店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
現地の人が何度注意しても、潮干狩りに訪れる人が後を絶たないとか。あるいは、献身的に命がけで奉仕してくれている医療従事者が、私生活で偏見や差別をうけているとか。日本という国は、どうしてこうなっちゃったのでしょうかねぇ?
この質問に即答出来なかった新渡戸さん、思案を重ねるわけでございます。そこで行き着いた結論は、日本の道徳観を支えているのは「武士道」だと思い当たる。そして、この日本独特の道徳観を世界に紹介するためにこの本を執筆したと、書物『武士道』の序文に書き記しております。
新渡戸さん、(西洋にも「騎士道」なるものが存在するように)武士道の考え方そのものは世界的に存在する普遍的なものだと前置きした上で、それでもなお、日本の武士道は、世界でも稀な独特の進化を遂げていると説いております。
西洋の道徳観は、「個人の徳」に他なりません。その”より所”となるのはキリスト教。個人の徳を、宗教という外部的規範が縛るわけでございます。では、武士道ではどうか? よく言われる「おてんとうさまが見てるぞ」という語、おてんとうさまが見ていなくても自分の良心(神)が見ているぞというのが、武士道の”より所”でございます。
武士道というのは、自分の「自制心」に縛られた道徳観なのでございます。あぁ、なんというストイックなことか! そしてこれを新渡戸さんは、「社会を統率するエリート階級として培った、洗練された普遍的な徳」と書いております。侍は、刀を持つ特権とともにその「責任」までも腰に下げ、規則が無くても自身の自制心で抑制する。それが武士道。現代では、車の来ない赤信号でもけなげに守っているところに生き残ってるかな(笑)。
でね、「個人の自制心で~」っていうところで、日本ではいろんな事が「個人の自制心まかせ」になってる部分が多い。契約書とかで、「トラブルの際は、お互い誠意を持って協議...」なんて文面を見たことはございませんか? 西洋が契約社会として発展してきたのに対し、いろんなことがなぁなぁとなっている日本の仕組みは、武士道の影響かなぁ?
武士道は、「義(正しい道)」「仁(優しさ)」「勇(義を行うための精神的強さ)」「礼(秩序を守る)」「名誉(人としての美学)」「誠(組織への忠誠心)」といったアメと鞭が入り交じった総合的な精神世界でございます。「誠」だけちょっと気になりますが、正に、今の医療従事者の方々は、現代の侍でございます。
そんな医療従事者がプライベートで差別されるなんてのは、本来なら法律で規制されるべき事項。なぜなら、今は国の存亡が医療従事者にかかっているわけですから、法律で彼らを守るのは公共の利益に合致するわけでございます。でも日本ではなかなかそうならないですねぇ。やはり、どこまで行っても、個人の自制心に委ねられている。あぁ、何という不毛な性善説!
憲法記念日が近いという事で、各メディアが「憲法改正」を話題として取り上げております。特にこのコロナ騒ぎへの対応として、憲法の「緊急事態条項」「国家緊急権」が議論されているのは、ワタクシ個人的には非常に嬉しいことでございます。
憲法の緊急事態条項ってのは、「非常時・有事には、この憲法を無視した非常措置を取ることがあるよ」という文言。先進国の憲法には必ず盛り込まれているこの条文、わが日本国憲法には存在しておりません。以前申し上げたように、かつての軍事主義に走ったことへの反省から、この条文を欠いたまま戦後75年が過ぎてしまったのでございます。
今、日本がコロナに対応しているのは、措置法という「法律」。法律ですから、憲法と矛盾するわけには行かない。で、「要請」とか「お願い」になってしまい、罰則を設けることも出来ない。まぁ、行政側から見ればこんな手かせ足かせ状態で、よくコロナをここまで押さえ込んでいるのが不思議でございます。結果オーライと言うか、たまたま運が良かっただけかというか。
でね、この憲法の緊急事態条項を盛り込もうって話は以前から何度も出てますが、なかなか実現しない。それは、この条項は戦争と関わりが強いから。いや、戦争以外の今回のコロナの様な場合にも有用な条文なのですが、やはり戦争に関連づけて反対されることが多い。あぁ、何という単細胞の多いことか!
欧米の憲法の緊急事態条項ってのは、必ずチェック機能とセットになっている(これ重要)。これは、かつてナチスがこの条項を悪用してやりたい放題をしてしまった歴史からの反省から生まれた考え方。「コントロールして使う」という実に合理的な考え方でございます。
ところが、今の日本は、まだナチスが暴走した時代で思考停止している。「緊急事態条項を盛り込んで、日本がまた戦前の状態に戻ったらどうなる?」なんて意見が普通に出る。あ~あ、憲法も法律もどんどん進化しているのでございます。危険だから無くせばいい? まるで公園のジャングルジムの様な扱いでございます(笑)。
そこで、昨日申し上げた「個人の自制心で~」というのが関わってくる。日本っていうのは、いろんな事が個人の自制心に委ねられている。だから、公文書が改ざんされたり、無くなってしまったりなんて事件が当たり前に起こる。こういうの、世間は担当者の自制心を追い詰めたりするけれど、そもそもの「チェック機能の足り無さ」を指摘する人は皆無でございます。
急に暑くなってきましたので、ここ数日、ブラジャーを着用しております。「?」と思われました? 横着者の薫さん、冬場はノーブラが多いのですよ。さすがに薄着になる季節はビーチクが...ってんで、個人的にブラジャーの季節に突入でございます。
夜、寝る前に外したブラジャーの「跡」が、朝、目ざめたときにも残ってて痒い。年輪を重ねるほどに肌の弾力が少なくなるとは知っておりましたが、こういうことなのですね。なんか、背中にブラジャーの形の轍(わだち)が出来るんじゃないかと心配しております(笑)。
テレビドラマが、ほぼ壊滅状態でございます。撮影がストップしてまして、新規で放送しているのは朝ドラと大河ドラマくらいではないでしょうか。その二つも、6月末くらいには収録済みのストックが底を突くとかで、中断やむを得ないという状況だそうでございます。
大河も朝ドラも、いろんなハプニングを抱えながらも良いドラマに仕上がってると思いますよ。特に朝ドラは、週6話から週5話になった余裕からか、周到なリハーサルを経てじっくり作り込んでいる感じがいたします。絶妙な笑わせのタイミングとかは、演者同士が綿密にリハーサルを重ねないと息が合わなかったりいたしますからね。
今後、大幅な中断が予想されますが、大河も朝ドラも通常の編成枠にはもうどうやっても収まらないでしょ。NHKの一部では、「毎週2話ずつ放送して年内に...」なんて意見も有るようですが、そこまで枠に拘らなくてもいいと思いますよ。もうね、好きな時期にスタートして、面白くなければ短めで「打ち切り」とか。アメリカンスタイルで行きましょう!
