店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
この言葉を忖度や社交辞令の無い素の会話で言われたりいたしますと、冷静を装いつつも、内心、小躍りしているものでございます。実は、経営者ってのは上手に、いろいろ、サボっているものなのでございます。そんな後ろめたさも有るのか、他人様から客観的に働き者の称号をいただけると、嬉しくも有り、やり甲斐も出るものでございます。
よくね、公共の場のトイレに、「いつも綺麗に使っていただいて、ありがとうございます...」という書き出しの注意書きが貼ってあったりいたします。何気ない注意書きでも、こう切り出されたら悪い気はしない。他の人が綺麗に使っているのなら自分もそうしなきゃ、なんて気分で注意書きを読むことが出来る。トイレの貼り紙に限らず、最近、こういった言い回しが増えております。
これね、「最近、トイレを汚す人が増えてます...」みたいな否定的な書き方が、かえって逆効果になることが分かってきております。「汚す人が増えている」という情報で、かえって汚すことに安心感を生んでしまうのでしょうかねぇ? 「人の振り見て我が振り直せ」ではなく、「赤信号、みんなで渡れば恐くない」ということでしょうか。ビートたけしの古いギャグも、罪な言葉になってしまいましたねぇ。
信号の無い横断歩道に歩行者がいたら、本来は、車は一時停止をする義務が有るそうでございます。これ、実際にどうなのか? それを、中学から大学にかけての6年間に渡って調査した女性がいらっしゃいます(毎日新聞より)。その女性は、ドライバー側にも聞き込みをしてまして、その言い分が「歩行者が横断するか分からない、横断するという意思表示をして欲しい」とのことでございました。それでその女性、横断歩道で「手を挙げて待つ」という実験をしたところ、止まってくれる率が上がったそうでございます。
さて、この問題、ワタクシが何を言いたいかと申しますと、マスメディアは「横断歩道で止まらない車」ばかりを取り上げる。だから、「あぁ、みんな止まっていないのだから、自分も...」という気持ちを抱かせるかもしれない。トイレの貼り紙と同じ理屈でございますね。この問題に限らず、世の中を前向きにさせるためには、まず、肯定的な切り出しで物事を紹介した方がよろしいということでございます。
オリンピック・パラリンピックの話題、選手村での飲酒がOKだとのこと。これに対し、「国民が我慢しているのに、選手は特別扱いか!」という批判が出てますけど、なんか、寂しい批判の様な気がいたします。オリンピック代表というのは特別なんだから、特別扱いでいいんじゃないですか。
まず、日本に送り出されてきた選手や関係者は、優先的にワクチンを接種しているはずでございます。ですから、選手村というのは、最もクラスターの発生しにくい環境ですよね。むしろ、ワクチン接種率の低い日本に入って来る選手団の方が、よっぽど恐い思いで来日されているはずでございます。
ネットのスラングで、「ドナドナ」という語がございます。普通は、「ドナドナされる」と受動態で使われることが多いものでございます。♪ドナドナド~ナ~、ドォナァ~の歌詞で知られる、あの、仔牛が売られていく歌の一節から来ているのですよね。長年愛用したものを手放す時の、感傷的な意味合いで使われるスラングでございます。
グランドピアノと電子ピアノを所有しておりましたが、もう、ここ数年、全く触っていない状態が続いておりました。どちらもかなり状態の良い楽器ですし、グランドピアノの方はビンテージ楽器としての価値も出てきております。せっかくの状態の良い楽器、ワタクシの部屋で眠らせるよりはプロのミュージシャンにでも使って頂いた方がと思いまして、手放すことにいたしました。
CP-80M(1985年発売)の方は、「ニューミュージック」というジャンルが台頭した時に流行りまくった伝説の楽器でございます。八神純子さんなんかも愛用しておりましたね。本物のグランドピアノを上下に分断させ、それぞれ可搬ケースに収め、鍵盤ひとつずつ合計88個のピックアップでピアノ弦の振動を拾い、鍵盤部分にはMIDI出力も装備しているという、バブル期のやりたい放題を象徴するような楽器でございます。
CVP-509(2009年発売)は、YAMAHAクラビノーバの当時の最上位機種でございますね。こちらは遊びのために購入した楽器。自動演奏機能が付いてまして、エレクトーンの下鍵盤とペダル鍵盤を無くしたような感じの楽器でございます。通信カラオケ機能も付いてまして、自宅がそのままカラオケボックスになるという楽器でございました。残念ながらその通信カラオケ機能は、サーバーであるYAMAHAがサポートを打ち切ってますので、この楽器を使っても今は使用出来ません。
さて、CP-80Mの方は、一部で探していらっしゃるミュージシャンの方がいらっしゃるかも。ワタクシ、自宅で使っていてほとんど運搬をしておらず、状態は非常に良いはずでございます。もし興味のある方は、以下の楽器屋さんにお問い合わせ下さい。
「汝の敵を愛せよ」という言葉がございます。自分に損害や危害を加えるような人にでも愛情を注げるような、慈悲深い心を持てというキリスト教の言葉でございます。これ、言葉で言うのは簡単なのですが、じゃぁ実際に、交通事故被害者の遺族が加害者を愛せるかというと、これはなかなか難しい。この言葉はむしろ逆に、人間の罪深さを思い知らされる言葉でもございます。
長年、商売をやっておりますと、商売敵(がたき)というのは必ず現れる。また、自分と全く相性が合わない人物に出くわす事もございます。相手を「敵」と思うと、そこに生まれるのは「敵がい心」でございますね。時には、相手を忌み嫌い、憎む事もございます。そんなことを何十回と繰り返しながらの、長年の商売でございます。
