店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
今日は朝から、「ヨンケー・ハチケー」でNHKが大騒ぎ。確かに画面は綺麗で精細な感じに見えております。ただ、それを見ているテレビは旧型テレビ。はたして、本当に綺麗なのかどうか? 今日は、それを検証してみるのでございます。
まず、「4K・8Kは綺麗/綺麗じゃない」の二つの事象を想定いたします。そして、それを見ている旧型テレビにも「綺麗/綺麗じゃない」の二つの事象がございます。この二つの条件をかけ合わせますと、4種類の事象に増えるのでございます。
1). 4K・8Kは綺麗 + 旧型テレビも綺麗
2). 4K・8Kは綺麗 + 旧型テレビはダメダメ
3). 4K・8Kは本当はダメダメ + 旧型テレビは綺麗
4). 4K・8Kは本当はダメダメ + 旧型テレビもダメダメ
さぁ、今、4K・8Kの映像を旧型テレビで見ているといたしますよね。この場合、4K・8Kが綺麗に見えるのは「1」の事象の場合だけ。他の「2、3、4」の事象では、どちらかのテレビの性能が足を引っ張り、綺麗には見えないのでございます。
と、すると、おやおや~、旧型テレビで4K・8K映像を見ていて「綺麗に見える」というのなら、それは、「旧型テレビの綺麗さ」を証明しているに過ぎないのでございます。すると...旧型テレビで十分...という結論が...ワタクシ、何やら奥歯に物が挟まってしまったようでございます(笑)。
NHKは多分、「旧型テレビでも4K・8Kが綺麗に見えるような調整」を施した上で、紹介番組を放送している。ここは逆手に、「わざと4K・8Kが綺麗に見えないような調整」を施すという手もございます。先述の事象「2」を狙うわけでございます。
「こんなに綺麗なのに、お宅のテレビでは、多分、この綺麗さは伝わらないでしょうねぇぇ、あぁ残念、残念!」という売り込み戦術でございますね。至極、あざとい! ただ、この場合、先述の事象「2」だけでなく、「3,4」という4K・8Kがダメダメな事象も含まれるわけで、両刃の剣なのでございます。
この4K・8K、国民の2割ほどしか知らないそうでございます。8割の国民は、感心が無いわけで、この先、大丈夫でしょうか。かつてNHKが多額の資金と時間と労力をかけて開発したアナログハイビジョンという技術がございました。それがデジタル放送の到来によって、ただのガラクタの箱に成り下がるという事件がございました。4K・8Kが同じような運命を辿らなければ良いのですけどねぇ。
この感心の無さの一因として、見るための機材がシンプルでないということが有ると思いますよ。「このチャンネルをみるにはこれが必要」とかいう条件がいろいろありまして、シンプルに「これとこれを買えばすぐ見られる!」という売り込みが出来ないのですよね。当然、「面倒くさそうだから、いいよ」ということになってしまう。
これは、未だに「電波を受信する」なんてことに拘るからいけない。各家庭で個別にパラボラアンテナで受信するってのを基本原則にしている限り、家庭の受信機が複雑になるのは仕方が無い。もう、いいかげん、日本のテレビは、ケーブルやネットに移行するべきでございます。
もうね、一日中眠たくて、頭がボ~としてるわけですよ。チコちゃんに「ボ~と生きてんじゃねぇよ」ってツッコまれそうな感じでございます。でね、不意に電池が切れたように睡魔に襲われる。電話の音で目が覚める。ここはどこ? 今何時? って感じで寝ぼけながら電話に出ておりました。
グロッキーな時ってのは、洗濯物も溜まりがち。お掃除も省略しがち。お化粧もサボりがち。そんな時ってのは、落ち着きませんねぇ。やはり、早い時間に掃除を済ませ、バスタオルも余裕が有り、顔もキッチリフルメイク。そんなときは、気分にも余裕が出る。間違いも少ない。何事も、早めの準備、重要でございます。
洗濯物の話が出ましたが、ワタクシは、干された洗濯物を眺めるのが、大好きでございます。毎日、大量のバスタオルを洗濯し、乾燥室に干すわけでございます。ワタクシは、洗濯物も竿にピシッと並んでいないと気が済まない。バスタオルの角と角を合わせて、ピッタリ並べる。干されたバスタオルが整然と竿に並び、それをボ~と眺めるのが気持ち良いのでございます。
子供の頃、母親が洗濯物を干しますと、その洗濯物からフワァ~と湯気が立ち上るのが見えたものでございます。あの湯気が大好きでございました。ワタクシが洗濯物を眺めるのは、あの湯気への憧れが残っているからでしょうか? 大人になったら、いつしか見えなくなったその湯気。洗濯物を干すたび、見えないかなぁと目をこらしたりしております。
眺めると言えば、子供の頃から雲を眺めるのが大好きでございました。刻々と形が変化する雲を、いつまでも、いつまでも眺めておりました。そんなワタクシの姿を見て、「哲学家のような子供」なんてよく言われておりました。まぁ、子供ながらに、哲学的なことをよく考えてはいたのですけどね。
母親にね、「宇宙は無限に広いんだよ」と言われて、その「無限」が不思議で不思議でしょうがなかったのでございます。子供ながらに、「どこまでも続く」なんてことが信じられなかったのでございます。じゃぁ、宇宙に限りがあるとすれば、その境界の外側には何が有るの? ってことになる。そんな事を、雲を眺めながらボ~と考えている子供でございました。
その内、「宇宙は球体の表面の様に最初と最後が繋がっている」という理論に出会ったのでございます。或る方向に真っ直ぐ進んでいくと、グルッと一回りして、元居た場所に戻って来るという理論でございます。これは至極納得いたしましたが、やはり、じゃぁその外側には何が有るの? って疑問は残るままでございます。
ちょっと難しい語が出てきますが、サラッとお付き合いを。そんなワタクシですから、永遠に数字が並ぶ「円周率」とか大好きでございます。とっても神秘的。「級数(1,2,3...とか永遠に数字が並ぶもの)」どうしを足したり引いたり出来るのを知って、目から鱗が落ちる。マンデルブロ集合に出会った時には、買ったばかりの Macintosh を一晩中走らせて、その神秘的な図形に魅入ったものでございます。
カッチカチのカレールーの中に、乾燥とんかつが封じ込められております。まるで、遺跡や化石の発掘現場にさも似たり。コツコツと削ってトンカツを「発掘」したい衝動に駆られますが、そこは我慢、我慢。カッチカチルーを溶かす容器と、熱湯140ccを用意するのでございます。
