店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
てっきり、DVDの音声解説のような裏話的な会話が延々と続くのだと思い込んでおりましたが、なんのこたぁない、目の見えない人のための解説を山崎育三郎さんが佐藤久志の体で語るということでございますね。まぁ、そりゃそうだ。普段、そのために用意されている音声ガイド枠ですからね。
さて、3ヶ月前に観たドラマを、今、最初から見返しているわけでございますが、いろいろ発見がございます。初見っていうのは、かなりいろんな部分を見落としているものでございますね。再放送の際に「あぁ、こんな細かい描写をしていたのか」と気づかされたりするのでございます
また、序盤であまり注目しなかった登場人物が中盤で重要な役回りをするなんてことも既に知っているわけですよ。その後の展開を知った上で再放送を観ていると、「あぁ、この子が将来、あんなことこんなことするんだよな」と感慨深く観ることも出来る。そんなのを見てますと、念入りに周到に編み込まれた脚本だなと改めて気づかされるのでございます。
こんなデータがございます。初めて観る映画を、「全く予備知識ゼロで見た場合」と「あらかじめストーリーや結末を聞かされてから見た場合」とで、観た後でどのくらい内容を覚えているか? という実験でございます。「結末知ってたら、楽しめないじゃん」と思いますよね。では、内容はどのくらい覚えている物なのでしょう?
実は、結末を聞かされてから観た人達は内容のかなり細かい部分などを正確に覚えていることが多いのに対し、予備知識ゼロで観た人は大ざっぱな記憶しか残っていないという結果が出ているのでございます。意外にも、「ストーリーや結末を知って観ている方が、より深く鑑賞している」ということでございますね。
どちらが「楽しいか」ということになると、これは個人の見解の範疇でございましょう。新鮮な気持ちで楽しみたいと思うか、じっくり細かい描写も取りこぼさず読み取りたいと思うか。まぁ、好みの問題となってしまいますよね。
ここで、「展開や結末が分かっている方がより深く鑑賞している」ということ、これが、古今東西、世界中で、「歴史物」の文芸や映画・ドラマが根強い人気を博しているというひとつの要因じゃないでしょうか。「本能寺の変」も「赤穂浪士」も、結末が分かっているのにワクワクして観てしまう。いや、分かっているからこそ、より面白いのかも。
え~と、かなりミスリードを誘う悪意の有る写真にしております。キーボードの上に、アップルの「マジックマウスのような物」が乗っておりますよね。一部分を拡大して見ましょう!(つうか、デザイン、アップルに寄せすぎだろ、笑)
何と! (かなり控えめに)SONYのマークが! 何やら、ちょいと汚れているのはご愛敬。本日、丸一日、散々使い倒してから撮影しておりますからね(笑) これは、SONYから発売された「REON POCKET」なるもの。いろいろ説明するのも面倒なので、まぁ詳しいことは公式のページをご参照下さいませ。
簡単に説明しますと、これを背中のうなじの少し下あたりに装着するわけでございます。そしてスイッチを入れますと、背中に接している部分を冷たくしたり暖かくしたりすることが出来る。夏はこれで少しでも涼感を! 冬はカイロの代わりに! そういう器具でございます。
「でも、お高いんでしょう~?」...この「REON POCKET」、本体価格が税抜き¥13,000! しかも、必須の「専用インナーウェア」が税抜き¥1,800! 本体と専用インナーウェア2着を購入すると、税込で2万円弱という価格! まぁ、世界のSONYの「初物」でございますから...えへへ、ワタクシは、全額を、溜まっていたビックカメラのポイントで購入。う~ん、なまじっか溜まっていたポイントが、衝動買いの背中を押してしまったなぁ。
ワタクシ、夏場は背中にビッショリと汗をかくのでございます。一日にTシャツを3~4枚ほど着替える日もございます。この手の涼感製品には非常に興味が有ることもございまして、昨日衝動買い。そして、早速、本日到着。昼過ぎから一日、使い倒しておりました。
汗かきのワタクシ、いままでに幾つかの涼感製品を試しております。その涼感製品エキスパートのワタクシに言わせれば、「SONYのロゴが無かったら、誰も持ちたがらないだろうなぁ」といった感じ。はっきり言いますよ。「あぁ、涼しい!!」と思える商品ではない。「いつもより、ちょっと汗の出が少ないかなぁ~?、でも気のせいかなぁ~?」くらいの製品でございます。
まぁ、SONYの「初物品」というやつは、いつもセンセーショナル優先。世界にぶちかましておいて、商品のフィードバックを取り、それを「第2号機」に活かすということも少なくございません。もし、世界のSONYがこれの後継機を出したとしたら、それはかなり改良されていることでしょう。後継機が「出たら」、のお話でございますけどね。
SONYが苦労して世に出した製品を、あまりくだすのも悪いですよね。この商品でなんとも気分が良いのは、やはり「SONY」というロゴマークでしょうか(笑)。そして、非常にコンパクトにそして静音で作られていて、使用していることがほとんど分からないということ。これは、他の涼感製品ではまず有り得ないことでございます。SONYの心意気を、そんなところに感じたのでございます。
専用のインナーウェアがちょいとお高めの価格設定ですが、使ってみると分かります。「これ、高いヤツやん!」と叫びたくなるシロモノ。感触がツルッツルで高級ランジェリーの様。この感触が病みつきになる人、出てくるのではないかなぁ。女性用のスリップやキャミソールを着けている感触ですからね。吸水性・通気性も高いのでしょうね、使っていても「1枚余分に来ている暑さ」というのを全く感じない。つうか、このインナーを単品で発売した方が、ウケるんじゃねぇかなぁ。
さて、REON本体の方ですが、さすがのSONY、加速度センサー、温度センサーといった「ハイテク」装備で、温度調節などを細かく制御しております。操作はブルートゥースでスマホに繋げてする感じ。スマホ使用が大前提なところも、「現場」ではなく「オフィス」を想定しておりますね。では逆に、「現場」「ローテク」をポリシーにした涼感製品もご紹介いたしましょう!