朝ドラ『エール』の方も、演技派の人が揃っていて、テンポが良い。主役とヒロインとを同等のウェイトで描いてますので、各出演者の負担も少なくなってるのでしょうね。「演出家が思い通りに演出している」という印象を受けるのでございます。どうかこの流れで、最終回まで行って欲しいのでございます。
専門家会議の担当の方が記者会見をされておりましたよね。テレビでチラッと拝見いたしました。専門家の方々はもっと早い段階で声を大にして言いたかったのでしょうが、それが叶わなかったのでしょうね。今やっと、思いの丈を吐き出している感じでございました。
最近、「リスクコミュニケーション」という語が頻繁に用いられております。災害時などに、正確な情報をどの様に共有、そして意思疎通するかという方法論のことでございます。これがねぇ、日本では、リスクコミュニケーションよりも「忖度」の方が優先されちゃうので、困ったものでございます。
過去のお話になっちゃいますが、東北大震災の初日の深夜、日本中が福島第一原発に注目しているときでございました。非常に混乱している現場の中で、ある技術者が記者会見で「メルトダウン」なる語を、ブルブル震えながらチラッと発言したのでございます。すでに中性子が観測されていて、メルトダウンは明らか。その男性は不慣れな記者会見でたどたどしく状況を説明しておりました。
しかしその後、その男性は二度とテレビカメラの前に顔を出すことはなく、違う技術者が説明をするようになりました。担当を変えられたのでしょうね。「メルトダウン」という語が、政治的に非常に「不都合」だったのでしょう。結局、半年後に始まった事故調査の結果が出るまでは、関係者一同メルトダウンを否定し続けたのでございます。
もうね、中国で最初に新型肺炎の危険性を主張した医師が中国政府によって隠蔽されたというのを、日本は全く笑えないのでございます。こういうのを考えると、日本の医療の世界も政界との(癒着とまでは言わないけど)深い結びつきが有って、それで今回の様な非常時には、皆が奥歯に物が挟まったような物言いになる。あぁ、忖度、忖度、はぁどっこい!
ちょいと例え話になりますが、トヨタが生産ラインの不良率を下げようとして、生産ラインの全ての工員にラインを止める権限を与えたことがございます。普通は生産ラインを止めるというのは重罪。しかしあえて、少しでも不具合を見つけたら誰でもラインを止めても良いというシステムに変えたのでございます。
また違う例え話。航空機のコックピット内。かつて副操縦士が機長に楯突くというのは立場的に難しかった時代がございました。しかし、その人間関係のために副操縦士が機長のミスに気付いていながらも、みすみす起きてしまった航空機事故というのもございます。こういうのを受けて、今では2人のパイロットが適切に意見交換できるシステム作りが目指されております。
長くなっちゃいましたね。何が言いたいかと申しますと、危機管理では、忖度なしで自由に意見を発言できるシステムが重要でございます。同時に重要なのが、その意見を言った人がなんらベナルティを受けないという担保も必要。ペナルティを恐れて皆が口ごもるよりも、玉石混交の内容でもいいから意見交換を深め、議論を煮詰めて行くことの方が重要なのでございます。
水沢さくら限定割引 <電話予約のみの割引です> 期間:5/7(木)~5/31(日) 40分・60分のコース ¥1,000割引 90分のコース ¥2,000割引 ※他クーポンと併用可能
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コロナ終息までキスNG 蛯原みなみ 高遠なつめ
「たたき台」と「テンプレート」、同じような物だと思い込んでおりましたが、辞書で調べると微妙に違う物の様でございますね。どんな作業でも、このたたき台やテンプレートが有ると無しでは、効率が全然違うのでございます。
コロナへの日本の対応が、諸外国、特に韓国や台湾とよく比較されておりますが、ひとえに、事前にたたき台やテンプレートが存在していたかどうかの違いでしょうねぇ。MERSで痛い思いをしていた台湾・韓国ではそれが用意されていて、シュミレーションまで行われていた。日本にはそれが全く無かった。この違いは、大きかったですねぇ。
日本の政府・官僚は、ことさら、このたたき台やテンプレートを事前に用意しておくということに無頓着でございます。どうしてでしょうねぇ? だから災害の度に、一から準備して対応している。これだけ自然災害の多い国ですから、もう少し「慣れ」そうなものでございましょうが、毎回、段取りの悪さを露呈しております。
政府も官僚も、「すぐに実になる」ものにしか興味が無いのかな? すぐに票に繋がるとか、すぐに政治献金が貰える何かとか。備えることに慣れていない政府がたまに何かに備えると、1000年に一度の災害にも耐えられる巨大堤防とか作ってしまう。いや、それ、災害が来る前に耐用年数が来てしまいますから。残念!
日本のコロナ対応が、欧米のメディアから、やれ「甘すぎる!」「無能だ!」と、フルボッコにされております(笑)。まぁ、日本のやり方は決して褒められたものではございませんが、日本政府も何か言い返せないものでしょうかねぇ。ただ言われるだけってのは悔しいのでございます。
「逮捕」や「罰金」という司法権を行使せずに日本が対応せざるを得ない状況ってのを、欧米のメディアは知っているのでしょうか? 罰則なしで国民がここまで従順に行動出来てるのは、世界的にも奇跡だと思いますよ。日本政府は言われるままにしておかず反論して欲しいところですが、まぁそこまで開き直ることは出来ないでしょうね。
ちょっと前に、お笑いの岡村隆史さんの発言で、日本中から袋だたきにされておりました。あるいは、山梨県の女性が感染を知りつつ動き回っことで非難中傷が集中し、山梨県が対応に出るということもございました。「悪は追い込んでいい」という昨今の風潮ですが、これを「ファシズム」だと言う大学教授がいらっしゃいます。その教授が続けている「ある実験」を、ご紹介いたしましょう。
甲南大学の田野大輔教授(50才)は、「ファシズムの体験学習」なる授業を、ここ10年ほど続けているとのこと。教室でファシズムの成り立ちを学んだ学生を250人ほど集め、グラウンドで野外授業をやる。学生は「白シャツにジーンズ」という、教授が言う所の「制服」着て、「ハイル、タツノ!」という教授への「敬礼」で忠誠を誓うところから体験学習が始まるそうでございます。
その学生達に何をさせるか? グラウンドにたまたまいるカップルを取り囲み、「リア充爆発しろ!」と集団で糾弾するのでございます。実験が暴走しないように、学生等にはあらかじめ「耐えられなかったら抜けてもいい」と伝えておき、囲まれるカップルも、実は仕込みのサクラの学生でございます。
集団で行動していると責任感が麻痺する。自分の声が大勢の声と一体化するにつれ、「年でも言えるな」という気持ちになっていき、そこには「快感」さえ得られる。そして、糾弾は勢いを増していくのでございます。
また、集団の熱狂に感化され、糾弾に加わる学生も現れる。機会に乗じて大騒ぎし欲求を発散しようとする集団の力の怖さですが、さらに怖いのは、「制服を着ていないくせに入ってくるな」と「異端者」を排除する感情を持った学生もいることでございます。
教授の言をそのまま紹介すると、「やじ馬の乱入に特に表れていますが、最初はネタとして始めたことでも、人々の感情を動員できてしまうということですね。この授業はナチス式敬礼をしたり、『リア充』を糾弾したりという、ネタ的な要素で成り立っています。それでも、受講生の中には感情を揺さぶられる人がいて、ちゃんとやらない人にいら立つといった規範の変化が生じます。」(以上、朝日新聞デジタルより)
これと同じ事が、ネットで実際に起こっております。岡村の件もそう。山梨の女性の件もそう。ネタ的に始めたことでも、自分の声が集団の声に溶け込んでいくうちに快感や達成感を感じ始める。最初は誰かを排除するつもりは無かったとしても、集団の力は大きなうねりとなって異端者排除の流れを作り出してしまうのでございます。
もちろん、体験学習の学生の中には、「カップルがかわいそう」と感じた人もけっこういるそうでございます。「相手も自分と変わらない学生」「もしかしたら、逆の立場だったかもしれない」という「想像力」が糾弾をためらわせる歯止めになると、田野教授は記しております。
さて、田野教授はこれを「ファシズムの体験学習」としております。ファシズムというと「権力に無理矢理従わされる」というイメージがありますが、教授は「個々が自分の欲求を満たすために進んで従っている」という一面も有ると言っております。学校でのいじめ、新興宗教の洗脳、SNSでのヘイトスピーチ、そんなところにもファシズムの仕組みが有ると説いております。
