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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2019-05-10 【ゴタゴタなのかマーケティングなのか?】

松屋フリークの名古屋薫さん、松屋の新メニューが登場する度に、興味津々でございます。

でね、つい先日の火曜日から発売の「ビビン丼」、これにチョイトもの申すのでございます。「ビビン(ピビン)」とは韓国語で「混ぜる」という意味。まぁ、これをお知りおき頂いた上で、先へお進みくださいませませ。

やはり、あの丼では混ぜにくい。食べる前に、盛大に混ぜたいわけですよ。でも、その盛大が出来ない。チマチマと混ぜるしかない。あぁ、空腹時にじれったいのでございます。混ぜる必要が無い親子丼は、径が大きくやや扁平な丼を使っている。う~ん、逆なのでございます。

松屋の商品開発部、ビビン丼という名前をつけておきながら「混ぜて食べる」というのを失念しているのではないか、そんな邪推もしてしまうのでございます。同じメニューを毎年使い回しているうちに、惰力に流されてはいないでしょうかねぇ。

さて、新商品ビビン丼への疑問は、まだ有るのでございます。これまでのビビン丼と言えば「豚肉」でございました。しかぁし、今回、新たに、「牛ビビン丼」を同時発売するとのこと。これは、食べてみたい。商品開発部、頑張った!

ところがでございます、近所の松屋へ行って券売機の画面を探すも、「豚ビビン丼」は有るが「牛ビビン丼」はどうにも見当たらない。不思議に思って店内のポスターを確認する。するとですねぇ、ポスターの「牛ビビン丼」の上に「この店舗では扱っておりません」の小さな文字が。おい、松屋の美術部、そんな大事なこと、もっと大きく書いとけや!

どうやら、豚ビを扱っている店舗では牛ビは扱ってない。牛ビを扱っている店舗では豚ビは扱ってない。そういう事らしいのでございます。でもね、この豚ビビン丼と牛ビビン丼の季節メニュー、その売上の多い方が季節メニューから常設メニューへ昇格する予定とのこと。そうなると、ますますこの扱いが不可思議なのでございます。

二つを食べ比べようとすると、二店舗を渡り歩かなければならない。あるいはどちらかのメニューに肩入れしたくても、たまたま近くに無ければそれも不可能。エッ? そんな条件付きの統計で、正確に売上や人気を計れるのか?

「よこしまにおす」と書いて邪推と読む! ここからは、ワタクシの勝手な邪推でございます。「どちらかが常設メニューになる」とか、そもそも出来試合では無いのか? もうすでに常設メニューになるのは決まっている可能性もございます。二つのメニューを競わせているのは、それで購買意欲を煽る戦略か?

あるいは、豚・牛、両方のビビン丼を一店舗で提供できなかったのは、現場からの猛反対が有ったのか? 「そんなにメニューばかり増やしやがって、出来るわけないだろ」と現場なり流通なりから猛反対を受け、その結果、店舗ごとにどちらかを出すという妥協案に落ちついたか?

事の真相は分かりませんけどね、まぁ来週あたり、チョイト足を伸ばして「牛ビビン丼」を食べに行ってきましょうか。と、すっかり、松屋の陰謀、いやもとい、マーケティングにやられている食いしん坊の名古屋薫さんでございました。モグ、モグ。


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