追記

薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2020-09-19 【この機能、もっと早くに出ていれば...】

今ね、これが楽しくてしょうがない。

Apple Watchに、手洗いを促す機能が追加されたのでございます。手を洗い始めると、Apple Watchが自動的にカウントダウンを始める。20秒間手洗いをすると、グッジョブのご褒美がもらえるのでございます。

職業柄、日頃、頻繁に手を洗うことが多いのでございますが、手を洗い始めるとカウントダウンが始まる。ついつい、20秒、頑張ってしまいますよね。これがね、ほんと、楽しい。20秒未満でやめちゃうと、こんな風に注意されたりもする。

この機能の賢いところは、「手の動き」と「水の音」、この両方を検知して手洗いと判別しているところ。また、その判別を確定するには数秒かかるようなのですが、その数秒間を差し引いた数字でカウントダウンを始める。もうね、ひと昔前ならデスクトップパソコンをフル回転して処理するようなことが、時計の中で出来ちゃうのでございます。驚き、驚き。

余談ですけど、この手洗い機能の画面を撮影するのに、ワタクシ、キッチンで大騒ぎでございます。何しろ、手を洗い始めないと表示されない。ビショビショの手で慌ててiPhoneを操作して撮影。グッジョブの画面なんかは1秒くらいしか表示されないので、撮り損なって何度も繰り返すことに。あぁ、独り暮らしの辛さよ。では、では。


2020-09-18 【スポック「船長、それは非論理的です」】

今日の「チコちゃんに叱られる!」の問題のひとつに、「なぜ、数学を学ぶのか?」というのがございました。「チコちゃんは5歳」「5歳の子供はかわいい」「だから、チコちゃんはかわいい」なんていうのも、数学でございますよ。

ワタクシ、以前、マスクの買い占め騒ぎを数学の「ゲーム理論」で説明したことがございます。誰も買い占めをしなければ、社会全体の利益は最大になる。しかし、各個人が自分の利益を最大にしようと行動すると、多くの人が買いそびれ、社会全体の利益は下がって行く。これも、数学で証明できるお話。

ウィルスを「正しく恐がろう」なんて言う人もいらっしゃいます。人の中に「恐い」という感情が起きるのは、得体が知れないから。闇雲に恐がるのでは無く、「何が恐いのか?」「どうなると恐いのか?」と理詰めで正しく恐がれば、もはやそれは恐怖ではなくなったりする。そういった理詰めで考えるという能力も、数学の力。

人間、論理的に考えられないと、感情に走ることになる。「過去を水に流し未来を見据えた方がお互いに利益は上がる」と論理的には分かっていても、そうならないのが歴史。論理性に水を差すのは、憎しみだったりメンツだったり既得権益だったりとか。マスク買い占めと同じような事が、国と国の間でも起こっていたりする。

しかし、その「論理的に生きられない人間」というところから、ドラマや芸術が生まれることもある。その「こんな風に生きられたらいいな」というモチーフ(動機)が、芸術性や文学性の源であるからでございます。「論理という理想」と「非論理という現実」とのせめぎ合いの中でピクピクしているもの、それが人類なのでございます。

論理的に生きられない地球人は、これまでも、そしてこれからも、紆余曲折な歴史を重ねていくのでしょうね。でも、理想を持たなければ現実を語れない。理想を持つためにも、数学の勉強は必要だということでございます。そう、実生活で絶対に使わないような関数や公式を透かしてみると、その向こう側には、人類の「理想」が見えてくるはずなのですから。では、では。


2020-09-17 【あわや...】

さぁ、これは何でしょう。三角の目玉で細長い胴体、ウロコも有りますよ。ヘビ? ツチノコ?