朝、ベッドから目ざめた時の軽い腰痛はずっと続いていたのですよね。ただ、午前中に動き回っているとお昼には痛みが消えているので、あまり心配しておりませんでした。そして、本日、掃除機をかけているときに「ズキン」と来たわけでございます。
長年、腰痛と苦楽を共にしておりますと、「やばいズキン」というのがすぐ分かる。来た瞬間、「あ、これ、あかんやつや」と分かるわけでございます。明石家さんまさんが、「腰痛は、ズキンと来た瞬間に反っくり返れば治る」と言ってましたが、あれは勇気がいるなぁ。今だに実行できないでおります。
ワタクシはコンパニオンに、「トータルで考えろ」とアドバイスをいたします。このお仕事は、稼げる日と暇な日が極端でございます。稼いだ日で喜び、暇な日でへこむ、そんな一喜一憂を繰り返していたら心がボロボロになってしまいます。だから、「日々の変化に踊らされず、1ヶ月の収入をトータルで考えなさいね」と常々アドバイスしております。
今回のコロナ騒ぎで、当店としてもかなりの資金を取り崩しております。まぁしかし、不幸中の幸い、お店の存亡に関わるような事態にはなっておりません。この時期、瀬戸際に立たされている企業や店舗が非常に多い中、当店は運が良かったと感じております。
実は去年の暮れに、非常に美味しい不動産購入の話が舞い込んだのでございます。手持ちの資金ギリギリの価格だったので、とっても判断に迷うシチュエーション。そこで、馴染みの不動産会社に間に入ってもらって、価格交渉を進めておりました。
ところがですねぇ、待てど暮らせど、不動産会社から連絡が来ない。1ヶ月後に連絡が有って不動産会社に赴きますと、なぜか担当者が変わっている。社内で何かしらのゴタゴタが有って、ワタクシの件は宙に浮いていた可能性も。内情は分かりませんが、価格交渉をしていた様子が全く無い。何もかもゲンが悪いので、このお話は流してしまったのでございます。
すると、今回のコロナ騒ぎでございます。昨年の暮れにうっかり話が進んで手持ちの資金が底を突いていたら、このコロナ騒ぎでもう大変なことになっていたはず。今思い返すに、「あぁこれはこれで結果オーライ、何かに助けられたのかな」と思っております。「コロナで損した」と思うと腹も立ちますが、「救われた」と思えば腹も立たない。物は考えようでございます。
東京の3号店を閉めるときにも、同じような事を経験しております。3号店のママさんがお金を持って逃げちゃって、コンパニオンも呆れてどっかへ消えちゃって、その事後処理のため東京店までワタクシ、出向いた時のことでございます。
当時、名古屋の1号店、2号店にコンパニオンが大勢おりましたので、とっかえひっかえ名古屋のコンパニオンを東京へ送れば3号店を維持できる、ほとんどそう考えて事後処理に向かったのでございます。が、しかし、この時、なぜかビルのオーナーとの交渉が決裂! 契約を解除して、3号店は無くすことにしたのでございます。
すると、その半年後に、東北大震災でございますよ。3号店をそのまま持っていたら、とっても面倒くさいことになっていたはず。「あぁ、もったいないことをした」という気分から一転、「あぁ、救われた」に転じたわけでございます。人間、どこでどんな風に運を拾うか分かったものじゃございません。
あと、オープン3年目にして税務署に入られた、いやもとい、入って頂いたのも、同じかな。そりゃぁオシッコちびりそうなくらいの追徴金が来て当時は恨み節でしたよ。でもね、そのおかげで優秀な税理士さんとめぐり逢え、それ以降、お店の経営を大いに助けてもらっております。結果オーライでございます。(それ以降はニコニコ青色申告)。
これらの経験、ワタクシが勝手に関係ない出来事を結びつけて悦に入っている可能性もございます。でもね、結びつけて考えることでプラス思考で居られるのなら、結びつけちゃえばいいのですよ。あらゆる事象が、捉え方ひとつで、プラスにもマイナスにも解釈出来る。だったら、こじ付けでもいいからプラスで考えた方が、自分の人生が楽になりませんか?
今回の騒ぎがもし、戦争とか、地震や津波とか、そんなものだったらどうでしょう。たとえ家や店舗を失ったとしても、「あぁ、命が残っていて良かった」と思えるはず。怒らないで下さいね。これは酷い”こじ付け”です。今、多くの人は、こんな余裕の有る考え方は出来ないでしょう。でもこのこじ付けが、歴史的に人々を救ってきたのでございます。
先日、日本のコロナ対応が海外のメディアからフルボッコにされてるなんてことを書きました。が、「日本人学者の意見を、海外のメディアが採り上げた記事」だったみたいでございます。どうやら、「海外」「無能」という語だけが一人歩きした様でございますね。
この「海外メディア」ってのに、日本は時々ボコボコに言われたりいたします。日本の様な忖度は有りませんから、まぁ当たり前と言えば当たり前なのですが、日本政府にも「反論して欲しいなぁ」と思うときが有りますよね。やはり、「英語で言い返せない」というのがネックかなぁ。
海外メディアで面倒くさいのが、韓国人記者の存在。海外のメディアのいたるところに、韓国出身の記者さんが在籍してたりするのですよね。でね、時々、CNNやワシントンポストから妙に韓国寄りの記事が出たりしますけど、記者の名前を見ると韓国の名前だったりする。
ニューヨーク在住の日本人の方のブログを読んでますと、ニューヨークで圧倒的に多いアジア系は、韓国人だそうでございます。そう言えば、マンハッタンに日本の家電メーカーの看板がデカデカと出ていたのはもう過去のお話。アメリカにおける韓国人、韓国企業の進出って、日本ではもっと危機感を持って報道して欲しいのですけど、何かしらの忖度が働いてますよね、日本のメディアには。
あと、余力の出てきた中国が、イタリアなどの支援をしているとか。イタリアでは中国への好感度がうなぎ登りだそうでございます。日本は中国政府(中国人ではないですよ)の狡猾さをよ~く知ってますから、こういうの、「危ない」という危機感が走りますが、そういった免疫のないイタリアでは、中国にやられかねませんよ。
中国は今、アフリカへも食指を動かしてる。現地の会社を購入したりして、進出の足がかりをつけてる。こんなのを見てますと、今回、「先に抜けた国が、まだ苦しんでいる国を食い物にする」という図式が見えてくる。一番「焼け太り」するのは中国ではないかなんてことさえ言われてる。世界の勢力図が大きく変わる可能性も有りますよね。
『未来少年コナン』の監督は、宮崎駿さん。アニメのエンドロールには「演出」としかありませんが、実際には絵コンテ(シナリオの設計図)、キャラクターデザイン、メカニックデザイン、設定などもこなしていたという超人的な働きをしております。一人物がこれほどの部分に関わっている作品というのは他に例が少なく、そういった意味でも宮崎駿さんの貴重な作品でございます。
1週間で1作という制約の中で、よくこんなに手の込んだ作品を間に合わせたなというのが、今、見返して感じる事でございます。これは、子供のときには当然思わなかったこと。宮崎駿さんのこの後の「となりのトトロ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」なんて映画のディテールを見ているからこそ、あらためて気付かされたことでございます。
アニメというのは、同じ背景を使いまわすほどに作業量が減るわけでございます。当時の他の週一作のアニメってのは、使いまわしで何とか間に合わせておりました。ところが、宮崎駿さん、このコナンの時期から、各場面ごとの「絵画的な美しさ」に拘っていらっしゃる。背景を描く人は、大変だったでしょうねぇ。
コンビニやドラッグストアは、普段の業者との付き合いがあったり、適正価格より高い商品を店舗に並べるわけにいかなかったりとかで、その様な業者は門前払い。行き場を失った大量のマスクが、巷に散乱しているようでございます。
先日、NHKの『ノーナレ「校長は反逆児」』という番組を、ほんと、たまたま見たのでございます。東京都世田谷区にある公立の桜丘中学校を半年間追いかけたドキュメンタリー。その中学校では、校則なし、スマホOK、授業も無理に出なくていいという自由すぎる方針を10年続けて来たそうでございます。
授業中にスマホでゲームをしていても怒られないと言うのですから、正に全校生徒が自由の風! 生徒は校長室に自由に出入りし、お弁当を食べたりしている。この自由さにはいろいろ批判が有ったでしょうねぇ。校長先生談、「○○をしなければいけない、というだけで学校に来られなくなる生徒もいる、そんな生徒を無くしたい」とのこと。
朝ドラ前作の『スカーレット』で、「自由は不自由や!」という名言が登場いたしました。結局、この名言の謎解きは最終話までされませんでした。あ~、意味の深い、いい言葉なんだけどなぁ。ということで、この「自由は不自由や」という語をワタクシが、紐解きましょう!
