店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
ほんとうに暖かい。今日も午前中に矢場町まで出かけてきましたが、半袖で十分。小さい子供なんか、すごい薄着で走り回っております。そして、今年のゴールデンウィークは、大変な晴天続き。行楽や旅行に行かれた方も少なくないのではないでしょうか。
いやぁ、ほんとうに暖かいのでございます。当店は近くにライブハウスがいくつかあるので、夕方の開場時間になるころには、歩道上が若い人たちでごった返します。その若い人たちも、薄着になりました。若い人がいっぱいいる雰囲気というのはいいですよね。若い人はみな、オーラが違うですもの。
普天間の基地問題、グダグダになっております。民主党にしてみれば、「自民党がグズグズしていた問題を、オイラたちがチャチャッと片付けて、カッコ良く決めるからな!」なんて思っていたかも知れませんが、その自民党にしてみれば、「昨日今日政権を取ったおまえらに何が出来る。そんな簡単な問題じゃねぇんだよ」と言いたいところではないでしょうか。
なんか、基地の移転場所を探しているようですが、いっそ、日本最東端の島「南鳥島」なんてどうよ。調べたら、自衛隊と気象庁しか使っていないみたいだから、問題ないっしょ。でも、ちょっと遠すぎるのが難点かな。じゃぁ、今度は最南端の「沖ノ鳥島」は? あの、岩がちょこっとだけ残っている島。あの岩の回りに杭だろうが埋め立てだろうがガンガンやって、基地を作ってしまえばいい。「岩だけの島が本当に領土と言えるのか」なんて議論がチラホラあるが、アメリカの基地がド〜ンと出来ちゃえば、そんな議論は吹っ飛ぶのでございます。
そうそう、領土問題と言えば「竹島」なんていいじゃない? 位置的にも最適だし、どうせアメリカ軍は韓国との結びつきも強いわけだし、いっそ竹島を、日韓共有の軍用中立地帯にしちゃえば? と書いちゃったけど、竹島って基地を作れるような場所なのかしら? 領土問題も解決するし、一石二鳥だと思ったのだけどなぁ。
もうどこにも移転できないとなれば、最後の手段、「沖縄の独立」でございます。沖縄をひとつの国として独立させるのでございます。そして「沖縄国憲法」を作って、その条文で「外国の軍事基地を置かない」と明記してしまう。あるいは「沖縄の国民」が蜂起して、革命を起こすのでございます。攘夷! 攘夷なのでございます。本土に比べると、沖縄は独自の悲しい奇異な歴史を歩まされております。もうね、独立させてあげても、いいっしょ。
でもまだ、基地をどこへ移すかという問題は残るわけでございます。そこで思い出すのが、ウルトラセブンの「ウルトラ警備隊」。出動要請が来ると、山が割れて出動したり、滝の裏側から飛び出したりするのでございます。もうね、山奥の秘密基地にしてしまえってことでございます。土地が有り余っているアメリカの感覚だと、「基地のスペースぐらい」と思うのでしょうけど、日本は土地が極端に狭いのでございます。
人生には、「お先にどうぞ」という“感覚”を身につける時機が、必ず訪れるのでございます。これは、長い人生の中で“1回だけ”訪れる「人生の転機」のようなものでございます。ちょっと分かりにくいですね。具体的に申しましょうか。
若い頃には、「一番になりたい」「金持ちでいたい」「幸せになりたい」といった気持ちで奮闘するものでございます。いつも他人を気にし、自分と他人を比較し、上に登りつめる事ばかりを考えるものでございます。ところが、ある程度年を取ってまいりますと、世の中というものが見えてくる。何十億という人間がいて、裕福の度合いにもピンからキリまである。視野が広くなって、隣人とばかり比較していた目が世の中全体を見るようになるわけでございます。
視野が広くなればなるほど、隣人と比較して齷齪(あくせく)することが空しくなってまいります。そのとき、下から突き上げてくる若い人たちに向かって「お先にどうぞ」と言えるようになる。自分が世の中の何パーセントの位置にいるかを気にするのではなく、自分の人生が何パーセント足りているかを考えられるようになる。俗に言う「足を知る」という感覚でございますね。
話はガラッと変わりますが、時々、ユニセフに募金をしております。それでユニセフのホームページをのぞいたりするのですが、ユニセフにも“グッズ”なるものが有るのを知り、さっそく注文してみたのでございます。ラベンダーの香り袋、子供の形をしたキーホルダー、ペルー製のビーズを使ったブレスレット。代金の50%が、ユニセフに募金されるシステムになっております。「UNICEF」のロゴマークの入ったものを身につけていると、ちょっとワクワクいたします。シャネルやヴィトンのマークにワクワクする人は多いのでしょうが、ワタクシにとっては「UNICEF」の文字マークが、それに値するようでございます。
日本ユニセフ協会に関しては、まぁいろいろ言う人もあるようですが、とりあえず本家UNICEFのページからリンクが張られておりますので、まったくデタラメではないと思っております。ただ、ちょっと不透明な部分もありますので(まぁこれは日本で“団体”と呼ばれるものには大なり小なり存在するものですが)、募金の方はもっぱら黒柳徹子さんの口座に振り込んでおります。今回は「UNICEF」のロゴ-マーク入りのグッズに興味がございましたので、日本ユニセフ協会のホームページから購入しております。
ちょっと前には白いゴムバンドが流行ったりいたしましたが、あれも最初の頃は不透明な部分があって問題となりました。また、「○○ちゃんを救え!」なんていう難病の赤ちゃんを救うための募金活動がありましたが、あれもそれを真似た詐欺行為が発生いたしました。「募金」と呼ばれる活動には、何らかの法規制が必要だと思っております。