させるやり方」も重要でございます。先ほどのベテラン俳優さんの例ですと、普段は非常に温厚な役者さんが、あるキーポイントで激変したのでございます。ワタクシの場合でいうと「立ち位置」ですね。このキーポイントをはっきり分からせないと、相手には一線ではなく怒りしか伝わらないのでございます。
職人さんが交わるところには、必ずこの「一線」があるのでございますよね。心置きなく会話をしていても、この一線は超えない。職人にとってこの一線というのは、その人にとっては「宗教」のようなものでございます。宗教の一線を超えてしまうと、宗教戦争になってしまうのでございます。あぁ、根が深いね。
”忙しい”を理由に諦めてない?
時短美容で 女磨きを 始めましょう
仕事、家事、育児……。 いつのまにか「女磨き」を おろそかにしていませんか? 時短美容を活用すれば、 忙しい日常と女磨きは ちゃんと両立できるんです。
では、この女磨きを別の言葉に置き換えてみましょうか? まずは、「歯磨き」、歯磨きをおろそかにしていませんか? ふむ、これは問題ない。同様に「靴磨き」も問題なさそう。「人間磨き」、これも、あまり違和感を感じない。まぁまぁ大丈夫っぽい。
次に、「男磨き」、男磨きをおろそかにしていませんか? 男磨きという語があまり馴染みがございませんが、これを言われた男性が不快に感じるかと聞かれれば、それほど気にしないかなぁ。ということは、「女」という語に引っかかった人が、不快に思っているのでしょうか?
別のアプローチをいたしましょう。「始めましょう」を「応援します」に変えてみるのでございます。「時短美容で、女磨きを応援します」とすると、おぅ、これは行けそう。応援すると言われて、それを不快に感じる人はいないでしょう。と、すると、問題だったのは「始めましょう」という語だったのでしょうか?
何となく見えてきましたよね。「女」に限定するということもやや問題でしたが、一番のポイントは「始めましょう」と”強要”してしまったことですよね。「女に限定」+「それを強要」、この合わせ技で「一本! 勝負あり!」でございます。逆に、合わせ技のどちらか片方だけならば、多分、問題にならなかったかもしれません。
万人に愛されるキャッチコピーというのは、難しいのでございます。ちょっとした言葉の選択で、思いも寄らぬ人を不快にさせたり傷つけたりすることもございます。逆に、クレームが来るのを承知で過激なコピーを使うという、炎上商法的な広告も存在いたします。
当店の広告も、新聞広告は広告代理店の方が作って下さってますが、CityHeaven に関してはワタクシが全部自作してデータ入稿しております。かつて、『シーメール白書』『ニューハーフ倶楽部』という専門誌があった頃は、その専門誌の広告も、全部ワタクシが作っておりました。
ニューハーフ専門誌の広告ですと、かなり過激に攻められます。ニューハーフに興味のある人しか読みませんから、「女よりも快感!」とか「女では分からないツボを知っている」とか書くことも出来る。明からさまに「女性店で不快な思いをしたことはありませんか」なんてコピーを使ったこともございます。
これが、CityHeaven の様な女性店がメインの雑誌ですと、言葉選びも慎重でございます。「ニューハーフしか出来ないことがある」とか「女性もいいけど、ニューハーフもいいよ」なんて柔らかい表現にいたします。読者への不快感もとより、他の広告主に不快感を与えないという配慮も考えます。
もう花粉症の季節は過ぎたと思うのですが、朝から鼻水が出っぱなし。何度も鼻をかんでいたら、鼻血が出る始末。鼻をかむ勢いで鼻血が出ますと、ちょいと鼻の周りが大変、いや、鼻の周りだけじゃなく、手とかも大騒ぎ(笑)。あまり他人に目撃されたくない瞬間でございます。
歌を歌うとき、多分、音楽の先生なんかは「鼻に共鳴させて歌いなさい」と言うはずでございます。頭蓋骨に共鳴させて歌うのが、古典的な発声法。クラシック的な音楽教育を受けた人は、まずこう言うはずでございます。
一方、ワタクシがミュージカルの勉強を始めたとき、鼻に抜かない発声法を教わったのでございます。鼻に共鳴させた透明感のある澄んだ歌声とは対称的に、鼻に抜かない声というのは、地声っぽいゴツゴツした荒い声になるのでございます。
ニューハーフやオネェの声、女声を模しているわけだから高い声を出しているかと思いきや、それほど高くしているわけではございません。男声と女声の差は、ほぼ1オクターブ。本物の女声の音域で話そうとすると裏声(ファルセット)になってしまい、違和感が強くなってしまう。あまり、営業的な声ではないのでございます。
それで、無理に声を「高く」するのではなく、鼻に抜いた「柔らかい声」を目指した方が、営業的には有利なのでございます。テレビなどに出られているオネェの方々が、低い声なのに柔らかく聞こえるのは、そういう発声をしているからでございます。
そしてさらに、「台詞(せりふ)」には、ある興味深い現象がございます。(その人にとって)低い声(音域)を使った方が、説得力は高くなるのでございます。逆に言いますと、高い声を使うほど、嘘っぽく響いてしまう。役者さんが嘘っぽい台詞を話すとき、わざと声を上ずらせますよね。あれは、この理論を利用しているのでございます。
ここで、大問題、発声、いや発生! ニューハーフのお仕事は、出来ればちょっと高めの可愛らしい声を使いたい。ところが、高めの声を出すほどに、説得力は弱まっていく。ここで、耳当たりを取るか、内容で勝負するかの選択を迫られるわけでございます。
昨日は「花粉症かな?」なんて言いましたが、その症状が止まらない。体もちょっとだるい。あまり動かずに安静にしていたいのでございますが、こういうときに限って、動かなければならないような事態に陥る。プリンターが壊れたのでございます。
「エラー79」。以前、同じ機種で、同じエラーに遭遇したことがございます。致命的エラーでございます。修理しか方法はございません。それでですね、メーカー保証書の日付を見ますと、「購入日2016年6月11日」。
家電のメーカー保証書って、故障したときに困りますよね。どこにしまったか分からない場合が多い。それでワタクシは、本体に貼り付けておくようにしております。これが一番いい。メーカーも考えて、保証書を入れておく場所を本体に作っておけばいいのにね。