店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
昨日は、ずっと雑用に追われておりましたら、この「ひとりごと」の更新、そしてヘブンネットのメールマガジンの配信、すっかり忘れてしまいました。メールマガジンは下書きだけした後、配信したものと思い込んで放置プレイ。そして、あと数時間で今日が終わるというタイミングで慌てて配信。いやぁ、お恥ずかしい。
で、ひとつご報告がございます。8/31(月)に入店した「松本そら」なんですが、早々と退店ということになりました。いやぁ、大騒ぎして申しわけございませんでした。このお仕事、いろんな事情がありますので、ご了承いただけたら嬉しいです。
9/3(木)入店のもう1人の新人「結城あお」の方は、順調に入店準備を進めておりますのでご安心下さいませ。既に写真の更新なども行っております。当店の場合、新人の入店準備の最初の写真は、店内で撮影しております。お店のプレイルームが映り込むことでリアル感が出るというのもありますし、自分で写真を用意できない人も多いからでございます。
「結城あお」さんの場合も最初は店内で撮影しましたが、すぐに本人がスタジオ撮影を済ませてきた様子で、速攻の写真更新とあいなりました。店内撮影ではスタンド式のストロボを2灯立てて撮影しておりますが、やはり機材不足とワタクシの「腕不足」は否めなく、生々しさだけがウリの店内撮影の写真となっております。
茂木敏充外相の発言が、外国人差別じゃないか? って騒がれております。どういった経緯なのかなと思って、新聞などをいろいろ読んでおりました。英字紙の女性記者(結構お美しい方)の質問に対して、外相が「日本語、分かっていただけますか」と返したことが、外国人への差別ではないかと言われていた問題でございます。
言われたその記者、憤慨しているかと思いきや、意外とあっさりしております。「特に差別とは思わなかった。外務省が予期せぬ質問だったので、言い逃れをされたのでしょう」とは、その美人女性記者の談。この大臣、解答はぐらかしの常習犯な様でございます。記者さんからしたら、「茂木外相っぽいいつもの返答」だったのでしょう。
ワタクシ的にチョイト気になるのは、今の日本の政治家が、「分からない」「出来ない」という言葉を発せられない人ばかりであること。で、茂木外相の様にはぐらかしてしまう。そして、政治家とマスコミの「言葉遊び」が始まる。そんなやり取りがどれだけ繰り返されていることか!
コロナ初期のPCR検査騒ぎだって、最初に「(今の日本の設備では)出来ません」と言い切ってしまえば、「じゃぁ、代替策は?」と議論を展開できる。その「出来ません」を言えないが故に、世論もマスコミも「PCR、PCR」と騒ぎ続けて日本中が思考停止してしまう。「出来ない」「分かりません」というのは、プライドが許さないのでしょうかねぇ。
総理大臣「茂木外相の発言ですか? 外務省も準備していなかった質問をされて、慌てたのでしょうね。そんな質問を浴びせかけた大住マグダレナさん(美人記者の名前)は優秀な記者さんですね。今後とも、良い質問を浴びせかけて、虐めて下さい。政治家は、記者に虐められることで成長しますから」
ユニセフが「子供の幸福度」なんていうレポートを出しております。先進・新興国38カ国の調査で、日本の子供の「精神的幸福度」が37位だったとかで、いろいろニュースになっております。ユニセフが出した資料を見ておりますが、日本は「身体的健康」では堂々の1位。「スキル(読み書き計算)」では27位。総合で38カ国中20位という報告になっております。
この精神的幸福度のブービー賞ばかりがニュースとなって騒がれておりますが、総合20位なら、まぁまぁではございませんか。韓国が総合21位(精神的幸福度は34位)。英国27位、カナダ30位、アメリカ36位ということですから、ストレスの多い最先進国の中では、20位の日本は誇ってよろしいかと存じますです。ちなみに、トップファイブは、オランダ、デンマーク、ノルウェー、スイス、フィンランドという面々。
ただね、ユニセフの資料を読んでいても、何歳から何歳の子供に対し、どんな調査をしたのかがあまり読み取れない。というか、書いてない。ワタクシ的にはそこが気になるのですけどね。特に日本の場合は、身体的健康で1位、精神的幸福度でドベから2番目と、両極端の結果を合わせ持ってる。チョイト、調査のやり方にも何かしらの問題を感じるのですけどねぇ。
ワタクシ、このドベから2番目という結果を、「精神的に不幸」なのではなく、日本の「幸福と言いづらい文化」が影響してませんかねぇ。謙遜の美学といいますか、大坂の人が「ボチボチでんなぁ」という文化というか、なんか日本て、「苦労話=美談」みたいな風潮がございますでしょ。そういった影響を排除出来てますかねぇ。
それとね、「子供の幸福は親の幸福のコピー」だとワタクシは思っております。子供というのは、生まれた時は真っ白。親の姿や価値観を見ながら、学習し刷り込まれていくのでございます。ですから、親がいつも「幸せだ」と思っている家庭の子供は、同様にいつも幸福感を感じているはずでございます。そういう家庭は、「幸福のしきい値」が大きく下がっているはずなのでございます。
同じ1杯の水でも、喉が渇いている時に飲む水とそうでない水は、幸福度が全く違う。人間というのは、その時の心情で、幸福のしきい値が上がったり下がったりする。幸福のしきい値ってのは、ごくごく主観的なものなのですよね。ある人には幸福に思える出来事も、違う人にはそう思えなかったりする。
ここで、面白いお話がございますよ。自身の幸福度を高めるためには何をすれば良いか? 買う・行く・食べるといった物理的な欲求を満足させて幸福度を高めるという方法もございます。その一方、自身の「幸福のしきい値を下げる」という方法も有るのですよね。まぁ、これを突き詰めると、人生が修行僧の様になってしまうのですけどね(笑)。
この「幸福のしきい値を下げる」という行いは、むしろ「好景気を知っている世代」の方が楽なのではないかなぁ? 上辺と底辺との「幅」が分かってますから、「下げることで幸福度が増す」という図式がより直感的に分かりやすい。しかし今や、「不景気しか知らない世代」が確実に増え続けておりますよね。上辺が見えぬまま、幸福のしきい値を目一杯上げちゃってないかなぁ? そんな気がいたします。
まだまだ台風は遠方なのに、今日の朝は嵐のような空模様。ゲリラ豪雨に加えて盛大な雷。「既に台風が近づいているのか」と錯覚させられるような天気でございました。あの朝の雰囲気で、台風に対して一気に身構えた人も多かったのではないでしょうか。
そうそう、朝は地震もございました。ドンッと軽く突き上げられるような地震独特の振動。でも、ワタクシのスマホの地震警戒警報は、全く鳴らなかったですよね。誤報でけたたましく鳴るときも有れば、リアルな地震での警報漏れ。前回の誤報が有ったので、石橋を叩きすぎて出しそびれてしまったかな。
「いいちこ」ってお酒がございますでしょ。麦焼酎の「いいちこ」。そのいいちこが、とうとう、缶で発売するそうでございます。瓶容器、紙容器、プラ容器と様々な形で売られておりますが、缶ビールや缶チューハイと競合しようと思うと、やはり冷蔵庫の中でビールやチューハイと肩を並べることにならないと、難しいということでしょうか。
その「缶いいちこ」がテレビで紹介されてましたが、その缶にですね、「プリン体0(ゼロ)、糖質0、香料0、甘味料0」と記されております。おぉ、プリン体と糖質がゼロですかぁ。糖質制限のダイエット本などに「好きなだけ飲んでいい」と書かれている食材でございます。こりゃぁいいとばかりに、ワタクシ、コンビニでいいちこ、買ってきたのでございます。
缶いいちこはまだ棚に並んでおりませんでしたので、瓶のいいちこを購入。「下町のナポレオン」と書かれている。ワタクシ、「麦焼酎」ということで、「香りが強い」「糖質を含んでいる」と勝手に思い込んでおりました。あぁ、確かに、飲みやすい。缶入りで既にハイボールになってて冷えてたら、思わず買っちゃうなぁ。
まぁ、今のワタクシ、日常の業務がございますので、そう気楽に酔っぱらうわけにもいかない。翌朝の体調に影響しない程度に、ほどほどに飲んでおります。若い頃、飲食店にいた頃は、浴びるほど飲んで、自宅の玄関で眠りこけ、でも夕方にはシャキッとしていて、化粧して、また出勤、そんなことが出来てましたけどねぇ。今は、無理!
