店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
話は変わりまして、先月、iPhone の新型が発表されたと思いきや、つい先日、iPad と Mac の新型が発表されたのでございます。2009年物の MacBook Pro、そして2012年物の Mac mini を使っているワタクシとしては、非常に「食指が動く」のでございます。
ただ、広告製作や店舗データの管理などに使ってますから、いきなり最新のものというのも心配。もう少し様子をみましょうかね。この「もう少し」を繰り返しながら、結局、6~9年が経ってしまい、隔たりが大きくなればなる程、最新のものを入れるリスクが高くなる。ずっと、足すくみ状態でございます。
さて、先ほど、「食指が動く」を強調いたしましたが、これを書く時に、ふと迷ったのでございますよね。食指? 触手? 動く? 伸びる? 困った時の広辞苑! 調べてみると、そこには驚愕の事実が! ほどではございませんが、新たな発見が有ったのでございます。
いかがでしょうか。興味深いのは、「食指が動く」のみ、「春秋左氏伝」と出典が明記されております。ということは、最初に使われていたのは「食指が動く」であり、その後、勘違い・聞き間違いなどを経て、「触手が~」という語が派生したのでございましょう。
「食指が伸びる」という言い方だけは無いようでございますね。食指とは「人差し指」のこと。触手が伸びる昆虫などはまぁ存在しますけど、人差し指が伸びる世界ってのは ONE PIECE の漫画・アニメの中だけのお話。納得出来るのでございます。
ファミリーマートで、早くも冬みかんを見つけました。熊本産3個入りで¥258。ちょいとお高いですが、まぁ騙されたと思って食べてみようとレジへ。レジの外国人の若い男性、レジを打ちながら、ちょっと変わったイントネーションで「コノ、オゥレンジ、ボクモキノウタベタヨ」と大きな声で話しかけてきたのでございます。
ワタクシ、ニコッと笑って、「美味しかった?」と聞く。するとその男性、「オイシカッタヨ!」と、コンビニ中に響き渡る大きな声で即答! ワタクシ、ニコッと笑ってお金を払って帰ってまいりました。その男性の言葉通り、まるでスイーツのような甘さのみかん。あっという間に3個、堪能したのでございます。
さて、外国人の労働者をどうするかで賛否両論入り乱れております。昔から「フィリピン人最強説」というのがございまして、英語とスペイン語に堪能なフィリピン人は、ほぼ世界中のどこへ行っても言葉の不自由が無いのでございます。逆に言いますと、「異国で働く」ってのは、まず言葉の問題にぶつかるわけでございます。
ニューハーフという仕事柄、若い頃からフィリピン人のニューハーフと一緒に働くことが多かったのでございます。彼(彼女)らは、日本へ来ると光の速さで日本語を習得いたします。幼少期より英語・スペイン語・タガログ語を使い込んできた人達ですから、もうひとつ言語を覚えるなんて、大したことではないのでしょう。それと、あの人達には「背負っている物」が有る。だから強いのでございます。
日本に出稼ぎに来るフィリピン人ってのは、フィリピンでも貧困層の人達。狭い部屋に家族10人くらいが重なって寝ているような人達。それで、日本などへ出稼ぎに来るわけでございます。ただ、ブローカーを通じて入国すると、バカみたいな安い給料で働かされて、日本でもワンルームに16人とかのタコ部屋に入れられたりする。
それでもね、日本とフィリピンでは物価が違いますから、日本からコツコツ送金したお金でフィリピンの親や兄弟が潤うわけでございます。ブローカーから逃げて単独行動、あるいは独自に入国したりした場合は、日本で働き続けるということはオーバーステイ必須になる。そんな背水の陣でも日本で働きたいと思うのは、家族や兄弟という「背負う物」が有るからでございます。
さて、かつてこんなブラックな世界が有ったのも、海外の人が日本で働くにはとってもハードルが高かったから。合法的に長期で働こうと思ったら、日本人と結婚してしまうのが手っ取り早い。ということで、偽装結婚とか偽造パスポートなんてのもまぁまぁ身近にございました。
今や、ほとんどのコンビニでは外国人が働いております。彼(彼女)らのほとんどは留学生という扱い。とりあえず合法的だけど、かな~りグレーな解釈で入国している人達も多い。というのも、人出が足りなさすぎる現場の需要に対し、普通の法解釈で入国させていたらとても間に合わないという供給不足のアンバランスがあるからでございます。
アメリカのトランプさんは、「アメリカ人の職を奪う違法入国者・移民は、出て行け」と叫んでおります。しかしね、アメリカの都市部では、もはや白人は3Kと呼ばれる仕事では働きません。3K仕事は、中南米からの移民や違法入国者で占められていて、その劣悪な労働条件で白人が働くなんてことは有り得ない。アメリカは、違法入国者・移民なしでは回っていかれない国になっているのでございます。
テレビを見ておりますと、もうね、ほんと、インチキな表や図に出会うことが多うございまして、本日も見つけてしまったのでございます。所ジョージさんの番組、『新設!所JAPAN』という番組が「オネエ」を扱っておりました。まずは、この表をご覧下さいませ。
音声のエキスパートだという大学の先生が分析したものを表にしたそうでございます。オネエの声がいかに高いかということをグラフに表したわけでございますね。ここで、大学の先生の名誉のために、あらかじめことわっておきますよ。この表は、多分、研究結果の「数字だけ」を聞いて、グラフはテレビ局のスタッフが作製した物なのでしょう。
グラフを見ると、まぁ、オネエの声は高そうでございますね。人間の声というものは、普通に話していても1オクターブくらいは高さが上下しております。「基本周波数」というのは、その高さの幅の中で、抑揚を付けずに自然に声を出した時の声の高さの周波数でございます。グラフの周波数を、音符にして書き込んだのが、ワタクシが手を入れた次の図でございます。
男声ってのは、だいたい「低い低いド」あたりを中心に声を出しております。女声は同様に、「低いド」のあたりが中心。オネエ声はその女声のさらに上、「まん中のラ」あたりを使っているというのが、このグラフでございます。
男声と女声の周波数は、まぁ一般的に言われている男声・女声の基本周波数でございます。オネエ声のこの周波数、男性が出すにはファルセットという裏声でしか出せない音域。しかし、放送で流れていたオネエ声のサンプルは、そんな話し方はしていなかったのでございます。ここでワタクシ、「テレビ局、やりやがったなぁ」と察したわけでございます。