分かる人には分かりますよね。Apple Watchの新製品を発注するときに、ベルトのサイズを自分で測る治具でございます。アップルのサイトからファイルをダウンロードし、プリント。ハサミで切り抜いて、自分の手首に巻き付ける。数字を読んで発注。「ソロループ」という伸縮式で留め具のないバンドが新しく出たからでございます。

もうね、この紙のヘビを自分の手首に巻き付け、ネットのアップルストアで、Apple Watchのサイズや色をいろいろ変えながら、うっとりと画面を眺める。バンドのサイズも入力済み。後は、1回、マウスをポチッとするだけで購入確定、というところまで行って、ウィンドウを閉じる。そんな事を夜中に何回も繰り返しておりました(笑)。

下取りの金額を確認すると、買取額¥20,000と出る! これは大きな誘い水! 時間が経つほどに買取額が下がるのは必至。心がジリジリするわけですよ。で、ふと、画面右下の「発送予定日11/20頃」が目に入る。もはや、すでに、この時点で、2ヶ月待ち状態! 衝動買いの悪魔の呪縛から、解き放たれた瞬間でございました。

今使っているのが何不自由なく使えておりますしね。それに、Apple Watchの泣き所、バッテリーの持ちの悪さが改善されているわけでもない。1回の満タン充電で24時間持たない。これが原因でApple Watchを敬遠されている方も多いことでしょう。アップル信者の信仰心が試される仕様でございます(笑)。

ということで、あわや大惨事、いやもとい、あわや衝動買い、を回避した一夜でございました。深夜ってのはいけませんね、気持ちが大きくなるから。ワタクシの場合、大きな買い物は朝かお昼がよろしいようで。では、では。


2020-09-16 【応援広告って知ってる?】

ワタクシのコラムは、お店のオフィシャルサイト内に有る「薫さんのひとりごと」欄と、もうひとつ、ほぼ内容を同じにするブログ「名古屋薫のShe-Mail」がございます。「ひとりごと」欄に書いた内容の中でお店とは関係ないものを、ブログの方へ転載しております。


ブログ「名古屋薫のShe-Mail」
 http://blog.she-mail.jp


風俗店とは縁のない方でも読めるようにと用意しているこのブログですが、2年以上に渡って放置プレイになっておりました。まぁ、ワタクシが転載を怠っていたのでございますけどね。で、久しぶりに書き写そうと思いましたら、なんと! ブログの編集がロックされているではないですかッ! 慌ててログインし直して、事無きを得たのでございます。

お店のオフィシャルサイトは、専門の業者に製作・管理をお願いしてまして、毎月、管理費を支払っております。上で紹介したワタクシのブログも、毎月¥1,000程度の管理費を支払っております。今や、オフィシャルサイトもブログも無料で作れるサービスが有るのになぜワタクシは利用しないのか? それは、「広告を排除する」ためでございます。

無料のサービスを使えば、当然、自分には関係のない広告がページ内に挿入される。自分の商売の場所、自分の表現の場所に、あずかり知らぬ広告が挿入されるということ、それをワタクシにはどうしても許せないのでございます。傲慢にも、コンパニオンのブログにもその意志を徹底させようとした時期がございました。が、それは軽い反発に遭い、今は本人達の自由に任せております。

で、気象庁がホームページに広告を載せました。予算削減などの影響で、苦肉の策なのでしょう。気象庁のページには、年間79億回のアクセスがあるというのですから、これはトッテモ美味しい広告枠。広告を載せることで、年間2億4000万円の維持費が1億5300万円に削減されるとのこと。実に、年間8700万円の経費削減でございます。

これがね、今、大騒ぎ。緊急の災害時に多用されるこのページ、人命がかかっている情報に広告を載せるとは何事か! とクレームが入っているそうでございます。どんなことでも、始める前からケチを付ける人というのは必ずいるもので、もう少し様子を見てからクレームを入れられないものでしょうかねぇ。

今のネットの広告は、そこまでバカじゃないですよ。そのページを見ている人の傾向に合わせて広告がチョイスされていますし、災害時にはそれに相応しい広告だけにすることも出来る。逆に、広告入れずに予算不足に陥り、予報の精度が落ちる方がよほど問題でしょ。トレードオフの考え方。今の日本人の多くが苦手としている考え方でございます。

広告の話題でもうひとつ。韓国に「センイル広告」というものが有るそうでございます。アイドルの誕生日や記念日に大々的に行われ、テレビCMだったり、巨大なポスターだったり、あるいはカフェのカップホルダーに印刷されていたり。韓国語で誕生日を意味する「センイル」という語から、「センイル広告」と呼ばれているそうでございます。

このセンイル広告、タレントの事務所が行っているわけではなく、ファンがお金を出し合って行う「応援広告」というものだそうでございます。私設ファンクラブなどが企画をネットで発表し、資金集めをし、センイル広告専門の広告代理店が間に入って実現。韓国の芸能事務所は、センイル広告を、ほぼ黙認しているそうでございます。

