最新 追記

薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

2008|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|10|12|
2015|01|03|12|
2016|01|02|03|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|

2021-06-01 【毎週水・木はVIP無料】

本日も、チョイト業務連絡を。毎週水曜日・木曜日は、「VIPルーム無料開放デー!」でございます。

VIPルーム無料開放デー
 毎週水・木曜日
 通常¥1,000のVIP料金を¥0に
 ※VIPルームは一部屋、早い者勝ちですよ

「VIPルーム無料開放デー!」「ツキハジメ割引」そして「各広告会社系割引クーポン」は、全部一緒に併用可能でございます。広告会社系クーポンの「ニューハーフファンクーポン」は6/1から無くなっておりますので、「ヘブンネット」などのクーポンをご利用下さい。


2021-06-02 【上を向いて歩こう】

経営者ってのは、従業員から言ってもらうと、小躍りしたくなるほどに嬉しい言葉が有るのですよね。

「ママ(社長)って、働き者ですよね」

この言葉を忖度や社交辞令の無い素の会話で言われたりいたしますと、冷静を装いつつも、内心、小躍りしているものでございます。実は、経営者ってのは上手に、いろいろ、サボっているものなのでございます。そんな後ろめたさも有るのか、他人様から客観的に働き者の称号をいただけると、嬉しくも有り、やり甲斐も出るものでございます。

よくね、公共の場のトイレに、「いつも綺麗に使っていただいて、ありがとうございます...」という書き出しの注意書きが貼ってあったりいたします。何気ない注意書きでも、こう切り出されたら悪い気はしない。他の人が綺麗に使っているのなら自分もそうしなきゃ、なんて気分で注意書きを読むことが出来る。トイレの貼り紙に限らず、最近、こういった言い回しが増えております。

これね、「最近、トイレを汚す人が増えてます...」みたいな否定的な書き方が、かえって逆効果になることが分かってきております。「汚す人が増えている」という情報で、かえって汚すことに安心感を生んでしまうのでしょうかねぇ? 「人の振り見て我が振り直せ」ではなく、「赤信号、みんなで渡れば恐くない」ということでしょうか。ビートたけしの古いギャグも、罪な言葉になってしまいましたねぇ。

信号の無い横断歩道に歩行者がいたら、本来は、車は一時停止をする義務が有るそうでございます。これ、実際にどうなのか? それを、中学から大学にかけての6年間に渡って調査した女性がいらっしゃいます(毎日新聞より)。その女性は、ドライバー側にも聞き込みをしてまして、その言い分が「歩行者が横断するか分からない、横断するという意思表示をして欲しい」とのことでございました。それでその女性、横断歩道で「手を挙げて待つ」という実験をしたところ、止まってくれる率が上がったそうでございます。

さて、この問題、ワタクシが何を言いたいかと申しますと、マスメディアは「横断歩道で止まらない車」ばかりを取り上げる。だから、「あぁ、みんな止まっていないのだから、自分も...」という気持ちを抱かせるかもしれない。トイレの貼り紙と同じ理屈でございますね。この問題に限らず、世の中を前向きにさせるためには、まず、肯定的な切り出しで物事を紹介した方がよろしいということでございます。

マスメディアというもの、否定的な切り出しの方が、数字が取れる、販売部数が増える、ということがございます。マスメディアのそんな「売らんかな商法」で、世の中はどんどん殺伐としていってないでしょうか? 最前線で戦ってくれている医療従事者が、プライベートで差別を受けたりする。そんなことも、マスメディアの否定的な記事が影響している様な気がいたします。

こんな時期ですから、なかなか肯定的な見方・言い方は難しいかも知れません。でもね、だからこそ、まず、何か肯定的な部分を見つけて、それを切り出しにいたしましょう。一人一人が少し上を向くだけで、世の中の重たい空気が少しずつ晴れていく様な気がいたします。


2021-06-03 【彼らの方が、よっぽど恐い】

オリンピック・パラリンピックの話題、選手村での飲酒がOKだとのこと。これに対し、「国民が我慢しているのに、選手は特別扱いか!」という批判が出てますけど、なんか、寂しい批判の様な気がいたします。オリンピック代表というのは特別なんだから、特別扱いでいいんじゃないですか。

まず、日本に送り出されてきた選手や関係者は、優先的にワクチンを接種しているはずでございます。ですから、選手村というのは、最もクラスターの発生しにくい環境ですよね。むしろ、ワクチン接種率の低い日本に入って来る選手団の方が、よっぽど恐い思いで来日されているはずでございます。

選手団はゲスト、我々はホスト。数年前のラグビーワールドカップの際は、日本のホストっぷりが世界中で賞賛されたのでございます。あの時のホスト感覚は、今の日本にはないですよね。感情論で、「特別扱い」とか「なんだか恐い」といった感覚に走らず、論理的に「正しく恐れる」という姿勢が欲しいですよね。

世界中の多くのメディアが、オリンピック中止を示唆しております。日本国内でも、かなり高い割合で中止の声が上がっている。立つ瀬がないのは、アスリートの方々ですよね。せめて、こんな時期にわざわざ来てくれる海外の選手団の方々へは、歓迎の意を表しましょうよ。と、思いました。


2021-06-04 【あと1日!】

期間限定「雛乃せいら」、いよいよ6/5(土)が最終日でございます。次に当店に来られるのは、おそらく、7月の下旬以降となりますよ。どうぞ、お見逃しなく! ということで、5/28からの9日間、あっと言う間でしたね。あと1日ですが、よろしくお願いします。


2021-06-05 【♪ドナドナ】

ネットのスラングで、「ドナドナ」という語がございます。普通は、「ドナドナされる」と受動態で使われることが多いものでございます。♪ドナドナド~ナ~、ドォナァ~の歌詞で知られる、あの、仔牛が売られていく歌の一節から来ているのですよね。長年愛用したものを手放す時の、感傷的な意味合いで使われるスラングでございます。

グランドピアノと電子ピアノを所有しておりましたが、もう、ここ数年、全く触っていない状態が続いておりました。どちらもかなり状態の良い楽器ですし、グランドピアノの方はビンテージ楽器としての価値も出てきております。せっかくの状態の良い楽器、ワタクシの部屋で眠らせるよりはプロのミュージシャンにでも使って頂いた方がと思いまして、手放すことにいたしました。

朝一番にビンテージ楽器の業者さんがいらっしゃいまして、大騒ぎして分解、運び出しでございます。取りあえず運び出して、外に並べた状態がこれ。

CP-80M(1985年発売)の方は、「ニューミュージック」というジャンルが台頭した時に流行りまくった伝説の楽器でございます。八神純子さんなんかも愛用しておりましたね。本物のグランドピアノを上下に分断させ、それぞれ可搬ケースに収め、鍵盤ひとつずつ合計88個のピックアップでピアノ弦の振動を拾い、鍵盤部分にはMIDI出力も装備しているという、バブル期のやりたい放題を象徴するような楽器でございます。

CVP-509(2009年発売)は、YAMAHAクラビノーバの当時の最上位機種でございますね。こちらは遊びのために購入した楽器。自動演奏機能が付いてまして、エレクトーンの下鍵盤とペダル鍵盤を無くしたような感じの楽器でございます。通信カラオケ機能も付いてまして、自宅がそのままカラオケボックスになるという楽器でございました。残念ながらその通信カラオケ機能は、サーバーであるYAMAHAがサポートを打ち切ってますので、この楽器を使っても今は使用出来ません。

さて、CP-80Mの方は、一部で探していらっしゃるミュージシャンの方がいらっしゃるかも。ワタクシ、自宅で使っていてほとんど運搬をしておらず、状態は非常に良いはずでございます。もし興味のある方は、以下の楽器屋さんにお問い合わせ下さい。


厚木のピアノ職人(有)ラッキーパイン

https://www.pianoshokunin-atsugi.com


2021-06-06 【汝の敵を愛せよ】

「汝の敵を愛せよ」という言葉がございます。自分に損害や危害を加えるような人にでも愛情を注げるような、慈悲深い心を持てというキリスト教の言葉でございます。これ、言葉で言うのは簡単なのですが、じゃぁ実際に、交通事故被害者の遺族が加害者を愛せるかというと、これはなかなか難しい。この言葉はむしろ逆に、人間の罪深さを思い知らされる言葉でもございます。