長くやっておりますと、「敵を憎む」ということに何らプラスが無いということに気づき始めるものでございます。憎んだ相手というのは、まぁたいてい、目を背けたくなる。観察することを怠ることになる。でも、敵が自分の敵たるのは、その敵が自分の弱点を突いているから。あるいは、自分の中の嫌な部分を敵の中に見出しているから。そんな敵の観察を怠るということは、自分の弱点や欠点を見いだすチャンスを自らドブに捨てているということでございます。
日本から台湾にワクチンがプレゼントされ、台湾の方々から多大な感謝の言葉を頂いているそうでございます。また、米国も台湾にワクチンを送ったとのこと。もっとも、今アメリカは、世界中にワクチンを提供するべく動いております。自国も大変だというのに、ほんと、アメリカっていうのは、いろんな意味でデッカイ国でございます。
また久しぶりに、「例のグラフ」を作ってみたのでございます。今回は、イスラエルと日本のグラフを重ねてみたのですよ。すると、な、なんと! 日本とイスラエルがピッタリ重なる! 増減の形が似ることは多いのですが、絶対数までほぼ同じというのは珍しい! ということで出来たグラフが、これでございます。
赤い線が日本、青い線がイスラエルでございますよ。まず、第1波の増加率が、実に似ている。欧米の急激な感染拡大と違い、日本やイスラエルは緩やかな増加を示しておりました。こんなところから「BCGの接種が関係しているのでは」と噂された時期もございました。イスラエルでもかつてBCGの接種を行っていたからでございます。
そして、第1波の谷間は、ほぼ同じ時期にやって来ております。去年の5月下旬でございますね。そして両国とも、そこから第2波に突入するわけでございます。この第2波の谷間はあまり明確ではございませんが、ここで、日本がイスラエルに1ヶ月ほどの後れを取っております。その後、第3波の谷間が到来した頃には、その差は4ヶ月に開いておりますね。
興味深いのは、日本もイスラエルも、第4波の途中でワクチン接種が始まっていることでございます。奇遇でございますねぇ。ここから、両国の差が顕著に表れるのでございます。イスラエルは5ヶ月半をかけて、ワクチン完了率を60%にまで持って来た。その結果、毎日の新規感染者数は1桁台というところにまで抑え込んでおります。
今日は、業務連絡でございます。まずは、以前より少しアナウンスしておりましたが、お部屋で提供している「フリードリンク」をVIPルーム以外では取りやめることにいたしました。VIPルームでの提供は引き続きさせていただきます。
最近は、お店が提供したフリードリンクに、全く口を付けないお客様が増えてきております。ペットボトル持参で来店されるお客様も、少なくございませんね。それと、取りやめの大きな理由として、グラスに氷を入れてコースターとトレーを使ってお部屋まで運ぶというタイムロスでございますね。この時間を、お客様のためにもっと有効に使いたいと思っております。
このフリードリンクというサービスは、ワタクシが風俗デビューした「元祖ニューハーフクラブ(東京)」でのシステムでございました。それを当店もそのまま踏襲したわけでございます。コースは90分しかなく、お客様とキャストのシャワーは別々というのが当たり前の時代にこそ成立したサービスでございますね。短いコースですと、このドリンクを準備する僅かな時間も、キャストにとっては大きな負担になってくるわけでございます。
あと、古いシステムでは、「シャワーが別々なのでドリンクを準備することが出来た」ということもございます。つまり、「ドリンク提供」と「一緒にシャワー」は両立させるのが難しいということでございますね。今や、氷入りのグラスでドリンク提供なんてやっているお店は皆無の様ですし、ここはいっそ、ドリンクを廃止して、当店では手薄になっていた「一緒にシャワー」の方を重要視しようと思っております。
ということで、今後は、VIPルーム以外の普通のお部屋使用時でも、まぁ「シャワールームに一緒に入る」のは難しくても、「手を伸ばしてアソコだけ洗って上げる」といったサービスは出来るかと存じております。VIPルーム以外のシャワールームは狭いので大変なのですが、ドリンク廃止で浮いた時間を、出来る限りお客様のために有効利用させていただきます。
今、お店の中の大掃除を兼ねて、断捨離を行っております。貧乏性のワタクシ、使う当ての無いようなガラクタを大量に抱え込んでおりまして、これを機に、ガッサガッサと捨てまくっております。机の引き出しの中のガラクタを出していて、こんな写真が出てまいりました。写真には、ワタクシの筆跡で「目指せ!65㎏」と書かれてございます。
パソコンの古いファイルをチェックいたしますと、見つけましたよ、同じ写真を。ファイルのタイムスタンプは、2006年の1月となっております。2006年1月のワタクシの日記を見ると、確かに体重65.5㎏と記されている。なんか、75㎏くらいに増量してしまった時に、「在りし日の姿、再び!」とばかりに目標値を自分で書き込み、壁に貼って、毎日自分を戒めていた覚えがございます。
ちなみに、2年前の今ごろに季節、ワタクシは85㎏ございました。「あぁ、これではいかん」とばかりに一念発起。少しずつ減量して、1年前の今ごろには10㎏減量して75㎏にまで下げたのでございます。さぁ、ここからが大変、どうやっても75㎏から下がってくれない。ワタクシはこれを「75㎏の壁」と勝手に呼んでおります。