そこで、注目したのが「横軸」。横軸の時間の体位が「ミリ秒」となっております。これを見て、ワタクシ唖然でございます。この表は、たった「0.2秒」の音声を分析したに過ぎないのでございます。0.2秒、ほんの一瞬。つまり、会話の中のほんの一瞬声が上ずった部分をサンプリングしただけのグラフ。とても「基本周波数」などと呼んではいけないグラフなのでございます。
さらに、インチキというかスタッフの無知をさらけ出しますが、周波数というのは対数変化。対数変化って説明するのが難しいですが、簡単に言いますと、「2倍、3倍、4倍...」と増えていくのではなく、「2倍、4倍、8倍...」とかけ算的に増えていくのでございます。当然、グラフもその様なメモリにしなければなりません。ということで、さらにワタクシが手を加えたのが、このグラフ。
縦軸の周波数は、対数変化に直し、グラフもその数字に合わせてずらしてございます。そして、元の表ではなぜか原点が「100」になってましたが、これも相対量を比較するグラフでよく使われるインチキ、ちゃんと「0」からに直しましたよ。横軸の時間軸も、起点が「100」に。これもおかしな話ですが、まぁ大勢に影響はないのでそのままに。
さらに番組内で大学の先生、「オネエ声には独特の『クセ』が有る」と申しております。実は、声が「男」に聞こえるか「女」に聞こえるかは、その抑揚のクセが重要なのでございます。女性の方が抑揚の変化が大きく、オネエの方々は、その大きな抑揚を真似ることによって、ちょっと低めの声でも「女性っぽい」印象を与えているのでございます。
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先日、『新説!所JAPAN』という番組が「オネエ」を取り上げていたことをお話いたしました。その番組、日本でこれだけオネエの露出が多いのは、「オネエがみなプロフェッショナルだから」と結論づけておりました。今日はね、ワタクシがチョイト補足をしたいと思っております。
今、芸能界を賑わしている「オネエ」と呼ばれる方々の多くは、ワタクシと同年代でございます。ですから、幼少期・思春期にどんなことを体験してきたかというのは、だいたい想像が出来るのでございます。ですので、ワタクシ自身の体験を踏まえて、いろいろお話するのでございます。
「ニューハーフ」という和製語が誕生したのは、ワタクシが18才の時でございます。その後すぐ、ニューハーフブーム到来。テレビでは連日、ニューハーフがどこかの番組に出演しておりました。日本中の視聴者がテレビを見て、「まぁ、ニューハーフ、綺麗!」と賞賛しまくっている時代でございました。
ただねぇ、「テレビの中のニューハーフはキャッキャと喜んでいても、もしそのニューハーフが隣近所に済んでいたらそれは許せない」、というのが世間一般の考え方でございました。また、家族の中にニューハーフがいるということで、関係ない兄弟姉妹の縁談が破談になる。そんなことも起こる時代だったのでございます。
今でこそテレビでチヤホヤされてはいるものの、若い時には相当嫌な思いや差別的な扱いを受けてきた、それが、今、オネエとして活躍してい方々の背景でございます。そして、その方々に共通するのは、「必死に自分の居場所を見つける努力をし続けてきた」ということでございます。
想像してみて下さいませ。ここに、少しナヨッとした男性がいるとしましょう。それだけだと、「何? あの男性、気持ち悪い」と思われてしまうかも知れませんよね。でも、誰かから「あの男性、踊りの先生らしいわよ」なんて聞かされると、とたんにその男性を肯定してしまう。尊敬すらしてしまうかも。ほとんどの日本人が、こういった感覚を持っているはずでございます。
不当な扱いから脱出するために、何かしらの技能を身につけた。あるいは、世の中を見返してやるという反骨精神で努力した。オネエの方々にプロフェッショナルが多いのは、世の中の差別や偏見から抜け出すためにもがき苦しんだ結果なのでございます。
もちろん、すべてのオネエの人がプロフェッショナルになれるわけではございません。当然、夢なかばで諦め、世の中の不当な扱いを堪え忍びながら生き抜いた人も多いでしょう。仕方なく、自分では苦手だと自覚しつつもニューハーフという接客業を選ばざるを得なかった人もいるでしょう。オネエキャラを封印して、一般社会に埋没していった我慢の人もいるでしょう。
わたくしごとですが、ワタクシもアマチュアで女装している頃は非常に肩身が狭く、卑屈になることも多かったのでございます。ところが、お仕事としてニューハーフを始めたときに、その卑屈さが吹き飛んだ覚えがございます。先ほどの踊りの先生の例も有るように、「趣味」が「仕事」に変わっただけで、自分にも、社会的にも、「女装していることの整合性」が発生し、そこに差別や偏見が入り込む余地がなくなるからでございます。
さて、時は移り、世界的に「LGBT」と叫ばれ、法律で社会的に認知・保護され、その様な人が白い目で見られることは少なくなったのでございます。差別や偏見が全く無くなったわけではございませんが、ワタクシの時代と比べたら、その過ごしやすさは雲泥の差。もはや、「自分の居場所を見つける努力」なんてものは死語ではないかとも思われるのでございます。
NHKの「こころ旅」という番組を見てましたら、ちょうど出発点が塩屋岬ということで、美空ひばりさんの「みだれ髪」が番組内で流れたのでございます。この曲、水商売の頃にはショータイムでよく使いましたので、すごく思い入れのある一曲。懐かしかったのでございます。
有名なフレーズでございますね。ここでね、ふと、ワタクシ、思ったですよ。いったい、どのくらい痩せると、二重の帯が三重になるのだろう! 思い立ったが又吉、じゃなかった、思い立ったが吉日。さっそく計算式を立ててみたのでございます。
帯の長さ:T、夏のウエストサイズ:w 秋のウエストサイズ:(w-n) 結び目に使う長さ:a 秋に三重に巻いてもまだ余った分:bとして...あぁ、計算式アレルギーの方は、お経か何かだと思って読み飛ばして下さいませ。
単刀直入に申しますと、夏のウエストサイズの「3分の1強」が秋に減った。いや、まだ分かりにくいな。秋に、ウエストが「3分の2以下」のサイズになった、ということでございます。夏にウエスト60cmだったとしたら、秋には35cmくらいになっていた計算でございます。
う~む、さすがにウエスト35cmは、有り得ない! ウエスト35cmって、直径11cmでございます。マリーアントワネット時代のコルセットでも、そこまで細くはならなかったはず。では、逆算しましょう。秋にウエストが55cmくらいに減ったとして、夏に何センチだったかを逆に計算するのでございます。
これまたビックリ! 秋に55cmになるためには、夏にはウエスト90cmのおデブさんでないと、これまた計算が合わない。ダイエット成功、おめでとう! いや、そんな事を言っている場合じゃございません。こんな急激なダイエットは体に良くないのでございます。よい子はマネをしないように!
