店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
夕方、愛知県知事の大村さんの定例会見を見ておりました。ちょっと感染者が増えてきてはおりますが、早急に非常事態ウンヌンを持ち出すということはなさそうでございます。まぁ、この手の発表の場、相変わらずトンチンカンなことが多いのですが、ワタクシの思うところをいろいろ独断と偏見で書いてみましょうかねぇ。
記者のみなさん、どうしてあんなに「けんか腰」なのでしょうねぇ? な~んかネガティブな言い方で質問をされてる。というか、質問の内容が漠然としていて本質的なところへのツッコミが出来ない。多分、記者をやる人って文系なのですよね。でもこういう場では、理系の記者によるより専門的なツッコミが欲しいのですけどねぇ。
でね、記者の人が、大村さんの話をあまり聞いてない。人の話を聞いてそれに質問するというよりは、自分の質問が最初から決まっている感じ。だから、大村知事も同じような説明を何度もすることになる。う~ん、噛み合ってないなぁ。記者さんも専門知識がないから、いっぱいいっぱいなのかなぁ。
大村さんも言ってましたが、「3~4月の重症化率は30%を超えていた。現在の重症化率は2%」とのこと。これ、すごく大事。今、世の中が慌てるべきか慌てる必要は無いのか、それを計る大事な尺度。でも、この数字の重要さをその場に居る誰も分かってないから、記者もツッコまない。大村さんも、ことさら強調しない。あぁ、不毛な時間が流れていく。
今起きていることの、「何が重要」で「それがどういう意味を持つのか」、これをよく見聞き知るためには、専門家(理系)の考え方や知識が必要でございます。でも、理系の人は、説明下手。世間一般に分かりやすく掻い摘んで説明するには、文系の表現力が必要。このバランスなのですよね。
もちろん、大村知事も専門家の助言を受けているはず。その上で、もっとダイレクトに重要な事項を強調してもよろしいのではないかなぁ。例えば、「重症化率2%なんて、全然怖くない!」くらい言っちゃえばいいのにね。指導者たる者、時にはハッタリも必要でございます。そのハッタリが大衆を安心させ、物事をスムーズに運ばせることになるやもしれません。
このコロナ騒ぎに関して言えば、知事の会見の場は、説明する側は専門家を引き連れ、説明を受ける側はあえて理系の記者が赴く。理系同士のガチの質疑応答をやった上で、大村知事が大衆に分かりやすいように噛み砕いた「合いの手」を入れる。「責任は文系の俺が取る、理系の君たちはどんどんやりたまえ」みたいな感じでしょうか。もちろん、そのやり取りを一般大衆に分かりやすい記事にするのは、文系の記者の仕事でございます。