店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
営業終了後の深夜、化粧品やらクリームやらを買いたくて、ちょいとスギ薬局まで出向いたのでございます。小雨の中、まぁ若い人達が大勢、大声で会話しながら歩く姿がチラホラ見うけられたのでございます。「解除」というのが、ひとつの「お祭り」の様な感覚なのかもしれませんね。
で、緊急事態宣言が、「やや解除」されました。飲食店への時短要請は、営業時間がほんのちょっと伸びただけ。本格的な営業は、もう少し先のようでございます。この「営業時間を短くしたからどうの」とか「営業時間をちょっと延ばして様子を見る」とか、相変わらず「量」に拘っている方針に、呆れかえっているのでございます。
あのね、量ではなくて「質」でお願いしたいのですけどねぇ。「実際にはどのタイミングで感染が拡がりやすいのか」というのをピンポイントで追及し、そこを徹底的に抑え込むというやり方。飲食店ならば、食事中なのか、店内の設備からなのか、入り口やトイレのノブ・レバーだったりするのか? そういうのがハッキリすれば、闇雲に休業させることもないのでございます。
一人でブラッと飲食店に入り、誰とも会話せず黙々と食事をする、そんなシチュエーションだったら、感染の可能性は非常に低い。ですから、この緊急事態宣言の間でも、「おひとりさま」が飲食店を利用するのは全然問題なかった様に思えるのですよね。感染のリスクが高い「行い」を禁止させ、低リスクの事項に関しては不問とする、そういったメリハリが欲しかったですよね。
今回のコロナウィルスの特徴は、「無症状者がいる」ということ。インフルエンザの様に必ず症状が出るのならば、症状がある人だけマスクを付ければ、とりあえずその人がウィルスをばら撒くことは抑えられる。しかし、無症状者の存在で、「全ての人がマスクをする必要」が出てきたのですよね。でも、この問題は、なかなか強調されて報道されない。解除されて、マスクを付けなくなった人も大勢いるのではないですか?
そして、消毒とか手洗いの実施。これも、闇雲に身の回りを全て消毒するというのは実に不毛。生活環境を研究室のクリーンルームの様な状態にするのは不可能なのでございます。では、どうするか。ここは、ウィルスの進入経路に注目するのでございます。つまり、「口」「鼻」「目」、この3ヶ所だけ! もし仮に、体のどこかにウィルスが付いてしまったとしても、この3ヶ所が確実にガードされていれば感染は防げるのですよね。
そして、この3ヶ所にウィルスを運ぶその「真犯人」、それは「手」なのですよ。3ヶ所をどれだけガードしても、そのガードを押し破って侵入出来るのは、手! そう、自分の手でございます。だから、手洗いが重要。「口鼻目に触れる場合は、その前に必ず手洗いをする」くらいが必要。逆に言えば、身の回りの消毒がそこそこでも、この手洗い実行でかなり防げるはずですよね。
さらに、この手洗いも、みんなすぐ、アルコールで消毒とか強力な殺菌剤が必要とか考える。あ~、考えが浅い、浅い! いいですか、アルコールや殺菌剤で手を消毒しますよね。一時的に、手はほぼ無菌状態になりまよ。しかし、その手でいろいろ触るうちに、手はすぐ無菌状態ではなくなる。アルコールなどの殺菌はその一瞬だけ。乾いた後に付着したものを消したり無効化する効力はないからでございます。
では、何が重要か? それは「回数」でございますね。何かを触ったら、すぐに洗う。ちょっと動いたら、またすぐに洗う。そう、洗うタイミングのインターバルが短いほど、リスクはどんどん下がって行くのでございます。それほどの回数で洗うとなると、むしろアルコールや強力な殺菌剤は必要ない。普通の石鹸とか、水洗いでも十分だと思いますよ。寿司職人や板前さんが、ほんと頻繁に手を洗いますよね。あの方式でございます。
みずほ銀行がまたやらかしたってんで、非難囂々(ごうごう)でございます。他の銀行がすんなりやっていることが、みずほ銀行だとシステムダウンになる事がある。まるで何かに祟られているのではないかというこの事象に、冷泉彰彦さんという方が自身のメールマガジンの中で、ある仮説を唱えております。以下、そのメルマガからの、かなり大ざっぱな要約でございます。
A銀行とB銀行が、合併したと思いなせぇ。合併の前、A銀行はX電気が開発したATMのシステムを使用。一方、B銀行はY電気のシステムを使っていたと仮定いたしやすよ。この両行が合併したら、両者の預金データを統合しなきゃいけませんよね。ここで、日本人特有のある問題が発生するのでございます。その問題とは、「し・が・ら・み」でございます。
理想を言えば、どちらかのシステムを残し、もう一方のデータをその新しいシステムに読み込ませるのがベスト。でもそうすると、X電気あるいはY電気が、銀行との関係を断ち切られるわけでございます。長年お世話になった電気屋さん、そんなに無下にも出来ない。ということで、X電気のシステムとY電気のシステムを残したまま、両方のシステムの仲を取り持つシステムを挟み込み、見かけ上だけデータが統合されているような形にしたのではないか。冷泉彰彦さんはそう、仮説を立てております。
これはつまり、英語しか話せない人がいて、フランス語しか話せない人がいて、その両者の言葉を英語・フランス語・日本語の分かる通訳が聞いて、日本語しか分からない人に伝える。こんな伝言ゲームならぬ通訳ゲームが行われているようなものでございます。ひとつの処理ごとに、いちいち間に通訳を挟むことになりますので、ちょっとした負荷でもオーバーワークでシステムがダウンすることになる。ふむふむ、さもありなんという説でございますね。
これで思い出したのは、マイナンバーと戸籍の関係。マイナンバーは総務省の管轄、戸籍は法務省の管轄。もうね、嫌な予感しかいたしません。どう考えても、二つのシステムが平行して管理されておりますね。で、マイナンバーと戸籍の間を取り持つ、先ほどのお話の「通訳」の様な役割をするものが何か、存在しているのでございます。
東京の「Nスタイル」というお店に在籍しているニューハーフですが、当店に出稼ぎということで、短期間ですが、お仕事をいたします。AVにも出演している子、名前に聞き覚えのある人も多いことかと思います。
オフィシャルサイト
http://she-mail2.jp/profile/?id=20201
雛乃せいら 新人割引 期間:3/5(金)~3/13(土) オールコース¥1,000割引 (フリー・指名、どちらも割引) ※他クーポンと併用OK!