こういったフリーズドライ系のもの、お湯の量が極めて重要でございます。ほんの10cc違うだけで、出来上がりが大きく変わる。このとんかつカレーの様なとろみの有るものはなおさらでございます。そこで登場するのが小さめの計量カップ。まぁ、メスシリンダーで計りたいくらいですが、ここはこれで良しといたしましょう。
熱湯を静かに投入。そして、1分間、攪拌! パッケージにも、「1分間、とろみが出るまで混ぜて」と記載がございます。ただ、いつものフリーズドライとは勝手が違う。柔らかなトンカツの衣を崩さないように混ぜなければなりません。とんかつに触らないようにルーだけを優しく混ぜる。とんかつカレーの攪拌は、困難を極めたのでございます。
1分くらい混ぜてますと、「これ以上はとろみが出ないな」という感じに落ち着いてまいります。ドロンドロンとはいきませんが、ややネットリとはなります。決してシャビシャビではない。出来上がったのが、こんな姿。いや、画像で見ると、ちょっとグロく見えるかも知れませんが、美味しそうなカレールーの出来上がりでございます。
辛さは、5段階の2辛と表示がございます。ルーだけをちょっとなめてみる。2辛なので甘口かなと思いきや、ややピリッとして、香辛料の香りがフワッと上がってくる。ただ、カレー独特のあの香りはそれほど強くございません。あえて抑えているのか? あるいは、フリーズドライの限界なのか? 食後の匂いを気にする人には、かえって好都合かも。盛り付けてみました。
福神漬けの代わりに、きゅうりのキュウちゃんを添えてみました。ご飯にちょいと色が付いているのは、麦が混ざっているから。なんとか、とんかつの衣を崩さずに作れたのではないでしょうか。カレールーはまぁまぁ標準レベル。驚くのが、とんかつのとんかつらしさ! かなり厚めで、十分な肉々しい歯ごたえがございます。脂少な目のヒレっぽい食感でございますが、まぁどこの部位かは不明でございます。
全ての行程で、5分もかかっておりません。「フリーズドライでお気軽にカツカレー」と思いきや、実はあまりそうでも無いのでございます。まずね、ルーを溶かすための容器が別にいる。つまり、洗い物が倍に増えるのでございます。レンジで作れるレトルトカレーなら、お皿ひとつで事足りる。わざわざフリーズドライを選択する理由が見つからないのでございます。
そして、値段。とんかつカレー2個入りで、税込¥1,300。1個¥650でございます。しかも、ご飯は自分で用意。コンビニのカツカレーが¥500弱で変える事を考えると、ますます、フリーズドライを選ぶ理由が見つからない。
外国人労働者の件は、何であんなに揉めてるの? 現実的に、「実習生名目」で何十万人という外国人が日本で働いているわけで、それが法律的にグレー扱いなせいで無法地帯となっちゃってる。1日も早い法整備は必要でしょ。その早い法整備という認識では、与野党ともに意見は一致しているはずなのですけどねぇ。
その与党は、なんか、いかにも官僚が作りそうな曖昧な法案を通そうとしている。あれでは、後から拡大解釈して移民受け入れに流用すると思われても仕方がない。野党は野党で、そのザル法案の隙間を埋める「対案」を出すわけでもなく、ただ坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで頭ごなしにケチをつけるだけ。あ~あ、どっちも使えないねぇ。
外国人労働者の言葉の問題がちょくちょく出てまいりますが、あれもおかしな話。最初から日本語が話せる外国人を採用すれば済む事。そのためには、労働者を斡旋する組織なり施設を、日本側が諸外国に送り込まないと。そして、現地で日本語教育を施してから採用、来日させるのでございます。
さて、この外国人労働者の件では、韓国の方がはるかに先を行っている。10年以上も前から外国人労働者を受け入れ、緻密にルールを定め、韓国人の職が奪われないように配慮している。やはり日本と同様に言葉の問題が大きいので、採用諸外国に専門の機関を置き、韓国語を話せるように教育してから受け入れている。
要は、悪徳ブローカーが介在しないように、政府自らが募集・教育・派遣などをある程度管理してしまう事。そして、永住権を取得すると「移民」になってしまうので、その移民と外国人労働者とをハッキリ区別出来るような法整備が必要でございます。
さて、そろそろ、年末年始の出勤予定をご案内いたしますよ。ただ今、1/6(日)分まで予約可能でございます。新人「相川ゆう」さんの出勤予定は少しずつ小出しのご案内になりますが、その他の「未定」部分は数日中にご案内出来ると思います。
あ~あ、また、腰をやっちゃいました。お店の片づけをしてまして、ちょいと腰をかがめてガスファンヒーターを持ち上げようとしましたら、右脇の腰のあたりに激痛が! そのままガスファンヒーターの前で、しばらくイモムシの様に転がっておりました(笑)。
もう何度も経験しているのですが、うっかり、やっちゃいますよねぇ。腰痛持ちの名古屋薫さん、日頃から腰痛の情報番組を小まめにチェックするようにしております。「ガッテン」のあの情報とか、「家庭の医学」のあのシーンとか、いろんなものがイモムシのワタクシの脳裏をよぎるのでございます。
痛めた後、まずやったのは、勇気を振り絞って、反り返る事。これは「明石家さんま情報」でございます。いきなり「ウワァ~」と反り返るのはあまりにも怖い。鴨居に掴まって、ゆっくり背中を反らしていきます。痛みが走るとすぐに戻す。効果が有るのかどうかは分かりませんが、とりあえず、やっとく。
さて、次に行ったのは、壁に片手を突いて体重を壁に寄せ、腰の側面を伸ばす運動。「ガッテン情報」でございます。これも、用心深く、ゆっくり、ゆっくりと、左右代わりばんこにやる。さんま情報、ガッテン情報、どちらにも共通するのは「ストレッチ」でございます。
以前から気になってましたが、ワタクシの腰痛は、どうも「骨系」でも「神経系」でもなく、「筋肉系」なのではと、名古屋薫迷探偵、推理を立てているのでございます。病院へ行きましても、レントゲン映像は異常なし。お医者様に原因を聞いても、「太りすぎ」としか答えてくれない(笑)。「病名、太りすぎ」って、どんな病気やねん!