長年、商売をやっておりますと、商売敵(がたき)というのは必ず現れる。また、自分と全く相性が合わない人物に出くわす事もございます。相手を「敵」と思うと、そこに生まれるのは「敵がい心」でございますね。時には、相手を忌み嫌い、憎む事もございます。そんなことを何十回と繰り返しながらの、長年の商売でございます。

長くやっておりますと、「敵を憎む」ということに何らプラスが無いということに気づき始めるものでございます。憎んだ相手というのは、まぁたいてい、目を背けたくなる。観察することを怠ることになる。でも、敵が自分の敵たるのは、その敵が自分の弱点を突いているから。あるいは、自分の中の嫌な部分を敵の中に見出しているから。そんな敵の観察を怠るということは、自分の弱点や欠点を見いだすチャンスを自らドブに捨てているということでございます。

「敵」というのは、自分の弱点や欠点を思い知らせてくれる希有で貴重な存在なのでございます。そう思うと、ほら、愛さずにはいられなくなるのではないですか? キリスト教での趣旨とはチョイト違ってますが、こと商売では、敵が現れたら、「どうしてそれが敵となるのか?」を考える時に、商機が生まれます。人付き合いでは、「どうしてあの人に敵がい心を持ってしまうのか?」を考える時に、自分の欠点と向き合うことが出来るのです。

以上、「名古屋薫流、敵とのお付き合いの仕方」でございました。まぁ、言うほどに理想的には行動出来ないことも多々ございますけどね。では、では。


2021-06-07 【なぜか動向が同じ】

日本から台湾にワクチンがプレゼントされ、台湾の方々から多大な感謝の言葉を頂いているそうでございます。また、米国も台湾にワクチンを送ったとのこと。もっとも、今アメリカは、世界中にワクチンを提供するべく動いております。自国も大変だというのに、ほんと、アメリカっていうのは、いろんな意味でデッカイ国でございます。

また久しぶりに、「例のグラフ」を作ってみたのでございます。今回は、イスラエルと日本のグラフを重ねてみたのですよ。すると、な、なんと! 日本とイスラエルがピッタリ重なる! 増減の形が似ることは多いのですが、絶対数までほぼ同じというのは珍しい! ということで出来たグラフが、これでございます。

赤い線が日本、青い線がイスラエルでございますよ。まず、第1波の増加率が、実に似ている。欧米の急激な感染拡大と違い、日本やイスラエルは緩やかな増加を示しておりました。こんなところから「BCGの接種が関係しているのでは」と噂された時期もございました。イスラエルでもかつてBCGの接種を行っていたからでございます。

そして、第1波の谷間は、ほぼ同じ時期にやって来ております。去年の5月下旬でございますね。そして両国とも、そこから第2波に突入するわけでございます。この第2波の谷間はあまり明確ではございませんが、ここで、日本がイスラエルに1ヶ月ほどの後れを取っております。その後、第3波の谷間が到来した頃には、その差は4ヶ月に開いておりますね。

興味深いのは、日本もイスラエルも、第4波の途中でワクチン接種が始まっていることでございます。奇遇でございますねぇ。ここから、両国の差が顕著に表れるのでございます。イスラエルは5ヶ月半をかけて、ワクチン完了率を60%にまで持って来た。その結果、毎日の新規感染者数は1桁台というところにまで抑え込んでおります。

一方日本は、2ヶ月をかけてワクチン完了率が数パーセントという状態。先日、大規模接種が始まりましたので、今後は接種スピードが伸びていくと思われます。ワクチン接種率が上がるに従い、イスラエルの様な急激な下降線を辿って欲しいものでございます。まぁ、しかし、日本とイスラエル、どうしてこんなに似ているのでしょうねぇ。

さて、ワクチン接種を始めているのに一向に感染者が減る様子が無いという国もございます。特に南米のアルゼンチンとかチリでございますね。とにかくバカ騒ぎの大好きなお国柄、ロックダウンを軽視して騒ぎまくっているのがその原因の一端の様でございます。日本もこれから暑くなり、マスクが面倒くさくなる季節でございます。アルゼンチンやチリの様にならないようにしないといけませんね。みなさま、ご自愛下さいませ。


2021-06-08 【フリードリンクについて】

今日は、業務連絡でございます。まずは、以前より少しアナウンスしておりましたが、お部屋で提供している「フリードリンク」をVIPルーム以外では取りやめることにいたしました。VIPルームでの提供は引き続きさせていただきます。

最近は、お店が提供したフリードリンクに、全く口を付けないお客様が増えてきております。ペットボトル持参で来店されるお客様も、少なくございませんね。それと、取りやめの大きな理由として、グラスに氷を入れてコースターとトレーを使ってお部屋まで運ぶというタイムロスでございますね。この時間を、お客様のためにもっと有効に使いたいと思っております。

このフリードリンクというサービスは、ワタクシが風俗デビューした「元祖ニューハーフクラブ(東京)」でのシステムでございました。それを当店もそのまま踏襲したわけでございます。コースは90分しかなく、お客様とキャストのシャワーは別々というのが当たり前の時代にこそ成立したサービスでございますね。短いコースですと、このドリンクを準備する僅かな時間も、キャストにとっては大きな負担になってくるわけでございます。

あと、古いシステムでは、「シャワーが別々なのでドリンクを準備することが出来た」ということもございます。つまり、「ドリンク提供」と「一緒にシャワー」は両立させるのが難しいということでございますね。今や、氷入りのグラスでドリンク提供なんてやっているお店は皆無の様ですし、ここはいっそ、ドリンクを廃止して、当店では手薄になっていた「一緒にシャワー」の方を重要視しようと思っております。

ということで、今後は、VIPルーム以外の普通のお部屋使用時でも、まぁ「シャワールームに一緒に入る」のは難しくても、「手を伸ばしてアソコだけ洗って上げる」といったサービスは出来るかと存じております。VIPルーム以外のシャワールームは狭いので大変なのですが、ドリンク廃止で浮いた時間を、出来る限りお客様のために有効利用させていただきます。

それと、もうひとつ、VIPルームでのドリンク提供は続けるのでございますが、中断してました「アルコールの提供」を復活させたいと思っております。これに関しては今から発注をかけますので、来週の頭くらいからご提供出来るのではないかなと思っております。

まぁ、20年も営業してますと、いろいろ古くさいシステムが残っていて、お客様が違和感を感じる事も時々有るわけでございます。ポツリ、ポツリと近代化を進めておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。


2021-06-09 【あだ名はチューリップ】

今、お店の中の大掃除を兼ねて、断捨離を行っております。貧乏性のワタクシ、使う当ての無いようなガラクタを大量に抱え込んでおりまして、これを機に、ガッサガッサと捨てまくっております。机の引き出しの中のガラクタを出していて、こんな写真が出てまいりました。写真には、ワタクシの筆跡で「目指せ!65㎏」と書かれてございます。

パソコンの古いファイルをチェックいたしますと、見つけましたよ、同じ写真を。ファイルのタイムスタンプは、2006年の1月となっております。2006年1月のワタクシの日記を見ると、確かに体重65.5㎏と記されている。なんか、75㎏くらいに増量してしまった時に、「在りし日の姿、再び!」とばかりに目標値を自分で書き込み、壁に貼って、毎日自分を戒めていた覚えがございます。

ちなみに、2年前の今ごろに季節、ワタクシは85㎏ございました。「あぁ、これではいかん」とばかりに一念発起。少しずつ減量して、1年前の今ごろには10㎏減量して75㎏にまで下げたのでございます。さぁ、ここからが大変、どうやっても75㎏から下がってくれない。ワタクシはこれを「75㎏の壁」と勝手に呼んでおります。

