店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
とあるお客様から「レトロな雰囲気」という好評価をいただいてから、「いったい、どれがレトロなんだろう?」という探索にふけっております。あるキャストは「バスルームの赤い照明では」との意見。そして、そして、また違うキャストからは、これぞ決定打!と言える指摘をもらったのでございます。
そう! これ! これでんがな! あのクリスマスツリーの電飾の様な照明。あれこそ、レトロ感満載! 還暦間近のオバチャン(ワタクシのことですよ)のDNAには、あのカッチカッチカッチカッチという電飾の瞬きが幼少期から刻まれておりますので、なんにも違和感が感じられなかった! あぁ、失態! そう言えば、最近の風俗店の看板には、オシャレな光り方をするLED照明が組み込まれておりますよねぇ。
そこで今日は、カッチカッチカッチカッチのお話でございます。不思議なお話でございますが、ワタクシ、幼少期の頃、電飾のカッチカッチカッチカッチという瞬きを見ると酔っぱらう性質がございました。夜のネオンサイン、お祭りの出店の照明、盆踊りなどの揺れる提灯の灯り、そういったものを夜見ますとね、まるでお風呂でのぼせたみたいに気分がフワァ~と上がってくるのでございます。
成長するに従ってこの性質は少しずつ弱くなっていった感じがいたしますが、ワタクシが飲食店で働いていた20代中盤でも少し残っていた様に覚えております。そのころ働いていたのが、名古屋の錦三という繁華街。出勤途中に繁華街のチッカチッカチッカチッカが見え始めると、それに合わせて気分もフワァ~としていったものでございました。