その若い頃、先輩のニューハーフの中には酒豪の方が時々いらっしゃいました。ある高齢のニューハーフの方も、もうね、お化粧の段階で、すでに焼酎を飲みながら化粧してる。だから、出勤した頃にはほろ酔い気分。で、朝まで浴びるように飲んで、自宅に帰って化粧を落とし、寝酒を飲んで寝るという酒豪さ。そんな環境で働いてましたから、自然とお酒に強くなりましたよね。
そんな酒豪の大先輩ニューハーフに、ワタクシよく、「健康のために、ほどほどにしましょう」と声をかけたものでございます。すると、ワタクシが心配しているのが嬉しいのでしょうね、にっこり微笑んで、その嬉しさで、また酒が進む(笑)。ワタクシ、内心、心配ではございましたが、その嬉しそうにしている大先輩の顔を見るに、責められなかったなぁ。そんなカワイイ大先輩だったのでございますよ。
「避難所難民」、おかしな話(笑)。台風10号で避難所に来ていた人が、テレビのインタビューに答えておりました。「入れなくなりそうだから、急いで来ました」とのこと。台風が怖くて避難してきたのではなく、順番争いのために急いで来たのですね。避難所に十分な空きが有れば、この人は避難してこなかったのかなぁ?
コロナの「密」を防ぐ為、台風と言えども避難所での密を避けております。その結果、避難所の収容人数が半分に減り、避難所を求めてさまよう「避難所難民」が発生しております。もうね、アホかと、バカかと。日本のお役所仕事には、ほんと、呆れる。
理論的に考えましょう。コロナ第二波の全体の致死率は0.9%。70才以上の高齢者に限っても8.7%という数字。高齢者へのケアさえ怠らなければ、もうそれほど神経質になるものでございません。そして、仮に避難所で感染したとしても、発症するのは数日~2週間先。「即刻に対処すべき案件」というわけではございません。
一方、台風10号は頭の上。満潮時間と重なっている。もし今、堤防が切れたら。もし今、土砂崩れが発生したら。台風10号への対処は、一刻を争うのでございます。一刻を争う案件(避難者を受け入れる)と、後々対処可能な案件(密を防ぐ)が排他的に競合している状態。さぁ、どうする、どうする!
もし仮に、避難所でクラスターが発生したとしても、それは十分に予測が出来ること。台風が去った後に、避難所にいた人全員が検査をして様子を見ることも出来る。感染している可能性が有るので、避難所にいた人はその後の行動にある程度の制約が出るかもしれない。しかし、こういったことはすべて台風が過ぎ去ってから、ゆっくり対応が出来ることなのでございます。
後からゆっくり対応出来ることを最優先にし、一刻を争う案件をスルーする。あぁ、何という杓子定規なお役所仕事なことか! 個人主義のアメリカなんかだと、現場の人が自分の判断で行動したりするのでしょうね。なまじっか規律正しい日本人のマイナスな面が、こういった時、出ちゃいます。「俺が全責任を取る!」というセリフは、映画やドラマの中だけだということでしょう。
自分がヒーロになれるのなら、規律などク○食らえというのがアメリカ人(ちょっと極端ゴメンナサイ、笑)。でも日本人は、規律を破ったことの「責任問題」をどうしても考えてしまう。ヒーローになることよりも、事態をことさら荒立てないようにと思ってしまう。裁量権を持たされていない現場の人は、責められないですよね。
ワタクシがニューハーフとしてデビューしたお店には、ワタクシと同じ「干支」のニューハーフが、ワタクシを含めて「4人」おりました。その4人が綺麗にひとまわり違いの年齢。20代、30代、50代、60代という構成でございました。さぁ、ワタクシは何歳でデビューしたでしょう?
数学好きな方は、計算してみて下さいませ。ピッタリの数字は出ませんが、かなり絞り込めるはずでございます。先日、お酒好きな大先輩ニュハーフのお話をいたしましたが、このワタクシがデビューしたお店というのは、また別のお店のお話。で、「同じ干支4人」というのは、実際に有ったお話でございます。
ワタクシがデビューしたのは、名古屋は錦三のクラブ。踊る方のではなく、接待飲食店の方。働いていたのは、ママ以下全員ニューハーフ、と言うか、当時の言い方をすればゲイボーイ。同じ干支が揃っていたというのは、ほんと偶然でございます。でも、当時のちょっと大きなお店でしたら、20代~50代くらいのニューハーフが混在して働いているというのは、よく有ることでございました。
ワタクシの世代のニューハーフは、自分の周りに、自分よりはるか上の年齢の先輩が存在するという人口ピラミッドが形成されておりました。上を見上げると、「自分もあんな風に年を取っていくのだな」と、10年後、20年後、30年後の自分の姿がなんとなく想像出来たものでございます。自分の理想と先輩を重ねたり、未来予想図が持てたりもいたしました。
さて、現在のお話をいたしましょうか。今、自分がいい年になりまして、若い人と将来の事を話したりいたします。近年、ニューハーフ業界に足を踏み入れている若い方々っていうのは、一様に、将来の未来予想図がなかなか持てないでいる感じがいたします。自分が年を取ったとき、どんな生活をしているのか想像出来ないということ。これは、いろいろ不安でしょうねぇ。
ワタクシの想像ではありますが、かつてニューハーフ業界人口ピラミッドの頂点にいらっしゃった方々は既にお亡くなりになり、本来なら中堅クラスの方々が上に移行するのが常道。でも、今、その中堅以上のニューハーフの方々が働ける場所というのが、年々少なくなっている感じがするのですよね。
中堅以上の方々が行き場を失い、ニューハーフ業界から離れていく。そんな事があって、今、若いニューハーフが年輩あるいは高齢のニューハーフに接するというシチュエーションが、かなり減っているのではないかなぁ。それが、未来予想図を持ちにくくなっている原因のひとつとも考えております。
また、ワタクシの世代のニューハーフは、「社会復帰(笑)しない(出来ない)」という覚悟の元でニューハーフ業界に入ってきております。だから、自分が年を取ってもニューハーフをしているだろうと自然に想像してしまう。けれど、今、この業界に入ってくる方々は、そこまでの覚悟は持っていなかったりする。覚悟が無ければ、迷いますよね。自分の人生の予想が立てにくくなるということになる。
松屋の新メニューが出ますと、ついつい、食べてしまいますね。味噌トンテキ丼。時々出てくるトンテキメニューですが、今回は「味噌」ですかぁ。早速、実食! ウ~ン、これ、味噌? なんか、フワッと鰻の蒲焼き風な香りもするのだけど。余った鰻のタレを流用してたりして...アハハハハハ。
糖質を制限したい身としては、「定食で白米を豆腐に変更」という形で食べたいのですが、今回は丼のみ。まぁ、白米大好きですからよろしいのですけどね。気になるのは、「選べる小鉢」と称してキムチかとろろが付いてくること。いや、それ、いらないから安くしろと言いたい。