右の「冷却スティック」は、丸い金属板が冷えるようになってまして、それを首筋や顔にくっつけて涼を取るという製品でございます。使っている間、ずっと片手が塞がってしまうのが、難と言えば難。「腰ベルトファン2」は、ベルトに装着して、シャツの内側に下から空気を吹き込むというヤツ。この大きさで驚くほどの風量が有る、頼もしい一台でございます。詳しいことは、メーカーのページをご参照下さい。
まずは業務連絡から。恒例となっております「星野ちとせ限定割引」、今月も申し出を受けております。期間を3週間にするか4週間にするかで、ご本人、結構迷ってましたが、結局、4週間のキャンペーンで月末まで実施でございます。
星野ちとせ限定割引 <電話予約のみの割引です> 期間:7/4(土)~7/30(木) 40分・60分のコース ¥1,000割引 90分のコース ¥2,000割引 ※他クーポンと併用可能
さて、ここからは、ワタクシのわたくしごと。昨日紹介した、世界のSONYの「REON POCKET」でございますが、ワタクシ、早速、改造しております。使用したのは大きめのクリップとセロテープのみ。クリップってのは、ちょっと変わった形の大きいやつで、こんなの。
REON POCKET専用のインナーウェアを使わずに、このクリップの部分を直接襟に挟み込むわけでございます。Tシャツ程度なら、これで十分。ワイシャツだと、ちょっと工夫が必要かも。インナーウェアを下に着込んでいない場合でも、すぐに装着出来るのでございます。
画像を見ると分かりますが、ちょうど上手い具合にクリップの先端がREON POCKETの「吸気口」の先に伸びている。このクリップの先端が、シャツと吸気口が密着するのを防いでくれるわけで、思いのほかうまく行った感じがしております。
(ドラえもんの声で)「フェイスシールド~~~」。もうね、マスクは、暑いっス。マスクなんか、はめてらんない。で、取りあえず、注文。このメガネ式のものであれば、お化粧をしていてもあまり気にせず装着出来そうでございます。驚いたのは、ムチャクチャ透明度が高いこと。ちょっと、近未来的な気分になれて、嬉しいのでございます。そして、マスクでは出来なかったこんな事も、出来ますエ。
人が増える時、ワタクシは非常に作業量が多くなるのでございます。ちょうど、月の変わり目と重なりまして、チョイト忙しい思いをしておりました。ということで、人が増えます。新人の「相良愛」さん、日曜日に初出勤でございます。
初出勤の後、顔のボカシを少し小さくするつもりでございます。この「顔出しNG」というの、写真を準備する立場からすると非常に気を遣うのでございます。間違えちゃうと取り返しが付きませんからね。と言うか、ワタクシ、これまでに何度もやらかした覚えがございまして、その都度、コンパニオンからこっぴどく叱られたりしております(笑)。
以前、紙媒体への広告原稿をワタクシが自分で作製しておりましたが、そういった場合の入稿先から来る仕様書でも、顔出しNGの際の処理に関しては、くどいくらいに念を押す記述がございました。印刷の場合、データ上の何かの拍子で、乗せてあるボカシやモザイクが外れてしまうことがあるのですよね。そして、印刷物ってのは、もっと取り返しが付かない。
先日は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が放送されておりました。また、宮崎駿のデビュー作『未来少年コナン』も、日曜日深夜の再放送が続いております。さて、この二つの作品、ある共通した事柄がございます。それは、「プラスチック」が重要なエネルギー源になっているということでございます。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン号は、プラスチックゴミを燃料にしてタイムトラベルを行うというスゴイ設定。『未来少年コナン』では、衣・食・光熱・動力は全てプラスチックから生み出しているという未来の姿が、描かれております。
さて、レジ袋有料化で、いろんな意見が出ておりますが、そのやり取りを見てますと、まぁ日本人は何とバカになったことかと思うわけでございます。論点がズレてる。今日は、ワタクシが、思いっきり上から目線で、そのズレたレジ袋問題をぶった切るのでございますよ。
まず、レジ袋は完全な「スケープゴート」でしょうな。つまり生贄。ペットボトルや食品トレーの大悪に比べたら、レジ袋なんて小悪も小悪。要は「切りやすい部分」から切り落としたのでしょう。ペットボトルや食品トレーを何かで代替するってのは非常に難しい。ということで、「レジ袋でお茶をにごそう」という気満々なのが感じられるのでございます。そこで、本日の、ワタクシの第一の叫びでございます。
お酒やタバコ、もし来月から「禁止」なんてことになったらどうなります? 日本中で不平不満が出て反乱が起きるかも。闇酒、闇タバコなんてのも出るかも? でも、来月から「値上がりします」ということなら、まぁ不平不満は出たとしても、渋々従いますよね。そう、レジ袋も「禁止」されたわけではない。単に「値上がり」しただけでございます。しかも3~5円という非常に良心的な価格でございます。
今まで「サービス」していたけど、そのサービスは無くなりお金を頂きますよ、って話になっただけのこと。「異常」な状態から資本主義の「通常な状態」に戻ったのでございます。その「通常」に異論を唱えるとは、これまた不思議。資本主義の全否定でございますよ。で、本日、ふたつ目のお叫び!
では最後に、コストのお話。レジ袋を作っている会社が、「我々を殺す気か!」と息巻いております。おやおや、これはまた異な事を。今まで、コンビニやスーパーがレジ袋を「ばら撒いて」いてくれたおかげで潤っていたのでは? そして、その「蜜月」が終わったというだけのお話。これからは企業努力をして、「3円や5円を払ってでも欲しい」という商品を送り出せば良いだけのお話ではございませんか?
しかし「その3円や5円が妥当か?」という話は、なかなか話題にならない。しかも、今までレジ袋が全体のどの程度のコストを占めていて、今後どれくらいに減り、結果的に残る「利潤」がどこへ流れていくのか? どのコンビニもスーパーも、全く言及しない。あぁ、どこも「ちゃっかり懐に入れよう」と決め込んでるな! そこで、本日、最後のお叫び!
新人の「相良愛」さんの出勤予定、7/24(金祝)までアナウンスしております。当面は、金曜日と日曜日の出勤で、遠方から通ってくるということもございまして、夜10時アガリ(最終受付9時20分)ということになりそうです。
また、写真のボカシが小さくなりました。口元、オープン! でございます。口だけでなく、綺麗な目もみなさま方にお見せしたいところではございますが、まぁ、このお仕事、いろいろ事情がございますので、ご了承下さいませ。
さて、お話変わって、何年かぶりに、漫画雑誌『ビックコミックオリジナル』を購入いたしました。5月に亡くなられたジョージ秋山さんの追悼企画が掲載されているのを知り、慌ててコンビニへ駆けつけて、Get! でございます。
追悼ページは、カラーで4ページ。様々な漫画家の方々が寄稿をされております。それと、代表作『はぐれ雲』の「風のせい」という題名の話が、再掲載されてます。もうね、この追悼企画と『はぐれ雲』をもう1回読むためだけに¥400を払ったと言っても過言ではございません。
1000話以上ある『はぐれ雲』の話の中から、追悼企画で1話だけ選び出すというの、編集部は困ったそうでございます。それで選ばれたのが、その「風のせい」という話。あのポーカーフェイスの主人公が、唯一、ボロボロと顔を崩して泣き崩れるシーンが有るからだとのこと。
ほんと小さな頃、「ほら吹きドンドン」を意味も分からず読んでいた事がございますねぇ。また、衝撃的だったのが「銭ゲバ」。やはりあまり意味は分かりませんでしたが、そのドロドロとした感触にワクワクしながら読んでおりました。小学校の低学年でそんなませた物を読んでいたから、こんなワタクシになっちゃったかな?(笑)
ジョージ秋山さんの漫画からは、常に、哲学や美学を感じ取りましたねぇ。自分の人生の指針を得ることもございました。胸をグサリと刺されるような、心を絞られるような、そんなえげつない作品も多かったものでございます。思春期のころに、そして迷う大人の度に、ジョージ秋山さんの漫画がすぐ近くに有ったのを、幸運と思っております。
ワタクシ、寝付きが悪うございます。ベッドに入っても、30分くらい、ゴロゴロゴロゴロしていたりする。ですから、すんなりと眠りに入れるように、睡眠を促す「音」を耳元で流したりしております。そういうアプリが有るのでございますよね。
風の音とか雑踏の音、波の音、いろいろ試してみましたが、「流れる水の音」ってのが、今一番のお気に入り。雑踏の音のような意味のある音はどうも気になってしまう。鳥の鳴き声なんかも、周期的に鳴かれるとちょっと耳につく。結局、水の流れる音に落ち着いたというわけでございます。
子供の頃よく連れて行ってもらったキャンプ場も、キャンプ場のすぐ横に川がゴウゴウと流れておりましたが、夜、その川の音がかえって眠りを誘ったように覚えております。都会・田舎に関係なく、日常生活では何らかの音が聞こえているもの。では、まったく無音状態に置かれるということは有るのでしょうか?
耳鼻咽喉科で聴覚検査をする時に、防音ブースってのに入った事がございます。外の音がかなり遮断されてはおりましたが、かすかに漏れ入って来ていたように覚えております。音響メーカーの開発室なんかには、完全遮音の無音ルームとかあるのでしょうね。
耳を指で塞ぐと、耳の血管を流れる血流の音が「ゴ~」と聞こえてまいります。完全遮音の無音ルームに入ったとしても、この「ゴ~」は聞こえているわけで、人間というもの、生きている限り、完全に無音の状態というのは体験出来そうにもございませんね。
では、全く光のない状態というのは経験できるのでしょうかねぇ? 現代社会、どれだけ暗くしても、何かしらの光が入ってくる。まっ暗にしても、家電のスイッチが蛍の様に光っていたりする。演劇などの舞台でも、完全にまっ暗にすると役者が方向感覚を失うのでチョイト危ない。暗転と言えども完全な暗転にはしないのでございます。
逆にホワイトアウトなんて語がございます。航空機が雲の中に入ったりして周りが真っ白になると、パイロットが方向感覚を失ったりするそうでございます。たとえ見えていても、「手がかり」がない状態というのは見えていないのと同じということ。まぁ航空機の場合は「計器」という手がかりがございますので、ご安心を。
意図せず、まったく悪意もなく、偶然、非常に間の悪い発言をしてしまうことってございます。昨日のこの欄、寝る時に「水の流れる音」が心地いいと記しまして、メールマガジンでも同様の内容を転載。メルマガ配信の直前になって、九州地方の豪雨災害のニュースを知ったのでございます。
水で被災されている方々がいて、亡くなられた人もいらっしゃる。そんなときに、「寝る時は、水の流れる音が心地好い」なんてことを書きましたこと、偶然とは言え、大変失礼致しました。いつもギリギリのタイミングで慌てて入稿したりするのがよろしくないのですよね。もっと余裕を持って配信するようにいたします。
さて、今日は業務連絡を幾つか。新人の「相良愛」さん、新人割引を実施中ですが、正式にアナウンスいたしましょう。期間が8/4(火)までとなっておりますが、相良愛の出勤状況によっては、最終日が多少前後する場合もございます。フリー・指名、どちらも割引対象ですよ!
