店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
令和の時代になっても、カラスってのはお構いなしにベランダを汚すわけで、時折、掃除をさせられる羽目になるのでございます。何も食べられる物も無いのに、どうしてベランダに来るのでしょうねぇ? カラス襲来の目的を探る、名古屋薫のカラス観察日記でございます。
何度も掃除をさせられている内に、あることに気がつくのでございます。カラスの糞が、いつも同じ所に落ちているのでございます。その場所の真上を見ますと、物干し竿にハンガーがかけてある。ここでワタクシ、どうやらこのハンガーが目的ではないか? そう推理したのでございます。
そう言えば、洗濯物がハンガーごと消えるという事件もございました。その時は風で飛んだのだろうと諦めていたわけでございます。その事件が有ってからは、ハンガーが風で飛ばないような工夫を施したのですよね。そこで、こんな想像が。
ハンガー目的でベランダに舞い降りたカラスさん、物干し竿に留まりまして、ハンガーを外そうとくちばしで突っつく。しかし、なかなかハンガーは外れず、イラだつカラスさん、去り際に、ブリブリッと「お土産」をベランダに残していくという意地の悪さ。
皆さま、大型連休をどうお過ごしでしょうか? 世の中は10連休と騒いでおりますが、今の日本の実情を考えますと、この10連休の恩恵を受けられる人と全く関係無い人の二極化が進んでいるのですよね。24時間営業や年中無休がこれほどまでに進んだ今の日本では、この大型連休のやり方、旧態依然として現状にそぐわない気がいたします。
にも関わらず、5月のこの時期にお休みが有るというのを、日本国民全員が「安心」している感がございます。これはね、「より良いやり方を」よりも、「変わることが怖い」という日本人の保守的感覚なのでしょうね。この「変わるのが怖い」という感覚、ワタクシ、若い頃のバイトでよく経験しております。
若い頃、いろんなバイトをしたものでございます。そして、アルバイトと双璧を成して日本の生産業・サービス業を支えているのがパートタイマー。まぁ、日本のパートタイマーのオバチャンたちは、よく働きますよ、ほんと。
でね、ワタクシ、なまじっか小賢しいところが有りますので、現場で働いていていろいろな「指摘」をしちゃうわけでございます。「これはこの順番の方が効率がいい」とか「その入力は省略形を登録しておくと早く入力出来る」とか、ポチポチ言ってしまうわけでございます。
するとね、パートタイマーのオバチャンたちから帰ってくる言葉は、大体同じ。「いや、やり方が変わると分からなくなるから」と。そう、効率よりも「慣れ」が優先するのでございます。つまり、新しいことを覚えるのが面倒くさいと。そして、さらに、そのオバチャンたちから、衝撃の言葉が!
「効率良くなって、人手がいらなくなったら、私たちの誰かがクビになっちゃうでしょ」...おぅ、ワタクシ、目からウロコが。この人達は、分かっている。分かっていながら、あえて面倒な作業を厭(いと)わずにやっているのだ。ワタクシ、「戦うパートタイマー」をそこに見たのでございます。
ペヤングの超大盛ってのがございますでしょ。あの、二個分が一箱に入っているヤツ。あれをね、一度、食べてみたかったのでございます。ただねぇ、あの箱の大きさを見るたびに、コンビニで躊躇しておりました。しかし、この度、意を決して、実食!いたしました。
食べた時は丁度良かったのですが、どうも、お腹の中でドンドン膨らんで行っている感じがいたします。お腹が徐々に張ってくるのですよね。と同時に、強烈な睡魔が。まぁ、相当量の炭水化物を一時に摂っておりますので、急激に血糖値は上がったはず。ワタクシ、気絶するように睡魔に襲われておりました。
そこで、ふと、思ったのでございます。このペヤング超大盛が、コンビニで¥227円。また、ちょっと前にこの欄で岐阜タンメンのカップ麺を紹介いたしましたよね。あれが、コンビニで¥257円。岐阜タンメンの方が高いのでございます。ペヤング、コストパフォーマンスよろしいですねぇ。
お話変わって、3日程前、旧態依然の休日の取り方に日本人は安心しているというコラムを書きました。その最後のひと言、「奥が深い」と書きましたのを、「『根が深い』の間違いでは?」というご指摘をいただきました。
まぁ、文章の流れ的にどちらでも意味は通りそうですが、でも、ワタクシ、本当は、「根が深い」という意味で書き上げたつもりだったのでございます。しかし、心とは裏腹に手が「勢い」で、「奥が深い」と書いちゃったみたいですね。自分が書いた文章、ちゃんと読み直さないといけませんねぇ。
自分が20年くらい前に書いた文章をあらためて読み直すと、当時の自分の文章がハッチャケているのに気がつくのでございます。良い意味で「非常識」、翔んでいるのでございます。何か他人様が書いた文章の様にも思えてくる。それに比べますと、現在の文章は行儀良くまとまっていて、翔んでないなぁと思ったりするわけでございます。
昔は、全部原稿用紙に書き殴っておりました。それをパソコンで清書するわけでございます。いつからか、その原稿用紙書き殴りをやめて、直接パソコン相手に入力をするようになったのですが、それが影響しているのかなぁ。あるいは、単なる、老化現象? どうなんでしょうねぇ。
原稿用紙に書き殴っている時は、当然、「手」の方が間に合いません。漢字なんかをいちいち書いている暇なんてない。ひらがなで、ダダダダッと、いかにも文字通り、書き殴る訳でございます。その手の勢い、力の入り方、動きの激しさ、そういった手の動きが脳にフィードバックされて、文章が翔んだ、跳ねた、ということも有ったでしょうねぇ。
