店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
メロンパンなのに、三角形。「メロンパンがメロンを含有せぬままメロンパンという名称を呈しているのは、その形状に由来あり」という仮説・固定観念を、見事に無視する傲慢かつ大胆なデザイン。中は、生クリームとカスタードクリームの二段重ね。これまた、固定観念を払拭する斬新さ。はたしてこれを、「メロンパン」と呼んでも良いのだろうか!
ふむ、ふむ。確かに、美味しい。評判に偽りなし。外皮は硬すぎず柔らかすぎず。一般のメロンパンに比べれば、すこし柔らかめの外皮。中央部のクリーミーな食感と、端部(みみ)のタルトのような香ばしい食感が、良いコンビネーションを作り出しております。
定価は¥128。まぁまぁ、お手頃。ただ〜し、この「MHHDMP」には、な、なんと、凶悪な事実が! エネルギー:517kcal。517でっせ、だんな。この小さな三角形の物体に、ちょっとした弁当1食分のエネルギーが充填されていようとは! 1日のダイエット計画を根底から揺るがす凶悪な数字、517! これを食べたら、その日は他の食事に大影響なのでございます。
とまぁ、最近見つけた美味しいパンの話はここまで。本題は、ダイエット。数ヶ月前から「低糖質ダイエット」をしております。結果を申しますと、この数ヶ月で6kgほど体重が減っております。何より嬉しいのは、2年ほど前から履けなかったジーンズが、再び履けるようになったこと。ウェストサイズで10cmくらいは変わっているはずです。
最初、低糖質ダイエットをバカにしておりました。というか、糖質を完全にカットするものだと思い込んでおりました。実は、糖質をゼロにする実験を、自ら行ったことがございます。2日目くらいに、頭がボ〜としてきて考えがまとまらない。文章を書いていても単語が出てこない。そんなことがありまして、「低糖質ダイエットなんて、有り得ない!」、そう思っていた時期がワタクシにもございました。
詳しく調べますと、糖質を半分から3分の1に減らし、残りを俗に言う「おかず」で補うとのこと。おかずは腹いっぱい食べてもいいとのこと。白米・麺類を遠ざけるのは苦しいですが、その代わりおかずがいっぱい食べられるのならと始めてみたのでございます。
糖質大好きなワタクシですから、どうせチョコチョコと糖質を食べてしまうことを見込んで、普段の食事は出来るだけ「糖質ゼロ」を目指しております。自炊するのがいいのでしょうが、なかなか難しい。コンビニでは「おかず」しか買わない、そう決めておりますが、これもなかなか難しい。市販の食品のほとんどが、白米などの糖質をメインに構成されている。糖質抜きの食品というのは、実に限られてくるのでございます。
そこで、力強い味方、それが、いつも話題に出る「松屋」。松屋には、「おかずだけ」という単品メニューがございます。これを頼む。おかず単品と牛皿と豚汁。こんな組み合わせで注文すると、ほぼ糖質ゼロ。店員は、変わった注文だなぁと思っていることでしょう。
低糖質の食事を続けていると、体調はよろしいですよ。だるさを感じることが少なくなりましたし、たとえ5〜6kgといえ、軽くなった分、フットワークも良くなっております。たま〜に糖質の塊のような食品を食べると、急激な睡魔が襲ってまいります。そんなときは、睡魔を押して体を動かす。糖質を控えている分、たまに食べると過激に反応しちゃうのかもしれません。