相良愛 新人割引 期間:8/4(火)まで オールコース ¥1,000割引 フリー・指名、どちらも割引 ※他クーポンと併用可能
水沢さくら限定割引 <電話予約のみの割引です> 期間:7/10(金)~9/1(火) 40分・60分のコース ¥1,000割引 90分のコース ¥2,000割引 ※他クーポンと併用可能
東京で224人だってさ。国内は300人を超すとのこと。とは言え、非常事態宣言うんぬんというお話では、(まだ)、ない様子。このコロナというものがある程度「見えてきた」「分かってきた」というのも有るでしょうが、ちょいと心配な数字ではございます。
「コロナ接触確認アプリ」なんてものがございますでしょ。ワタクシも自分のiPhoneにインストールしております。あれって、陽性になった人が自分で登録しなければならないのですが、実際に「陽性になった」とアプリに登録した人はまだ「数人」とのことでございます。登録しても他人が助かるだけで、自分は何ひとつ得することが有りませんからね。やはり、強制力のないものは、難しいなぁ。
日本の死亡率の低さに、世界中が驚いております。国民全員がほぼ一斉にマスクを使い始めたというのも、その要因のひとつではないでしょうか。一般的なマスクってのは、「ウィルスの侵入を防ぐ効果」は全く無いそうでございます。「ウィルスを100%通す」なんて新聞記事もございました。マスクの効用は、むしろ「自分の飛沫を飛ばさない」ということなのですよね
つまり、マスクというのは、「自分を守るため」ではなく、「他人を守るため」に着けているのでございます。この「利他的」なマスクの性質を理解した上で、利他的な気持ちのままマスクを付けている人、どれほどいるでしょうねぇ。ほとんどの人が「利己的」、つまり自分の身を守るという感覚で着けているのではないでしょうか。マスクの効用を理解していてもなお、でございます。
この「利他的」というのは、言い換えると「思いやり」でございます。日本は「思いやりにあふれる国だ」と自画自賛するテレビ番組が一時期、はやりましたが、本当にそうなのでしょうか? 先ほどの「接触確認アプリ」も、「登録する」というモチベーションは完全に利他的でございます。ほらね、はっきりと「利他的」な事柄に関しては、まったく無関心なのでございます。
最近よく言われていることが、「信号のない横断歩道で待っている歩行者のために、自動車が止まるか」ということ。道路交通法的には、止まらないといけないことになっている。でもこれ、先進国の中では、日本はダントツで「止まらない人」が多いのでございます。こんな利己的な民族が、「思いやり」とか「おもてなし」なんてことを語ってもいいのでしょうか?
NHK BSで『はね駒』が再放送されております。1986年放送の連続テレビ小説(朝ドラ)でございます。ちょうどこの一週間、愛知県出身の女優さん「山田昌」さんが出演されておりました。名古屋弁と言えば山田昌、「名古屋弁女優」とも言われております。
昔の朝ドラってのは、方言をかな~り厳密に再現してましたよねぇ。字幕を出さないと意味が分からない台詞も有ったりするほどに、徹底しております。テレビに字幕が出なかった時代は、それはそんなものだと受け入れながら観ておりましたよねぇ。今のドラマは分かりやすさ優先で、あまり方言は厳密にしていない感じがいたします。
山田昌さんは、実に綺麗な名古屋弁を話されます。ワタクシも名古屋出身ですが、山田昌さんが使われるような綺麗な名古屋弁は、ワタクシは使えないのでございます。名古屋でも、ほんの一部のご老人だけでしょうね、そんな綺麗な名古屋弁を使われるのは。高齢で有名だった「きんさんぎんさん」も、そんな綺麗な名古屋弁を使われておりました。
名古屋の顔、名古屋市長の「河村たかし」さん、この方は、どちらかと言うと「綺麗でない名古屋弁」を使われます(笑、失礼)。と言うか、それが今残っている一般的な名古屋弁なのでございますが、これもまた、若い人でコテコテに使う人は少ないでしょうね。生粋の名古屋弁というのは、もはや絶滅危惧方言なのかもしれません。
ワタクシ、初めて東京へ出て行って演技の勉強をした時に、「アクセントがおかしい」と度々注意されたものでございます。名古屋弁のアクセントは、関東のアクセントにやや近い。しかし、この「やや」というのがワタクシにとっては大変なくせ者でございました。なぜなら、注意されるまでは「自分は標準語を話している」と思い込んでいたからでございます(笑)。
関西弁の様に真逆のアクセントだと、かえって変えやすいのでしょうね。似て非なる名古屋弁と共通語、なまじっか似ているところへ持ってきて、そもそも自分に「方言を喋っていた」という自覚が無い。だから「混同」してしまう。最初のうち暫くは、ほんと「アクセント辞典」のお世話になったものでございます。
名古屋というのは人の出入りが多く、生粋の名古屋弁を話せる人の濃度が徐々に薄まって行く。さらに、標準語と近い部分が多い為に名古屋弁が標準語に寄っていってしまう。そうやって、より緩~い名古屋弁をタレントさんなどが使い、それを名古屋人が「逆輸入する」なんてことも有るのかもしれません。
お店の洗濯機の調子が、激悪! エラーを起こしまくっていて、いつまで経っても洗濯が終わらないという、洗濯地獄に陥っております(笑)。メーカーは、あの「SANYO」、つまり三洋電機でございます。このメーカー名を聞くだけでも、どれだけ前の洗濯機かと想像出来ますよね。
三洋電機というのは、ワタクシ個人的にはすごく印象の良いメーカーでございます。質実剛健と申しましょうか、洗濯機などもとにかく大容量のものを作ってくれていたのでございます。その代わり、飾り気はあまりない。でも、お店で使うには好都合でございました。
さて、本格的に壊れる前に新しい洗濯機を調達しなければなりませんが、今やタテヨコいろんなタイプの洗濯機がございまして、機種の選択に困るわけでございます。まぁしかし、お店で使うとなれば、タテ型の全自動、これ一択でございましょうね。とにかく一度に大量に洗えて頑丈、これに尽きるのでございます。
お店で使う家電なんてのは、いたってシンプルな方がありがたいのでございます。余分な機能が付いていても、ほぼ使わない。と言うか、複雑な機構になっているほどに、故障する確率も高くなる。シンプルイズベストとは良く言ったものでございます。
お客様が触れる電気のスイッチなども、出来る限り「古風」な機械式のスイッチにしております。最新式の「触るだけ」とか「手をかざすだけ」なんてのも有りますが、そういうのは直感的に使えない。不特定多数の方が触るスイッチには向いていないのでございます。
そうそう、スイッチの話で思い出しましたが、トイレの水を流すボタン。あれがね、妙に形がこじゃれていたりして、しかも文字が無くて記号が書いてあるだけとか、異常に分かりづらいボタンに時々出会すのでございます。自分の家のトイレならオシャレかもしれないけど、一般向けではないですよねぇ、そういうの。
思い出しついでに、もうひとつ。テレビのチャンネルの「ダイヤル」が消えてから久しくなるのでございます。今は、ほぼ全てボタン式で、「順送り」「逆送り」「番号指定」でチャンネルを選びますでしょ。あれ、ダイヤルを復活させて欲しいなぁ。回す部分だけダイヤルの形をしていて、リモコン内部でデジタル的に処理すればよろしいのでございます。今の技術なら、簡単に実現できるはず。
同様に、ボリュームも、「ツマミ」を復活して欲しいなぁ。ボタンで上げる下げるってのより、ツマミを回す方が一目瞭然でしょ。ダイヤル同様に、ツマミの角度というアナログな入力を、リモコン内でデジタル的に処理すればいい。楽器のシンセサイザーなどでは当たり前に使われている入力方法でございます。
今や、家電って、高品質で機能てんこ盛りというのがひとつの流れでございますでしょ。ここらで、「そこそこの品質で特別な機能は無いけれど、人と機械との接点をことごとく昔のアナログ的なスイッチ・ツマミ類にした家電」というの、どこか出してくれないかなぁ。今、巷で求められているのは、高品質、高機能とかじゃなくて、「面倒くさくない家電」だと思いますよ。今の高品質の家電というのは、とかく面倒くさいのでございます。
何が面倒くさいかと申しますと、家電の中身がデジタルになっている関係で、人が操作するツマミ類などが、ことごとくデジタルに都合の良い仕様になっているからでございます。人間というのはアナログな生きもの。そのアナログな生きものが、無理矢理デジタルの仕様に合わせているのでございますから、そりゃぁ面倒くさいのは当たり前なのでございます。