パソコンの入力は、漢字変換の度に思考がほんの少し停止するのですよね。小さな停止ではございますが、その僅かなツッカカリの積み重ねが、いつの間にか文章の勢いや毒を殺していたのかも知れません。昔の自分の文章を読み直して、原稿用紙と万年筆のコンビが妙に懐かしく思えております。
ゴールデンウィークも、終わりましたね。5月に入ってからの1週間は、まったく曜日の感覚が無かったのでございます。特に今日の月曜日は、ずっと日曜日と勘違いしてまして、ふと目にしたテレビ番組で「おやっ」と思う次第でございます。
新人さんが寮に入ることになっておりましたので、本日の営業終了後、新人さんを寮まで案内し、鍵を渡し、ワタクシはそのまま夜道をお店まで戻ってまいりました。疲れてたんでしょうねぇ、お店に着いて、事務所の椅子に座り、フゥ~とため息をついたらそのまま眠っていたようでございます。
そうこうしているうちに、いつしか時間は5時過ぎに。ふと、窓の外に目をやると、すっかり明るくなっております。支払いもいくつかありますし、チョイト早朝の散歩にでも行きましょうと、外に出ることにいたしました。
いや、ほんと、ダウンジャケットを着て出て大正解。5月というのに、ムチャクチャな冷風。ジャケットのファスナーを首元までしっかり締め上げ、ポケットに手を突っ込んで、いそいそとコンビニへ急いだのでございます。
支払いを済ませ、切れていた牛乳を購入し、コンビニ袋を片手に下げ、お店に戻ることに。ふと見上げると、ビルの側面や立木がオレンジ色に朝日を反射しております。連休明けの静かな早朝、頬を刺す乾いた冷風。学生の頃、山でキャンプして、朝起きた時の感触を、懐かしく思い出したのでございます。
光とか、風とか、気温とか、そんな刺激が過去の記憶とピッタリ重なるってこと、ございますよね。そして、自分が忘却の彼方に追いやっていた記憶が、まるで先ほどの出来事かのように思い出されてくる。思えば遠くへ来たものだと思いながら、トボトボと帰った朝でございました。
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保育園の園長さんが、泣きながら記者会見をしておりました。どう考えても、保育園は「被害者」。その被害者が記者会見で「ごめんなさい」と謝る事態になってしまう。いつもながら、この国の、この記者会見のシステムは、おかしいと思うのでございます。
もちろん、これは、保育園側にも何らかの「落ち度」が有るかもしれないという前提でマスコミが動いているわけでございます。事態の詳細が明らかになっていない段階では、マスコミのその対応は、まぁ仕方が無い部分もございます。
ただね、加害者側が逮捕されていてアンタッチャブルな状態にあり、それ故、インタビューしやすい被害者側にマスコミが殺到するというのも、どうにも不公平でございます。事故後の対応に忙殺される中、会見にまで引きずり出された保育園の園長が、あまりにも痛々しかったのでございます。
これね、「明らかに被害者」と分かる場合には、「事件後の何十時間かは、マスコミは被害者に接触してはいけない」というのを、法律で定められないでしょうか。マスコミは、突然家族を失って哀しみに暮れる人に対しても平気でインタビューをする。「悲しい表情」が欲しいと言う、ただそれだけの目的ならば、マスコミの意図は悪趣味この上ないのでございます。
今日はね、午前中にクリーニング屋が来る日でございました。朝の9時にお店で待機。その待っている間ももったいないので、チョイトひと仕事、お掃除などをやっておりました。あぁ、これが運のツキ。汗をかいて、服を着替えたちょうどそのタイミングで、クリーニング屋が来たのでございます。
さぁ、何となく次の展開が想像できますでしょ。お店の外でクリーニング屋の応対をしまして、戻ろうと思ったら、鍵は先ほど脱いだ服の中。閉め出されたのでございます。あ~あ、やっちゃった。クリーニング屋がワタクシを気遣ってくれますが、クリーニング屋に出来ることは、何ひとつございません。
しかぁし、捨てる神あれば拾う神あり、何と言うことでしょう、ちょうどVIPルームのシーツを交換した直後で、VIPルームの鍵は開いたままでございます。とりあえず、待機する場所は有る。VIPルームを本丸にして、今後の対策を練るのでございます。
お店の鍵は、コンパニオン全員が持っている。だから、コンパニオンが出勤してくれば、お店の鍵は開けられる。だが、そのお昼までは何をする? VIPルームのテレビをつけますと、ちょうど大谷翔平がバッターボックスに立っている。どうしようもないので、VIPルームの大画面で、MLB観戦でございます。
でね、つい先日の火曜日から発売の「ビビン丼」、これにチョイトもの申すのでございます。「ビビン(ピビン)」とは韓国語で「混ぜる」という意味。まぁ、これをお知りおき頂いた上で、先へお進みくださいませませ。
やはり、あの丼では混ぜにくい。食べる前に、盛大に混ぜたいわけですよ。でも、その盛大が出来ない。チマチマと混ぜるしかない。あぁ、空腹時にじれったいのでございます。混ぜる必要が無い親子丼は、径が大きくやや扁平な丼を使っている。う~ん、逆なのでございます。
松屋の商品開発部、ビビン丼という名前をつけておきながら「混ぜて食べる」というのを失念しているのではないか、そんな邪推もしてしまうのでございます。同じメニューを毎年使い回しているうちに、惰力に流されてはいないでしょうかねぇ。
さて、新商品ビビン丼への疑問は、まだ有るのでございます。これまでのビビン丼と言えば「豚肉」でございました。しかぁし、今回、新たに、「牛ビビン丼」を同時発売するとのこと。これは、食べてみたい。商品開発部、頑張った!