まぁしかし、昨日から今日にかけて、膨大な作業でございました。オフィシャルサイト、ニューハーフファン、ヘブンネット、マンゾクネット、ヌキなび、こういったところに全部同じデータをアップロードしていくわけでございます。大変!
関東地方の緊急宣言が延長されましたね。病床使用率がまだ高いということですが、相変わらず、「量的延長」にこだわってますねぇ。今こそ、今こそ、「質的変化」を国民に求めるべきだと思うのですけどねぇ。2週間の延長で、飲食店およびその関係業種は、ジリジリしているのではないでしょうか。
感染症対策の関係者からは、「他地域と比べて感染源が分からないことが多い」と言っております。あ~、今さら、こんなところで思考停止していたの?! 無症状の感染者がいる限り、感染源の追跡なんて不可能。はなっから「追跡して封じ込める」というのはかなり難しかったのですよ。
ワタクシはお店の中で、従業員(キャスト)の緊張感を引き締めるときに、あえて「どぎつい」言葉を使うことがございます。カチンとくる従業員もいることでしょう。あえてどぎつい言葉を使うことで、従業員に「問題意識」を芽生えさせるのですよね。ゆる~い「お願い」程度だと、聞き流されてしまいます。リーダーというのは、時として、「腰の低さ」が仇になるときがございます。
また、テレビなどが報道する「世間の声」というやつ。まぁ、今は、かなり「仕込み」が混ざっていて、純粋に街角インタビューかどうかは怪しいものでございますが、そんな声の中に、「またリバウンドがくるといけないので、今度はしっかりやって欲しいですね」なんて声が有る。ん?? この人は、何を求めているのかな?
緊急宣言を厳しく続けていけば、「ゼロ」になるとでも? いや、ゼロどころか、リバウンドは必ず来ますから。こういったものは「振幅」するようなメカニズムになっているのですよ。だから、第4波も第5波も必ず来る。経済との兼ね合いを取りながら、その振幅をどう抑え込むのかがキモ。でも「ゼロにはなりません」という不都合な真実を言える政治家は、いないですねぇ。
新人、と言うか、AVにも出てますのでそこそこのキャリアでございますが、「雛乃せいら」、頑張ってます。お店によってローカルルールが違ったりいたしますが、そこは器用に対応してくれております。そんなローカルルールにも最初の1日ですっかり慣れ、2日目の今日は長年のレギュラーメンバーの様に動いてくれております。
いろいろお話をしておりますが、すごくプロ意識を持った方でございますね。そして、「風俗」というお仕事をすごく理解していらっしゃる方でもございます。ご本人いわく、あえて色々なお店のシステムを体験してみたいために、全国の様々なお店を期間限定で移動しているのだとか。
ひと昔前は、お店を転々と移動するキャストというのは、あまり評価が高くありませんでした。業界内では「ジプシーニューハーフ」なんて言って揶揄することもありましたよねぇ。でも最近は、意味合いがちょっと逆になっていたりしております。「引き合いが多い」という解釈でございますね。当店の「蛯原みなみ」も、福岡の「エリート」に呼ばれて出稼ぎに出ておりましたしね。
風俗という業種の性質上、仕方ないのではございますが、キャストの退店の際に「自分のデータは出来るだけ早く消して下さい」と言われますと、「その早く消したい業種に、もう20年以上携わっているワタクシは何なのだろうねぇ?...」なんて思ってしまいました。
風俗に携わってから、20年以上。ニュハーフという「業種」には、30年以上も携わっております。そう、「ニューハーフ」ってのは「業種」なのですが、この感覚は、最近の人にはあまり理解出来ないでしょうねぇ。役者が演技を生業としているのと同様に、ニューハーフは「女っぽさを売りにする生業」ということ。だから、その中にはゲイもいればノーマルもいる、妻子持ちのニューハーフなんてのも昔は珍しくなかったのでございます。
今から40年位前に、ニューハーフブームというのがございました。それこそテレビなどではチヤホヤされてましても、実生活ではかなり厳しい差別を受けてたんですよ。テレビで見るニューハーフは好きだけど、ニューハーフがお隣さん・ご近所さんにいるのは嫌、なんてことも。昼間の世界では、絶対的な好奇の目で見られる存在。ですからなおさら、「もう、元の世界には戻らない」という大きな覚悟を持って、夜の世界に自分の生きる場所を見つける人も多かったのでございます。
ひと昔前のニューハーフってのは、大きな決意で、広い河を渡って、夜の世界に飛び込んできていたのですよね。その後、性同一性障害とかLGBTとか叫ばれ始めてからは、この河はどんどん細くなり、今や暗渠(あんきょ)と化しております(笑)。ニューハーフ業界に入ってこられる方も、はなから、骨を埋めるなんて気持ちは毛頭ない。人は世につれ、世は人につれ、でございますね。
住民票をコンビニで受け取れるというサービス、全国の政令都市では名古屋だけ利用出来ないそうでございます(中日新聞3/6付朝刊より)。いやぁ、このサービス、名古屋では全然話を聞きませんので、全国的に遅れているのだとばかり思っておりました。実は、名古屋「だけ」が遅れていたのですね(笑)。
