店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
今日の昼過ぎ、友人のニューハーフから、かなり興奮した感じでLINEのメッセージが届いたのでございます。ワンちゃんを散歩させていて、この上なく嫌な思いをしたとのこと。その友人にどんな事が起きたのか、かいつまんでご紹介いたしましょう。
ここで、ワタクシの友人、心の中で「プチッ」と来たとのこと。でも、まぁ、大人の対応。「予防注射してるから、大丈夫ですよ」と、怒りを飲み込みながら返答。しかし、事件はこれでは収まらなかったのでございます。母親が、追い討ちをかけるような事を言ってしまったのですよね。
友人が自転車のカゴに買い物袋とワンちゃんを入れてましたら、「食料品と同じカゴに犬乗せるんですか?」と母親が問いかける。ここでワタクシの友人、本当に切れちまった。「私が買った食料品ですから、他の方にはご迷惑はかかりませんから!」と言い放つ。これが事件のあらましでございます。
子供が「触りたい」と発したのは、情操教育の大チャンスだった気がいたします。でも、母親は全否定。この女の子、これから小動物を見る度に「ばい菌だらけ」と思ってしまうのでしょうか? あるいは、自分の家のペットは清潔で、他人のペットは不潔だという感覚なのでしょうか?
「潔癖症」というのは「きれい好き」とはまた次元が違うと思っております。まぁ、より良い人生を歩むためには、きれい好きであるに越したことはございません。ただね、人というのは「免疫」というのも必要なのですよ。清潔な物、清潔な人ばかりに囲まれて生きていくわけにはいきません。そう、免疫有ってこそ、人生という荒波を乗り越えられるのでございます。
女の子と母親の話では、母親にそういった免疫が備わっていないのでしょうね。すると、その子供も、当然、免疫を身につけずに大人になっていく可能性が高い。ネズミを捕らない母猫から生まれた子猫は、やはりネズミを捕れなくなるのと同じでございます。