店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
なんでも、カップラーメンの消費量は青森県がナンバーワンだとか。みそ汁代わりにカップ麺をすするそうでございます。まぁ、あるテレビ番組からの受け売りなんですけどね。その番組内で、カップ麺にマヨネーズをかけて食べるのを紹介しておりました。
実験の母体となるのは、カップヌードル・シーフード味。番組内で食べていた物と同じ物を用意いたしました。マヨネーズは、酸味きつめのキューピーマヨネーズでございます。出来上がったカップヌードルに、マヨネーズをちょっと多めにかけまして、すかさず攪拌でございます。
実食! マヨネーズの酸味をほのかに感じるのでございます。もとより、酸辣湯(サンラータン)とかトムヤムクンの好きなワタクシ、酸っぱいスープは好みなのでございます。そして、まるでミルクを入れたようなまろやかさ。マヨネーズの脂による効果でございましょう。
ふむふむ、まぁまぁ、いける。ぶち込んだマヨネーズがもったいないので、スープは全部飲んでしまう。飲んだ後に、これ、いったい、何カロリーになるのだろうと驚愕に震える。貧乏性で食いしん坊の名古屋薫さん、こんな時でもスープを残せないのでございます。
案の定、食べた後、体がポカポカしてくるのでございます。高カロリーの熱い脂を体の中に流し込むのでございます。ポカポカしてこないわけがない。思うに、寒い寒い青森県でメジャーな食べ方というのも、しごく納得出来るのでございます。
ロシアという国も、マヨネーズの使用量がハンパないそうでございます。ロシアのスーパーでは、マヨネーズは「樽売り」でございます。バケツのような容器にマヨネーズがとっぷり入っておりまして、それを数日で使い切るそうでございます。やはり寒い国、マヨネーズで暖を取っている様でございます。
かつて、「マヨラー」なんて語がございました。何にでもマヨネーズをかけて食べる人のことでございます。ワタクシも若い頃は、「ほぼマヨラー」でございましたね。けっこう多めにかける、マヨネーズ大好きっ子でございました。
マヨネーズ信仰者ってのは、単に、脂の魔力に魂を売っているだけだったのでございます。この言葉を聞いて、行灯(あんどん)の油をなめる化け猫を想像したのは、ワタクシだけでしょうか? いや、ワタクシだけかも知れない。いや、そんなこと言ってる場合じゃない。