明日から大相撲九州場所ですね。でも、白鵬、鶴竜、魁聖が休場とのこと。淋しいですねぇ。これだけ休場が増えると、「八百長でもいいから、みんな揃って出場してくれ」なんて不謹慎なことも考えちゃうのでございます。
さて、お話変わって、昨日は歌の歌詞をめぐって、無粋な計算をいたしました。「痩せて、帯がいつもよりも余計に回せた」というだけのことなのですが、じゃぁ、それが「どのくらい」なのか、「何センチ」なのかって突き詰めようとすると、昨日の様な「計算式」が必要になってくるわけでございます。
ワタクシもね、学校で方程式を習っていた時は、この知識が将来、美空ひばりの歌の謎を解明するとかは思いもしてませんでしたよ。他の多くの学生同様、「こんなもの、将来何の役に立つんだ」と思いつつ、受験のために覚えていたわけでございます。ただね、こういうことが有るから、知識や知恵ってのは、侮れないのでございます。
じゃぁ、「歌詞の謎の解明が、何の役に立っているんだ?」と聞かれそうですよね。これがね、役に立っているのでございます。ワタクシの役にたっている、ワタクシの「分かる喜び」を満たすために、役に立っているのでございます。
学問への動機(モチーフ)ってのは、本来、この「分かる喜び」であるはずなんですよね。世の中や自然界の「仕組み」をちょっと垣間見て、自分もその「仕組み」の中のひとつの歯車として組み込まれているわけで、そんな大自然の摂理が、まるで複雑な精密時計の内部のように理路整然に見えてくる。
かつて「ゆとり教育」が叫ばれたときには、本来ならばこの学問の原点を目指すべきだったのですよね。でも、実際には、単に「量」を減らすだけになってしまった。日本の教育を欧米式の「考えさせる教育」に変えられる貴重なターニングポイントだったのですが、自ら捨ててしまいましたね。
エ~ト、非常に分かりにくい写真ですが、お店のカーテンの下部を撮影しております。お店の廊下がどうしても薄暗かったので、ライトを取り付けたのでございます。紫色の一文字がそれ。まぁ、色は1600万色に変えられるという事なので、特に紫色とは限らないのでございます。足下を照らすエロエロな光、廊下が少し面白くなったのでございます。
LEDが、ドンドン使いやすくなりますねぇ。価格もドンドン安くなる。また、色が自在に変えられるものが多く、非常に扱いやすいのでございます。思えば、当店は、照明のいたるところにカラーフィルターが使われております。照明に「電球」しか使えなかった頃の名残でございます。
カラーフィルターというのは、舞台用品のひとつ。舞台照明の電球やレンズの前に設置して、光に色を付ける色つきセロハンのようなものでございますね。舞台用品のお店へ行きますと、1m四方くらいの大きさで売ってまして、照明器具に合わせてハサミで切って使うのでございます。
先日もですね、今話題の iPhone を購入しようと、朝早くからメイクをして出かける準備をしたわけでございます。出かけましてね、地下鉄に乗りましたら、何と、地下鉄ごときに猛烈な乗り物酔い。新栄町から栄までのたった一区間が、気が遠くなるほど長く感じたのでございます。
地下鉄から降りて、しばらくベンチで休んでおりました。ベンチに座りながら、ワタクシ、虫の知らせに思いを馳せるのでございます。「これって、『買うな』という合図なのかなぁ」とか、「道すがらに何か問題があるのかなぁ」とか...ただ、地下鉄の中であれだけ不調だったのに、降りるとすぐにケロッと治ってしまう。経験的に、これは「虫の知らせ」のよくあるパターンなのでございます。
他にも、どこかへ出かけるとか、誰かに会うとか、そんなときにその30分ほど前から猛烈な体調不良に陥ったりするのでございます。時間が迫り、仕方なく出かけるのを諦めますと、その猛烈な体調不良がケロリと治ってしまう。予定は狂ってしまいましたが、「何かしらから救われたのかも」と自分を納得させるわけでございます。
ちょっとスピリチュアルなお話になってしまいますが、こういった感覚ってのは、その感覚を持った人と行動を共にしている内に、自分も研ぎ澄まされてきたりいたします。以前、お店の経営パートナーだった人も、そんな感覚を持った人でございました。
そのパートナーと一緒に不動産の物件探しをしていた時、ある物件に入った瞬間に二人とも同時に嫌な感触を感じ取ったのでございます。顔を見合わすと、そのパートナーの顔にも「ここ、ダメだね」と書いてある。一歩入ったところで二人して外に出た覚えがございます。
若い頃、ほんの短い期間、東京の芸能事務所の研究生だった頃がございます。芸能関係者ってのも、そういった虫の知らせというか「直感」に敏感な人が多いのでございます。いや、そういった感覚のある人だけが、うまくやって行ける世界なのかも知れませんけどね。プロデューサーが有望な新人を見抜く「目」であるとか、アーティストが作品の啓示を天から授かるとかいったものでございます。
ワタクシも舞台に立っている時期、思いも寄らぬ演技や演奏を無意識にやっている事がございました。自分が全くプランしてなかったことを、現場で、突然、体が反応して実行しているのでございます。後から考えても、どうしてそんな演技や演奏が出来たのか分からない。そういう体験をすると、ついつい、芸術での天啓ってのを信じちゃうのでございます。
本来、「虫の知らせ」というと悪いことにしか使いませんが、まぁ「天啓」のようなものも含めて「虫の知らせ」と言っちゃいますね。この虫の知らせに素直に従える時ってのは、何も考えてない時でございます。逆に、何か考えてる時ってのは、このありがたい虫の知らせをわざわざ自分で踏みつぶしたりしちゃうのですよね。
その「何か考えてる」ってのは、「物欲」だったり「私怨」だったり「損得勘定」だったりとか...せっかく虫が知らせているのに、その余分な感情が入り込み、あえて逆の選択肢を選んだりしてしまう場合もございます。その選択が正しかったのか間違っていたのかは天のみぞ知るところですが、まぁ、自分の足下だけ見て行動したことの結果なんて、高(たか)が知れてるのでございます。
何十年も前、ワタクシがまだ幼い子供だった頃のお話でございます。母親が市場へ買い出しに行く際には、よくワタクシも付いていったものでございます。公営市場というの、分かりますでしょうか? 八百屋や魚屋や惣菜屋、その他諸々の商店が狭い通路を挟んで向かい合い、夕方となれば買い物客でひしめき合っていたものでございます。