ところがでございます、近所の松屋へ行って券売機の画面を探すも、「豚ビビン丼」は有るが「牛ビビン丼」はどうにも見当たらない。不思議に思って店内のポスターを確認する。するとですねぇ、ポスターの「牛ビビン丼」の上に「この店舗では扱っておりません」の小さな文字が。おい、松屋の美術部、そんな大事なこと、もっと大きく書いとけや!
どうやら、豚ビを扱っている店舗では牛ビは扱ってない。牛ビを扱っている店舗では豚ビは扱ってない。そういう事らしいのでございます。でもね、この豚ビビン丼と牛ビビン丼の季節メニュー、その売上の多い方が季節メニューから常設メニューへ昇格する予定とのこと。そうなると、ますますこの扱いが不可思議なのでございます。
二つを食べ比べようとすると、二店舗を渡り歩かなければならない。あるいはどちらかのメニューに肩入れしたくても、たまたま近くに無ければそれも不可能。エッ? そんな条件付きの統計で、正確に売上や人気を計れるのか?
「よこしまにおす」と書いて邪推と読む! ここからは、ワタクシの勝手な邪推でございます。「どちらかが常設メニューになる」とか、そもそも出来試合では無いのか? もうすでに常設メニューになるのは決まっている可能性もございます。二つのメニューを競わせているのは、それで購買意欲を煽る戦略か?
またまた朝ドラのお話でございます。浦沢直樹さんのじゃなくて、NHKの方の朝ドラでございます。『おしん』の少女編が終了して、来週からは田中裕子さんの青春編のスタートでございます。もう若き小林綾子ちゃんは見られないのが残念でございます。
その小林綾子さんは、今はすっかり成長されて、『なつぞら』の方に出演していらっしゃるのですよね。だったら、「なつぞら」の小林綾子さんの夫役に中村雅俊さんを起用して、中村さんにハーモニカで「庭の千草」を吹かせるなんてオマージュシーンを入れて欲しかったなぁなんて思うわけでございます。
と言いますのも、なぁんか、他の作品のオマージュシーンのようなものをいくつか、「なつぞら」に感じるのですよね。なつが「仕事をするからここに置いてくれ」と言う序盤のセリフは、「おしん」でも同様のシーンが有ったのですよね。
そして、東京の怪しいバーの2階で間借りするってのは、「まれ」の怪しい中華料理店の2階と重なりますし、なつが雪の中で倒れ、見知らぬ人に助けられるというのは「おしん」での小林綾子さんと中村雅俊さんの絡みと同じでございます。
「なつぞら」では、歴代の朝ドラ女優を次々と起用していく感じがございますし、ストーリーも過去作品のオマージュシーンを意図的に盛り込んで行くのかも知れません。だったら、過去作品では結ばれることがなかったヒロインと男性が、「なつぞら」で夫婦役にてカメオ出演とかしてくれないかなぁ。そこまでは、無理かぁ。
その割を食っているのが、草刈正雄さん。序盤では達観した好人物と見えたのですが、中盤に入りまして、単なる自己中のトラブルメーカーじいさんに成り下がっております。あぁ、草刈さんが可哀想。大河ドラマ『真田丸』の功労者に、何という仕打ちか!
さて、何の気なしにたまたま見た番組が、自分にとってとんでもない当たり番組だったりすることがございます。昨日、たまたま見た番組も、そんな番組でございました。TBS系『人生最高レストラン』という番組、ゲストは「さだまさし」さんでした。
その番組の中で、さだまさしさんが小学生の頃の祖母のおにぎりにまつわる体験談をされておりました。普段から祖母の塩おにぎりが大好きだったさだまさしさんなのですが、自分の誕生日会でその塩おにぎりをプレゼントとして祖母が出したのに腹を立て、全く手をつけなかったそうでございます。
「あんなにねえ...子供の頃に泣いたことがないくらい泣きましたねえ..傷つけた..と思った」
「あのおにぎりはねえ、一生後悔するおにぎりでしょうねえ」
こういった原体験、ワタクシにもいくつもございます。さだまさしさんが「一生後悔する...」と言った様に、ワタクシの原体験も、今だに、ふと、何かの拍子に思い出し、涙がジワッと溢れ出てくる事もございます。年取ると涙もろくなるってのは、こういった古傷がどんどん溜まっていくからでしょうねぇ。
子供ってね、元来、残酷な物なんですよ。でも、その自分の残酷さに、気付くタイミングが必ず現れる。さだまさしさんの様にすぐ気付くかも知れないし、何年、何十年も経ってから気付くことも有るかも知れない。自己の残酷さの感知は、同時に他人の痛みの感知でもございます。そうやって人は、優しくなっていくのでございます。
「ドリス・デイ」さんが、亡くなられたのですね。97才だったとか。と言いますか、まだご存命だったことに驚いたわけでございます。「ドリス・デイのCD、確か持ってたはず」と思って探しましたら、1枚、見つけたのでございます。
どこで買ったか、何のために買ったかは、全く覚えておりません。歌やダンスの勉強をしていたとき、見聞きした音楽は片っ端から購入しておりましたから、多分、その中の一枚かも知れませんねぇ。あの有名な「ケセラセラ」も入っております。
でも、このアルバムの中で、CDの板がすり切れるほど聞いたのは、「ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル」という曲でしょうね。ミュージカル「アニーよ銃を取れ」の中の1曲でございます。初恋で心ときめく主人公アニーが、「恋って、なんてすばらしいのでしょう」と歌う曲でございます。
