店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
松屋の新メニューが出ますと、ついつい、食べてしまいますね。味噌トンテキ丼。時々出てくるトンテキメニューですが、今回は「味噌」ですかぁ。早速、実食! ウ~ン、これ、味噌? なんか、フワッと鰻の蒲焼き風な香りもするのだけど。余った鰻のタレを流用してたりして...アハハハハハ。
糖質を制限したい身としては、「定食で白米を豆腐に変更」という形で食べたいのですが、今回は丼のみ。まぁ、白米大好きですからよろしいのですけどね。気になるのは、「選べる小鉢」と称してキムチかとろろが付いてくること。いや、それ、いらないから安くしろと言いたい。
ちょっと前の新メニュー、豚キムチでも、やはり生玉子か温泉卵が付いてきた。「卵いらない」という選択肢は無い! 付け合わせを増やして単価を上げるのは、今のファーストフード関係は、やはり経営的にいろいろ大変なのかな。まぁ、卵も大好きだからよろしいのですけどね。
長くいらっしゃった馴染みの店員さんが姿を消し、新しい人が入っておりました。まだ不慣れなようで、いちいちマニュアルを確認している。それでも間違えて、トンテキには付いていない野菜サラダを慌てて「忘れてました」と持ってくる。「えっ? 付いてないはずでしょ」と返すワタクシ。松屋ではよくあることでございます。
その時、チラッとマニュアル(紙)が見えたのですよね。ハハ~ン、こりゃダメだ。字が多すぎる。写真も付いてますが、その周りにビッシリ小さな文字が記載されてる。外国人の店員に対して、あの文字量は絶対無理でしょ。こういうときこそ、写真かイラストでしょ。あるいは、マンガとか。
ワタクシ、ニューハーフやる前に、コンビニ弁当の工場で働いていたことがございます。おにぎり担当でしたが、弁当のラインが動き出すとそちらに駆り出されたりする。ベルトコンベアーの前に10人程が並び、各自1~2つの食材を担当。左から流されてくる弁当のトレイに、自分の受け持ちの食材を放り込んでいくのでございます。
トレイが流される前に、「写真」が流れてくる。それが、これから作る弁当の「見本」なのですよね。それを見て、受け持ちの食材をどこに入れるかを覚える。有村架純の朝ドラ『ひよっこ』で、トランジスタラジオを作る女工さんのシーンがございました。もうね、あれにそっくり。食材を入れ損なってラインが止まったりするところも、そっくり。よくやらかしましたよ。
お話をファーストフードに戻しましょう。ちなみに『サイゼリヤ』というイタリアンレストランは、厨房に1人しか置いていないそうでございます。その1人で間に合うように、本部の方でかなり合理的に食材を準備しているのだとか。それに比べると、松屋の店員さんはほんと、いろいろ手間が多い感じで、大変そうでございます。
ちょっと前に、「吉野家」が店員の技能コンテストの様子をテレビで紹介しておりました。トップクラスの店員は、お玉の操作にも微妙なテクニックがあるとのこと。ア~ア、ナンセンス。そういうミクロなことは追求するけど、なぜ店員が薄給かというマクロな視野は持たない。というか、見てみないフリしているのかな?