当時は、籐(とう)で編んだ買い物カゴが主婦の定番でございました。各商店で買った物を、次々とその買い物カゴへ入れていくのでございます。商品のほとんどは、パッケージされず裸で陳列されておりました。野菜などは裸のままカゴへ。魚は薄手のビニール袋に入れて輪ゴムで止める程度、たくあんは、まだ糠(ぬか)のついたものを新聞紙にくるんだだけで、やはりカゴの中へ無雑作に放り込んでおりました。
当時の市場というか、当時の八百屋・魚屋・惣菜屋...というのは、ほぼ全て、「裸で陳列」「量り売り」というのが基本。パッケージして並べるという概念は無かったのでございます。そしてその食材を包むのに大活躍したのが、油紙、緑色のわら半紙、新聞紙といったもの。驚くなかれ、卵も山積みで陳列され、紙袋に入れてもらったのを大事に持ち帰ったものでございます。
さて、マクラが長くなりましたが、今日のお話は「軽減税率」について。な~んか、ややこしいルールの軽減税率が実施されようとしてますが、ワタクシ、悪い予感しかしないのでございます。そこで、「名古屋薫が考えた軽減税率!」をご紹介いたしましょう! エッヘン!、始まり、始まり~。
まずね、8%と10%の2本立てになるそうですが、これ、多くのレジが対応してないのでは? 「課税か非課税か?」ということなら、まぁたいていのレジが想定の範囲内。けれど、2種類の税率を使い分けるっての、レジのメーカーも大騒ぎ、それを操作する人も大騒ぎ。もうね、売り場が混乱する情景しか想像出来ないのでございます。
ここは潔く、「10%か非課税」、この両極端で行きましょう。これなら、今までの操作と変わらない、レジの設定変更も最小限で済む。そして、この後にお話しすることに関連してくるのでございますが、課税/非課税の差がある程度大きい方が、その恩恵を受ける人に有利に働くのでございます。
で、今、話題になっているのが、課税/非課税の区別。特に、「外食なら10%」「テイクアウトなら8%」というの。これはヤバイ! 実にヤバイ! 全く同じ商品が、その扱われ方によって2種類のモードを持ち、その判断をするのは人間。こういう「モードを持つ商品」っての、販売ではかなり気を遣うし間違いも起こりやすいのでございます。
コンビニでしたら、「店内飲食用に販売したものには目印のシールを貼る」なんて対応策が考えられますね。店内飲食とテイクアウトとで、明らかに容器が違う業種であれば、それほどトラブルは起きないかもしれません。しかし、根本的に、同じ商品を「その用途」で区別するというの、これは危険なのでございます。
では、どうするか? ここからがワタクシの提案。用途ではなく、「パッケージ」そのもので区別するのでございます。「裸で陳列され、簡易包装で提供される物は、全て非課税」「大量生産的に最初からパッケージングされ並べられているものは、全て10%」という区別でございます。
そう、昔の「量り売り」を復活させるのでございます。これの第一の目的は、コンビニや大型店に客を取られている街の小さな小売店への保護でございます。そこで、税率の幅が重要になってくる。街の小売店なら10%も値段が違うとなれば、多くの主婦が飛びつくはず。また、簡易包装が苦手な人は、消費税を払ってコンビニやスーパーで買えばいい。
これは、別にスーパーが「簡易包装の量り売り」を実施しても構わない。その場合、売り場を無人には出来ませんので、店員を新たに雇うことになる。雇用が発生するのでございます。そして、スーパーが簡易包装を進めれば、プラスチックゴミの軽減にもつながる! 良いこと尽くめでございます。
醤油とかも、量り売り。そう、容器持参で、売り場で注いでもらうのでございます。世の中「リサイクル」とうるさいですが、回収したゴミを分別・再生して新たなものを作り出すとか、まどろっこしいし無駄も多い。自宅で使っていた容器を、洗って売り場に持って行く。これこそ、究極理想のリサイクルでございます!
最初にちょこっと業務連絡を。11/15(木)は、何と! お休みが重なりに重なりまして、出勤2人! いや、けっして声を大にして言うような事じゃないのですけどね。で、恒例の「1日特典!」を実施です。VIPサービスデー、広告系クーポンとの併用が出来ますので、どうぞご利用下さいませ。
では、本題。今日の「アナザーストーリー」(NHK BS)という番組のタイトルが、「パク・クネ弾劾の舞台裏」でございました。弾劾裁判でクビになった韓国の元大統領パク・クネさん。そのクビになるまでの経緯が、その内容でございました。
興味津々でジックリ見ておりましたけど、マスコミの取材経過をなぞるだけで、裁判の核心には全く触れておりませんでした。チョイト消化不良の番組だったのでございます。魔女裁判のような弾劾裁判でございましたから、核心に触れようとすると裁判結果を根底から疑うことにもなりかねない。結果、外郭をなぞるだけの番組に落ち着いたとも想像出来るのでございます。
また、事件の発端となる「チェ・スンシル」の iPad。この発見が、いかにも不自然。退去後の空っぽの事務所にそんな大事なものだけが置き忘れられていたとか、いかにも作り話っぽい。また、勝手にと言うか、ある意味、違法に持って行ったその iPad がそのまま「証拠」として取り上げられる。もうね、何でもあり。
さて、ワタクシが気になったのは、パク・クネさんが貝のように口を閉ざして証言を拒否していること。そして、控訴、上告ともにその権利を自ら放棄していること。パク・クネさん自身は1日でも早い幕引きを望んでいるのに対し、取り巻きが「まだまだ」と控訴、上告を続けている状態なのでございます。
この事件、早い段階から、パク・クネとチェ・スンシルとの「同性愛疑惑」がございました。ワタクシも、なんかその空気を感じるのでございますよね。引っかかるのは、裁判が始まってからのパク・クネさんの遠くを見つめるような目。自らの無罪を主張するぞという高揚した目ではなく、何か覚悟を決めて静観する、悟った目なのでございます。
「2人の関係を掘り返されるくらいなら、あまんじて罪を受け、チェ・スンシルへの想いは墓場まで持って行く」なんて決意でもあるのでしょうか? そう考えると、実に純愛っぽい話に見えてくるのでございます。ひたすら口を閉ざすパク・クネさんが、愛(いと)おしくも見えてくるのでございます。はぁ、いかにも韓流ドラマっぽい展開でございます。
