店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
お店の内装工事に立ち会っておりますと、プロとアマの感覚の違いに気づかされることがございます。例えば、綺麗な壁紙だなぁと思ってそれを指示しても、「ここは水がかかるので、耐水性の高い壁紙から選んだ方がいいですよ」とアドバイスいただいたり、あるいは邪魔な壁を撤去したいと思っても、「これを抜くと、天井が下がってくるかも、触らない方がいい」と言われたり。
ワタクシは理想像を描いて指示を出しますが、プロの方々が経験から施工後のことまで考えて修正案を出してくるというのは、ときどき有ることでございます。え〜と、何が言いたいかというと、豊洲の問題でございます。豊洲でも、そんなようなことが有ったのではないでしょうかねぇ?
すんなりと工事が進んでいたことを考えると、現場では、地下空間があることは「当たり前」という認識で工事していた感じでございます。ここで関係者が気の毒なのは、土対法と呼ばれる「土壌汚染対策法」の改正時期にかかっていたこと。そして、東北大震災の混乱の最中だったことでございます。そんな中で、なし崩し的に地下空間の話が進んでしまったのではないでしょうか。
あれだけの土地を埋め立てたら、どこかの山がひとつ無くなっているはずでございますよね。今、良質の土は手に入りにくく、値段が高騰しているとも聞きます。そこへ持って来て、震災後の建築需要。そんなことが影響しているのも想像できるのでございます。
先日、アメリカの航空事故では、パイロットに正直に話させるため免責していることをお話しいたしました。豊洲の問題も、真実を追究するのであれば、まず「関係者の免責」を東京都知事が宣言してしまうというのも、ひとつの手ではないかと思いますが、もうその可能性は無いですよね。都知事は「退職者まで追及して処分」と明言しておりますから。
厳しく処分して管理するという方法もあれば、処分を飲み込み「恩を売る」ことで人を使うという方法もございます。豊洲の問題では、厳しい処分を明言しているにも関わらず、発覚した関係者が非常に神妙な態度でインタビューを受けているのには、ちょっと違和感を感じたのでございます。
ここで、ひとつの推測がございます。小池都知事、表面的には「厳しい処分」を謳いつつ、陰で恩を売るという懐柔策をとっているのではないかということ。女性の小池さんがこのようなタヌキ親父的な策を講じられるかと疑問ではございます。しかし、元アナウンサーという職歴を考えますと、局アナ時代に、そういったタヌキ親父的手腕を見てきた可能性はございます。
豊洲問題は、どこへ向かっていくのでしょうね。若い頃に名古屋の中央卸売市場で働いていたワタクシとしては、市場の中なんて、トラックとフォークリフトとターレーの排気ガスでもうもう。みんなくわえタバコで仕事しているし、ベンゼンとか微量の水銀なんて比べものにならない程に、有害物質で囲まれております(今は電気化と嫌煙で、少し状況が変わっているかも)。
昼過ぎ、ひまわり9号の打ち上げを、ライブ中継で見ておりました。成功率の高い日本のロケットとは言え、やはりライブで見ておりますと、ハラハラしますね。わずか数分で大気圏を突破してしまうその上昇に、あらためてロケットの推力の大きさに驚くのでございます。
奇しくも、同じ日の『アナザーストーリー』という番組のテーマが「アポロ13号」。まぁ、偶然なんでしょうけどね。このアポロ13をテーマにした番組は、ついつい観てしまいますよね。文献も散々読み、映画も見、同様のテレビ番組も大量に観ておりますが、やはり見てしまう。結果が分かっているから、安心してハラハラ出来るというのもありますよね。
アポロ13号の帰還ストーリーを見ておりますと、情報を露(あら)わにして、関係者への協力を求めまくったというのが、成功の鍵だったような気がします。司令船や月着陸船を製造したメーカー、そのメーカーの子会社、そういった末端の技術者にまで意見を求め、データを吸い上げ、模索する。それが、あの軌跡の生還に繋がったのでございましょう。
その同じ『アナザーストーリー』は、かつて山一証券の凋落もドキュメントしておりました。山一の場合は、情報公開をギリギリまで渋り、真実を公表する機会をことごとく失い、何もかもを「先送り」した末に破綻いたしました。経済雑誌が疑惑をスクープした時点で、勇気を持って全てを公表していたらまた違う結果になっていたかもとは思いますが、まぁ結果論でございますね。
フクイチ(福島第一原発)の事故も、山一証券の崩壊と同じ匂いを感じるのでございます。早い段階で、全てを見せ、原子炉製造メーカーの技術者の助言を仰いでいたら、違った結果になっていたかもしれません。吉田所長と首相官邸とのやり取りは、あれこそ勇気を持って「ライブ」で公表して欲しかったですよね。まぁ、これも結果論ですけどね。
10月の中旬から、ヘブンネットのページに「ネット予約」というボタンが現れていたのに気がつかれた方もいらっしゃるでしょう。ヘブンネットがネット予約なるものを始めたのですが、この扱いに、少々困っておりました。
受付をしている者としては、予約受付は一元管理したいのでございます。電話を取りつつ、ネットの方も常にチェックするというのは、ちょっと大変。必ずスマートフォンやパソコンが近くにあるわけでもございません。また、受付業務のかたわら、バスタオルを畳んだりという雑用もあるわけで、どうしたものかとここ数週間、様子を見ておりました。
ネット予約に気がつかず、お客様からお叱りを受けたりということもございました。ヘブンネットよりアナウンスを受けたときから「うちではちょっと無理かなぁ」とは思っておりましたが、広告代理店の方がデータ入力を手伝ってくださったりと、まぁいろいろありまして、導入に至ったわけでございます。
いろいろ考えた末、ヘブンネットの「ネット予約」ボタンは、現在消しております。ネットから予約されても、結局、お店からお客様への確認電話をもって予約完了ということになるのでございます。どのみち電話が1回介在することになりますから、それじゃぁ最初から電話で受け付ければいいかということで、予約は電話だけにすることにいたしました。
本屋へ立ち寄ると、ついつい衝動買いをしてしまうのは悪い癖。本日も、やってしまいました。実験器具の図鑑を買ってしまったのでございます。ただ、その図鑑が、奇妙。写真は1枚もない。すべてゆるキャラ風のイラストで紹介されているのでございます。
ご丁寧に、各キャラの性格まで設定してございます。小さな器具ひとつひとつにまで細かい設定が施されているのは、著者の想像力と実験器具への愛情のたまものでございましょう。「こんな本、誰が買うんだ?」と思いつつ、まんまとワタクシが買ってしまいました。
実験器具というのは、おもしろい。その「機能美」が、実におもしろい。全ての器具には、必然的な形や仕組みがある。不思議な形をした器具も、その使い方を知り、その器具を発明した人の思いに心を馳せることで、何か共有感を得られるのでございます。
いや、マニアックな話は置いといて、\(^^\) ワタクシとしては、またこんなゆるキャラが続々登場するのではないかなと思っておりましたら、別のニュースを見つけたのでございます。熊本県が、くまモンの新しいイラストを発表したとのこと。今度は「スポーツくまモン」とのことでございます。
スポーツをしているくまモンのイラストで、ラグビーや東京五輪のキャンプ誘致を進めるとのこと。そこで思いついたのは、東京五輪のピクトグラム。ピクトグラムっちゅうのは、競技を表す絵文字みたいなのですよね。棒人形が競技をしているやつ。実現は難しいでしょうが、あれにちょっとしたアイデアを思いついたのでございます。
リオでの引き継ぎの際、安倍首相がマリオの格好をしたのはまだ記憶に新しいこと。そこで、東京五輪のピクトグラムは、棒人形ではなくアニメやゲームのキャラクターで埋め尽くすのでございます。マリオやキティーちゃんやセーラームーンなどなどなどが描かれたピクトグラム、これはいかにも日本的で、想像するだけでも楽しいのでございます。
ただ、絵柄が細かくなっちゃうので、視認性が悪くなるかなぁ。あと、高齢の方が理解不能になってしまう可能性が。そして、もっと大きな問題は、権利関係。くまモンは熊本県がかなり緩く使用を許可しておりますが、アニメやゲームのキャラだと、そう簡単にはいかない。キャラ総動員となると、これはこれで面倒くさいことになるかも。
いやぁ、寒い。急に寒い。お店にも、ファンヒーターの登場する時期が、やってまいりました。バタバタバタッと倉庫からファンヒーターを出し、ドタドタドタッと置きまくりました。もうね、ファンヒーター、暖かい。やはり、ガスの威力。東邦ガスさん、ありがとう!