これ、河村名古屋市長が、予算を承認しないからだとか。その理由が、まぁ、驚く、「マイナンバーには懐疑的、社会主義国を目指すのか」との談。う~ん、何を持って社会主義と言っているのか、全然分かりませぬ。街中に監視カメラの有る中国のことかな? でも、マイナンバーの様な制度は、多くの資本主義国も取り入れているのですけどねぇ。
健康保険証だって、預金通帳だって、み~んな番号で管理されているのでございます。通し番号が有るからこそ、今の迅速なサービスが受けられているのです。つうか、データ化以前の戸籍制度が通し番号なしで管理されていたのは奇跡的でございます。日本人の几帳面な性格が有ってこそ成立した制度でしょうねぇ。
河村市長のマイナンバー社会主義発言は、時代錯誤としか言いようがない。それこそ、こういうことこそ住民投票で決めるべきではないでしょうか。管轄外の愛知県知事のリコールに賛同したり(させられちゃったり)、マイナンバーを社会主義と言ったり、ちょっと世の中を俯瞰で見る能力が衰えているのは否めないと思いますよ。河村市長の周りには、イエスマンばかりなのでしょうか?
ワタクシも店主という立場上なんとなく想像出来るのですが、リーダーに苦言を呈する人材というのは、実はとっても重要でかけがえのない存在なのですよね。そりゃぁ、言われたときにはカチンと来ますよ。でもそれは、自分の角度からは見えていない裏側を教えてくれる存在。カチンと来ながらも、「そうかもしれないなぁ」という気持ちをどこかに置いたりする。で、その余裕が持てないと、独善に走りやすくなる。
とあるお客様から「レトロな雰囲気」という好評価をいただいてから、「いったい、どれがレトロなんだろう?」という探索にふけっております。あるキャストは「バスルームの赤い照明では」との意見。そして、そして、また違うキャストからは、これぞ決定打!と言える指摘をもらったのでございます。
そう! これ! これでんがな! あのクリスマスツリーの電飾の様な照明。あれこそ、レトロ感満載! 還暦間近のオバチャン(ワタクシのことですよ)のDNAには、あのカッチカッチカッチカッチという電飾の瞬きが幼少期から刻まれておりますので、なんにも違和感が感じられなかった! あぁ、失態! そう言えば、最近の風俗店の看板には、オシャレな光り方をするLED照明が組み込まれておりますよねぇ。
そこで今日は、カッチカッチカッチカッチのお話でございます。不思議なお話でございますが、ワタクシ、幼少期の頃、電飾のカッチカッチカッチカッチという瞬きを見ると酔っぱらう性質がございました。夜のネオンサイン、お祭りの出店の照明、盆踊りなどの揺れる提灯の灯り、そういったものを夜見ますとね、まるでお風呂でのぼせたみたいに気分がフワァ~と上がってくるのでございます。
成長するに従ってこの性質は少しずつ弱くなっていった感じがいたしますが、ワタクシが飲食店で働いていた20代中盤でも少し残っていた様に覚えております。そのころ働いていたのが、名古屋の錦三という繁華街。出勤途中に繁華街のチッカチッカチッカチッカが見え始めると、それに合わせて気分もフワァ~としていったものでございました。
今日はちょっと重箱の隅を突くようなお話。ある家電メーカーから、新製品の紹介メールが届いたのでございます。さてさて、どんな新機能が有るのかなと、そのメーカーのサイトを訪れる。「新旧機種の機能比較」なるページがございまして、そのページを見たときに、ワタクシ、奇妙な違和感に襲われたのでございます。
「新機種」と「前衛機種」と書かれてある。ん? 「前衛?」、なんじゃこりゃぁ? 新機種と前衛機種、いったいどちらが新しいんだ? 新機種というのは普通に新しく、前衛機種ってのは画像をアートにしてしまう最先端の機能でも搭載しているのか? 頭の中は「?」と「違和感」だらけになっておりました。
文脈を見るに、どうやら「前衛機種=古い機種」という意味らしい。ここで「=前の機種」と書かなかったのには、ある意図がございます。今日は、その「前」という漢字がテーマ。日本語の独特な曖昧さは、この「前」という漢字にも時空を超越した意味合いを持たせているのでございます。
「前衛機種」で検索すると、メーカーサイトの他では、あるエンジニアさんのブログがヒットする。そのエンジニアさんも、ワタクシと同様に、前衛機種という語に違和感を感じている様子でございます。で、そのブログの日付が2007年になっている。この前衛機種という語、すでに14年前には使われていたということですねぇ。ワタクシが今さら気づくということは、それほど広まってはいないということでしょうか?
ここで話をややこしくしているのは、「前」という漢字が正反対の二つの意味を含んでいるから。「前に進む」といえば先に進むことになる。時としてこの言葉は、未来へ進むという意味合いに取れることになる。逆に「3日前」なんて語では過去を表す言葉になる。「前」という漢字は、未来と過去、その両方の意味合いを含んだ、時空を超越した漢字なのでございます!
