店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
将棋の藤井聡太さんが勝負に使ったマスクが、福井製だとか。製造メーカーの名前までが、誇らしげに報道されておりました。マスクとしては前代未聞のことではないでしょうか。たかがマスク、されどマスク、でございます。
かつてSARSが流行した時に、全国的なマスク不足が叫ばれたことがございます。その時期、マスクを買い占めて高値で売るなんていう商法があったりしましたので、今回のマスク騒ぎでは、少しそのあたりが厳しくなっていた感じがいたします。けど、やはり、法外な金額のマスク、やり取りがございましたよね。
当初、「マスクというのは専門に作られた物でなければいけない」という思い込み、この思い込みが多くの人にございました。マスクはウィルスを「防ぐもの」という認識だったからでございます。確かに、侵入を防ぐのを目的にしたマスクは相当に高品質で、専門の会社に依る専門の製品でございます。
しかし、今や、通常のほとんどのマスクは、「侵入を防ぐ効果は全く無く、自身の飛沫を抑えるという効果」が有効だということが周知されつつございます。でね、「飛沫を抑えるだけで良いのなら、シロウトでも作れるんじゃね?」と多くの人、多くの会社が考えたわけでございます。その結果、様々な業種の様々な会社が、今やマスク製造を行っております。
水着素材のマスク、なんてのも発見いたしました。これから汗をかきますしね、水着素材、うってつけではないのでしょうか。着物メーカーの和風柄のマスクなんてのもございます。こんなことなら、コロナ騒ぎの初期から各アパレルメーカーにマスク作りを始めてもらえば良かったですよね。
いっそ、シャネルとかルイ・ヴィトンのロゴが入った高級マスクなんてのも、(もし発売されていたら)一部の人には人気が出たのではないでしょうか。芸能人とか買いそうですよ。マスク嫌いの欧米人でも、「シャネルのマスク」とかだったら、むしろ自慢げに着ける様な気がいたします。