さて、この写真はそもそも、何のために撮影したのか? パソコンのフォルダー名にその痕跡が残っておりました。「『名古屋発あなたへ』用」とございます。かつてワタクシ、『シーメール白書』という雑誌にコラムのページを持っておりました。それ用に撮影した写真の様でございます。その誌面のレイアウト画像も残っておりました。ご紹介しましょう。


(↑クリックで拡大)

この写真の当時、ワタクシ43才。いやね、引き出しからこの写真が出てきた時、ワタクシ、最初、一瞬、「オッ! いい男!」と思ってしまったわけでございます(笑)。ホストとかやっていたらまた違った人生が歩めたのかなぁなんて、ふと思ってしまったわけ。まぁそれには、ちょっとワタクシの鼻の下は、長すぎるかな。鼻の下の長さのせいで、子供の頃は「チューリップ」なんてあだ名が付いていたものでございます。

断捨離を進めているのですが、こういったおもしろアイテムが発掘される度に、手が止まって妄想にふけってしまう。なかなか進まない、ワタクシの断捨離でございました。では、では。


2021-06-10 【当店の掲示板に関して】

大坂なおみ選手が、試合後のインタビューを断った件で、世界中が賛否両論でございます。負けた後のインタビューとかは、辛いでしょうねぇ。「敗因は?」とか、お構いなしに聞いてくるでしょうしね。

風俗業のキャストも、SNSにはそこそこストレスを感じる事がございます。そこは、デリカシーを持って相対していただきたいものでございますね。先日も、お店が運営する掲示板で、ちょっとイライラされた方がいらっしゃいまして、不穏な内容の書き込みだったので、書き込みを削除させていただきました。

もちろん、情報交換の場ですから、良いこと、悪いこと、どちらも書いていただいて構わないのでございます。でもそれは、お店にとって「建設的である」ということが大前提。建設的なご意見であれば、どんなご指摘に関しても真摯に受け止め、もちろん、改善や対処に向けて動く所存でございます。けれど、破壊的で不毛な書き込みに対しては、当然、削除することもございます。お店がお店の利益のためにコストをかけて運営している掲示板ですから、そこのところはご理解下さい。

また、経営者が批判されるのは、当然だと思っております。しかし、キャストは違います。ここのところ、誤解されませんように。仮にあるお客様の好みに合わないキャストだったとしても、そのキャストを慕って通って下さっている常連のお客様は必ず存在しております。当店で長年在籍しているキャストには、なおさらでございます。自分の好みじゃなかったからといってそのキャストを叩く書き込みは、そのキャストを慕っている他のお客様を不愉快にさせますよね。こういった書き込みも、削除させていただいております。

ご意見やご批判は、真摯に受け止めます。しかし、不特定多数の人が見る掲示板への書き込みは、「建設的であるか?」「他の人を不愉快にさせる可能性はないか?」ということを考慮した上で、書き込み下さいませ。たとえ辛辣な言葉でも、その下地に当店への愛情を感じる言葉であれば、真摯に受け止める所存でございます。


2021-06-11 【なし崩し的に三つの話題を】

おかえりモネ

朝ドラ『おかえりモネ』が、放送開始から4週分、ちょうど1ヶ月を経過いたしました。まぁ、何というか、大きな起伏もなく、なし崩し的にゆるやか~に進行して行くドラマでございますね。ドラマチックな展開を希望する層には、物足りないかもしれませんねぇ。

あまりドラマチックにならない理由として、主役の清原果耶さんのキャラクターも影響していると思います。よくワタクシは、「振り切った演技」という表現を使いますが、清原果耶さんには、その「振り切る」というのが苦手な様に見うけられる。清原果耶さんへの負担を考慮するというか、当て書きをした結果、フンワリとしたお話になったというところでしょうか。

そのフンワリとしたお話の中で、異彩を放っているのが、妹役の蒔田彩珠さん。この人は、ガチの演技派女優。振り切る演技、言葉の意味、言葉の目的などをじっくり考えて演技しているのが感じられるのでございます。妹というこのポジションにガチ演技派を起用したのは、清原果耶の演技力の埋められない隙間を、蒔田彩珠で埋めようというNHKの考えでしょうか。

あぐり

一方、再放送枠で放送されているのが、『あぐり』。美容師の物語ということで、主役の田中美里さんの髪型が、コロコロ変わっていきます。日本髪からコテでウェーブをつけた耳隠しという髪型。その後、断髪(おかっぱ)に変わり、予告編を見る限りでは、来週辺りはショートカットでございますね。

この田中美里さんの、耳隠しというスタイルに、な~んか、ワタクシの母親の面影を見つけてしまいまして、ドラマを見ていてドキッとしたものでございます。それ以外の髪型では、全くドキッとしなかった。現在の田中美里さんの姿を見ても、どうにも母親の面影とは重ならない。もしかしたら、この耳隠しという髪型の思い出が、強烈にワタクシの記憶に刻まれているのかも知れませんね。

朝乃山

さぁ、コロコロと話題は変わっていきますよ。大相撲、朝乃山がピ~ンチ! この時期にキャバクラ通いをして、引退一歩手前まで来ております。6場所の出場停止の処分。引退願いも、親方が懐に預かっているとか。いや、これ、多分、依存症です。ですから、厳しくするだけでは何の解決も見られないですよ。

依存症というのは、脳の自制心を司る部位が機能を失うのでございます。これを、「自制心が無い」とか「心が弱い」ということで片付けるのは、ただ本人を追い込むだけ。周りが理解を示した上で、専門医の「治療」を進めるべきでございます。大相撲の関係者の方、どうかご理解をお願いします。


ということで、今日はなし崩し的に、思いついた話題を書き連ねてみました。では、では。


2021-06-12 【ビール&鶴田一郎】

今日はいろいろご報告を。まず、VIPルームのドリンク提供ですが、しばらくノンアルコールビールの提供になっておりましたが、ビールの提供を復活いたしました。「ん? これ、ビールじゃなくて発泡...」というツッコミは、ビールの泡と一緒に飲み込んで下さいませ。うちも、いろいろ、大変なんすよ。

もうひとつ、店内に飾られている絵のいくつかを、刷新いたしました。ワタクシの好きな「鶴田一郎」さんの絵。自宅で飾っていたもの、押し入れの中で眠っていたもの等をお店に運び込み、ゴソッと入れ替えました。

さて、お気付きでしょうかぁ...今回選んだ絵は、全て、「横顔」になっております。風俗店の中というのは、他人様と出くわす、他人様と目が合う、というのはいたく気まずいものでございますよね。そこで、チョイスした絵も、全て横顔。目が合わない様な配慮でございます。

まぁ、壁に飾ってある絵にまでそんな配慮をするかなともお思いでしょうが、ちょっとしたワタクシの拘りでございます。では、では。


2021-06-13 【お値打ち感アップ、料金そのまま】

ちょっと前から「名古屋シィメイル近代化計画」というのを進めておりますが、この度、コース料金に手を加えたいと思っております。と書きますと、「むむっ、値上げか?!」と思われるかも知れませんね。いや、今回の改変では、実質的な「値下げ」でございます。

20年以上、「指名料無料」でやって来ましたが、指名料を「¥1,000」いただくことにいたしました。ただ、これですと値上げになっちゃいますよね。そこで、各コース料金を、¥1,000ずつ下げまして、お客様への負担は今まで通りとなるように考えました。指名料を「別枠」にするということでございます。

ヘルスコース40分 ¥9,000
ヘルスコース90分 ¥19,000
--
スペシャルコース60分 ¥17,000
スペシャルコース90分 ¥24,000
--
指名料 ¥1,000

とこんな感じでございます。ここで、気づかれたお客様もございましょう。「スペシャルコース40分」は、まことに申しわけないのですが、廃止させていただきます。このコースの利用率は1%以下ということで、ほとんど利用されておりません。このコースをご利用のお客様には申しわけないのですが、どうかご理解、よろしくお願いします。

さて、ここからは、ちょっとしたお得情報でございますよ。指名料が有料になったということは、「指名無し」、つまり「キャストはお店のおまかせ」で遊んでいただくということも出来るわけでございます。その場合、お安くなったコース料金のみで遊んでいただけます。

「おいおい、お店におまかせなんておっかない遊びが出来るかよ」と言われるかもしれませんよね。そこで、当店の今の状況が関係してまいります。今、当店はキャストが少なくなっております。出勤が1人だったり、出勤時間の関係でご案内できるキャストが1人しかいない時間帯、ということがございます。そう、その時間帯は、出てくるキャストが決まっているわけでございます。ですから、「おまかせ」でも、実質、指名をしたのを同じになるわけでございます!

