店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
高齢者の交通事故が、ここ最近重なっております。どうもやるせない事故が、立川市の病院での事故。83才のおばあさんが、病院の駐車場で暴走し、歩道を歩いていた2人の男女を死亡させてしまうという事故でございます。
このおばあさん、旦那さんが入院しておりまして、事故の前日は泊まりがけで旦那さんに付き添い、当日の朝10時に一度帰宅し、お昼にまた病院に戻り、午後3時に病院から出ようとして事故を起こしたそうでございます。多分、旦那さん、危篤状態のでしょうね。
事故車の足下には100円玉が2枚落ちていたそうでございます。駐車場の精算をしようとしてお金を落としてしまい、拾おうとして不意にアクセルを踏んでしまったか? あるいは、手が届かないのでうっかり足を踏ん張ってしまったか? 真相はどうであれ、実にやるせない事故なのでございます。
自動ブレーキというものがすでに実用化されておりますが、まだまだ普及率は低いですよね。これが完全普及すれば、このような事故はかなり減らせるような気がいたします。そこで、ワタクシ、考えました。この様な事故を少しでも防げるような、ちょっとしたアイデアを考えました。
まず一つ目。停車時および低速時は、アクセルペダルを非常に重たくする。スピードが増すに従い、それを軽くしていくという方法。踏み間違いは、停車中か低速時に起こります。アクセルとブレーキの感触が明らかに違えば、気づきやすいのでは。
と思いましたが、これはダメダメ案でございますね。発進時に強く踏み込み癖がついちゃうと、ノーマル車に乗ったときに大変な事になるのでございます。そこで、次の案。アクセルペダルは、ゆっくり踏んだときしか反応しないという仕組み。
アクセルペダルをいきなりベタ踏みするということは、そうそう無いはずでございます。ただ、アクセルとブレーキを間違えているときには、このベタ踏みをアクセルペダルでやってしまう。だから、アクセルペダルだけは、急激なベタ踏みがされた場合は、無視するという機能でございます。
まぁ、他にも、世界中の人が、この「踏み間違え」防止のアイデアを出しているのでしょうね。ブレーキとアクセルが同じ「ペダル操作」というのが問題なのでしょうが、このインタフェースは今さら変えられないでしょうねぇ。