店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
正に「拮抗」という語がピッタリ当てはまる状態なのが、アメリカ大統領選。ほぼほぼ、バイデンさんが当選のようでございますね。と言うか、これが読まれている時には既に決着が付いているのかも。まぁ、トランプさんは相変わらずグズグズ言ってますけどねぇ。
そのアメリカの選挙、デモ中の騒ぎで死人が出るほどの白熱ぶり。殺気立ってますねぇ。やはり「デモ」ってのは殺伐としていなければ! 日本のデモは、な~んかノンビリ歩いてて、太鼓とか叩いちゃって、ゆる~い歌とか歌ってる。基本、「お祭り感覚」なのでしょうね。訴えるという切実感はあまり伝わってこない。
選挙の度に投票率が下がる日本に比べて、アメリカ大統領選のこれだけの盛り上がりが、チョイト羨ましくも思えるのでございます。テレビのニュースキャスターなども自分がどちらの陣営を支持するのかをハッキリ言いますし、企業なども明からさまな政治活動を行います。もっとも、政治献金に関してはそれなりに厳しい法律が有るようですけどね。
アメリカの学校教育では、「自分の意見を持つ、自分の意見を言う」ということを徹底的に教え込まれるのでございます。その一例が、「アメリカ政治」という科目。その授業では、教室で模擬大統領選なんてこともやったりするそうでございます。政治というものを、おぼろげな一般論で学ばせるのではなく、よりリアルな生活に密接したものとして教えております。
さて、「おぼろげな一般論」という語をわざわざ使いました。そう、日本の学校教育が、これ。日本の教育現場は、ことさら「政治的中立性」を要求されるからですよね。学校が生徒を洗脳するようなことが有ってはいけないので、これは当然理解出来る事なのですが、「中立ゆえに触らない」という姿勢が、日本の生徒にリアルな政治感覚を身につけさせる機会を奪ってしまっております。