店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
性適合治療薬、米国で賛否両論
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/world/00365/
要約しますと、世界的に「性同一性障害の治療」が広まっている中で、それに異を唱える人達も出始めてますよ、というお話。18才未満の人への性同一性障害治療薬の投与を禁止する法案も、ちらほら出ているとか。推進派、否定派、それぞれに言い分が有って、混沌とした状態。LBGTがらみのヘルスケア産業は、今、その議論が望まれるといった感じの内容でございますね。
さて、ワタクシは、「性同一性障害」なる病名が「発明」される以前から、ニューハーフ業界に携わり、多くのニューハーフや女装者を見て来ております。そんなこともございまして、「性同一性障害」というものには、チョイト冷ややかな、そして懐疑的な目で見ておりますよ。ですから、一部の人にとってはいささか不愉快な発言が有るやもしれません。それを予め、お断り申し上げておきますね。
で、まず言いたいのは、「性転換願望のある方々の大部分は、性同一性障害ではない」ということ。仮に「真の性同一性障害者」がいるとしても、その割合は非常に少ないということ。では、残りの「その他大勢」はいったい何なのか? ワタクシの見てきた感じでは、うつ病などの心の病、軽い発達障害、統合失調症や乖離性同一性障害、あるいは単なる変身願望等ではないか、とワタクシ、思うのでございます(あくまで、個人の印象です)。
こういうのを見てますと、小さな子供に性同一性障害の治療を始めさせるというのは、とっても心配になるわけでございます。親やドクターが「この子は性同一性障害だ」と思っていても、当の本人は単なる発達障害なのかもしれませんよね。子供の時に出ていた症状や言動が、大人になるに従って消えることもございます。少なくとも、第二次性徴あたりまでは、治療を始めずに、様子を見る必要が有ると思っております。
でもね、治療をする側からすると、その第二次性徴までに治療を始めたいのですよ。だって、その方が、治療の効果が大きいですから。だから、推進派のドクターは、出来るだけ早く治療を始めようとする。こういったせめぎ合いの中で生まれたのが、冒頭で紹介した記事にある「18才未満への性同一性障害治療を禁止する」法案でございます。
ここでワタクシ、「性同一性障害の治療は、その方向性が偏っている」と強く申し上げたい。どういうことか、ご説明しますね。例えば、「目が見えない」という障害者の場合は、「目が見えないなりに、どうやって社会と折り合いを付けて生きるか」という心のケアも、治療の一環でございます。でも、性同一性障害に限っては、即、「性別適合手術」ありきで治療が進められてしまう。おかしいと思いませんか?
これには、いろんな要素が絡んでまして、まず、精神科学会の「同性愛を治療するということはタブー」という考え方が影響しております。これは19世紀に、同性愛者を電気ショックやロボトミー手術で「治療」しようとした黒歴史が有るのですよね。その反省も有るのでしょう。「精神医学的な観点から性同一性障害を治療する」ということは、世界中が沈黙しているのでございます。
そして、近年、性別適合手術の技術が進んで、それに伴い、法律も緩くなってしまったこともございます。ハードルが高かった時代なら、「なんとか社会と折り合いを付けて生きていかなければ」とも思えた。しかし、なまじっか「出来るようになってしまった」ために、(多分)本当は性同一性障害じゃ無い人が大勢、この手術を求めて流れ込んでしまった。そんな騒ぎの中で、関係者が皆、「マイノリティを救っている」という錯覚に酔ってしまった感がございます。
記事にも書いてございますが、「学校教育法」では「始業は4月1日」と定められております。この規定をクリアーするためには、何かしらの「裏技」が必要でしょうね。と言うかね、玉川学園が既成事実を作ってしまい、他の有名校が右にならえをし始めると、改正せざるを得なくなるでしょうね。
9月始業ですと、7~8月がゴッソリ、夏休みになるわけでございます。海外への留学なんかも、いたってスムーズに移行出来て、戻ってきたときもインターバルなしに復学出来る。玉川学園はいっそ、小学校レベルで、将来の海外留学を前提とした英語学習を盛り込んで欲しいくらいでございます。
ワタクシ、チョイト前に、韓国の若者は、英語を身につけ、さっさと海外に留学に出てしまうと申し上げました(2021-04-22 【まずは英語力】)。それに比べて、日本人が海外留学に行くのは、4月始業というのが大きなハードルとなっているのですよね。この玉川学園の例を機に、海外留学を前提とした教育カリキュラムがどんどん進められて欲しいと思っておりますです。
いっそ、企業に「中途採用」が有るように、学校も「中途入学」ってのが有ってもよろしいでしょ。4月でも9月でも、両方とも受験をやっちゃえばよろしい。4月に失敗しても、半年後に次のチャンスが有るわけで、受験生の負担も少ない。さらにさらに、授業の単位が揃えば、いつでも進級や卒業が出来ちゃうシステムってのも欲しいなぁ。
「飛び級」でございますね。能力のある人にとって、小学校の6年間、中学校の3年間という「義務教育しばり」は、大きなタイムロス。このタイムロスこそ、日本から神童が生まれない理由でございます。特殊な才能の有る子供を早期に見つけてピックアップし、通常のカリキュラムに即さない英才教育を大いに取り入れるべきでございます。
先日、押し入れの中の膨大なLPレコードを聴きたいけどプレーヤーが無い、というお話をいたしました(2021-04-26 【みずいろとひらがな表記なのがポール版】)。それで、冷やかし半分でプレーヤーを物色しておりましたら、これまた古風な一品に出会ったのでございます。それがコレ。昔懐かし風情の、カセットラジカセでございます。
「ステレオラジオカセット」という懐かしい響き! ツマミ式のボリュームやチューニング、機械式のガチャボタン、う~ん、何もかも懐かしい。BluetoothやUSBを搭載してますから、「ラジカセ型のワイヤレススピーカー」としても使える。市場価格で¥6,000前後みたいですね。ただ、ワタクシが驚いたのは、これを販売しているメーカーでございます。
「SANSUI」とある。え? あの「サンスイ」? 80年代の、あのオーディオブームが彷彿と蘇ってまいります。中学生の頃、大須商店街の中古高級オーディオショップのショーウィンドウに顔を貼り付け、子供には分不相応なその高級オーディオ機をボ~と眺めていたことがございます。「欲しい」とか言うのではなくて、その「SANSUI」というメーカー名に、何かしらの神秘的な魅力を子供ながらに感じていたのですよね。