「以前の機種」としたときの「前」という字は明らかに「過去」を指し示しております。ところがドッコイ、「前衛」という語は「最先端」という意味。つまり、この場合の「前」という字は「未来」の意味合いで使われているのでございます。前衛機種という語は、本来、未来を指し示す意味の単語が過去を示す意味合いで使われている、これが大きな違和感の原因なのでございます。
さて、ここまでくると、「ほんと、日本語って曖昧で困るなぁ」と思われるかもしれませんね。ところがドッコイ(本日2回目)、英語にも同様の混乱が若冠有るのでございます。それが、「forward」という単語。「前進的」みたいな未来に向かう意味合いで使われる単語ではございますが、ことプログラミングの世界ではふた通りの意味に使われているので要注意なのでございます。
「前方宣言」とは、プログラムの冒頭で様々な取り決めを宣言しておくこと。一番最初にこれを宣言しておかないと、後からコンピュータに「そんなの、聞いてないぞ」と叱られることになる。「先だって宣言しておく」という意味ですから、実際に取り決めが使われる位置から見ると、プログラムの中では「過去」を指し示す語になるのでございます。
さて、もうひとつ、前方参照。これは、プログラムのある位置において、「この先で(多分)記述されている、コレコレという取り決めを使うよ」ということ。コンピュータはこれを見つけると、「チョ、待てよ、今、見てくるからさ」とプログラムの先を確認しに行く。この場合は、「未来」という意味で使われております。
当店がオープンしたのは、ちょうど20年前。アメリカの同時テロが起きたのは、当店がオープンしてから9ヶ月ほど経ったころでございました。その同時テロの日を境に、アメリカの歴史は「同時テロ前」「同時テロ後」と語られるようになったのでございます。
そして、お店がオープンしてから10年目の2011年の3月11日に起きたのが、東日本大震災でございました。日本中が、未来永劫忘れることの出来ない日となりました。そして日本でも、この日を境に「震災前」「震災後」と語られるようになったのでございます。震災後と言われ始めてから10年、東北の街に「日常」は戻ったのでしょうか?
「巨大堤防の建築」「かさ上げ」を行った地域は、人口が半分近くに減っているそうでございます。災害の記憶を忘れるために離れた人、堤防の息苦しさに逃げだした人、風光を失って商いが成り立たなくなって出た人、様々な人々の様々な事情が折り重なっての、致し方ない結果でしょうね。故郷を離れていった人達を責める事は出来ません。
ワタクシは当初から、巨大堤防やかさ上げには否定的でございました。工事が長期化して喜ぶのは土建屋だけ。まず、人々の「日常」を戻すことが最優先だと思っておりました。だから、荒れ地にプレハブでもいいから、元の土地にかつて存在していた「コミュニティ」を復活させ、コミュニティや日常が戻ってから、それから、高台へ移動する、他の街へ引っ越す、そういったことを進めればよろしいのでございます。
長期に仮設住宅に押しやられ、地域のコミュニティは完全に分解されてしまったのでございます。工事が終わったころには、街並みは全く以前の面影を失っておりました。魅力も愛着もその土地に住む必要性も、何も感じられなかった人も多いのでしょう。多くの人口流出が、それを証明しております。
東日本大震災からでしょうかねぇ、日本人がやたら「ゼロリスク」に拘り始めたのは。百年か千年に一度の津波を防ぐ大堤防を作るとは申しましても、次にそれほどの津波が来る頃には、既に堤防は老朽化してますよね。「ゼロリスク」を追及すると、コストの肥大に反比例して、そのものが活躍する機会はゼロに近づいていく。この費用対効果を完全無視したゼロリスク思想が、この10年間、日本を無駄に浪費させているのでございます。
松屋の券売機の画面でございます。「牛焼ビビン丼」を選択するボタンが並んでおります。ワタクシ、券売機のこの画面に行き着いたとき、妙な違和感に襲われたのでございます(最近、好きだなぁ、この言い回し、笑)。その違和感をひとつひとつ、紐解いて行きましょう。
ワタクシは、シンプルな「牛焼ビビン丼」を食べたかったのでございます。でもね、この画面を見た時、長年、松屋に通っているこのワタクシが、自分の目的とするシンプル牛焼ビビン丼を、一瞬で見つけられなかったのでございます! 一生の不覚! クセのある券売機ではございますが、その券売機に熟達しているというワタクシの自負は、ガラガラと崩れ落ちたのでございます。
この選択画面が、いつものルールと違うのですよね。普通は、シンプルな物ほど左に並んでいる。ですから、松屋マイスターのワタクシといたしましては、まず一番左を見る。でもそこには「豚汁生野菜S」と書いてある。「エッ? ビビン丼の選択画面なのに、どうして豚汁や生野菜の選択ボタンが?!」と思いつつ、視線を右に移しますと、そこにはシンプル牛焼ビビン丼の選択ボタンが!
あのねぇ、この配列、一番高額な物を間違って押させようとする気、満々ですよね(笑)。おいおい、天下の松屋が、姑息すぎるだろ(笑)。しかも、最初、「S」が何のことだか分からなかった。全体を見回して初めて、「あぁ、セットのことかぁ」と納得。いかにも理系の技術者が作ったであろう独りよがりのデザインでございます。
世の中には、「手に馴染んでいる」「目に馴染んでいる」というものが多いのでございます。自分のデスクの上の雑多な文房具とか、他人に片付けられて位置がガラッと変わってしまうと、たちまち探しまくるということもございます。街の道路標識や信号のデザインなども、見やすく、また見間違えないように、一定のルール(ガイドライン)に従って設置されているものでございます。
さて、松屋の券売機、この部分だけ、どうした?! ワタクシが勝手に想像するに、「新製品だから、どんな汚い手を使ってでも売上を上げろ!」という上層部のお達しか? あるいは、ここだけ新人の社員が任されて、今までの流れを知らずにデザインしてしまったか? 又は、以後、順次、この方式に変更されていく進化(退化?)の過程なのか?