人気商売ってのは、一般社会とはちょっと違った感覚の人付き合いが有ったりするものでございます。一般社会の感覚で「良かれと思って」やった事が、逆に人間関係の軋轢になったりすることも有りまして、そんな事象に出会いますと、ワタクシなりに心を痛めるのでございます。
よくワタクシは、うちのお店をプロ野球のチームに例えるのでございます。チーム全体として「試合に勝つ」という目的はございますが、各選手が他の選手と競り合っているという状況も同時に有るわけで、この「選手同士がライバル」という状況が、チームのあり方を複雑にしちゃうのでございます。
想像してみて下さいませ。まぁまぁ優秀な成績の選手「X」がいたといたしましょう。もう1人、そこそこのキャリアだが成績が伸び悩んでいる選手「Y」がいたといたします。Xから見ると、Yの欠点がありありと分かる。ついつい、アドバイスをしたくなる。してしまうと、どうなるか? XとYとの信頼関係が希薄だと、問題につながるのでございます。
Xはチーム全体の競争力を上げるために、「良かれと思って」アドバイスをしたかもしれません。しかし、欠点と指摘された部分は、Yにとっては「個性」という認識なのかもしれない。その個性を活かした上で、Yは伸び悩んだ成績なりにそれでうまく行っていたのかも知れない。じゃぁ、Xはどうするべきだったのか? Xは「見て見ぬふりをする」が、実は正解なのでございます。
普通に考えると、アドバイスをしてチーム全体の競争力を高めた方がいい。一般社会では、普通にそう考えますよね。でも、人気商売の多くでは、それが問題に発展する。その理由は、「コモンセンス」に有るのでございます。
さぁ、「コモンセンス」なんていう雲を掴むような言葉が出てきましたよ。いろいろなシチュエーションで使われるコモンセンスという語ですが、この場合は「共有された価値観」といった感じでしょうか。チームの全員で持っている同じ価値観、それがそのチームのコモンセンスなのでございます。
「チームが試合に勝つ」ということに関しては、選手全員が思っている事。だからそれはチームのコモンセンスでございます。しかし、プレイフォームやフィーリングといったことは、各選手独自の価値観を持っておりますので、その部分に関してはコモンセンスが存在いたしません。
つまり、コモンセンスが有る部分に関しては、意見しても共感が得られやすい。でも、コモンセンスが無い部分に関して言及する事は、お互い利害関係の有るライバルですから、問題へと発展するのでございます。じゃぁ、コモンセンスが無い部分は、いったい誰が言及するのか? それは、利害関係の外にいる、コーチや監督ということですね。
こういうの、ワタクシは、舞台の世界で痛い思いをしております。小さな劇団だと、みんな同じ飯を食っている仲間で、コモンセンスの固まりのような人間関係でございます。ところが、商業演劇のような一般公募やオーディションで集まった人達ですと、上記の様なコモンセンスの有る部分と無い部分が発生してくる。小劇団に居た頃の感覚で人に意見すると、実に大きなしっぺ返しを食らうのでございます。
まぁ、うちのお店も、オープン当初の人数が少なかった時には、メンバー全員が同じコモンセンスで染まっておりました。しかし、現在のように、様々なキャリア、様々な年代、様々な女装に至るプロセス、そんなものが入り乱れておりますと、このコモンセンスの有る部分、無い部分の見極めが重要になってくるのでございます。はぁ、難しいねぇ、人気商売ってのは。
今日放送してましたNHK BSの「アナザーストーリー」という番組が、「ゆとり教育」をテーマにしておりました。何かと否定的な意見の多いゆとり教育ですが、羽生結弦さんや大谷翔平さんがゆとり世代ド真ん中とのこと。そう言われると、確かにニュータイプっぽいお二人でございますね。
教育でも芸術でもスポーツでも、初期にはある程度の「強制的指導」が必要なわけで、昔の「詰め込み教育」ってのは、教育の一部においては必要悪だった様な気がいたします。悪名高いゆとり教育も、科目や学年ごとに「詰め込み」と「ゆとり」とを混在させられたら、また結果は違っていたかも知れませんよね。
今、思い返しますと、どうも「ゆとり」が必要だったのは、生徒ではなく先生側じゃなかったのかなぁなんて思うわけでございます。学校週5日制を導入しましたが、あれも一見先生が休めて楽に思えますが、実際にはカリキュラムがギチギチになり、先生の負担が増すことになったのですよね。
外国人労働者のお話のときに、日本人が3K仕事をしなくなったとお話しいたしました。これもね、子供の時から週休2日制が身についてますと、社会に出る時に、週休2日ではない仕事に対するハードルが、結構高くなっちゃうと思うのでございます。
本当に生活に困った時にどんなキツイ仕事でも働けるという「たくましさ」を子供の頃から植えつけてあげる、それが子供達の将来を見据えた教育だと思うのでございます。そう考えますとね、小中学は週6日制に戻すべき! ワタクシ断言いたします。どうせ、夏休み・冬休みがごっそり有りますしね。
コンパニオンの出勤ですが、最近は「自由出勤」が主流になってまして、どうしても出勤が偏ってしまう。8人勢揃いの日もあれば、2~3人の出勤という日もございます。当店の場合、どうも火曜日と金曜日は、コンパニオンに人気が無いのですよね。
以前でしたら、「世間が遊びたい時が、サービス業の稼ぎ時なんだ」なんて言っていた時期もございました。しかし、今や、その「世間が遊びたい時」というのが、それほど定まってないのでございます。「金曜日や週末、給料日後が特に忙しくなる」というかつての傾向も、どんどん薄くなっております。年中無休が世の中に浸透して、お休みがバラバラになって来ている影響でしょうかねぇ?