ちょっと前の新メニュー、豚キムチでも、やはり生玉子か温泉卵が付いてきた。「卵いらない」という選択肢は無い! 付け合わせを増やして単価を上げるのは、今のファーストフード関係は、やはり経営的にいろいろ大変なのかな。まぁ、卵も大好きだからよろしいのですけどね。
長くいらっしゃった馴染みの店員さんが姿を消し、新しい人が入っておりました。まだ不慣れなようで、いちいちマニュアルを確認している。それでも間違えて、トンテキには付いていない野菜サラダを慌てて「忘れてました」と持ってくる。「えっ? 付いてないはずでしょ」と返すワタクシ。松屋ではよくあることでございます。
その時、チラッとマニュアル(紙)が見えたのですよね。ハハ~ン、こりゃダメだ。字が多すぎる。写真も付いてますが、その周りにビッシリ小さな文字が記載されてる。外国人の店員に対して、あの文字量は絶対無理でしょ。こういうときこそ、写真かイラストでしょ。あるいは、マンガとか。
ワタクシ、ニューハーフやる前に、コンビニ弁当の工場で働いていたことがございます。おにぎり担当でしたが、弁当のラインが動き出すとそちらに駆り出されたりする。ベルトコンベアーの前に10人程が並び、各自1~2つの食材を担当。左から流されてくる弁当のトレイに、自分の受け持ちの食材を放り込んでいくのでございます。
トレイが流される前に、「写真」が流れてくる。それが、これから作る弁当の「見本」なのですよね。それを見て、受け持ちの食材をどこに入れるかを覚える。有村架純の朝ドラ『ひよっこ』で、トランジスタラジオを作る女工さんのシーンがございました。もうね、あれにそっくり。食材を入れ損なってラインが止まったりするところも、そっくり。よくやらかしましたよ。
お話をファーストフードに戻しましょう。ちなみに『サイゼリヤ』というイタリアンレストランは、厨房に1人しか置いていないそうでございます。その1人で間に合うように、本部の方でかなり合理的に食材を準備しているのだとか。それに比べると、松屋の店員さんはほんと、いろいろ手間が多い感じで、大変そうでございます。
ちょっと前に、「吉野家」が店員の技能コンテストの様子をテレビで紹介しておりました。トップクラスの店員は、お玉の操作にも微妙なテクニックがあるとのこと。ア~ア、ナンセンス。そういうミクロなことは追求するけど、なぜ店員が薄給かというマクロな視野は持たない。というか、見てみないフリしているのかな?
今話題のキーワードは、「ドコモ口座」! あ~あ、またやっちゃったねぇ。ドコモが慌てて、機能を完全に止めましたね。それくらい、ヤバイセキュリティホール。ホールっていうか、ザル。ドコモの内部に工作員がいるんじゃないかって思えるくらいの、ダメダメセキュリティ。
なぜ危険かっていうと、預金口座を持っている人なら誰でも、被害に遭う可能性が有るってこと。ドコモユーザーでなくても有る。ガラケーを使っていてネットには無縁という人にも有る。要は、口座番号と暗証番号さえ分かれば可能な犯罪だからでございます。フィッシングサイトなどでうっかり入力しちゃった人は、その可能性大。
上層部の人が、「俺みたいなガラケー使っている人でも使えるようにしろ! ドコモと契約していない人でも使えるようにしろ! とにかく利用者を増やせ!」と部下に指示。中間管理職を経由して現場のプログラマーに同じ指示が。プログラマーは、「チョ、この仕様、メガヤバいんだけど...でもやれって言われたからやってんだからね。俺、知らんけんね」と、心の声。
上層部の「無知」も困ったものですが、現場の「プロ意識の無さ」も有るのかなぁ。「おらぁ職人として、こんな仕様のプログラム、いくら会社の命令でも出せねぇだ」と言い出す人はいなかったのでしょうねぇ。プログラマーなら、絶対、この仕様の危うさは気づいていたはずだと思いますけどねぇ。
でね、セブンイレブンにしろドコモ口座にしろ、システムを作った側を責めるのは簡単。でも、ワタクシはね、「なぜ、こんな甘々セキュリティのシステムを作らざるを得ないのか」と考えるのでございます。すると、なんだか見えてくる。そう、ガラケーの陰が、固定電話の陰が。
より確実な二段階認証を行おうとすると、スマホが必須になってしまう。ドコモ側が「利用にはドコモのスマホが必須です」と割り切ってしまえばセキュリティは強固なのに、それを捨てて、広くあまねく利用者を拾い上げようと色気を出してしまい、その代償が今回の大騒ぎでございます。
そしてもうひとつ、マイナンバーと預金口座の紐付けをいつまでも認めない国民にも、大きな要因有り。この紐付けがされていれば、今回の騒動は起きなかったのでございます。「個人情報がぁ」と騒ぎ続けていると、日本は、いつまでも、いつまでも、こういったネットバンキング犯罪の「いいカモ」になっちゃいますよ。個人情報を守って「安全だぁ」と思いきや、実は脆弱性を増しているのでございます。
昨日、ドコモ口座、機能を完全に止めたと申しましたが、全然そうではなかったですね。間違えました。新規の口座登録を止めただけだとか。大丈夫かなぁ~? セブンペイの場合は、結局、白紙に戻すことになりましたからねぇ。この後も被害が発覚すると思いますし、この事件をネタにした新たな詐欺が生まれることも考えられますよ。
で、今日、気になったニュースが、少年法の年齢引き下げの話題。その議論が、依然、グズグズと決着が付いていないとか。結局、年齢引き下げはせず、「レイプ」「放火」「強盗」に関してのみ18才から成人扱いで実名報道するということに。故意の殺人に関しては16才から成人扱いというのは今まで通り。
罰するのではなく更正を優先させる、これが少年法の趣旨でございます。そのため、「少年」と扱われた場合、実名報道はされませんし、前科が付くこともない。いや、詳しいところは知りませんので、間違っていたらごめんなさい。「犯罪者のレッテルを貼らないことで、本人の更正を促す」ということでございます。
さぁて、ワタクシ、ここに大きな疑問を持っております。少年法が適用されますとね、確かに、「法律的には」犯罪者のレッテルを貼られずにすみますよ。しかし、しかし、にも関わらず、犯罪者のレッテルを貼る人達が必ず存在するのでございます。トナリキンジョ、でございますね。
法律で保護されていても、必ず、隣近所で話題になる。白い目で見られるようになる。そうなったら、秘かに更正とかそんなこと出来る状態じゃない。ただ、昔はまだ、逃げることが出来た。遠方に引っ越しをしてしまえば、まぁとりあえずリセットすることは可能でございました。それが今や、ネットによって大きく変わってきております。
法律で実名報道が控えられても、ネットでは犯人捜しが始まってしまう。氏名、住所が暴かれ、それがネット上に永遠に残る。少年法が後生大事に守っている「実名報道の容赦」なんて、もはや有名無実なのでございます。年齢をどうするかなんてのも不毛。ネットはたとえ小学生が相手でも、容赦なく身元を白日の下にさらしてしまうのでございます。