このセンイル広告、日本のファンが韓流タレントのセンイル広告を韓国で出している例もございます。逆に、日本のタレントの「応援広告」は出せるのか? これがね、日本では絶対出来ないのでございます。日本のタレント事務所は厳格な保護主義。肖像権や著作権の使用間口は、非常に狭い。応援広告が日本で行われることは、まずないでしょう(もし出来るとしたら、所ジョージさんくらいかな)。

ただね、この「応援広告を黙認」という韓国芸能事務所の姿勢が、韓流スターを多く世界に押し出している要因にもなっているのですよね。ファンが自分たちで資金を集めて宣伝してくれるのだから、こんなに効率の良いことはない。厳格な保護主義のもとで守られている日本のアイドルはどうですか? どんどんガラパゴス化してやしませんか?

韓国は市場が狭く、世界に出て行かざるを得ない。ある意味、必死。一方、かつて大きな市場で潤い続けていた日本の音楽産業は、その利権を守るために保護主義に入ってしまった。CDが出れば、ことさらコピーガードに拘った。iPodが主流になっても、頑なにデータ配信の間口を広げなかった。JASRACはどんどん威圧的になっていく。その結果、今、日本の音楽産業は低迷続きでございます。出版業界にも、同様の事が言えるかなぁ。

そこで、ワタクシの中でリンクしちゃうのが、ハローキティの「サンリオ」でございます。このサンリオ、ある時期から大躍進して世界的に販路を広げます。サンリオを何をやったか? ハローキティのデザイン利用に関して、ほぼ無制限と言える「アレンジ」を認めたのでございます。

ディズニーやスヌーピーは、デザインを利用する際のアレンジを全く認めておりません。世界観が壊れるのを恐れているのでしょうね。ところが、サンリオはそれを許した。その結果、ガンダム仕様のキティちゃん、ヘビメタのキティちゃん、あるいはリボンだけしかない透明キティなんてのも生まれております。このアレンジを認めたことで、今やハローキティは世界中で愛されるキャラクターとなっております。

今やデジタルで何でもコピー出来てしまう時代。ガチガチの保護主義は、かえって市場を膠着(こうちゃく)させるだけじゃないでしょうかねぇ。ガラパゴス化で固まってしまう前に、日本の芸能関係は、間口を広げてはどうでしょう? 今日は長くなっちゃいましたね。この辺で失礼いたしましょう。では、では。


2020-09-15 【横 vs 縦】

今日は、深夜にAPPLEの新製品が発表される日。深夜2時からイベントが始まって、イベント終了が4時。ただ、もう、2時とか4時とか、起きてらんない! 明日のアップルホームページの更新をワクワクしながら、今日は潔く寝ることにするのでございます。

そのAPPLEの話題ですが、最近、APPLEがある動画をYouTubeに上げたのでございます。その動画は、全てiPhoneで撮影した「映画」だそうでございます。驚きなのが、画面サイズが縦長なこと。映画と言えば横長のスクリーンが当たり前。そこをあえて、縦長で撮影したのでございます。


アカデミー賞®受賞監督デイミアン・チャゼルがiPhoneで撮影 — バーティカルシネマ
 https://youtu.be/ztxUZ9cFR30


最近、テレビのニュース等の「投稿動画」を見ると、縦長で撮影された映像が増えております。なまじっか映像の知識が有りますと、「動画は横長で撮影」という「常識」が有るのですが、そんな常識にとらわれない一般の方々は、縦でも横でも好きなように撮るわけで、ある意味、縦長の映像というのは「シロウトっぽさ」を匂わせる映像でもございました。

そこに、APPLE、クロウト集団が殴り込みでございます。クロウトがあえて縦長で撮影した映像、それを全てiPhoneで撮影し「映画」にしてしまった。巷に縦長映像が溢れかえるのを逆手に取った、いかにもAPPLEらしい売り込みでございます。「映画=映画館」という感覚だと違和感が有りますが、「映画=モバイル端末」と考えると、無くは無い発想でございますよね。メイキング映像も有るようなので、紹介しておきましょう。