ただ、このSANSUI、倒産したと聞いております。いったいどういう事なのか? メーカーサイトやウィキを見るに、「山水電気」は無くなったけれど、「SANSUIブランド」は、現在は「ドウシシャ(https://www.doshisha-av.com)」という会社がランセンスを買い取り、引き継がれているようでございます。
またまた、朝ドラの話で申しわけないのでございます。今回の『おちょやん』、大成功ではないでしょうか。中だるみも無く、余分な水増しエピソードも無く、全体的によくまとまった良作だと思われます。序盤、中盤の伏線を終盤できちんと回収しており、クランクインの段階で既に脚本が終盤まで書き上げられていたのも伺えるのでございます。
撮影現場は、かなり順調だったように想像出来るのでございます。それは、まず、主役「杉咲花」さんの勘の良さでございましょう。そして、舞台のシーンも多いため、実際の舞台役者を多く起用しているというのも、現場の円滑さを大いに助けたでしょうね。場数を踏んでいる役者さんというのは、細かい指示を出されずとも、空気を読んで自分の判断で動けますからね。
でね、ドラマに対して「私ならこうする論」というのは非常に下世話なことではあるのですが、チョイトだけ、本日の『おちょやん』107話の演出で、申し上げたいことがございます。ラジオドラマの本番中に、主役の竹井千代(杉咲花)が台詞を飛ばしてしまう部分でございます。まずは、見ていない人のために、その部分のあらすじを説明いたしましょう。
本番中、主役の千代はスタジオ内で転んでしまい、慌てたために台詞を飛ばし、「お父さん、締めて下さい」という最後のページの台詞を言ってしまう。次の瞬間、スタジオ内の全員が凍り付く。調整室の関係者も、大騒ぎ。そこで、夫役の当朗(あたろう、塚地武雅)が機転を利かす。
当朗、無言のまま、自分のネクタイを引っ張り上げて千代に見せる。千代、すぐに気がつき、「ネクタイをきちんとしめなはれ」と、両者、アドリブで難なきを得る。音声だけのラジオドラマならではの、アドリブ修復でございます。また、若い頃からさんざんアドリブ芸を叩き込まれてきた両者ならではの妙とも言えるのでございます。
さて、この部分の演出、ドラマの中ではどうなっていたかと申しますと、千代が台詞を飛ばした直後、画面は調整室の風景に変わります。そして、「2ページ飛ばした!」「だから、違う役者を使えと言ったんだ!」「つじつまを合わせるようにメモを渡せ」と、三者三様の立場の人が「順番に」台詞を吐くのでございます。
次に、画面はスタジオ内に戻り、当朗と千代のアドリブにより、本来の筋書きに復帰するわけでございます。調整室の三者三様のシーンを挟んでおりますので、アドリブによる復旧にはちょっと間があったようにも見えるのですが、実は一瞬の出来事。なぜ一瞬だと分かるかと申しますと、その後のシーンで、調整室の1人が「一瞬で元に戻しよったぁ」という台詞を吐くからでございます。
まず、主役の千代のモデルとなった人は「浪花千栄子」さん。当朗のモデルは「花菱アチャコ」さん。両者とも、アドリブ芸の達人でございます。それ故、この程度のアドリブ復帰はお茶の子さいさいだったことでしょう。だから、「一瞬」なのでございます。しか~し、調整室は大騒ぎ。この一瞬と大騒ぎが同時に起きているのを画面上でどう表現するか? 演出家の拘りが出る部分でございますね。
このドラマの演出家は、「一瞬」の表現を犠牲にして「分かりやすさ」を優先したのでしょう。調整室の混乱を丁寧に描き、事態の大変さを強調する。で、後付けの説明台詞で「実は一瞬の出来事だったのだよ」と視聴者に教えるという手法でございます。では逆に、「一瞬」という「間(ま)の妙」を優先し、分かりやすさを犠牲にした演出とはどういったものでしょうか? せん越ながら、「私ならこうする論」でございます。
千代と当朗のアドリブ復帰のシーンは、ワンカットでございます。千代が台詞を飛ばす、すぐに千代が「しまった!」という顔をする、スタジオ内が凍り付く、調整室内では3人が同時に何かを叫んでいる様子だが声は聞こえない、当朗がネクタイを指し示す、知恵がアドリブで答える、とここまでの一瞬の出来事がワンカットでございます。千代と当朗の「阿吽の呼吸」を優先した演出でございますね。
また、ナントカ宣言が出されました。関係者の方々は必至に対応していらっしゃるのでしょうけど、飲食店の営業時間短縮とか、お酒の提供を取りやめるとか、な~んか、「ほんとにそれで効果あるのか?」といった事項ばかり。もちっと、科学的に対策を立てられないものでしょうか?
営業時間を短縮しても、結局、早い時間にドンチャン騒ぎをするだけ。お店がお酒の提供をやめれば、公園や道端で騒ぎノラドンチャン騒ぎが増えるだけ。まずね、「複数人での集会」そのものを取り締まるべきでしょ。欧米では、道で数人がたむろしているだけで警官が逮捕しに来る。家の中で集まっていても、やはり警官が踏み込んでくる。そこまでやれとは言わないですけどね。
そうすると、逆に単独行動ってのはかなり制限が緩くなるはず。飲食店などは、「お一人様」大歓迎で営業すれば良いのでございます。でね、「お酒」の提供禁止が、意味不明。お酒がウィルスを運ぶわけでもあるまい。これも、「ひとり酒」は全然問題ないはず。つまり、政府が主導する「お酒十把一絡げ論」が、全くもって根拠不在なのでございます。
根本的に、「複数人の飛沫が飛び交う」という状態だけをピンポイントで排除すればよろしいのでございます。この状態にならない様に配慮した上で、いろいろ緩和して経済を回すのでございます。寄席やコンサートなども、「飛沫が飛び交う」という状態さえなければ、入場数を制限した上で開催出来るはずでございます。根本的な原因を排除しようとせず、十把一絡げ論で対応しようとする。あ~あ、なんでかなぁ。
ここで、さらにポイントとなるのが、「多少の”漏れ”は認める」ということ。飛沫が飛び交うという状態を排除していても、それでも感染者が出ることもございます。それは仕方が無い。でも、今の日本、やたら潔癖になってまして、一例でも失敗があると、ほら見たことかと、そのやり方を全否定してしまう。その繰り返しで、今の日本のコロナ対策は八方塞がりになっているのでございます。
それと、何度も言ってますが、無症状者がウィルスをばら撒く可能性がありますので、マスクは必須でございます。政府はこれをもっと徹底させるべきでしょ。あと、LINEで送られてくるコロナ対策のメッセージ。あれ、長すぎ。読む気が起きない。あれこそ、もっと単刀直入なメッセージで送るべきでございますよね。なんか、お役所仕事っぽいよねぇ。
そして、コロナ対策の随所にアナログ的な作業が介在しているのが、大きな足かせ、手かせ。これを機に、国民総スマホを実現しましょう! そして、様々な個人情報がマイナンバーで管理されることを許容するのです。給付金の支給に何ヶ月もかかったとか、フタを開けてみれば給付金詐欺だらけとか、どんな後進国だよ、この国は!
