店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
ぼちぼち、大相撲の季節でございます。それに先だって、親方衆に対して急病人の応急処置の講習が開かれたそうでございます(毎日新聞より)。3月の春場所では、取組中に頭を打った力士が入院先の病院で亡くなるという事故がございました。そんなこともあっての、講習なのでございましょう。
照ノ富士の奇跡の復活劇なんてのもございましたが、近年の大相撲では「致命的な怪我」をする力士が増えたような印象がございます。スーパーヘビーどころか、ウルトラヘビーか超ド級か、って言うくらいの重量力士が増えてますからね。ひと昔前の力士の対戦映像を見ると、今の力士の大型化がよ~く分かるのでございます。
大相撲では古くから、「怪我は稽古で治す」というひどく乱暴な言葉が有るそうでございます。毎日新聞の記事では、そんな因襲に対して、「近代的な知識やトレーニングを増やしていくべきだ」という考えを持つトレーナーを紹介しております。イチロー選手などを見てますと、「知識が怪我を防ぐ」というのは実に納得出来るわけでございます。
大相撲のアナウンサーが力士を指して、「白い物を全く付けていない」と言って褒めることがございます。「白い物」っていうのは、サポーターとかテーピングの類でございますね。この「白い物=悪」という感覚も、改めて欲しいですよねぇ。特にテーピングは、怪我を未然に防ぐ大きな効果がございます。大相撲協会&NHKには、「アスリートのテーピングは当たり前」くらいの感覚になって頂きたいと説に願うわけでございます。