久しぶりにこの曲を再生して、和(なご)んでおります。ミュージカルの舞台に立ちたくて、オーディション等にチャレンジしまくっていた頃に触れた1曲でございます。その頃の心情や思い出が、いろいろ思い出されるのでございます。
「丸山議員」、このキーワードが話題となっております。せめてフルネームで呼んであげればいいのにね。日本中の丸山議員が迷惑していることでございましょう(笑)。ただねぇ、あの発言の意味は、感情的にならずにもう少し慎重に議論されるべきなんですけどねぇ。
ワタクシ、以前も申し上げましたが、北方領土は絶対返還されません。ロシア側に返す気なんて毛頭無い。だって、すでに4世代のロシア人がその土地に根付いて生活しているのですよ。たとえ戦争のゴタゴタで取られた領土だとしても、今さら日本に返還するなんてのは非現実的でございます。
日本側は「終戦直後のどさくさに紛れて取られた」と主張してますが、ロシア側からすれば、正当な戦果だと思っております。アフガニスタンに侵攻した国ですよ。条約とかそんなのハナから通用いたしません。だから、日本側が日本の正当性を主張したところで不毛な争い。ロシアにしてみれば、「欲しけりゃ戦争して取り返せよ」ってことでございます。
つまり、ロシア相手に北方領土返還、いや、北方領土奪還するには、戦争しか方法がございません。逆に言いますと、もし戦争をやらないのなら北方領土返還は有り得ない。ですので、丸山議員、言い方はヘタですが、真実を述べていたのでございます。
その一方、日本の行政、特に安倍首相は、「情で訴えれば必ず通じ合えるはず」みたいな心情論でプーチンさんに接している。あぁ、何という世間知らずな事か! 不毛な心情論で何の結果も出せていない安倍首相が批判されず、真実を言った丸山議員が弾劾されるってのは、どうも筋が通りませんねぇ。
「欲しけりゃ戦争して取り返せよ」ってのがロシア側の内心。でも、日本は平和憲法で戦争できないことが分かっている。極論を申しますが、「戦争」というカードを持ち得ない日本は、決定的な切り札を一枚欠いた状態でいつも交渉しなければならない。最初から主導権はロシアに握られていたのでございます。
今の日本、「戦争が出来る状態」に少しでも近づくと、途端に「政府は戦争がやりたいのか!」とやり玉に挙げられる。でもね、戦争が出来ない状態ってのは、切り札を持たず、常に主導権を相手に握られたまま国際交渉しているって事に、日本中が気がつかないといけないなぁと思うのでございます。
あと、「飛鳥むぎ」のオッパイが、またまた大きくなっております。前回、「AカップがBカップになりましたよぉ~」ってお話したのが3月の頃。それから脅威の成長力を見せまして、ただ今Cカップくらいになっております。いやはや、ほんと、女性ホルモンが体に合っている様でございます。
ホルモン療法ってのは、効果が非常に出やすい人と、まったく効果が出ない人が有るのですよね。飛鳥むぎの場合は、効果が出やすいタイプの様でございます。ちょっと皮下脂肪がついてる人の方が、効果が出やすいのでございます。
女性ホルモンと言えど、無い袖は振れない。体中の脂肪が胸に集まってきてオッパイを大きくするわけでございます。ですから、もともと皮下脂肪のある人でないと、それこそ「無い袖は振れない」状態になってしまうのでございます。
明日、と言うか、これを読んでいらっしゃる方々には「今日」なのですが、明日金曜日は、久しぶりに少なめの出勤で、3人! 出勤が少ない時の恒例の割引、♪疾風(はやて)の様に現れて疾風の様に去って行く、という「1日特典」の実施でございます。
フロントで会計時に「イチニチトクテン」と言って頂くか、以下の特典バナーを見せて頂ければ、オールコース¥1,000割引、そして「他の全てのクーポンと重ねて使うことが出来る」のでございます。明日「5/17(金)」一日だけの特典、どうぞご利用下さいませ。
週間実話割引 期間:5/16(木)~5/22(水) 5/16発売の『週間実話』 または当店の広告の切り抜き持参で オールコース¥1,000割引 ※他の全てのクーポンと併用可能!
今日の昼過ぎ、友人のニューハーフから、かなり興奮した感じでLINEのメッセージが届いたのでございます。ワンちゃんを散歩させていて、この上なく嫌な思いをしたとのこと。その友人にどんな事が起きたのか、かいつまんでご紹介いたしましょう。
ここで、ワタクシの友人、心の中で「プチッ」と来たとのこと。でも、まぁ、大人の対応。「予防注射してるから、大丈夫ですよ」と、怒りを飲み込みながら返答。しかし、事件はこれでは収まらなかったのでございます。母親が、追い討ちをかけるような事を言ってしまったのですよね。
友人が自転車のカゴに買い物袋とワンちゃんを入れてましたら、「食料品と同じカゴに犬乗せるんですか?」と母親が問いかける。ここでワタクシの友人、本当に切れちまった。「私が買った食料品ですから、他の方にはご迷惑はかかりませんから!」と言い放つ。これが事件のあらましでございます。
子供が「触りたい」と発したのは、情操教育の大チャンスだった気がいたします。でも、母親は全否定。この女の子、これから小動物を見る度に「ばい菌だらけ」と思ってしまうのでしょうか? あるいは、自分の家のペットは清潔で、他人のペットは不潔だという感覚なのでしょうか?