ぼちぼち、大相撲の季節でございます。それに先だって、親方衆に対して急病人の応急処置の講習が開かれたそうでございます(毎日新聞より)。3月の春場所では、取組中に頭を打った力士が入院先の病院で亡くなるという事故がございました。そんなこともあっての、講習なのでございましょう。
照ノ富士の奇跡の復活劇なんてのもございましたが、近年の大相撲では「致命的な怪我」をする力士が増えたような印象がございます。スーパーヘビーどころか、ウルトラヘビーか超ド級か、って言うくらいの重量力士が増えてますからね。ひと昔前の力士の対戦映像を見ると、今の力士の大型化がよ~く分かるのでございます。
大相撲では古くから、「怪我は稽古で治す」というひどく乱暴な言葉が有るそうでございます。毎日新聞の記事では、そんな因襲に対して、「近代的な知識やトレーニングを増やしていくべきだ」という考えを持つトレーナーを紹介しております。イチロー選手などを見てますと、「知識が怪我を防ぐ」というのは実に納得出来るわけでございます。
大相撲のアナウンサーが力士を指して、「白い物を全く付けていない」と言って褒めることがございます。「白い物」っていうのは、サポーターとかテーピングの類でございますね。この「白い物=悪」という感覚も、改めて欲しいですよねぇ。特にテーピングは、怪我を未然に防ぐ大きな効果がございます。大相撲協会&NHKには、「アスリートのテーピングは当たり前」くらいの感覚になって頂きたいと説に願うわけでございます。
ブルーインパルスの機体、純国産とのことでございます。エンジンまで国産。これは、驚きました。旅客機の世界では、機体部分は国産で作れてもエンジンだけは欧米製なんてのが通常。ですから、エンジンまで国産で作っちゃったブルーインパルスの機体に、妙に親近感が出たのでございます。
調べますと、川崎重工業がメインとなって、三菱重工業、富士重工業と協力して作り上げた機体だとか。もうね、ライバル同士の航空産業メーカーが一致団結して作り上げたってのに胸アツでございます。ホンダジェットもついでに調べたら、なんと! ホンダジェットのエンジンも国産だとか。う~ん、比較するのは酷だとは思いますが、三菱重工業のスペースジェットは、悔しいですねぇ。
朝ドラ『おちょやん』が、残りあと1週(5話)というところまで来ております。このドラマで登場する「鶴亀新喜劇」というのは、ご存じ、「松竹新喜劇」がモデルでございます。劇中で「寛治(かんじ)」という名で登場している人は、そう、「藤山寛美」でございますね。
ワタクシの母親は元女優、松竹の子役から女剣劇に移っていくという経歴を持っておりました。どの段階で使っていた芸名かは定かではございませんが、母親からチラッと聞いた当時の芸名が、「曽我廼家喜代蝶」。『おちょやん』では、「須我廼家」という芸名が出てきますが、モデルは「曽我廼家」でございましょう。
ですから、ワタクシの母親は、その曽我廼家一門のどこかしらに在籍していたのでしょうね。で、ここからは、劇中の話ではなく史実を追っていきますよ。浪花千栄子さんが松竹新喜劇の前身「松竹家庭劇」に入ったのが昭和5年で、その時23才。奇しくもその昭和5年に、ワタクシの母親は生まれております。
松竹家庭劇を旗揚げしたのが、2代目渋谷天外、曾我廼家十吾という人達。もしワタクシの母親がこの家庭劇に在籍していたとしたら、昭和10年~12年といった辺りでしょうか。ワタクシの母親が5~7才。浪花千栄子さんがアラサーといった年齢の関係でございます。母親の当時の年齢を考えると、浪花千栄子さんの記憶はあまり無かったかも知れませんね。
松竹家庭劇が松竹新喜劇と変わるのが、昭和23年。浪花千栄子さんは41才でバリバリの松竹看板女優。ワタクシの母親はその時、18才。この松竹新喜劇に在籍していたかどうかが、全く分からない。この時点では既に、女剣劇に移行していた可能性もございます。
昨日、ファミリーヒストリーと称して母親の事を書きました。書いたずっと後に気がついたのですが、日曜日は「母の日」でございましたね。母親の「私の事を思い出さんかい!」という想いが、天国からワタクシに届いたのでしょうか(笑)
お話は変わって、全国的にワクチン接種が進められておりますが、どこの地域も大混乱。まぁこれは、どこも十分に想定内。アメリカなどでも、ワクチン接種の当初は大混乱したそうでございますよ。そして1ヶ月くらい経つと問題は全て出つくして、今度は逆に、非常に効率的に改善されたそうでございます。
アメリカ人の思考は、「トラブル上等、まず、始めよう」でございます。出てくるトラブルはやりながら修正し、理想型に近づけて行くという方法論。数学でいうところの「帰納法的」な解決方法でございますね。「絶対間違いないところをまず着手し、少しずつ手を広げていく」という手法でございます。
で~は、日本のお役所はどうでしょう? 「議論に議論を重ねて、絶対に間違いのないやり方が決まるまで議論を煮詰める! そして、実行。トラブルが出なければ大正解。トラブったらふりだしに戻って、また議論」といった感じかな。まず大前提を立ち上げてから行動に移すという「演繹法的」な方法論でございます。