「おいおい、来店したら接客中だった、なんてことにならねぇか?」と言われるかもしれませんよね。そこで、ここは太っ腹に、「指名無しの予約」を受付可能といたします。出勤スケジュールを見て、お目当てのキャストがひとりぼっちの時間帯を狙って、「キャストおまかせ」で予約を入れるのでございます。出てくるキャストが分かっていて、しかも、お値打ち料金で遊ぶことが出来るのでございます。

ということで、料金システム、チョイト変わります。各サイトの表記の変更がどのくらいかかるか分かりませんが、次の火曜日くらいには実行に移したいと思っております。では、名古屋シィメイル、今後ともよろしくお願いします。


2021-06-14 【新料金システムに移行です】

昨日、ご案内した新料金システムですが、早速、6/15の火曜日からスタート出来そうでございます。各広告会社系サイトの表記変更は、意外とすんなりと行えたのでございます。オフィシャルサイトの表記のみ少し遅れているようですが、火曜日中には変更出来ると思います。新しいシステムを、今一度、記しておきましょう。

指名料 ¥1,000
--
ヘルスコース40分 ¥9,000
ヘルスコース90分 ¥19,000
--
スペシャルコース60分 ¥17,000
スペシャルコース90分 ¥24,000

あと、通常、この手の「指名料」というのは、全額、キャストの手に渡ります。指名して上げると、当然、キャストは喜んで、サービスも良くなります。どうぞ、どしどし、指名を入れてあげて下さいませ。

なお、新しいシステムでのフロントでのご案内、ワタクシも不慣れでございます。いろいろやらかすかもしれませんが、そこはどうかご容赦を。まぁ、すぐに慣れるとは思いますけどね。では、よろしく。


2021-06-15 【月間予定表更新です】

今日も、業務連絡でございます。月間予定表が更新されてまして、ただ今、7/15(木)まで予約可能となっております。7月の第2~5週は、「相良愛」が木曜日も出勤することを申し出ております。今まで、曜日が合わなくて予約を入れられなかった方、チャンスですよ!

クリック(タッチ)で拡大

2021-06-16 【ふたつめの...】

フロントでお客様の対応をしておりますと、時々、「ママは選べないの?」と聞かれることがございます。な、なんと、本日の受付では、そんな物好き、いやもとい、そんな蓼食う虫、いやもとい、そんな嬉しい言葉をかけてくれるお客様が、お二人もいらっしゃったのでございます(ドヤ顔)。

お一人は、当店ご新規のお客様。そしてもうお一人は、当店に20年間通い続けていらっしゃる超常連のお客様。まぁ、多少の社交辞令は入っているかもしれませんが、どうもありがとうございました。フロントを挟んでのそんな言葉に受けまして、「いやぁ、アナル・逆アナルは難しくても、ヘルスコースならいけるかなぁ。あ、いや、逆アナルはまだ出来るかも...」なんて笑い話をフロントでしておりました。

さて、「名古屋シィメイル近代化計画」なるものを、着々と進めているわけでございますが、やはり、「交代でシャワー」という何十年も前のシステムを引っさげていることが、お客様のウケを向上させるにあたって、とてもネックになっているわけでございます。

そこで、今、ひと部屋しか無いVIPルームを、もうひとつ増やそうという計画に出ております。先日、長年触っていなかったピアノを手放したのも、この計画の一環でございまして、その空いたスペースに、ふたつ目のVIPルームをこしらえちゃおうという算段でございます。

現状では、「キャストはご案内出来るのですが、VIPルームがふさがってまして...」と説明しなければならないシチュエーションが多々ございます。VIPルームの人気度、相当なものでございます。VIPルームがもうひと部屋増えますと、そういった泣きの案内はかなり減らせるのではないでしょうか。

今、内装工事の見積もりをお願いしている段階で、この後、内装工事、備品の搬入となりますので、ふたつ目のVIPルームが日の目を見るのは、オリンピックの頃ではないかなぁ?と予想しております。そんなこんなで、ワタクシは今、いろいろ奔走中。走り回って少しスタイルが良くなったら、現場に復帰?!...まぁ、それはないかな。多分ないと思う。ないんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておけ(どんな覚悟だよ、笑)。では、では。


2021-06-17 【デジタル庁(仮名)には水戸黄門なみの権限が必要】

先日のアップルの発表会(WWDC21)で、iPhoneが運転免許証などの身分証明書に対応すると発表されたのでございます。まだこれは、アメリカ国内でのお話。でも、ハードウェアが対応しているということは、法整備さえ整えれば日本でもOKということでございます。今後は、身分証明書だけでなく、保険証、ポイントカード、会員証、定期券、鍵、社員証なども、iPhoneに取り込まれていくのでしょうね。

一方、日本では、ワクチンパスポートでモタモタしております。日本のお役所の最大のネックは、「まず紙ベースで始める」ということ。これが大問題。世界中が「いきなりデジタル」で始めているこのご時世に、日本は今だに「紙ベース」の悪夢から抜け出せないでいる。それが、世界中から周回遅れをくらっている原因のひとつでもあります。

持続化給付金の時もワクチン受付の時もそうですが、日本のお役所は、「できあい」の物は使わない。システムを一から構築しようとして、異常に時間がかかっている感がございます。例えば、今のスマホは「指紋認証」「顔認証」で本人確認する機能がございます。せめて本人確認のプロセスくらいは、スマホのその機能を流用すればいいのにななんて思っておりました。

あと、最近ドキッとしたのが、男女別姓の賛否を問う話で、「戸籍制度は残す」という意見が強かったこと。う~ん、今の戸籍制度の最大の問題点は、「紙ベース」であることですよ。電子化が進んでいる戸籍ではございますが、そもそも、データの構造が紙ベース向きに構築されているのでございます。その古くさい構造まで残るとなると、日本のマイナンバーは全く日の目を見ないことにもなりそうで、心配で夜も寝られないのでございます(ウソ)。

デジタルで管理する最大の利点は、多くの要素を紐付けて(リレーショナル)管理出来ることでございます。一人の人間のデータの中に、保険証、免許証、預金通帳、納税...といったデータを関連づけて納めることが出来るのですよ。納められるデータが多岐に渡るほどに、利便性は高まって行くのでございます。

ここで大問題発生! これらのデータは、みんな、管轄の省庁が違う! 縦割り行政の日本で、大丈夫か! なんか「デジタル庁」なるものが出来るけど、「庁」でいいの? 省庁より高い権限を持たなければ縦割り行政に横串なんてさせないぜ! という心配もございましたが、どうやらデジタル庁は十二省庁の上部に存在し、そのデジタル庁のさらに上に「内閣デジタル局」なる組織が出来るみたいでございます。

あと心配なのは、十二省庁に対する絶対的な権限が、デジタル庁に与えられるかどうかでございますね。名ばかりの上位組織で全く権限が無かったとしたら、結局足かせ手かせ状態で、現状のマイナンバーカードみたいに「使えねぇ」ということになってしまう。日本のデジタル化成功の鍵は、デジタル庁に与えられる権限の大きさになるでしょうねぇ。古風な考え方の多い日本の政治家の中で、大丈夫かなぁと心配で、ご飯も喉を通りません(ウソ)。では、では。


2021-06-18 【天板に名前を彫るのがデフォ】

ただ今放送中の朝ドラ『おかえりモネ』の中のワンシーン。村おこしのために、学校の学童が使う机を受注しようという話が立ち上がるわけでございます。職人さんがサンプルの机を作る。ガッチリと作られた、上から下までオール無垢(むく)の木製机でございます。すると別の職人さんが、「重いんじゃねぇか?」と声をかける。