当店では、出勤予定をかなり早く提出してもらっているのですが、かつて、それに猛反発したコンパニオンがおりました。その子いわく、「毎日、自由に出勤を自分で決めたい」ということなのですよ。「じゃぁ、自由出勤にしましょう」とワタクシ。試しに自由出勤にしてみたのでございます。
その子が出勤したければ、開店時間までにお店に電話を入れる。電話が無ければ、その日はお休み。ただ、それだけのルールでございます。事前予約を受け付けられないという不自由はございますが、その代わり、毎日気ままに出勤できるという自由が有るのでございます。
しばらくこれを続けていましたら、コンパニオンの方が根を上げてきた。「毎日、自分で決めるというのは、意外とツライ」と言ってきたのでございます。で、自由出勤は解消。もとの事前にシフトを提出してもらうという方式に戻すということがございました。
「自由」というのは、いろいろ縛りがある中で少し混じっていると、ありがたいのですよねぇ。「何もかも自由」となると、実は困惑する。そして、苦痛になるのでございます。逆に「ルール通りに行動すればいい」となれば何も考えなくて済む。楽なのです。
何かと選択を迫られることの多い現代社会では、人を縛るルールというのが、むしろその現代人のストレスを少なくする方に働いているという意外でございますね。ここで先ほどの名言ですよ。「自由は不自由や!」。自由にしろと言われると、かえって不自由になってしまう。
この桜丘中学校の生徒も、入学当初は楽しいでしょうねぇ。授業中にゲームをやっていても叱られない。授業に出ることさえ自由。でも、そのうち、「本当にそれでいいのか?」と自分で考え始めると、苦悩が始まる。「自分で考えさせる」「苦悩させる」、実に良い教育ではございませんか。番組内での生き生きとした生徒達の顔が、印象的でございました。
全国に出されていた緊急事態宣言ですが、愛知県は木曜日には解除されそうな雰囲気でございます。今後の成り行きしだいではございますが、解除されましたら、今、当店が行っている「受付時間の短縮」を解除したいと思っております。
ただ、当面は、お客様の手の平へのアルコール散布、お客様の体温測定は継続させていただきます。またコンパニオンの体温測定も引き続き行っていきます。体温が37.5℃以上ある場合は出勤を見合わせ、数日間様子を見るという処置を当面続けます。
まぁしかし、休業要請に関してははっきりとした言い方をしてくれない。「手元の資料の~」と何回もおっしゃられましても、ネット中継を見ている側にはそんな資料を見る術もない。あぁ、何ともじれったかったのでございます。こういった所の手際は、ニュースキャスター出身の小池百合子東京都知事の方が上手でございます。
結局ですね、風俗店の休業要請はまだ続く様子なので、当店でも、最終受付時間の21:30というのをもう少し続けていきたいと思います。まぁ、愛知県次第というところなのですが、県内の感染者数の落ち着き方を見ると、じきに通常に戻るような気がいたします。
で、くどいようですが、受付に関してもう一度説明いたしますね。21:30の段階で予約が入っていなければ、その時点でコンパニオンは帰宅を始めます。しかし、21:30までに予約を入れていただければ、22:00とか23:00スタートの接客も可能です。また、21:30以降も電話は取っておりますので、翌日以降の予約などは承れますよ。
YouTubeを散策してましたら、「Stay home」と「Stay at home」がどう違うかなんていう動画を見つけまして、興味深く視聴しておりました。端的に申しますと、「居る」を強調するのが「Stay home」、「家で」を強調するのが「Stay at home」ということらしいです。
で、ワタクシが非常に興味を持ったのは、画面の奥で宣伝されている本。画面からは「英語の発音がドウタラ」と読める。この動画の先生の発音が非常に綺麗だったので、動画内で宣伝されているその人の著書も気になったのでございます。
で、Amazonで検索。中身の冒頭を試し読みすることが出来るというので、早速拝見。フムフム、何やら、日本語は上顎、特に口先しか使わないのに対して、英語は下顎をメインに使う。下顎を大きく使うのが英語の発音のポイントだとか。
欧米でマスクが不人気なのは、言語の性質に有るのではないか! 口先だけしか使わない日本語では、マスクをはめていてもあまり不自由なく言葉を発することが出来る。しかぁ~し、下顎を大きく使う英語では、話しているうちにマスクがずれたりして非常に居心地が悪い。だから、欧米人はマスクを嫌がるのではないでしょうか?