ここ数十年で、世の中はすっかりデジタル仕様になっております。それ以前の時代では、世の中の全ての家電や機械というものはアナログ仕様、アナログ的な操作だったのですよね。でね、世の中の人々が、最初にデジタルの片鱗に接した瞬間、それって、電話機のプッシュボタンの様な気がするなぁ。
もちろん、電話の仕組みが完全にデジタルになるのは、もっともっと後のお話でございますよ。ただね、それまで当たり前だったダイヤルを「回す」という動作が、ボタンを「押す」というのに変わるだけで、すごい近未来を感じたものでございます。その後、次々と、ツマミやダイヤルがボタンへと置き換えられていくのでございます。
ワタクシ個人的に衝撃的だったのは、デジタルシンセサイザーの登場でしょうか。楽器というものにデジタルの波が訪れた時、楽器から「ツマミ」がことごとく消え、ボタンだけになっていったのでございます。確かにそんなボタンだらけの楽器は当時では斬新だったのですが、最近は逆に、アナログ的なツマミやダイヤルをデジタルな仕組みで再現するものも増えてまいりました。
楽器の演奏というのは超アナログ的な所作。その楽器と人間との接点となる部分は、当然、アナログ的なツマミやダイヤルの方が合っているのでございます。デジタル楽器黎明期にそれをやらなかったのは、デジタルを前面に出すというデザインも有ったのでしょうが、そもそもツマミやダイヤルの操作をリアルタイムで処理するには、当時のデジタルでは荷が重すぎたというのもあるでしょう。
家電が急激にデジタル化したのは、家電用の小さなマイクロコンピュータが発明されてからでしょうね。単なるスイッチを「入れる」「切る」という動作ではなく、「自動で○○する」という機能の家電には全て、マイクロコンピュータが入っております。制御しているのがコンピュータですから、デジタル楽器の理由と同様、ボタン操作にした方がシンプルでコストも下げられる。家電からも、ツマミやダイヤルがことごとく消えていくわけでござます。
デジタルな仕様が世の中に浸透しまくった昨今、次なる流れは、「懐古」だと思いますよ。昨日も少し申し上げましたが、アナログをまったく知らない世代にとっては、アナログな仕様というのはむしろ斬新なのですよね。レコードやカセットテープがジワジワと復活しているのをご存じですか? ブラックボックスから音が出るのではなくてレコード盤やテープリールが実際に動く様子というのも、デジタル世代の琴線に触れるのでしょうね。
そうそう、店舗の照明というのも、かつては白熱電球を調光して薄暗くするというのが定番でございました。オレンジ色のやわらかい、かつ妖しい光になるのでございます。その微妙な調整が、LED電球になってからは難しくなったのでございますよね。調光機能の有るLED電球もございますが、白熱電球ほどの幅広い調整範囲は無いのでございます。
学校の読書感想文に関して、賛否両論あるそうでございます。子供の頃、苦手だったなぁ、読書感想文。小学校の時、1時限の授業中に1行も書けなかったこともございました。当時、どうして書けなかったのかを一生懸命思い出そうとしているのですが、それが全く分からない。とにかく、読書感想文を書けと言われると、固まってしまっておりました。
固まると言えば、小学校の前、保育園に居た頃のお話。お絵かきの時間には、保育士がどんなテーマを与えようが、飛行機の絵しか書かなかったのを覚えております。何を書けと言われても、必ず飛行機。それを何度も繰り返しているうちに、温厚な保育士さんでもキレてしまったなんてことも、記憶の片隅に微かに覚えております(笑)。
お話を読書感想文に戻しましょうか。小学校・中学校・高校と、国語のテストの点数は特別良かったというわけではございませんでした。思い返して考えるに、どうも、世の中を斜めに見ていた感がある。文学作品を読んでも、チョイト変わった解釈をあえてするようなところがございました。「行間を読む」なんて語がございますが、ワタクシの場合は「行間を読みすぎて妄想に走る」ってな感じでしょうね。
そんなわけで、国語の点数は、それほど高くなかった。というか、「思ったことを書け」という問題で、そのまま思ったことを書いたら思いっきりバツにされたことがございました。子供心にはそれがとてつもなく理不尽でございまして、今でもその悔しさを思い出すほどのトラウマとなっております。ワタクシの学校教育への不信感は、そうやって刻み込まれたのかもしれませんねぇ。
それとね、まぁこれは自分の幼少期を美化していると言われてしまえばそれまでなんですけどね、ワタクシ、小学校低学年くらいから、「将来は、女の子になりたいなぁ」なんて妄想を持っておりました。ただ、これが「正常じゃない」のは子供心にも分かっておりましたよ。ですから、その「正常じゃない」のをことさら隠そう・隠さなければという意識は強く持っていたように覚えております。
今思えば、軽く自閉症的であったかもしれませんね。読書感想文が苦手だったのも、そんな理由かもしれません。昔の自分を思い出しながら、今の学校の先生方にお願いするのは、読書感想文というもの、もっと自由に書かせてあげて欲しいし、書きたくない児童は「書きたくない理由」を書けばいいと思うし、書けない児童には「無理に書かなくていいよ」と言ってあげて欲しい、そんなところでございますね。
缶容器のフタの部分、セロテープのようなもので留めてありますよね。「シーリング」と言うそうでございます。ここに使われているテープが、「シーリングテープ」。伸縮性が有って糊が残りにくい特殊なテープだそうで、セロテープとはちょっと違うみたいでございますよ。
でね、そのシーリングテープの端っこに付いてるでしょ、例の「めくる目印」が。あれ、「リーダー」とか「リーダーテープ」と言うそうでございます。あれが付いてないと、どこからめくっていいか分からなくて、イライラしますよねぇ。でもね、近年、ずっと、このリーダーテープが「あまり役に立ってない」というのを感じるのでございます。
このリーダーテープが、シーリングテープの端っこに来ていないのでございます。必ず、3cmくらい前に付いてる。昔はね、このリーダーテープ、きちんとテープの端っこに付いていたのでございます。けれどここ10年以上前からかなぁ、いやもっと前からかも、この様にちょっとズレたところにリーダーテープが付いているのでございます。それも、ほぼ例外なくでございます。
最近は「そういうものだ」と納得して、リーダーテープの3cm隣を爪先でゴリゴリしております。リーダーテープが端っこに来ていた頃は、ペロンと飛び出したリーダー部分を簡単に摘まみ上げることが出来たのですが、最近は透明なテープ端をめくり上げるのに悪戦苦闘。ほら、画像にも、ワタクシの指紋でゴテゴテになっているのが分かりますでしょ。
ワタクシ、これは何が原因が有るのだと考えてわけでございます。そこでいろいろ検索して見つけたのが、このシーリングを自動でやってしまう「カンシーラー」という機械。シーリングとリーダーテープの取付まで瞬時に自動でやってしまう機械で、1970年ころに初期のものが登場したそうでございます。
そのカンシーラーの製造メーカーのサイトを見ると、機械が動いているところの動画がございました。それを見ると、やはりその機械も、シーリングテープを3cm残す部分にリーダーテープを挟み込んでいる。「そうか! 3cmはこの機械の仕様なんだ!」と思いはしましたが、なんだかしっくりこない。現場百回、ここは、最初の画像に立ち戻ってみましょうか。
さて、ワタクシが例に使ったこの缶容器、中は「おかき」が入っているのですが、中身はこの際重要ではございません。一目瞭然で気がつくのは、リーダーテープが斜めにはみ出していること。容器の角の部分ではシワが寄っていて完全に密封されていない。そして、テープの最終部分がズレている。ちょっとヘタ。推理するに、これは「手作業」で貼られているテープではないでしょうか。
さぁ、3cmの謎を紐解いて行きますよ! もし機械の仕様だとしても、それくらい設定で変えられるような気がいたします。また、手作業でもきちんと3cmを残している。これは、「あえて3cm残している」のではないか? だとしたら、その3cmにどんな意味があるのか? 謎が謎を生むのでございます。
フロントをしてますと、「電話予約すると、いくら高くなるの?」としばしば聞かれます。「予約料」あるいは「指名料」のことを尋ねられているのでございますよね。当店の場合、そういったものをいただいておりませんので、「予約していただいても、料金は変わりませんよ」とお答えしております。
今のご時世、「指名料」を上乗せするお店がほとんどで、当店のような指名料を取らないお店は少数派なのでしょうね。当店が指名料を頂かないのは、それは「(料金が変わらないのだから)出来るだけ電話予約をして欲しい」という想いからのことでございます。