券売機の画面のデザインなどを、「マン・マシン・インターフェース」と呼ぶのでございます。直訳すると「人と機械との接続部分」ですな。ですから、ボタンとかレバーと呼ばれる物すべて、自動車のハンドルやペダルなどもそう、パソコンのキーボード、アプリケーションのウィンドウやダイアログのデザインも、マン・マシン・インターフェースの一種でございます。
「雛乃せいら」、期間限定の9日間があっと言う間に過ぎたのでございます。アナウンスと出勤初日がほぼ同時でしたので、気づくのが遅れたお客様も多かった様子で、終了間際になっていただく問合せの電話も多かったのでございます。
雛乃せいらといろいろ相談、話し合い、お願い、拝み倒し、誉め殺し、プッチンプリン3個で買収(ウソ)、ありとあらゆる手を尽くしましたところ、「期間延長」とあいなりました。他の店舗へ周る予定だった日程を、急きょ、当店の出勤に割り当てていただきました!
オフィシャルサイト
http://she-mail2.jp/profile/?id=20201
雛乃せいら 新人割引 期間:3/18(木)~3/27(土) オールコース¥1,000割引 (フリー・指名、どちらも割引) ※他クーポンと併用OK!
いろいろ出入りがございまして、月間予定表もいろいろ変化しておりますよ。昨日ご案内した通り、フリーのニューハーフ「雛乃せいら」、3/18(木)~3/27(土)の期間で当店でご案内出来ます。新人割引も継続です。
20年も営業してますと、ポツリポツリと、お店の備品が壊れていくわけでございます。本日、お亡くなりになったのが、洗濯機。数日前から異音を発するようになってまして、そのうち、洗濯物の回りが鈍くなる。とうとう、水流が止まり、ガリガリガリという大きな異音だけが残るようになる。洗濯機様、お疲れさまでした。
洗濯槽の底についてるパルセーターっていうのを外してみたのですが、どうも異物が入っての故障ではない様子。となると、モーターかベルトかギアが割れたかといったところ。もはやシロウトの出る幕ではございません。
メーカーは、これまた今は無き「三洋電機」。洗濯機に「SANYO」の懐かしいロゴが輝いております。これを購入したのが、多分2006年ですから、15年間の購入。当店の洗濯機の使用頻度はハンパないですからねぇ。それを考えると、15年間、まぁまぁ、もってくれたのではないでしょうか。
早速、新しいのをビックカメラで手配。注文と同時に、リサイクルも発注。プラス¥1,100を払って設置もお願いしたいところでございますが、時間指定をしようとすると配達日が1週間ほど先になってしまう。「無指定」にすれば、明日には届く。無指定にしてもし営業時間中に来られると、設置はできない。ということで、設置は諦めて、自分でエッチラオッチラやる事にいたしました。
ワタクシは、飲食店では大規模なショーパブから小さなスナックまで何店か経験しております。風俗では、やはり大型店・中型店、そして2人だけのほぼ個人店の様なお店でも働いております。そういった様々な規模のお店で働いたことが、自分の知識として、役立ってまいりました。
で、自分の店を立ち上げてからは、ほぼお店にかかりっきり。そうしますとね、この業界の動向というものに疎くなって来るのですよね。自分も、そして自分のお店も、次第にガラパゴス化しているのではというのも感じております。そんな折り、様々なお店を経験しているキャストに出会いますと、業界の新しい風に触れたりいたします。
最近驚いたのは、ほとんどのニューハーフヘルスでは、個室待機になっているとか。個室に出来なくとも、カーテンで仕切ってキャスト同士の接点を全く無くす様な待機状態になっているとか。そしてさらに、キャスト同士の私語や挨拶を禁止しているお店もあるとのこと。う~ん、この業界は、そこまで来ておりますか。
実は、ワタクシ、4~5年前に、「店内での挨拶禁止」というのを、取り決めようとした事がございます。どうしても、挨拶のトラブルが絶えない。いっそ禁止にしてしまえばトラブル解消! と思ったのですが、当時はキャストの猛反対に遭いまして、あえなく却下されたのでございます。今思えば、ワタクシには先見の明が有ったのですけどねぇ(手前味噌)。
そして、キャスト同士の私語禁止というのも、さもありなんという感じでございました。実際に当店でも、近年、他の人と全く会話をしないキャストというのは珍しくない存在でございます。ただ、会話好きなキャストとそうでないキャストが混在してしまうと、お互いにストレスを溜めることになる。なまじっか長年営業しているが故の、悩みでございますね。
当店は名古屋で初めての大型ニューハーフヘルス店ということで、大きな先行者利益がございました。その最盛期は10年くらい前でしょうかねぇ。しかしそのあたりから、女装子・男の娘という新しい風が業界に吹き込んでまいりまして、この業界の勢力図は大きく塗り替えられていくのでございます。
ここで「先行者」というのが、大きな足かせ・手かせになってしまうのですよね。古いシステムや古い人間関係をなかなか刷新出来ない。後から参入したお店はまっさらな状態から構築出来ますので、新しい風に見合ったシステムや雰囲気で気兼ねなくスタート出来る。そんな新しい風を横目で眺めつつ、歯がゆい思いをしている今日この頃でございます。
さて、明日から、と言うか、これを読んでいらっしゃる方にはすでに「今日」だと思われますが、「雛乃せいら」が再び当店で10日間の出勤とあいなりました。新人割引も継続中! 新人割引と広告系クーポンの併用OK さらに、VIPルーム無料開放デーも一緒にご利用出来ます。
