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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2021-06-30 【大谷翔平が日本を救う】

メジャーリーグの大谷翔平選手が、連日、大活躍しております。その大谷見たさもありまして、メジャーリーグの試合中継を見ることが増えております。アメリカのスタジアム、普通に、お客が入っておりますね。ダルビッシュ戦なんて、ほぼ満席の状態。アメリカは、「日常」が戻ろうとしているみたいですよね。

スタジアムの一角を、ワクチン接種会場にしているそうでございます。スタジアムで接種した人には、野球のチケットをプレゼントしているとか。アメリカは戸籍制度や皆保険制度がありませんので、自主的にワクチン会場に来てもらうしかないのでしょうね。あの手この手を使って、ワクチン接種率を上げる努力をしている感じでございます。

さて、一方、日本では、非常に腹立たしい事件が発生しております。ツイッターで、「プラグを抜こう」などという運動が広まっているとか。何のプラグか? ワクチンを保存している冷凍庫の電源プラグでございます。日本には、「ワクチン忌避論」というのがございますが、さすがにプラグを抜くのはやり過ぎ。独善であり、「正義の暴走」でございます。

以前、イスラエルの感染者数の推移と日本のそれとが、絶対数も含めて非常に酷似しているというお話をいたしました。ワクチン接種率が高まるにつれて、日本もイスラエルと同じ様な推移になるのではないかというお話をいたしました。では、日常が戻りつつある風景のアメリカの接種率(2回完了した人)はともうしますと、46.11%(7/1現在)。日本は、同9.57%。なんだかんだ言っても、9.57%まで増やしてまいりました。

オリンピックが何かと悪者扱いをされることが多いのですが、オリンピックが控えていたからこそ、ワクチンを優先的に確保できたという現実も有るのでございます。オリンピックが無かったら、今現在のワクチン接種率は、もっと悲惨なことになっていたことでしょう。「オリンピックに殺される」なんて暴論も出ておりますが、オリンピックの功罪に関しては、もうちょっとイーブンな議論が成されるべきでございます。

そして、どうして日本は、日常が戻りつつあるイスラエルやアメリカを「目標」として掲げないのでしょうか? アメリカなんか、下がって来たとは言え、今でも、毎週8万人以上の新規感染者が発生しているのですよ。一方、日本は、毎週1万人といったレベル。日本の8倍もの新規感染者を出しつつも、そのアメリカの方が日常が戻ってきているという現実! 今見えているアメリカの日常が、「近い将来の日本の姿」だと、どうしてみんな思わないのでしょうか?

ワクチンには賛否両論あるでしょうが、どう見ても、日常を取り戻すにはワクチン接種率を上げるしかないのでございます。日本のマスコミは、やたら悲観的な揚げ足取り報道ばかりをいたします。日常の戻ったアメリカなどの現状を報道しつつ、「日本も必ずこうなる!」と希望を見せてくれる報道を、もっともっとやって欲しいものでございます。

オリンピックには間に合いそうも有りませんが、年末には、日本でも日常が戻っているのではないでしょうか? 大谷翔平選手が自身の夢を叶えたのは、子供の頃から「絶対実現する!」という強い確信(自己効力感)を持っていたからでございます。今の日本に必要なのは、「絶対に日常を戻してやる」という自己効力感なのでしょうね。日本は、大谷翔平から、もっともっと学ぶべきでございます。


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