まぁ、こんな仮設を立てたわけでございます。ただ、マスクに対する抵抗感が少ないのは、アジア圏全般に言えること。う~ん、ワタクシ、中国語とかタイ語、ベトナム語なんてのはほとんど分からない。そういったアジア圏の言語は、下顎をどれくらい動かすのでしょうねぇ。
ということで、アジアで被害が少なかったのは、こんな言語特性も有るのかなって思った次第でございます。だいぶ終息に向かっている感じはいたしますね。あともう少し、みんな、頑張りましょう! では、では。
このグラフですと、4月中旬までは指数関数的に感染者が増加しております。これを見るに、3月下旬に既にピークを迎えていたと主張するのは、難しいかなぁ。百歩譲って「潜伏期間の2週間を差し引いて考える」とすれば、ギリギリ3月末に「感染のピークが有った」とも考えられる。けれど、この考え方では日本政府が行った休業要請を否定できないのでございます。
なぜなら、3月下旬の段階で「2週間後に数字が減る」なんて誰も予想できないからでございます。潜伏期間が有りますから、全ての行った対策が2週間遅れで表面化する。つまり、とりあえずやれることをやり、後は結果を期待することしか出来ない。「今考えれば○○だった」という議論は、全く不毛なのでございます。
それと、どうやったって、決断を下す人間は「安全側」に振るしかない。「もし自分の判断が裏目に出たら」と思ったら、絶対にギャンブルは出来ないでしょ。だから、後から「○○は必要なかった」と言う人は、責任のない所で気ままなことを言っているだけ。まぁ、いろんな意見が飛び交うのは良いことですが、論理的に議論が進むと良いですよね。
休業要請が始まった数日後には数が減ってきている。もちろん、結果が遅れて表面化することを考えると、4/7の緊急事態宣言くらいから何らかの効果が有ったと考えられるのかも知れません。そして、休業要請が解かれた後も、とりあえず、下がり続けてはおります。しかし、やはり結果は遅れてくるので、週明け以降の動向が非常に気になりますよね。
台湾や韓国がかなり成功してますが、それも結果論。「何が正解」ということが全く無い。台湾や韓国だって、もしかしたら対策が裏目に出た可能性だって有る。「正解が無い」ということを考えれば、日本政府の対応だって誰も責められないのでございます。
ここ数日、蒸し暑くなってまいりました。マスクをしたまま外出すると、あっと言う間にマスクがベショベショになる。こりゃぁ、これからの季節、大変ですよ。湿度が上がったせいか、同じマスクがいつもより息苦しく感じることもございます。汗っかきのワタクシには、つらいマスク生活になりそうでございます。
例のアベノマスク、届きました! 1ヶ月、かかりましたねぇ。「送る」と宣言してすぐに届いたら、(まぁ賛否両論有っても)それはそれでカッコヨカッタのですけどねぇ。ここまで後手になってしまうと、これは世界的に恥ずかしい。いや、でも、実に「日本的」と言えば日本的。
「送る」と判断した後、その段取りを付けるのは官僚のお仕事。目算で「1ヶ月くらいかかりますよ」と誰も気がつかなかったのかなぁ。あるいは気がついていたけど、「別に俺が指摘して余分な仕事を増やす事項でもないし」とスルーされたのか。「お役所仕事」とはよく言ったものでございます。
日常的にマスクをするようになって、鼻から下のお化粧が非常に関西風、いやもとい、薄くなったのでございます。どうせマスクしちゃいますしね。口紅なんて、ここ一か月間、一回も触っていなかったりする。時間ないときは、とりあえず眉毛だけ描いてマスクしちゃえばOKですしね。
ほぼ、深夜の0時過ぎには寝るようになってしまった。どうもね、バタバタと忙しい時は、営業が終わっても頭が興奮しているので眠くならない。で、雑用をいろいろ片付けて、ベッドに入るのが深夜3時頃。それが、通常営業時のタイムスケジュールでございました。
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さて、本題。ワタクシが子供の頃のお話でございます。母親と2人で映画館へ行くなんていう時、映画の「開始時間」を調べずに行くのが我が家の慣習でございました。上映途中でも入って行き、映画の途中から見て、休憩を挟み、次回の「さっき見始めたところ」まで見たら映画館を出て行くのでございます。子供心に、それで納得しておりました。
さて、今話題になっている「9月入学」ですが、いろいろ問題点が言われておりますねぇ。9月以降への千載一遇のチャンスなのですよ、今回は! やる前から問題点ばかりを晒し上げ、結局「やらない」という、ごくごく日本的な結果に終わらなければ良いのですけどねぇ。
問題が出るって言っても、それは移行期の数年間だけ。「本気で」移行しようと思ったなら乗り越えられる程度の障害だとは思います。けど、長年、この問題が棚上げされているのは、やはり「本気じゃなかった」のでしょうね。
まずね、移行した年度の生徒・学生だけ「増量」しますが、それで入試がドウタラ、就職がドウタラとか騒がれております。ここでワタクシの私案! 学校教育法の「満6才後の最初の学年で入学」っていうのをやめましょう。子供の発育状態を見て、親が判断出来るようにすればいい。
特に、通常損をしやすい1~3月生まれの子供さんを持つ親は、1年待って次の年に入学させたいでしょうねぇ。そうやって自由なタイミングで入学させればいい。徴兵制じゃぁあるまいし、なんで年齢にあんなに厳格なのかなぁ、現状の学校教育法って。
すると、7~8月生まれの子供を持つ親御さんが、「私達のタイミングでは、ほぼ選択肢が無いじゃないか!」と主張してくる。だったら、「4月入学」も残せばいい。いやもっと自由に、どのタイミングでも入学OKにすればいい。冒頭の映画館のお話じゃございませんが、カリキュラムを全て取得した時点で、季節に関係なく卒業して行けばいい。
NHKの朝ドラ『エール』、どんどん面白くなって来た。毎日楽しみに見ております。窪田正孝さん、上手いなぁ。ドラマの主人公は、吃音症がありちょっと自閉症っぽいという難しい役どころ。それをしっかり演じきっております。
ドラマのクレジットに、「吃音指導」というスタッフもいらっしゃるようなので、専門家の指導を受けた上での演技なのでしょうね。あの吃音というやつ、演技とはいえ、長くやっていると本当に吃音になってしまいますから心配でございます。まぁ、そんな心配も有って、専門のスタッフが指導に当たっているのかも知れません。
今週は、早稲田大学の応援部から応援歌の作曲を依頼されるエピソードでございます。作曲がなかなか進まず、日を追うごとに主人公が徐々に追い詰められていく様子が描かれております。この「徐々に」ってのを演技するの、朝ドラでは大変だと思います。とにかく、前後関係がバラバラの順番で撮影が進んで行きますからね。
同じ舞台設定のシーンは、何ヶ月分も先まで一度に撮影してしまうのですよね。役者さんは、撮影ごとにそのシーンの前後関係を十分におさらいしておかないと、前後の繋がりの無い不自然な演技をしてしまうことになりかねない。それでも、スケジュールが厳しい朝ドラでは、時々、「あれ?」と思うシーンに出くわしたりいたします。
キャンペーンがいろいろスタートしております。まずは、先日ご紹介した「如月れんか限定割引」。そして新たに、「蛯原みなみ」からも割引キャンペーンの申し出を受けております。「蛯原みなみ」の方は、当面、「無期限」にするとのこと。
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警視庁に「サイバーセキュリティ対策本部」というのがございます。ドラマ『相棒』で浅利陽介演じる青木年男が所属している部署と言うと、イメージが湧きやすいでしょうか。ネットに転がるあらゆるデータや映像を解析して真実を追及する部所でございます。
実は、民間にも似たような組織が多く存在しております。民間ですから、取得出来るデータは公開情報(Open Source)に限られてしまいます。オープンなソースで捜査(investigation)するので、これを「オープン・ソース・インヴェスティゲーション(Open Source Investigation)」と申します。
彼のチームは、昨年の夏、世界的に注目されることになるのでございます。2014年にウクライナで墜落したマレーシア航空機の事故を、「ロシアによる撃墜」と特定し、何と、命令を出した司令官の名前まで突き止めたのでございます。ネットの公開情報、そしてYouTubeの映像などを駆使して、そこまで出来るのでございます。
また、新聞社や放送局が、オープン・ソース・インヴェスティゲーションの部所を持っている場合もございます。今年の1月に、イランで墜落したウクライナ航空機の事故は、「イランのミサイルによる撃墜」であることを、「ニューヨークタイムズ」が突き止め、大スクープとして脚光を浴びたのでございます。
BBCやCNNにも、オープン・ソース・インヴェスティゲーションのチームはございます。中国のウイグル自治区において、中国政府が否定する収容所が実際には存在していることを衛星写真から突き止めたのは、CNNのチームでございました。フェイクニュースが飛び交う昨今、放送局にとっては重要な部所となっているのでしょう。
さてさて、日本では? これがねぇ、全く、大笑い。日本の放送局2社が、2ヶ月も前の写真を持ち出して、「3密だぁ!」と大上段に振りかぶってしまった。テレビを見た人が映像をチェックし、写真の間違いを指摘して大炎上(笑)。ほ~んと、情けないったら、ありゃしない。こりゃぁ、普段からやらかしてるな? 日本の放送局(笑)。
日本にも、オープン・ソース・インヴェスティゲーションを行える優秀な人材が多数存在しているのは、確かでございます。でもね、その優秀な人達は、もっぱら、テレビの嘘を見破ったり、アイドルの自宅を捜索することにかまけております。そして、政治家の嘘を追及するのは、いつも新聞社ではなくゴシップ週刊誌。あ~あ、これを「平和」と呼ぶべきか、それとも「弛緩」と呼ぶべきだろうか?