結局、オール木製は重すぎるので、天板だけを木製にしたスチール机に、ということで一件落着、みごと発注を受けたのでございます。と、まぁ、このワンシーンを見てましてね、な~んか、ワタクシ、腑に落ちない。内心、「あれを”重い”とか、軟弱者め!」と叫んでいたわけでございます。

昔はああだった、こうだったと言うのは年寄り臭いかも知れませんけど、ワタクシ、小学校の頃、机は、オール無垢の木製机でございました。しかも、今のような一人机ではなく、2人用の横長な机でございます。子供の乱暴な扱いにも十分耐えうるように、ガッチリ作られております。掃除の時などは、学童2人がかりで持ち上げ、エッコラショとその机を動かしておりました。

机が重たい、ということは、学童にとってそれほどまでに「悪」なのでしょうか? 「箸より重たい物を持ったことがない」なんて言い回しがございますが、子供だからこそ、身近に「重たさ」を実感する機会が与えられるべきではないでしょうか。無垢の木が重たいというのは、当たり前のこと。山の中の学校だからこそ、その当たり前のことを実体験として感じさせる貴重な学習の機会にはならないでしょうか?

最近の小学校では、「2B」というちょっと濃いめの鉛筆を指定しているそうでございます。濃いめの鉛筆を使わないといけないくらいに、学童の握力が低下しているのでございます。そう言えば、かつて、当店の若い新人さんで、雑巾を絞れないという人がいらっしゃいました。今の学校のお掃除は、雑巾は使わないのかなぁ?

ドラマの中で、木の机は重たすぎてダメ、というのに違和感を感じて、年寄り臭いことを言わせていただきました。木の机の重たさって、大人になってから、良い思い出になると思うのですけどねぇ。村おこしで地元の木を売り込もうっていうストーリーで、結局、よくあるスチール製の机に落ち着いたというのは、ドラマ的には大変な興ざめでございました。オール木製の机、今はダメなのかなぁ? 残念!


2021-06-19 【ワタクシも母1人子1人で育ちました】

日本経済新聞の記事より、政府が目標とする「希望出生率1.8」に対し、1割の市町村が達成したとのことでございます。人口を維持するには出生率2.07が必要と言われてますので、たとえ出生率1.8を全国平均で達成できたとしても、日本の人口が減っていくのは不可避な様子でございますね。しかも、安倍政権時に出されたこの1.8という数字でさえ、さんざん「強気の設定」と新聞に書かれたものでございました。

一方、朝日新聞に「今日も傍聴席にいます。」という連載記事がございまして、先日の内容は、公園のトイレで出産してしまった女性のお話でございました。そのままトイレで新生児を放置して死なせ、公園内に遺棄。判決は懲役5年、執行猶予3年とのこと。記事は、その女性がそこに到った過去の背景を追跡取材しております。

その女性、恋人でもない男性との間で妊娠してしまい、それを男性に告げると、その男性は連絡が取れなくなってしまった。男性からの同意書を貰えぬまま、同意書なしで中絶手術をしてくれる病院を何件も探し求めるが見つからず、誰にも相談出来ぬまま、とうとう、公園のトイレで出産にまで到ったそうでございます。

この「同意書」というもの、厚生労働省は「本人の同意だけで十分」としてますが、現場の医師は後々に訴えられることを心配して、男性側の同意書を要求したりしてしまう。なんというチグハグ。そのチグハグの間で、今日も泣きを見る女性がどこかで発生しているはずでございます。

LGBTは生産性が無いなんて言われてますが、その生産性の無いLGBTの権利を守ろうとする法律ばかりがプッシュされております。一方、生産性がある、つまり、妊娠も出来て出産能力も有る女性が、法整備の遅れのチグハグから、追い込まれ、時には法定で裁かれる人も出てくる。優先順位が、間違ってませんかねぇ。

何でも海外と比較するのは横着かとは存じておりますが、アメリカや韓国には、妊娠してしまった学生が学業を続けられるように支援する仕組みが整備されております。フランスは、シングルマザーを支援する政策で、出生率が上がったそうでございます。

人口がどんどん減っている日本。女性が安心して妊娠し、たとえシングルマザーになろうとも安心して子育て出来る国、そんな国作りが今の日本では最優先でないかなぁと思うのでございます。


2021-06-20 【子供は悪魔と思った方がいい】

先週のお話ですけど、名古屋市の小中学校の生徒に配布しているタブレットを、一時使用停止にするという事がございました。なんでも、タブレットの操作履歴をサーバーに保存していたのが個人情報ナンタラに引っかかるとか。あ~あ、バカらしい、見てらんない。

個人所有のタブレットの履歴を保存したのならともかく、教育現場で名古屋市が配布しているタブレットの履歴ですよ。どこに問題が有るのでしょう? あらかじめ、危ないサイトにはアクセス出来ない様な設定はされているのでしょうが、それでも、子供の知恵の方が一枚上手だったりいたします。ネットとの正しい接し方を学ぶためにも、教育現場のタブレットは、その操作履歴を完全に監視するべきだと思っております。

テレビや出版物では絶対に現れないようなちょっとヤバい画像や動画が、ネットにはゴロゴロ転がっております。また、匿名で誹謗中傷することの危うさにも子供は気づきにくい。むしろ子供だからこそ、そういうのを楽しんでしまう可能性も高い。こういったネットの危険性、大人の方がよく分かっていない場合が多いですよね。

学校教育でデジタルとかタブレットに触れさせるというのは、これからは必須になっていくでしょうね。でも、過渡期の今、一番問題なのは、教える側の方がデジタルに不慣れで疎く、子供達の方が器用で練熟も早く、大人の目をかいくぐる術をすぐに見つけてしまうことでございます。この「大人の不慣れ」が、子供達を「暴走」させてしまうのではないか? そんな危惧を持っております。

また、この「大人になってからネットを覚えた人」というのも、時として、けっこうヤバかったりするのでございます。芸能人を誹謗中傷して逮捕される人とかって、いい年した男性の大人だったりすることが多いですよね。年齢に関係なく、デジタルに触れ始めた初期に正しい使い方を学ぶ事が、すごく重要なのではないでしょうか。

ということで、学校の現場は、子供のネット接続を、どんどん監視するべきだと思っております。自動車の教習所も、助手席の教官がブレーキを踏めるからこそ、安全に車の運転を教えられるのですよ。子供のネット暴走を常に監視し、初期段階で指導する事、それが、将来、その子供をネットがらみで不幸にさせないことに繋がるのではないですか? そう、その「初期段階」というのが重要なのです。教育現場の方々、いかがなものでしょうか? では、では。


2021-06-21 【上を向いて歩こう】

お中元の手配をしに、高島屋まで行ってきました。通年ですとね、今ごろの時期に行くとごった返しているはずなのですが、人もまばら、すんなりと手続きを済ませてまいりました。

昔、松坂屋ストアが有った所に新しいビルが建ち、高島屋と連絡通路で繋がれておりました。まぁ、その連絡通路が高級時計売り場の奥にございまして、迷路のようなブース間の通路を抜けて行った先に、ひっそりと隠されるように連絡通路が続いていたのでございます。高級時計テナント各社への、忖度でも有ったのでしょうか?

名古屋駅の辺りは、もはや、お中元とお歳暮の時期にしか行かなくなっております。行く度に、風景がガラッと変わっていきますねぇ。さんざん映画を見に行ったミッドランドスクエアのビルが、とってもこじんまりとした印象になってしまったのでございます。

用事も済みましたし、さぁ帰りましょうとばかりにエレベーターホールまで来ますと、そのエレベーターホールの横が大きな窓になっておりまして、外を眺められるようにベンチが置いてございます。ベンチには若い男性が1人、座っておりました。体格は良いのに、肩を落として身じろぎもせずボ~と窓の外を眺めるその背中が、妙に物憂げでございましたねぇ。

はめ殺しの窓ガラス、まぁ、飛び降りて...なんてことは無いでしょう。でも、若い人が背中を丸めて外を眺める姿は、切なかったですねぇ。窓からの景色にはちょいとワタクシも興味をそそられてはおりましたが、なぜかその若者に近づくのがはばかられ、そのままその場を離れたのでございます。

オリンピック、お上が「やる」と決めたのだから、マスコミはケチばかり付けず、「どうやったら、この状況で成功させるか?」という建設的な報道は出来ないですか? 日本医師会、お上が「非常事態宣言を解除する」と決めたのだから、非常事態宣言ありきの発言ばかりせずに、解除したうえでどう対処するかという前向きな見解は言えないのですか?