「潔癖症」というのは「きれい好き」とはまた次元が違うと思っております。まぁ、より良い人生を歩むためには、きれい好きであるに越したことはございません。ただね、人というのは「免疫」というのも必要なのですよ。清潔な物、清潔な人ばかりに囲まれて生きていくわけにはいきません。そう、免疫有ってこそ、人生という荒波を乗り越えられるのでございます。
女の子と母親の話では、母親にそういった免疫が備わっていないのでしょうね。すると、その子供も、当然、免疫を身につけずに大人になっていく可能性が高い。ネズミを捕らない母猫から生まれた子猫は、やはりネズミを捕れなくなるのと同じでございます。
今、巷の書店では、「語彙(ごい)辞典」なるものが流行っているそうでございます。名前は様々で、「ことば選び辞典」とか「日本語使い分け辞典」とか「感情ことば選び辞典」とか、多種多様な物が出ているみたいでございます。
「カワイイ」「ウザイ」なんていうオールマイティな単語に頼り過ぎるあまり、ブログなどで文章を認(したた)める場合に自らの語彙力の無さを実感する人が多いらしいですよね。それで、このような辞書・辞典が注目を浴びているらしいのです。
でもね、この手の辞典、昔から「類義語辞典」として存在していたわけで、ワタクシなんかも、電子辞書が出るまでは、ブ厚い辞典と格闘しながら言葉を選んでおりました。電子辞書以降はかなり楽になりましたけど、今でもたまに棚から取り出してパラパラとめくると、思いがけない発見に出会ったりいたします。
これが、わが家の類義語辞典たち。左が講談社、右が角川でございます。よく見ると分かりますが、講談社の「類語大辞典」は左開きの横組み、角川の「類語新辞典」は右開きの縦組でございます。なぜか縦組の方が使いやすく、もっぱら角川の方ばかり使っていた覚えがございます。
どんな時に使うかと申しますと、まず、「ありきたりな単語を使いたくない」場合なんてのがございます。実は、先の文章で、わざと「認(したた)める」と書いた部分がございます。これは、単に「書く」を使うよりもシャレた感じになるでしょ。まぁ、あえて漢字表記にしましたが、読みやすさを考えたら「したためる」とひらがなで書いた方が親切でしょうね。
さらに、「同じ単語を二度使いたくない」なんて時にも類義語辞典は大活躍。冒頭の文章で、「様々」と「多種多様」という語が登場いたします。どちらも同じ意味。でも、同じ語を二回使うと文章がヤボったくなる。違う語に変える事で、スマートな文章になるのでございます。
今日の夜、ダラダラとYouTubeを散策してましたら、八甲田山の行軍系の動画にたまたま行き着きまして、なんか食いついちゃったのでございます。そっから夜遅くまで、八甲田山で検索しまくり。ウィキペディアの長文を熟読。寝る前に、映画を1本見終わったような気分になったのでございます。
ワタクシがついつい食いついちゃうテーマってのがございまして、こういった山の遭難話であるとか、航空機事故・海難事故のレポートとかは、かなりの確率で釣られてしまうのでございます(笑)。日常のルーティーンが些細なつまずきで事故や事件に発展していくそのプロセスが、興味深いのでございます。
かけ違いに気付いた時、それを修復するには、最初にかけ違えたボタンまで戻る必要がございます。気付かずにかけてしまった他のボタンはご破算、面倒くさくても全部外さないと、かけ直しを直せない。ボタンなら外せますが、これが事故や人間関係だったら「外してやり直し」なんてのは難しいのでございます。
弱った動物を見つけたら、それを病院まで運び、治療し、完治したらまた自然に戻してやる。イルカの背中に水をかけながら何十キロもの道のりを運んだり、人間でさえ滅多に受けられないような最新の医療器具を使ったり、そんな奇特な団体の活動を、テレビのバラエティ番組で紹介しておりました。
え~と、奇特(きとく)って言ったのは皮肉ですよ(笑)。結論から申しますと、この団体のやっていることは「環境破壊」でございます。それを有り難がって紹介するとは、実に笑止千万! じゃぁ、なぜ環境破壊なのか、ご説明いたしやしょう。
「弱った動物は他の動物のエサになる」、これが自然界の掟、大自然の摂理でございます。ある動物が他の動物のエサになる、これで、植物連鎖の大ピラミッドが成立するのでございます。人間が人為的に手を入れるというのは、その関係を崩すこと、つまり環境破壊なのでございます。
のです。「え~、寿命で死ぬ動物っているでしょ?」と思う方もいらっしゃるでしょうね。野生動物ってのは、寿命が来る前、弱ってきた段階で他の動物に食べられてしまうのでございます。だから、生命の最後が必ず他の動物に食べられる瞬間になるのが野生動物の宿命なのでございます(ちょっとゾワッとする)。
伊勢の名物、赤福餅! その赤福から黄色い赤福餅が発売されたなんてニュースを見たのでございます。「黄色って、それ赤福じゃないじゃん」って一瞬思ったのですが、よく考えたら、オリジナルの赤福餅も、そもそも赤くはなかったのでございます(笑)。
ニュース映像を見るに、元来のあんこ色に加え、すでにうぐいす餡、白餡の赤福餅も出ていたようでございます。しばらく食べないうちに、進化していたのですねぇ。で、新しい黄色のあんこは、トウモロコシ餡とのこと。いったい、どんな味なのでしょう。