まず、電話予約されますと「指名扱い」になりまして、コンパニオンのギャラが少し高くなります。まぁこれは、お店がその負担分を泣いているわけですが、わざわざ泣いてまで無料にしているのには、それなりのメリット、それなりの根拠が有るのでございます。
コンパニオンというのは、いつ選ばれてもいいように常に身構えております。まるで、F15戦闘機のパイロットがスクランブル発進に備えるかのごとき姿でございます。でも予約が入りますとね、その予約の前には他の予約を入れられないという空白時間帯が出来ることがございます。この空白時間帯、これがそのまま、コンパニオンの「休憩タイム」となるわけでございます。スクランブル発進の緊張から、解放されるのですよね。
そして、その休憩タイムに体を休めることも出来ますし、下準備をする場合もございます。常連のお客様のご予約だった場合は、そのお客様向けのフォーマット(?)で待機準備することもございます。つまり、予約を入れて頂いた方が、コンパニオンも万全の体制でお客様をお迎え出来ますし、その直前に休憩を取ることも出来るのでございます。
またお店側も、あらかじめお部屋の配分の予定が立てやすいとか、お客様のお気に入りコンパニオンが把握しやすいといったこともございます。予約を入れて頂くと、お店側もコンパニオンも、み~んなスム~ズに接客に臨める。つまり「質の向上」に繋がるわけでございます。当店としては、この接客の質を高めるために指名料を無料にしている、そんな想いがあるわけでございます。
日本経済新聞(デジタル版)に、「つながれないIoT 内弁慶なキッチン家電」なる記事がございました。要約しますと、日本だけの高すぎる安全基準、古い電波法が日本のIoTの芽を摘んでいる、そんな感じでございます。かなり早い時期にIoTを先駆けていたパナソニックにケチをつけたのは、他でも無い日本の経済産業省。自国の役所に足止めを食らっている間に、あっという間に海外製品に席巻されてしまいました(あぁ、なんということか)。
また別の記事、東洋経済に「『日本製品』が海外で売れなくなった根本原因」という記事がございました。こちらは無料の記事なので、末尾にリンクを紹介しておきましょう。こちらの記事では、日本の問題点は「減点型の完璧主義」と言っております。調査・熟考を重ねた上で、最初から完璧を目指してしまうのが日本流。これが、現在の世界的動向である、徐々に完璧を目指す「加点型の完璧主義」に完全に立ち遅れているということなのでございます。
ワタクシ、かなり前に、ニューヨーク在住の新聞社の社長さんのブログを紹介いたしました。その社長さんいわく、ニューヨークでは、チャンスを見つけたらまず直感で飛びつくのがビジネスの定石とのこと。後は野となれ山となれ。ところが日本の企業がニューヨークに進出する際は、とことん現地調査や消費者動向を調査し尽くし、何十回という会議を繰り返し、それでやっと進出が決まるとのこと。日本のこの伝統的なビジネス方式が、ニューヨークに転がっているビジネスチャンスの多くをスルーしてしまっている、と書かれておりました。
ネットの時代には、世の中が目まぐるしく変わっていく。日本の「最初から完璧」を求める慎重さが、そのネットの速さに付いていけないのでしょうね。じゃぁ、加点型の完璧主義にあやかって、市場調査的な実験製品を世に送り出せるかと言いますと、今まで完璧な商品を出し続けていた老舗家電メーカーのブランドが、それを許さない。あぁ、詰んでしまっているのでございます。そして更に不幸なのは、「詰んでいる」という状況を日本の家電メーカーもお役所も、あまり自覚していない様子なのですよね。
また、時代の見えている若い人に決定権がなく、ネットを全く利用していない重役クラスの人達が決定権を持っていたりする。大企業ほど、この図式になっているのではないかなぁ。ここでね、じゃぁ、さっさと若い人に決定権を与えない重役クラスが全面的に悪いのかと申しますと、ワタクシ、ちょっと引っかかることがございます。今の若い人が、ことさら責任を持つのを嫌がることでございますよね。失敗を必要以上に怖がり、冒険も投資も出来なかったりする。ここにも原因の一端が有るように思えるのでございます。
ドラマなんかでよく聞くこんなセリフ、「自由にやってみろ! 責任は俺が取るから!」という上司が若い部下を激励する言葉を思い出すのでございます。今、日本の家電メーカーに求められているのはこのドラマの様な関係なのですけどねぇ。といったことを目指したのかどうかは分かりませんが、ちょっと前にSONYが、大規模なリストラをいたしました。名ばかりの重役を大量にリストラしたのでございます。日本の家電メーカー、巻き返すには根本的に企業内の構造から解体するしかないのかもしれませんよね。
世界のトレンドは、「中途半端や未熟でも、取りあえず商品を世に出すこと」でございます。出しながら改良を加えて、製品の完成度を高めていく。このフットワークの良さが、キモなのでしょうねぇ。日本の企業も、そしてお役所も、フットワーク悪いからなぁ。なんてことを考えながら、新しい洗濯機、どのメーカーにしようかと思い悩むワタクシでございました。では、では。
将棋の藤井聡太さんが勝負に使ったマスクが、福井製だとか。製造メーカーの名前までが、誇らしげに報道されておりました。マスクとしては前代未聞のことではないでしょうか。たかがマスク、されどマスク、でございます。
かつてSARSが流行した時に、全国的なマスク不足が叫ばれたことがございます。その時期、マスクを買い占めて高値で売るなんていう商法があったりしましたので、今回のマスク騒ぎでは、少しそのあたりが厳しくなっていた感じがいたします。けど、やはり、法外な金額のマスク、やり取りがございましたよね。
当初、「マスクというのは専門に作られた物でなければいけない」という思い込み、この思い込みが多くの人にございました。マスクはウィルスを「防ぐもの」という認識だったからでございます。確かに、侵入を防ぐのを目的にしたマスクは相当に高品質で、専門の会社に依る専門の製品でございます。
しかし、今や、通常のほとんどのマスクは、「侵入を防ぐ効果は全く無く、自身の飛沫を抑えるという効果」が有効だということが周知されつつございます。でね、「飛沫を抑えるだけで良いのなら、シロウトでも作れるんじゃね?」と多くの人、多くの会社が考えたわけでございます。その結果、様々な業種の様々な会社が、今やマスク製造を行っております。
水着素材のマスク、なんてのも発見いたしました。これから汗をかきますしね、水着素材、うってつけではないのでしょうか。着物メーカーの和風柄のマスクなんてのもございます。こんなことなら、コロナ騒ぎの初期から各アパレルメーカーにマスク作りを始めてもらえば良かったですよね。
いっそ、シャネルとかルイ・ヴィトンのロゴが入った高級マスクなんてのも、(もし発売されていたら)一部の人には人気が出たのではないでしょうか。芸能人とか買いそうですよ。マスク嫌いの欧米人でも、「シャネルのマスク」とかだったら、むしろ自慢げに着ける様な気がいたします。
本日のNHK『SONGS』は、今や世界的スターになりつつある韓国の男性グループ「BTS」でございました。ワタクシ、K-POPをことさら好きというわけではございませんし、このBTSもことさら聴くというわけでもございません。むしろ、このグループを世界に押し上げていった韓国の戦略に興味があったりいたします。
もう10年くらい前でしょうか、J-POPとK-POPが何かにつけて比較されるということがございました。「少女時代」や「KARA」と日本の「AKB48」が比較されたりしておりました。それで韓国のファンはAKB48を見て、「シロウトっぽい」「子供っぽい」と揶揄し、「韓国の方がプロだ」なんて主張。当時は「種類の違う物を比較して、なんと愚かな主張か」と思っておりましたが、今思うと、それが韓国の国家的戦略だった様でございますね。
「種類が違う」と申しましたが、どうも日本の「アイドル」と呼ばれる人達のウリは「幼さ」「拙さ」の様でございます。これはね、アニメも同様。「子供っぽさ」のある登場人物でないと売れない。しかしその「設定」が、日本国内では莫大な利益を上げている。ただね、この「国内仕様」が、海外へ進出する際の販路をニッチにしてますよねぇ。この「子供っぽさ」ってのは、ややマニア向け、オタク向けなのでございます。
そして韓国のK-POP。当初は「J-POPの焼き直しだ」みたいに言われてましたが、ワタクシはむしろ「洋楽をコピー」、特にアメリカを目指しているような感じがしておりました。音楽は元より、「振りつけ」ですよね。一流ミュージシャンのバックダンサーがやるようなキッチリとしたダンスをかなり繊細に決めております。練習量も相当なものだと思いますよ。