自分が過去に行った犯罪の記録が、ネットの中に残っている。いつ知られるか、いつバレるか分からない。そうやってヒヤヒヤしながら生きている人には、どんな人生の道が有るでしょう? ひとつには、心底、非の打ち所のない善人になるしかない。周りの誰をも納得させてしまう、非を補って余りある善を身につけるしかない。これは、厳しいですよ。修行僧の様な人生でございます。
もうひとつの道は、悪人の道でございます。叩けばホコリの出る人にとっては、暗黒面に落ちるのが、実は楽な道だったりする。再犯、ということですね。ただ、これは、あまり責められない。そういう人達にとっては、善悪の両極端の二つの道しかなかったりするから。まん中の「普通」という道を疎外するのは、先ほど申しました、隣近所の白い目攻撃でございます。
アメリカで、レコードの売上が30年ぶりにCDの売上を上回ったというのが、ニュースになっておりました。これは、レコードの時代が再び来るのか! と早合点してはいけません。音楽の売上の85%はストリーミングという状態ですから、単に、CD派がストリーミングに移行して、結果、レコードの売上が上になってしまったということでしょう。
ニッチと言えども、レコードに根強い人気があるのは確かでございます。昔を懐かしむという懐古的な人気もあるのでしょうが、レコードに初めて接する世代の人達には、「円盤が回って音を出す」という仕組みに、デジタルにはない「実体感」を感じているのでしょうね。
これ、ちょっと前の「不便のススメ」(2020-08-25)というお話を思い出して下さいませ。不便には六つの利益が有るというお話で、その六番目に「タンジブルである」とございます。実際に触れられる、手触りがあるという意味。レコードの根強い人気は、ここにあるのでしょうねぇ。
世の中、何でもデジタルになって便利になってはおりますけど、何もかもブラックボックスの中で処理されてしまう手応えの無さに包まれているうちに、人は、「感触」そして「ギミック(仕掛け)」というものを求め始めているのかもしれませんね。デジタルしか知らない世代なら、なおさら、アナログの感触や仕掛けは新鮮に感じられることでしょう。
ここでね、世界的なこんな流れに乗せて、今、世界のSONYにやって欲しいことがございます。カセットテープ式の「ウォークマン」の再販売です! カセットテープに録音されたものをヘッドで読み取るという昔ながらの仕組みで、ぜひお願いしたい。リールは飾りで中身はデジタルなんていう子供だましは、絶対にダメでございます。
当時に比べると電池やモーターが格段に進化しておりますから、SONYが本気出したら、すごいものが出来ますよ! 古くさい仕組みのものを、最新の技術で作る! あぁ、粋(いき)ですねぇ。まぁ、「あえて不便な物を作る」ということなんで、SONYによほどの遊び心がないと、難しいでしょうね。
昔、ダンスの練習をしていたとき、使っていた音楽プレーヤーはカセットテープでしたねぇ。ダンスの振り付けを覚えるときってのは、「数秒戻す」ってのを頻繁に行うわけでございます。これがねぇ、CDだとやり難い。でも、カセットテープだと、巻き戻しボタンで「キュルキュル」と戻せてしまう。
今日の放送が、第19話「大津波」でございました。この第19話は、全26話の中で最も人気の有る回。モンスリーという敵役の女性の過去が紹介され、モンスリーというキャラクターにグッと人間味が増すのでございます。敵味方の戦いという様相から人間ドラマへと展開していく、その転換期の回でもございます。
ただ、内容が「大津波」。この回以外でも、このアニメには津波のシーンが何回か出てくる。その津波発生直前の演出が実に生々しく、どうしても東日本大震災とオーバラップしてしまう。かの震災以降は、各テレビ局は再放送には苦慮したでしょうねぇ。
監督の宮崎駿さんは、特にこの作品の大津波と震災とを絡めた言及はしていない感じですが、自身の作品が後々現実となったことに対して、深い責任を感じた作家がおりました。「小松左京」でございます。『日本沈没』で描いた都市破壊の様子が、20年後の阪神・淡路大震災で現実のものとなったからでございます。
小松左京さんはいたく責任を感じ、被災地にもよく訪れたそうでございます。小松左京さんをそこまで追い込んだのは、マスコミの「まるで日本沈没の様ですね」といった数々の言葉。小松さん、復興に尽力された後は燃え尽きたようにうつ病を発症し、筆を断ってしまわれます。2011年の東北大震災では、「もう少し長生きしてメッセージを送り続けたい」と言ってましたが、その2011年の7月に亡くなられております。
今、その小松左京さんの『復活の日』が、コロナ騒ぎを予言したかのように言い当てている事が話題となっております。もし小松さんが生きていらっしゃったら、またまた、責任を感じていたことでしょうねぇ。執筆者としての責任に自身を追い詰めてしまった小松左京さんに、ワタクシはこんな言葉をかけてあげたいですねぇ。
新しい首相も決まったようですね。と言うか、ほぼ出来レースでしたね。石破さん、なんであんなにハバにされてるかなぁ。チョイト強面の石破さんですが、本気で怒らせたら一番怖いのは、菅さんでしょうねぇ。菅さん、多分、豹変するタイプだと思いますよ。
大坂なおみさん、優勝、おめでとう。もうすっかり貫禄が出てきましたよね。メンタルも強くなった感じでございます。ただ、ほとんどのアメリカ人は、大坂なおみさんをアメリカ国籍だと思い込んでいるとのこと。日本は大坂さんをもっと持ち上げないと、アメリカに持っていかれかねないですよ。彼女の功績を讃えましょう。
讃えるというと、佐藤琢磨のインディ500での2度目の優勝、これこそ、日本中が大騒ぎしてもいい快挙なんですが、あまり騒がれませんでしたよね。なんか日本のマスコミは、偏ってるなぁ。明るい話題を載せると数字が下がる、とでも思っているのでしょうか(笑)。
今日は、深夜にAPPLEの新製品が発表される日。深夜2時からイベントが始まって、イベント終了が4時。ただ、もう、2時とか4時とか、起きてらんない! 明日のアップルホームページの更新をワクワクしながら、今日は潔く寝ることにするのでございます。
そのAPPLEの話題ですが、最近、APPLEがある動画をYouTubeに上げたのでございます。その動画は、全てiPhoneで撮影した「映画」だそうでございます。驚きなのが、画面サイズが縦長なこと。映画と言えば横長のスクリーンが当たり前。そこをあえて、縦長で撮影したのでございます。
アカデミー賞®受賞監督デイミアン・チャゼルがiPhoneで撮影 — バーティカルシネマ
https://youtu.be/ztxUZ9cFR30
最近、テレビのニュース等の「投稿動画」を見ると、縦長で撮影された映像が増えております。なまじっか映像の知識が有りますと、「動画は横長で撮影」という「常識」が有るのですが、そんな常識にとらわれない一般の方々は、縦でも横でも好きなように撮るわけで、ある意味、縦長の映像というのは「シロウトっぽさ」を匂わせる映像でもございました。