腰の方はかなり良くなりまして、コルセットを外し、今はシップを貼るのみとなっております。朝、目が覚めた時には「オッ、治ったかな?」と思わせるほどに好調なのですが、いい気になってちょっと動き回りますと、すぐに痛み出してくる。油断大敵でございます。
腰を痛めましてからは、掃除機をかけるのが大変に辛いのでございます。そこで、登場したのが、(ドラえもんの声で)「クイックルワイパー!」。名前を聞いてピンとこない人も、見ればすぐ分かるはず。こんなのです。
ただ、まぁ、ひとと欠点があるとすれば、あまりにもホコリの吸着力が強いために、モジャモジャシートがあっという間にホコリだらけになってしまうことでしょうか。ドライシートというタイプなら裏表使えるとは言うものの、結構頻繁にシートの交換が必要なのでございます。
そこで、ワタクシ、考えました。あのモジャモジャシートを長尺のロール状にいたしまして、モップの先端に取り付けるのでございます。同じく、それを巻き取るロールも取り付ける。モジャモジャシートが汚れてきたら、そのロールを回して新しい面を送り出してやるのでございます。
ただね、普通にシートを送り出して巻き取るだけだと、モジャモジャシートの片面しか使えない。これは、実にもったいない話でございます。送り出し・巻き取りの過程で、どこかで反転して裏表使えないものだろうか? で、たどり着いたアイデアが、これ。
雑な手書きで、申し訳ございません。モジャモジャシートの裏表が分かるように、色で塗り分けてみたのでございます。ポイントは、まん中の隙間から1度巻き取りロールの上を乗り越えまして、反対側から出すということ。これで、モジャモジャシートの両面を使えるのでございます。
「覚醒」という語がございます。まぁ、「覚醒剤」なんて使われ方もいたしますが、本当は「目がさめる」「迷いがさめる」という意味でございます。長年、多くのニューハーフ・女装子さんを見ておりますと、時として、覚醒する瞬間に出会えることがございます。
最初の頃は、覚えることがいっぱい、クリアしなきゃいけない課題がいっぱい。でもね、そういう課題が有るうちの方が、人間幸せなのでございます。なぜなら、目標物が見えているからでございます。問題点をひと通りクリアして、さしあたっての目標が無くなった時、人というのは迷いが始まるのでございます。
ここに、人気商売の怖さが有るわけで、「今のままでいいのだろうか?」「他の人はもっとハイレベルなことをやっているのではないだろうか?」という疑心暗鬼に陥るのですよね。そして、より多くの要素を自分の接客に取り込んで、よりハイレベルの高みに登ろうとするのでございます。
もちろん、自分の接客を高める事は良いことなのですよ。ただね、一度お客様に提供したサービスを後から「今日は出来ない」なんて言うと、それこそ「サービスが悪くなった」と言われることになる。それがありますので、サービスを増やす方向へは動きやすいけれど、減らす方向ってのは動かない。逆転防止機能が付いた歯車の様なものでございます。
その結果、過剰サービスのスパイラル(悪循環)に陥ることもございます。この過剰サービスってのは、必ずしもお店の中のサービスだけには限らないのでございます。メールやLINEの返事、時としてお店の外でのお付き合いなども有ったりいたします。先述したように、一度始めたものを「止める」というのは怖い。悪循環の渦が大きくなるにつれて、疲れてくるのでございます。
こういった過程は、高みを目指すコンパニオンの多くが陥る穴でございます。ネットが発達した昨今では、昔以上にコンパニオンの負担は大きく、悪循環に陥る可能性も高いのでございます。ここでね、その悪循環から抜け出す希有なコンパニオンに時々出会うことがございます。それが、「覚醒」なのでございます。
悪循環に至るまでの過程というのは、「足し算」の接客でございます。あれもこれも詰め込みたいと思うあまり、自分の接客がいっぱいいっぱいになってしまうのですよね。さて、「覚醒」とは、「引き算」の接客でございます。接客というもののエッセンスが見えてくる。すると、いらないものも見えてくる。いらないものを捨て始めるのでございます。
以前は、「これやらないと嫌われるのではないか」と思っていたことも、あっさり捨てられるようになる。それを支えるのは、「自分への自信」でございますね。接客というもの、ポイントさえ押さえていれば、それほど多くのお品書きを用意する必要は無かったりするのでございます。要は、その見極めと、実績に支えられる自信。自分を信じる心でございます。
ここで注意しなければいけないのは、この「引き算の接客」は、「足し算の接客」を極めたものしか到達できないということでございます。最初から引き算を始める人は、それは「ただの手抜き」でございます。「型破り」ってのは「型を極めた人があえて型を破ること」というのと通ずるのでございます。
今日の新聞の第一面は、「ガス」の文字だらけ。ひとつにはパリ協定の「温室ガス」のニュース。そして、もうひとつは札幌のガス爆発のニュースでございます。札幌のガス爆発、店舗がひとつ、跡形もなく消失しております。ガスの威力、侮れないのでございます。
当初、プロパンガスのボンベが置いてあってドウタラという報道がされておりましたが、新たに、爆発元の店舗の従業員が消臭剤のガス抜きをやっていて、そのガスが原因だという報道がされております。当店も消臭剤のスプレー缶は使いますので、チョイト気になりましたねぇ。
名古屋市はちょっと前から、スプレー缶は「穴を開けずに」ゴミとして出すような指示がされております。それでも、な~んか、今までの習慣もありまして、穴を開けずにゴミ箱に入れるのが心配で、毎回、穴を開けております。どっちがいいのでしょうかねぇ?