ガスと言えば、お店で重要なのがガス給湯器。ご存じのお方も多いでしょうが、去年までは、ガス給湯器が室内にございました。それが旧式の自然排気の給湯器。自然排気ということは、室内から屋上まで「煙突」が伸びているわけでございます。去年までは、この煙突がくせ者でございました。
煙突は、太い煙突がビル内を貫き、その共同煙突に各部屋が接続するという構造。昔はごく普通のやり方でしたが、今の新築ビルでは絶対にやらない方法。なぜなら、大型の自然排気給湯器は、すでに全面的に製造終了しているからでございます。
さて、その煙突と給湯器、いろいろな安全対策のため、接続部分に隙間が設けてございます。この隙間が、いままでくせ者でございました。なぜか、他の部屋の料理の匂いとかがガンガン進入してくる。料理のメニューまで分かるくらいに、克明な匂いが入ってくる(笑)。長年、これに困り果てておりました。
今年は、暖房の利きが良い! やはり、あの煙突の隙間から暖気がかなり逃げていたようでございます。匂いも全く入ってこない。これも、快適でございます。そして、最大の利点は、静寂。大型のガス給湯器ってのは、「ゴォォォォォ〜」という結構な音がいたしました。それがバスルーム内に有りましたから、その音を聞いて恐かった人もいたのではないでしょうか。
岡本太郎さんの作品に、「座ることを拒否する椅子」という作品がございます。背もたれもなく、座面には「顔」があり、極端に座り心地の悪い椅子でございます。でも、これもアート。「アート」というのは、作品から人へメッセージを発する物。その悪い座り心地そのものが「アート」なのでございます。
木製の展示物が炎上し、5才の子供さんが焼死するという凄惨な事故が起きまして、心を痛めております。多くの学生が携わっていて、誰1人、その危険性に思いが及ばなかったというのが、実に残念でございます。「デザイン」とは名ばかりの「アート気取り」の作品に、腹立たしい思いも少しございます。
アートが作品から人へのメッセージであるのに対し、「デザイン」は「作品が人を受け入れる物」なのでございます。方向性が真逆なのでございます。作品の製作者は、その作品を使用する人の「顔」が見えていなければいけない。それを考えると、学生等の思い違い、創造性の無さ、その未熟さが残念でなりません。
それと、不特定多数の人が使う物というのは、製作者の意図しないことが必ず発生する。お店の備品でもそうですが、通常とは違う使い方をされる場合も多い。お客様がどんな使い方をしても、壊れたり怪我をされたりということがないような、そんな備品の選び方や設置の仕方が要求されるのでございます。公園のベンチとか異常に頑丈に作られておりますが、あれもそういうった理由でございます。
毎日新聞に、西原理恵子さんの『毎日かあさん』という漫画が掲載されております(毎月曜朝刊)。本日の漫画は、「標的」という題名でございました。幼少期の西原さんが、イジメの標的にならないように逃げ回っていたというお話でございます。
ワタクシは、以前、「○○だということだけで、一切批判出来ない」というお話をいたしました(2016/10/9)。被災者だということで、病人だということで、批判しちゃいけないという風潮がある。この風潮は、イジメに対してもあるのではないか、そう思うのでございます。
「いじめられる側にも問題がある」とは、よく議論に上がること。ある程度の割合の人がこのような認識を持ちながら、この件に関しては追及しちゃいけないという風潮がございます。でもね、あまりこの件を迂回していると、それは逆に問題の本源を見失うという気もいたします。
いじめられている人に対し、「どうして逃げないの?」「どうして叫ばないの?」という問いかけは、簡単でございます。しかし、その簡単なことが出来ないから、当人は泥沼にズブズブとはまっていくのですよね。いじめられる側の泥沼からはい上がる能力に言及することも、いじめ問題にとっては重要だと思うのでございます。
ここで、いつも気になるのは、「どうして、親は気がつかなかったの?」ということ。一番身近にいる親が、どこかで気づいて助けられなかったかということ。違う言い方をすると、「どうして、本人は親に相談できなかったのか?」ということ。
子供さんを自殺でなくされた親御さんには非常に厳しい言葉になるかも知れませんが、イジメによる悲惨な自殺を防ぐためには、学校やいじめた人を責めるだけではなく、いじめられていた人と親御さんとの「親子関係」も追及・分析する必要があると思うのでございます。
どうして親に相談できないのか? 親に余分な心配をさせないため? でも、そんな余裕がある子ならば、自殺にまで追い込まれないかも。自尊心? トラブっている自分を認められない? 悟られたくなかった? 親や家庭が逃げ込める場所になっていなかった? 孤立していたの? こういったことって、アンタッチャブルになってますよね。
長年いろんな新人さんを指導して来て、チョット思うことがございます。時々、失敗談や苦労話を全く出来ない人がいるということ。特殊なお仕事ですから、最初はいろんなトラブルが噴出するはずなのでございます。それでも、涼しい顔で平静を装い、失敗や苦労を全部自分の懐で処理しようとしてしまう人がいらっしゃいます。
指導する側としては、「あ〜あ、失敗しちゃった」とか「も〜、あのお客さん、ナンタラカンタラ、プン、プン、プン」とか言える人は、非常に安心なのでございます。ガス抜きも出来ているし、問題点もはっきりしている。本人にストレスが溜まらない状態で、適切なアドバイスが出来る。
一方、全部自分の中に溜め込むタイプの人は、問題点が表面化してこない。それでいて、本人はストレスを溜めまくる。アドバイスをしたくても、本人が自尊心という城壁の中に入ってしまい、頑なに門を閉ざしている。こういった人は、少しずつ信頼関係を育てていき、長い目で育てる必要がございます。
お話をイジメに戻しましょう。イジメは人間の本能ですから、未来永劫なくならないでしょう。そして、イジメの「標的」になる可能性は、全ての人にあります。重要なのは、ロックオンされた状態から抜け出せるかどうか。抜け出せる人は、逆にいじめる側に回るかもしれません。一方、抜け出せない人は、それが時として悲惨な結果に結びついてしまうということも。
いじめ問題は複雑なので、簡単な言葉では言い表せないでしょう。ただ、いじめられている人、あなたは自分の性格に原因の一端がある可能性があります。「逃げ出せる人」「叫べる人」「相談できる人」。ほんのちょっとずつでもいいから、そういう人を目指してください。
そして、子供さんをお持ちの親御さんは、子供さんが幼少の頃から「人生、失敗が当たり前」という気風で、気楽に失敗談や苦労話が出来るお子さんに育てられるとよろしいのではないかと思います。まぁ、子供を産んだことも育てたこともないワタクシが、実におこがましいことを申し上げているというのは、重々承知しております。
毎日新聞「かあさんマンガ」
http://mainichi.jp/kaasan/
こんな感じ。多分、バニーガールコスチュームの「シッポ」ではないでしょうか。ソファーの下の一番奥にありましたので、発見が遅れたかもしれません。落ちていたのを、ワタクシが掃除機で押し込んでしまったかもしれません。ですので、いつごろから有ったかは、ちょっと不明なのでございます。
トランプ(trump)に「i」と「h」を足せば、トライアンフ(triumph)=「大勝利」、元々似ている単語でしたから、この大勝利は「必然」なのでしょうか。世界中が大統領選に振り回された1日でございました。
余談ですが、「triumph」と入力いたしましたら、日本語変換が「トリンプ」という候補を出してきました。え? 何だ? と思いながら「triumph トリンプ」で検索をかけましたら、なんと、trump、triumph、トリンプ、これ全部、同じ語源だとのこと。トリンプってのはドイツ語読みだそうでございます。
さて、アメリカの大統領選でトランプ氏をここまで押し上げた原因に、アメリカの貧富の差がございます。5.4%の富裕層にアメリカ総資産の半分が、上位1%の最富裕層に総資産の30〜40%が集中しているそうでございます。日本の場合は、最富裕層1%に6〜7%の集中らしいので、日本に比べるとかなり貧富の差が進んでいると言えるのでしょうか?
