最新 追記

薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2009-08-01 8月が来ると..

もう何ヶ月も前のことになりますが、東急ハンズで可愛らしいアクセサリー置きを見つけたのでございます。銀色の皿の上、白い猫ちゃんがツンとシッポを持ち上げ、目はダイヤモンドのように光っております。なんとも可愛らしく、そのまま購入してまいりました。

最初、特に何も考えずにそのアクセサリー置きを母親の遺影の前に置いておりました。ワタクシは特に仏壇とかを持っておらず、本棚の一角に母親の遺影を置き、お供えなどをしております。その遺影の前の空間がたまたま都合良く、無造作にその場所に置いてしまっておりました。

さて、いつまでもその場所に置いていてもあまり用をなしませんので、自分の机の上に移動させようとしたのでございますが、手にとって持って行こうとすると、どうも気が引ける。なんだかこの猫ちゃんを、母親が気に入っているような気がしてしょうがないのでございます。何度が動かそうとしたのですが、やっぱり気になる。で、結局、この猫ちゃん、母親の遺影の前が定位置となってしまったのでございます。

いつの間にか八月、お盆なのでございますね。お盆にはキュウリやナスで馬や牛を作るようでございますが、ワタクシの家ではその様なことを一回もやったことがございません。その代わりといっては何ですが、母親が好きだったカボチャの煮たのをお供えいたしました。トロっとして甘い、美味しいカボチャでございました。

猫ちゃんとカボチャ


2009-08-02 もはや女! でも世間の目はどうかな?

ある方から、すばらしい写真集を紹介していただきました。『月刊“熱帯魚”』という、雑誌とも書籍ともつかぬ、不思議な写真集でございます。この写真集のテーマはニューハーフ。カメラマンは蜷川実花さん。女流カメラマン的な美しい写真がいっぱいの写真集でございます。

この写真集の写真、非常に綺麗でございます。そして、あえてニューハーフっぽく撮影しておりません。ニューハーフを題材にして、“芸術的な”表現に徹しております。本来、イロモノ的要素の強いニューハーフは、このような芸術的な扱いを受けることは少ないのでございます。そういった意味でも、貴重な写真集でございます。

『シーメール白書』などのニューハーフ雑誌では、ニューハーフは“いかにもニューハーフっぽく”撮影されるものでございます。それは、そういった雑誌がアダルト雑誌という背景を持っているためで、芸術的であることよりも、読者のエロ心を刺激することを第一にしているからでございます。

ところが、ニューハーフ自身は、“女っぽく”撮影して欲しいという願望を持っております。しかし、ニューハーフを女っぽく撮影してしまうと、その雑誌はすでにニューハーフ雑誌ではなくなってしまうのでございます。男と女が見え隠れする中性的な画像であってこそ、ニューハーフ雑誌にはその存在意義があるのでございます。

ニューハーフを女っぽく撮影したこの『月刊“熱帯魚”』という写真集は、すでに「ニューハーフということ」をウリにしてはおりません。インタビュー記事などは、ニューハーフに絡めた取材がされておりますが、写真そのものは純粋に彼女たちの持つ美しさを追求しております。

普通は、このような「ニューハーフっぽさを前面に出さない写真集」というのは苦戦することが多いのでございますが、いかがなものでございましょう? 最近のニューハーフは、よりナチュラルな女っぽさに変わってきております。と同時に、ニューハーフを見る世間の目も、昔のようなオカマちゃんを見る目ではなくなってきております。このような写真集は、新しい流れへの布石になるのでしょうか?

『月刊“熱帯魚”』 (新潮社 ¥2,200)


2009-08-03 暑い時期は、ギスギスしやすいものですが...

ワタクシ、遺伝性の目の病気をわずらっておりまして、一般の方よりも見えている部分がちょっと狭かったりいたします。視野欠損とか視野狭窄といった症状でございますね。この影響で、自転車に乗る時などはいたって慎重にゆっくりと走っております。また、普通の人がスルリとすれ違えるような場合でも、やはり安全策をとって止まって道を譲ったりしております。

今日の朝も自転車で走っておりますと、狭い歩道の向こうから若い女性のグループがこちらに向かってまいります。そのちょうど中間地点には、手押し車を押したおばあさんがゆっくり歩いております。「あぁ、こりゃすれ違えないな。ギリギリ大丈夫かもしれないが、自分の目のことを考えると危ないな」と思いまして、その女性グループに道を譲るために止まったのでございます。すると...