さて、この写真はそもそも、何のために撮影したのか? パソコンのフォルダー名にその痕跡が残っておりました。「『名古屋発あなたへ』用」とございます。かつてワタクシ、『シーメール白書』という雑誌にコラムのページを持っておりました。それ用に撮影した写真の様でございます。その誌面のレイアウト画像も残っておりました。ご紹介しましょう。
風俗業のキャストも、SNSにはそこそこストレスを感じる事がございます。そこは、デリカシーを持って相対していただきたいものでございますね。先日も、お店が運営する掲示板で、ちょっとイライラされた方がいらっしゃいまして、不穏な内容の書き込みだったので、書き込みを削除させていただきました。
もちろん、情報交換の場ですから、良いこと、悪いこと、どちらも書いていただいて構わないのでございます。でもそれは、お店にとって「建設的である」ということが大前提。建設的なご意見であれば、どんなご指摘に関しても真摯に受け止め、もちろん、改善や対処に向けて動く所存でございます。けれど、破壊的で不毛な書き込みに対しては、当然、削除することもございます。お店がお店の利益のためにコストをかけて運営している掲示板ですから、そこのところはご理解下さい。
朝ドラ『おかえりモネ』が、放送開始から4週分、ちょうど1ヶ月を経過いたしました。まぁ、何というか、大きな起伏もなく、なし崩し的にゆるやか~に進行して行くドラマでございますね。ドラマチックな展開を希望する層には、物足りないかもしれませんねぇ。
あまりドラマチックにならない理由として、主役の清原果耶さんのキャラクターも影響していると思います。よくワタクシは、「振り切った演技」という表現を使いますが、清原果耶さんには、その「振り切る」というのが苦手な様に見うけられる。清原果耶さんへの負担を考慮するというか、当て書きをした結果、フンワリとしたお話になったというところでしょうか。
そのフンワリとしたお話の中で、異彩を放っているのが、妹役の蒔田彩珠さん。この人は、ガチの演技派女優。振り切る演技、言葉の意味、言葉の目的などをじっくり考えて演技しているのが感じられるのでございます。妹というこのポジションにガチ演技派を起用したのは、清原果耶の演技力の埋められない隙間を、蒔田彩珠で埋めようというNHKの考えでしょうか。
一方、再放送枠で放送されているのが、『あぐり』。美容師の物語ということで、主役の田中美里さんの髪型が、コロコロ変わっていきます。日本髪からコテでウェーブをつけた耳隠しという髪型。その後、断髪(おかっぱ)に変わり、予告編を見る限りでは、来週辺りはショートカットでございますね。
この田中美里さんの、耳隠しというスタイルに、な~んか、ワタクシの母親の面影を見つけてしまいまして、ドラマを見ていてドキッとしたものでございます。それ以外の髪型では、全くドキッとしなかった。現在の田中美里さんの姿を見ても、どうにも母親の面影とは重ならない。もしかしたら、この耳隠しという髪型の思い出が、強烈にワタクシの記憶に刻まれているのかも知れませんね。
さぁ、コロコロと話題は変わっていきますよ。大相撲、朝乃山がピ~ンチ! この時期にキャバクラ通いをして、引退一歩手前まで来ております。6場所の出場停止の処分。引退願いも、親方が懐に預かっているとか。いや、これ、多分、依存症です。ですから、厳しくするだけでは何の解決も見られないですよ。
今日はいろいろご報告を。まず、VIPルームのドリンク提供ですが、しばらくノンアルコールビールの提供になっておりましたが、ビールの提供を復活いたしました。「ん? これ、ビールじゃなくて発泡...」というツッコミは、ビールの泡と一緒に飲み込んで下さいませ。うちも、いろいろ、大変なんすよ。
ちょっと前から「名古屋シィメイル近代化計画」というのを進めておりますが、この度、コース料金に手を加えたいと思っております。と書きますと、「むむっ、値上げか?!」と思われるかも知れませんね。いや、今回の改変では、実質的な「値下げ」でございます。
20年以上、「指名料無料」でやって来ましたが、指名料を「¥1,000」いただくことにいたしました。ただ、これですと値上げになっちゃいますよね。そこで、各コース料金を、¥1,000ずつ下げまして、お客様への負担は今まで通りとなるように考えました。指名料を「別枠」にするということでございます。
ヘルスコース40分 ¥9,000 ヘルスコース90分 ¥19,000 -- スペシャルコース60分 ¥17,000 スペシャルコース90分 ¥24,000 -- 指名料 ¥1,000
とこんな感じでございます。ここで、気づかれたお客様もございましょう。「スペシャルコース40分」は、まことに申しわけないのですが、廃止させていただきます。このコースの利用率は1%以下ということで、ほとんど利用されておりません。このコースをご利用のお客様には申しわけないのですが、どうかご理解、よろしくお願いします。
さて、ここからは、ちょっとしたお得情報でございますよ。指名料が有料になったということは、「指名無し」、つまり「キャストはお店のおまかせ」で遊んでいただくということも出来るわけでございます。その場合、お安くなったコース料金のみで遊んでいただけます。
「おいおい、お店におまかせなんておっかない遊びが出来るかよ」と言われるかもしれませんよね。そこで、当店の今の状況が関係してまいります。今、当店はキャストが少なくなっております。出勤が1人だったり、出勤時間の関係でご案内できるキャストが1人しかいない時間帯、ということがございます。そう、その時間帯は、出てくるキャストが決まっているわけでございます。ですから、「おまかせ」でも、実質、指名をしたのを同じになるわけでございます!