そこに、APPLE、クロウト集団が殴り込みでございます。クロウトがあえて縦長で撮影した映像、それを全てiPhoneで撮影し「映画」にしてしまった。巷に縦長映像が溢れかえるのを逆手に取った、いかにもAPPLEらしい売り込みでございます。「映画=映画館」という感覚だと違和感が有りますが、「映画=モバイル端末」と考えると、無くは無い発想でございますよね。メイキング映像も有るようなので、紹介しておきましょう。
バーティカルシネマ メイキング — アカデミー賞®受賞監督デイミアン・チャゼルがiPhoneで撮影
https://youtu.be/StiH1Mx5T8E
テレビがまだアナログだった頃の画面サイズは、4対3でかなり真四角に近い。BS、地上波デジタルと移行するにつれて、テレビ画面は次第に横長になっていきます。映画も同様。35mm、70mmとか言うのはフィルムの幅で、幅広になる程にスクリーンのサイズも横長に進化してきております。映像の世界では、「横長になる程に、臨場感が増す」というセオリーが有るのでございます。
ちなみに、写真の世界では、縦長を「ポートレイト(肖像画)」、横長を「ランドスケープ(景観)」と呼ぶのでございます。確かに、人物を描写するには縦長の構図が向いている。一方、横長になる程に周りの景色が映りこみ、臨場感は増すのでございます。テレビや映画がより横長の画面を目指してきたのも、そんな理由がございます。
ワタクシのコラムは、お店のオフィシャルサイト内に有る「薫さんのひとりごと」欄と、もうひとつ、ほぼ内容を同じにするブログ「名古屋薫のShe-Mail」がございます。「ひとりごと」欄に書いた内容の中でお店とは関係ないものを、ブログの方へ転載しております。
ブログ「名古屋薫のShe-Mail」
http://blog.she-mail.jp
風俗店とは縁のない方でも読めるようにと用意しているこのブログですが、2年以上に渡って放置プレイになっておりました。まぁ、ワタクシが転載を怠っていたのでございますけどね。で、久しぶりに書き写そうと思いましたら、なんと! ブログの編集がロックされているではないですかッ! 慌ててログインし直して、事無きを得たのでございます。
お店のオフィシャルサイトは、専門の業者に製作・管理をお願いしてまして、毎月、管理費を支払っております。上で紹介したワタクシのブログも、毎月¥1,000程度の管理費を支払っております。今や、オフィシャルサイトもブログも無料で作れるサービスが有るのになぜワタクシは利用しないのか? それは、「広告を排除する」ためでございます。
無料のサービスを使えば、当然、自分には関係のない広告がページ内に挿入される。自分の商売の場所、自分の表現の場所に、あずかり知らぬ広告が挿入されるということ、それをワタクシにはどうしても許せないのでございます。傲慢にも、コンパニオンのブログにもその意志を徹底させようとした時期がございました。が、それは軽い反発に遭い、今は本人達の自由に任せております。
で、気象庁がホームページに広告を載せました。予算削減などの影響で、苦肉の策なのでしょう。気象庁のページには、年間79億回のアクセスがあるというのですから、これはトッテモ美味しい広告枠。広告を載せることで、年間2億4000万円の維持費が1億5300万円に削減されるとのこと。実に、年間8700万円の経費削減でございます。
これがね、今、大騒ぎ。緊急の災害時に多用されるこのページ、人命がかかっている情報に広告を載せるとは何事か! とクレームが入っているそうでございます。どんなことでも、始める前からケチを付ける人というのは必ずいるもので、もう少し様子を見てからクレームを入れられないものでしょうかねぇ。
今のネットの広告は、そこまでバカじゃないですよ。そのページを見ている人の傾向に合わせて広告がチョイスされていますし、災害時にはそれに相応しい広告だけにすることも出来る。逆に、広告入れずに予算不足に陥り、予報の精度が落ちる方がよほど問題でしょ。トレードオフの考え方。今の日本人の多くが苦手としている考え方でございます。
広告の話題でもうひとつ。韓国に「センイル広告」というものが有るそうでございます。アイドルの誕生日や記念日に大々的に行われ、テレビCMだったり、巨大なポスターだったり、あるいはカフェのカップホルダーに印刷されていたり。韓国語で誕生日を意味する「センイル」という語から、「センイル広告」と呼ばれているそうでございます。
このセンイル広告、タレントの事務所が行っているわけではなく、ファンがお金を出し合って行う「応援広告」というものだそうでございます。私設ファンクラブなどが企画をネットで発表し、資金集めをし、センイル広告専門の広告代理店が間に入って実現。韓国の芸能事務所は、センイル広告を、ほぼ黙認しているそうでございます。
このセンイル広告、日本のファンが韓流タレントのセンイル広告を韓国で出している例もございます。逆に、日本のタレントの「応援広告」は出せるのか? これがね、日本では絶対出来ないのでございます。日本のタレント事務所は厳格な保護主義。肖像権や著作権の使用間口は、非常に狭い。応援広告が日本で行われることは、まずないでしょう(もし出来るとしたら、所ジョージさんくらいかな)。
ただね、この「応援広告を黙認」という韓国芸能事務所の姿勢が、韓流スターを多く世界に押し出している要因にもなっているのですよね。ファンが自分たちで資金を集めて宣伝してくれるのだから、こんなに効率の良いことはない。厳格な保護主義のもとで守られている日本のアイドルはどうですか? どんどんガラパゴス化してやしませんか?
韓国は市場が狭く、世界に出て行かざるを得ない。ある意味、必死。一方、かつて大きな市場で潤い続けていた日本の音楽産業は、その利権を守るために保護主義に入ってしまった。CDが出れば、ことさらコピーガードに拘った。iPodが主流になっても、頑なにデータ配信の間口を広げなかった。JASRACはどんどん威圧的になっていく。その結果、今、日本の音楽産業は低迷続きでございます。出版業界にも、同様の事が言えるかなぁ。
そこで、ワタクシの中でリンクしちゃうのが、ハローキティの「サンリオ」でございます。このサンリオ、ある時期から大躍進して世界的に販路を広げます。サンリオを何をやったか? ハローキティのデザイン利用に関して、ほぼ無制限と言える「アレンジ」を認めたのでございます。
分かる人には分かりますよね。Apple Watchの新製品を発注するときに、ベルトのサイズを自分で測る治具でございます。アップルのサイトからファイルをダウンロードし、プリント。ハサミで切り抜いて、自分の手首に巻き付ける。数字を読んで発注。「ソロループ」という伸縮式で留め具のないバンドが新しく出たからでございます。
もうね、この紙のヘビを自分の手首に巻き付け、ネットのアップルストアで、Apple Watchのサイズや色をいろいろ変えながら、うっとりと画面を眺める。バンドのサイズも入力済み。後は、1回、マウスをポチッとするだけで購入確定、というところまで行って、ウィンドウを閉じる。そんな事を夜中に何回も繰り返しておりました(笑)。