年の瀬に向けまして、自室やお店のガラクタをボチボチ処分しております。18年前に購入してまだ使い切らない「クレ5-56」とか、いい加減に処分したいのですけど、まだ中身が十分残っているのでどうにもならないのでございます。缶がさび始めたりしてますので、これはこれでチョイト心配。ドッカ~ン、なんてことにならない事を祈っております。
ガスと言いますと、お店が入っているビル、結構な古いビルでございます。オープンした当初(18年前)は、まぁまぁガス漏れが発生しまして、ガス会社に飛んで来てもらうということが多かったのでございます。なんか物騒なお話になっちゃいましたが、今は全部対処済みですのでご安心を。
簡単に説明いたしますと、昔の古~いガス栓が随所に使われていたわけでございます。あの回す時、指先が痛いやつでございます。それまでほとんど使っていなかったガス栓を使い始めた際、堅~く固まったコックを回そうとして、余分なところのナットとか緩むことが続発。
どうもガス臭いなぁ、ということでガス会社に来てもらう。ガス会社の人が部屋に入って来た瞬間に、「よく、こんなに漏れていて無事でしたねぇ」と驚く始末。まぁ、ビルが古い分、当時は隙間風もハンパなく、それで助かったみたいでございます。ヒャ~、危なっかしい、危なっかしい。
明日、水曜日から、新人さんが入店でございます。寮を使いたいとのことで、営業終了後、その新人さんにお店まで来て頂きまして、寮まで案内いたしました。空調の使い方などひと通り説明し、お店に引き返し、後片付けなどをしながら明日に備えております。
「空調の使い方」と申しましたが、寮のあるビルもまた、結構に年期の入ったビル。お店が入っているビルも同じですが、昔のビルってのは水冷式の空調を使っております。屋上にデッカイ冷却塔が有って、全部屋の冷房がその冷却塔で冷やされた水を使うというシステムでございます。
冬は、ビルの中のボイラーで温めた水を各部屋に送り、その温水で部屋を暖める。全部屋の配管が繋がっておりますから、冷房と暖房を混ぜることは出来ないのでございます。年に2回、冷房と暖房を切り替える「記念日」がございまして、その日を境に、全部屋の室内機も切り替えるということになっております。
そういうビルの欠点は、ベランダが無いことでございます。最初から各部屋に室外機を置くという設定はない。ですから、お部屋の室内機が壊れて、さぁ、個別にエアコンを付けましょうと思っても付けられない。八方塞がりになるのでございます。
そんな八方塞がりの部屋がボチボチ出始め、ビルの管理会社もやっと重たい腰を上げることになったのでございます。現在の水冷式をやめ、全部屋を一貫して管理するにシステムマルチエアコンの導入決定! 屋上にはいくつかの室外機が並び、その室外機ひとつひとつが7~8部屋のエアコンを受け持つというシステムでございます。
ただ、ひとつの室外機が複数の室内機を受け持ちますので、やはり、暖房と冷房を混在させるのは不可。以前の様に、季節の変わり目に暖房と冷房を切り替える「記念日」が訪れるのでございましょう。その不便さは残りますが、騒音や電気代といった面では大幅に改善されるのでございます。
店舗用のシステムマルチエアコンですと、ひとつの室外機で複数のお部屋を効率よく冷暖房できる。ところが、各部屋ごとに冷房と暖房を自由に使うことが出来ない。ということで、各お部屋ごとに個別に小さいエアコンと付けるということになるのでございます。
でもね、ワタクシ、以前からずっと不思議でございました。冷房は「熱を奪う作業」、暖房を「熱を与える作業。冷房で奪った熱を暖房へ送ってやれば、冷房と暖房の混在って可能なはずでございます。どうして、どこのメーカーもこれを実現できないのでしょうねぇ? 不思議でございました。
気がついたら、12月も3分の2が過ぎ去っております。USENのBGMはクリスマス一色になり、街中にはクリスマスセールが始まっているというのに、ワタクシは店内のクリスマス装飾をすっかり忘れておりました。
ということで、倉庫から出して飾り付けたのがこれ。チョイト書き込みをいたしまして、クリスマスカードっぽくいたしました。このキラキラツリー、光具合が大好きなのですが、さすがに何年も使っておりまして、動作がちょっと怪しくなってきておりますが、騙し騙し使っております。
あと、玄関のリースもクリスマスバージョンに変更! クリスマス、ドンと来い! でございます。まぁ、そろそろ、正月飾りを購入しておかなければいけないのですけどね。鏡餅は、既に購入済み。コンビニで半額叩き売りで売れ残っていたのをすかさずゲットいたしました。
毎年のことですが、12月ってのは、他の月とは違ったお客様の流れが有るのでございます。みなさん、年末で忙しいでしょうから、12月ってのは中旬まではあまり忙しくないのでございます。そして、年末の、押し迫った頃に、ドカドカドカッと来店されたりする。油断出来ない月なのでございます。
12月と言えば、「December」。ピアニスト、ジョージ・ウィンストンの「DECEMBER」というアルバムがございます。ワタクシのお気に入りの1枚でございます。LPレコードを買ったのが、今から30年以上も前のこと。その楽曲の素晴らしさに、楽譜を購入してひたすら自分も弾けるように練習したものでございます。
月間予定表にも記載があるのですが、ここでちょっと寂しいお知らせを。「綾瀬まこ」、来年の1/10(木)を最終日といたしまして退店いたします。寂しいお話ですが、彼女には彼女の人生がありますので、どうかご理解・ご容赦、お願いいたします。
さて、「蛯原みなみ」「藍井みか」の2大看板娘のスケジュールが、いつものごとく、”前人未踏”の強行スケジュールになっております(笑)。これは二人とも、「取りあえず出勤にしておいて、休めそうな日に後からお休みを入れよう」というスタイルになっているからでございます。
このスタイル、最近はお客様の方もよくご存じで、「休まれる前に、先に予約を入れちゃおう」とばかりに、かなり早めに予約が入る傾向にございます。取りあえず全部○、予約が入れば、よほどの体調不良でない限り出勤するという意気込みは、二人ともプロフェッショナル。これはこれで、うまく回っております。
その読者の方は、「腰痛の原因は、水分不足にあり」とおっしゃっております。実は、ちょうど1年前に左足ふくらはぎの肉離れをやらかしてから、毎日スポーツドリンクを飲んでおりました。ミネラル不足になると肉離れが起きやすいそうでございます。そのために、ミネラル補充のために飲んでおりました。