そして、J-POPと決定的に対称的なのは、K-POPは常に「大人の男」「大人の女」を演出していることでございます。男も女も、「大人の色気」を漂わせているのですよねぇ。日本のアイドルがむしろ「色気を封印」しておりますので、なおさら対称的でございます。この大人路線を見るに、K-POPは当初から「アメリカがターゲット」だったのでしょうねぇ。韓国政府の後押しも有る10年以上をかけた壮大な計画が「BTS」で実を結びかけている、といったところでございましょうか。
コロナの感染者が、またまた増えておりますよね。けど、3月、4月の頃の様な切迫感はあまりございません。それというのも、感染者数の割には重症者数がきわめて少なく、日本全国でまだ100人以下とのこと。検査を増やしているので感染者数が増えるのは当たり前。そして重症者数が少ないのは、高齢者や基礎疾患のある方への対策が行き届いているから。ワタクシ的にそんな推測をしております。
街中でのマスク率がかなり下がりましたけど、それでもマスクをせずにコンビニへ行くと、店員や他のお客から嫌な目で見られるなんてこともございます。もうしばらくは、エチケットとしてマスクはしていなければならないかなぁ。暑いから、ちょっと苦手なんですけどねぇ。
どことは申しませんが、某ファーストフードには、お客に対してマスクの着用をお願いする貼り紙がございました。「いや、どうせ、食べる時に外すから、意味ないんじゃね?」とも思いましたが、世の中の風潮的にそのような表記を掲げざるを得ないのかもしれませんね。近所の韓国料理店では、口元だけのマウスシールドを着けて接客しておりました。あれ、ちょっとカッコ良く思っちゃうのは、ワタクシだけなのかなぁ。
当店では、ワタクシがフェイスシールドを着けてフロントの応対に当たっております。顔全体を覆うのってちょっと大袈裟で、まぁ、口元だけのマウスシールドでも良いかなぁとも思っております。ただ、フェイスシールドの新品がまだゴッソリ残っていて、この未使用フェイスシールド、どうするかなぁ?
ワタクシがフェイスシールドをしているので、来店されたお客様が慌ててマスクを装着するなんてこともございます。ワタクシはフェイスシールドをしてますが、お客様は、いまのところ、マスクの装着は自由でよろしいですよ。要は、間を隔てるシールドが、ワタクシとお客様の間に「1枚」有れば十分なのですから。
最近思うのは、フェイスシールドやマスクよりも効果的なのは、「手の消毒」だと感じております。仮に不用意にウィルスを運んでしまうような事が有っても、手を消毒することでその流れを断ち切ることが出来るのですよね。もうね、ワタクシの独断ではありますが、「ウィルスのほとんどは『手』で運ばれる」と言っても過言ではないと思っております。
東京の新宿駅に、東西を連結する自由通路が開通したそうでございます。新宿駅は、いろいろ思い出があるのですよねぇ。どんだけ、駅の構内で迷子になったことか。アルタ前へ出ようと思って歩いていて、視界が開けたら目の前に巨大な都庁がそびえ立っていたこと、今でも脳裏に焼きついております。
ニュースでも報道されてますが、早速、様々なユーチューバーが動画を上げてくれております。そんな動画を通して新しい新宿駅の様子をじっくり見ているのですが、どうもワタクシの記憶と一致する面影が全くございません。根本的にすっかり、改造されてしまったのでしょうね。
いやぁ、でも、気になるなぁ。新宿駅を見るためだけに、東京まで往復したい気分でございます。「始発の新幹線に乗れば、お昼までには帰ってこられるかな?」、乗り換え案内を見ながらそんな妄想を浮かべております。新宿駅の始発電車って、酔っ払いだらけで独特の雰囲気があるのですよね。懐かしいなぁ。
名古屋もね、「貫通して欲しい場所」がございますよ。名古屋駅周辺でございます。錦通、桜通りから名古屋駅へ向かいますと、名古屋駅でどん詰まりになっておりますよね。子供の時からあれに、妙に違和感を持っておりました。
錦通はどうにもならないかも。駅の西側に連絡する道路が見つからないのでございます。しかし、桜通に関しては、駅の西側、「清正公通り」が妙に整備されているのですよね。桜通を清正公通りに連結するという夢のような話が有ったのかもしれません。
夕方、愛知県知事の大村さんの定例会見を見ておりました。ちょっと感染者が増えてきてはおりますが、早急に非常事態ウンヌンを持ち出すということはなさそうでございます。まぁ、この手の発表の場、相変わらずトンチンカンなことが多いのですが、ワタクシの思うところをいろいろ独断と偏見で書いてみましょうかねぇ。
記者のみなさん、どうしてあんなに「けんか腰」なのでしょうねぇ? な~んかネガティブな言い方で質問をされてる。というか、質問の内容が漠然としていて本質的なところへのツッコミが出来ない。多分、記者をやる人って文系なのですよね。でもこういう場では、理系の記者によるより専門的なツッコミが欲しいのですけどねぇ。
でね、記者の人が、大村さんの話をあまり聞いてない。人の話を聞いてそれに質問するというよりは、自分の質問が最初から決まっている感じ。だから、大村知事も同じような説明を何度もすることになる。う~ん、噛み合ってないなぁ。記者さんも専門知識がないから、いっぱいいっぱいなのかなぁ。
大村さんも言ってましたが、「3~4月の重症化率は30%を超えていた。現在の重症化率は2%」とのこと。これ、すごく大事。今、世の中が慌てるべきか慌てる必要は無いのか、それを計る大事な尺度。でも、この数字の重要さをその場に居る誰も分かってないから、記者もツッコまない。大村さんも、ことさら強調しない。あぁ、不毛な時間が流れていく。
今起きていることの、「何が重要」で「それがどういう意味を持つのか」、これをよく見聞き知るためには、専門家(理系)の考え方や知識が必要でございます。でも、理系の人は、説明下手。世間一般に分かりやすく掻い摘んで説明するには、文系の表現力が必要。このバランスなのですよね。
もちろん、大村知事も専門家の助言を受けているはず。その上で、もっとダイレクトに重要な事項を強調してもよろしいのではないかなぁ。例えば、「重症化率2%なんて、全然怖くない!」くらい言っちゃえばいいのにね。指導者たる者、時にはハッタリも必要でございます。そのハッタリが大衆を安心させ、物事をスムーズに運ばせることになるやもしれません。
このコロナ騒ぎに関して言えば、知事の会見の場は、説明する側は専門家を引き連れ、説明を受ける側はあえて理系の記者が赴く。理系同士のガチの質疑応答をやった上で、大村知事が大衆に分かりやすいように噛み砕いた「合いの手」を入れる。「責任は文系の俺が取る、理系の君たちはどんどんやりたまえ」みたいな感じでしょうか。もちろん、そのやり取りを一般大衆に分かりやすい記事にするのは、文系の記者の仕事でございます。
今日は、「割引クーポン」に関してのお知らせいろいろでございます。まず、コロナのあおりを受け、当店が広告を出していた『中京スポーツ』の「情報コーナー」という欄がなくなっておりましたが、復活いたしました。
また、「週間実話割引」に関しては、先月より仕様が変更となっております。以前は「一週間限定で、他広告会社系クーポンと併用可能」となっておりましたが、週間実話への広告掲載が増えている関係で、「どの号でも割引、他広告会社系クーポンとは併用不可」と変わっております。要するに、他の広告会社系クーポンと同列になったというわけでございます。
それで、オフィシャルサイトの「割引情報」の欄も、少し変更して分かりやすくまとめております。もうね、各広告会社のサイトって、クーポンの場所がほんと分かりづらい。それで、各クーポンへの「直リンク」を貼り直しました。いずれか一つを選んでリンク先に飛んでいただくと、クーポンが直で表示されるはずでございます。
その様な仕様変更もございましたので、「クーポン併用早見表」もちょっと変更を加えました。広告会社系クーポンは「どれかひとつ」。そして、その上に「当店オリジナルクーポン」を重ねていくことが出来るというシステムになっております。
「沖田×華(おきたばっか)」さんの漫画で、『不浄を拭う人』という作品がございます。特殊清掃に従事される方のお話でございます。特殊清掃、つまり、孤独死などで亡くなられた方の住んでいた部屋を綺麗にするお仕事でございます。