ワタクシ、高校を卒業してすぐ、あんこ工場で働いてました。粒あん、こし餡、うぐいす餡、白餡、あと工場の端っこの方でジャムなんてのも。まぁ、とにかく暑い職場でしたが、閉口したのが小豆を煮る時の匂い。今でも、小豆を煮る匂いは苦手でございます。
赤福も、一時は製造日偽造の問題で無期限の営業停止処分を受けたこともありましたが、あれが2007年の出来事。もう12年も前のことなのですね。当時はどうなることかと思いましたが、営業再開直後から赤福餅を買い求める人で長蛇の列。赤福は自らの不祥事を、上手に乗り越えましたよね。
でね、ついちょっと前に、何人かで「鳥貴族」へ行ったのですよ。ワイワイガヤガヤと店内は賑やかな様子。ワタクシたちも飲み食いが進み、もうそろそろ閉店の時間になろうかという時、「ぼんじり」だけ、まだ来ていないことに気付いたのでございます。
いや、みんな食いしん坊だから、もう食べちゃったのかもしれないとは思いましたが、念のために串入れに残った串を数えてみたのでございます。すると、やはり串が2本足りない。オーダーは通っているようなので、ぼんじりだけが他のテーブルに紛れ込んだのでございましょう。
店員に確認しましたが、「他のものと一緒に出した」という返事。まぁ、みんなお腹いっぱいだし、厨房も火を落としてしまったようだし、店員さんを追及するのも可哀想だしってんで、それでスルーしちゃいました。まぁ、お腹が膨らんで気が大きくなってたというのも有るでしょうね(笑)。
鳥貴族、なかなかアルバイトが集まらないのでしょうねぇ。1年ほど前に、オーダーのためのタッチパネルが導入されましたが、それ以降はさらに店員が少なくなっている感じでございます。聞くところによると、昨年の末に埼玉の店舗で食中毒が出てしまったとのこと。いろいろ大変なのでしょうね。どうか、乗り越えて頂きたいものでございます。
他の店を「乗り越えた」とか「乗り越えて頂きたい」なんて生意気な事を言っておりますが、当店も、二度ほど「危機」がございました。オープン当初に税務署に入られて、追徴課税でヒィヒィ言っていたなんてことも有った。まぁ、そのおかげで、今ではニコニコ青色申告でございますけどね。
面接にいらっしゃる方の多くが、「パス度」というのを口にされます。「初耳だ!」という人のためにご説明いたしましょう。ニューハーフ・女装の場合、いかに「女性としてみられているか」という度合いのことでございます。オナベ・男装の場合は、その逆でございますね。
実はね、当店の様なお店で働くには、この「パス度」ってのは必ずしも重要では無いのでございます。まぁ、そりゃぁ、より女っぽい方が有利って言えば有利でございますよ。ただ、パス度を気にするあまり、商売上のもっと大切なことを見失うってことも有るのでございます。
よくワタクシはこの話を、「歌手」に例えて新人さんにお話したりいたします。歌がうまいからと言っても、必ずしもそのCDが売れるとは限らない。つまり、「女に見える」ということと、「お客様がお金を使ってくれる」ということとは、別次元なのでございます。
ここで、「パス度」に関する落とし穴が二つございます。実は、お化粧やファッションを「地味」にした方が、パス度は上がるのでございます。そう、目立たなくして一般社会に「埋没」する様にするのでございます。パス度を気にすると、地味なイメージに傾斜していくという落とし穴がひとつ目。
もうひとつは、今の時代、一般社会が異性装に対して寛容になっているためにパスされやすくなっているという落とし穴。「あ、この人、男かな?」と思っても、今の人はそう驚かない。明からさまに嫌な顔をする人もいなくなった。つまり、バレてるけどそれが顕現(けんげん)しないので、相対的にパスしやすくなっているのでございます。
さて、年寄りが昔話をすると嫌われるものでございますが、ワタクシがニューハーフに成り立ての頃ってのは、まだまだ異性装に対する「差別」は酷かった。明からさまに嫌な顔をする人、ばい菌かウ○チを見るかの様な目で睨む人、そんなのが当たり前でございました。いやぁ、ワタクシも散々嫌な思いをしたものでございます。
そういう環境で鍛えられたニューハーフは、パス度よりも「世間を納得させる」という方向性に走るのでございます。「並みの女以上に綺麗になる」というのが、そのひとつの方向性。そしてもうひとつ、今で言うオネエキャラの様な飛び抜けたイメージを持ち、「私はこれで商売しているのだからほっといて!」と世間を納得させる方向性でございます。
数十年前のニューハーフブームというのは、そういった社会の偏見や差別に育てられたという意味合いも大きいのでございます。ある意味、パワフルでございました。そして、「この世界でなければ生きられない」という覚悟と開き直りもございました。ニューハーフが「文化」と呼ぶに足る時代であり、その特殊性からお金儲けが楽だった時代でもございます。
嫌われないうちに、お話を現代に戻しましょう。LGBTなんて語が持てはやされまして、今や十分に市民権を得ている感がございます。ファッションで女装をする人も増えました。そこで注目されるのが、冒頭で申し上げた「パス度」になるわけでございます。
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↑(エロエロ表紙です。クリックは気を付けて)