それがですねぇ、秋になって涼しくなってから、冷たいものよりは温かいお茶とばかりに、スポーツドリンクをやめて煎茶ばかりを飲んでおりました。熱いお茶ですので、そうガバガバ飲むわけでもない。いつの間にか、ミネラル不足・水分不足に陥っていたのかもですね。そんなわけで、スポーツドリンク、また飲み始めております。
お話はガラリと変わりまして、お店の掲示板にて、新人の「小倉朝陽」さんは、男の娘かニューハーフかというご質問を受けました。お店としては、小倉朝陽さんを「ニューハーフ」として分類しております。でも、この分類、結構悩む場合も多いのでございます。
ウィッグ(かつら)か自毛か? ホルモン療法をやっているかどうか? オッパイがあるかないか? 実は、こういった要素、ニューハーフ・女装子・男の娘、このすべてでどちらの人も存在するのでございます。ですので、女性化の進度で区別するってのは、あんまり現実的ではないのでございます。
ワタクシ思うに、お客様というのは、女性化の進度を気にされます。ですが、実際には「ニューハーフ・女装子・男の娘」という語が女性化の進度を表している語ではない。この事情がお話をややこしくしているのでございます。女性化の進度を表していないのならば、いったい何を表しているのか? まぁ、ワタクシなりの見解を申し上げましょう。
ニューハーフってのは、ニューハーフ業界に骨を埋める覚悟で臨んでいる人って感じでしょうか。事情あって男に戻る人も中にはいますが、基本的に、一生、ニューハーフを生業にする、つまり、一般社会に復帰しない覚悟ということでございます。昼間、男性の姿で行動するニューハーフさんもいらっしゃいますが、それも「職業としてのニューハーフ」という考え方をすれば理解出来るのではないでしょうか。
女装子といいますと、生活の中に男性としての要素や時間を残しているというイメージでございます。昼間、男性としてお仕事をしているとか、週末だけ変身するとか、男性としての生活と女装での生活をバランス良くこなしている人でございます。女装子さんの中にも、ニューハーフ顔負けの女性化をしている人もおりますので、なかなかに侮れないのでございます。
では、男の娘とはなんざんしょ? ワタクシのイメージは、お化粧をした美少年でございます。体の改造はせず、ウイッグやお化粧で、女性的というよりはむしろユニセックス的な雰囲気を持った人というイメージですね。女性的な言葉遣いや立ち居振る舞いを追及しないという点も、ニューハーフや女装子とは一線を画すイメージがございます。
飾り終えた正月飾りって、毎年、神社に持って行って焼いてもらったり、あるいは個別にゴミ袋に入れて、丁寧にお礼を言ってから燃えるゴミに出しております。いつも処分する時に頭をよぎるのは、「正月飾り、毎年、使い回ししちゃえば?」という悪魔のささやきでございます。神事に悪魔ってのも、まぁ変な組み合わせですが、気にしない、気にしない。
実際、毎年使い回しされる方は結構いらっしゃるようです。昔はワタクシも、「バチが当たる」とか「不吉だ」とか思いましたが、今はその点、かなりルーズに考えております。「飾る日にちを間違えたくらいでバチを当てるような神様、こちらから願い下げだ!」くらいに思っております。というか、そういった根拠の無いことに振り回されるのが面倒くさくなったのでしょうねぇ。
ワタクシも、若い頃ほど、運・不吉・バチが当たるなんてぇことを気にしてましたねぇ。移動する時は、わざわざ風水で方角と時間を確認し、悪い時間や方角にしか動けない時には、「どんな悪いことが起きるのか?」と本気で心配したものでございます。
良い方角の良い時間に、その方向へ延々と歩いて行くという「運気取り」なんて行動もよくしてましたねぇ。ただひたすら、悪い運気を貰わないように、良い運気を拾えるように、そう考えて行動しておりました。その頃は、良い運気も悪い運気も、ポケモンgoで見つけるモンスターの様に思っていたのでしょう。
年を取ってくるとですね、良い運気も悪い運気も、自分の外から入ってくるのではない、元から自分の中に存在しているのだと気づいてくるのでございます。もともと持っていて、その時々で、どちらかが引き出されたり、あるいは、どちらも引き出せなかったり。
もちろん、パワースポットへ行ったりすることは無意味ではありませんよ。ただ、ワタクシの場合は、「パワーを貰いに行く」という感覚ではなく、「そこへ向かって行こうとする気概が、自分の中の良運を引き出すことになる」と考えるわけでございます。「貰う」という他力ではなく、「引き出す」という自力の考え方でございます。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒットしてまして、テレビは連日、ロックバンド「QUEEN」関連の放送が続いております。そんな放送を見ておりましたら、なぜか、ベットミドラー主演の映画『Rose』を見たくなり、DVDをレンタルし、夜中、目を擦りながら見ておりました。
主題歌「The Rose」は、ワタクシのお気に入りの曲の中の一曲。傷ついたり、勇気を持てなかったりした自分の若い頃の恋愛、その昔の傷口をそっと撫でてくれるような曲でございます。何度もリピート再生させながら、ブランデーをチビチビ飲みたい気分にさせてくれるのでございます。
そして、この時期に、もう耳にタコができるくらい聞かされるのが、「ホワイト・クリスマス」。母親がこの曲を大好きで、ビング・クロスビーのEPレコードを持っておりました。もうね、季節にかかわらずこの曲をかけるものですから、ワタクシ的にこの曲は季節感ゼロの曲でございます(笑)。
先日見たテレビの情報バラエティ番組で、あるヌーディスト専用ホテルの顛末を紹介しておりました。イギリスにあるそのホテルは、客をヌーディスト(裸体主義者)に限定していたために客足が伸びず、経営が行き詰まっていたそうでございます。そこで、あるコンサルタントが提案したのは、「裸になるのは、スパ(浴室)と庭だけに限定してはどうか」という案でございます。
そのホテル、他にもいろいろ問題がございまして、そのコンサルタントの助言により経営はV字回復したそうでございます。ここでワタクシが気になったのはですね、「浴室と庭だけ裸」って日本の露天風呂と同じじゃんってこと。イギリスのヌーディストは、日本に来たらさぞかし天国でしょうねぇ(笑)。そういえば、「はだか天国」なんてのが売り文句のホテルもございましたねぇ。