一見、日本もアメリカも、貧富ピラミッドの頂点にお金が集中し過ぎているように見えますが、自由経済ですと、こんなもの。例えば、一般の店舗収入ひとつを見ても、だいたい上位3割のお客様に売上総額の7〜8割が集中していると言われています。当店でも、だいたいそんな数字になるかな。
話を資産に戻しましょうか。一般大衆側から見上げると、「数パーセントの最富裕層に下層の資産が吸い上げられている」という見方になる。ところが、国家的に上から見下ろすと、「数パーセントの超エリートが国の収入を支えている」という見方になるのでございます。貧富の差をなくすということは、国の支えを失うということ。ワタクシ、断言しちゃいますよ。貧富の差は「必要悪」なのでございます。
今回当選したトランプ氏、紛れもなく「超エリート」に属しております。この人が貧富の差を語るのだから、おもしろい(笑)。このあまねく存在する「貧富ピラミッド」の構造を、あまりご存じない様子。で、怒りの矛先を、移民や日本に向ける。いやぁ、歪んでますねぇ。でも、この「問題の置き換え」にアメリカ国民が同調しちゃった。トランプ氏自身には自覚がない様子。この先、「歪みの限界」がどこかで来るような気がいたします。
貧富ピラミッド構造なんてものは、何千年も前から存在いたします。それが、ここ近年でやたら注目されるのは、やはり情報社会になったからではないでしょうか? つまり、貧富の差も、見えていなければ気にならない。そう、世の中に金持ちがどれだけいて、その人達がどんな生活をしているかなんて最初から知らなければ、人間というもの、現状でそこそこ納得して生活出来てしまうのでございます。
なまじっか見えてしまうから、比較してしまう。なまじっか商品が並んでいるから、欲しくなる。と、いうことは、ネットもテレビも無いような時代に戻ってしまえば、意識的には貧富の差は少なくなる。しかし、現代社会では、とくに都市部では有り得ませんよね。貧富の差に疲れたら、田舎に行って、情報を遮断し、慎ましく生きるというのがよろしいのでしょうか? 田舎の町おこしにもなりますしね。
「トランプの日」から1日経ったわけですが、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が予言していたとか、アニメ『シンプソンズ』にそっくりの映像があるとか、もう大騒ぎ。かつて映画やアニメ界が、「こんなことが起きたら、アメリカがひっくり返る」と想像して作った逆説的シナリオが、今まさに現実のものになってしまったという感じでしょうか。
まぁ、日本の場合は、その後極端な円高になり、ボロボロの数年間を歩むことになりましたけどね。鳩山元首相の怪行動もありまして、「とりあえずやらせてみる」という行為の危険性を、日本中が思い知ったわけでございます(笑)。
さ〜て、アメリカはどうでしょうかねぇ? トランプ氏は政治経験がないとのこと。そこへもってきて、負けたクリントン派が暴徒と化すほどに一部からは嫌われている。でも、まぁ、お店の掲示板の方にも書きましたが、善人風の人がちょっとでも悪いことをするとこっぴどく悪評を買いますが、悪人面の人がほんのちょっと善行を行うと「あぁこんないい人だったのか」と最高の賛辞を受けることになる。
お店のバスタオル、必ず乾燥機で乾かしております。自然乾燥で乾いてしまったものも、洗濯直後の濡れたものと混ぜて乾燥機に入れております。ガス代も電気代もかかるのにどうして?と思われるでしょうが、フワフワにするためでございます。自然乾燥させてしまうと、パリッパリになってしまいますからね。
そのバスタオル、最近、よく破れます。シワを伸ばそうとパンッと引っ張ると、ビリッと破れます。特にロゴマークの部分が薄くなっておりますので、そこが破れることが多いですね。経年劣化で弱くなっているというのもあるでしょうが、やはり乾燥機によってバスタオルが全体的に薄くなっているのでございましょう。
乾燥機を一度回すと、乾燥機のフィルターにゴッソリと綿ぼこりが付くのでございます。「エッ、こんなに抜けてるの?」と驚くほどに、綿ぼこりが付いて来ます。それだけ、バスタオル1枚1枚が薄くなっていっているのですよね。自然乾燥にすればまだマシなのでしょうが、先ほど申し上げたパリッパリ問題がありますからねぇ。
そこで、もうそろそろ新しいバスタオルの導入時期かなと思っております。お店のロゴ入りですので専門のタオル業者に発注するわけでございますが、タオル業界も厳しいのでしょうねぇ。最近は小口注文を受けてくれず、最低でも数百枚という単位になってしまいます。まぁ、大量に注文して、残りは押し入れの中にでも保管しておきましょう。
新しいバスタオルを導入すると、別の困った問題でしばらく悩まされるのでございます。新品から出る抜け毛でございます。新しいタオルというのは、最初しばらくの間、大量の遊び毛が抜けてきます。洗濯機のフィルターがマンチクリンになる。乾燥機のフィルターがモッコモコになる。お店の中にミクロサイズの綿ぼこりが大量に浮遊し、掃除をしてもしても、すぐにホコリっぽくなる。
11月後半分の出勤予定が出そろいましたので、アナウンスいたしますね。当日までに変更が入る可能性は有りますので、その場合は随時、この表を書き換えておきたいと思います。ですので、「画像保存」よりも「ブックマーク」を付けておく方がよろしいかと存じます。
この出勤スケジュール、オフィシャルサイトは10日分、ヘブンネットのPC版は1週間分しか表示されません。ところが、スマートフォン版のヘブンネットだけは、なんと1ヶ月分のスケジュールを見ることが可能でございます。
昔のオフィシャルサイトでは、1ヶ月分を表示していたのですよね。リニューアルの際、サーバの負担を考えて10日分の表示となりました。まぁ、自由出勤が主流になった最近では、あまり長期の表示は意味が無くなってますからねぇ。
パソコン・スマートフォン用(大)
http://she-mail.jp/resource/event.jpg
携帯電話用(小)
http://she-mail.jp/resource/event_s.jpg
韓国では大変な抗議デモ。以前、韓国旅行をした際、景福宮から市庁前までぶらぶらと歩いたことがございましたが、結構な距離がございましたよ。そこを埋め尽くしてまだ余りある市民が集まっているというのですから、尋常ではない。