「バックドア」というのをご存じでしょうか? 「裏口」という意味でございます。裏口入学なんて語がございますが、ことコンピュータ機器においてバックドアと言いますと、「不正規に進入するための抜け穴」という意味で使われるのでございます。
かなり前から、中国製の一部のパソコンには、このバックドアを開けるためのウイルスが出荷時から仕込まれていると言われておりました。そしてそのバックドアはパソコン本体に限らず、パソコン内部に使われている電子部品にまで仕込まれているという報告もございます。
そして最近疑われ始めたのが、中国製のセキュリティカメラやドローンでございます。映像を中国に送っているのではないかなんて言われておりますが、まぁ、これはまだ藪の中。本当にバックドアが仕込まれているのか、あるいは最近の米中対立の流れを受けてのアメリカお得意のハッタリイチャモンなのか? でも、中国ならやりそうな事ではございます。
「ファーストペンギン」という語がございます。群れで行動するペンギンは臆病な動物。でも、その中の勇気ある1匹が海に飛び込むと、それに続いて他のペンギンも次々と飛び込むことになる。転じて、最初に勇気ある行動をする人のことをファーストペンギンと言うのでございます。
トランプさんが中国の HUAWEI 社を目の敵にしております。いや、HUAWEI 社だけでなく、もはや中国全体に対して貿易戦争を仕掛ける勢い。トランプさん就任後、彼の短気には散々世界中が振り回されておりますが、今回だけは先進国のいくつかやその企業がトランプさんに追従しております。もしや、トランプさんがファーストペンギンになってしまったか?
パソコンなどのバックドアを始め、これまでの中国は見境なくやりたい放題。世界中に散らばる中国人社員がスパイ行為を働き、日本を含め諸外国が中国に作った合弁会社では平気で企業秘密を盗み取られる。今の中国の繁栄は、そういった知的財産の盗用で成り立っているのでございます。
そして、その盗用は、中国が国家ぐるみで推し進めていたこと。そんな中国の横暴には世界中が業を煮やしていたのですが、どの先進国も中国製品への依存度が高く、明からさまに敵対出来ない。そんななかで、口火を切ったのが、トランプというファーストペンギンということなのでしょう。
大相撲中継でたまたま映り込んだ「碧山」の横顔でございます。この角度で見ますと、なかなかの男前ですねぇ。その碧山は、本日十四日目を終えた時点で六勝八敗の負け越し決定。せっかく三役に戻ったけど、来場所は平幕に戻っちゃうのでしょうか。
一方、平幕の「朝乃山」が千秋楽を待たずに本日優勝。ただねぇ、大関三人がダメダメで横綱鶴竜も後半メロメロだったですから、言ってみればタナボタ優勝でございます。来場所はグィィンと番付が上がって番付上位との対戦が増えますが、どうか怪我だけはされませんように。
まったく話は変わって、ここのところの4日間、夜のドラマにくぎ付けでございます。あの「白い巨塔」がまたまたリメイクされまして、5夜連続の放送。ついつい、過去の田宮二郎版、唐沢寿明版との比較で初日こそ違和感がございましたが、4夜目を見る頃にはすっかり馴染んでいるワタクシなのでございます。
ただねぇ、いろいろ騒がれてますが、主演の「岡田准一」さんがねぇ、どうにも違和感がねぇ...背が低すぎるのですよ。ほぼ全ての岡田准一のシーンで、相手役の方が背が高いのですよね。常に財前五郎が上から見下ろされてまして、それだけが、見ていてやはり気になるって言えば、気になる。
どうして、あんな長身の脇役ばかり揃えてるかなぁ。脇役の長身はしょうがないとしても、撮影の工夫でそれがバレないようにしてやれないの? あるいは、今はCGでごく自然な合成が出来るのですから、CG使ってやれよと言いたい。ある意味、公開処刑ドラマでございます。
はっきり言って、国技館のお客はあまり歓迎していないのがテレビ中継から感じ取れたのでございます。拍手する人は非常に少なく、ほとんどの人がスマホでの動画撮影に余念がない様子。入場時のボディチェック、飲み物の制限、座布団投げ禁止のお触れ書きと、いつもよりちょっと窮屈な相撲観戦でございましたからね。
貴賓席じゃいけなかったのでしょうか? 枡席をぶっ壊しで椅子を設置とか、そのすぐ後ろの特等席を購入したお客はいい迷惑だったでしょう。そして、貴賓席を使わなかったために、座布団投げ禁止の厳しいお触れ書きが配られることに。元来禁止されている座布団投げではございますが、無数に飛び交う座布団をトランプさんに見せたかったなんて、少し思ったのでございます。
トランプさんが土俵へ上がるための階段が、新調されておりました。ああいうのも、日本的ですよねぇ。日本と欧米の、「人付き合いの距離の取り方」の違いをよく分かっていないと、せっかく作った階段も逆効果になりかねませんよ。どういうことか、説明いたしましょう。
アイドルの握手会なんてのがございますが、日本で「握手」の習慣が広まったのは明治以降。そもそも握手というのは、「お互いが武器を持たずに近づく」ことで信頼を深める動作なのでございます。この「近づく」というのが、欧米の信頼関係の基本になる。欧米人がフレンドリーなのは、まず距離を縮めてお互いが敵対でないことを確認するという、相互確認の動作なのでございます。