国民性なので仕方が無いって言えば仕方が無い。けれど、スピードが求められる事項に関しては、アメリカ人的なやり方の方が絶対に有利でございます。それは多分、現場の人達も十分に分かっているはず。だけどその様に実行出来ないのは、日本人の風潮が、やたら「失敗」に対して手厳しいから。「失敗を追い込む風潮」が有る。日本のコロナ対策を停滞させているのは、他ならぬ、日本人の気質なのでございます。
で、ワクチン接種の申し込みですが、これも各自治体が独自の方法でやっているのが、何とももどかしい。光ファイバーで情報がやり取りされるこの時代に、「電話」で申し込むとか、あぁ、何という前近代的な手法だろうか! なぜこうなってしまうかと申しますと、それは、「日本には、国民が”プラットフォーム”に乗っかっていないから」でございます。
プラットフォームというのは、いろんな情報をやり取りする場合の土台の様な物。総務省が推し進めている「マイナンバー」も、「マイキープラットフォーム」という土台が有って、その土台に、住民票や戸籍の紐付け、銀行口座の紐付け、各種ポイント、公共施設の利用...といった付加機能を組み込んで行くのでございます。ですから、本来ならば、ワクチン接種もこのプラットフォームを利用すれば簡単だったはずなのでございます。
国民全員がこのプラットフォームに登録されていると仮定しましょう。すると、ワクチン接種に関しても、このプラットフォーム上に「順番を決めるシステム」を構築するだけで、ほぼ半自動でワクチン接種の該当者を抽出できるはず。アッという間でございます。申し込みもスマホでOK。今、何人待ちで、何日の何時にどこの会場に行けば良いかも、ほぼ半自動でやれるはずでございます。
1日特典 期間:5/12(水)限り フロントで「イチニチトクテン」と言うか クーポン掲示で オールコースさらに¥2,000オフ ※他クーポン併用OK
VIPルーム無料開放デー 毎週水・木曜日 通常¥1,000のVIP料金を¥0に ※VIPルームは一部屋、早い者勝ちですよ
スギ薬局の会長夫妻、バカな事をやりましたねぇ。秘書が暴走しただけなのかもしれませんが、断られたにもかかわらず10回にも及ぶ執拗な要求ってのは、やはり、やり過ぎでございます。世間では「不公平許さじ」という風潮一辺倒でございますが、ワタクシは、チョイト違う考え方をしているのですよね。まぁ、聞いておくんなせぇ。
最終的に市側が折れてしまったのには、スギ薬局の母体、スギホールディングスが西尾市に大いに貢献しているということが影響しております。多額の寄付もしており、健康施設を土地と建物ごと市へ無償貸与しているそうでございます。そうなりますと、「金が有れば、特別待遇なのか!?」という批判も出そうですが、ここでワタクシは、「そう、特別枠を作りましょうよ」という、前代未聞の事を思っている訳でございます。
まず、この老夫婦2人を特別扱いして、どれだけの「マイナス」があるのかを考える。社員全員を優遇しろと言って来たのならともかく、何もしなくてもすぐに順番が回ってきたであろう老夫婦2人の順番を、ほんのちょっと先に割り込ませるだけでございます。ワクチン接種全体の進捗に関しては、ほとんど影響を受けないと言えるでしょう。
では次に、この老夫婦を特別扱いした事で得られる「プラス」について考えますよ。西尾市側は恩を売ることが出来、今後も引き続き、スギホールディングスは気持ちよく西尾市に寄付や無償貸与を続けることでしょう。さぁ、ここで重要なのは、その寄付や無償貸与の恩恵は、「西尾市民」が受けられるということでございます。微々たるマイナスから大きなプラスを得られ続ける。損して得取れ、老夫婦も西尾市も西尾市民も、み~んな、ウィンウィンでございます。
今回、スギ薬局に対する不買運動なんてのも発生しているそうでございます。もし、スギホールディングスが経営難とかになったら、西尾市はこれまでの大きな「プラス」を、それこそ、根こそぎ失うことになるかも知れませんよ。あ~、バカらしい。こんなところにも正義警察ですか? 「清毒併せ呑む」なんて申しますが、その清毒併せ飲むことを、最初からルールで定めておけば後から揉めることも無いのでございます。
ということで、「在住の地方自治体にある程度の貢献をしている人は、いろんなことで優遇措置が受けられる」と最初からルールを決めちゃうのでございます。「高級市民は特別待遇か!?」との批判が出そうですが、これは全て、「全体の利益を最大にする」という目的を優先するためのルールでございます。このトレードオフの考え方が出来ないと、「悪は追い込めろ」という正義警察理論が横行し、全体の利益はドンドン下がって行くのでございます。
ちょっと前に、「交通事故を起こしても、即座に相当の賠償をした場合は、起訴猶予あるいは刑の軽減をすると」いうドイツの例をお話しいたしました(2021-02-22 【懲悪 vs 救済】)。それとちょっと、似ておりますよね。世の中には、「金ならいくらでもある」という人は時々いらっしゃる。そういった人達をちょっと優遇するだけで、より多くの人が救済されるというのなら、そんな「毒」も有りではございませんか?