すると、ワタクシの後ろから、「何やってんだ! 止まってんじゃない! 止まるぐらいなら...(以下、意味不明)」といった罵詈雑言が浴びせられたのでございます。途中から意味不明なのは、ワタクシに聞こえるギリギリの声でボソボソとやられたからでございます。ちらりと振り向くと初老の男性。たまたまワタクシのすぐ後ろを走っていて驚かせてしまったのでしょう。女性グループをやり過ごして走り出すまで、そのボソボソは続いたのでございます。

同じ言われるのなら、ポンポンと景気よく言われた方がすがすがしいものでございます。ボソボソボソボソ...とやられるのは、腹が立ちますよねぇ。ほんのちょっと、ほんのちょっとですが、“殺意”のようなものが頭の片隅をよぎったのでございます。まぁ、それは大げさですが、いい年した初老の男性が女の腐ったみたいなボソボソボソボソ...ってのは、どうにかならんですか? ワタクシも悪意があったわけではなく、他の人に道を譲ったのでございます。後ろから見ていて、分かっていたはずでございますけどねぇ。

さて、裁判員制度初の裁判が行われております。犯人と被害者が注目されず、裁判員ばかりが脚光を浴びるというのも、皮肉なものでございます。なんでも、家の前に置いてあったペットボトルが倒されたとか倒していないとか、そんな口げんかから発生した殺人事件のようでございます。血気盛んな若い人が荒々しいのは納得できますが、いい歳した大人が、相手に殺意を感じさせるほどの口論って、「どんだけ〜〜〜」って感じなのでございます。まぁ、みなさん、口は災いの元、気をつけましょう。


2009-08-06 憎しみは伝えず、事実だけを後世に

本日は八月六日。「ヒロシマ」の日でございます。漢字で「広島」と書けば地名を指しますが、カタカナで「ヒロシマ」と書いた場合の多くは、広島市への原爆投下を意味いたします。この日にちなんで、本日はある漫画を紹介いたします。

「ヒロシマ」にちなんだ漫画といえば『はだしのゲン』が有名でございます。つい先日、『はだしのゲン』全巻の英訳が終了したとのニュースがございました。が、本日紹介するのは『はだしのゲン』ではございません。「こうの史代」という広島市出身の女性漫画家の方が描かれた『夕凪の街 桜の国』という漫画でございます。

この『夕凪の街』という作品は、30ページの短編漫画でございます。舞台は「ヒロシマ」から10年後の昭和30年の広島市内。「ヒロシマ」を題材にした漫画は原爆投下の前後を舞台にしたものが多いのですが、この作品は原爆投下の10年後の物語でございます。これから読まれる方の興味を削いではいけませんので、あえて内容は申しません。投下から10年を経てもなお、人々の運命を変えてしまう原爆の怖さを、暖かい画調で淡々と描いております。

この漫画家の作品には、『この世界の片隅に』という漫画もございます。こちらは広島から呉に嫁いだある女性の原爆体験を単行本全三巻で描いたものでございます。「ヒロシマ」を題材にした作品を何作か描いているこの作者ではございますが、原爆を体験しているわけではございません。むしろ、『はだしのゲン』のような漫画を読んで育った世代でございます。『はだしのゲン』の初出からすでに36年。戦争や「ヒロシマ」を後世に伝える表現者は、すでに第2世代、第3世代に入っているようでございます。

オバマ大統領が、核廃絶に向けての演説をいたしました。「世界で唯一、核を使用した国の責任」ということだそうでございます。核を使用した国に責任があるのならば、「核を使用された国」にも責任が有るのではないでしょうか。『はだしのゲン』であるとか、この『夕凪の街』といった作品などは、多くの国の言語に翻訳されて、もっともっと世界に配布されるべきだと思うのでございます。