一方アメリカでは、トランプ大統領を認めない人達の暴動が相次いでおります。いや、抗議はわかるけど、暴動って何よ。何かあるとあの国はすぐ暴動が起きますよね。車をひっくり返したり、商店から略奪するって、それ、大統領と何にも関係ないじゃん。
奇しくも、同じ大統領がらみで、韓国とアメリカが大騒動になっております。以前、今の日本人は「トレードオフ」が出来ないと申しましたが、韓国や米国の方が度を超しているようでございますね。「トレードオフ出来ないのは、宗教的感覚だから」と申しましたが、そういえば韓国も米国も、ほぼ単一宗教に近い国でございました。
韓国は儒教の影響を強く受けている国、アメリカは国民の9割以上がキリスト教。こういったものが影響しているのでしょうかねぇ。そこへいくと、宗教何でもありの日本は、平和ですね。日本人は、信仰心がないわけではございません。ただ、拘りがないのですよね。クリスマスも初詣もやってしまい、トイレにも神様がいると言い出す始末(笑)
そのクリスマスで思い出しましたが、アメリカでは数年前から「メリークリスマス」が禁句になっているとのこと。キリスト教に由来するクリスマスのお祝いは、非キリスト教徒への「押し付け」になるからだそうです。そこで最近ではメリークリスマスの代わりに「ハッピーホリデー」と言うとのこと。
高齢者の交通事故が、ここ最近重なっております。どうもやるせない事故が、立川市の病院での事故。83才のおばあさんが、病院の駐車場で暴走し、歩道を歩いていた2人の男女を死亡させてしまうという事故でございます。
このおばあさん、旦那さんが入院しておりまして、事故の前日は泊まりがけで旦那さんに付き添い、当日の朝10時に一度帰宅し、お昼にまた病院に戻り、午後3時に病院から出ようとして事故を起こしたそうでございます。多分、旦那さん、危篤状態のでしょうね。
事故車の足下には100円玉が2枚落ちていたそうでございます。駐車場の精算をしようとしてお金を落としてしまい、拾おうとして不意にアクセルを踏んでしまったか? あるいは、手が届かないのでうっかり足を踏ん張ってしまったか? 真相はどうであれ、実にやるせない事故なのでございます。
自動ブレーキというものがすでに実用化されておりますが、まだまだ普及率は低いですよね。これが完全普及すれば、このような事故はかなり減らせるような気がいたします。そこで、ワタクシ、考えました。この様な事故を少しでも防げるような、ちょっとしたアイデアを考えました。
まず一つ目。停車時および低速時は、アクセルペダルを非常に重たくする。スピードが増すに従い、それを軽くしていくという方法。踏み間違いは、停車中か低速時に起こります。アクセルとブレーキの感触が明らかに違えば、気づきやすいのでは。
と思いましたが、これはダメダメ案でございますね。発進時に強く踏み込み癖がついちゃうと、ノーマル車に乗ったときに大変な事になるのでございます。そこで、次の案。アクセルペダルは、ゆっくり踏んだときしか反応しないという仕組み。
アクセルペダルをいきなりベタ踏みするということは、そうそう無いはずでございます。ただ、アクセルとブレーキを間違えているときには、このベタ踏みをアクセルペダルでやってしまう。だから、アクセルペダルだけは、急激なベタ踏みがされた場合は、無視するという機能でございます。
まぁ、他にも、世界中の人が、この「踏み間違え」防止のアイデアを出しているのでしょうね。ブレーキとアクセルが同じ「ペダル操作」というのが問題なのでしょうが、このインタフェースは今さら変えられないでしょうねぇ。
大相撲、白鵬関、1000勝おめでとうございます。多くの人に祝福されての1000勝、嬉しいのでございます。一時期はマスコミが日本人横綱を騒ぎすぎて、険悪な雰囲気もありましたからね。良い感じで軌道修正出来た感じがいたします。
現在、モンゴルを筆頭に、ブラジル、ブルガリア、ジョージア、中国、ロシア、エジプト...と、多くの外国出身力士が活躍しております。こういうのは、大相撲の素晴らしいところだと思うのですけどねぇ。かつて大相撲には「外国人枠」ってのは有りませんでしたが、今はひと部屋ひとりという人数制限がございます。
日本にやって来た海外出身力士って、本当に真面目に大相撲を日本の文化として学び取ろうとしている。日本語もすぐに覚える。曖昧な部分が多い相撲のルールや組織構造も、それを日本的として受け入れている。ほんと、これだけ日本をそして相撲をリスペクトしてくれている人々は、もっと柔軟に受け入れて欲しいなと思う次第なのでございます。
スポーツの世界って、まだまだアジア人蔑視がございます。プロテニスの「ニック・キリオス」という暴言吐きの選手が、錦織選手だけはリスペクトし錦織戦では暴言を封印しているというのは、ニュースでも報道されました。
マレーシア人の母親を持つキリオスは、そのアジア的風貌からヨーロッパの大会などでは差別的な扱いを受けることが有ったとのこと。そういった苛立ちから、暴言を吐いているというのがニュース報道での解説。しかし、同じアジア人でありながらトップクラスで活躍している錦織圭選手だけは、リスペクトしているらしいのでございます。
冬季五輪の花形、ジャンプ競技も、日本人選手が台頭すると、日本人が不利になるようにコロコロとルールを変えられる。モータースポーツのF1でも、ホンダが台頭していた頃は、同様にルールがホンダに不利なように改変されてしまう。
そんなことがある中、外国出身力士が活躍しまくっている日本の大相撲は、実にフェアだと思うのでございます。日本人の横綱が生まれないからと言って、強すぎる外国出身力士を問題視するのは、本末転倒。向上心や戦意を失った日本人力士こそ、問題視すべきなのでございます。
ご紹介するのは、左側の本。昔ながらの古典的童話『泣いた赤鬼』でございます。なぜか傍らに『BILLY BAT』の漫画本が...そう、この『泣いた赤鬼』の絵本、浦沢直樹さんが絵を描いております。中は、こんな感じ。
浜田廣介(はまだひろすけ)さんの原文に、浦沢直樹さんが絵をつけ、長崎尚志(ながさきたかし)さんがプロデュースをしております。浦沢さんと長崎さんは漫画家と原作者の関係。浦沢直樹さんの多くの名作が、このコンビから生まれております。
泣いた赤鬼に関しては、ストーリーは割愛いたしますね。まだ読んだことがない人にとっては、ネタバレになっちゃいますからね。ワタクシが子供の頃この作品を読んで、号泣しちゃいました。今でも読み返すと、目頭が熱くなるのでございます。