雛乃せいら 新人割引 期間:3/18(木)~3/27(土) オールコース¥1,000オフ (フリー・予約、どちらも割引) ※他クーポンと併用OK
VIPルーム無料開放デー 毎週水・木曜日 通常¥1,000のVIP料金を¥0に ※VIPルームは一部屋、早い者勝ちですよ
今日もいろいろと、業務連絡でございます。まずは、週間実話の話題から。『週間実話』に、「風俗かわら版」という記事がございます。その記事では全国の風俗嬢が取り上げられ紹介されることになるのですが、来週3/25(木)発売の『週間実話』に、当店の「蛯原みなみ」が掲載されることになっております。
「風俗かわら版」というコーナー内の「風俗最前線」という囲み記事でございますね。発売日はまだ1週間ほど先でございますが、チョイトお早くお知らせいたしました。『週間実話』は、置いてあるコンビニとガン無視されているコンビニがございますので、お探しの場合はお気を付けて。
さて、お次は、ツイッターのお話。今年に入ってから当店もツイッターを始めたというのは、以前ご案内いたしました。と言うか、「まだやっていなかったのか」とあきれ顔のお客様もいらっしゃることでしょう(笑)。そのツイッターですが、昭和生まれのニューハーフが、少しずつ、ツイッターの使い勝手を覚えております。で、無機質だったプロフィール画面をリニューアルしましたので、ご報告いたします。
こんな感じでございますね。キャストの写真を入れ込むと、変動があったときに更新が大変ではございますが、まぁ何とかワタクシが頑張りましょう。今、当店では、「名古屋シィメイル近代化計画」を進めております。いろいろガラパゴス化している部分を払拭しようと頑張っております。ツイッターを始めたのも、その一環でございます。
あとですねぇ、ガラパゴスでちょっと損をしているという事項に気がついたのでございます。それは、料金の表示の仕方。当店は、入会金・指名料・お部屋の使用料・各種オプションなど、全部「コミコミ」の総額表示で長年やってまいりました。この「コミコミ」というのが、あまりお客様に伝わっていない気がするのですよねぇ。伝わっていないと、お客様は「この料金に指名料などが追加される?」と誤解されるかもしれない。
オリンピックの演出で渡辺直美さんへの女性蔑視ということで、佐々木ナントカという人が辞任いたしました。これ、その女性蔑視というのがどんな案だったのかが気になりましてね、まぁ調べますと、「オリンピッグ」という豚のキャラクターを出すとかいう案だったとか。なるほどね。
これがね、まだ案を出し合っている時の「雑談」でのお話だということで、これはそこまで大ごとにするべき事かなぁと思ったりもしております。男性タレントなら問題なかったのか? という話にもなりますよね。佐々木ナントカ氏側の「弁明」も聞いた上で、もっともっと議論が重ねられるべきでございます。リンチというか、ファシズムの空気も、ワタクシは感じてしまいます。
クリエイターがアイデアをひねり出す時ってのは、まず、常識とか先入観、倫理観なんていう「リミッター」を外して考えるものでございます。そうやって、何かしらの「振り切った物」「飛び出した物」をいろいろ出した中から、具現化の可能性、社会的、倫理的、予算的、等々、諸条件を加味し、現実の世界に落とし込んで行くのでございます。
クリエイターのリミッターが外れている時の発言なんてのは、ある意味、虚言に近いものがございますから、そこを拾い上げて追い込むというのは、チョイト悪意の様な物も感じるのでございます。佐々木ナントカ氏に限らず、初期のオリンピック関係者がことごとく何かしらのスキャンダルで失脚しております。もうね、オリ反対派の猛攻撃を受けているとしか思えないですよね、この連続失脚劇は。
今の日本、スキャンダルに「差別」という要素がございますと、日本中が無批判に盲信してしまう傾向がございます。先ほどは「ファシズム」なんていう過激な言葉も使いましたが、マスコミ全社が同じ内容の批判に走る、そして国民が皆それに染まる、この流れを見るに、ワタクシは薄気味悪いものさえ覚えてしまうのでございます。
そこには、「悪は追い込むべき」という極端な勧善懲悪思想が有るというのは、ワタクシが常々申し上げていること。ほら、ヒットラーは「ユダヤは追い込むべき」と言って、かの政策を進めたのでございますよ。この例えを出しますと、ワタクシの感じている「薄気味悪さ」が何となく理解して頂けるのではないでしょうか。
では、その勧善懲悪思想からどうやって日本は抜け出せるのか? それは、「許すこと」でございます。悪を許すのですよ。冒頭の佐々木ナントカ氏と渡辺直美さんの事例で申し上げますと、渡辺さんから「発言は許す。でもその案は嫌。」と言ってしまえばいいだけのこと。許すことで、悪とか善といったレッテルが一度剥がれる。それから、客観的に批判し、論じられればいいのでございます。
「名古屋シィメイル近代化計画」なるものを模索しております。元来ワタクシは、「ニューハーフを育てる」ということを信念としてやってまいりました。けどね、近年、「育てる」というのが不毛に感じることも多いのでございます。また、自分の育てる方向性と世の中の需要とが必ずしもマッチしていないという事態にも、時々遭遇するのでございます。