もはや日本は技術大国として世界に名を知らしめております。けれど、非核三原則の存在を、世界中のどれほどの人が知っているでしょうか。あるいは、「当然日本は核を保有しているだろう」、そう思っている海外の人も少なくございません。日本がどのような体験をし、どのような姿勢で戦争や核といったものに向き合っているかは、日本みずからが発信しなければ誰が知り得るでしょう。誤解を恐れず、無理解・無関心を恐れず、根気よく発信し続けていくことは、核を使用された唯一の国の責任ではないでしょうか。

憎しみは伝えず、事実だけを後世に伝える。それが大事だと思います。

『夕凪の街 桜の国』(双葉社 103頁 840円)


2009-08-09 まず安心させる、これはサービス業の基本でもあります

早いところでは、ボチボチお盆休みでしょうか。当店はお盆も休まず、年中無休でございます。

さて、今年のお盆期間は忙しくなるのでしょうか。それとも暇なのでしょうか。きのう・今日の二日間の店内の雰囲気で予想いたしますと、今年のお盆期間は「平日並みよりもちょっとのんびり」といった感じでしょうか。のんびりしていて、最後の方の特定の日にお客様が集中しそうな予感もございます。

お盆やゴールデンウィーク中のお店の混雑には、世の中の景気も、ある程度関係しているようでございます。景気が悪くて「連休は家でじっとしていよう」なんて年には、当店のような風俗店は大変にぎわったりいたします。近場の娯楽で間に合わせておこうと、みなさん同じことを思われるのでございましょう。

一方、海外旅行へバンバン行けるような景気の良い年の場合は、逆に当店のようなお店が暇になったりいたします。そして、連休の最後の方の特定の日に、集中して来店されたりなんてこともございます。きっと、旅行から帰ってきた後の、ちょっとした自由時間を利用して遊びに来られるのでございましょうね。

当店のようなお店が連休中にのんびりするということは、世の中の景気が良くなってきている証拠でございます。昨年末の恐慌時には、この不況は7〜8年は続くなんて言っていた評論家もおりましたが、世の中の動向を眺めるに、この不況も、それほどまでの深傷ではなかったように思えてまいります。

不況や好景気の変動の要因には、人の心も大きく関係していると思うのでございます。みんなが安心してお金を使える世の中なら、みんなどんどん安心してお金を使い、それなりに世の中の景気は良くなるものでございましょう。逆に、不安の多い時代だと、用心のために貯蓄し、世の中全体が冷え込んでいくことでございましょう。

もちろん、実際の経済学はこれほど単純なメカニズムではないでしょうが、世の中のお金の流通を増やすためには、不安のない安心できる世の中であることが最低条件だと思うのでございます。政治家の方々は、「まず国民を安心させる」ということを第一に考えているのでしょうか? それとも「まず自分たちが安心したい」と、思っているのでございましょうかねぇ?


2009-08-10 アネックスのトイレ、もう閉じこめたりいたしません

え〜と、アネックスのトイレに関して、ひとつご報告を。

アネックスのトイレ、なんだか変な形の取っ手で、扉の開け方が分からなくて、中で閉じこめられるお客様がときどきいらっしゃいました。また、その取っ手、ちょっと壊れかけておりまして、お客様に怪我をさせないか、心配でもございました。

そこで、この度、アネックスのトイレのドアを交換いたしました。あの分かりにくい取っ手から、普通のレバー式の取っ手に変わっております。今までトイレで閉じこめられてしまったお客様、ごめんなさいでございます。でも、もう安心。これからは、安心してトイレをお使い下さい。

今回、トイレの扉ごと、全部交換いたしました。取っ手だけ変えればよさそうなものですが、今までの取っ手が扉側をゴッソリ彫り込んであるもので、普通の取っ手を取り付けるのが不可能でございました。ということで、扉全体の交換なのでございます。めでたし、めでたし。


2009-08-11 第1話は視聴率20.3%、この時期としてはかなりいい数字だそうです

待ちに待ったドラマが本日より始まったのでございます。『救命病棟24時』シリーズ4。江口洋介、松嶋菜々子主演の、医療ドラマなのでございます。

ワタクシ、医療ドラマにはなぜか入れ込んでおりまして、このドラマシリーズは全てのDVDボックスを購入して、ときどきポツリポツリと見たりしております。また、このドラマのひな形となった海外ドラマ『ER緊急救命室』のDVDボックスも、すべて購入して、やはりボツリボツリと見返しております。