またワクチン接種のお話になっちゃうのですが、下呂市長がワクチンの余剰分を接種したというので、それがニュースになっております。これに関しては、ワタクシの4/19の書き込みが関連しております(2021-04-19 【眼前の敵はレガシー】)。
ワクチンは開封すると、5人分を一度に使い切らなきゃいけないのですよね。それで、キャンセルなどで余っちゃうと、それを捨てちゃっている自治体も有るそうでございます。また、会場にいる医師などに余剰分を接種してもらって使い切るようにしている自治体も有るとのこと。余剰分をどうするかは、各自治体でバラバラな様子でございます。
「余ったのは捨てる」という自治体は、あくまでも「公平性」を優先したわけでございますね。これには、「順番を守らなかったことで、後からいろいろ責められたくない」という思いもあるでしょうねぇ。で、「もったいない」と思いながら、泣く泣く廃棄したはずでございます。あぁ、どうして、こう、チグハグなんでしょうねぇ。
こんな事態を受けまして、厚生労働大臣も、「余ったワクチンを使い切る体制を作ってもらいたい」と発言しております。これまた、何という、中途半端な「お願い」でございましょう。はっきりと、「○○な場合は、優先順位を無視して接種していい」と言うべきでございます。そういった線引きをトップの人がはっきり言わないので、現場の人たちが保身に走ってしまうのでございます。
「医療従事者」「65才以上」「基礎疾患のある人」を優先とした上で、「捨てるくらいなら、優先順位に関係なく、その場にいる人に接種していい」というガイドラインを、大臣がはっきり言うべきでございます。要するに、「キャンセル待ち」を認めるわけでございます。これに関する批判は、大臣が真っ向に受ければいい。それで現場がスムーズに無駄なく動くので有れば、大臣の嫌われる勇気は報われるのでございます。
日本のコロナ対策のグズグズに関しては、当初から、政治家が「身を切る発言」を出来ない所に原因がございます。嫌われようが批判されようが、トップにいる人が、まず、ガイドラインを決めないとね。統一したガイドラインがないために、現場がそれぞれの判断で対応してしまうということが、ずっと続いているのでございます。
連日のワクチン接種の話題では、「やはり、特別扱いはダメ」という意見も少し頂きました。権力の有る人が現場に圧力をかけてごり押しするってのは、これはワタクシもダメだと思いますよ。ただ、たまたま現場で余ってしまったワクチンを捨てるくらいなら、たまたまその場に居合わせた高齢の方や未接種の医師などに有効利用するというガイドラインを、予め政府が示して欲しいということでございました。
今日の名古屋は、30℃超えの真夏日だったとか。暑かったものねぇ。お店も朝から冷房を入れておりました。外を歩くときには、マスクが辛いですよねぇ。で、ワタクシ、ブラジャーが嫌いでございます。上着を着る季節は、基本、ノーブラでございます。来店されたお客様が、ワタクシのノーブラでドキッとされることも有るとか無いとか(笑)。
でも、薄着になるこれからの季節は、ブラジャー嫌いのワタクシも、外出するときはブラジャー着用でございます(外出するときだけかよ!)。ブラジャーを着けると、オッパイが少し大きくなるのですよね。両脇の余剰肉をゴッソリ、ブラジャーの中に押し込みますからね。でも、お店の中ではノーブラの事が多いのでございます。お客様各位、生々しいワタクシの胸元をお楽しみ下さいませ。
さて、オリンピックが難航している様子。合宿とかが出来ない。選手は来日出来るのか? 中止の署名運動も行われている。しかも、無観客試合なんてことも叫ばれている。え~とですねぇ、もし無観客でやるのならば、もう、それ、リモートでええやん。ということで、世界初のリモートオリンピックでございます。
わざわざ日本に世界中の選手が集まること無く、各選手は自国でプレーすればよろしいやん。で、各記録と映像を東京で管理...と、ここまで調子よく書いてきて、これが使えるのは陸上や水泳の様な個人記録の競技だけ。バレーボールの様な対戦競技や、カヌーの様なコースレイアウトに左右される種目には使えませんね。アハハ、無理でしたね。
多くの先進国が、すでに印紙を廃止するか限定的な適用にしております。そりゃそうでしょ、だって、デジタル文書には必要ないのですから。高額の取引をする銀行などは非常に負担が大きいのですが、デジタル通帳なら印紙税は不要。「アナログへの”ペナルティー”のような税で極めて不合理という声もある」と、記事は伝えております。
この20年間で、印紙による収入は5,000億円から2,800億円にまで減っているとのこと。そして世の中のデジタル化に従い、印紙税収はこれからもっと減るだろうと予想されます。減っていくとは言われても、現状2,500億円の税収入というのは捨てがたい。不合理だと分かってはいても、代替する税収入源が見いだされない限り、印紙の廃止は難しいというのが、財務省の考え方の様でございます。
当店のレジにも、印紙は用意してございますよ。以前は、¥30,000以上の領収書に必要でございました。当店ですと130分以上のコースにあたりますので、けっこう印紙の出番は多かったのでございます。今は¥40,000以上の領収書に変更になりましたから、当店では印紙の出番はほとんど無くなってしまいましたね。
不合理な税金と言って、今、急に思い出したのが、「セブンイレブンの消費税」。他のコンビニは消費税を単品ごとに計算しておりますが、セブンイレブンだけは、税抜き価格の合計にまとめて消費税計算をしております。この二つの方式、セブンイレブンで買い物をした時に「オヤッ?」と思われた方も多いのではないですか?
例えば、軽減税率で「税込¥100」の商品を3つ購入したら、当然、合計は¥300。ところが、セブンイレブンでは「税抜価格×3」の合計を先に出しますから、「税抜価格¥93×3=¥279」に軽減税率8%を加えると、¥301になる。まぁこれは、よく話題になっていることですからご存じの方も多いかもですね。たかが¥1ですが、この¥1が、日本中の全てのセブンイレブンの、毎回の取引ごとに蓄積されているわけでございます。
そんな批判を受けて、最近、セブンイレブンは、店頭の税抜価格表示を、小数点2桁まで表示させるとか。計算方式を変えるのかと思いきや、お客を無理矢理納得させる戦法に出てきました。まぁ、セブンイレブンぽいと言えば、ぽい。税込¥100の商品は、税抜価格¥92,59が併記されるのでしょうか。
これは「92円59銭」と書くのと同じでございますね。消費税のせいで、明治時代に逆行でございます。まぁ、アメリカなんかもドルとセントの単位がございますので、「欧米化」した、ということで笑いましょう(笑)。
さらに、ひとつ、業務連絡がございます。ただ今、各広告会社にクーポン券を配置しておりますが、「ニューハーフファン」のクーポンが、6月からは無くなります。6/1(火)以降は、「ヘブンネット」「ヌキ なび」「マン ゾクネット」「ピュア らば」のクーポンをご利用下さい。