月間予定表が更新される時期となりました。12月前半、12/15(土)までご案内しております。「未定」部分に関しては、数日中にご案内予定でございます。予約も、12/15(土)分まで入れられますので、ご予定の決まっている方は、早めに予約を入れて下さいませ。
以上、業務連絡でございました。で、ここから本題。昨日に引き続き、韓国ネタでございます。以前、と言っても10年以上前のお話ですが、当店に韓国人のニューハーフが在籍しておりました。週末だけうちに来て、平日は飲食店でホステス。日本人との配偶者ビザを持っていたようで、長く日本で仕事をし、日本語もペラペラでございました。
その彼女、事あるごとに本国である韓国の悪口を言っておりました。どうやら、たまに里帰りすると、言われも無い差別を受けるらしいのでございます。日本との関わりが深くなると「親日派」というレッテルを貼られるのでしょうか? あるいは、経済的に潤っている姿が妬まれるのでしょうか? 韓国の「恨(ハン)文化」は根が深いのでございます。
「韓国よりもニホンが好き」といつも言っている彼女ですが、そんな彼女が「豊臣秀吉」だけは大っ嫌いと言っておりました。日本では大河ドラマ常連の秀吉ですが、韓国では日本による韓国出兵の張本人という扱い。韓国征伐などとも言われる「文禄・慶長の役」ですが、現在では侵略戦争だったというのが一般的な考え方でございます。秀吉の暗黒面が日本ではあまり扱われないのは、日本の都合のいいところでございますね。
韓国にも、都合のいいところがございます。「漢江の奇跡」なんて言っておりますが、あんなの奇跡でも何でもない。日韓基本条約で韓国の国家予算の数倍という資金援助を日本が行ったから。むしろ、それだけの援助を受けていたら奇跡が起きない方がおかしい(笑)。史実として分かっているはずなのですが、あえてその史実は見ない、語らない、無かったことにするのが韓国の恨文化の一面でございます。
先日、あるテレビ番組で、「キーホルダー」ってのは和製英語だってのを知ったのでございます。英語ですと「キーリング(Key ring)」または」キーチェイン(Key chain)」と言うそうで、「Key holder」と言うと、まぁギリギリ通じることも有るそうですが、普通は鍵をぶら下げるフックか壁に取り付けたキーボックスのイメージになるそうでございます。
はてさて、どうやって使うのでしょう? こんな感じで鍵を挟み込んで、ネジ止めいたします。ワタクシは鍵をいっぱい持っているので、両方のネジにギッシリ鍵を挟み込んでおります。片方のネジにスペーサーを挟み、片側だけ使うことも可能でございます。
実は、ワタクシ、このキーホルダーを購入するのは3回目。まぁお仕事柄、鍵の使用頻度はハンパない。かなり堅牢に作られているホルダーではございますが、何年も使っていると金属疲労が溜まるのでしょうね。落としたはずみに、ネジ山が折れたりして、買い直しております。その過去の残骸がこれ。
壊れても、また同じ物を買い直すってのは、このホルダーの使い心地がいいからでございます。ジャラジャラのキーリングですと、鍵を探す・鍵の向きを確認するという作業、これを指の感覚だけで行うのはかなり大変。どうしても、目で確認する必要が出てくるのでございます。
しかし、このキースマートのようにガッチリ組み込まれてますと、手のひらの中で鍵を開き出し、その何枚目かを指先でずらしてやる。この作業をポケットの中で出来るのでございます。まぁ、なんという、スマートな所作でございましょう。
ドアに近づきながら、おもむろにポケットに手を。視線は前方を見据えたまま。そして、ドアの前。ポケットから手を出すと、その手には「キースマート」が! その手はスムーズに鍵穴に伸び、鍵を開けると、鍵を畳みながら手をポケットに戻す。いやぁ、ゴルゴ13がライフルを組み立てる時と同じくらい、スムーズな動きなのでございます。
なんでも、カップラーメンの消費量は青森県がナンバーワンだとか。みそ汁代わりにカップ麺をすするそうでございます。まぁ、あるテレビ番組からの受け売りなんですけどね。その番組内で、カップ麺にマヨネーズをかけて食べるのを紹介しておりました。
実験の母体となるのは、カップヌードル・シーフード味。番組内で食べていた物と同じ物を用意いたしました。マヨネーズは、酸味きつめのキューピーマヨネーズでございます。出来上がったカップヌードルに、マヨネーズをちょっと多めにかけまして、すかさず攪拌でございます。
実食! マヨネーズの酸味をほのかに感じるのでございます。もとより、酸辣湯(サンラータン)とかトムヤムクンの好きなワタクシ、酸っぱいスープは好みなのでございます。そして、まるでミルクを入れたようなまろやかさ。マヨネーズの脂による効果でございましょう。
ふむふむ、まぁまぁ、いける。ぶち込んだマヨネーズがもったいないので、スープは全部飲んでしまう。飲んだ後に、これ、いったい、何カロリーになるのだろうと驚愕に震える。貧乏性で食いしん坊の名古屋薫さん、こんな時でもスープを残せないのでございます。
案の定、食べた後、体がポカポカしてくるのでございます。高カロリーの熱い脂を体の中に流し込むのでございます。ポカポカしてこないわけがない。思うに、寒い寒い青森県でメジャーな食べ方というのも、しごく納得出来るのでございます。
ロシアという国も、マヨネーズの使用量がハンパないそうでございます。ロシアのスーパーでは、マヨネーズは「樽売り」でございます。バケツのような容器にマヨネーズがとっぷり入っておりまして、それを数日で使い切るそうでございます。やはり寒い国、マヨネーズで暖を取っている様でございます。
かつて、「マヨラー」なんて語がございました。何にでもマヨネーズをかけて食べる人のことでございます。ワタクシも若い頃は、「ほぼマヨラー」でございましたね。けっこう多めにかける、マヨネーズ大好きっ子でございました。
マヨネーズ信仰者ってのは、単に、脂の魔力に魂を売っているだけだったのでございます。この言葉を聞いて、行灯(あんどん)の油をなめる化け猫を想像したのは、ワタクシだけでしょうか? いや、ワタクシだけかも知れない。いや、そんなこと言ってる場合じゃない。
西原理恵子さんの漫画で、『ぼくんち』という名作がございます。漫画の舞台は世の中の底辺と思しき街。その街に住む、姉、兄、弟の3人兄弟が主人公でございます。底辺の街に住む人々が、やはり底辺の様な暮らしをしつつ、皆、何か守るもののため、何か愛するもののため、輝かしく必死に生きる様を描いている作品でございます。