ワタクシは実際に病院で働いたことはございませんが、この『救命病棟24時』と『ER緊急救命室』には、非常に病院らしい雰囲気を感じるのでございます。逆に、「病院に人気(ひとけ)がない」「医者が医者らしくない」そういったまったく病院の空気を感じさせない医療ドラマもときどきあったりして、そんなのはワタクシに言わせれば、脚本や演技以前にダメダメなのでございます(え〜と『Tommorw』とか)。

海外ドラマの『ER』は、その構成に特徴がございます。普通、ドラマの多くは“1話1エピソード”という形を取っており、1話の中に大きなエピソードの起承転結を盛り込んでおります。ところが『ER』では、1話の中にいくつものエピソードが盛り込まれておりまして、そのひとつひとつのエピソードは、単発で解決するものもあれば、何話にも渡って描かれ、中にはシーズンをまたぐものもございます。

つまり、1話の中に複数のエピソードの「起」や「承」や「転」や「結」が混ざり合っているのでございます。その多くのエピソードが、バッハのフーガのようにからみ合ってドラマが進行していきます。1話単位で考えますとなんだか尻切れトンボ的な印象を受けますが、その連続感が、24時間稼働しているER(緊急救命室)という舞台に、実にシックリくるのでございます。

日本版ERである『救命病棟24時』は、伝統的な1話1エピソードの形を取ってはおりますが、シリーズ3では「東京大震災」という大きなテーマを取り扱ったため、このシリーズだけは本家の『ER』と非常に近い雰囲気になっております。で、シリーズ4のテーマは「医療崩壊」。これまた大きなテーマでございますね。現実に大上段に向き合うこの姿勢、大好きでございます。第1話を観たところでは、非常にいい感じ。といったところで、このドラマに大きく期待しているのでございます。


2009-08-12 清水ありさ、しばらくお休みを頂きます

ムンムンとした暑い日が続いておりますが、「清水ありさ」がその暑さの影響を受けまして、夏バテでしばらくお休みを頂くことになりました。今月の27日で退店ということで、無理をして出勤していたのが裏目に出たのかも知れません。復帰がいつ頃になるか、まだ分かりませんので、見通しがつきましたらアナウンスいたします。ということで、清水ありさのお休みの報告でございました。みなさま方も、お体などお気をつけ下さいませ。


2009-08-14 騙し通す愛というのもあるのでございます

「浮気の秘訣は、妻を100%騙しきること」、そんなことを言っていた山城新伍さんも同じ女性と2回の結婚と離婚をしたあげく、とうとう逝ってしまいましたね。ご冥福をお祈りいたします。

ワタクシがまだニューハーフなりたての頃にも、ワタクシを100%騙しきった男性がおりました。よほどワタクシのことを気に入ったのでございましょう、ニューハーフになって最初に勤めたお店に、その男性は、足繁く通ってまいりました。ワタクシがそのお店を退店し、しばらくおつきあいした後、一緒に暮らすことになりました。それほどの間柄になっても、ワタクシは彼の職業が全く分からなかったのでございます。お仕事を聞いても夢物語のような話が返ってくるばかり。ワタクシも触れてはいけないのだなと悟り、あえて問いただすこともいたしませんでした。

その謎が氷解する日は、突然やってまいりました。彼が逮捕されたのでございます。何やら大変な悪事をしていたようでございます。当然のように、一緒に暮らしていたワタクシのお部屋にも、家宅捜索が入ったのでございます。自分の部家に家宅捜索が入ればさぞ慌てそうなものでございますが、その捜索の最中、ワタクシは担当の刑事さんとちゃぶ台を挟んで、気楽に世間話をしておりました。ワタクシの部家から証拠になるようなものは”絶対に”出てこないと、確信出来たからでございます。

