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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2022|01|

2022-01-01 【真の気遣いはスルーする事】

新年、あけましておめでとうございます。

昨年はいろいろございまして、ただ今ワタクシ、以前のお仕事からは完全に身を引いております。一年前のお正月には、今の自分の境遇は、全く想像出来ませんでしたねぇ。まぁ、近況報告は、そのうちボチボチやらせて頂くといたしまして、新年早々ワタクシがぶちかましたいのは、紅白歌合戦のロゴでございます!

今年の紅白歌合戦は、「カラフル」がテーマだということ。「みんな違ってみんないい」という「多様性」「(性的)少数者」にフォーカスを当てたテーマだということは、安易に想像出来るのでございます。司会者も今年は、紅組・白組に分けないというのもそういう事でございましょう。

でね、その紅白歌合戦のロゴマークがこれ!

「少数者」を考慮して、赤と白のまん中をグラデーションにしたとのこと。ア~、バカバカしい。このデザインは多様性でも何でも無い。女は「赤」、男は「白」、その間の人は「ピンク」という固定観念。相変わらず「男と女」に縛られてるのでございます。野坂昭如の「黒の舟歌」かよ(笑)。

そこでワタクシ考えた! 「カラフル」ってのがテーマなら、ロゴマークもこんな感じでしょ!

かろうじて、左上と右下にオリジナルの紅と白を残しております。そして、純白や漆黒、グレーといった色彩の無い色もちゃ~んと含ませておりますよ。そういうのも含めて、「カラフル」なのでございます。

NHKは紅白歌合戦を「男と女」で分ける事に、以前から疑問を呈しているそうでございます。た~だ、長年親しんでいるこの分け方を支持する視聴者も多く、変えあぐねているとのこと。「伝統」を断ち切るというのは、勇気がいりますよね。まぁしかし、今年の紅白歌合戦を見ていたら、男女分けでは無くなるのは、時間の問題の様に思えましたね。

このロゴマークに関連して気になったのが、数日前の朝日新聞デジタルの記事。トランスジェンダーのシンガーソングライター「中村中(なかむら あたる)」さんが2007年に初めて紅白歌合戦に出た時のことを語った記事でございます。

中村中さん、「女性」として紅組から出演することになったのですが、なんと、衣装を見てビックリ! 赤い衣装の一部に白が入っているデザイン。別にどちらの組でもいいと思っていた中村中さん、その衣装のデザインに、舞台上で「早く終わって欲しい」としか思わなかったそうでございます。

あえて「赤と白の中間」であることを誇張する事に、何の意味があるのでしょう?! 本当の気遣い、本当のまごころは、「スルーすること」でございます。特別扱いする事なく、他の人と同じ様に普通に接する事、興味本位で特別な質問を投げかけない事ですよ。同情もうざい! 同乗するくらいなら無視して欲しい、といったところでしょうか。

今回の紅白歌合戦のロゴを見るに、近年、出演者・演目・演出は斬新になって来ておりますが、男と女のこだわりに関しては、中村中さんが出演した2007年から何ら進化は無いということでございますね。組み分けは、くじ引きでも、東西戦でも、いくらでもやりようが有るはずなのですけどねぇ。今年の年末には、新たな変化が有るかもしれませんね。ということで、紅白歌合戦のロゴの隅をほじくらせていただきました。では、では。


2022-01-08 【政治家もマスコミも、勇気を持って楽観的になれ!】

あぁ、腹立たしい! コロナへの対応。政府もマスコミも大騒ぎしすぎ。新年会や成人式の直前にまん延防止ナントカって、多くの商店や業者がまたまた振り回される! そしてまた、なぜか「お酒」が何の根拠もなく悪者扱いされる。

あのね、確かに新規感染者数は急速に増えてますよ。しかし、「死亡者数」にはどの政治家もマスコミもあまり言及しない。あ~、またまた、日本中が思考停止している、嘆かわしい。今、新規感染者は毎日2,200人のペースで増えている。しかし、死亡者数は毎日たったの1人のペース。この低死亡者数のペースが、ここ1か月間ほど続いている。

単純に死亡率を計算すると、0.05%。2,000人に1人の割合。「風邪をこじらせた」「インフルをこじらせた」って類でも、もう少し多く亡くなられているはず。「重症化しない」「肺炎を併発しない」という報告も世界各地から出ております。ワタクシ、せん越ながら、提言させていただきます!

日本の政治家もマスコミも、今回だけは、もっと楽観的になれ!

ということ。いつも、いつも、いつも、いつも、政治家もマスコミも「最悪の事態」ばかりを想定している。今まではそう対応するしか無かった、そしてその対応が当たった時期もございましたよ。しかし、今回は、楽観的になりましょう。少なくとも、死亡者数が非常に少ないこの時期は!

英国は「コロナとの共存」の立場を取り、日本以上に感染者数は増加しておりますが行動制限は行っておりません。日本でも、「死亡者数の少なさ」を口にする専門家は何人もおります。しかし、それが、マスコミなどで大きな議論には発展していかない。「本当にそれでいいのか?」と検証する事、それがマスコミのお仕事じゃないのですか?

このオミクロン株、風邪の症状と非常に似ているとの事。ということは、市販の風邪薬を飲んで寝ていればよろしいのでは?「感染者は市販の風邪薬を飲んで、家で寝ていろ、病院へは行くな」というスタンスを推奨いたします。今、想定される心配は、ベッドが足りなくなることではなく、医療従事者が感染して職場から一定期間離れなければならない人が増えている事。ベッドではなく、人手不足から崩壊する可能性も有るということ。

政治家もマスコミも、どうか、勇気を持って頂きたい。現状の「最悪を想定して膾(なます)を吹きまくって石橋を叩きすぎて結局渡らない」という「余分な事を言って後から詰め腹を切らされないための事なかれ主義」に、一石投じて頂きたい! 予想や対応が外れた時に、何もやらなかった周りが責めすぎなんですよ。だから皆が、事なかれ主義に走る。この日本中が感染している「事なかれに走るメカニズム」こそ、今の日本の大きな足かせ・手かせになっているのでございます。ということで、では、では。


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