店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
ニュースから「ミヤギケントメシ」と聞こえてきたのでございます。「おや、朝ドラで一躍脚光を浴びた街で、どんなニュースが?」と思って見ますと、これまた胸くそ悪いニュースでございました。30代の引きこもり男性が刃物を持って保育園へ侵入しましたが、犠牲者が出る前に、男性保育士に取り押さえられるという事件が起きたのでございます。その犯人いわく「子供を2人殺せば死刑になれると思った」とのこと。
先日、京王線で似たような事件が有り、その直後、新幹線で模倣犯が発生。そしてこれでございますよ。かつては、小学校の児童が犠牲になったり、道路を清掃していたボランティアが轢き殺されたり、秋葉原のアイツとか。み~んな、自分ひとりで死ぬ勇気も無く(という逃げ口上でしょうけどね)、必ず、自分よりも「弱い者」を標的として、死刑という他力本願に頼ろうとする。野球に申告敬遠が有るように、こういった連中にも「申告死刑」なんてのを認めてやれば良いんじゃないですか、プン、プン!
これが自殺のニュースの場合は、その方法や手段を細かく報道するのは、今は全てのメディアが自主規制しております。その報道を見た人が、真似をするからでございますね。上述の死刑願望他力本願野郎達のニュースも、事細かい報道は自主規制すれば良いのにね。単純に「不審者がいました、取り押さえられました」でよろしいのでは? 「死刑になりたくてナンタラ」という報道をした途端、「あぁ、俺と同じヤツがいた」と同調・共感してしまうバカを生みだしてしまうのでございます。
交通事故のニュースなども、凄惨な事故の現場や荒っぽい事故寸前の映像などが、マスコミにもネットにも溢れかえっております。そんな荒っぽい運転の映像が報道される度に、「あぁ、俺以外にも荒っぽいヤツが大勢いるんだ、安心、安心」というある種の共感を一部の人に与えてはいないでしょうか? ここはひとつ、安全運転をしている映像、ルールをきちんと守っている人たちの映像を限りなく多く流して、「安全運転が“普通”なんだよ」というサブリミナル効果を世の中に与えるべきでございます。
ここ一世紀の間に人類は、新聞→ラジオ→テレビ→ネットと世の中の情報量とそのスピードを二桁倍・三桁倍に革新させております。衝撃的なニュースの方が数字が取れるのでしょうね。各メディアが、より購読して貰おう、より視聴して貰おうと競い合う中で、我々は常に、より悲惨・不法・不安といった物ばかりを見せつけられている! このマイナスのバイアスは、いずれ人類を滅亡させるかもしれない! そう、ワタクシは今、断言するのでございます!