メジャーリーグで大活躍している大谷翔平さんが、メジャー1年目に投手で出場した試合において、「あわやパーフェクト」という試合がございました。7回にヒットを打たれてパーフェクトの夢は消えるのですが、試合後にインタビューで、世界中を驚かせたのでございます。

記者に「パーフェクトを意識してましたか?」と聞かれて、「いつヒットが出るか? ヒットが出るのを待っていました。そして、そのヒットが出た後にどう気持ちを切り替えて対処していくか、それを考えていました。今日の試合では、ヒットの直後にフォアボールを与えてしまった。それは良くなかったですね」と、こんな返答をしたのでございます。

「ヒットを打たれるかも」と心配するのではなく、ヒットを打たれた後にどう対処するかという未来志向。この達観した野球觀に、世界中が驚いたのでございます。せっかく、大谷翔平という良い見本がいらっしゃるのですから、オリンピックを控えた日本、大谷翔平さんの未来志向を少し見習うべきでございます。「○○だったらどうしよう?」で思考停止せず、「○○なら、こうすればいいんじゃね?」と顔を上げた考え方をしましょうよ。では、では。


2021-06-22 【今、日本は南北朝時代】

朝日新聞の連載記事「アナザーノート」で、アメリカの「社会保障番号(SSN)」とフィンランドの個人識別番号(ID)の実体が紹介されておりました。要約すると、こんな感じでございます。

アメリカ 社会保障番号(SSN)

アメリカの社会保障番号は、既に1936年(昭和11年)から使われております。なんと、85年もの歴史のある制度なのでございますよ。このSSN、運転免許証の取得、銀行口座の開設、クレジットカードの発行の際には必ず必要。税金、社会保障と完全に紐付けされ、これが無いとアメリカでは、ほぼ生活出来ません。アメリカ人は自分の社会保障番号を暗記しているとかよく言いますが、納得でございます。

この社会保障番号は、商業施設や飲食店、空港で要求されることも有るとのこと。運転免許証には社会保障番号の他に髪や目の色、身長、体重なども記されていて、本人確認を必要とされる場所では、パスポートよりもむしろ身体特徴の記載が有る運転免許証の方が、実質的なIDカードになっているそうでございます。移住まもなくでSSN発行待ちの状態だったりすると、家賃や携帯電話の契約時に、多額の補償金を要求されたりするそうでございます。

フィンランド 個人識別番号(ID)

フィンランドの個人識別番号は、1960年代から使われ始め、1999年には電子化されております。こちらも60年以上の歴史がございますね。社会保障、税金、医療情報などが紐付けされている番号でございます。特に、1999年の電子化以降は圧倒的に利便性が高まり、フィンランドでは「オンラインで出来ない手続きを探す方が難しい」と言われるほどに、諸手続がオンライン化されております。

フィンランドのIDで特筆されることは、ひとつの事項を書き換えると、それが他の事項に反映されるということ。転出・転入手続きは、IDの登録情報を更新するだけで、銀行や保険会社のデータにも連動して反映されたりいたします。しかも、わざわざ役所に出向くこともなく、自宅にいながらスマホかパソコンでポチポチッと操作するだけでございますよ。


さて、日本のお話をしましょうか。日本のマイナンバーカードは、アメリカやフィンランドに比べたら、まだ生まれたばかりの赤ん坊の様なもの。実用化どころか、その使用範囲がガチガチに法律で制限されてまして、ほぼ何の役にも立ってない(立たせられない)状態。「個人情報が政府に握られる」「個人情報を企業が利用出来るようになる」ということに対する圧倒的な抵抗感が、普及を妨げている要因でございます。

欧米のアルファベット文化は、コンピュータと親和性が高い。その関係もございまして、「コンピュータで国民を管理する」ということが、ほぼ、コンピュータが発明されたと同時に開始されております。不運にも既に日本には戸籍制度というものが存在しており、なおかつ、日本語はコンピュータと非常に親和性が悪い。「ままよ、人海戦術!」とばかりに手作業での管理が長年続けられた結果、戸籍制度とマイナンバーというダブルスタンダードが両立する羽目に。個人情報管理の南北朝時代を迎えているところでございます。

マイナンバーに関する議論ってね、認める・認めないとか、ふさわしい・ふさわしくないなんていう、まるで個人の感情レベルの発言が繰り返されてる。あ~あ、井の中のかわずだねぇ。ここは視野をもっと、海外に向けましょうよ。60年とか80年も、個人情報を番号で管理してきた国が既に存在しているのでございます。「好き・嫌い」の議論ではなく、「どの国のどのモデルを目標にするか?」という議論に変わるべきでございます。

先日、京都に済んでいるワタクシの義理の姉の戸籍を入手しようと思ったら、京都の区役所まで手紙を出して返送してもらうという方法しかなく、驚いたのでございます。戸籍の電子化が進められてから20年ほど経ちますが、末端の手作業は20年前と何ら変わっていないのでございます。「20年で何も変わらず」ですかぁ、はぁ~ぁ、では、では。


2021-06-23 【知らず知らずのうちに...】

今日は、お客様が、知らず知らずのうちにキャストにストレスを与えているかもしれないということを、二つほどご紹介いたしましょう。まずは、これ。

ネットの話題

ネットの掲示板などは、全くの無法地帯。本当のことも有れば、ウソも多い。そんなネットの書き込みに、キャストはビクビクしております。ですから、ネットの話題に触れることそのものが、大きなストレスになるのでございます。

良い情報だからと、良かれと思って伝えたくなるお客様もいらっしゃるでしょう。あるいは、「こんな事が書いてあったよ」とわざわざ教えちゃうお客様もいらっしゃるかも。内容のいかんに関わらず、「ネットからの情報」ということでストレスになってしまいます。プレイ中には、ネットの「ネ」の字も出さないのが賢明でございますね。

ただ、ヘブンネットのメッセージ機能で、キャストと直接やり取りが有った項目だけは、まぁストレスにならないかな。不特定多数が見ているわけではなく、キャストとお客様の一対一のやり取りでございますからね。しかしこれも、「返信がなかった」「返信が遅い」といった小事・グチは厳禁でございますよ。多くのメッセージが集中したりすると、返信が遅れたり、メッセージが埋もれてしまって失念するなんてこともございます。

他のキャストの名前を出す

これも、お客様がよくやらかしてしまう失敗例。良かれと思って、「○○ちゃんはこんな工夫をしていたよ」なんていう話題もあるでしょう。逆に「□□ちゃんは、あんなことこんなことしてくれたんだけどなぁ」というちょっと意地悪なセリフで、過剰サービスを強いられるなんてこともございます。

仲が良さそうだからいいだろうと思っても、楽屋ではいろいろ有るのかもしれない。他のお店だからいいだろう、遠く離れた地域の子だから話題に出してもいいだろうと思うかもしれませんが、世間は広いようで意外と狭いですよ。とにかく、内容のいかんに関わらず、他のキャストの名前が出てくることは全てストレスになっちゃいます。お部屋の中では、目の前のキャストだけを見つめているのが賢明でございますよ。


ワタクシの時代のニューハーフ風俗嬢ってのは、ほぼ100%、水商売を経験しております。ですから、「受け流す」「話題を変える」「ポーカーフェイス」といったことに長けております(ある意味、不真面目、笑)。しかし、最近の人は水商売で鍛えられた経験がなく、会話を真正面から受け取ってしまい、真面目に対応しようとし過ぎ、それがストレスになってしまう人も少なくございません。