下取りの金額を確認すると、買取額¥20,000と出る! これは大きな誘い水! 時間が経つほどに買取額が下がるのは必至。心がジリジリするわけですよ。で、ふと、画面右下の「発送予定日11/20頃」が目に入る。もはや、すでに、この時点で、2ヶ月待ち状態! 衝動買いの悪魔の呪縛から、解き放たれた瞬間でございました。
今日の「チコちゃんに叱られる!」の問題のひとつに、「なぜ、数学を学ぶのか?」というのがございました。「チコちゃんは5歳」「5歳の子供はかわいい」「だから、チコちゃんはかわいい」なんていうのも、数学でございますよ。
ワタクシ、以前、マスクの買い占め騒ぎを数学の「ゲーム理論」で説明したことがございます。誰も買い占めをしなければ、社会全体の利益は最大になる。しかし、各個人が自分の利益を最大にしようと行動すると、多くの人が買いそびれ、社会全体の利益は下がって行く。これも、数学で証明できるお話。
ウィルスを「正しく恐がろう」なんて言う人もいらっしゃいます。人の中に「恐い」という感情が起きるのは、得体が知れないから。闇雲に恐がるのでは無く、「何が恐いのか?」「どうなると恐いのか?」と理詰めで正しく恐がれば、もはやそれは恐怖ではなくなったりする。そういった理詰めで考えるという能力も、数学の力。
人間、論理的に考えられないと、感情に走ることになる。「過去を水に流し未来を見据えた方がお互いに利益は上がる」と論理的には分かっていても、そうならないのが歴史。論理性に水を差すのは、憎しみだったりメンツだったり既得権益だったりとか。マスク買い占めと同じような事が、国と国の間でも起こっていたりする。
Apple Watchに、手洗いを促す機能が追加されたのでございます。手を洗い始めると、Apple Watchが自動的にカウントダウンを始める。20秒間手洗いをすると、グッジョブのご褒美がもらえるのでございます。
職業柄、日頃、頻繁に手を洗うことが多いのでございますが、手を洗い始めるとカウントダウンが始まる。ついつい、20秒、頑張ってしまいますよね。これがね、ほんと、楽しい。20秒未満でやめちゃうと、こんな風に注意されたりもする。
ドコモ口座問題で大わらわのゆうちょ銀行で、今度は海外への怪しい送金問題が発覚! ゆうちょ、もう、やられたい放題(笑)。ゆうちょに限りませんが、契約者を増やしたい一心で契約時の本人確認を疎かにした金融機関が、思いっきり標的にされている感じでございます。
この新たに発覚した海外送金は、「違法ではないけれど、何らかの犯罪のマネーロンダリング(資金洗浄)に使われている可能性が有る」とのこと。まぁ、ドコモの騒ぎが無かったら、全く発覚していなかった口座でしょうね。基本、金融機関がお金の流れを「覗き見る」ということは、日本の場合はやりませんからね。
これね、お金の流れをAI(人工知能)で分析させれば簡単に見つけられるはずなのですけどね。また、振り込め詐欺による通常とは違うお金の流れなんてのもAIで即座に見つけて、実際に振り込まれる前に警告を発することも出来るはず。ただ、税務署でもない限り、お金の流れを覗き見るなんて事は出来ないので、日本では無理でしょ。
以前、中国では全ての銀行口座と電話番号が紐付けされていて、電話が解約されると口座も凍結されるというお話をいたしました。金融犯罪ってのはどんどん巧妙になっていますから、今から日本も中国並みに厳しくする方針を出さないと、いつまでも金融犯罪の格好の標的、あるいは踏み台にされっぱなしになっちゃいますよ。
なんか、今日も詐欺の話題から始まっちゃいますが、ジャパンライフによる被害が、いろいろニュースになっております。原価30円の磁石に数千円の値を付けるとか、ハナから騙す気満々の詐欺商法。自転車操業だったのに、幹部には高額の報酬が配られたとか。なんか、昔の豊田商事を彷彿とさせるのでございます。
で、詐欺、とまでは言いませんが、ちょっと歪んだ構造になっている業種が世の中にはいくつか有るものでございます。政府が携帯電話料金を大幅に下げるなんて言ってますが、その携帯電話の使用料も、そんな歪んだ構造でございます。政府の横やりで使用料が下がるのはいいと思いますけど、絶対、そのシワ寄せはユーザーに回って来るはず。ウカウカ喜んではいけないと思いますよ。
ジャパンライフの例を挙げたのは極端でしたが、携帯電話業界も、現場は自転車操業なのに上層部は高額報酬、こういった歪んだ仕組みをいつまでも残しているのが、諸悪の根源。この仕組みを崩さない限り、現場で安くした分は、必ず現場にシワ寄せが行くことになる。回り回って、ユーザーがシワ寄せを受けるということに。
この歪んだ構造は、コンビニやファーストフードの本部と現場との関係、そういったところにも見られる。だから、現場で働いている人の賃金がいつまで経っても上がらない。日本の場合、企業ごとの労働組合は有っても、業種別の労働組合が存在しない。で、こういった歪んだ構造がいつまでも是正されないのかなぁなんて思います。
お話を携帯電話に戻しましょうね。ワタクシ、10年以上も前から、日本の高額な携帯電話使用料が経済を沈滞させていると申しております。考えてみて下さいませ。日本中のほぼ全員の大人が毎月支払っている使用料、その使用料の金額の分だけ、その他の「消費」は抑えられているわけでございます。電話の使用料が、日本の経済を食い潰して来ているのでございます。
でもね、ここで、日本人独特の大きな問題がございますよ。それは、特に日本人に多い「スマホ依存」。「自分は依存症じゃないから」と言う人がほとんどだと思いますが、じゃぁ、全くスマホを持たずに丸1日生活出来ますか? 「無理!」と答えたアナタ、アナタは既にスマホ依存なのですよ。
これはね、欧米人が「顔を見て安心、触れ合って安心する」といったコミュニケーションを取るのに対し、日本人は「少し距離を置くのが礼儀、立ち入らないし立ち入られたくない」という付き合い方をする。これが、ネット越しの「顔が見えないお付き合い」との相性が良い。日本人がスマホ依存になりやすい原因だと思っております。
お店の営業時間は13時からでございますが、午前中からお店の掃除などをやっております。今日も早起きして各お部屋の掃除をしておりましたら、お店の入っているビルの廊下をウロウロ歩き回る見慣れない人がいる。男性で、年齢は50代半ばといったところでしょうか。ワタクシがお店の中に入りますと、すかさずドアホンが鳴ったのでございます。
ワタクシ、チョイト身構えながら、恐る恐るドアを開ける。かの男性、「ここはお店ですか」と聞いてくる。ワタクシ、訝(いぶか)りながら、「はい」と返答。男性、「誰も住んでないのですね」と言いながら、あっさりと引き上げていく。ワタクシ、「エッ? 何ッ? 今の、何ッ?」状態。まぁ、悪い人には見えませんでしたら、いいかぁ。