「生きる」って何だろ? 「家族」って何だろ? 「愛する」って何だろ? そんなことを考えさせられる作品でございます。最後のシーン、弟は遠くの親戚に預けられることになります。兄弟3人がバラバラになり、船の上から、弟は遠ざかって行く街を眺め、こんな事を言うシーンで、この作品は締めくくられております。
当店の様な人気商売は、忙しい日もあれば、暇な日もございます。ワタクシ、当店のコンパニオンに重ねていつも言うのは、「暇だった日こそ、笑え」ということでございます。忙しかった日にニコニコ出来るのは当たり前。あえて、暇だった時にそれを行えと言っているのでございます。
心が沈んでいる時、落ち込んでいる時ってのは、ついついそれを表情に出してしまうもの。実は、それって「救済」の表れなのでございます。弱い心が壊れそうになる時、「私の辛さ、苦しさ、みんな分かってぇ~」と助けを求める無意識な行動なのでございます。
そんなとき、ワタクシが「笑いなさい」なんて声をかけますと、「この人、何言ってんだ? 笑える様な気分じゃねぇ」という無言の抗議が顔に表れたりするものでございます(笑)。辛い時に笑うというのは、相当なエネルギーを使います。強くなければ出来ないこと。そう、強くなって欲しいという願いが有って、「笑いなさい」と声をかけるのでございます。
苦しみを顔に出してアピールしてしまう人といのは、どこか心に弱さを持っていて救済を求めてしまうのでございます。この弱さが、人気商売ではいろいろ裏目に出る。それで、ますます苦しくなる。顔に出す。裏目に出る。ほら、悪循環に陥るのでございます。
例えるなら、強い心というのは大きな豪華客船、弱い心は小さなボートといったところでしょうか。お客様に豪華客船をイメージさせられれば、それは「安心」とか「癒し」につながるのでございます。逆にボートでは、まぁ不安感を与えないまでも、なかなか癒すということは難しくなる。
コンパニオンが若ければ、小さなボートでもお客様は十分に楽しんで頂けるのでございます。だから、若い内はあまりこういったことを考える必要は無い。しかし、中堅・ベテランとなるに従って、お客様はより「癒し」を求めるようになる。すると、乗る船の大きさが重要になってくるということなのでございます。
辛い時に笑うというのは、心を鍛えるトレーニングなのですよね。楽な時にはこのトレーニングは出来ない。つまり「辛い時こそ、心を鍛えるトレーニングの絶好のタイミング、ラッキー」ということ。そして、このトレーニングが、ボートを乗り合い漁船にし、フェリーとか豪華客船に変えていくのでございます。
余談ですが、震災の時など、お笑い系の番組がこぞって放送を自粛いたします。けどね、笑いのエネルギーが、明日への活力とか希望につながる事も有るのですよね。風災害や震災の多い日本、辛い時の笑いを単に不謹慎と片付けるのではなく、それを「笑いによる鼓舞」という認識が有っても良いと思うのでございます。いかがなものでしょうか? では、では。
画像では小さく見えますが、B4・見開きB3の、どこの事務所でも置き場所にチョイト困るゼンリンの住宅地図(大)でございます。今回はバインダー版を購入したので、益々ずうたいが大きく、置き場所が大変なのでございます。
さて、お話変わって、パイオニアが経営困難で大変とか巷では噂されております。昔は音響機器のトップクラスだったのですけどねぇ。経営陣の頭が固いというか、自前の技術にあぐらをかき続けたあげく、何度も時流に乗り遅れている運の悪い企業でございます。
高級音響機器が順調なときに、iPod が登場する。世の中は一斉に、大きな機材の高音質よりも、手軽に持ち運べるそこそこ音質に飛びつき始める。同様に、高画質・高音質のレーザーディスク・カラオケは、(当時は)低画質・そこそこ音質だけどリアルタイムで更新される通信カラオケに取って代わられる。
世の中がどんどん、高品質思考から大衆的低価格志向へと変わって行く中で、パイオニアはその乗り換え時期を誤り続けたのでございますよね。「良い製品」を作り続けてきた企業だけに、逆にその自前の技術に未練が残ったのでしょうねぇ。
映像・音響機器がダメになった後、パイオニアの最後の砦はカーナビでございました。ただ、Googleが地図を手がけ始めた頃、そしてスマートフォンでナビゲーションが出来る様になった頃、猛烈に危機感を感じたはずなのですが、ここでパイオニアは致命的な躓(つまづ)きをするのでございます。
パイオニアがカーナビの地図の著作権で、ゼンリンに訴えられたのですよね。パイオニアの子会社が、ゼンリンの地図をこっそりコピーして使っちゃったのございます。この件でモタモタしている間に、世の中はすっかりスマートフォンの時代に変わり、ゼンリンとグーグルがタッグを組んでしまった。パイオニア、万事休すでございます。
ワタクシ、自分がメインで使っている携帯電話はガラケーでございます。ただ、さすがにガラケーだけでは仕事に差し支えますので、iPhone を別に持っております。しかし、この iPhone、電話機能は1回も使ったことが無いのでございます。
iPhone の用途は、スケジュール確認、ネットの更新、店内照明やセキュリティの管理といったところでしょうか。せっかく電話機能が有るのですから、使えばガラケーと iPhone の2台持ちをする必要は無いはずなのですが、ワタクシ、どうしても iPhone の電話機能に馴染めないのでございます。
まずですね、知らない間に着信が有っても、それを確認するためにはいちいち iPhone を起こさなければいけないということ。日本の携帯電話の感覚だと、スリープ中でもどこかがチカチカ点滅していて知らせてくれますよね。あの文化が iPhone には無いのでございます。
不在時の着信に気がついたら一刻も早く折り返しをしなければという切迫感は、日本だけなのでしょうね。アメリカは東と西で時差が有るような巨大な国。そんなにあくせくしてどうするという感覚なのかも。電話に出る出ない、急ぐ急がないは個人の自由。むしろ、チカチカ点滅は返信を強制されているようで気分が悪いのかも知れません。
次に、ちょっと履歴を触っただけですぐ電話を発信してしまう。これは使っていておっかないのでございます。これも日本の携帯電話ですと、履歴や電話帳を選択した後に、さらにもう一度受話器ボタンを押して発信ということが多いのでございます。「電話をかける」ということに慎重な設計でございます。