彼は、自分の”仕事”がワタクシに悟られないように、細心の注意をはらっておりました。と同時に、仕事のヒントになるようなものも、一切お部屋に持って帰りませんでした。そしてお酒を飲めばいつも同じ口癖、「世の中には建設型の人間と、破壊型の人間がいるんだよ。俺は、破壊型なんだよな」...彼は自分が近い将来に逮捕されるというのを自覚しつつ、その限られた時間をワタクシと精一杯過ごし、そして自分がいなくなった後にワタクシに累が及ばないよう気遣っていたのでございましょう。ワタクシを100%騙しきること、それが彼なりのワタクシへの愛情。そんな愛情表現もあるのでございます。

酒井法子さんが大変なことになっておりますね。まぁ、つまらない男性と結婚しちゃったものでございます。一説には、夫婦の片方が覚醒剤を始めると、高い確率で配偶者も始めることになってしまうそうでございます。秘密を共有し合うことで、ある種の安心感が生まれるからとのこと。でもこの場合の安心感ってのは自己犠牲の愛ではなく、単なる保身が目的。ノリピーも、あんな男と一緒にならなければ、もう少し違った人生を送れていたかも知れませんのに、あ〜あ、もったいない、もったいない。

ということで、いろんな愛情表現の形でした。


2009-08-15 たいへん美味しゅうございました

本日、おにぎりの差し入れをしていただいたお客様、ワタクシも味見をさせていただきました。ごちそうさまでございました。唐揚げと卵焼きのおかずが付いた、具の入っていない塩おにぎり。普通にコンビニで売っているものでございますが、大変美味しゅうございました。

最近は胃腸が弱くなったのでしょうか、コンビニ弁当を食べると非常に胃がもたれるようになっております。そんなわけでコンビニの油分コッテリのお弁当は、できるだけ控えるようにしておりました。同じコンビニ弁当でも、今回の塩おにぎりは大変良好でございます。おかずの卵焼きも”いい仕事をしている”味付けで、なかなかのものでございました。コンビニ弁当というと、大味で、コッテリで、胃が重たくなる、そんな印象が強いのでございますが、シンプルなものゆえの「目からウロコ」状態でございました。

ただ、最近は食が細くなって、ちょっと食べただけでもお腹いっぱいになってしまいます。普段あまり食べていないので、こりゃ少しは痩せていくのかなとは思うのですが、体重が減る気配は全然ございません。やはり、ダイエットには運動するのがいちばんいいのでございましょうね。まぁ、多少ぽっちゃりしている方が女っぽく見えるかなとも思ったりするのでございますが...


2009-08-16 ニューハーフを題材に取材とな

当店が広告を出している『東海マンゾクニュース』ってのがあるでしょ。本日、あそこから取材依頼が来たのでございます。なにやらニューハーフを題材にした記事を作るとのことで、ニューハーフ事情に詳しい人をお願いしますとのこと。ということで、「松本ゆかり」さんにこの取材をお願いいたしました。

今週中に取材するということなので、掲載は来週の木曜発売のものでしょうか。それともその次の号(9月の第2木曜)の掲載になるのでしょうか。詳しい掲載日が分かりましたら、またご報告いたしますね。


2009-08-17 愛の先生は神様の使い

先日書きました「騙し通す愛」に関して、補足いたしますね。どうも自分で読み返していて、彼氏が逮捕された直後に担当の刑事と世間話とか、妙にワタクシが冷酷で割り切った人間のように感じられるかなと、ちょっと心配になったからでございます。

その彼と一緒に生活していたころは、毎日が「不安」の連続でございました。「得体(えたい)が知れない」という不安でございます。人間というのは、安心するために、とりあえず相手にレッテルを貼るものでございます。「あぁ、この人は会社員の人」とか、「この人は自営業の人」とか。で、相手の得体が全く分からないと、これは不安でございますよ。幽霊の正体が分からないから怖いという、あの感覚でございます。

ですから、「明日、何が起こるか分からない」という不安を毎日抱いたまま生活するわけでございます。これは怖いっすよ。ほんと薄気味悪い。ただ、途中で、「ははぁ、これはワタクシを庇(かば)うために隠しているのだな」と感じるわけでございます。というか、ワタクシにそれを感じさせるだけの確信のある愛情が、彼にあったということでございます。そこでワタクシ、腹を括(くく)ったですよ。「宝船か泥船が分からないが、この船にとことん乗ってやろう」。一蓮托生ってやつですな。運命を共同にする者どうしの、ある種の信頼感でございます。