昨日、ご案内した新料金システムですが、早速、6/15の火曜日からスタート出来そうでございます。各広告会社系サイトの表記変更は、意外とすんなりと行えたのでございます。オフィシャルサイトの表記のみ少し遅れているようですが、火曜日中には変更出来ると思います。新しいシステムを、今一度、記しておきましょう。
指名料 ¥1,000 -- ヘルスコース40分 ¥9,000 ヘルスコース90分 ¥19,000 -- スペシャルコース60分 ¥17,000 スペシャルコース90分 ¥24,000
フロントでお客様の対応をしておりますと、時々、「ママは選べないの?」と聞かれることがございます。な、なんと、本日の受付では、そんな物好き、いやもとい、そんな蓼食う虫、いやもとい、そんな嬉しい言葉をかけてくれるお客様が、お二人もいらっしゃったのでございます(ドヤ顔)。
お一人は、当店ご新規のお客様。そしてもうお一人は、当店に20年間通い続けていらっしゃる超常連のお客様。まぁ、多少の社交辞令は入っているかもしれませんが、どうもありがとうございました。フロントを挟んでのそんな言葉に受けまして、「いやぁ、アナル・逆アナルは難しくても、ヘルスコースならいけるかなぁ。あ、いや、逆アナルはまだ出来るかも...」なんて笑い話をフロントでしておりました。
さて、「名古屋シィメイル近代化計画」なるものを、着々と進めているわけでございますが、やはり、「交代でシャワー」という何十年も前のシステムを引っさげていることが、お客様のウケを向上させるにあたって、とてもネックになっているわけでございます。
そこで、今、ひと部屋しか無いVIPルームを、もうひとつ増やそうという計画に出ております。先日、長年触っていなかったピアノを手放したのも、この計画の一環でございまして、その空いたスペースに、ふたつ目のVIPルームをこしらえちゃおうという算段でございます。
先日のアップルの発表会(WWDC21)で、iPhoneが運転免許証などの身分証明書に対応すると発表されたのでございます。まだこれは、アメリカ国内でのお話。でも、ハードウェアが対応しているということは、法整備さえ整えれば日本でもOKということでございます。今後は、身分証明書だけでなく、保険証、ポイントカード、会員証、定期券、鍵、社員証なども、iPhoneに取り込まれていくのでしょうね。
一方、日本では、ワクチンパスポートでモタモタしております。日本のお役所の最大のネックは、「まず紙ベースで始める」ということ。これが大問題。世界中が「いきなりデジタル」で始めているこのご時世に、日本は今だに「紙ベース」の悪夢から抜け出せないでいる。それが、世界中から周回遅れをくらっている原因のひとつでもあります。
持続化給付金の時もワクチン受付の時もそうですが、日本のお役所は、「できあい」の物は使わない。システムを一から構築しようとして、異常に時間がかかっている感がございます。例えば、今のスマホは「指紋認証」「顔認証」で本人確認する機能がございます。せめて本人確認のプロセスくらいは、スマホのその機能を流用すればいいのにななんて思っておりました。
あと、最近ドキッとしたのが、男女別姓の賛否を問う話で、「戸籍制度は残す」という意見が強かったこと。う~ん、今の戸籍制度の最大の問題点は、「紙ベース」であることですよ。電子化が進んでいる戸籍ではございますが、そもそも、データの構造が紙ベース向きに構築されているのでございます。その古くさい構造まで残るとなると、日本のマイナンバーは全く日の目を見ないことにもなりそうで、心配で夜も寝られないのでございます(ウソ)。
デジタルで管理する最大の利点は、多くの要素を紐付けて(リレーショナル)管理出来ることでございます。一人の人間のデータの中に、保険証、免許証、預金通帳、納税...といったデータを関連づけて納めることが出来るのですよ。納められるデータが多岐に渡るほどに、利便性は高まって行くのでございます。
ただ今放送中の朝ドラ『おかえりモネ』の中のワンシーン。村おこしのために、学校の学童が使う机を受注しようという話が立ち上がるわけでございます。職人さんがサンプルの机を作る。ガッチリと作られた、上から下までオール無垢(むく)の木製机でございます。すると別の職人さんが、「重いんじゃねぇか?」と声をかける。
結局、オール木製は重すぎるので、天板だけを木製にしたスチール机に、ということで一件落着、みごと発注を受けたのでございます。と、まぁ、このワンシーンを見てましてね、な~んか、ワタクシ、腑に落ちない。内心、「あれを”重い”とか、軟弱者め!」と叫んでいたわけでございます。
昔はああだった、こうだったと言うのは年寄り臭いかも知れませんけど、ワタクシ、小学校の頃、机は、オール無垢の木製机でございました。しかも、今のような一人机ではなく、2人用の横長な机でございます。子供の乱暴な扱いにも十分耐えうるように、ガッチリ作られております。掃除の時などは、学童2人がかりで持ち上げ、エッコラショとその机を動かしておりました。
机が重たい、ということは、学童にとってそれほどまでに「悪」なのでしょうか? 「箸より重たい物を持ったことがない」なんて言い回しがございますが、子供だからこそ、身近に「重たさ」を実感する機会が与えられるべきではないでしょうか。無垢の木が重たいというのは、当たり前のこと。山の中の学校だからこそ、その当たり前のことを実体験として感じさせる貴重な学習の機会にはならないでしょうか?