低気圧のせいかなぁ? 新月のせいかなぁ? ちょっと気持ちが沈んでおります。気圧の変化、温度の変化に関しては、「気象病」という病気が判明してまして、気候の変化と体調不調との関係性が明らかになっております。
ワタクシは、「新月」「満月」っていうのも、気象病に関係あると思うのですけどねぇ。新月・満月の時期っていうのは、お月様からの引力の影響が一番強くなるタイミング。運転の荒いタクシーで簡単に酔うワタクシ、月の引力で体調が変わること、十分に考えられるのでございます。
ただ、いろいろ検索しても、この関連性を医学的に説明している文献は皆無。占いっぽいものは有るのですけどね。でも、「文献が無いから関連性が無い」というのは非科学的。そんな研究、誰もやっていないだけかもしれないからでございます。
思えば、カレンダーの「1ヶ月」という単位は、原始、明らかにお月様の満ち欠けで区切られたのは間違いないでしょう。そして、女性の月経周期が、ほぼ、月の満ち欠けのサイクルに近い周期となっている。これも、多分、偶然じゃぁないでしょ。
そのメカニズムは分かりません。実際にお月様の引力が女性の体に影響しているのか、あるいは、単に1ヶ月という区切りで生活している内に、人類の進化の過程で身についてしまった体質なのか? でも、お月様の周期と女性の体の周期が同期しているというのは、どうも神秘的でございます。
竹取物語の主人公は、かぐや姫。月の世界に帰っていきます。あれも、「○○姫」であって「○○太郎」ではございません。お月様の持つイメージは、やはり「女性」なのでしょうね。フランス語でお月様を意味する「lune(リュンヌ)」という単語も、女性名詞でございます。
フランスの作曲家「クロード・ドビュッシー」による「月の光(Clair de lune)」という名曲がございます。とっても、とっても、綺麗で可憐なピアノ曲。若い頃にこれが弾きたくてね、ものすごく練習して弾けるようにした事がございます。
でもね、かなり後に発覚するのですが、ワタクシが覚えたのは初心者用に移調されたハ長調の楽譜。原曲はフラットが五つもつく「変ニ長調」で、ちょっと初心者には大変な曲だったのでございました。そう言えば、な~んか雰囲気違うなと思いながら練習しておりました。
この「月の光」、冨田勲さんのシンセサイザーによる編曲も有名ですが、オリジナルのピアノ曲の演奏がYouTubeにございますので、ご紹介しておきましょう。今は新月の時期、生まれ出ずる新しい月を想像しながら、お聞き下さいませ。
で、他にも待っていたものが、届きました。やっと、やっと、消毒液が入荷いたしました。何やらお隣の国の怪しい消毒液のニュースがございましたが、これは、正真正銘、エタノール濃度80%の本物。いやぁ、やっぱり本物は、香りが違いますねぇ。
アルコールの入荷が難しくなってからは、たまたま手元にあった無水エタノールを消毒に適した濃度まで薄めて使っておりました。手元の無水エタノールにも限りがありますので無くなったらどうしようと思っておりましたが、これでひと安心。引き続き、店内の消毒にジャブジャブ使えそうでございます。
もうかなり終息に向かっておりますが、まだまだ油断は禁物。お客様の手の消毒・体温測定は、もう少し続けさせていただくつもりでございます。最近は、この消毒や測定、かえって喜ばれるお客様も増えておりまして、ワタクシとしてもありがたい次第でございます。また、コンパニオンの体温測定も、引き続き行っております。
これから、第二波に注意しながらも経済を戻していくことになるのでしょうけど、日本の場合、ワタクシの勝手な推測ではございますが、急速に経済が復活するような気がいたします。「喉元過ぎればナントヤラ」という国民性ですから(笑)。
安倍首相が、緊急事態宣言の解除を意気揚々と話しておりました。いやぁ、安倍首相には悪いけど、日本の場合は、ほんと、運が良かっただけだと思いますよ。欧米のメディアも、日本の収束を「(原因は分からないけど)ミラクル!」と報じております。
欧米のメディアはこぞって、「日本は大成功したのに、どうして日本のメディアはどこも葬式状態なんだ?」と首を傾げております。うん、これはワタクシもおかしいと思いますよ。プラスはプラス、マイナスはマイナスと実直に報じる欧米のメディアに対し、日本メディアの何というマイナス思考なことか!
まぁ、売上や視聴率を求めるためには、メディアってのは「マイナスに煽る」方が都合が良いわけでございます。でもね、今から経済を戻していかなくちゃいけないこのタイミング、出来れば、プラス思考で煽って欲しいなぁと思ったりもいたします。
で、プラス思考、マイナス思考のお話をしましょうか。客商売・人気商売ってのは、絶対に「プラス思考」の方がいろいろ上手く行く。それは、人ってのは、わざわざお金を出してマイナスな物を購入しようとはしない。プラスの物から喜びや気力、エネルギーを授かりたい、そう思ってお金を落として下さるわけですから。
しか~し、だからと言って客商売・人気商売に携わる人が全てプラス思考とは限らない! マイナス傾向の人がプラスを演じて生活の糧としている、そんな例も少なくないのでございます。お笑い芸人とかでも、舞台以外ではいたって無口、なんて話もよく聞くのでございます。
そこで、こんな表を作ってみました。即席にお手軽な表ではございますが、まぁ、ご覧下さい。この表を見ながら、話を進めますよ! この表で注意していただきたいのは、白い矢印ってのは「自らの意志」を表しております。外界の物にどう心を動かされたかではなく、何かの刺激に対して「自分がどう感じ、思ったか」という方向性でございます。
単純にプラス思考・マイナス思考って考えると、(1)とか(2)で考えちゃいませんか? でもね、どん底から脳天気になれる(1)のパワーを持ってる人は、そうそういない。また日頃楽観的に考える人がどん底まで落ちる程の大惨事も、そうそう経験することではございません。で、よく有るパターンってのは、実は(3)~(6)なのでございます(1と2を頻繁に経験する人は双極性障害という病気だったりするのですが、それはまた別のお話)。
いつも楽観的で常に前向きな(3)、悲観的な性格でいつも悪いことばかり想像する(4)、楽観的なんだけど否定的なことばかり口にする(5)、悲観的な領域から抜け出せないものの肯定的に捉えようという目のある(6)。どうでしょう? ご自分のタイプは見つかりましたか?