お話変わって、最近話題の「フレディ・マーキュリー」ですが、彼はゾロアスター教という一風変わった宗教の教徒だったそうでございます。この宗教、善の神様と悪の神様が多数存在するという宗教。貧乏神やトイレの神様までいる日本の八百万の神の考え方と似ているのでございます。
ご存じの通り、キリスト教は一神教。複数の神様が存在してはいけないのでございます。キリスト教の環境下では、ゾロアスター教徒であることは公言しにくかったでしょうねぇ。彼がゲイであることも合わせて、社会からの隔離感が彼の音楽性に何かしらの影響を与えたような気がいたします。
日本は、「神様何でも来い」の国。だから、神仏混淆当たり前、クリスマスもハロウィーンもどんと来い。そんな考え方ですから、他の宗教に対して大変寛容でございます。ところが、キリスト教ってのは、実に傲慢な一面が有るのでございますよね。
イスラム系のテロがフランスで発生し始めたのは、フランスの新聞社がコーランをバカにする風刺漫画を何度も載せていたから。日本の感覚ですと、他の宗教の経典をバカにするってのは失礼極まりない行為。でも、キリスト教はそれをやっちゃうのですよね。一神教というのは、排他的なのでございます。
クリスマスケーキを食べ、その数日後には初詣に行き、困った時には神様仏様と拝み倒す(笑)。日本のそんな宗教観を「節操がない」と言われることもございます。でもね、そんな宗教観だからこそ、今、「世界で最も信用されている国」「世界で最も安全な国」と評価されているのかも知れませんよ。
・倉橋りな(オフィシャルサイト)
http://she-mail2.jp/profile/?id=15204
クリスマスの夜に、ニューハーフのお友達から悲痛な声でLINEのメッセージをいただいたのでございます。LINEですから声は聞こえないのですが、まぁ泣きべそ半分、怒り半分で、悲痛な顔でメッセージを送信したであろう内容なのでございます。
その友人、クリスマスということもあって、フライドチキンを購入しに行ったのでございます。自転車に乗りまして、いざ、ケンタッキーフライドチキンへ! 長蛇の列に並びまして散々待たされ、やっと購入出来たそうでございます。
さて、その友人、自転車のカゴにそのフライドチキンを入れまして、帰り道、ローソンへ寄ったそうでございます。その友人、素直な性格で、人を疑うということを知らない。自転車のカゴにチキンを入れたまま、ローソンで買い物をしちゃったそうでございます。
ローソンから出て、ふと見ると、カゴのチキンが無い! 誰かに持ち去られたようでございます。病弱なお父さんと2人暮らしのその友人。お父さんを介護するけなげな息子(!)でございます。多分ローソンでケーキと飲み物を購入し、お父さんとささやかなクリスマスパーティーの予定だったのでしょう。
「想像してごらん。そのチキンを持って行った人は、大晦日に一杯の蕎麦を親子3人で分けるような貧乏な家の母親かもしれないよ。クリスマスに子供にチキンをせがまれても買ってやれず、悲しい思いで家路を急いでいたのかもしれない」
「ふと見ると、自転車のカゴにケンタッキーフライドチキンが! 脳裏にちらつく子供達の顔。その母親、悪いこととは知りながらも、何とか子供達にクリスマスらしいことをしてやりたい、その想いから、ふと出来心で持って行ってしまったのかもしれない」
「チキンを食べ損ねたけど、でもあなたのそのチキンで、クリスマスの夜に、貧しい貧しい家の母親と子供が、ほんのちょっと幸せな気分になれ、つつましいクリスマスの夜を迎えられたのかもしれないよ。そう考えると、悔しさも少しはやわらぐのでは?」
このお話は、チキンを取られた程度の事件なのですが、世の中にはもっと物騒な事件が溢れかえっております。何も悪いことをしていないのに、因縁とか、無差別とかで、自分の身内や最愛の人を失うような事件もございます。そんな事件に遭遇したら、やるせない気持ち、恨み節にもなるでしょう。
ここでね、他人事なのでチョイト勝手な論理を述べますよ。その身内や最愛の人を失った原因が、もし、空から降ってきた隕石だったとしたらどうでしょう? 小さな隕石だったら、まぁ予測は不可能でございます。隕石に当たるなんて、ほんの小さな小さな確率。ですから不運としか言い様がない。
自分に起きた災いがね、人為的なものだと、ついつい恨みたくもなる。けれど、それが「仕方のない不運」だと、受け入れざるを得ない。注目すべきは、同じ災いでも、そのいきさつの違いで、恨みに変わったり、受け入れられたりするということでございます。
さて、今ごろから年賀状に取りかかっております。まずは、年賀状の購入から。いそいそとコンビニへ突撃でございます。棚に置いてある「サンプル」を手に取りレジへ。そこで問題発生! レジの外国人のお兄さん、ワタクシが指定した「無地」の年賀状が探し出せないのでございます。
店員さんが探している箱をカウンター越しに覗き込んでみますと、まぁ、様々な種類の年賀状がいっしょくたに放り込んである。そこで店員さんがなぜ困っているかと言いますと、全く同じように見える年賀状が二種類有ったからでございます。
インクジェット用は小さく「インクジェット用」と書いてあるのですが、店員さんはそのカタカナが読めない。ワタクシが代わりに見ますと、字がちっこすぎて老眼鏡がないと読めない(笑)。ただ、ワタクシは、インクジェット用だけにその記載があることを経験的に知ってますので、それらしき記載がある方を避け、「無地」の年賀状をゲット!でございます。
こういったもの、もう少しパッケージに工夫すれば、日本語に不慣れな外国人の店員さんでも迷わないと思うのですけどねぇ。大きな記号なり番号なりを付けておくだけのことだと思いますけど。これから外国人労働者を受け入れようってんですから、なおさらでございます。
あと、コンビニの外国人の店員さんが困るのが、新聞。新聞にはバーコードが無い! 紙名を見て、レジの画面に並んだ新聞名を見て、手作業で選ぶ形になっております。ここで、日本語が読めないために、字の形で見比べることになる。時間もかかるし、間違いも多いのでございます。
新聞って、どうしてバーコードを付けられないんでしょうねぇ? 各新聞社とコンビニ各社が協力すれば、統一の規格を作れそうなものですけどね。コンビニの新聞って、コンビニ本部からとは別系統で配達されますよね。それが原因なのかなぁ?