キャストから見て「ストレスの少ないお客様」の方が、キャストもやりやすいですし、お客様も得をするはずでございます。プレイはキャストとお客様の共同作業。以上の様なことに気を付けて、より楽しく遊んで下さいませ。


2021-06-24 【こんなものにも、未来と現在がある】

ワタクシの心の友、「松屋」。先日の朝も、いそいそと松屋へお出かけでございます。店内に入ると、券売機の前に先客がいらっしゃる。高齢の男性の方。券売機を操作しているのですが、商品を選択した後の画面からどうにも先に進めず、困っている様子でございました。

ワタクシ、「お手伝いしましょうか?」と声をかける。横に並んで操作を教えておりまして、その老人が困り果てていた原因が分かったのでございます。その老人、券売機の画面の「あるマーク」が気になり、恐くて先に進めなかったのですよね。その「あるマーク」とは、これでございます。

商品を選択いたしますと、「選択リスト」という項目にその商品が追加されてまいります。ただ、商品名の頭に、某トナカイを思い出させるような、これまた毒々しい「バッテン」のマークが! ご老人、そのバッテンを見て、何か操作を間違えたのか? 選んではいけない商品なのか? 俺、何か叱られてる? とかまぁ、疑心暗鬼に陥って先に進めなかった様でございます。罪なバッテンでございますねぇ。

松屋の券売機の画面デザインには、時々、「?」と思うことが少なくございません。では、このバッテンのデザインは、何がいけなかったのか? それは、このバッテンのボタンが、「現在ボタン」なのか「未来ボタン」なのかの区別が付かないからでございます。現在? 未来? 何それ? とお思いでしょう。では、ご説明いたしやしょう。

お家の壁の電気のスイッチ、小さなランプが付いているスイッチもございますよね。あの小さなランプ、実は、二種類有るのでございます。そして、その二種類、全く反対の動作をいたします。普通、よく見るのは、こんなオレンジや緑色のランプではないでしょうか。

 

これはよく、「ホタルスイッチ」なんて呼ばれております。暗闇でホタルの様に光って、「スイッチはここですよ~」と教えてくれるのですね。スイッチがオフの時にホタルの様にうっすらと光り、ONの時は消えております。「これを押すと、電気が点くよ」という未来を教えてくれるボタンなので、これを「未来ボタン」と呼ぶ事にいたしましょう。

では、もうひとつの「現在ボタン」とは何か? そこで、こんな赤色の小さなランプが付いているスイッチを見たことがございませんか?

このランプは「パイロットランプ」と言いまして、先ほどとは逆に、オンの時に点灯し、オフの時は消えている。つまり、「今、換気扇が回ってますよ~」と現在の状態を教えてくれるランプでございます。ですからこれを、「現在ボタン」と呼ぶ事にいたしましょう。似たような壁のスイッチにも、未来ボタンと現在ボタンの二種類が存在していること、お分かりいただけましたでしょうか。

余談ですが、このホタル(未来)とパイロット(現在)という真逆の動作、色が全く統一されていないのが困りもの。例えば、テレビの電源ランプは、待機時に「赤」でオンにすると「緑」に変わる物が多いですよね。先ほどの例とは真逆でございます。これも、海外のメーカーで待機時が緑の物が有ったりするので、ややこしさに拍車がかかっております。

では、お話を松屋のバッテンに戻しましょうか。あのバッテンは、「これを押すと、取り消すことが出来ますよ(未来)」という意味なのか、「これ、注文、通ってません(現在)」という意味なのかが曖昧なのでございます。パソコンに慣れた人なら、バッテンが「取り消し」や「閉じる」を意味することはすぐ分かる。けど、デザインというものは、「利用者が○○を知っているはずだ」という前提で設計してはいけないのでございます。

では、あのバッテン、どうするべきだったのか? まぁ、バッテンなんか使わずに、単純に「取り消す」という文字にすればよろしかったのでしょうね。そもそも、バッテンとマルの意味、国によって逆転する場合がございます。ゲーム機「プレイステーション」が、コントローラーのマルとバツの配置を変えたのも、そんな理由が有ってこそでございます。

長くなりましたが、最後にもうひとつだけ。iPhoneの電話使用時の画面。電話が着信した時の画面はこれ。

この画面では、「未来ボタン」を採用しております。丁寧に「スライドで応答」と未来ボタンで有ることを明示しております。ただ、問題なのが、次にお見せする、通話中の画面。

この画面での下の赤いボタン。これが、「未来ボタン」なのか「現在ボタン」なのかが明示的ではないこと。着信時の明示的なデザインに対して、通話中そして電話を切る時のボタンの曖昧さ、実にチグハグ。まぁ、これは、「こいうものだ」と覚えて使うしかないのですよね。この画面も、「スライドして切る」という感じにすると、統一感が有ったような気がするのですけどねぇ。

ということで、世の中の全てのスイッチやボタンには、「未来ボタン」と「現在ボタン」に別れるのでございます。そして、この未来と現在を明示的にする方法論が、全く統一されていない。だから、「これ押したら、どっちの動作になるの?」というボタンが世の中には溢れかえっております。みなさま方も、時限爆弾の停止スイッチを押す時などは、未来と現在、よ~くお気を付けて押して下さいませ。では、では。


2021-06-25 【想像以上に大変な事件です】

アメリカはフロリダ、マイアミビーチの近くて、12階建てのコンドミニアム(集合マンション)の一部が崩壊するという事件が発生いたしました。その現場の状況を伝える動画が、数多くネットに上がっております。例えば、こんな画像でございます。

ここでね、ワタクシ、ふと、思ったわけでございます。「一部が崩壊」と伝えられておりますから、このビルの右側のちょこっと出っ張った部分だけが崩壊したのでは? と思ったわけでございます。図で書きますと、こんな感じでございます。

さぁ、そこで、このビルの、「本来の姿」はどうだったのだろうか? この事件を伝える動画をいろいろあたってみましたが、崩壊する前の姿を伝える動画は見つからない。「あぁ、知りたい、崩れる前のマンションの姿が知りたい」と思ったら、いてもたってもいられない! ワタクシ、Googleマップで探すことにしたのでございます。

手がかりは、「海に面しているマンション」「サーフサイドという地名」「特徴の有るマンションの形」でございます。Googleマップの航空写真モードを、ほぼ最大拡大で表示。1件ずつ上空からチェック!でございます。マイアミの海岸線を全部調べるとなると大変ですが、かろうじて見つけたサーフサイドという地名が助かった。程なくして、そのコンドミニアム、見つかったのでございます。

デ、デカイ! 冒頭のニュース映像と同じになるような角度で上空から見下ろした画像がこれ。

ワタクシの予想をはるかに超える部分が崩壊しております。もはや、「一部が崩壊」どころの騒ぎじゃねぇ。「崩壊して、一部が残った」と言うレベル。夏場は無人の部屋が多いそうですが、それでも、犠牲者の数は相当なものになるのではないでしょうか。

ニュース映像にGoogleマップの映像を重ね合わせ、崩壊部分を図示したものを、GIFアニメにいたしました。この事件、この「コンドミニアムのかつての姿」を紹介しない限り、事の重大さが伝わらない様に思えました。これは、大変な崩壊でございます。

以上、少しでも多くの方々が助かる事を祈りつつ、そして、この事件の重大さがより伝わる様にと、ワタクシの調べたことをご報告させていただきました。


2021-06-26 【日本では起きない(と信じよう)】

海外でビルなどを解体する時って、爆薬でド~ンと一気に粉々する「爆破解体」がよく行われますよね。でも日本では、まずお目にかかれない。建物が密集している日本では、街中でドッカ~ン!はさすがに難しいですし、そもそも、地震国の日本、頑丈に作られたビルは爆破解体に向いていないのでございます。

でも、子供の頃、日本で初めての爆破解体というのをテレビ中継で見た覚えがございます。アメリカの爆破解体専門の業者が日本に来て指導。アメリカの技術者は日本で爆薬を扱う資格を持っておりませんので、アメリカの技術者がどこにどれだけの爆薬を仕掛けるかを指示し、日本の資格を持った作業員が爆薬の設置や起爆をやったそうでございます。