新しい朝ドラ、始まりましたね。『おかえりモネ』。NHKお気に入りの女優「清原果耶」の主演でございます。全くワタクシの個人的な印象ではございますが、「事務所のゴリ押し・世論操作で強引に朝ドラ主役にまで持ち上げられた」という印象が否めない。時期尚早な大抜擢が、かえって彼女の女優生命を縮めなければ良いけれど、と思っております。で、今日のお話は、その『おかえりモネ』に出演している夏木マリさんのお話でございます。
ワタクシの敬愛する、夏木マリさん。ドラマのキャストに名前を連ねているのを、大変嬉しく思っております。主人公にかなり近い役どころですので、きっと出番も多いことでしょう。朝ドラは、『カーネーション』で主役の晩年期を演じて以来ですよね。その『カーネーション』での起用は、まぁ賛否両論ございました。今日は、その「否」に対して、ワタクシが敬愛する夏木マリさんを弁護するのでございます。
2011年に放送された『カーネーション』は、大阪岸和田が舞台。ガッチガチの関西弁のドラマでございます。中盤の主役を務めた「尾野真千子」さんは奈良の出身。関西弁はお手の物。ドラマ内の関西弁に関しては、全く違和感が無かったはずでございます。そんな事もございまして、『カーネーション』の放送は大変な人気を博すわけでございます。その放送中に、主役の晩年期を「夏木マリ」さんが演じるという唐突な報道がなされたのでございます。
朝ドラ『カーネーション』は、番組の中盤で、突如、晩年の主役のキャストが交代になるというハプニング。そして、尾野真千子さんが、これまた強烈なキャラクターを演じておりましたので、それを引き継いだ夏木マリさんの主役、どうしても尾野真千子が作り上げた主役像と比較されることになる。その比較において、賛否両論が巻き起こったという訳でございます。
ここでワタクシは、音声学的に、夏木マリさんを弁護いたしますよ。夏木マリさんは、チャキチャキの江戸っ子。関東の言葉は、「無声音が多い」という特徴がございます。「く」「つ」「ち」「し」という音が、声を発しない「息だけの音(無声音)」になりやすいのでございます。これが江戸弁独特の威勢の良い話し方になりますし、関西の人が聞くと「怒られているみたい」と感じる原因でもございます。
で逆に、関西の言葉は「無声音が全くない」のですよ。先ほどの「く」とか「ち」なんてのもちゃんと声を出して発音する。文字で書くと「くぅ」「ちぃ」といった感じの発音でしょうか。これが、関西弁独特のまぁるい仁鶴がじゃなかった、まぁるい音の感触になるのでございます。この東と西の違いを考えると、何となく「否」の原因が分かってきますよね。
『カーネーション』で夏木マリさんは、関西弁のセリフを関東風の無声音の多い発声で喋っておりました。これは、関西人が聞けば絶対に違和感が有る。関西人でなくても、ちょっと違和感が有る。ここに、賛否両論が巻き起こったという理由のひとつがあると、ワタクシ、睨んでおります。ドラマですから、関西弁指導のスタッフがいたはず。それでもなぜ、そういう事になったのか? その経緯を、いくつか想像してみるのでございます。
1と2は、無いでしょう。プロの現場でございますからね。3と4が微妙ですが、ワタクシは以下の様に推測するのでございます。スタッフは発声に関して、マリさんに助言。マリさんも助言に従い、関西弁っぽく喋ろうとする。ところが、発声に気を取られていると、今度は演技に支障が出る。時間は無い。マリさんご自身の思い通りの演技を貫くために、あえて発声の不自然さには目をつぶった、と考えております。
朝日新聞というのは、ネットでは何かと批判の多い新聞でございます。しかし、妙に「読み物」として気をそそられる記事も多いのですよね。朝日新聞デジタルに、「『動物園、におい何とかして』 届いた意見、園長の答え」という記事がございました。題名で釣られてしまい、まんまと読んでしまいました(笑)。
記事の内容はと申しますと、鹿児島県の平川動物公園に寄せられた、ある「意見」から、お話は始まるのでございます。「園内がくさい」という、ある利用者からの意見。その意見に、園長さんが丁寧にブログで返信したのですよね。その返信が、大反響ということで、話題になっております。以下、その園長さんの返信を、かいつまんで紹介いたしましょう。
園内は常に清潔を保っているとのこと。それでも、ある程度の(動物の)体臭などは、やむを得ないこと。人が言葉や文字、聴覚や視覚でコミュニケーションを取るように、匂いでコミュニケーションを取っている動物も多い。犬のマーキング、繁殖期のアピールなどもそうです。
技術が発達した今日でも、「匂い」を伝える事は難しい。だから、実物を目の前にして、嗅覚でも動物を感じられるのは、動物園ならではです。匂いも含めて、動物たちのことを知ってもらいたい。「匂いがイヤ」と言わず、感覚をフルに使い、動物たちの立場に立って理解してもらえたら嬉しい。と、園長さんはブログで綴っております。
そう言えば、母親には母親の匂いがございました。あれ、俗にいう「女臭い」というやつでしょうか? 赤ちゃんは、実に良い匂いがするらしいですが、赤ちゃんに縁が無いワタクシは、その良い匂いを嗅いだことがございません。自分の匂いを自分で嗅いで、なんか安心することがありますよね。でも、その同じ匂いを他人に嗅がせると、不快だったりする。納豆を臭いと言う人もいれば、美味しそうと言う人もいる。快か不快かを決めているのは、各個人の意識的な価値観かもしれません。
当店のお仕事も、「匂い」は、ほんと、奇々怪々でございます。生々しい匂いを嫌って香水の様なフェミニンな匂いを良しとするお客様もいらっしゃれば、逆に、香水NGで生々しく人間臭い(男臭い)匂いを好むお客様もいらっしゃる。この、お客様の趣味趣向が、女向きと男向きの両方に触れている複雑さっていうのは、ニューハーフ・女装子の風俗店独特の性質ではないでしょうかねぇ。
これがね、女の人の風俗だったら、それぞれ「専門店」が出来るのですよ。ポッチャリ専門店とか、熟女専門店とかございますでしょ。ところが、ニューハーフ関係の市場というのは、そんな専門店が乱立するほどには大きくない。ということで、ひとつの店舗が「何でも屋」をやる事になったりするのですよね。そんな難しさがございます。
よく考えましたら、飲食店や風俗というのは、「嗅覚」で魅了するというのも重要な要素のひとつでございます。視覚(ルックス)、聴覚(お話)、触覚(おさわり)、味覚(ペロペロ)で楽しませ、嗅覚でも堪能させる。あぁ、このお仕事の魅力は、動物園と同じだったのだ~~。では、ワタクシは、動物園の園長さんということかな(笑)。あ、キャストを動物扱いしちゃいけませんね。キャストに怒られないうちに、今日のところは終わっちゃいましょう。最後に、園長さんのブログ全文を紹介しておきます。