バーティカルシネマ メイキング — アカデミー賞®受賞監督デイミアン・チャゼルがiPhoneで撮影
 https://youtu.be/StiH1Mx5T8E


テレビがまだアナログだった頃の画面サイズは、4対3でかなり真四角に近い。BS、地上波デジタルと移行するにつれて、テレビ画面は次第に横長になっていきます。映画も同様。35mm、70mmとか言うのはフィルムの幅で、幅広になる程にスクリーンのサイズも横長に進化してきております。映像の世界では、「横長になる程に、臨場感が増す」というセオリーが有るのでございます。

ちなみに、写真の世界では、縦長を「ポートレイト(肖像画)」、横長を「ランドスケープ(景観)」と呼ぶのでございます。確かに、人物を描写するには縦長の構図が向いている。一方、横長になる程に周りの景色が映りこみ、臨場感は増すのでございます。テレビや映画がより横長の画面を目指してきたのも、そんな理由がございます。

さぁ、このAPPLEが投じた殴り込み。どんな展開を見せるでしょうねぇ。映画をモバイル端末で見るのが当たり前の時代に入ってきてますから、以外と、地味~にひとつのジャンルとして成立するかも知れませんよ。そして、「全てiPhoneで撮影」ってのが、この殴り込みのキモなのでしょうね。

全く余談ですが、舞台の世界では、欧米の舞台は高さを重視、奥行きを高さで表現いたします。ヨーロッパのオペラハウスとかはみな、ムッチャ天井が高いでしょ。一方、日本の舞台は、高さは無く横に広い。そしてさらに、花道なんてのも作っちゃった。二次元的に広さを演出しているのですよね。まぁ、ほんと、余談でしたね。では、では。


2020-09-14 【徒然なるままに、月間予定表更新】

新しい首相も決まったようですね。と言うか、ほぼ出来レースでしたね。石破さん、なんであんなにハバにされてるかなぁ。チョイト強面の石破さんですが、本気で怒らせたら一番怖いのは、菅さんでしょうねぇ。菅さん、多分、豹変するタイプだと思いますよ。

大坂なおみさん、優勝、おめでとう。もうすっかり貫禄が出てきましたよね。メンタルも強くなった感じでございます。ただ、ほとんどのアメリカ人は、大坂なおみさんをアメリカ国籍だと思い込んでいるとのこと。日本は大坂さんをもっと持ち上げないと、アメリカに持っていかれかねないですよ。彼女の功績を讃えましょう。

讃えるというと、佐藤琢磨のインディ500での2度目の優勝、これこそ、日本中が大騒ぎしてもいい快挙なんですが、あまり騒がれませんでしたよね。なんか日本のマスコミは、偏ってるなぁ。明るい話題を載せると数字が下がる、とでも思っているのでしょうか(笑)。

最後に、業務連絡をば。月間予定表が更新されております。ただ今、10/15(木)まで予約可能。どしどし、ご予約下さいませ。


2020-09-13 【事実は小説より】

日曜日の夜の楽しみと言えば、『未来少年コナン』の再放送でございます。DVDは全巻持っておりますが、毎週、ワクワクしながら待つというのも、なかなか、おつなものでございます。

今日の放送が、第19話「大津波」でございました。この第19話は、全26話の中で最も人気の有る回。モンスリーという敵役の女性の過去が紹介され、モンスリーというキャラクターにグッと人間味が増すのでございます。敵味方の戦いという様相から人間ドラマへと展開していく、その転換期の回でもございます。

ただ、内容が「大津波」。この回以外でも、このアニメには津波のシーンが何回か出てくる。その津波発生直前の演出が実に生々しく、どうしても東日本大震災とオーバラップしてしまう。かの震災以降は、各テレビ局は再放送には苦慮したでしょうねぇ。

監督の宮崎駿さんは、特にこの作品の大津波と震災とを絡めた言及はしていない感じですが、自身の作品が後々現実となったことに対して、深い責任を感じた作家がおりました。「小松左京」でございます。『日本沈没』で描いた都市破壊の様子が、20年後の阪神・淡路大震災で現実のものとなったからでございます。

