店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
今日の「チコちゃんに叱られる!」の問題のひとつに、「なぜ、数学を学ぶのか?」というのがございました。「チコちゃんは5歳」「5歳の子供はかわいい」「だから、チコちゃんはかわいい」なんていうのも、数学でございますよ。
ワタクシ、以前、マスクの買い占め騒ぎを数学の「ゲーム理論」で説明したことがございます。誰も買い占めをしなければ、社会全体の利益は最大になる。しかし、各個人が自分の利益を最大にしようと行動すると、多くの人が買いそびれ、社会全体の利益は下がって行く。これも、数学で証明できるお話。
ウィルスを「正しく恐がろう」なんて言う人もいらっしゃいます。人の中に「恐い」という感情が起きるのは、得体が知れないから。闇雲に恐がるのでは無く、「何が恐いのか?」「どうなると恐いのか?」と理詰めで正しく恐がれば、もはやそれは恐怖ではなくなったりする。そういった理詰めで考えるという能力も、数学の力。
人間、論理的に考えられないと、感情に走ることになる。「過去を水に流し未来を見据えた方がお互いに利益は上がる」と論理的には分かっていても、そうならないのが歴史。論理性に水を差すのは、憎しみだったりメンツだったり既得権益だったりとか。マスク買い占めと同じような事が、国と国の間でも起こっていたりする。