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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2012-11-16 【サッカーのレフリーの笛、日本製が多いそうです】

コンビニへ行きましたら、店員にボジョレー・ヌーヴォーを勧められました。「あぁ、もうそんな季節か」と気づかされたのでございます。コンビニにも、ノルマとか有るのでしょうか。まぁ、しかし、今年のボジョレー・ヌーヴォーの売り込み関係者は、苦虫を噛みつぶしているのではないでしょうかねぇ。さぁ、カウントダウンというタイミングで、衆議院の解散が発表されちゃいましたからね。

で、本日のお話しは、ワインでもなく、解散でもなく、スポーツのお話し。フィギュアスケート、プロ野球日本シリーズ、サッカーと有りましたが、まず、フィギュアスケートの浅田真央さんのお話しから。

浅田真央さん、元気になりましたねぇ。嬉しいのでございます。楽しんで滑っているような感じがして、何かしら吹っ切れたのでございましょうか。吹っ切れたと言えば、気になったのが、SP(ショートプログラム)でポニーテールにしていたこと。演技のやりやすさを考えると、髪の毛はオダンゴにするのが一般的。それをあえてポニーテールで臨んだというのは、余裕だったのでしょうか、それとも、楽しみたいという気持ちの表れだったのでしょうか。まぁ、今後の浅田真央さんに期待なのでございます。

次に、日本シリーズの“大誤審”事件。あれ、スーパースローが球場の大スクリーンに映されたんでしょ。ごまかした選手は恥ずかしかったでしょうねぇ。日本ハムの監督が抗議しましたけど、ああいうのは、覆りませんからねぇ。で、ここからは妄想のお話し。もしワタクシが日本ハムの監督だったら、こんな仕返しをしてやるのでございます。

次の攻撃の際、トップバッターにバントをさせるのでございます。ボールのコースに関わらず、とにかく空振りさせ、巨人選手がやったように頭を抱えて転げ回らせる。それを合図に、ベンチの選手は一斉にグランドへ突進。そう、乱闘騒ぎでございますね。乱闘ですが、手は出さない。出すのは口だけ。それも、アンパイアへの悪態。ピッチャーを取り囲んで、誤審をしたアンパイアの悪口をさんざん言うのでございます。というような妄想をして、ニヤニヤした日本シリーズでございました。

誤審というか、アンフェアを独自の哲学で受け入れているのが、サッカーでございますね。サッカーのレフリーには、「あれ、おかしいよなぁ」ってのがすごく多い。でも、選手がレフリーに抗議する場面は、非常にすくないのでございます。たとえ不条理でも「仕方ねぇなぁ」って感じでプレーを続行しちゃう。あれは多分、サッカー特有の「上手に転んで相手チームからペナルティーキックを取る」と戦略が当たり前になっているからでしょうねぇ。「やられた」と思うことも有れば、「しめしめ」と思うこともある。そんなチーム同士の駆け引きの中で、バランスを取るのがレフリー。ある意味、サッカーとは、確信犯的にゲームが進行しているのでございます。

一般の生活でも、レフリー役というのは、難しいのでございます。フィギュアのように細かく採点するか、あるいはサッカーのように確信犯的に不条理を飲み込みながら判断するか。スポーツを見ながらそんなことをふと思ったりしております。


2012-11-21 【本物に触れた時、人は謙虚になるのです】

またまたテレビ番組の話題で申し訳ないのでございますが、本日、筋肉番付みたいな番組がありましたので、仕事の合間にチラチラ見ておりました。こういったガチ勝負の番組は、基本的に大好きでございます。そこで、ムムム〜〜と感じたことをひと言。

出演者にEXILEや韓流スターがいたせいでしょうか、ファンの女の子を大勢、スタジオ観覧させていたようでございました。その女の子達の歓声が、キャーキャーうるさい。明らかに、その黄色い悲鳴を一緒に収録するために呼んでいるとしか思えない。あ〜あ、ガチのアスリートの番組でそれをやるかなぁ? アメリカのコメディードラマに挿入されるわざとらしい笑い声と、なんら変わらないのでございます。

アスリートのガチ対決と黄色い歓声、この違和感に番組スタッフが気がつかないというのは、ひとえに、番組スタッフが「本物」に対してのリスペクトを持っていないため。特別な才能を持った人をリスペクトしていれば、あんなオチャラケた演出は出来ないはず。アスリートの鍛えられた体と真剣な眼差しだけでは、番組が地味になると考えたのでしょうかねぇ? “本物の重さ”が分からないから、安直な演出に走るのでございましょう。

なぜ本物が理解できないか? それは、本物に接してないからでございます。もっと言えば、ひとつの事をトコトンやり通したことがなく、何もかも中途半端に終わらせてきたから。苦しくなった後に本物が見えてくるのに、その前に自分でリセットしてしまうのでしょうねぇ。

何でも“ゆとり”で片付けてはいけませんが、このような「何でも中途半端にしてきた」人が、最近非常に多い。悪いことに、放送局のスタッフだけではなく、当然、視聴者の中にも多い。そこで、製作側と視聴者側が安直な演出で同調してしまう。簡単に視聴者が同調してしまうので、番組スポンサーも喜ぶ。ほ〜ら、悪貨は良貨を駆逐するの諺どおりの、見事な悪循環が出来上がっております。

と、まぁ、長くなるのでこの辺にしておきましょうか。なんか、ブツブツと文句を言いながらテレビを見るの、ワタクシの母親も同じだったなぁと思い出すのでございます。血は争えないのでございます。


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