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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2021-03-09 【チッカチッカチッカチッカ】

とあるお客様から「レトロな雰囲気」という好評価をいただいてから、「いったい、どれがレトロなんだろう?」という探索にふけっております。あるキャストは「バスルームの赤い照明では」との意見。そして、そして、また違うキャストからは、これぞ決定打!と言える指摘をもらったのでございます。

「玄関のチッカチッカチッカチッカじゃないですか?」

そう! これ! これでんがな! あのクリスマスツリーの電飾の様な照明。あれこそ、レトロ感満載! 還暦間近のオバチャン(ワタクシのことですよ)のDNAには、あのカッチカッチカッチカッチという電飾の瞬きが幼少期から刻まれておりますので、なんにも違和感が感じられなかった! あぁ、失態! そう言えば、最近の風俗店の看板には、オシャレな光り方をするLED照明が組み込まれておりますよねぇ。

そこで今日は、カッチカッチカッチカッチのお話でございます。不思議なお話でございますが、ワタクシ、幼少期の頃、電飾のカッチカッチカッチカッチという瞬きを見ると酔っぱらう性質がございました。夜のネオンサイン、お祭りの出店の照明、盆踊りなどの揺れる提灯の灯り、そういったものを夜見ますとね、まるでお風呂でのぼせたみたいに気分がフワァ~と上がってくるのでございます。

成長するに従ってこの性質は少しずつ弱くなっていった感じがいたしますが、ワタクシが飲食店で働いていた20代中盤でも少し残っていた様に覚えております。そのころ働いていたのが、名古屋の錦三という繁華街。出勤途中に繁華街のチッカチッカチッカチッカが見え始めると、それに合わせて気分もフワァ~としていったものでございました。

今となっては確かな原因は分かりませんが、自律神経失調みたいなことが起きていたのかも。繁華街のチッカチッカチッカチッカを見ただけで酔っぱらえるとは、なんとも安上がりでございますね。この性質のせいでしょうか、ワタクシは閑静な住宅街よりも、繁華街のど真ん中かすぐ近くに居を構えることが多いのですよね。自宅のお部屋から看板のチッカチッカチッカチッカが見える生活、何かの映画のワンシーンの様でございます。

冒頭でお話した玄関のチッカチッカチッカチッカでございますが、まぁ、その内、LEDのオシャレな電飾に取り換えましょうかね。今日は、チッカチッカチッカチッカで酔っぱらうというお話でございました。チカ、チカ。


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