お掃除がひと段落して再び廊下に出ますと、先ほどの男性、まだ廊下をウロウロしている。その男性の手に持った書類から、「国勢」という文字がチラリと見える。ははぁん、な~んだ、国勢調査の人かぁ。そうならそうと、最初からさっさと言いなさいよ。と言うか、今はいろいろ大変なんでしょうねぇ。その男性に声をかけ、同じフロアの空室状況などを情報提供でございます。
夜、自室へ戻ると、ポストに国勢調査の封筒が押し込まれておりました。接触を避けるためにポスト投函で配布している旨が記された紙が、一緒に添えてありました。回答も、調査員が回収に来ることはなく、郵送かネットでとのこと。いやぁ、ネットの回答、ラクチン、ラクチン。さっさと回答して「送信」でございます。
しかしねぇ、この文明の進んだ現代社会で、まだ、調査員が1戸ずつ調査書を配っているのですか? 表札を出さない人とかオートロックのマンションとか有りますから、これ、盛大な調査漏れが発生しているのではないでしょうかねぇ。もっと違う方法で調査が出来ないものでしょうかねぇ。
想像ですが、中国あたりだと、国民が何も回答しなくても政府が勝手に全部把握していて、細かい数字まで正確に出ている可能性がございますよね。街中のカメラで、国民を顔認証でチェックしている国ですから。日本では有り得ない監視社会でございますが、その監視社会を中国国民はある程度受け入れている。監視社会というもの、頭ごなしに否定するべきものでもないと思いますよ。
中国国民が監視社会をある程度受け入れているのは、「監視されるマイナス」よりも、「治安の良さによるプラス」の方が上回るからでございます。こんな言葉がございます。「中国は、政府の悪口さえ言わなければ、世界で一番自由な国」。そう、監視されるというのは気分が悪いかも知れませんが、監視されていることで、「あらぬ疑い」もかけられずに済むのでございます。
日本のやり方は、個人情報が悪用されないために、「個人情報を出さない、守る」という事に専念するというポリシー。このせいも有って、国民の多くに「個人情報は絶対に守らなければならないもの」という意識が根付いてしまっているかも。じゃぁ、他にどんなやり方が有るのでしょう。それは、情報の使用項目・使用目的を限定した上で、個人情報の提供を認めるというやり方でございます。
韓国がコロナ対策で行ったのが、そのやり方。韓国の保険局は住民の個人情報を得て、それで検疫を強制的に行っておりました。しかし、その検疫作業で得た個人情報は、警察や検察が証拠として使うことは出来ないという条件付き。個人情報を、コントロールしながら使うというポリシーでございますね。
さて、日本の国勢調査ですが、日本の場合はマイナンバーがもっと有効に使えるはずなのですけどねぇ。情報の利用価値の高さは、「網羅」と「関連(リレーション)」で決まるのでございます。全てが揃っていること、そして関連した項目が紐付けされていること、その網羅とリレーションが多いほどに、その情報は利用価値が高くなるのでございます。
それを考えると、網羅も紐付けも許されていない日本のマイナンバーが使えないのは当たり前。データーベースの知識がちょっとでも有る人ならば、この原理はすぐ分かるのですけどねぇ。「使えねぇ」とさんざん非難を浴びているマイナンバーカードが、チョイト不憫でございます。そして最後に、国勢調査の調査員の方、ご苦労様でございます。では、では。
「謎肉祭」って、何と読むのか? なぞにくさい? なぞにくまつり? 日清のオフィシャルサイトを確認すると、「なぞにくまつり」が正解とのこと。当初は怪しい肉、謎肉と揶揄されていたのを逆手に取り、あえて日清が「謎肉」と銘打って売り出すという遊び心。ありがとう、日清!
「一平ちゃんショートケーキ味」も「ペヤングチョコレート焼きそば」も完全スルーし、コンビニで手に取ることも無かったワタクシが、これは、手に取ってしまったのでございます。気がついたらカゴの中に入れ、レジで精算を済ませておりました。
購入後、数日が経過しております。が、まだ、食べる勇気が湧かない。日清の方の「謎」はとっても美味しいのですが、ペヤングや一平ちゃんが時々やらかすこの「謎」は、どうにもこうにも勇気がいる。にも関わらず、今回は糸に操られるマリオネットのように購入してしまったのはなぜか? 林檎の絵とAppleの文字のせいでしょうねぇ。
パッケージに堂々と描かれた真っ赤な林檎の図柄。林檎の上には「やきそば」の文字。林檎の下には「アップルパイ」の文字。そして、ごく小さな文字で「テイスト」と付け加えられている。おいおい、中身とパッケージが合っているのは「やきそば」だけじゃん。小さな文字で「テイスト」って、一歩間違えれば詐欺商法じゃん(笑)。
さて先日、「コンビニの本部と店舗の関係が歪んだ構造になってる」と申し上げましたが、この歪んだ構造を打開すべく動き出したコンビニがございました。日本経済新聞などが報道しておりますが、ミニストップでございます。ロイヤリティを廃止し、利益を折半する方式に変えるとのことでございます。
そもそも、フランチャイズのロイヤリティってのですけど、あれ、単に「ショバ代」ですよ。コンビニの本部ってのは、ショバ代を取った上で、なおかつ利益の何十パーセントかを持って行く。本部は絶対に損をしない仕組みになっていたのでございます。ミニストップはそれを、「店が儲かれば本部も儲かる方式(逆も真なり)」にするというわけでございますね。
ただ、これがねぇ、コンビニの中でも一番苦戦しているミニストップ。本来なら、ファミリーマートあたりが実験的にやって欲しいところでございますね。ファミリーマートは、営業時間の短縮にも前向きでございますからね。あぁ、こういった革新は、セブンイレブンは一番最後になるでしょうねぇ。あまり小回りの効かない企業のようですから。
このミニストップの英断を、政府がもっと重要視して欲しいなぁ。ファーストフードとか派遣業とか、歪んだ構造ってのはまだまだ多く存在しておりますよ。ワタクシは常々、日本の政治家は「身を切る発言」をして欲しいと申しておりますが、コンビニやファーストフードの本部、派遣業なんてのも、身を切る英断をして欲しいところでございます。
大相撲が大変なことになっておりますね。翔猿(とびざる)という名前の力士がおりまして、その翔猿が今場所、大躍進! 初入幕で優勝か!? なんて騒がれてました。が、しかし、本日、貴景勝に負けちゃって一歩後退。でも、まだ自力優勝の可能性は有る! だって、明日は、先頭を走る正代との直接対決ですから。
まぁ、これが読まれる頃には結果が出ちゃっているのかも知れませんけどね。優勝争いのお話はそれ位にしておいて、今場所の気になるのが、両横綱の休場。大相撲協会は、白鵬と鶴竜が同時に引退するのではないかとヒヤヒヤしてるそうでございます。テレビで言えば、たけしとさんまが一緒にいなくなるようなものですからね。
でもさ、いいじゃん、引退させてしまえば。上が空けば、下の者が上に上がっていくだろうし、該当者がいなければ空けておけばいい。芥川賞とかでも「該当者なし」という年がありますでしょ。その方が威厳が出るし。そう、大相撲協会は、「あえて空白期間を作る勇気」を持とうじゃありませんか!
