店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
ゴールデンウィークも、終わりましたね。5月に入ってからの1週間は、まったく曜日の感覚が無かったのでございます。特に今日の月曜日は、ずっと日曜日と勘違いしてまして、ふと目にしたテレビ番組で「おやっ」と思う次第でございます。
新人さんが寮に入ることになっておりましたので、本日の営業終了後、新人さんを寮まで案内し、鍵を渡し、ワタクシはそのまま夜道をお店まで戻ってまいりました。疲れてたんでしょうねぇ、お店に着いて、事務所の椅子に座り、フゥ~とため息をついたらそのまま眠っていたようでございます。
そうこうしているうちに、いつしか時間は5時過ぎに。ふと、窓の外に目をやると、すっかり明るくなっております。支払いもいくつかありますし、チョイト早朝の散歩にでも行きましょうと、外に出ることにいたしました。
いや、ほんと、ダウンジャケットを着て出て大正解。5月というのに、ムチャクチャな冷風。ジャケットのファスナーを首元までしっかり締め上げ、ポケットに手を突っ込んで、いそいそとコンビニへ急いだのでございます。
支払いを済ませ、切れていた牛乳を購入し、コンビニ袋を片手に下げ、お店に戻ることに。ふと見上げると、ビルの側面や立木がオレンジ色に朝日を反射しております。連休明けの静かな早朝、頬を刺す乾いた冷風。学生の頃、山でキャンプして、朝起きた時の感触を、懐かしく思い出したのでございます。
光とか、風とか、気温とか、そんな刺激が過去の記憶とピッタリ重なるってこと、ございますよね。そして、自分が忘却の彼方に追いやっていた記憶が、まるで先ほどの出来事かのように思い出されてくる。思えば遠くへ来たものだと思いながら、トボトボと帰った朝でございました。