日本経済新聞の記事より、政府が目標とする「希望出生率1.8」に対し、1割の市町村が達成したとのことでございます。人口を維持するには出生率2.07が必要と言われてますので、たとえ出生率1.8を全国平均で達成できたとしても、日本の人口が減っていくのは不可避な様子でございますね。しかも、安倍政権時に出されたこの1.8という数字でさえ、さんざん「強気の設定」と新聞に書かれたものでございました。
一方、朝日新聞に「今日も傍聴席にいます。」という連載記事がございまして、先日の内容は、公園のトイレで出産してしまった女性のお話でございました。そのままトイレで新生児を放置して死なせ、公園内に遺棄。判決は懲役5年、執行猶予3年とのこと。記事は、その女性がそこに到った過去の背景を追跡取材しております。
その女性、恋人でもない男性との間で妊娠してしまい、それを男性に告げると、その男性は連絡が取れなくなってしまった。男性からの同意書を貰えぬまま、同意書なしで中絶手術をしてくれる病院を何件も探し求めるが見つからず、誰にも相談出来ぬまま、とうとう、公園のトイレで出産にまで到ったそうでございます。
この「同意書」というもの、厚生労働省は「本人の同意だけで十分」としてますが、現場の医師は後々に訴えられることを心配して、男性側の同意書を要求したりしてしまう。なんというチグハグ。そのチグハグの間で、今日も泣きを見る女性がどこかで発生しているはずでございます。
LGBTは生産性が無いなんて言われてますが、その生産性の無いLGBTの権利を守ろうとする法律ばかりがプッシュされております。一方、生産性がある、つまり、妊娠も出来て出産能力も有る女性が、法整備の遅れのチグハグから、追い込まれ、時には法定で裁かれる人も出てくる。優先順位が、間違ってませんかねぇ。
先週のお話ですけど、名古屋市の小中学校の生徒に配布しているタブレットを、一時使用停止にするという事がございました。なんでも、タブレットの操作履歴をサーバーに保存していたのが個人情報ナンタラに引っかかるとか。あ~あ、バカらしい、見てらんない。
個人所有のタブレットの履歴を保存したのならともかく、教育現場で名古屋市が配布しているタブレットの履歴ですよ。どこに問題が有るのでしょう? あらかじめ、危ないサイトにはアクセス出来ない様な設定はされているのでしょうが、それでも、子供の知恵の方が一枚上手だったりいたします。ネットとの正しい接し方を学ぶためにも、教育現場のタブレットは、その操作履歴を完全に監視するべきだと思っております。
テレビや出版物では絶対に現れないようなちょっとヤバい画像や動画が、ネットにはゴロゴロ転がっております。また、匿名で誹謗中傷することの危うさにも子供は気づきにくい。むしろ子供だからこそ、そういうのを楽しんでしまう可能性も高い。こういったネットの危険性、大人の方がよく分かっていない場合が多いですよね。
学校教育でデジタルとかタブレットに触れさせるというのは、これからは必須になっていくでしょうね。でも、過渡期の今、一番問題なのは、教える側の方がデジタルに不慣れで疎く、子供達の方が器用で練熟も早く、大人の目をかいくぐる術をすぐに見つけてしまうことでございます。この「大人の不慣れ」が、子供達を「暴走」させてしまうのではないか? そんな危惧を持っております。
昔、松坂屋ストアが有った所に新しいビルが建ち、高島屋と連絡通路で繋がれておりました。まぁ、その連絡通路が高級時計売り場の奥にございまして、迷路のようなブース間の通路を抜けて行った先に、ひっそりと隠されるように連絡通路が続いていたのでございます。高級時計テナント各社への、忖度でも有ったのでしょうか?
名古屋駅の辺りは、もはや、お中元とお歳暮の時期にしか行かなくなっております。行く度に、風景がガラッと変わっていきますねぇ。さんざん映画を見に行ったミッドランドスクエアのビルが、とってもこじんまりとした印象になってしまったのでございます。
用事も済みましたし、さぁ帰りましょうとばかりにエレベーターホールまで来ますと、そのエレベーターホールの横が大きな窓になっておりまして、外を眺められるようにベンチが置いてございます。ベンチには若い男性が1人、座っておりました。体格は良いのに、肩を落として身じろぎもせずボ~と窓の外を眺めるその背中が、妙に物憂げでございましたねぇ。
はめ殺しの窓ガラス、まぁ、飛び降りて...なんてことは無いでしょう。でも、若い人が背中を丸めて外を眺める姿は、切なかったですねぇ。窓からの景色にはちょいとワタクシも興味をそそられてはおりましたが、なぜかその若者に近づくのがはばかられ、そのままその場を離れたのでございます。
オリンピック、お上が「やる」と決めたのだから、マスコミはケチばかり付けず、「どうやったら、この状況で成功させるか?」という建設的な報道は出来ないですか? 日本医師会、お上が「非常事態宣言を解除する」と決めたのだから、非常事態宣言ありきの発言ばかりせずに、解除したうえでどう対処するかという前向きな見解は言えないのですか?