ただねぇ、「横綱」というランクがあまりにも神聖化されちゃってて、「横綱とはこうあるべき」という縛りが多すぎますよねぇ。朝青龍とかはその縛りからはみ出しちゃってクビになっちゃいましたしね。今思えば、もったいないことをしましたよねぇ。いろんな意味で、魅力的な横綱でしたから。
大相撲は、正代の優勝でしたね。翔猿、悔しそうな顔をしておりました。中堅格の正代に対し、翔猿は今場所が初入幕。けれど、年齢を見ると同じ28才となっております。真っ直ぐ登ってきた正代、寄り道をしてきた翔猿、大相撲にそんな人間ドラマを、ついつい想像しちゃいます。
翔猿、本日の正代との直接対決では、少し落ち着いていた様に見うけられました。と言いますか、昨日の貴景勝戦は相当に緊張した感じでしたよね。立ち会いでは間が待ちきれず、突っかかったりしておりました。対戦相手の貴景勝は、まだまだ24才。貴景勝、貫禄あり過ぎだろ。そりゃぁ翔猿もビビるわ(笑)
翔猿、あの顔立ちですから、CM出演の話とか、絶対に来ると思いますよ。来場所は番付がかなり上がって、上位陣との取組が組まれますから大変でしょうが、何とか生き残って欲しいですよね。力士の体型が全体的に「大型化(笑)」してますから、逆に小兵力士がもっと台頭して欲しいと思っているワタクシでございます。
お話変わって、夜のバラエティ番組「イッテQ!」の「みやぞん」がすごかった! お題は「クラシック音楽の、50人の作曲家の顔と題名と曲を覚えてピアノで弾けるようにする」というもの。ほんと、この人の能力には驚かされる。かなり苦戦した様子ですが、今回もやりきっておりました。
見てて気がついたのは、みやぞんが「楽譜を見る場面」というのがひとつも無かったこと。この人、全部「耳コピー」なんですね。良い音感をしております。そしてさらに、その耳コピー、メロディーだけではなくベースラインやコードまで聞き取って再現している。みやぞんがいつも歌う即興の歌、あれは単なるオチャラケではなく、天性の音感に支えられたオチャラケだったのでございます。
川原りこの10月前半の出勤予定が、やっとご案内出来ました。と言っても、もうそろそろ10月後半の出勤予定をご案内する時期なのですけどね。川原りこ、現役の大学生なのですが、コロナの影響で学校のスケジュールが狂いまくっている様でございます。
「お店も企業も元の様に動き出しているのに、どうして大学だけ止まっているの?」と、多くの大学生が嘆いているそうでございます。大学側はクラスター発生で日本中から非難を浴びるという状況を、極力避けているのでございましょうね。
さらにさらに、もはや若い人の死亡率はほぼ0%に落ちております。今後注意を要するのは、既往症がある人と高齢者だけ。大学生の感染にそこまで用心深くなる必要はございません。むしろ、危ないのは教授の方ですよね。高齢の教授の授業だけ休講あるいはリモートというのなら、まぁギリ納得出来るというもの。
パソコンのキーボード、あれを手元を見ずに両手の指で「カタカタカタカタ」と文字を入力出来る技術、あれを古くは「ブラインドタッチ」と申しました。今はブラインドという語が障害者をイメージさせるとかなんとかで使われなくなり、「タッチタイピング」と呼んでおります。
欧米人がみなタッチタイピングが出来るかと申しますと、実はそんなことはございませんよ。両方の人差し指2本で高速に、「アタタタタタタタ」と入力する人もけっこういらっしゃいます。ただ、日本人と決定的に違うのは、欧米人の場合は、幼少期からあのキーボードに慣れ親しんでいるということでございます。
何しろ、日本語入力の様な「変換」という工程が全くありませんから、操作は単純明快、子供でも出来る。それゆえ、みんな子供の時からキーボードを触りまくっております。それぞれ自己流ながらも誰でも使えるというのは、日本人が箸を使えるのと同じくらいに「日常」なのでございます。
さて、ハンコを無くそう、ファックスを無くそう、そんな動きが出ております。日本の事務がなかなかデジタルに移行しづらいのは、この「日本語変換」にあるでしょうね。キーボードを触れる人が限られてくる。「誰にでも出来る事務」という前提に立ちますと、「手書き」というのが一番無難になってしまう。なんて想像をしております。
政府はムリクリにデジタル化を進めたがっておりますが、この「キーボードに不慣れ」という根本的な原因に注目しない限り、笛吹けども踊らずということにもなりかねません。ですから、欧米並みにキーボードに慣れるためには、学校教育の段階でキーボードが「日常」になっていないと、社会全体のデジタル化なんて遠い夢だと思うのでございます。
これね、今の若い人はキーボードを打てると思うでしょ。実は、携帯やスマホの親指1本での入力は素速いけど、フルキーボードはダメ、そういう人は意外に多いのでございます。でもワタクシは、強引にフルキーボードのタッチタイピングを修得しろとは申しませんよ。そこは、電子立国日本のお家芸で、日本らしく解決させていくのでございます。
親指1本で高速に入力出来るのなら、その方式でパソコンに入力出来る入力機器を作ってしまえばよろしいのでございます。欧米人だって、みんな自己流。日本人だって、そんな自己流の文字入力方式があってもよろしいのでは? 何もアルファベット文化から生まれたフルキーボードを、日本人が無理して使う必要もございません。
今、スマホの売れ行きに比べ、パソコンが売れなくなってきているそうでございます。この親指入力がパソコンでも出来れば、スマホ派の人が「パソコンも持とうかな」という気になるのではないでしょうか? そしてそれが、様々な業種のデジタル化を後押しすることになるのではないでしょうか?
さて、若い人はそれでいい。でも、「今からフルキーボードなんて、修得出来ないようぉ」と言う方も多いですよね。そこで、電子立国日本のお家芸、またしても大活躍でございます。手書きで書いた文字を「清書」する機能をファックスなどに盛り込むのでございます。送る側は今まで通り。受け取る側は、デジタル書類となって届くのでございます。
手書きの文字を読み取る技術というのは、今はかなり高性能。人工知能も進んでますし、同じような単語や言い回しが多い業務的な文書なら、ほぼ間違いなくデータ化出来るのでございます。そして、この方式の有利ところは、「デジタル対アナログ」という組み合わせを許せること。つまり、上流下流全部いっぺんにデジタルに変えるのは大変。でも、これなら少しずつデジタルを増やしていくということが可能なのですよ。
今、日本がやろうとしているデジタル化は、「デジタルの仕様に、頑張って人間様が合わせましょう」というやり方。なぜ「合わせなきゃいけないか」と言えば、そもそもフルキーボードという仕様がアルファベット向けで、日本人には合っていないから。ですからワタクシは、今こそ、言いたい。日本が向かうデジタル化は、こんなであって欲しいと。
さて、キャストの出勤予定表「月間予定表」の更新の時期がまいりました。ただ今、10/31(土)まで予約可能となっております。その他、恒例となっている「春咲なずな限定割引」「ツキハジメ割引」も一緒にご案内いたしましょう。
ツキハジメ割引 期間:10/1(木)~10/7(水) フロントで「ツキハジメワリビキ」と言うか、 クーポン掲示でオールコース¥1,000割引 ※他クーポンと併用可能
春咲なずな限定割引 <電話予約のみの割引です> 期間:10/1(木)~10/7(水) 40分・60分のコース ¥1,000割引 90分のコース ¥2,000割引 ※他クーポンと併用可能
で、今までとはチョイト呼び方を変えているところがいくつかございます。まず、「月初め割引」を「ツキハジメ割引」といたしました。これはね、みなさま、ほんといろんな呼び方をされてまして、読み方に困っている感じがしたのですよね。ここは簡単明瞭に、潔く、カタカナで書くことにいたしました。
あと、「キャスト」という言い方をしております。今までは「コンパニオン」と言っておりました。キャストと言うのは他のお店の多くが使っている言い回しですし、お客様も「キャスト」と呼ぶようになって来ております。当店も世の中の流れに従いましょう。
本来、キャストとはドラマなどにおける配役の事でございます。これを接客業で使い始めたのは、おそらくディズニーランドが最初ではないかなぁ。テーマパークでのキャストという言い方が、次第に飲食店・風俗店といった接客業にまで浸透していった様に思えます。
接客に当たる人を何と呼ぶか? 当店の様なお店の場合は、また別の悩みがあるのですよね。普通に「女の子」と言いますと、お客様から「え? 女なの? ニューハーフじゃなくて」と言われたりする。で、「ニューハーフ」と言っていた時期も有りましたが、女装子や男の娘といったジャンルが台頭してくるに従い、十把一絡げにニューハーフと呼ぶ事にも違和感が出てきた。