店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
「名古屋シィメイル近代化計画」と大風呂敷を広げたのが半年ほど前でしょうか。その後、着々と近代化は進み、お店の名前も、料金システムも、在籍キャストも変わり、まったく別のお店として生まれ変わっております。まぁ、180度変わって、一番面食らっているのがワタクシでしょうか(笑)。
ご利用されるお客様にとって変化を強いられると言えば、お店の「フロント」が無くなった事でございましょう。ノープランでフラッと来店していただき、お店のフロントで写真を見てキャストとコースを選び...ということが出来なくなっております。今のシステムは、ほぼほぼ「完全予約制」でございます。事前に電話をしていただき、キャストとコースを決めてから、来店なりホテルへなり入っていただくということになるのでございます。
そして、「お店の前まで来たら、一度電話をしていただく」必要がございます。以前は、予約を入れた後、電話を持たずに出かけるというお客様もいらっしゃいましたよね。これからはお店の前に着いた時点で電話をしていただくことが必須となるのでございます。これも、フロントが無くなった故の変更でございますね。
あとですねぇ、ワタクシ個人的に大きく変わった事がございますね。それは、様々な業務連絡が、すべて「LINE」で行われるということ。シィメイル時代は、ほぼほぼ全ての連絡を「電話」でやり取りしておりました。そもそも、その「電話でのやり取り」というのが前近代的だったのでございます(大発見!)。スマホで文章を打てない薫さん(ワタクシの事ですよ)、LINEのやり取りのために、ノートパソコンを肌身離さず持ち歩いているのでございます(あぁ、重たい!)。
2年ほど前に、『反日種族主義』という題名の書籍が、韓国で出版されたのでございます。日本語にも翻訳され、韓国・日本でベストセラーとなったのでございます。現在、韓国国内で信じられている諸々の反日通説を、ことごとく全て嘘八百だと論理的に検証した、(韓国としては)画期的な書籍でございます。
この書籍の題名、「反日“民族”主義」ではなく“種族”とした所がミソ。「民族」というのは様々な価値観を持った人たちが集まり、その集合体から生まれる共同体意識(コモンセンス)が「民族」を形成している。ところがところが、「種族」というのは、ひとつの同じ価値観を絆とする集まりなのでございます。同じ価値観で通じ合っておりますので、その集合体全体がまるでひとつの人格の様に行動する。この書籍の著者は、韓国の反日思想を「民族なんていう高等なものじゃ無い、種族だ!」と言い放ったわけでございます。
さて、本題に入りましょう。大相撲、白鵬が突然の引退宣言! 引退後は、多分、親方になるのでしょうね。そこでかねてから話題になっていたのが、白鵬の「国籍」でございます。大相撲の親方になるには、「日本国籍であること」という条件がございます。白鵬関、この件に関しては、散々悩んだ上での日本国籍取得だったそうでございます。なぜなら、彼は母国モンゴルでは国民的英雄。日本国籍を取ると、母国では「日本に魂を売った」とバッシングを受ける可能性もございます。かつて旭天鵬の日本国籍取得が、母国モンゴルでバッシングを受けたという事実がございます。
ここでワタクシは、モンゴルの人たちを責めるつもりは毛頭ございませんよ。むしろ懐疑的なのは、日本への帰化を強要する大相撲の体質。一時期、閑古鳥の鳴いていた大相撲を盛り返してくれたのは、多くの外国人力士達のおかげ。そして今、そういった外国人力士なくしては、日本の大相撲は成り立っていかないという事実。にも関わらず、相変わらず大相撲に「純血」を要求するその体質。ワタクシはこれを、大相撲協会の「日本種族主義」と名づけましょう!
ワタクシが自分のお店を近代化するにあたり、まずやらなければならなかったのは、長年培ってきた自分の価値観を根底からぶち壊すことでございます。自分の価値観が世の中の変化に追いついていなかったのですから、まずそこを壊さなければ未来はございません。大相撲もしかり。外国人力士が日本の「しきたり」に我慢して追従してくれているのに甘えすぎではないでしょうか? 次は、大相撲協会そのものが、既存の価値観をぶち壊す時期だと思っております。白鵬の引退劇を、そのきっかけにして欲しいものでございます。