この『泣いた赤鬼』のテーマは「不条理」。読んだ後に、なんとも納得できないやるせない気持ちになるのでございます。あちらを立てればこちらが立たずと申しましょうか。このような不条理作品に対して、どんな価値観を見いだすかは、読者次第。読者の数だけ感想が生まれる、そういった作品でございます。
ディズニー作品は必ず大団円になるというのが、ディズニーのセオリー。悲しい結末、バッドエンドはディズニーにふさわしくないというディズニーのポリシーでございます。確かに、親子で安心して見られるという点では、素晴らしい娯楽でございます。
でも、世の中に出ると、現代社会は不条理なことだらけ。ワタクシはね、ディズニーのような無菌作品と平行して、毒のある不条理作品も幼少期から見せるべきだと思っております。一部の親御さんは「子供にトラウマを作る」といって敬遠されちゃうんですよね。でもワタクシは、子供のときだからこそ、そのようなトラウマを植えつけておくべきだと思っております。
オーディオの世界に「ダイナミックレンジ」という語がございます。出すことが出来る一番小さな音から一番大きな音までの幅でございます。ここで重要なのが、どれだけ大音量で出せるかということではなく、あくまでも最低と最大の「幅」を指す言葉であること。「ダイナミックレンジの広い曲を小さな音量で聴く」ということもあるのでございます。
人の心にも、このダイナミックレンジがございます。例えば、すごく悲しい感情とすごく楽しい感情の幅。幼少期に、この「すごく悲しい」「すごく楽しい」をどれくらい体験するかで、心のダイナミックレンジの幅が決まるような気がいたします。
ディズニーのような無菌作品は、ダイナミックレンジの上限を広げる。一方、毒のある作品は同じく下限を下げる。バランス良く与えることによって、心のダイナミックレンジが広い感受性豊かな人に成長するような気がいたします。
また、震災などで幼くして非常に悲しい思いをした人も、どうか自信を持ってご自分の人生を歩んで頂きたいと思うのでございます。「体験しなくていい悲しい思いをした」と思わずに、「心のダイナミックレンジが拡がる貴重な体験をしたんだ」と思えないでしょうか? 将来、クリエイティブな仕事に就いたとき、そのダイナミックレンジの広さがきっと役に立つはずでございます。
ただ今、「藍井みか限定割引」を実施中。11/18からは3日間ですが「蛯原みなみ限定割引」も実施されます。さらに加えまして、予告でございます。来月12/1(木)から12/7(水)の7日間、「月初め恒例キャンペーン」というのを実施いたします。
お隣の韓国では、大統領専属の占い師で大騒ぎになっております。その占い師、「どうして今回の事態を自分で占えなかったんだ」という疑問が湧きますが、まぁ、そんなときは「占い師は自分のことは占えないのだ」という占い師の言い訳常套句が出てくるわけでございます。
世界中のマスコミが、アメリカ大統領選の結果を見誤っておりました。僅差だったにもかかわらず、クリントン押しの報道ばかりが目につきましたから、その偏った報道が逆風を吹かせたかもしれませんよね。これには、そのトランプ氏がある名言を吐いております。
ほほう、クリントンを押すマスコミ報道を、トランプ氏は吉報と思っていたかもね。マスコミ報道ってのは、「こうである」というものと「こうありたい」というものが混じっておりますから。時として、「こうありたい」で表現してしまうと、現実にそっぽを向かれる場合がございます。人の心というのは、アマノジャクなのでございます。
確かに、トランプ氏には崇高な「アメリカ愛」が垣間見える。過激な発言を繰り返しても、それをアメリカへの愛情とアメリカ国民の多くが受け止めたのでございましょう。もとより、愛国心の強い国でございますからね。上流階級出身のクリントン派には、たたき上げのトランプのような泥臭い愛情は、残念ながらちょっと見えてこないのでございます。
トランプ氏は、その暴言とともに多くの名言も残しております。さすが財を成した人だけ有って、その名言はどれも説得力がある。情熱だけで暴走するのではなく、成功への道を実に論理的に固めている。またそこには、商売的な「駆け引きの妙」も見えたりするのでございます。
地震で被災した熊本城の宇土櫓(うとやぐら)の内部が公開されました。修復するのは大変でしょうねぇ。現代的な技術で直しちゃうのは簡単でしょうけど、「修復」となりますと、建造時の技術を使うということになりますからね。石垣の修復も、一般から写真を募集して、完全に元通りにするそうでございます。
まず、国産の巨木が、ほぼ皆無。そして国産の漆も大変な希少品。何かの番組で林業の話をしていましたが、今、伐採している木は400年前に植えられて、昔の人が枝打ちなどの手入れを怠らなかったから、今現在出荷できる品質になっているそうでございます。
その林業に携わる人の談。「数百年後の未来のことを考えると、今、私たちが山に投資をしなければいけないのですが、その投資が出来るほど利益が上がらない」ということらしい。いや、大丈夫か? 日本の林業。山の多い日本の国土。森林はいっぱい有るが、細かい手入れをしていない木材は、建築材として出荷するのは難しいそうでございます。
木造建築に関して、最近、こんなニュースを見つけました。桐朋学園が地上4階建ての木造建築の校舎を建てたとのこと。もちろん、耐火構造。もうね、記事を読むと、大変な技術が網羅されております。耐火性を出すために、一部石こうボードを木材に貼ったというのが、残念でございますね。木材そのものの耐火性を高める技術も有りますから、開発が進むといいですよね。
この木造建築には、CLTという技術が注目されているのでございます。木材をタテ・ヨコ・タテ・ヨコに重ねて固めて大きな木材にしてしまうという技術。ベニヤ板の巨大版という感じでしょうか。木造建築の期待の星なのでございます。欠点は、建築費が高くなるということ。う〜ん、あちらを立てればこちらが立たず。
熊本城の復旧とか、名古屋城の再現とかありますが、もうね、昔の技術に拘ることはないと思うのでございますけどね。あの東大寺の大仏殿でさえ、老朽化した巨大な屋根を支えるために内部に鉄骨を入れております。現代的な技術、最新の木造技術、そういったものを組み合わせればいいのではないでしょうか?