メジャーリーグで大活躍している大谷翔平さんが、メジャー1年目に投手で出場した試合において、「あわやパーフェクト」という試合がございました。7回にヒットを打たれてパーフェクトの夢は消えるのですが、試合後にインタビューで、世界中を驚かせたのでございます。
アメリカの社会保障番号は、既に1936年(昭和11年)から使われております。なんと、85年もの歴史のある制度なのでございますよ。このSSN、運転免許証の取得、銀行口座の開設、クレジットカードの発行の際には必ず必要。税金、社会保障と完全に紐付けされ、これが無いとアメリカでは、ほぼ生活出来ません。アメリカ人は自分の社会保障番号を暗記しているとかよく言いますが、納得でございます。
この社会保障番号は、商業施設や飲食店、空港で要求されることも有るとのこと。運転免許証には社会保障番号の他に髪や目の色、身長、体重なども記されていて、本人確認を必要とされる場所では、パスポートよりもむしろ身体特徴の記載が有る運転免許証の方が、実質的なIDカードになっているそうでございます。移住まもなくでSSN発行待ちの状態だったりすると、家賃や携帯電話の契約時に、多額の補償金を要求されたりするそうでございます。
フィンランドの個人識別番号は、1960年代から使われ始め、1999年には電子化されております。こちらも60年以上の歴史がございますね。社会保障、税金、医療情報などが紐付けされている番号でございます。特に、1999年の電子化以降は圧倒的に利便性が高まり、フィンランドでは「オンラインで出来ない手続きを探す方が難しい」と言われるほどに、諸手続がオンライン化されております。
フィンランドのIDで特筆されることは、ひとつの事項を書き換えると、それが他の事項に反映されるということ。転出・転入手続きは、IDの登録情報を更新するだけで、銀行や保険会社のデータにも連動して反映されたりいたします。しかも、わざわざ役所に出向くこともなく、自宅にいながらスマホかパソコンでポチポチッと操作するだけでございますよ。
さて、日本のお話をしましょうか。日本のマイナンバーカードは、アメリカやフィンランドに比べたら、まだ生まれたばかりの赤ん坊の様なもの。実用化どころか、その使用範囲がガチガチに法律で制限されてまして、ほぼ何の役にも立ってない(立たせられない)状態。「個人情報が政府に握られる」「個人情報を企業が利用出来るようになる」ということに対する圧倒的な抵抗感が、普及を妨げている要因でございます。
欧米のアルファベット文化は、コンピュータと親和性が高い。その関係もございまして、「コンピュータで国民を管理する」ということが、ほぼ、コンピュータが発明されたと同時に開始されております。不運にも既に日本には戸籍制度というものが存在しており、なおかつ、日本語はコンピュータと非常に親和性が悪い。「ままよ、人海戦術!」とばかりに手作業での管理が長年続けられた結果、戸籍制度とマイナンバーというダブルスタンダードが両立する羽目に。個人情報管理の南北朝時代を迎えているところでございます。
ネットの掲示板などは、全くの無法地帯。本当のことも有れば、ウソも多い。そんなネットの書き込みに、キャストはビクビクしております。ですから、ネットの話題に触れることそのものが、大きなストレスになるのでございます。
良い情報だからと、良かれと思って伝えたくなるお客様もいらっしゃるでしょう。あるいは、「こんな事が書いてあったよ」とわざわざ教えちゃうお客様もいらっしゃるかも。内容のいかんに関わらず、「ネットからの情報」ということでストレスになってしまいます。プレイ中には、ネットの「ネ」の字も出さないのが賢明でございますね。
ただ、ヘブンネットのメッセージ機能で、キャストと直接やり取りが有った項目だけは、まぁストレスにならないかな。不特定多数が見ているわけではなく、キャストとお客様の一対一のやり取りでございますからね。しかしこれも、「返信がなかった」「返信が遅い」といった小事・グチは厳禁でございますよ。多くのメッセージが集中したりすると、返信が遅れたり、メッセージが埋もれてしまって失念するなんてこともございます。
これも、お客様がよくやらかしてしまう失敗例。良かれと思って、「○○ちゃんはこんな工夫をしていたよ」なんていう話題もあるでしょう。逆に「□□ちゃんは、あんなことこんなことしてくれたんだけどなぁ」というちょっと意地悪なセリフで、過剰サービスを強いられるなんてこともございます。
仲が良さそうだからいいだろうと思っても、楽屋ではいろいろ有るのかもしれない。他のお店だからいいだろう、遠く離れた地域の子だから話題に出してもいいだろうと思うかもしれませんが、世間は広いようで意外と狭いですよ。とにかく、内容のいかんに関わらず、他のキャストの名前が出てくることは全てストレスになっちゃいます。お部屋の中では、目の前のキャストだけを見つめているのが賢明でございますよ。
ワタクシの心の友、「松屋」。先日の朝も、いそいそと松屋へお出かけでございます。店内に入ると、券売機の前に先客がいらっしゃる。高齢の男性の方。券売機を操作しているのですが、商品を選択した後の画面からどうにも先に進めず、困っている様子でございました。
ワタクシ、「お手伝いしましょうか?」と声をかける。横に並んで操作を教えておりまして、その老人が困り果てていた原因が分かったのでございます。その老人、券売機の画面の「あるマーク」が気になり、恐くて先に進めなかったのですよね。その「あるマーク」とは、これでございます。