日本で握手が浸透するまでは、お辞儀が日本の伝統的な挨拶でございます。「謙(へりくだ)る」なんて語が有るように、日本の挨拶は一歩下がることで相手への敬意を表すのでございます。つまり、「距離を置く」ことが敬意に繋がる。どうです? 欧米の挨拶とは距離の取り方が真逆なのでございます。
大相撲の階段に、話を戻しましょう。階段を作ったはいいが、そこをトランプさん1人に上らせるとは何とも寂しい行いか? では、想像してみて下さいませ。せっかく既に安倍首相が土俵上に居たわけですから、階段など使わずに、安倍さんがトランプさんに手を差し伸べて引き上げたらどうだったでしょう。ほ~ら、一気にイメージは欧米風フレンドリーになったでしょ。
接待ゴルフもいいですよ、高級居酒屋もよろしい、だけど、この欧米人の「近づいてくる者を信頼する」っていうのを大前提で行動しないと、逆効果になる可能性もございます。日本流に「一歩下がってかしこまる」なんてのは、間違ったメッセージを送ってしまうのでございます。だから、ああいうのは、「両首脳の距離が近くなるような演出」の方が良かったような気がするのですけどねぇ。
今日のNHK『プロフェッショナル』は、「おくりびと」つまり納棺師(のうかんし)がテーマでございました。納棺師ですので「ご遺体」を扱います。NHKがどんな形で放送するのか、先週の予告編の段階からちょっと興味を持っておりました。
事故現場や災害現場でのご遺体の場合、日本の報道映像ですと必ずモザイクがかかるものでございます。ただ、今回のこの番組の場合、事故でも災害でもございません。それでもご遺体を映すのかどうかが気になっておりました。結果、「この後にご遺体の映像が映されます」というテロップを出した上で、モザイク無しで放送されておりました。
実際の放送を見れば、一目瞭然。納棺師のご遺体への所作が、なんと神々しいことか。その神々しいシーンにモザイクを入れるというのは、かえって失礼な感じがいたしました。当然、番組スタッフはご遺族からOKをもらっているのでしょうが、そのご遺族が「どうぞ放送して下さい」という気持ちになるのも、理解出来たのでございます。
映画「おくりびと」で有名になった納棺師ですが、それでもいろいろ差別を受けるそうでございます。やはり、死者に直接触れるお仕事だからでしょうか? でもそれは、「死者=穢(けが)れ」という概念があるからですよね。お葬式の後にお塩で清めるなんてのも、その穢れの概念からでございます。
どうして「死者=穢れ」という概念が浸透したのかは、置いときますよ。まぁ、奥深い概念なので、調べるのが面倒くさいということで(笑)。でもね、納棺師の方のご遺体への接し方を見ますと、そこには穢れなど微塵もなく、むしろ厳(おごそ)かで美しくもある。「死者=穢れ」って概念が定着しちゃったのは、残念なことですよね。
余談になりますが、日本では「幽霊」を非常に怖がりますが、「悪魔」はそれほど怖がらない。ところが西洋では、「幽霊」ってのはむしろお友達感覚でして、「悪魔」の方を非常に忌み嫌うのでございます。こんなことも有りますので、穢れの概念ってのも、たまたま生まれた後に刷り込まれた「思い込み」に過ぎないのですけどね。
まぁ、見ていただければお分かりでしょうが、月間予定表がチョイト寂しくなっておりまして、5月末で、「小倉朝陽」「飛鳥むぎ」の2人が退店しております。朝陽さんは約5ヶ月、むぎさんは約4ヶ月の在籍でございました。お疲れさまでした。
このお仕事に従事する人は、様々な事情を背負ってこの仕事を選んでいたりいたします。そして、コンパニオン一人一人にそれぞれの人生がございます。それぞれのコンパニオンのファンのお客様には寂しい思いをさせてしまいますが、どうか、ご理解いただけると助かります。
毎月、月末の営業を終えた後ってのは、ワタクシは大変なのでございます。レジを精算しまして伝票入力、領収書をまとめる、いろんな書類をプリントアウト、その他バタバタバタ...そして、月末の大事な作業が「月初め割引の告知」でございます。
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さて6月、ワタクシの愛読書「神宮館高島歴」によりますと、6月の運勢は「物事が鮮明になり身の回りの問題も解決に向かいます」とのこと。鮮明とは書いてありますが、老眼で本やスマホの細かい文字が鮮明に見えない日が続いております。渡辺謙じゃありませんが、「字が小さい!」と叫びたくなることもしばしば。
目が衰えまして自覚が有るのが、「説明書を読まない」ということ。単純に、読みづらいから。そして、「読まずに何とかなるだろう」なんて横着もございます。自分が年取って始めて、「世の中の年配者が、説明書や注意書きを読まない」てのをひしひしと実感するのでございます。
母親が存命だった頃、「ヘッドフォンが欲しい」とワタクシに言ってきたのですよね。それでワタクシ、量販店で買ってきましたよ。で、母親にプレゼント。母親、喜んで箱から出したまではいいが、何やらずっとモゾモゾやっている。何をしているのかと近づいて、母親の失敗に気がついたのでございます。
十数年以上も前の事なのに、今だにこれを思い出すと胸が締め付けられるような切ない気分になるのですが、ワタクシ、その時、母親を叱りつけてしまったのですよね。「せっかく買ってやった新品をすぐに壊しやがって」という怒りだったのでしょうね。たかが、予備のスポンジが破れたくらいで...