小松左京さんはいたく責任を感じ、被災地にもよく訪れたそうでございます。小松左京さんをそこまで追い込んだのは、マスコミの「まるで日本沈没の様ですね」といった数々の言葉。小松さん、復興に尽力された後は燃え尽きたようにうつ病を発症し、筆を断ってしまわれます。2011年の東北大震災では、「もう少し長生きしてメッセージを送り続けたい」と言ってましたが、その2011年の7月に亡くなられております。

今、その小松左京さんの『復活の日』が、コロナ騒ぎを予言したかのように言い当てている事が話題となっております。もし小松さんが生きていらっしゃったら、またまた、責任を感じていたことでしょうねぇ。執筆者としての責任に自身を追い詰めてしまった小松左京さんに、ワタクシはこんな言葉をかけてあげたいですねぇ。

「小松左京さん、あなたが『日本沈没』や『復活の日』で描いたのは、人々の『希望』だったはず。私たちは、あなたの作品から諦めない希望を見い出していたからこそ、阪神・淡路大震災でも東日本大震災でも、冷静に、諦めず、対応出来たのです。だから、どうか責任を感じないで下さい。あなたは常に、読者に希望を与え続けて来たのですから」と。

天国の小松左京さんは、今のコロナ騒ぎをどんな感じで見ているのでしょうねぇ。「あ~ぁ、ま~た、当たっちまったよぉ」と、タバコを吹かしながら苦笑いをしているかもしれませんね。では、では。


2020-09-12 【去る者は追わず】

今日はチョイト淋しいお知らせ。新人の「結城あお」、退店ということになりました。2週間ほどの短い期間でしたが、お疲れさまでした。ありがとうございました。

やはり、何というか、コンパニオンの持つ「キャラクター」というのが有り、お店が持っているコンセプトというか雰囲気というものが有り、そしてお客様の層、客層というものがございます。こういうのがピッタリ合致する場合も有れば、うまく噛み合わない場合もございます。

今回は、短期間で2人入店し、あっと言う間にその2人とも去って行くことになりましたね。まぁ、こういった人の出入りは、この業種の宿命でございます。どうか、ご了承下さいませ。


2020-09-11 【不便のススメ、再び】

アメリカで、レコードの売上が30年ぶりにCDの売上を上回ったというのが、ニュースになっておりました。これは、レコードの時代が再び来るのか! と早合点してはいけません。音楽の売上の85%はストリーミングという状態ですから、単に、CD派がストリーミングに移行して、結果、レコードの売上が上になってしまったということでしょう。

ニッチと言えども、レコードに根強い人気があるのは確かでございます。昔を懐かしむという懐古的な人気もあるのでしょうが、レコードに初めて接する世代の人達には、「円盤が回って音を出す」という仕組みに、デジタルにはない「実体感」を感じているのでしょうね。

これ、ちょっと前の「不便のススメ」(2020-08-25)というお話を思い出して下さいませ。不便には六つの利益が有るというお話で、その六番目に「タンジブルである」とございます。実際に触れられる、手触りがあるという意味。レコードの根強い人気は、ここにあるのでしょうねぇ。

世の中、何でもデジタルになって便利になってはおりますけど、何もかもブラックボックスの中で処理されてしまう手応えの無さに包まれているうちに、人は、「感触」そして「ギミック(仕掛け)」というものを求め始めているのかもしれませんね。デジタルしか知らない世代なら、なおさら、アナログの感触や仕掛けは新鮮に感じられることでしょう。

ここでね、世界的なこんな流れに乗せて、今、世界のSONYにやって欲しいことがございます。カセットテープ式の「ウォークマン」の再販売です! カセットテープに録音されたものをヘッドで読み取るという昔ながらの仕組みで、ぜひお願いしたい。リールは飾りで中身はデジタルなんていう子供だましは、絶対にダメでございます。

当時に比べると電池やモーターが格段に進化しておりますから、SONYが本気出したら、すごいものが出来ますよ! 古くさい仕組みのものを、最新の技術で作る! あぁ、粋(いき)ですねぇ。まぁ、「あえて不便な物を作る」ということなんで、SONYによほどの遊び心がないと、難しいでしょうね。

昔、ダンスの練習をしていたとき、使っていた音楽プレーヤーはカセットテープでしたねぇ。ダンスの振り付けを覚えるときってのは、「数秒戻す」ってのを頻繁に行うわけでございます。これがねぇ、CDだとやり難い。でも、カセットテープだと、巻き戻しボタンで「キュルキュル」と戻せてしまう。

