店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
「ママ」とい役職を20年もやっておりますと、キャストから「ママ、人が変わった!」と言われる事も往々にしてございます。まぁ、良い意味でも悪い意味で言われる事が有り、時には「心外だなぁ」と思う事もございます。今日は、三種類の「人が変わった」をご紹介いたしましょう。
価値観や基本原理というものは、長い月日の移り変わりで変わる事もございます。例えば「お店の経営方針」とか。これはあまりコロコロ変えるべきものではございませんが、世の中も変われば、客層も変わる。自分の体力も変わる。長~いスパンで見れば、少しずつ軌道修正を求められる事も多い。変わると言えども、極めてゆっくり変わって行く長期的な変化でございますね。
人生は無数の「決断」の積み重ねでございます。朝に決断しそれを夕方に翻したりいたしますと、「朝令暮改」「コロコロ変わる」などと言われて信頼を失います。これを避けるために必要なのは、「展望」と「覚悟」。展望が有れば、説明が出来る。この説明が、従ってくる者を安心させるのですよね。あとは、自分の決断と心中をする覚悟あるのみ、でございます。
日々の細かい決断では、「臨機応変」を求められる事も多いもの。自分で処理する分には問題ないのですが、もし他人が絡んでくると、「前回は違う指示をもらいました」と愚痴を言われる事になる。ここにも、管理者の説明能力が問われる事になりますねぇ。で、説明をするとかえって現場が煩雑になりそうな場合は、「あえて臨機応変をしない」という判断をすることもございます。まぁ、それも、臨機応変の内でございますねぇ。
え~と、すごい長い前置きでございましたが、政府の「GoToナントカ」がコロコロ変わっていることへの「イヤミ」でございます(笑)。コロナに関して、「救えたかもしれない命」なんて言われてますが、ワタクシに言わせれば、人間の死は全て、救えたかもしれない命なのでございます。そこを勘違いしちゃぁ、いけねぇよ!