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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2018-11-08 【あの歌詞の真相を究明する!】

NHKの「こころ旅」という番組を見てましたら、ちょうど出発点が塩屋岬ということで、美空ひばりさんの「みだれ髪」が番組内で流れたのでございます。この曲、水商売の頃にはショータイムでよく使いましたので、すごく思い入れのある一曲。懐かしかったのでございます。

さて、何となく聞き流しておりますが、この「みだれ髪」という曲、チョイト聞き捨てならない歌詞が含まれているのでございます。

「夏は二重に巻いた帯、三重に巻いても余る秋」

有名なフレーズでございますね。ここでね、ふと、ワタクシ、思ったですよ。いったい、どのくらい痩せると、二重の帯が三重になるのだろう! 思い立ったが又吉、じゃなかった、思い立ったが吉日。さっそく計算式を立ててみたのでございます。

帯の長さ:T、夏のウエストサイズ:w 秋のウエストサイズ:(w-n) 結び目に使う長さ:a 秋に三重に巻いてもまだ余った分:bとして...あぁ、計算式アレルギーの方は、お経か何かだと思って読み飛ばして下さいませ。

夏:T=2w+a
 秋:T=3(w-n)+a+b

で、上の式と下の式を、ナンタラカンタラ有りまして、最終的に導き出した式が、これ。

n=w/3 + b/3

単刀直入に申しますと、夏のウエストサイズの「3分の1強」が秋に減った。いや、まだ分かりにくいな。秋に、ウエストが「3分の2以下」のサイズになった、ということでございます。夏にウエスト60cmだったとしたら、秋には35cmくらいになっていた計算でございます。

う~む、さすがにウエスト35cmは、有り得ない! ウエスト35cmって、直径11cmでございます。マリーアントワネット時代のコルセットでも、そこまで細くはならなかったはず。では、逆算しましょう。秋にウエストが55cmくらいに減ったとして、夏に何センチだったかを逆に計算するのでございます。

これまたビックリ! 秋に55cmになるためには、夏にはウエスト90cmのおデブさんでないと、これまた計算が合わない。ダイエット成功、おめでとう! いや、そんな事を言っている場合じゃございません。こんな急激なダイエットは体に良くないのでございます。よい子はマネをしないように!

まぁ、着物ってのは、ウエスト細めだとタオルとか巻いて補正しますので、痩せ細ったところで、帯が余りまくるということも無いのでございます。計算的にも有り得ないという結果が出てますし、これは、「それほどまでに、やつれました、体も、心も」という比喩表現でございますね。う~ん、チョイト、野暮でしたね、ワタクシ。

ちょっと前に腕時計を購入した話をしましたが、購入のときに必ず確認するのが、腕時計のベルトがはまるかどうか(笑)。先日購入した腕時計も、売り場で試すと、ベルト穴の余裕あとひとつ。ギリギリでございます。売り場の店員さんが「余って飛び出たベルトが暴れないので、使いやすいですよ」とお勧めの言葉。「いらんわ! そんな慰め」と、ワタクシの心の声でございました。では、では。


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