今日は、その新人さんの写真撮影およびプロフィール記入を店内でいたしました。明日くらいにホームページなどにアップロード出来るかと思います。お店で店番をしながら撮影をし、プロフィール記入でアドバイスをし、その間にもお客様が来店されますし、ワタクシ、今日はクタクタでございます。
え~と、昨日、ワタクシが大風呂敷を広げた新人のご案内ですが、ちょいと先になりました。本人のプライベートな事情で直ぐには入店出来ないとのことで、入店日未定でございます。あとワンクリックでホームページにアップロード、というタイミングだったのですが、まぁ気長にお待ち下さい。
このお仕事に携わる人は、み~んな、いろんな事情を抱えているのですよね。どうかご理解をいただけると幸いでございます。特に、家族が近くにいる、知人が近くにいる、なんてぇことが有りますと、いろいろ大変なのでございます。
昔はニューハーフに対する風当たりが強かったので、実家のある地元で働くとかいうのは、かなり危険だったりいたしました。それで、地元から遠く離れた場所でお仕事をする人が多かった、と言うか、地元から離れた方が成功する人が多かったですね。
ワタクシがニューハーフなりたての頃、ワタクシの家庭は母ひとり子ひとりでございました。母親は若い頃からゲイバー遊びをしていたような人間で、ワタクシがニューハーフになったのも大して驚かなかったのでございます。まぁ、特殊と言えば特殊な家庭環境でございましたね。
で、毎晩、母親がテレビを見ている横でワタクシが化粧をして繁華街の飲食店へ出勤。そして早朝、玄関で寝ていると言うかぶっ倒れているワタクシを母親が見つけ、部屋の中まで引きずり込む。そんな親子でございました。
自身のブログで何度か書きましたけど、ワタクシの母親は昭和一桁生まれ。松竹の子役からスタートして女優へ。その後、女剣劇の世界を経て、芸者のアルバイトなどをしつつ、京都で小料理屋の女将をやることに。流れ流れて行き着いたのが名古屋。そこでワタクシを出産。その一人息子がニューハーフに(笑)。もし林芙美子が生きていれば一代記を書いたんじゃないかと思しき、波瀾万丈の母親の経歴でございます。
一人息子と書きましたが、実は、ワタクシの上に兄と姉がいることが母親の晩年に発覚。発覚というか、ただ母親が黙っていただけですけどね。見たこともない兄姉とワタクシは父親が違っていることも有りまして、母親の貯金通帳を相続する際には、まぁ、手続きが面倒くさいことに。大坂・京都・名古屋を転々とした母親の戸籍の軌跡を繋げるために、新幹線で走り回る羽目になったのでございます。
そのお店の鍵ですが、困るのは人が増えたり減ったりした時でございます。コンパニオン全員がお店の合い鍵を持つことになるのですが、新しい人にいきなり合い鍵を渡すのってのはチョイト心配。また、合い鍵を持ったままコンパニオンが辞めちゃうという事件も、過去に何回かございました。
全員が合い鍵を持つというシステムですと、必ずこういった心配が付きまとう訳でございます。で、ちょっと前から、スマートフォンで開け閉め出来る電子キーの導入を考えておりました。鍵をソフトウェア的に管理しますので、合い鍵の発行も削除も思いのまま。当店の様な場所には格好のシステムでございます。
実験的に1台だけ購入してテストなどをしておりましたら、つい2日ほど前の、ワタクシが大風呂敷を広げたあの新人の話が舞い込んで来たのでございます。ワタクシ、その新人さんに合わせて、電子キー導入を大幅に前倒したのでございます。
新人さんの話は白紙に戻っちゃいましたが、慌てて導入した電子キーだけが稼働するという状態になっております。もうね、ワタクシが慌てたために、コンパニオン一同、そりゃぁ大騒ぎさぁ。アプリがインストール出来ない、合い鍵が受け取れない、そんなトラブル続出した電子キー導入でございました。
コンパニオン側からすると、多分、スマートフォンで開け閉めするよりも実体のキーを渡された方が使い勝手が良いはず。ただ、管理者側からすると、この電子キーは本当に助かるのですよね。新人が入れば、入店前から鍵をメールやLINEで送ることが出来る。合い鍵を持ったまま辞めちゃっても、その人の合い鍵を削除すればいいだけ。心配事が大幅に減ったのでございます。
22才の若者が、目に涙をとっぷりと溜めながら、優勝杯を受け取っておりました。横綱二人が休場。残る横綱稀勢の里も絶不調。その稀勢の里と大関豪栄道、この二人を初日・2日目に破ったのが強い追い風に。運が乗っている人ってのは、こういうものでしょうね。
つい最近まで本名の「佐藤」をしこ名に使っていたと思ったら、いつの間にか貴景勝なんて立派なしこ名に。戦国武将の上杉景勝に由来するってんですから、いい名前でございます。「貴」という字がつくように、本来は貴乃花部屋に所属していた力士でございました。
今日は朝から支払いの振込を何件か済ませまして、午後には広告代理店の方が何人か集金にいらっしゃいまして、総額にすると新車が1台買えるくらいの金額が、1日にスルスル~と出ていくわけでございます。毎月、この「儀式」を無事に終えられると、ひと段落。「今月も無事に過ごせたなぁ」と落ち着くわけでございます。
さて、11/27(火)は、またまたお休みが重なりまして、3人の出勤。恒例の「1日特典!」を実施いたします。他の広告系クーポンとの併用が可能ですので、どうぞご利用くださいませ。以下のクーポンを提示していただくか、フロント「イチニチトクテン」と申し出て下さいませ。¥1,000割引きでございます。
「驚安の殿堂 ドン・キホーテ」と言えば、店内を余すところなく陳列スペースにしてしまうのが有名でございます。これに習ってか、最近はコンビニでも棚の側面に小袋のお菓子などをフック陳列しております。あれ、ワタクシの様に横幅が広いと、よく引っかけて落としちゃうのですよね。今日も、ひとつ、落としてしまったのでございます。
ワタクシ、そんな感じで落とした商品ってのは、だいたい買っちゃいます。たとえ衛生的に問題ない商品であったとしてもですよ、1度床に落ちたものを他の人に買わせることになるってぇのは、後味が悪いのでございます。以前なんか、レジ横に置いてあったチロルチョコレートの箱を引っかけて床にぶちまけてしまい、チロルチョコレート1ケース分を購入したこともございます。
棚と棚の間を抜ける時に、何やらポトッと音がしたのでふり返りますと、これが落ちておりました。「発芽アーモンド」。小さな小袋ですし、まぁ100円程度だろうと思いつつ、拾い上げてカゴに放り込んだのでございます。レジで会計を済ませ、お家に帰ってレシートを見返して、驚愕の事実、発覚! でございます。