人というもの、病院で死ねればよろしいのですが、自宅で息絶え、誰に知られることもなく、そのまましばらく放置される、そんなことになりますと、まぁあまり詳しくは書きませんが、お部屋の中がそれなりに大変な事になる。そういうのを清掃する人も大変ですが、生きているうちからそういうことになったらどうしようと悩む方もいらっしゃいます。
体が動かなくなる難病になり、次第に、機械の補助、人間の補助を受けられないと生きていけない体になってしまう。まだ体が動かせたうちは、回復への希望も持っていらっしゃったでしょう。しかし、自分の運命が絶望的となるほどに病状が進行した後は、もはや自分の生き死にも自分で選べない。実に不謹慎なワタクシの勝手な想像ですが、「体が動く内に自殺しておけば良かった」と思っていらっしゃったかもしれませんね。
医療の発達によって、かつては助からなかった病気の多くが不治の病ではなくなっております。そして医療は人間の尊厳を超え、生きる能力の無くなった体の生命を人工的に維持する能力を持つまでになっております。そのため、現代医学は、ある哲学的な命題を常に突きつけられているのでございます。「機械で維持している生命は、もはや『生きている』と言えるのだろうか?」と。
医療が発達すればする程に、あるいは高度な医療を持つほどに、その高度医療の費用が医療費全体を圧迫するという矛盾が起きるのでございます。「どこまでを助けるか」という医療の大命題に決着が付けられないまま、近代の急激な医療技術の進歩ばかりが独り歩きしている感じがいたします。人類は、過度に発達した医療技術を持て余しているのでございます。
世界中で猛威を振るっているコロナウィルス。時として、助かる見込みの無い高齢者の人工呼吸器を外し、可能性の高い若い患者に付け替えるという事例も発生しております。緊迫した医療現場では、トリアージという「命の選択」が行われる。もちろん、医療従事者を責めるつもりは毛頭ございませんよ。より多くの人を救うための合理的な手法なのですから。
人の運命ってのは、状況次第で自分の生き死にを勝手に決められたり、あるいは先ほどの難病の例の様に意志に反して生かされ続けたりする。そんな中で、「死にたい」と思う人の願いを叶えてあげる人が現れる。お金を受け取って、難病者の自殺を二人の医師が手伝ったというニュースでございます。
トリアージとか生命維持装置による延命とかは、医療の範疇(はんちゅう)。「救えることを美学」と考える。一方、尊厳死とか安楽死というのは宗教・哲学の範疇。「死に向き合うことを美学」と考える。そりゃぁ、長年、この両者の間に線引きが出来ないのも無理はない。尊厳死や安楽死の容認は、まだまだ時間がかかるのでしょうね。
松屋の頑ななるみそ汁絶対主義、ブレてません。うな丼にもみそ汁でございます。もうね、合うとか合わないとかではございません。みそ汁が、松屋の「顔」なのでございます。みそ汁なくしては松屋を語れない。鰻にみそ汁が合うかどうかを論じてはいけません。みそ汁に鰻を合わせるのでございます(ちょっと、意味不明、笑)。
ここは、鰻2枚の「ダブル」を選びたいところでございますが、¥1,390とまぁまぁなお値段。欲を出さず堅実に、鰻1枚の¥850うな丼を食すのでございます。今や鰻は絶滅危惧種になるやもという貴重な食材。ここは、食べられることに素直に感謝でございます。何十年か先、幻の食べ物となっている可能性もございますからね。
まずは、「うなぎコンボ牛めし」。うな丼と牛めしを一緒にしちゃった。丼の上に、鰻と牛めしの具が乗っているのでございます。あ~あ、ワタクシは、どうしても注文する勇気が湧かない! 鰻のタレと牛めしのつゆ、これらが共存する丼を想像すると、どうしても心が折れてしまう。食べてないワタクシが言うのもなんですが、世の中には混ぜちゃいけないものって、有ると思いますよ。
では、お次。「うなとろ牛皿御膳」。鰻+とろろ+牛皿+半熟卵のセットで¥1,100。先ほどは鰻と牛の同居を心配だと申しましたが、これはまぁ別々の皿になっているから大丈夫だろうと、1回だけ注文いたしましたよ。とにかく「精の付きそうなものを集めました」というコンセプト。その集め方が容赦ない! 食べ合わせとか食感とかは、完全無視! う~ん、2度目はないかなぁ。
この「うなとろ牛皿御膳」のような食べ合わせをいたしますと、やはり鰻の「主張の強さ」を改めて実感いたしますねぇ。鰻を前にすると、人というのは口の中が「鰻モード」に変わるのでございます。このモードになってしまうと、受け入れられる食感の幅が狭くなる。少なくとも、とろろや半熟卵といったドロッとしたものは鰻とは合わない! そのドロッが舌にいつまでも残ってしまい、鰻の味わいを損ねるのでございます。
新人の「相良愛」が入店して、3週間が経過いたしました。新人割引は入店後1ヶ月としてまして、当初は8/4(火)までとしてましたが、相良愛の出勤シフトの都合でチョイト伸びまして、8/7(金)まで新人割引といたします。ちょうど「月初め割引」と重なっておりますね。どうぞご利用下さいませ。
その「相良愛」の名前ですが、名字の「相良(さがら)」というの、これが読みづらい場合が有るみたいですよね。スマホや携帯電話の画面で見ると、漢字の細かい部分が潰れてしまう場合がございます。それで、ワタクシはあえて、時々「さがら愛」と表記したりしております。また、この名字、馴染みが無い方にとっては一瞬読みを迷う名前でもございます。
「相撲」と「相模」、このあたりもワタクシがよく迷う漢字でございます。正解は「相撲(すもう)」「相模(さがみ)」でございます。よ~く見ると全然違う漢字なのですが、勢いで読むと間違えて、自分で「?」と思ったりいたします。
先日、鰻のお話をいたしましたが、ふと気がついたのですが、お店の向かえにある老舗鰻店がいつのまにか閉店しておりました。看板は残っておりますが「テナント募集」の貼り紙が有り、移転のお知らせなどどこにもなく、もう営業していないのだと思われます。
名古屋の「パンダの剥製(はくせい)の置いてある鰻店」と言えば、分かる人にはスゴイ分かるお店でございます。コロナの影響かなぁ? 飲食店とか、結構な数のお店が閉店に追い込まれてますからね。多くのお店は弁当販売で急場をしのいでいましたが、単価の高い鰻では、乗り切れなかったかなぁ。
気になるのは、パンダの剥製。見たこと有る人は分かるけど、大人のパンダの剥製で立ち上がっているから結構な大きさ。あれ、どうしたのだろう。ワシントン条約がありますから、ムチャクチャ貴重な剥製のはずでございます。う~ん、気になる、気になる。
そもそも、その元鰻店のすぐ隣では、まさに大型マンションの建設中! しかも元鰻店のビルにピッタリ寄り添うように新しいマンションが建設されている。ほとんど隙間なし。ピッタリ横で相当にうるさいでしょうねぇ。マンションが完成するまでは、テナントの借主、現れないかもしれませんね。
え~と、ぐっさん家をご存じない方のために説明いたしますね。東海テレビ制作の『ぐっさん家』という番組がございます。もう17年も続く長寿番組。名古屋市内のボロアパートにぐっさんこと山口智充さんが住んでいるという体(てい)で構成される情報番組でございます。
オフィシャルでは、そのボロアパートの場所は非公開となっております。ところが、ところが、ワタクシはそのボロアパートの場所を、ほぼ番組の開始時より知っているのでございます。そのボロアパートがお店のすぐ近くだったからでございます。
番組が始まった頃、「あれぇ? 見覚えのある景色だなぁ」というシーンが連発。「こりゃぁ、近所だな」と確信しまして、お店の回りを散策。そして見つけたわけでございます。まぁオフィシャルで「非公開」となってますので、ワタクシは今までブログなどでも場所を言及いたしませんでしたが、今回、ニュース報道ではっきりと「新栄二丁目」と言ってますので、ワタクシも解禁でございます。
ボロアパートの1階の居酒屋が、出火元とのこと。その居酒屋の店主が亡くなられたそうでございます。2階が「ぐっさん家」として使われていた部屋。撮影のために使われていただけで、誰かが住んでいたわけではない。火元以外に犠牲者が出なかったのは、不幸中の幸いでございましょう。
ただねぇ。「ぐっさん家」の中に置かれていた様々なグッズ、どうなったのでしょう。17年間のいろいろな思い出の詰まった大量のグッズが所狭しと並べられているお部屋でございます。燃えてしまったのかどうか、ニュース等では全く言及されてませんので、ちょいと心配でございます。
ボロアパートでの撮影は、多分、ひと月に1~2回だと思われます。ですから、小道具類は全て倉庫に保管して、撮影の度に現場へ運んで並べ直す。撮影が終わったら再び回収。普通はそういった手順を踏むと思うのですが、東海テレビがその面倒な手順を踏んでいてくれたかなぁ?