で、大袈裟にテレビ中継をしていたのですが、この爆破解体が大失敗。爆発音はすれど、建物のほぼ全景がそのまま残っている状態でございました。アメリカの技術者が言い訳するには、「日本の建築物が思っている以上に頑丈に作られていて、計算を誤った」とのこと。

このテレビ中継、ワタクシ、はっきり覚えているのですが、なんかどこにも記録が残ってない感じでございます。大失敗なので、闇から闇に葬られたのでしょうかねぇ(笑)。ただ、子供心ながらに、日本の建物とアメリカの建物は、その頑丈さが違うんだぁ」というのを、知ったわけでございます。

この頑丈さの違いを、まざまざと感じたのが、2001年の同時多発テロ。国際貿易センターが崩れ落ちる様を見た時でございます。あの際、話題になったのが、アメリカの高層建築に多い「チューブ構造」という建築方式でございます。建物の外郭だけに多くの柱を配置して、中空の筒が立っているような構造。外郭だけで建物を支えているので、外郭の均衡が失われた時、一気に崩落したということなのでしょう。

日本の建物は、「ラーメン構造」というやつで、縦横に無数の柱や梁が通っておりまして、ジャングルジムの様な構造。日本の地震被害では、だるま落としの様に下層階だけ潰れるという被害はよく見ますが、全体が一気に粉々になるという被害はあまり見かけない。これも、そもそもの構造の違いから来ているのでしょうね。

前置きが長くなりましたが、昨日のお話の話題の、例のマイアミの崩落事件。ボチボチと、マンションの全体像の映像や崩れ落ちる時の監視カメラの映像などが報道され始めております。ほんと、崩れ始めたら、一気に15秒位で粉々になっておりますね。ありゃぁ、逃げる暇など全くない。予兆などは無かったのでしょうかねぇ?

そのマイアミのマンションですが、報道映像を見るに、床のコンクリートの薄さに驚くのでございます。しかも、日本の建築物なら普通に存在する「床下」や「天井裏」というのが見当たらない感じ。上下両隣を区切っていたのは、薄いコンクリートだけなのでしょうか? まぁ、でも、建築物の内部に太い柱や梁が存在しないチューブ構造なら、さもありなんですが、価格が億を超える高級マンションで、「それ、有り?」とは思いましたよね。

日本の建築物では、マイアミの様な崩れ方はしない(キッパリ)。た、多分、しない。しないんじゃないかな? ま、ちょっと覚悟...いや、覚悟は出来ねぇなぁ。ということで、日本の耐震基準を信用いたしましょう。あ、脳裏を「アネハ」という文字が横切る...気にしない、気にしない。では、では。


2021-06-28 【お店の掲示板、なくなりました】

本日は、業務連絡を。お店が管理している掲示板ですが、削除いたしました。キャストやお店と対話が出来る場所がなくなりましたが、キャストとの対話はヘブンネットの「メッセージ機能」をご利用下さいませ。また、お店への質問や要望は、電話かメールを使って下さい。

理由はいろいろございます。まず、昨今の情報発信の媒体として、「写メ日記」「ツイッター」がメインになってまして、キャストによっては「フェイスブック」「YouTube」なども使い込んだりしております。最近のキャストは、いろいろ忙しいのでございます。そこで、「利用者がかなり少なくなった掲示板は、もう必要ないかな」と思った次第でございます。

また、掲示板のシステムが非常に古いということで、大量に機械的に送られてくる海外からの宣伝書込へのブロックが甘く、対応に苦慮しているというのもございます。画面に表示される数字を入力しないと書き込めない仕組みにはなってますが、あんなの、簡単にすり抜けてくるのですよね。

ということで、お店が管理している掲示板を削除したというお知らせでございました。


2021-06-29 【さぁ、オリンピックの月ですよ!】

月間予定表、更新の時期がやってまいりました。ただ今、7/31(土)まで予約可能となっております。アッという間に、オリンピックがやってまいりましたね。オリンピックの関係で、祝日が移動しております。多分、カレンダーは19日が祝日となっているはずですが、19日は平日、22日・23日が祝日と変わっております。また、「相良愛」、7月は第二週~第五週の木曜日も出勤予定となっております。

クリック(タッチ)で拡大

あと、オフィシャルサイトの内容が一部変更しております。PC版・スマホ版ともに、従来の「トップページ」は無くなり、「スケジュール」画面をトップページとしております。その関係で、PC版ページでは「割引情報」へのリンクが無くなってしまいますので、上部のナビゲーションバーに割引情報へのリンクを追加しております。

では、7月も、よろしくお願いします。


2021-06-30 【大谷翔平が日本を救う】

メジャーリーグの大谷翔平選手が、連日、大活躍しております。その大谷見たさもありまして、メジャーリーグの試合中継を見ることが増えております。アメリカのスタジアム、普通に、お客が入っておりますね。ダルビッシュ戦なんて、ほぼ満席の状態。アメリカは、「日常」が戻ろうとしているみたいですよね。

スタジアムの一角を、ワクチン接種会場にしているそうでございます。スタジアムで接種した人には、野球のチケットをプレゼントしているとか。アメリカは戸籍制度や皆保険制度がありませんので、自主的にワクチン会場に来てもらうしかないのでしょうね。あの手この手を使って、ワクチン接種率を上げる努力をしている感じでございます。

さて、一方、日本では、非常に腹立たしい事件が発生しております。ツイッターで、「プラグを抜こう」などという運動が広まっているとか。何のプラグか? ワクチンを保存している冷凍庫の電源プラグでございます。日本には、「ワクチン忌避論」というのがございますが、さすがにプラグを抜くのはやり過ぎ。独善であり、「正義の暴走」でございます。

以前、イスラエルの感染者数の推移と日本のそれとが、絶対数も含めて非常に酷似しているというお話をいたしました。ワクチン接種率が高まるにつれて、日本もイスラエルと同じ様な推移になるのではないかというお話をいたしました。では、日常が戻りつつある風景のアメリカの接種率(2回完了した人)はともうしますと、46.11%(7/1現在)。日本は、同9.57%。なんだかんだ言っても、9.57%まで増やしてまいりました。

オリンピックが何かと悪者扱いをされることが多いのですが、オリンピックが控えていたからこそ、ワクチンを優先的に確保できたという現実も有るのでございます。オリンピックが無かったら、今現在のワクチン接種率は、もっと悲惨なことになっていたことでしょう。「オリンピックに殺される」なんて暴論も出ておりますが、オリンピックの功罪に関しては、もうちょっとイーブンな議論が成されるべきでございます。

そして、どうして日本は、日常が戻りつつあるイスラエルやアメリカを「目標」として掲げないのでしょうか? アメリカなんか、下がって来たとは言え、今でも、毎週8万人以上の新規感染者が発生しているのですよ。一方、日本は、毎週1万人といったレベル。日本の8倍もの新規感染者を出しつつも、そのアメリカの方が日常が戻ってきているという現実! 今見えているアメリカの日常が、「近い将来の日本の姿」だと、どうしてみんな思わないのでしょうか?

ワクチンには賛否両論あるでしょうが、どう見ても、日常を取り戻すにはワクチン接種率を上げるしかないのでございます。日本のマスコミは、やたら悲観的な揚げ足取り報道ばかりをいたします。日常の戻ったアメリカなどの現状を報道しつつ、「日本も必ずこうなる!」と希望を見せてくれる報道を、もっともっとやって欲しいものでございます。

オリンピックには間に合いそうも有りませんが、年末には、日本でも日常が戻っているのではないでしょうか? 大谷翔平選手が自身の夢を叶えたのは、子供の頃から「絶対実現する!」という強い確信(自己効力感)を持っていたからでございます。今の日本に必要なのは、「絶対に日常を戻してやる」という自己効力感なのでしょうね。日本は、大谷翔平から、もっともっと学ぶべきでございます。


最新 追記