楽しいながらも薄気味悪い不安感を抱いた毎日でしたから、彼の逮捕を知ったときにはまず、「あぁ、この日が来たか」と、淡々と思っただけでございました。そして、今まで何が起こっていたのかが、大変気になる。ということで、家宅捜索の最中の、担当の刑事との世間話になるわけでございます。ワタクシは彼がワタクシを巻き込むようなことは絶対にないと確信しております。そのワタクシの安心した顔を見て、担当の刑事も、彼がワタクシを庇っていること、ワタクシが彼の正体を全く知らないまま信頼していたこと、そんなことすべてを察するわけでございます。さすが犯罪捜査のプロでございます。

その彼には、留置所・拘置所に何回か面会に行きましたよ。差し入れもしました。刑期を終えて出てきたとき、一回だけ会いました。でも、そのときにはワタクシには新しい生活が始まっていて...彼はそのまま身を引いていきました。なんだか、「事実は小説よりも奇なり」とか言うでしょ。でもね、ホントそう思いますよ。人生って面白い。こう考えると、紆余曲折の人生ってのも、なかなかオツなものでございますよ。まぁ、こんなことが言えるのも、この顛末が○○年も前のお話だからでございますけどね...

ワタクシの「愛」に関する価値観は、その彼の影響を非常に大きく受けております。彼は、ワタクシに「愛」を勉強させるために神様が送ってくれた、「愛の先生」だったのかも知れませんね。ただ、じっくり勉強させてはもらったのですが、「実践」は難しい、難しい。といったところで、本日はこのへんで...


2009-08-22 第1話での大風呂敷は、単なる“ツカミ”だったの?

先週、ドラマ『救命病棟24時』に期待するなんて書きましたが、今週の第2話を見たところで、大きなガッカリなのでございます。医療崩壊をテーマにし、「医療裁判」「医師不足」「医師の過労」「救急車のたらい回し」「モンスター患者」といったことを第1話では問題提議しておりました。特に医療裁判の問題は、最終回まで持ち越していただきたかった問題なのでございますが、あっさりと第2話で患者の遺族が訴えを取り下げてしまいました。もうね、ガッカリなのでございます。

その他、気になるところを申しますと、「好きで来てんじゃねぇ!」と捨て台詞を吐いて離れていった医師が、やはり第2話で簡単に和解し、元のさやに収まっております。この「好きで来てんじゃねぇ」という言葉は、全国の激務に耐えている多くの医師の代弁だったのですけどねぇ。多くの医師が喉まで出かかりながら飲み込んで我慢しているこの言葉、こうも簡単に解決してしまっては、果たして現場の医師の溜まり溜まった溜飲(りゅういん)は下りるのでございましょうか。

医療裁判のシーンでも、訴えられている松嶋菜々子演じる小島医師があまりにも神妙で、簡単に「自分の判断ミスでした」と認めてしまっている。これも、昨今の医療裁判の多さで恐々とする現場の医師に光を当てることが出来るでしょうか。医療裁判の中には、医師不足や過労での不可抗力の事故も有れば、遺族のやるせない気持ちから発生する八つ当たり的訴え、明らかな医師の技量不足や怠慢による事故など、さまざまな事例がございます。医療崩壊をテーマにしているドラマの割には、あまりにもエピソードの展開が単純すぎるのでございます。これでは、世の中に何も問題提議していないのでございます。

ただ、松嶋菜々子さんの演技は、光っておりましたよ。ちょっとした表情の変化で多くを語ってしまうところ、秀逸なのでございます。また、ユースケサンタマリアさんが、非常にいい役をもらっておりますねぇ。難しい役どころですが、頑張っております。でも、全体的に、バラエティドラマ的な役者さんが起用されているのが、気になりますねぇ。松嶋菜々子と江口洋介の出演料で、予算が底をついてしまったのでしょうか。軽いイメージの役者さんが多いため、シリアスなテーマと、軽いバラエティードラマの雰囲気とがミスマッチに思えてしまうのでございます。

雰囲気といえば、今回のシリーズでは、病院内に人気(ひとけ)が少ないですよね。まったく病院らしくない。やっぱり、昨今の不況で、制作費がかなり抑えられているのでございましょうか。このドラマの前シリーズが非常にいい雰囲気だったために、今回がまったく残念なのでございます。まぁ、まだ2話しか見ておりませんので、今後に期待なのでございます。今後、どのように展開していくのでございましょう。医療に従事する方々に、少しでも光を当てるようなドラマになれるのでしょうか?