商品を選択いたしますと、「選択リスト」という項目にその商品が追加されてまいります。ただ、商品名の頭に、某トナカイを思い出させるような、これまた毒々しい「バッテン」のマークが! ご老人、そのバッテンを見て、何か操作を間違えたのか? 選んではいけない商品なのか? 俺、何か叱られてる? とかまぁ、疑心暗鬼に陥って先に進めなかった様でございます。罪なバッテンでございますねぇ。
松屋の券売機の画面デザインには、時々、「?」と思うことが少なくございません。では、このバッテンのデザインは、何がいけなかったのか? それは、このバッテンのボタンが、「現在ボタン」なのか「未来ボタン」なのかの区別が付かないからでございます。現在? 未来? 何それ? とお思いでしょう。では、ご説明いたしやしょう。
お家の壁の電気のスイッチ、小さなランプが付いているスイッチもございますよね。あの小さなランプ、実は、二種類有るのでございます。そして、その二種類、全く反対の動作をいたします。普通、よく見るのは、こんなオレンジや緑色のランプではないでしょうか。
これはよく、「ホタルスイッチ」なんて呼ばれております。暗闇でホタルの様に光って、「スイッチはここですよ~」と教えてくれるのですね。スイッチがオフの時にホタルの様にうっすらと光り、ONの時は消えております。「これを押すと、電気が点くよ」という未来を教えてくれるボタンなので、これを「未来ボタン」と呼ぶ事にいたしましょう。
このランプは「パイロットランプ」と言いまして、先ほどとは逆に、オンの時に点灯し、オフの時は消えている。つまり、「今、換気扇が回ってますよ~」と現在の状態を教えてくれるランプでございます。ですからこれを、「現在ボタン」と呼ぶ事にいたしましょう。似たような壁のスイッチにも、未来ボタンと現在ボタンの二種類が存在していること、お分かりいただけましたでしょうか。
余談ですが、このホタル(未来)とパイロット(現在)という真逆の動作、色が全く統一されていないのが困りもの。例えば、テレビの電源ランプは、待機時に「赤」でオンにすると「緑」に変わる物が多いですよね。先ほどの例とは真逆でございます。これも、海外のメーカーで待機時が緑の物が有ったりするので、ややこしさに拍車がかかっております。
では、お話を松屋のバッテンに戻しましょうか。あのバッテンは、「これを押すと、取り消すことが出来ますよ(未来)」という意味なのか、「これ、注文、通ってません(現在)」という意味なのかが曖昧なのでございます。パソコンに慣れた人なら、バッテンが「取り消し」や「閉じる」を意味することはすぐ分かる。けど、デザインというものは、「利用者が○○を知っているはずだ」という前提で設計してはいけないのでございます。
では、あのバッテン、どうするべきだったのか? まぁ、バッテンなんか使わずに、単純に「取り消す」という文字にすればよろしかったのでしょうね。そもそも、バッテンとマルの意味、国によって逆転する場合がございます。ゲーム機「プレイステーション」が、コントローラーのマルとバツの配置を変えたのも、そんな理由が有ってこそでございます。
アメリカはフロリダ、マイアミビーチの近くて、12階建てのコンドミニアム(集合マンション)の一部が崩壊するという事件が発生いたしました。その現場の状況を伝える動画が、数多くネットに上がっております。例えば、こんな画像でございます。
ここでね、ワタクシ、ふと、思ったわけでございます。「一部が崩壊」と伝えられておりますから、このビルの右側のちょこっと出っ張った部分だけが崩壊したのでは? と思ったわけでございます。図で書きますと、こんな感じでございます。
さぁ、そこで、このビルの、「本来の姿」はどうだったのだろうか? この事件を伝える動画をいろいろあたってみましたが、崩壊する前の姿を伝える動画は見つからない。「あぁ、知りたい、崩れる前のマンションの姿が知りたい」と思ったら、いてもたってもいられない! ワタクシ、Googleマップで探すことにしたのでございます。
手がかりは、「海に面しているマンション」「サーフサイドという地名」「特徴の有るマンションの形」でございます。Googleマップの航空写真モードを、ほぼ最大拡大で表示。1件ずつ上空からチェック!でございます。マイアミの海岸線を全部調べるとなると大変ですが、かろうじて見つけたサーフサイドという地名が助かった。程なくして、そのコンドミニアム、見つかったのでございます。
ワタクシの予想をはるかに超える部分が崩壊しております。もはや、「一部が崩壊」どころの騒ぎじゃねぇ。「崩壊して、一部が残った」と言うレベル。夏場は無人の部屋が多いそうですが、それでも、犠牲者の数は相当なものになるのではないでしょうか。
ニュース映像にGoogleマップの映像を重ね合わせ、崩壊部分を図示したものを、GIFアニメにいたしました。この事件、この「コンドミニアムのかつての姿」を紹介しない限り、事の重大さが伝わらない様に思えました。これは、大変な崩壊でございます。
海外でビルなどを解体する時って、爆薬でド~ンと一気に粉々する「爆破解体」がよく行われますよね。でも日本では、まずお目にかかれない。建物が密集している日本では、街中でドッカ~ン!はさすがに難しいですし、そもそも、地震国の日本、頑丈に作られたビルは爆破解体に向いていないのでございます。
でも、子供の頃、日本で初めての爆破解体というのをテレビ中継で見た覚えがございます。アメリカの爆破解体専門の業者が日本に来て指導。アメリカの技術者は日本で爆薬を扱う資格を持っておりませんので、アメリカの技術者がどこにどれだけの爆薬を仕掛けるかを指示し、日本の資格を持った作業員が爆薬の設置や起爆をやったそうでございます。