でもね、逆に「育てない」という方針に徹しすぎると、これはキャストを「使い捨てにする」という姿勢に陥るわけでございます。ただ、今や、多くのニューハーフ・女装子風俗店では、この「使い捨て」という風潮が強くなっているのも事実。こんなところにも、「ニューハーフという『文化』は過去のもの」というのを強く感じるのでございます。
さて、「風俗」という語には二種類の意味がございます。ひとつには「風俗店」を省略した意味合い。そしてもうひとつは、「社会の生活上のならわし、風習、装い」という意味でございますね。以下に登場する「風俗」という語は、この後者の意味で使っておりますので、その様に読み取って下さいませ。
ワタクシがニューハーフになりたての頃、まだニューハーフ業界は「文化」でございました。ニューハーフと呼ばれる人達には現実離れした「非日常」の趣や世界観があり、しかもそれはニューハーフが自ら演出し作り上げたもの。先輩から後輩に引き継がれたその趣や世界観は、総合的に大きなニューハーフ文化の塊(かたまり)を形成しておりました。
性同一性障害とかLGBTとか叫ばれ始めた頃からでしょうかねぇ、ニューハーフの「演じる」という要素は次第に薄らいでいき、むしろ「ありのままの自分」を見せるという感覚が強くなってまいりました。先輩・後輩といった人間関係も希薄になり、様々な感性や価値観を持った個人の集まりと様変わりして来ております。もはや文化ではなく、風俗と化したわけでございます。
人は世につれ世は人につれ、なんて申します。「文化」というものには関わり合う人みんなで統一した世界観を作り上げていこうというコモンセンスが有るのに対し、「風俗」は移り変わるもの、そして、使い捨てられるものでございます。ニューハーフ業界が使い捨てになって来ているのも、そんな移り変わりが影響しているのかななんて思っております。
オリンピックはこれだけゴタゴタで、大丈夫なのでしょうかねぇ? 国民の中にも、「無理してやらなくてもいいんじゃね?」という声もチラホラございます。やはりねぇ、何かとケチを付けたがるマスコミ、というのもあるでしょうねぇ。
開会式の演出も、またゴタゴタしてますけど、あの演出、やめちゃったら? スポーツの祭典で、どうしてあの長々とした開会式が必要なのか、今だによく分かりません。「何かしら見せなきゃいけない」って言うんなら、映像作品を作ってYouTubeにでも上げとけばいいでしょ。オリンピックの縮小化も叫ばれてますしね。
そもそも、もう、オリンピックは必要ないのではないかなぁ。今や、各種目ごとに世界選手権やワールドカップがございます。あえてオリンピックで「世界一」を決める意義、有るのかなぁ? 各記録も世界記録とオリンピック記録のダブルスタンダードになっちゃってますしね。まぁ、そこは、利権とか大人の事情が絡んでいるのでしょう。
地球の裏側へ移動するのに船で何ヶ月もかかった時代では、4年に一度、世界中から集まって祭典を開くというのは意義が有ったでしょう。しかし、アスリートが飛行機で世界中を飛び回っている時代ですよ。オリンピック代表と言ったって、普段から試合などで顔を見合わせているお馴染みさんばかり。ただ、オリンピックという独特の雰囲気は、アスリートの方々はお好きな様でございますね。
店内、各プレイルームにはフロントに通じるインターホンが設置してございます。カラオケ喫茶に有るようなのと同じやつでございますね。その内の子機1台が、少し前から気まぐれに不調。子機側のブザーが鳴ったり鳴らなかったりするのでございます。
インターホンのメーカーは、「アイホン株式会社」。アップルのアイフォンではございませんよ。こちらは「アイホン」。70年以上の歴史を持つ国内の老舗インターホンメーカー。本社は名古屋市中区新栄町。当店とは目と鼻の先。と言っても、地下鉄ひと駅分ございますけどね。
いやぁ、修理に来たのが、実に恰幅のいいお兄さん。柔道の無差別級って感じの人。店内のフロント周りは少し狭くなっております。その狭いところで窮屈そうに作業して頂いてありがとうございました。結局、原因は分からず。取りあえず、子機を交換していただきました。20分の軽い任務でございました。
少し前にご案内いたしましたが、3/25(木)発売『週間実話』(4/8号)の「風俗かわら版」の記事に、「風俗記者が思わず唸る名店」として当店が、そして「蛯原みなみ」が掲載されております。また、この号には、当店の広告も掲載されております。当然、「週間実話割引」は継続中。「本誌持参」「広告の切り抜き」「記事の切り抜き」のいずれかで、「¥1,000オフ」ですよ!(VIP無料デーとの併用のみ可)。
また、オフィシャルサイトの「プロフィール」のページ、「蛯原みなみ」の写真が更新されております。本人からデータをもらいましてサイズ調整・貼り込み等の作業をしていたわけでございますが、かな~り出来の良い写真でして、作業をしながらため息が出るのを抑えられなかったのでございます。こちらの方も、ご堪能くださいませ。本人の努力と根気で作り出した、素晴らしい写真でございます。
「出稼ぎ」という馴染みのないシステムとの遭遇、ワタクシにとってはとても貴重な体験でございました。このシステム、どうやら、コロナ禍に入ってからより盛んになったとのこと。コロナの影響は、人の移動やリモートだけでなく、こんなところにも来ておりましたか。