老人にドーナツを食べさせ、それが喉に詰まって窒息死。ドーナツを提供した准看護師が裁判にかけられておりました。まだ判決が確定したわけではございませんが、高等裁判所は一審の有罪を翻して無罪判決を言い渡したのでございます。
どうしてこれが、裁判沙汰になってしまうのでしょうかねぇ? で、この裁判では、ワタクシは次の点に注目しております。「喉に詰まらせた後の処置」ではなく、「ドーナツを提供したこと」で裁判になっていることでございます。もうね、インネンとしか思えないような裁判理由でございます。
これは誰が訴えるのでしょう? 家族でしょうか? それほどに、家族と養護老人ホームとの信頼関係が成立していなかったのでしょうか? これを起訴に持ち込んだ検察も検察ですが、一審の地方裁判所では「有罪」判決も出ている。あぁ、バカらしい、バカらしい。看護・介護に従事する人を、どうしてそれほど追い込むかなぁ?
2011年、さいたま市の小学校で、6年生の女生徒が体育の授業中に突然倒れるということがございました。先生方はすぐに脈と呼吸を調べ、どちらも確認。保健室に運んで救急車の到着を待ちましたが、その到着までの10分足らずの間に女生徒は手遅れになり、帰らぬ人に。
その女生徒の母親は看護師でございました。倒れた時に痙攣をしていたという他の生徒の証言から、心肺停止していたのではという疑問を持ち、脈も呼吸も有ったと主張する学校側と全面対立。あわや裁判かという状態になったのでございます。
間に入ったのが、さいたま市教育委員会。「対立するのではなく、今後、同じような事故を起こさないための原因究明をしましょう」と両者を説得。専門家に検証をお願いしたところ、「先生は自分の脈を感じて『脈がある』と錯覚した」「心肺停止時に発生する死戦期呼吸を通常の呼吸と勘違いした」という結論に落ち着いたのでございます。
ここで、さいたま市教育委員会は、原因究明したことで足を止めませんでした。同じような事故を起こさないために、この事例をレポートとしてまとめ、全国の教育関係者に周知する運動を始めたのでございます。女生徒の母親も、その運動に参加されているとのこと。そして、その女生徒の名前が、運動のタイトルとして使われたのでございます。「失敗」を「智恵」に昇華させた好例でございます。
不運な事故で誰にも悪意が無かったにも関わらず、両者の関係がどんどんこじれていってしまう。賠償請求のことを考えると、「自分の行いは正しかった」という正常性バイアスに陥ったり、あるいは隠蔽に走る団体が有るかもしれない。今後の同様な事故を未然に防ぐ為の絶好な検証事例かも知れないのに、いがみ合いで終止してしまったりとか。あぁ、建設的でないねぇ。
こういった対立、最初に「ごめんなさい」と謝ることで両者の軋轢がかなり無くなるものでございます。謝罪だけで、全て丸く収まる可能性もございます。ただ、この最初の謝罪が「過失」を意味するとして、裁判で証拠採用されかねない。で、頑なに謝らない。あぁ何という悲劇か。「まず謝罪」というのは、クレーム処理でも重要かつ必須な初期対応ねんですけどねぇ。
個人に対して刑事責任を課さない。これは、諸外国の航空機事故でパイロットに対する扱いと同じでございます(日本はまだ無い)。刑事責任を追及すれば、保身に走る。すると、原因究明のための正しい証言が得られない可能性が出てくる。原因究明と今後の予防を優先するため、個人への責任追及は放免するのでございます。日本の医療裁判とかでも、これ、やって欲しいなぁ。
現時点では、「休業」「営業時間短縮」、どちらも考えておりません。愛知県ではまだ「厳重警戒」に留まっておりまして、何らかの要請が出るという雰囲気もございません。当面は、「通常営業」を続けていくつもりでございます。
これはワタクシ個人の考えですが、この第二波では重症者が少ないということで、3~5月の頃ほどに厳格な対応は必要ない様な気がいたします。普通の風邪やインフルエンザと同じ対応でよろしいと思うのですけどねぇ。それよりも、経済をどんどん回して行くことの方が先決かと。
スマホの地震警報の音、初めて間近で聞いたのでございます。まぁけたたましいこと。テレビのも結構ビクッとしますけど、スマホのも容赦ないですねぇ。その警告音でビックリしてましたら、福島で爆発事故が有ったとのニュース。今日は、その爆発事故の報道にずっと見入っておりました。
夕方に、経営陣が記者会見を開いてましたよね。じっくり見ておりました。上層部の人は、今後の事を考えると頭の中は真っ白の状態でしょうね。事故で亡くなられた方は社長さんの古いお付き合いのある方だとか。短い時間で出来る限りの情報を集め、真摯に行われた好感の持てる記者会見でございました。
記者会見をずっと見てて気になったのは、ガスの「元栓」という語。これが実に曖昧に使われてる。「壁の元栓」なのか「メーターのコック」なのか、「プロパンガスボンベのバルブ」なのか、この区別を、会社側も、記者側も、気にしていない様子。すごく大事なポイントなのにね。
あと、ワタクシはお店の内装を何回かやっていて分かるのですが、コンセントの新設にもいろいろある。どんなケーブルでどの様に壁に取り付けるのか。ガス管も、ぶっとい鋼鉄製の管とグニャグニャ曲げられる柔らかい管が有る。事故原因の有力な手がかりなのですが、やはりそこをツッコむ記者はおりませんでした。
ああいった記者会見を見てますとね、質問をする側の記者には、「理系の知識」と「文系の表現力」の両方が必要とされるって感じますよねぇ。事件や事故の「キーポイント」を的確に質問するには、理系の知識が。そして、問いかける相手や会見を見ている第三者にいかに分かりやすい表現で質問するかというのは、文系の表現力。特に事件や事故の会見では、理系の知識が欲しいですよねぇ。
まぁ厳しいことを言うと、会見の前に予備知識を予習しておけば、的確なツッコミ所も準備できると思うのですけどね。そういった予習を繰り返していくうちに、多岐に渡る分野で上手な質問の出来る記者が育っていくような気がいたします。広く浅くの知識ですよね。でも、そのちょっとした知識が有ることで、事件や事故がより明解に見えてくるものでございます。
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