え〜とね、またやっちゃいました。先日は、藍井みかのキャンペーンの終了日を本人のお休みの日に設定してしまうというミスをして、謝ったばかりでございました。今回は、本日終了した蛯原みなみのキャンペーンで、またまたミスをやらかしてしまったのでございます。
お客様からの指摘で気がついたのでございますが、オフィシャルサイトとニューハーフファンでは、90分のコースは「¥2,000割引」という表記になっておりました。ところが、ヘブンネットだけ「¥3,000割引」という表記のまま掲載していたようでございます。
そこで、お客様がどの表記を見て来店されたかにかかわらず、¥3,000割引にするということで、最終日の本日後半はそのように割り引かせていただきました。さて、問題は、既に90分のコースで入られたお客様。このお客様へのご返金をしなければなりません。
このキャンペーンが「要予約」ということもあり、ご返金の必要なお客様は、こちらで把握しております。次回来店時でよろしければ、その時に¥1,000をさらに割り引かせて頂きます。当店に立ち寄って頂けるのであれば、すぐに差額の¥1,000をお渡しすることも可能です。お店に連絡を頂ければ、ご案内いたします。
もしお客様の方が気づいていらっしゃらなくても、次回、電話を頂いた時点ですぐにご返金の旨を案内できるような準備をしておきますね。今回、新規のお客様が多かったので、次回、いつ来店されるかが心配なのですが、分かるようにしておきます。
昨日の日曜日のことですが、VIPルームに置いてありました「靴べら」が、ポキッと折れました。木製の長い靴べらだったのですが、その割れ方がハンパない。ほとんど凶器。いや、ほんと、お客様、よく怪我をされなくて良かったのでございます。取りあえず、VIPルームには余っておりましたプラスチック製の靴べらを置いておきました。
ワタクシは、木工用ボンドというものに非常に強い信頼感がございます。木工用ボンドで完璧に貼り合わせると、その後、ノコギリでガシガシやっても大丈夫。鉄壁の強固さなのでございます。木材に鉄壁はおかしいか。まぁ、気にしない、気にしない。この折れた靴べら、木工用ボンドで完璧に貼り合わせて、どのくらい強度があるか自分で使ってみた試してみたいと思いますです。
あと、VIPルームはハンガーを掛ける場所も直したいのでございますよね。東急ハンズで材料だけ購入してきて、もはや1年くらい、その材料を放置プレイしております。ボチボチ、やらないとね。こんな感じで、材料だけ購入してきて放置プレイというのが時々ございまして、後から「この材料、何をするために買ったんだっけ?」と自分で迷うこともございます。
東急ハンズとかは、好きですねぇ。お弁当持参で一日中ブラブラしていたいくらい。名古屋には2店舗ありますが、品揃えで魅力的なのは高島屋の方ですね。ただ、東京の渋谷店とかの規模に比べると、やはり見劣りしてしまう。何から何まで巨大な東京という街には、かないませんねぇ。まぁ、東京と名古屋、比較するのもおこがましいのですけどね。
なんたって、名古屋は「行きたくない街」ナンバーワン。それに対する名古屋市民のアンケート結果が発表されております。このアンケート、なんかワタクシも答えた記憶がございます。で、その結果。な、なんと、名古屋市民の8割が「容認」という結果。「仕方が無いよね」「当然」、この2つの回答で8割を占めているのでございます。う〜ん、ワタクシも納得。名古屋市民の名古屋市民たる清々しい解答結果だと思うのでございます。
一日中、大激震の日でございました。早朝は、また、福島沖で激震。5年前の教訓もあり、死亡者はゼロとのこと。ほんと、良かったのでございます。思い返せば、5年前の大震災のときも、地震から津波襲来までに、45分という「猶予」がございました。その45分間を有意義に使っていれば、前回の死者数は、二桁、いや三桁くらい少なく出来たかも。まぁ、今回は大事に至らなくて、良かったのでございます。
もうひとつの激震は、またまた、あのトランプ氏。トランプの話をこの欄でするのはウンザリなのでございますが、ここは日本の将来のため、今、思っていることを吐露するのでございます(ちょっと、大げさだったかな)。
まずね、トランプ氏を単なる人種差別主義の暴言家としている評論、そういったものを書いている人は猛省でございます。彼は優秀なビジネスマン。そして成功者でございます。そこを重要視しなければだめ。うかうかしていると、日本は足をすくわれるのでございます。
「売手市場」「買手市場」なんて言葉が有るように、ビジネスの世界ではどちらが「主導権」を握るかが重要。まだ大統領に就任もしていないのに、早々とTPP関連の法案を通してしまった日本は、大ばか者なのでございます。なぜに手の内を見せる。もはや、主導権を失っているのでございます。
ビジネスの世界で、時々、日本が欧米相手にやらかす失敗は、日本側の「性善説的契約」。「こんなことは常識的にやらないだろう」と考えて契約書で細部まできっちりと詰めておかない。細かいことを言うのは、相手に対する不信感であり失礼、そう日本人は考えちゃうのでございます。
ところが、欧米では、電話帳ほどもある契約書が交わされることもあるとのこと。それくらい、細かい部分まできっちりと文書で詰めておくのでございます。狩猟民族の本能でございましょうかねぇ。契約で交わされていることは「確約」。でも、契約書にない事項に関しては、何が起きてもおかしくないのでございます。
そこで、トランプ氏の本日の激震映像。世界中に、その激震が走ったのでございます。でも、あれは、「確約」ではない。ただの映像。ビジネス的には何の効力も無い。ブラフかもしれない。そんなもので日本が主導権を失っていたら、あとはアメリカの思う壺なのでございます。
もうね、日本はトランプのブラフに、いちいちヘラヘラと頭を下げるんじゃねぇ。知らんぷりしていろ! まだ、大統領でもない、ただのビジネスマンだ。早々と首相が会いに行くのは、大変結構。ビジネスは先手が大事。でも、常に「主導権」を意識してないとダメダメっつうか、逆に足下を見られることになる。
祝日でございました。勤労感謝の日でございますね。もうね、年中無休でお店に張りついておりますと、曜日とか祝日の感覚が無くなっちゃうのでございます。テレビ番組は普段と違うし、コンビニへ行っても中スポが置いてないし、「あぁ、祝日だったんだ」と気づくわけでございます。
で、祝日だからというわけでもないのでしょうが、ヘブンネットのサーバが長らく落ちていたようでございます。気づいたのは15時頃。復帰に気がついたのは21時頃でしたので、手こずりましたねぇ。祝日ということもあって、担当者の手配とかに苦労したのかもしれません。まぁ、災いってのは、そういう間が悪いときに起きるものでございます。
さて、業務連絡をひとつ。と言っても、恒例の週間実話割引のお話でございます。明日【11/24(木)】発売の『週間実話』に当店の広告が掲載されます。普通、この手の雑誌についているクーポンは「他クーポンと併用不可」という形で利用して頂いております。しかし、この週間実話は雑誌の定価が高いせいか、他のクーポンよりも使い勝手が悪く、使われる方が非常に少ないのでございますよね。
そこで、いつも通り、この『週間実話』の広告割引だけは、他のクーポンと「併用可能」ということにしております。これは、この「ひとりごと」欄とメールマガジンだけの情報。オフィシャルサイトやヘブンネットなどには載せていない情報でございます。
テレビの番組表に「コント55号」という表記がございまして、懐かしながらその番組を見ておりました。コント55号の現役時代は、まだまだ録画というのが大変な時代。今、残っているコント映像ってのが限られているのでしょう。もう散々見慣れたコントではございますが、楽しく見ていたのでございます。
若い頃の萩本欽一さんを見ていて、「誰かに似ているなぁ」と思っていまして、ハタと気がついたのでございます。口調とか声の質が「大泉洋」さんに似ているのでございますね。年齢的に、大泉さんはコント55号をリアルタイムでは見ていないような気がいたします。たまたまなのか、何か憧れがあったのか、まぁご本人のみが知るところでしょうねぇ。