平川動物公園スタッフブログ-意見箱より 園内の「におい」が気になる
https://hirakawazoo.jp/zooblog/voice/8382
本日(5/20)発売の『週間実話』、「風俗かわら版」のコーナーが、ニューハーフ特集でございます。当店からも「相良愛」が掲載されております。コンビニなどで見かけましたら、手に取ってパラパラとやってみて下さいませ。
「LGBTは生産性が無い!」という発言が、物議を醸しております。あるいは、「女子の競技にトランスジェンダーが出場するのは不条理!」という意見もございます。ワタクシはね、こういった話題が、甚だ、「非論理的」に議論されていることに、「あぁ、日本の知識人の程度の低さよ...」と嘆いております。では以下に、どれほど非論理的なのか、ご説明いたしやしょう。
まず、「国にとって生産性は必要なのか?」ということがございますよね。この場合の生産性とは、「子供を産むこと」でございますね。これは、しごく当然。なぜなら、人口が減っていくと国力が衰えるというのは当たり前の事だから。ですから、「子供を産んだ家族は優遇される」という制度は、国力を維持する上で、非常に論理的で理にかなった考え方なのでございます。これが、大前提となりますよ。
「LGBTに生産性が無い」というのは、間違ってはおりません。しかし、線引きが間違っているため、いたってこの議論は非論理的になってしまっているのでございます。「LGBTと非LGBT」の間で線引きするのではなく、「子供を産んだ家族と子供の無い家族」の間で線引きをするべきでございますよね。この線引きで「差別」されるのならば、LGBTからも文句は出ないはず。ほ~ら、モヤモヤした議論が、しごく明解に透き通って見え始めたのではないでしょうか。
では、お次、男性から女性に変わったトランスジェンダーが、女性の競技に出場してメダルを取ってしまう問題に関して。さぁ、この場合も、線引きが間違っているために、モヤモヤした非論理的な議論になっちゃっております。そもそも、なぜ、スポーツが男性と女性に分けられているのか? そこから考えなければいけませんよね。
体が男性、というか、男性のDNAを持っている人は、男性ホルモンの影響を強く受けますよね。男性ホルモンには「筋肉が付きやすくなる」という効果がございます。出た!三段論法! この命題で得られる結論は、「男性のDNAを持っている人は、筋肉が付きやすくなる」のでございます。ですから、男性はスポーツでは有利になる。そのため、多くのスポーツが男性と女性に分けているのでございます。
ワタクシはね、彼女のことを「等身大の役者」と評価しております。え~と、あまり意味がよく分からないですよね。チョイト彼女を酷評するような感じになっちゃいますが、端的に言えば、「自分のキャラとは違う人物、違う年齢を演じられない役者」という意味でございます。アッ、彼女のファンの方、怒り始めるのはチョイト待ってて下さいね。
役者さんの中には、いろんな人物を演じ分けられる器用な人も大勢いらっしゃいます。最近の朝ドラですと、「安藤サクラ」さんなんてのがその例。役に応じて立ち居振る舞いも変われば、顔つきや声まで変えてしまう。脚本を読み込み、自分の役を研究し、ストイックに自分の役を作り込んでいくタイプの役者さんでございます。こういった役者さんというのは、やった事が無い新しい役をもらうのは、だいたい、嬉しいものでございます。
逆に、そういった器用さを持ち合わせない不器用な役者さんもいらっしゃる。え~と、これまた非常に言葉が悪いですが、「何を演じても同じ」ということになる。アッ、清原果耶さんのファンの方、まだ、怒っちゃダメですよ! 単純にダメな女優さんなら、朝ドラの主役に抜擢されるということは無いですよね。時として、この「不器用」ということが大きく輝く事が有るのでございます。
「不器用ですから」と言うCMを覚えていらっしゃいますでしょうか? そう、「高倉健」さんでございますね。CMの台詞通り、高倉健さんは不器用な役者さんでございます。何を演じても、そこには高倉健がいる。「石原裕次郎」さん、「木村拓哉」さんとかも同じ。ただ、全ての不器用な役者さんがトップスターになれるかと言うと、そうでも無い。はてさて、清原果耶さんにトップスターの素養は有るのでしょうか?
清原果耶さん、まだまだ演技の引き出しはそれほど多くないように感じられるのでございます。少ない手札を、トッカエヒッカエ使っているという感じ。ましてや、老け役などはもってのほか。まさに、今の彼女本人の等身大でギリギリイッパイで演じているという感じ。でもね、時々、すごく良い魅力的な表情が、一瞬なのですけど、キラリと見えることが有る。このキラリが有るからでしょうねぇ、彼女が主役に大抜擢されたというのは。
清原果耶さんのこういった性質を、NHKもよく分かった上で採用しているのが伺えるのでございます。まず、今回の話は、オリジナルストーリーでございます。オリジナルですから、モデルとなった誰かの「一代記」とする必要がない。つまり、今回の話では、主役が老け役を演じるということは無いでしょうね。朝ドラ『なつぞら』で老け役に挑戦していたのは、NHKのカメラテストだったかも知れませんね。
国税調査の一種で、「経済センサス活動調査」と表題にございます。いただいたのは紙の解答用紙ですが、「Web回答推奨」なんて書かれております。どんな業種で、従業員は何人で、昨年1年分の売上や経費とかを回答するのですよね。でね、いっつもよく分からないのが、その売上や経費を入力する部分でございます。
当店は青色申告でございます。その書類を見て入力すればよろしいのですが、どの書類のどの数字をどの回答欄に入力すれば良いのかが、実に分かりにくい。毎回、迷いまくる。けどね、今回は違っておりましたよ。「入力のしかた」を説明する画面が表示されたのでございます。こんな画面でございます。
色分けされていて、実に分かりやすい。税金の細かいルールを知らなくても大丈夫。同じ色の欄に数字を書き写すだけの簡単な作業でございます。他の方々も、この部分がネックなのかなぁ? こういうのに回答する人ってのは、税金の書類に見慣れている人ばかりではないでしょうしね。シンプルで、デザイン的にも秀逸でございます。
さて、お話変わって、ワクチン接種の予約が順調に進められております。パスワードの欄に生年月日を入力するって? ねぇ、もう、それ、パスワードじゃないんじゃね? システム作成を請け負った人たちも、苦肉の策だったのでしょうねぇ。先日も申し上げましたが、既にプラットフォームという足場が有る状態から作るのは比較的簡単。でもね、一から作るのがどんだけ大変か、決定権を持つ人たちは分かっていないですねぇ。
ずっと「決まりしだい...」という表示になっていた「雛乃せいら」のスケジュールでございますが、次の期間限定出勤が決まりました。5/28(金)~6/5(土)の日程で、出勤いたします。予約も受付中! よろしくお願いします。
