店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
住民票をコンビニで受け取れるというサービス、全国の政令都市では名古屋だけ利用出来ないそうでございます(中日新聞3/6付朝刊より)。いやぁ、このサービス、名古屋では全然話を聞きませんので、全国的に遅れているのだとばかり思っておりました。実は、名古屋「だけ」が遅れていたのですね(笑)。
これ、河村名古屋市長が、予算を承認しないからだとか。その理由が、まぁ、驚く、「マイナンバーには懐疑的、社会主義国を目指すのか」との談。う~ん、何を持って社会主義と言っているのか、全然分かりませぬ。街中に監視カメラの有る中国のことかな? でも、マイナンバーの様な制度は、多くの資本主義国も取り入れているのですけどねぇ。
健康保険証だって、預金通帳だって、み~んな番号で管理されているのでございます。通し番号が有るからこそ、今の迅速なサービスが受けられているのです。つうか、データ化以前の戸籍制度が通し番号なしで管理されていたのは奇跡的でございます。日本人の几帳面な性格が有ってこそ成立した制度でしょうねぇ。
河村市長のマイナンバー社会主義発言は、時代錯誤としか言いようがない。それこそ、こういうことこそ住民投票で決めるべきではないでしょうか。管轄外の愛知県知事のリコールに賛同したり(させられちゃったり)、マイナンバーを社会主義と言ったり、ちょっと世の中を俯瞰で見る能力が衰えているのは否めないと思いますよ。河村市長の周りには、イエスマンばかりなのでしょうか?
ワタクシも店主という立場上なんとなく想像出来るのですが、リーダーに苦言を呈する人材というのは、実はとっても重要でかけがえのない存在なのですよね。そりゃぁ、言われたときにはカチンと来ますよ。でもそれは、自分の角度からは見えていない裏側を教えてくれる存在。カチンと来ながらも、「そうかもしれないなぁ」という気持ちをどこかに置いたりする。で、その余裕が持てないと、独善に走りやすくなる。