2009-08-23 残暑お見舞い申し上げます

ワタクシのお部屋のちょうど真向かいに住んでいる女の子に、ソフトバンクのワンちゃんのマスコットを頂きました。なんでも、ふたつ持っているから、ひとつくれるとのこと。実は、一週間ほど前にその女の子とエレベーターに乗り合わせまして、そのマスコットの話になったのでございます。ワタクシがうらやましがっていたら、「もうひとつ有るからあげるよ」とのこと。

ワタクシ、変にうらやましがってその女の子に気を使わせてしまったかなと思い、ひとまず遠慮したのでございます。それで、「これから出掛けるところだから、こんどね」と言って、その場は別れました。いや、うらやましかったというのは本当なのでございますが、子供の宝物を取り上げるようで、ちょっと気が引けたのでございます。そして、小さい子供さんのことでございますから、このまま忘れてしまうかも知れないなとも、考えたました。

で、今日、その女の子と廊下でばったり遭遇いたしました。女の子、ワタクシの顔を見るなり満面の笑顔になり、「チョット待ってて〜」と言ったきり大急ぎで自分の部屋に戻っていきました。そして、その笑顔のまま、ワンちゃんのマスコットを握りしめワタクシのもとへ走り寄ってまいりました。ワタクシは、女の子の小さな手からマスコットを受取ながら、「大事な宝物じゃないの?」と聞いてみました。すると、一瞬のためらいの後、「だいじょうぶ!」と明るい元気な声が返ってまいりました。

大人がいろいろ気を巡らすよりも遙かに単純に、そして純粋に、子供の心は動いているようでございます。大人というのは、ついつい余分なことを考えすぎるようでございますね。

朝、風が秋風に変わっているのに、ふと気がつきました。残暑はまだまだ残っておりますが、暦の上では秋なのでございますね。残暑お見舞い申し上げます。

ワンちゃんのマスコット台詞つき


2009-08-24 スポーツで大ニュースがあると、客足が重なるのですよね

今日はね、夕方まで閑古鳥。お客様もいらっしゃらなければ、電話もまったく鳴らない。「♪静かな湖畔の森の影から〜」とか、「♪静か〜な〜、静かな〜、里の秋〜」とか、「♪ゲラッ、ゲラッ、ゲラッ、バ〜ニハ〜」(これは、静香つながりね)とか、ひとりで“静かメドレー”を歌っておりました。何気にテレビをつけると中京高校が優勝したとかで、「そりゃぁ街は大騒ぎさ!」状態。しかも、9回裏のツーアウトから大変なドラマがあったようで、これじゃぁみなさん、野球中継にくぎ付けなはず。だいたい当店のようなお店は、お祭りとかスポーツの影響を受けやすいのでございます。

まぁ、とにもかくにも、中京高校、おめでとうございます。もう○○年前になるでしょうか。ワタクシ、その中京高校のすぐ近くにある「尾張高校」という学校の入学試験を受けたことがございます。数人のグループでまとまって受験会場へ向かったのでございますが、みんなでビクビクしながら受験会場に入っていった覚えがございます。まぁ、今じゃ中京高校と言えば、きっとお坊ちゃまたちが集う、清く正しい、すばらしい学校なのでございましょうが、当時は猛者・強者どもの巣窟。からまれたりしないかとか、katsuageされたりしないかとか、もうね、ビクビクものでございました(関係者の方が読んでいたらごめんなさい。もう○○年も前のことだからいいよね)。

さて、お話を本日の優勝に戻しましょう。みなさま、優勝の余韻をオカズにお酒でも飲みに出られていたのでしょうか、当店の閑古鳥は日が暮れた後までも鳴き続けておりました。そして遅い時間にバタバタバタバタ〜〜〜といっぺんにご来店。多くの方が同じような行動パターンを取られた一日だったようでございますね...