では、6つのタイプの中で、「プラス思考」なのはどれでしょう? さぁ、図を見ながら答えていただいてもよろしいですよ。圧倒的なパワーで自己回復できる(1)は鉄板。(3)も間違いない。微妙なのは(5)と(6)ではないでしょうか?
ワタクシなりの見解であることを断っておきますが、プラス思考と呼べるのは、(1)、(3)、(6)でございます。現状のポジションが楽観的だろうが悲観的だろうが、単純に上向きつまり肯定的に物事を受け止められる人がプラス思考、否定的に受け止める人はマイナス思考、そういう判断。重要なのはポジションではなく「ベクトル」なのでございます。
(5)は楽観的をキープしているのだから問題ないのでは? と思われるかも知れない。しか~し、実は(5)の人ってのは笑顔で人の悪口を言えちゃったりする人。つまり、トラブルメーカーになりやすい人なのでございます。ご自身は楽観的であまり問題なく事が運んだりするのですが、回りに多大なバッド・インフルーエンス(悪影響)を与えてしまう。しかし人が良いから憎めない。う~ん、注意を要する人物なのでございます。
今、「悪口」というキーワードが出てまいりました。実は実は、「人をマイナス思考にさせる最大の原因」は、「悪口」なのでございます。自分が言うのはもちろんダメ。他人が話すのを聞くのも、大きく影響を受ける。でも、悪口、ついつい言っちゃいますよね。ワタクシも言っちゃう。この悪口問題には、解決策がございます。
例の憎きコロナの話題ですが、「収束」を使うか「終息」を使うかで、各メディアごとに悩ましい様子でございます。中日新聞では、「収束」を使っておりました。まだ第二波が予測されると言われてますので、「終」という文字は使いづらかったかな。他、各メディアごとにどちらを使うかは、まちまちの様でございます。
グラフの頂点では、週に4,300人のペースで新たな感染者が出ておりましたが、昨日のデータでは週に256人のペースまで落ちております。ざっと16分の1にまで下がっております。ここまで落ちればひと安心ではないでしょうか。
『週間実話』に当店のコンパニオンが取り上げられるというのは多いのですが、その『週間実話』の最新号(5/28木発売)、「風俗かわら版」の記事が「ニューハーフ特集」となっております。当店からも、「春咲なずな」「星野ちとせ」が掲載されております。
普段この雑誌を購入されない方も、こと「ニューハーフ特集」となれば気になるのではないでしょうか。コンビニ等で見つけられましたら、購入あるいは立読などでご覧下さいませ。この『週間実話』を置いていないコンビニも少なくございません。いやぁ、淋しいですねぇ。
コンビニがエロ系の雑誌を置かなくなってから、エロ系雑誌は大変苦戦しているようでございますね。風俗情報誌の『シティヘブン』もかなり前に休刊しましたし、『劇画ローレンス』も5/28発売の7月号を最後に休刊となるそうでございます。
当店のプレイルームは、各部屋に中京スポーツと週間実話、そしてエロ系のマンガ雑誌を置いております。新刊が出れば購入して随時少しずつ新しい物に入れ換えておりますが、これからどんどん、その系統のマンガ雑誌の購入が、難しくなるかも知れませんね。
いやぁ、お恥ずかしい。やっと、区役所でマイナンバーカードを作ってまいりました。マイナンバーの通知の郵便物ははるか昔に来ておりましたが、特に「カード」を作る必要性も無いと考え、ずっと放置しておりました。区役所の職員の方、駆け込み更新、申しわけございません。
給付金の話が持ち上がった際に、「こりゃぁ、カード、いるな」と思い、ネットからマイナンバーカードを申請。それが4月中旬のこと。区役所から「取りに来て下さい」という郵便物が来たのが、5月の下旬。事務処理に5週間。役所内の手作業の比率の多さを、この5週間という期間が表している感じがいたします。
思っていたほどには、区役所、混んでおりませんでした。マイナンバーカードの受け取りの方、ワタクシの他にもチラホラいらっしゃいました。高齢の方が多かったですねぇ。で、区役所の職員さんが、毎回、毎回、丁寧に説明する声が何度も響き渡っております。パスワードに関する説明の声でございます。
ワタクシは、あらかじめ記入して窓口へ差し出しました。そんな用意周到な人はよほど少ないらしく(笑)、職員さん、驚かれておりました。ただ、「手書きのパスワードで申請って、入力間違いとは起きないのか?」という一抹の不安がございました。そんな心配もございましたので、パスワードの記入用紙には、生まれてから最上の丁寧さで英数字を書き込んだのでございます。
さて、役所でこの手の書類を申請する時に、ワタクシが必ず口にする言葉。今日も、ひと言、付け加えておきました。「申請書に『男』とありますが、間違ってませんからね」。昔はこの言葉を添えておかないと、職員さんが戻ってきてもう一度本人確認をされたりするのでございます。
LGBTで騒がれている昨今、職員さんも慣れている感じでございましたね。「性別表記が出てしまうこと、申しわけございません」と、逆に謝っていただいたのでございます。「あたしゃ、これで40年近く生きてますから大丈夫、どうかそんな恐縮しないで、ハート」と言おうと思ったけどやめて、にっこり笑顔で答えたのでございます。
ワタクシの「入力ミスをされてはかなわない」という心配は、杞憂に終わるのでございます。カード受取の際、最終的にパスワードを入力するのは自分だったからでございます。ただ、高齢者の方々は、このパスワードに苦戦しておりましたねぇ。それを説明する職員の方も、一緒になって苦戦しておりました。次回詳しくお話しますが、日本の役所の原始的システムと一般IT社会との溝を埋めているのは、職員の方々の献身的な手作業なのでございます。
驚き桃の木山椒の木! マイナンバーカードには「有効期限」が有る! う~ん、運転免許証と同じ扱いですか。個人が自分の身分を証明する書類が、いつの間にか無効になっている可能性も有るということ。これは危険。運転免許証でさえ、更新忘れて慌てる人が大勢いるというのに。運転免許証は「資格」を証明するものだから有期限なのは当然。でも、身元を証明する書類でこの扱いは、ちょっと謎でございます。
コロナ対応に関して、「どうして韓国の様に出来ない?」「どうしてアメリカのように出来ない?」なんて言う人もございます。法律も違うし、国民の考え方も違うし、事はそう単純ではないのですよね。でも逆に、「どうして韓国やアメリカはその様に出来るのか?」を学ぶことは有意義でございます。コロナ関連の給付金に関して、アメリカの例をご紹介いたしましょう。
日本では手続きに手間取り、未だに受付さえ開始していない地域もございます。一方アメリカでは、国民は何も手続きなし。放置しているだけで、各国民の口座に「自動的に」給付金が振り込まれております。一律に支給な日本に対しアメリカでは収入制限を付けておりますが、その振り分け作業もほぼ自動で処理されております。
アメリカでは確定申告が全員に義務化されており、徴収や還付金も銀行口座からの引き落とし・振込で行われるシステムになっております。ですから、税務署は国民全員の収入と銀行口座を把握しております。この二つが分かってますから、後はコンピュータの自動処理で全て完了でございます。
では、本題に入りましょう。昨日は、マイナンバーカードを受け取りに行ったお話でございました。そして、マイナンバーと日本の戸籍制度との「闇」を、本日お話しするということでした。その前に、戸籍という大量のデータを集計する方法を、「手作業」と電算的「データベース」、この二つの違いを説明いたしましょう。
大量の戸籍データが全て、もし1冊の台帳にバラバラの順番で並んでいたら? これは集計や検索の度に大変ですよ。毎回、台帳の先頭から調べ尽くさなければならない。ですから、その台帳は区・町・村という単位で別々に保管し管理した方が効率が良い。明治期に確立した日本の戸籍制度は、こうやって末端の役場に分散して保存されていったのでございます。
一方、コンピュータのデータベースでは、全てのデータがバラバラに並んでいても大丈夫。個別のデータに登録されている「住所」「年金」「収入」等の項目で、瞬時に検索・抽出・並び替えが出来るからでございます。最初から県別に分けておく必要もない。ひとつの巨大データベースにしておけば、コンピュータの検索機能でいくらでも後から分類・抽出できるのでございます。
さて、話を日本の戸籍制度に戻しますよ。役所ごとに保管という仕組みのせいで、長らく、戸籍謄本の写しをもらうためには、その戸籍が保存されている役所まで出向く、あるいは郵送してもらう、そんな必要がございました。明治から平成20年位までの長きに渡り、そんなアナログだったのでございます。戸籍のデータ化が進んだ現在では、コンビニで取得できるのは周知の通り。
バラバラに保管している戸籍ですので、結婚とか引っ越しとか有りますと、出て行く役所の戸籍をバッテンで消し(バツイチの語源)、新しい役所の台帳に書き写すという作業を行うわけでございます。この超アナログな作業を、明治期から平成中期まで、延々と繰り返されてきたのでございます。
で、ここで察しの良い方ならお気付きかも。昨日の書き込みで、「マイナンバーカードは婚姻や引っ越しで無効になる」ということがございました。おやおや~? 近代的なシステムのはずのマイナンバーカードが、超アナログ手作業の戸籍制度と似たような仕様になっているのは、なぜだろうねぇ~?