で、大袈裟にテレビ中継をしていたのですが、この爆破解体が大失敗。爆発音はすれど、建物のほぼ全景がそのまま残っている状態でございました。アメリカの技術者が言い訳するには、「日本の建築物が思っている以上に頑丈に作られていて、計算を誤った」とのこと。
このテレビ中継、ワタクシ、はっきり覚えているのですが、なんかどこにも記録が残ってない感じでございます。大失敗なので、闇から闇に葬られたのでしょうかねぇ(笑)。ただ、子供心ながらに、日本の建物とアメリカの建物は、その頑丈さが違うんだぁ」というのを、知ったわけでございます。
この頑丈さの違いを、まざまざと感じたのが、2001年の同時多発テロ。国際貿易センターが崩れ落ちる様を見た時でございます。あの際、話題になったのが、アメリカの高層建築に多い「チューブ構造」という建築方式でございます。建物の外郭だけに多くの柱を配置して、中空の筒が立っているような構造。外郭だけで建物を支えているので、外郭の均衡が失われた時、一気に崩落したということなのでしょう。
日本の建物は、「ラーメン構造」というやつで、縦横に無数の柱や梁が通っておりまして、ジャングルジムの様な構造。日本の地震被害では、だるま落としの様に下層階だけ潰れるという被害はよく見ますが、全体が一気に粉々になるという被害はあまり見かけない。これも、そもそもの構造の違いから来ているのでしょうね。
前置きが長くなりましたが、昨日のお話の話題の、例のマイアミの崩落事件。ボチボチと、マンションの全体像の映像や崩れ落ちる時の監視カメラの映像などが報道され始めております。ほんと、崩れ始めたら、一気に15秒位で粉々になっておりますね。ありゃぁ、逃げる暇など全くない。予兆などは無かったのでしょうかねぇ?
本日は、業務連絡を。お店が管理している掲示板ですが、削除いたしました。キャストやお店と対話が出来る場所がなくなりましたが、キャストとの対話はヘブンネットの「メッセージ機能」をご利用下さいませ。また、お店への質問や要望は、電話かメールを使って下さい。
理由はいろいろございます。まず、昨今の情報発信の媒体として、「写メ日記」「ツイッター」がメインになってまして、キャストによっては「フェイスブック」「YouTube」なども使い込んだりしております。最近のキャストは、いろいろ忙しいのでございます。そこで、「利用者がかなり少なくなった掲示板は、もう必要ないかな」と思った次第でございます。
月間予定表、更新の時期がやってまいりました。ただ今、7/31(土)まで予約可能となっております。アッという間に、オリンピックがやってまいりましたね。オリンピックの関係で、祝日が移動しております。多分、カレンダーは19日が祝日となっているはずですが、19日は平日、22日・23日が祝日と変わっております。また、「相良愛」、7月は第二週~第五週の木曜日も出勤予定となっております。
メジャーリーグの大谷翔平選手が、連日、大活躍しております。その大谷見たさもありまして、メジャーリーグの試合中継を見ることが増えております。アメリカのスタジアム、普通に、お客が入っておりますね。ダルビッシュ戦なんて、ほぼ満席の状態。アメリカは、「日常」が戻ろうとしているみたいですよね。
スタジアムの一角を、ワクチン接種会場にしているそうでございます。スタジアムで接種した人には、野球のチケットをプレゼントしているとか。アメリカは戸籍制度や皆保険制度がありませんので、自主的にワクチン会場に来てもらうしかないのでしょうね。あの手この手を使って、ワクチン接種率を上げる努力をしている感じでございます。
さて、一方、日本では、非常に腹立たしい事件が発生しております。ツイッターで、「プラグを抜こう」などという運動が広まっているとか。何のプラグか? ワクチンを保存している冷凍庫の電源プラグでございます。日本には、「ワクチン忌避論」というのがございますが、さすがにプラグを抜くのはやり過ぎ。独善であり、「正義の暴走」でございます。
以前、イスラエルの感染者数の推移と日本のそれとが、絶対数も含めて非常に酷似しているというお話をいたしました。ワクチン接種率が高まるにつれて、日本もイスラエルと同じ様な推移になるのではないかというお話をいたしました。では、日常が戻りつつある風景のアメリカの接種率(2回完了した人)はともうしますと、46.11%(7/1現在)。日本は、同9.57%。なんだかんだ言っても、9.57%まで増やしてまいりました。
オリンピックが何かと悪者扱いをされることが多いのですが、オリンピックが控えていたからこそ、ワクチンを優先的に確保できたという現実も有るのでございます。オリンピックが無かったら、今現在のワクチン接種率は、もっと悲惨なことになっていたことでしょう。「オリンピックに殺される」なんて暴論も出ておりますが、オリンピックの功罪に関しては、もうちょっとイーブンな議論が成されるべきでございます。
そして、どうして日本は、日常が戻りつつあるイスラエルやアメリカを「目標」として掲げないのでしょうか? アメリカなんか、下がって来たとは言え、今でも、毎週8万人以上の新規感染者が発生しているのですよ。一方、日本は、毎週1万人といったレベル。日本の8倍もの新規感染者を出しつつも、そのアメリカの方が日常が戻ってきているという現実! 今見えているアメリカの日常が、「近い将来の日本の姿」だと、どうしてみんな思わないのでしょうか?