オフィシャルサイト
http://she-mail2.jp/profile/?id=20201
鼻の一番上部、「鼻根」あたりの、ちょうどノーズシャドーを入れるところが集中的にかぶれるのでございます。多分、いつもそこに使っている紫のシャドーとワタクシの肌との、相性が悪いのでしょうね。何十年も、同じ場所に、同じメーカーの、同じ色のシャドーを塗り込んでおりますからね、肌も悲鳴を上げることでございましょう。
ワタクシの場合は、ファッションの最先端を追いかけるということは、まずございません。メイクのやり方も25年位前に確定したまま、全く同じメイクを毎日繰り返しております。つかう化粧品の色や番号もほぼ決まっているのですが、悲しいことに、時々、廃番の憂き目に遭う化粧品もございます。いつもの化粧品が廃番になる度に、代替品を探しまくっております。
肌に塗るファウンデーションという化粧品、昔風に言うと「おしろい」でございますが、これは廃番の憂き目には遭っておりませんが、自分が使う番号は、徐々に変わって来ております。ワタクシの使っているファウンデーションには、10番・20番・30番と3種類の濃さのラインナップがございます。若い頃は、一番明るい色目の10番を。でも最近は、チョイト暗めの30番が、自分の肌に一番合っている感じでございます。
20代でニューハーフデビューしたころは、ほんと、肌の白さを褒められたものでございます。だいたいニューハーフの飲食店ってのは、薄暗いものでございます。その中で、ワタクシの白い肌は一段と輝いていてよく目立ったみたいでございますね。その白さで、結構、得をしたこともございます。「肌の白いは七難隠す」なんて申しまして、決して美形なワタクシではございませんでしたが、お客様からはよくかわいがっていただきましたよね。
大村愛知県知事のリコール署名偽造事件では、刻々と真相が明らかになっておりますね。高須医院長の秘書の方も押印に関わっていたそうですが、なんと、押印に関しては罰する法律がないとのこと。どうやら、高須医院長の関係者の起訴は無さそうでございますね。
一方、同じ愛知県の東栄町という場所でも、リコール騒ぎが起きております。こちらは、町の診療所がらみで町長をリコールするかどうかの署名運動。なんと、こちらは、署名の97.8%が有効とのこと。書き間違いや誤字脱字の類が無効になった程度の数字でございます。大村知事の事件の直後なので、なにかと慎重に署名活動が行われたのでございましょう。
お話を、大村知事のリコールの件に戻しますね。この署名運動で、愛知県民のほとんどの人は大村知事のリコールに否定的か無関心という結果が出たわけでございます。理想を言いますとね、愛知県知事、名古屋市長、この両者が「民意に従う」とばかりに、水に流し、以前の様にタッグを組んでいただきたいのでございます。地方自治にとって、それが一番利益が大きいのでございます。
では、現実はどうか? 大村知事側は名古屋市長を「首謀者」扱いで攻撃、責任を取れと言及。一方名古屋市長は、「自分は関与してない」の一点張りで、民意の結果はそっちのけで、ご自身の進退問題にばかり言及。おいおい、ご両人、仲が悪いのは仕方が無いとして、でも、県民や市民の利益のために、もう少し「タヌキ」になれないものでしょうか?
トリエンナーレの件では、愛知県民のほとんどが、「もう、そんなこと、どうでもいいから先に進め」という結果を突きつけたわけでございます。どうして、素直にその結果に乗っからないんだろうねぇ。何も無かったことにして、シレッと、両者が、「仲の良いふり」でもしてくれた方が、愛知県民、名古屋市民、みんな幸せになれるのにねぇ。
「仲の良いふり」、いやぁ、嫌な言葉ですが、こと政治の世界では絶対に必要じゃないですか? トリエンナーレの件では、県知事と市長が、まるで子供のケンカの様なことをしておりました。まだ、政策の違いとかで仲違いするのならともかく、「表現の自由」に関する価値観の違いでケンカするとか、あぁ、バカらしい。
電話の音声が時々明瞭ではないことがございまして、お客様が「せいらさん」と言ったのが、こちらでは「さがらさん」と解釈してしまう例、あるいは、「相良」という漢字をお客様が「そうら」と読み間違え、それをワタクシが「せいら」として聞いてしまった例、あるいは、言い間違い・聞き間違いがはっきりしない例、こういった事例がございました。
古~い書類を整理しておりましたら、20年前の年賀状の試し刷りが出てきたのでございます。試し刷りですので、余白が多かったり、チョイト斜めっていたりするのはご愛敬。2000年と2001年の試し刷りが、発掘されたのでございます。
いやぁ、顔が若い! そして、デザインも翔んでますねぇ。確かに自分で制作した覚えはございますが、まるで自分の作品では無いような感覚でございます。プリンターは非常に珍しいインクリボン式の顔料インク。この2枚、薄暗い所で眠っていたとは言え、20年経ってもまったく退色していないのが嬉しいですねぇ。
2000年の年賀状の頃は、ワタクシは名古屋錦三の「ぶんぶくちゃがま」というショーパブで働いておりました。そして、2001年の年賀状は、今のお店を立ち上げた直後でございます。お水最後の年賀状とシィメイル最初の年賀状が、奇しくも一緒に出てきたわけでございます。
いや、コンビニ店員を舐めているわけではございませんよ。商品を並べたり、ジャンクフー、いやもとい、ファーストフードを作ったり、床を掃除したり、バックヤードで弁当食べたり...それでいてお給料少なめ。大変なお仕事だというのは重々分かっております。ワタクシは、コンビニ内の、「ある作業」に、非常に惹かれるのでございます。
「フェイシング」という作業をご存じでしょうか? 陳列されている商品を全て正面に向ける作業でございます。ワタクシ、そのフェイシングが大好き。お客でコンビニへ行って、冷蔵庫内のペットボトルを勝手にフェイシングして帰ってくることもございます。新聞コーナーの新聞を正す、雑誌コーナーを整理し、抜き忘れの先週号を脇に寄せておくとか、もうね、お客の分際でコッソリとやったりしております(笑)。
大坂は心斎橋で、動くカニの看板が深夜に壊されたという事件がございましたでしょ。あれ、犯人の若者2人が名乗り出て、カニ店の店主に謝ったそうでございます。なんと、土下座して謝り、親族・知人からお金を借りまくり、看板を弁償したそうでございます。
その若者2人、同じ心斎橋の飲食店で働いていた同僚とのこと。飲食店が閉店となり、解雇されたその日の夜、2人でやけ酒をあおり、たまたま通りかかった動くカニの看板を腹立ち紛れに壊したそうでございます。カニも被害者でしたが、この若者2人も、また別の意味で被害者だったみたいですね。
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