何と、この「発芽アーモンド」、税込価格¥378。オイオイ(笑)、¥400近い商品を棚の側面にフック陳列するなよな。一緒に並んでいる他のお菓子は¥100程度なのに、これだけ¥378。どんだけ危険なトラップだよ(笑)。
この「発芽アーモンド」なるもの、いったい何なのか? 困った時のグーグル博士。驚くなかれ、日本経済新聞の電子版が、この商品を記事で扱っていたのでございます。「初の商品化」とか「1年がかりで開発」とか書いてございます。GABAとかいう栄養素が、普通のアーモンドの10倍も入っているそうでございます。
パッケージには「栄養機能食品(ビタミンE)」の記載がございます。いったい何ざんしょ? サプリメントの様なものでしょうか。ヨーグルト? いいえケフィアです。いや、こんなCM覚えてる人いないよね。話を栄養機能食品に戻しましょう。取りあえず、厚生労働省のサイトにジャ~ンプでございます。
清涼飲料水などに「トクホ」ってのが有りますでしょ。あれにごく近い分類の様でございます。ただ「トクホ=特定保健用食品」と呼ばれているものは消費者庁の審査が必要で、トクホマークなんてのも決められてる。一方、この栄養機能食品ってのは、マークもなければ審査も届け出も必要なし。特定の栄養価が国の基準を満たしていれば、栄養機能食品って勝手に明記していいみたいでございます。
まぁ、理屈は置いといて、食べてみましょう。見た目は普通のアーモンドと瓜二つ。いや、この場合は、アーモンド二つ。食べてみても、まぁそれほど普通のと違うわけではない。ほんの微かに、青臭い香りが口に残るかなぁ、といった風味でございます。一袋¥378ですので、バリバリボリボリと食べるのはもったいない。一粒ずつ、大事にいただいているのでございます。
日本経済新聞の記事では、この「発芽アーモンド」という商品を「お菓子」と説明しております。けどねぇ、この価格だと、お菓子の棚ではなくサプリメントと一緒に並べるべきかもと思うのですけどねぇ。アーモンドごときが¥378、売れるかなぁ?
そうそう、このアーモンドで「アーモンドグリコ」を作ったら、「1粒で2度美味しい10倍のビタミンE(当社比)」なんてキャッチフレーズになるのでしょうか? チョイトお高いアーモンドグリコになりそうではございますけどね。ちなみに、アーモンド200%のアーモンドグリコなら、すでにこんな商品がございます。
先日、大風呂敷を広げたまま話が宙に浮いてしまった新人の件ですが、結局、12/3(月)から入店することになったのでございます。取り急ぎ、オフィシャルサイトとヘブンネットにはプロフィールと出勤日をアップロードしております。
新人さん恒例の「新人割引き」も実施ですよ。この新人割引きは1/6(日)までを予定しております。電話予約・店頭氏名、どちらもオールコース¥1,000割引き。他クーポンとの併用可能です。よろしくお願いします。
(オフィシャルサイト)
http://she-mail2.jp/profile/?id=14949
(ヘブンネット)
https://www.cityheaven.net/aichi/A2301/A230104/she-mail/girlid-24139305/
<春咲なずな限定割引> 期間:11/29(木)~12/2(日) 40分・60分のコース ¥1,000引き 90分のコース ¥2,000引き ※他クーポンとの併用可能
昨日もご案内しましたが、これに伴いまして「春咲なずな限定割引」を実施中でございます。「週間実話割引」と違いまして、週間実話本誌を持参する必要はございません。ただ、「要予約」ですのでお気をつけ下さいませ。
広告を出している関係もありまして、この「週間実話」は毎週購入し、お店のプレイルームに置いております。ただね、この週間実話という雑誌、置いてあるコンビニと置いていないコンビニがあったりして、ちょっとした謎なのでございます。
置いていないコンビニってのは、深夜の雑誌入荷直後に行っても棚に並んでおりません。ですので、最初から発注していないのでしょう。「たまたま今週だけ発注してないのかな?」と思ってしばらく観察しても、棚に並ぶ様子はなし。そのお店のポリシーとして発注していない様でございます。
以前、コンビニに対して批判的な記事を書いた雑誌が、そのコンビニ全店舗で「陳列拒否」されるという事件がございました。でも、この週間実話の「置いてある/置いてない」に関しては、そんな大袈裟なことではないようでございます。同じファミマでも置いてあるところと無いところがある。やはり、各店舗の判断なのでしょう。
学生の頃、書店でアルバイトをしておりました。当時のワタクシ、まだ幼かったのでしょうねぇ。男性が『週間実話』を買ったりいたしますと、ニッコリ笑って挨拶しながらも、心の中では「こんなエッチな雑誌を買うなんて!」とちょっと軽蔑したりしておりました。
しかし、まぁ、今ではその雑誌に広告を出して、エッチを生業にしております。人生とは奇なり、どこで、何が、その後、どんな関わり方をしてくるか分からないから、見るもの、聞くもの、触るもの、全てをその時々でおろそかに出来ない。年を取ってくると、こんなハイパーリンクの関わりが、むしろ楽しくも感じられてくるのでございます。
月間予定表が更新されております。とは、言うものの、この欄の執筆時には、まだ新人「相川ゆう」が月間予定表に反映されておりません。一覧表の「列」を増やすっての、チョイト面倒な作業なのでございます。ボチボチ取りかかりますので、今、ほんの少し、お待ちを。
また、この時期は微妙な時期でございまして、多分、年末年始の予定をいっぺんに見たいですよね。年末年始の予定に関しては、12/8(土)くらいに全員分ご案内出来るかと存じます。こちらも、今、しばらく、お待ちを。
さて、毎月恒例の「綾瀬まこ限定割引」でございますが、12月も同じ要領で継続でございます。期間ではなく「日付指定」ということで、未だに戸惑われるお客様がいらっしゃいますが、OPEN~LAST、つまり「13:00~0:00」の出勤の日が全て、割引き日となっております。その様に、お覚え下さいませ。
綾瀬まこ限定割引 日付指定:12/1,2,3,10,13,14,20,21,22,24,27,28 40分・60分のコース ¥1,000引 90分のコース ¥2,000引 ※他クーポンとの併用可能