2009-08-25 石けんもアソコも、カチカチがいいのでございます

お店の備品の中で、ちょっと工夫の必要なものがいくつかございます。バスルームの中に置いているゴミ箱もそのひとつでございます。普通、バスルームの中にゴミ箱など置きませんので、ゴミ箱も“バスルーム用”に作ってあるわけではございません。当然、中に水が溜まりますので、ゴミ箱の底に水抜き用の穴を開けたりしております。

もうひとつ、バスルームの中の備品で水抜き用の穴を開けないと困るものがございます。石けんを乗せる台でございます。石けんというもの、長時間水につかっておりますと、溶けてフニャフニャになっちゃうのでございます。そこで水抜き穴がある石けん台を探したりするのでございますが、これが意外と見つからない。プラスチック製であればドリルで強引に穴を開けちゃったりするのですが、陶器製のものはどうにもなりません。バスルームの石けん台にも、いろいろ悩んだりしております。

で、先日、通販のカタログを見ておりましたら、実に都合のいい石けんの台を見つけたのでございます。値段も、1台¥1280と実にお手頃。試しに1個購入して様子見。特に問題なしと判断。ババババッと一気に6個ほど追加注文したのでございます。もうね、お店中の石けんの台を、交換しまくるのでございます。ワ、ワタクシは、こういった石けんの台を待っていたのでございます〜〜。

で、貧乏性なのでしょうかねぇ、いままで使っていた石けんの台をどうしても捨てられない。中には10年近く使ってきたものもございますので、裏のゴム足もなくなっていたりするのでございますが、「う〜ん、きっと何かの役に立つかも」と、ついつい保管してしまうのでございます。そうして、また倉庫の肥やしがひとつ、ふたつと増えていくのでございます。貧乏性って、いやぁ〜ねぇ〜〜。

新しい石けんの台


2009-08-26 清水ありささん、お疲れ様、そしてありがとうございました

本日は、ご報告を。今月の27日で退店する予定だった「清水ありさ」ですが、8月の中旬に体調を崩してお休みに入ったまま、結局、明日の最終日も出勤がままならぬ状況でございまして、本日をもって退店ということにいたしました。最後は尻切れトンボのような終わりかたになってしまいましたが、清水ありささん、長い間お疲れ様でございました。最後ということで、8月の上旬は無理して出勤して下さっていたのかもしれませんね。お店の責任者として、そういったことに気づかいがまわらず、申しわけなかったのでございます。


2009-08-27 情報が古い時は、再読み込みをしてみて下さい

このサイトの「出勤状況」のページで、コンパニオンの出勤状況を表示しております。内容は毎日更新しておりますので、昨日の情報が表示されるということは“無いはず”なのですが、ときとして、一日前の情報を見て問い合わせされるお客様もいらっしゃいます。

「出勤状況」のページが一日前の表示になっている理由としては、ふたつほど考えられます。まず、ワタクシの更新忘れ。「出勤状況」のページを信頼して下さっているお客様のためにも、絶対に更新を忘れないようにしよう勤めておりますが、本当にごく希に、忘れることがございます。そのようなときは、気軽に叱って下さいませ。

あとひとつは、お客様のブラウザ側の「キャッシュ」と呼ばれる部分に古い情報が残っていて、それが表示されてしまう場合。これを避けるために、「出勤状況」のページには「ブラウザのキャッシュを使用しない」という命令が付加されております。また、i-modeのような携帯電話専用のブラウザは基本的にキャッシュ機能を使わないようで、常に最新の情報が表示されるはずでございます。

にもかかわらず、ときどき、昨日の情報が表示される場合があるようでございます。そのような場合は、「再読み込み」あるいは「リロード」といったことをしていただければ、最新の情報が表示されるはずです。

最近はWeb技術が発達し、インタラクティブ(相互通信)なページが増えておりますが、当店のサイトは全部ワタクシの“手作り”。そんな高度な機能は無理! ということで、古くさいサイトとお思いでしょうが、古いサイトほど最新の情報を表示したがるものでございます。♪なにか〜ら〜 なにま〜で〜、まっ暗〜やみさ〜


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