店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
アメリカ大統領選が、始まりますねぇ。このアメリカの大統領選の方式、何でこんなやり方になってるんでしょうねぇ。「州ごとに勝った方が選挙人を総取り」っていうの、ギャンブルっぽいなぁ。クイズ番組の「最後の問題は、正解すると10点」なんてのと似た香りがするのでございます。
全米538人の「選挙人」という人を両陣営が取り合うのですけど、各州に割り当てられる選挙人の数が、かなり偏ってる。人口とかで決められてるのでしょうが、カリフォルニア州なんて55人も割り当てられてて、どんな僅差で決まっても、この55人という数字が「勝者だけ」に加算される。あと、テキサス州の38人、フロリダ州とニューヨーク州の29人なんてのが、大口獲得可能な州でございますね。
日本の比例代表制も死票が問題になりますけど、アメリカ大統領選のやり方は、ゴッソリと死票が出るシステムですよね。合理的な国の割には、非合理的なやり方のようにも見えます。しかも、選挙関係の法律が州ごとに違っているのですよ。各自独立している州の集合体である「合衆国」というのは、そういう事なのでしょうね。