大泉洋さんが、今放送中の大河ドラマに出演されております。持ち前のオチャラケ風味を封印されているのでしょうか。その甲斐も有って、良い感じで劇の中にはまっております。この人、ちょっと暴走気味の演技が悪目立ちに繋がることが多かったので、大河のような重たいドラマで小さくなっているのが、逆に良かったですよね。
大泉洋さんは、ハードボイルドの映画も主演で演じられております。雰囲気的には、松田優作さんあたりを目指していたのでしょうか? でも、ハードボイルドとしては収まりの悪かった映画だったように覚えております。
これは、松田優作さんがシリアスな演技のベースにオチャラケをトッピングしていたのに対して、大泉洋さんはオチャラケの方がベースになっちゃっているからではないかな、と思う次第なのでございます。オムライスで言うと、チキンライスの上に玉子が乗っているか、玉子の薄焼きの上にチキンライスが盛ってあるかの違い。チキンライスの量は同じでも、別物の食べ物になっちゃうでしょ。う〜ん、例えが悪かったかな(笑)。
今回、大河ドラマで思いっきり「我慢する演技」をやらされておりますので、これが今後のハードボイルド作品に活かされるような気がいたします。我慢する部分が有って、はじけた部分がより面白くなるのでございますよね。ずっとはじけていると、見ている側が慣れてしまうのでございます。
役者さんって、ずっと同じような役ばかりをやっていると、そのイメージに外れた役がやりづらくなる。だから、たまに全然違うイメージの役をやると、演技に幅が出ますし、その役者さんに張りついた固定観念も薄れますので、役者さん本人にとってもその後の演技がやりやすくなる。
北野武さんの『アウトレイジ』シリーズが、その好例でございますよね。普段、悪役じゃない人をあえて起用する。それで、映画が役者さんのもつイメージに引きずられることもなく、役者さん本人も、普段とは逆方向に振り切った演技が出来る。あえて狙ったキャスティングをしているとしたら、それが北野武さんの才能の一部だと思うのでございます。
北野武さんは、『アウトレイジ』のキャスティングに関して、「振り子の原理」という話をしていたことがございます。「良い人側に大きく振れることが出来る役者さんは、振り子が反対側へ振り返すように、悪い人も上手に演じるはずだ」とのこと。納得でございます。演技にも「作用」「反作用」というものがございまして、作用側へ振るためには、反作用側の支えが必要なのでございます。
なにやら、電車の中で席を譲る譲らないで揉めている動画が、話題になっております。実際の動画は見ていないのですが、どうも優先席に座っている若い人に向けて年輩の人が席を譲れと声をかけたとのこと。それに、真っ向から反発して言い合いになるという動画だそうでございます。
まぁ、この言い合いの是非を問うつもりはございません。ワタクシが注目しているのは、この動画に対するコメント。俳優の笹野高史さん(68才)が、「年齢は自分で決める、だから僕には席を譲らないで下さい」と言ったそうでございます。
ワタクシも、電車の中とかで席を譲るのは、難しいと考えております。妊婦さんとか体調の悪そうな人なら、まぁ「安心して」席を譲れます。一目瞭然でございますからね。でも、健康そうに見える年輩の人、こういった人には席を譲らない。もし「譲って欲しい」と言われたら、喜んで譲りますよ。でも、ワタクシの方からは、声をかけない。
笹野高史さんいわく、実年齢よりも老けて見えるのでよく席を譲られるとのこと。まだ舞台などでバリバリ活躍されている笹野さんにしてみれば、年寄り扱いを受けるのが釈然としないのでございましょう。気持ちは分かるのですけどねぇ、やはり、見た目、高齢に見えますからねぇ、笹野さん。
お話を、電車の中の席の譲り合いではなく、一般論に置き換えてみますよ。大人は子供や若い人に向けて、「○○はこうあるべき」と問いかけます。その一例が、この電車の優先席だったりするわけでございます。ところが一部の大人は、「こういう場合は、こうしなさい」と「例外」を指示したりする。
大人から見れば「臨機応変に動け」ということなのだが、子供や若い人から見ると「ダブルスタンダード(二重規範)」という矛盾を押しつけられることになる。この例外処理とか臨機応変っていうの、客商売では特に多い。そして、人気商売でも多い。と、いうことは、客商売かつ人気商売である「風俗」や「お水」では、非常によく遭遇する問題なのでございます。
臨機応変というのは、接客業のキモでございます。そしてこのキモは、かなり不条理。「お客様は神様です」という名文句があるように、無理を通せば道理が引っ込む的なところがある。経験を重ねていくと、道理を外す勘所を心得るようになるのでございますが、それを掴むまでは、いろいろ悩んだりするものでございます。
さて、指導する側から見ると、やはり最初は「道理」を教え込むことになるのですが、そのうち、この不条理に突き当たる。すると、「こういう場合は、○○しなさい」と臨機応変の積層の一枚を披露するのでございますが、これが若い人にはダブルスタンダードとなってしまう。「あの時、教えてくれたことと違う! コロコロ変わらないで!」となるのでございます。
物事の「本質」を教えるというのは、難しいものでございます。精神論的なお話になっちゃいますからね。ですから、最初は「こうしなさい、ああしなさい」という具体的な指示を出さざるを得ない。すると、臨機応変の不条理という矛盾に必ずぶち当たることになる。この矛盾の壁にぶち当たってしまうと、本人も指導する側も、ちょっと苦労するのでございます。
もちろん、最初から「本質」を本能的に心得ている新人さんもいらっしゃいます。それが「客商売のセンス」ということになります。ここに、客商売の難しさがございます。向いている人は初日から大活躍。向いていない人は、それなりのスロースタートを余儀なくされる。
ワタクシの座右の銘は「固定観念を外す」。幼少期に読んだ『頭の体操』という本で感化されたのが発端でございます。『頭の体操』というのは、心理学者の「多湖輝(たごあきら)」さんが書かれた名著で、まぁ単なるクイズ本なのでございますが、その本の前書きか後書きの内容に、子供ながら感動したのでございます。
クイズ番組の監修などもしていた多湖輝さんは、クイズという観点から固定観念を説いておりました。クイズというのは、人間心理の固定観念を利用して騙そうとするもの。だから、その固定観念を外すことによって、クイズも解くことが出来る。そういった理論でございました。
固定観念を外す助けとして、多湖輝さんはこんなことを書いておりました。「極端に大きく(小さく)したらどうか?」「逆さまにしたら、裏返したらどうか?」...え〜と、他にもいっぱい書いてあったのですが、忘れちゃいました。なにしろ幼少の頃に読んだ本なもので。
ただ、幼少期のワタクシは、そのエッセンスだけは強く感じ取ったのでございますよね。つまり、「クイズを解くには、固定観念を外せ」ということ。そして子供ながらに印象に残ったのは、「極端に○○する」という表現。それ以来、「極端に○○してみる」というのが、ワタクシが固定観念を外す場合の常套句になっております。
今日見ていたテレビ番組で、この「固定観念を外す」という語を聞いて、驚きました。Eテレの『SWITCH インタビュー 達人達(たち)』という番組でございます。本日のゲストは、僧侶であり庭園デザイナーの「枡野俊明(ますのしゅんみょう)」さん。この方が「禅」を語っているときに出た言葉でございます。
当たり前だと思っていること(固定観念)を、どんどん外していく。そうすると、最後に残ったシンプルなものが、実にありがたく思えてくる。そういった「引き算の美学」が禅であり、庭園デザインであるということだそうです。枯山水のようなシンプルなものほど、その引き算の考え方が重要だとのこと。
ワタクシも、かつて音楽や舞台を勉強しておりました。「表現する」ということを問い詰めれば詰めるほど、「シンプル・イズ・ベスト」という形に収束してくるのでございます。欲を出して足し算をしているうちは、表現がまとまらず発散してしまう。でも、散々トッピングしたものを振り払って裸になったとき、表現の本質が見えてきたりするのでございます。
ただね、最初からシンプルを狙っても失敗する。欲を出して、足し算をやり尽くした後でないと見えてこないものもあるから、面倒くさい。「枯れた表現」なんて言いますが、そう、「枯れる」というのは、葉を繁らせ、花を咲かし、実をつけ、そういった過程を経た後のエッセンス状態なのでございますよね。