照ノ富士関が優勝、おめでとうございます。3年半振りに大関復帰ですね。ワタクシの勝手な妄想ではございますが、これ、NHKあたりが長期密着取材とかしてるんじゃないかなぁ? で、この復活劇を見て思い出すのは、小惑星探査機の「はやぶさ」。やはり日本人は、「苦節何年...」というのが好きなのでございましょう。
「はやぶさ」の時は、各メディアが同じ様な内容の映画やドラマを乱発させましたよね。あれは、もう、呆れた! でも、今回も「照ノ富士物語」みたいな作品が、映画、ドラマ、ドキュメンタリーとか乱発しないとも限らない。はてさて、どうなるでしょうねぇ。
ダイエットのお話ではございません。コロナのお話でございます。緊急事態宣言を解除した途端、しっかりリバウンドしてますねぇ。まぁ、このリバウンドは、ほぼ全ての国が苦慮してますから致し方ないところ。ワクチンの普及で、また少し流れが変わってくるかも知れませんけどね。
各国がリバウンドで苦しんでいる中、唯一中国だけが、非常に低い数字で抑え込んでおります。これは羨ましい。昨年の夏からリバウンドらしいリバウンドは経験していない。これは、中国の徹底した監視社会が功を奏しているのかもね。何しろ、濃厚接触者を「完全に」追跡出来るのですから。こういうとき、逆に自由や人権が尊重されている国が脆弱だというのは、皮肉なものでございます。
様々なテレビ番組が最終回を迎えております。テレビ局各局は、改変の時期。しかし、朝ドラと大河ドラマは、ズレたまま。これ、どうするのでしょう? 毎年、ちょっとずつずらしていって、本来の改変のタイミングに戻すのでしょうか? と言うよりも、これまた日本人は、「4月」への拘りが強いですねぇ。
学校などの入学も、4月。受験生にとって「真冬に受験」というのは、かな~り大変。絶対に風邪を引けないし、雪の多い地方では受験会場へ出向くのもひと苦労。しかも一発勝負で自分の人生が決まってしまう。会社にも中途採用というのが有るように、学校も、一年に何回も受験をやっちゃえばよろしいのにね。
その最終回と言えば、長らく放送してました「日本版 24」が最終回を迎えたのでございます。あのストーリーは、外国が舞台で外国人が演じていて初めて成立するお話でございますね。日本が舞台では、もうね、いたるところに違和感が出まくり。ちょっと無理があったかなぁ。
いろいろ、お店の進路変更、軌道修正、ポイント切り替えを行っております。まぁ、まだ模索している段階で、十分に検討してから少しずつ変えていくという事になりますでしょうね。大きな船ほど、急には舵を切れないものでございますからね、ゆっくり、ゆっくりでございます。
どうも当店の場合、ランニングコストが高すぎるというきらいがございます。単刀直入に言ってしまえば、10~15年前の大盛況していた頃のやり方がそのまま残っている感じ。当時は、とにかく広告を多岐に渡ってバンバン打ちまくっておりましたからねぇ。薄利多売が十分に成立していた時代のやり方でございますね。
ただそこで、当店のランニングコストの高さに関しては、ワタクシ自身のあるポリシーにも原因の一端がございます。それは、「関係ない広告が挿入されるのを、極端に嫌う」ということでございますね。だって、なんか、邪魔くさいし、見づらいし、消せるものなら消したいでしょ。
ということで、オフィシャルサイトは特注のデザイン。まぁ、このデザインも今となっては古くさいですけどね。広告が差し挟まれる無料サイトは使わない。そして昔は、キャストが自分で作っているブログなども、関係ない広告が差し挟まれないように設定することをお願いした時期もございました(たいてい有料)。
今日は、地上波放送の『七つの会議』に、思いっきりやられました! いやぁ、野村萬斎、すごいなぁ。脚本も秀逸。そして、各俳優陣が、いい演技をしてますねぇ。見終わった後、録画をもう一度最初から見直しちゃいました。もし映画館で見ていたら、もう1回チケットを購入して見ていたでしょうねぇ。
ストーリーをあまり詳しく書いちゃうとネタバレになっちゃいますので、慎重に話を進めますね。終盤に大転換がございます。すると、序盤・中盤の様々なシーンが、終盤に来て新しい側面を見せ始める。結末を知った上でもう1回頭から見たくなるのは、こういう理由でございますね。著者の池井戸潤さんの、真骨頂でございますね。
主役の「野村萬斎」さん、いい俳優さんですよ。ただ、以前、エルキュール・ポワロの役をやったときにどうも違和感が有って印象は悪かったのですよね。というか、エルキュール・ポワロは海外ドラマの「デビッド・スーシェ(声は熊倉一雄)」の印象が強すぎますから、それは致し方ない。今回の『七つの会議』での芝居がかった演出では、実にはまり込んでおりました。
いろいろお店の近代化を考えておりますが、オフィシャルサイトのデザインもそのひとつでございますね。もうね、ずっと前から、古くさいと、ファッショナブルじゃないと言われ続けております。自分で作ったものならコツコツと夜なべ仕事でやってしまうのですが、業者さんにお願いしたサイトなので、いろいろ大変なのですよね。
そう、ちょうど、Windows10がリリースされた2014年頃に、当店のオフィシャルはリニューアルいたしました。業者さんとデザインで話し合いをしている中で、ワタクシが「ボタンの感じは、今流行の(流行っていたかどうかは知りませんけどね)Windows10みたいなデザインに」と軽率に言っちゃったのですよね。すると、ボタンだけでなく、サイト全体がWindows10みたいになっちゃった、というオチでございます(まぁ、使えば都、と思ってますけどね)。