店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
でね、つい先日の火曜日から発売の「ビビン丼」、これにチョイトもの申すのでございます。「ビビン(ピビン)」とは韓国語で「混ぜる」という意味。まぁ、これをお知りおき頂いた上で、先へお進みくださいませませ。
やはり、あの丼では混ぜにくい。食べる前に、盛大に混ぜたいわけですよ。でも、その盛大が出来ない。チマチマと混ぜるしかない。あぁ、空腹時にじれったいのでございます。混ぜる必要が無い親子丼は、径が大きくやや扁平な丼を使っている。う~ん、逆なのでございます。
松屋の商品開発部、ビビン丼という名前をつけておきながら「混ぜて食べる」というのを失念しているのではないか、そんな邪推もしてしまうのでございます。同じメニューを毎年使い回しているうちに、惰力に流されてはいないでしょうかねぇ。
さて、新商品ビビン丼への疑問は、まだ有るのでございます。これまでのビビン丼と言えば「豚肉」でございました。しかぁし、今回、新たに、「牛ビビン丼」を同時発売するとのこと。これは、食べてみたい。商品開発部、頑張った!
ところがでございます、近所の松屋へ行って券売機の画面を探すも、「豚ビビン丼」は有るが「牛ビビン丼」はどうにも見当たらない。不思議に思って店内のポスターを確認する。するとですねぇ、ポスターの「牛ビビン丼」の上に「この店舗では扱っておりません」の小さな文字が。おい、松屋の美術部、そんな大事なこと、もっと大きく書いとけや!
どうやら、豚ビを扱っている店舗では牛ビは扱ってない。牛ビを扱っている店舗では豚ビは扱ってない。そういう事らしいのでございます。でもね、この豚ビビン丼と牛ビビン丼の季節メニュー、その売上の多い方が季節メニューから常設メニューへ昇格する予定とのこと。そうなると、ますますこの扱いが不可思議なのでございます。
二つを食べ比べようとすると、二店舗を渡り歩かなければならない。あるいはどちらかのメニューに肩入れしたくても、たまたま近くに無ければそれも不可能。エッ? そんな条件付きの統計で、正確に売上や人気を計れるのか?
「よこしまにおす」と書いて邪推と読む! ここからは、ワタクシの勝手な邪推でございます。「どちらかが常設メニューになる」とか、そもそも出来試合では無いのか? もうすでに常設メニューになるのは決まっている可能性もございます。二つのメニューを競わせているのは、それで購買意欲を煽る戦略か?