店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
コロナ以降、iPhoneのロック解除に世界中が手間取っております。Face IDという顔認証によるロック解除が主流になったからで、マスクをしているとこの顔認証が通らないわけでございます。根本的な解決案ではございませんが、アプリを使ったロック回避方法を、ワタクシも2月にご案内しております(2021-02-03 【マスクをしたままロック解除】)
ただ、ワタクシが2月にご紹介した方法は、アプリを使って「ロックさせずにスリープさせる」という方法ですので、これは単純に「ロックをしていない」のと同じ。セキュリティ的に非常に心配なわけでございます。で、やっと、やっと、この問題にアップルが重たい腰を上げたのでございます。
iPhoneとApple Watchの最新アップデートで、腕にApple Watchをはめていれば、マスクをしたままで顔認証でロック解除出来るようになったのでございます。Apple Watchを持っている人にとっては、非常に使い勝手が良くなる仕様。ただ、「顔認証」というプロセスは必要みたいで、iPhoneのカメラが自分の顔を捉えていないと、たとえApple Watchを付けていてもロック解除はされないみたいでございます。
コロナ禍のせいで、かつての「指紋認証」の方がはるかに使い勝手が良くなってしまったというのは皮肉でございますね。指紋認証ならば、バッグの中に手を突っ込んでiPhoneを手探りで解除しながら取り出す、なんてことも出来たわけでございます。そんなこんなで、先日発表の新型iMacでは、なんとキーボードでの指紋認証を採用しております。
その指紋認証ですが、ワタクシの指紋、薄いのか、時々変わっちゃうのか(笑)、指紋を登録してもしばらくするとiPhoneが反応してくれなくなるのでございます。その度に、指紋を再登録し直すという手間。それに比べますと、顔認証というのは100%反応してくれております。ただアップルも、マスクという伏兵には想像が及ばなかったみたいでございますね。