ここからはワタクシの推測でございます。明治期からの戸籍制度のデータ構造は、さほど変わってないのでしょうね。手書きの謄本が文字データになったという変化はございますが、各役所の台帳ごとに分散して保存というのは、旧態依然、変わってないのでしょう。そして、マイナンバーというのは、「どの役所の台帳の何ページ目に保存されているか」というのを指し示しているだけなのでしょう。
指し示しているだけですから、台帳のそのページがなくなってしまうと見失ってしまう。婚姻や引っ越しでマイナンバーカードも更新する必要が有るというのは、そもそも、役所内の事務処理全般でマイナンバーを基本軸に更新作業が行われていないのでしょう。戸籍台帳が全ての事務作業の基本であり、マイナンバーは「肩書き」「検索しやすくする付箋」くらいのポジションだということ。
え~と、長くなってきたのでそろそろまとめますね。そもそも戸籍制度の存在しなかった諸外国では、社会保障番号とか保険番号とか、たまたま他の目的で使っていた番号を戸籍の管理に流用したという経緯がございます。最初から番号で管理していたので、コンピュータの台頭により進められたデータ化と、非常に相性が良かったのでございます。
日本では、なまじっか手書きの戸籍制度が明治期から存在していたために、後から通し番号を導入というのがより複雑になってしまった。日々の更新作業を進めながら戸籍データを根本的に作り直すなんて作業、計算したら天文学的なコストと時間が判明したのでしょうね。それで、既存の戸籍制度に数字を「張り付ける」という作業でお茶を濁した。そんなところではないでしょうか。
ちょっと前にプラスマイナスのお話をいたしました。あの時に矢印の書かれた表を作製したのでございますが、読者の方から「あの表の意味がちょっと分かりづらい」という感想をいただきました。う~ん、ワタクシも作ってて、今ひとつ納得してなかったのですよね。そこで、改めてあの表を作り直しました。
基本的には、まず楽観的なのか悲観的なのかという「元々の性格」が基本となってまして、その性格を持ちつつ、物事を肯定的に受け止めるか否定的に受け止めるかでいろいろ種類分けをしたのでございます。各タイプの説明文を付記しましたので、より分かりやすくなったかと。
あらためてこの図を見ますと、やはり1と2は物事の受け止め方から性格まで180度変わってしまうわけですから、これは大変なわけでございます。大事件が有って人生の転機となる場合も有るでしょうし、また、これを日常的に頻繁に繰り返してしまう双極性障害の方は、実に波瀾万丈の人生を送ることにもなりかねないのでございます。
で、今日は、もうひとつの表をご紹介いたしましょう。サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフさんと、同じく心理学者のハリーさんが考案した表でございます。2人の名前を足して2で割って、「ジョハリの窓」と呼ばれております。
自分で「私って、○○な性格だよね」という主観的なイメージと、他人が「□□さんって△△な人柄だよね」と言う客観的なイメージは、たいてい少しズレているものでございます。その自分で認識している部分と気づいていない部分、他人から見えている部分、他人さえも気づいていない部分、それらを表にしたのがこれでございます。
実際には、心理学的な実験方法が決まってまして、その方式で実験を行いますと、自分のどの窓が大きく開いていて、どの窓が狭く閉じられているか、そんな事が分かるのでございます。けど今回は、そういった具体的な実験に関しては割愛しちゃって、この表のエッセンスだけお話いたしますです。
「解放の窓」というのは、自分も他人も共感している自分のイメージ。この窓が大きく開いている人は、続に言う「わかりやすい人」、狭いと「何考えてるかわかんない人」ということになるのでございます。まぁ、この窓はそれほど重要じゃぁない。世の中、見えている部分よりも隠れている部分にこそ真実が有ったりするのでございます。
「秘密の窓」は、回りに気づかれていない自分の特性のこと。名前は「秘密の~」となっておりますが、別に秘密ではなく単に内気だから表現出来ていなかったりとか、あるいは自分はこう思われていると「勝手に思い込んでいるだけ」の事項とかもこの窓に分類されるのでございます。実験をやると、自分の独りよがり度が分かる項目でございます。
次の「盲点の窓」、これが厄介な窓。自分はそう思っていないのに他人からはそう思われている特性や性格が、この窓に分類されるのでございます。自分ではリーダーシップが有ると思っていても回りは全然評価していなかったことが発覚したりして、ある意味、自己嫌悪を誘発しかねない窓でございます(笑)。
最後の「未知の窓」。実際の実験では、自他ともに「そんなこたぁねぇよ」と思われる性格や特性が、この窓に分類されるのでございます。自他ともに否定ではありますが、ひょっとしたら「化けるかもしれない」という項目。でも化けないかもしれない。だから、未知の窓。
ワタクシごとになりますが、近年、従業員から「昔のママはいつも怒っていたよね」と言われたりするのでございます。ワタクシ的にはいつもニコニコしていたつもりなのですが、客観的にはそう見られていなかったということですよね。これなんかも、「盲点の窓」の気づきでございます。
こんな感じで、正式な実験をやらなくても、日常のちょっとした手がかりから、盲点の窓や秘密の窓に気づいたりすることがございます。そして、これから話すことが、本日の最大のテーマ! いいですか! 耳の穴かっぽじって、いやもとい、目をひんむいて読んで下さいよ!
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