その巻き戻しボタンの押し加減も、自分のプレーヤーを使い込んできますと、「○秒戻す」ってのを指の押し加減で調節出来るようになる。この「道具が自分の体の延長になる」という感覚は、デジタル機器には生まれないのでございます。不便益の3番目にも、「成長が許される」とございます。成長できる喜び、これがアナログには有るのでございます。

家電メーカー、勇気を持って、「不便な物」を出して欲しいですよね。デジタルで便利になり過ぎた現代人は、今、あえて「不便」を望み、楽しんでいるのかも知れませんよ。難しいかなぁ~、では、では。


2020-09-10 【20歳未満で適用】

昨日、ドコモ口座、機能を完全に止めたと申しましたが、全然そうではなかったですね。間違えました。新規の口座登録を止めただけだとか。大丈夫かなぁ~? セブンペイの場合は、結局、白紙に戻すことになりましたからねぇ。この後も被害が発覚すると思いますし、この事件をネタにした新たな詐欺が生まれることも考えられますよ。

で、今日、気になったニュースが、少年法の年齢引き下げの話題。その議論が、依然、グズグズと決着が付いていないとか。結局、年齢引き下げはせず、「レイプ」「放火」「強盗」に関してのみ18才から成人扱いで実名報道するということに。故意の殺人に関しては16才から成人扱いというのは今まで通り。

罰するのではなく更正を優先させる、これが少年法の趣旨でございます。そのため、「少年」と扱われた場合、実名報道はされませんし、前科が付くこともない。いや、詳しいところは知りませんので、間違っていたらごめんなさい。「犯罪者のレッテルを貼らないことで、本人の更正を促す」ということでございます。

さぁて、ワタクシ、ここに大きな疑問を持っております。少年法が適用されますとね、確かに、「法律的には」犯罪者のレッテルを貼られずにすみますよ。しかし、しかし、にも関わらず、犯罪者のレッテルを貼る人達が必ず存在するのでございます。トナリキンジョ、でございますね。

法律で保護されていても、必ず、隣近所で話題になる。白い目で見られるようになる。そうなったら、秘かに更正とかそんなこと出来る状態じゃない。ただ、昔はまだ、逃げることが出来た。遠方に引っ越しをしてしまえば、まぁとりあえずリセットすることは可能でございました。それが今や、ネットによって大きく変わってきております。

法律で実名報道が控えられても、ネットでは犯人捜しが始まってしまう。氏名、住所が暴かれ、それがネット上に永遠に残る。少年法が後生大事に守っている「実名報道の容赦」なんて、もはや有名無実なのでございます。年齢をどうするかなんてのも不毛。ネットはたとえ小学生が相手でも、容赦なく身元を白日の下にさらしてしまうのでございます。

自分が過去に行った犯罪の記録が、ネットの中に残っている。いつ知られるか、いつバレるか分からない。そうやってヒヤヒヤしながら生きている人には、どんな人生の道が有るでしょう? ひとつには、心底、非の打ち所のない善人になるしかない。周りの誰をも納得させてしまう、非を補って余りある善を身につけるしかない。これは、厳しいですよ。修行僧の様な人生でございます。

もうひとつの道は、悪人の道でございます。叩けばホコリの出る人にとっては、暗黒面に落ちるのが、実は楽な道だったりする。再犯、ということですね。ただ、これは、あまり責められない。そういう人達にとっては、善悪の両極端の二つの道しかなかったりするから。まん中の「普通」という道を疎外するのは、先ほど申しました、隣近所の白い目攻撃でございます。

法律は、「君たちは少年法で守られているから、安心して更正してね」とお気楽な態度を取っております。しかし、ネットで何もかも晒される現代では、そんな生やさしいことではない。本気で少年達の更正を願うのなら、ネットに明からさまに記録が残っていることを前提として、どう生きるか、どう対処するかを少年達に諭(さと)すべきでございます。法律の感覚と現実とが、乖離していると思います。

少年法、何歳で区切るかという議論も重要だとは思いますよ。さらに、ネットで何もかも晒されてしまうという実状からどうやって少年達を守り更正させていくか、そんな議論もして欲しいと思ったワタクシでございました。では、では。


追記