イラク戦争でアメリカと中東がドンパチやっていた2003年3月、カストロさんは広島を訪れていたそうでございます。慰霊碑には「このような野蛮な行為を決して再び犯すことのないように」と記したとのこと。その後、キューバへ帰国後の国会で、「日本人は憎しみの言葉を発しないどころか、二度と起きないようにと平和を願う記念碑を建てた」と演説したそうでございます。
ワタクシは、日本人は世界一お人好しな民族だと思っております。2つの原子爆弾で一般市民の大量殺戮をされておきながらも、今や、街にはアメリカの文化があふれ、アメリカをリスペクトする一面もございます。ヒロシマ・ナガサキへの謝罪や賠償をアメリカに求める声は、ほとんど皆無。逆に、自虐史観は今でも根強く残っております。「自業自得」という文化のある日本ではそれほど違和感のない振る舞いなのですが、日本以外の国にとっては、この自虐的な振る舞いは実に奇異に見えているようでございます。
「広島平和記念資料館(Hiroshima Peace Memorial Museum)」、これが、かつて「原爆資料館」とも呼ばれた施設の、現在の正式名称でございます。ここを訪れる外国人、特にアメリカ人の数が、今年急増しているとのこと。オバマ大統領の訪問や、ネットの口コミサイトの上位で紹介されているのが、一因だそうでございます。
気楽な気持ちで訪問して感銘を受ける外国人が多い中、あえて近づこうとしない外国人もおります。「原爆ドームを見ることは、アメリカが悪いことをしたと認めることだと思った」と答えるアメリカ人。戦争は、勝者にも敗者にも平等に、「葛藤」と「憂鬱」を与えるものなのでございます。
外国人がよく訪れるバーが、広島にあるそうです。外国人同士が広島の感想を語り合う中に、元気な日本人女性の常連客がおります。その女性、6才の時に広島で被爆したとのこと。体験談を披露するその女性に、外国人が問いかけます。「今では受け入れているように見えるけど、怒ったりしたことは無いのですか?」と。
「(広島が)素晴らしく復興して、夢を見ているような感じ、初めて会った人同士で、憎しみ合うのはやめましょうよ」、その女性はにこやかに答えておりました。かつて「数百年は草木が生えないだろう」と言われていた広島が、今現在、見事に復興しているその姿こそが平和の証しなのだと、気づかされるのでございます。
日本で英語教師をしているアメリカ人が、公園内の石碑に書かれている文字に気がつく。「安らかに眠って下さい 過ちは 繰り返しませぬから」。その教師は答える。「日本語は主語が省略されることが多くて、曖昧で面倒くさいけど、今日、これを見ると、あなたとか私とか区別を付けない曖昧さが素敵だ。明らかに『We』の意味ですよね」と。
平和記念資料館を訪れた後に、日本人ガイドに個人的に謝るアメリカ人もいるとのこと。ワタクシは思います。どうか、謝らないで。広島・長崎は、人類の貴重な遺産なのです。その遺産を憎しみや復讐のモニュメントにせず、世界平和を願う場所にしたというのは、日本の誇りなのです。そして、復興したその姿は、過ちから立ちなおれるという希望なのです。だから、どうか謝らないで。
当店は、もうそろそろ17年目に入りますが、お店を始めた当初、いろんな人がお店にやってまいりました。インチキ商品を売りつける業者とか、ウソ取材の依頼とか、不動産詐欺を持ち掛ける怪しい人とか。何かお金の匂いがすると、そういう人達が引き寄せられるように近づいてくるのでしょうか?
韓国の大統領が、退陣を決意いたしました。つくづく、哀れな家系でございますねぇ。両親を2人とも暗殺で失い、自らも四面楚歌のまま退陣することに。まぁ、今回、暗殺されなかっただけでも儲けものでしょうか。韓国のお祭り騒ぎのデモを見るに、ワタクシとしては衆愚政治としか思えないのでございます。
朴大統領は「私利に走っていない」と発言。検察側も私的流用の決定的な証拠を見つけられないでいる。朴大統領が兄弟・親類でさえ近寄らせなかったというのは、そういった「とりまき」によって追い込まれた両親の姿を見ているからではないでしょうかねぇ。親族の絆をことさら優先するという韓国の因襲を避けるあまり、「友人」に対して脇が甘くなってしまったようでございます。韓国の闇は深いのでございます。
日本の前東京都知事でも、似たような問題がございました。お金にルーズな体質を作り出しているのは、その組織全体の問題。昔からの因襲として続けられていた感がございます。トップにだけ責任を押しつけて退陣させれば、ほくそ笑んでいるのは、その下で甘い汁を吸い続けてきた「とりまき」連中。トップだけに責任を追及するのは木を見て森を見ずだというのは、ワタクシも以前、主張してまいりました。
経営者ってのは、孤独でございます。決断を迫られることは多いのですが、誰にも相談は出来ない。従業員に意見を聞くことは出来ます。しかし、従業員は自分のことで精一杯。近視眼的な答えしか返ってこない。そして、従業員には責任はないが、経営者には責任がある。結局、自分で決めて、自分で背負わなければならないのでございます。
メロンパンなのに、三角形。「メロンパンがメロンを含有せぬままメロンパンという名称を呈しているのは、その形状に由来あり」という仮説・固定観念を、見事に無視する傲慢かつ大胆なデザイン。中は、生クリームとカスタードクリームの二段重ね。これまた、固定観念を払拭する斬新さ。はたしてこれを、「メロンパン」と呼んでも良いのだろうか!
ふむ、ふむ。確かに、美味しい。評判に偽りなし。外皮は硬すぎず柔らかすぎず。一般のメロンパンに比べれば、すこし柔らかめの外皮。中央部のクリーミーな食感と、端部(みみ)のタルトのような香ばしい食感が、良いコンビネーションを作り出しております。
定価は¥128。まぁまぁ、お手頃。ただ〜し、この「MHHDMP」には、な、なんと、凶悪な事実が! エネルギー:517kcal。517でっせ、だんな。この小さな三角形の物体に、ちょっとした弁当1食分のエネルギーが充填されていようとは! 1日のダイエット計画を根底から揺るがす凶悪な数字、517! これを食べたら、その日は他の食事に大影響なのでございます。
とまぁ、最近見つけた美味しいパンの話はここまで。本題は、ダイエット。数ヶ月前から「低糖質ダイエット」をしております。結果を申しますと、この数ヶ月で6kgほど体重が減っております。何より嬉しいのは、2年ほど前から履けなかったジーンズが、再び履けるようになったこと。ウェストサイズで10cmくらいは変わっているはずです。
最初、低糖質ダイエットをバカにしておりました。というか、糖質を完全にカットするものだと思い込んでおりました。実は、糖質をゼロにする実験を、自ら行ったことがございます。2日目くらいに、頭がボ〜としてきて考えがまとまらない。文章を書いていても単語が出てこない。そんなことがありまして、「低糖質ダイエットなんて、有り得ない!」、そう思っていた時期がワタクシにもございました。
詳しく調べますと、糖質を半分から3分の1に減らし、残りを俗に言う「おかず」で補うとのこと。おかずは腹いっぱい食べてもいいとのこと。白米・麺類を遠ざけるのは苦しいですが、その代わりおかずがいっぱい食べられるのならと始めてみたのでございます。
糖質大好きなワタクシですから、どうせチョコチョコと糖質を食べてしまうことを見込んで、普段の食事は出来るだけ「糖質ゼロ」を目指しております。自炊するのがいいのでしょうが、なかなか難しい。コンビニでは「おかず」しか買わない、そう決めておりますが、これもなかなか難しい。市販の食品のほとんどが、白米などの糖質をメインに構成されている。糖質抜きの食品というのは、実に限られてくるのでございます。
そこで、力強い味方、それが、いつも話題に出る「松屋」。松屋には、「おかずだけ」という単品メニューがございます。これを頼む。おかず単品と牛皿と豚汁。こんな組み合わせで注文すると、ほぼ糖質ゼロ。店員は、変わった注文だなぁと思っていることでしょう。
低糖質の食事を続けていると、体調はよろしいですよ。だるさを感じることが少なくなりましたし、たとえ5〜6kgといえ、軽くなった分、フットワークも良くなっております。たま〜に糖質の塊のような食品を食べると、急激な睡魔が襲ってまいります。そんなときは、睡魔を押して体を動かす。糖質を控えている分、たまに食べると過激に反応しちゃうのかもしれません。