コンビニのタバコ、あれはかなり前から番号が振ってありますよね。お客も店員も、その番号でやり取りすれば間違いも起こらない。ただね、あの番号、聞くところによるとお店ごとにバラバラだとか。う~ん、どうしてコンビニ各社で話し合って統一の番号を作らないのかなぁ? それとも、ワタクシが知らない間に統一の番号が出来たのか? まぁ、タバコを吸わないので、どうでもいいことではございます。
ここ数日の、寒いこと、寒いこと。昨晩も、お布団に入れども、なかなか寝られない。あまりの寒さにエアコンの効きも今ひとつ。体が冷え切っていて、寝つけないのでございます。そこで、夜中の3時にバスタブにお湯を張りまして入浴。体を温めて、やっと寝られたという次第(下の階の住民さん、ごめんなさい)。
荷物は、翌日の朝に到着予定。前乗りで東京のお部屋に入ったわけでございます。ひと晩くらい、何も無くても過ごせるだろうと軽く考えての東京入りでしたが、その「何もない」というのを、ワタクシ、甘く考えておりました。
新築のアパートだったのですが、エアコンの工事が遅れていて数日後になるとのこと。まぁ、それを知っていて、前乗りしたわけでございます。東京行きで浮かれていたワタクシ、その時の気分は完全に、「どうにかなるさ」のケセラセラでございました。
夜になりまして、部屋の中が冷えてまいりました。家財道具が何もない部屋ってのは、まぁ冷えやすいものでございます。体を暖めるものは着ていったオーバーコートのみ。コートに身を包み、朝までごろ寝をすればいいやと思ってましたが、その内、体が震え出す。寒さでガタガタ震えだしたのでございます。
もう、寝るどころではない。むしろ、「寝たら死ぬぞ!」というドラマなどの遭難シーンでよく聞くセリフが頭の中を飛び交っております。こりゃぁどうにかしましょと、慌てるワタクシ。ふと気がついたのは、ガス。東京ガス。
そう、エアコンは無いけど、ガスは来てる。水道も出る。お風呂に入りましょ! やはりその時も深夜だったでしょうか、小さな湯船にお湯を張って、体を温めたのでございます。ワタクシ、自分のお部屋で危うく遭難するところでございましたが、東京ガスに助けられたのでございます。
あれほどガタガタ震えていたのに、お湯に浸かって体が温まりますと、その何もない部屋が別世界の様に感じられるのでございます。むしろ薄着でいたいくらいの感覚。まぁ、ここでいい気になって薄着でいると風邪を引く。しっかりとオーバーコートで身を包み、その寒い夜をやり過ごしたのでございます。
そんなドタバタの最初の夜も、今となってはほのぼのとした思い出でございます。だだっ広いワンルームのフローリング。ふた方向に窓が有る角部屋。壁に鏡を貼ったら、そのままダンススタジオに使えそうな間取りでございます。まぁ、木造のアパートですから、本当にダンススタジオなんか始めたら大問題でございますけどね(笑)。
中京スポーツ(東京の東スポ、大坂の大スポ)は、年末年始の特大号として、通常140円(2018年12月30日現在)の新聞が300円になるのでございます。もう何年も、この特大号を購入してきておりますが、毎年、コンビニの店員さんが価格を間違えるのに遭遇するのでございます。
昨日、コンビニでこの特大号を7冊購入。案の定、レジの中国系の店員さん、140円で計算しております。ワタクシが指摘すると、店員さんの顔色が変わる。その変わり様、ちょっとハンパない。さては、すでにそこそこの数の特大号を販売してしまったのかと心中を察したのでございます。
今日の大晦日、まぁノンビリだろうと高をくくっておりましたら、結構な賑わいでございました。ありがとうございます。今日は、全くテレビを見ておりません。紅白歌合戦も録画予約をする間もなく終わってしまっておりました。
営業も終わり、さぁて、蕎麦でも食って、風呂にでも入って寝るか! としたいところですが、月の切り替わり目は、領収書のまとめや表計算ソフトの更新など、やらなければいけない雑用が多いのでございます。さらに、さらに、悩ましいのは、年賀状の作製がまだ手つかずなこと。今晩、名古屋薫の運命はどうなる!
ここ数年、なかなか年賀状の年内投函を実現できておりません。新年に入ってから投函ということになり、正月の3日とか4日のお届けになっております。会社関係は仕事始めに間に合えば分からないのですが、個人の方への年賀状は、ちょいと失礼なことになってしまっております。