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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2021-04-17 【入り口を断つ作戦】

愛知県にもまん延防止ナントカが発令されたのでございます。やみくもに飲食店の営業時間短縮を行っておりますが、その対策の裏をかくように、昼間のカラオケでクラスターとか発生しております。はてさて、どこまで科学的・論理的な対策なのでしょうか。

そこで、ワタクシ、より科学的・論理的な対策をご提案いたします。それは、「元から断たずに、入り口を断つ」戦法、でございます。ではさっそく、始めましょう。

まず、目に見えないウィルス、日常のどこに潜んでいるかは計り知れない。手当たり次第に消毒するってのは、いささか不毛な戦いなのでございます。そこでここは、逆転の発想! ウィルスの「出所」を突き止めるのではなく、ウィルスが「入って来る所」に注目するのでございます。そう、「口」「目」「鼻」の3箇所でございます。

この3箇所からの侵入さえ防げば、身の回りにウィルスがどれほど飛び交っていても恐くはない(これ重要)。では、どうやってその侵入を防ぐか? 実は、この侵入を手助けする「ある物」が存在するのです。それは、何を隠そう、「自分の手・指」。とどのつまり、この「手・指を経由して口・目・鼻から進入する経路」を断つこと、これが「元から断たずに、入り口を断つ」戦法の心髄なのでございます。

まずは、自分の口・目・鼻を極力触らないということ。そして、小まめな手洗い。この手洗いも、ちょいと考え方を変えましょう。強力な殺菌剤で消毒すれば完璧にも思えますよね。でもね、消毒した手が何かを触って時点で、その消毒は無に帰す。そう、重要なのは強力な殺菌ではなく、「洗う回数」なのですよ。いかに小まめに洗って、ウィルスが留まるスキを与えないかということ。

こう考えると、生の食材を扱う和食の世界で極端に食中毒が少ないのも納得出来るのでございます。和食の板前さん、本当に小まめに手を洗っております。ひと工程終える度に、サラッと手を洗っている。あぁ、我々日本人はすでに何百年も前から、ウィルスとの戦いのキモを会得していたのでございます! 強力な消毒剤など必要ない! 板前さんの様に、小まめに水洗いで十分戦えるのでございます!


以上が、ワタクシの「最も身近なコロナ対策」でございますね。行政もやみくもな時点営業で「やっているフリ」をするのではなく、もっと具体的な対策を指示して欲しいと思いますです。ワタクシの「入り口を断つ」戦法の他には、「○人以上の会食・集会の禁止」とかもやって欲しいですよねぇ。それでいて、飲食店の「お一人様」や「沈黙会食」を推奨する、とかね。

マスクは、「侵入を防ぐ効果」は無いと証明されております。しかし、無症状者が無意識にウィルスをばら撒くことは防げますので、これは症状の有る無しに関わらず、全員必須なのは仕方ないでしょう。このマスクの効用も、今一度、国民全員に念を押して着用を義務づけるべきでしょう。こういうものは、一つ一つの効果は限定的でも、「全員が行う」ことで効果が上がるのでございます。

1年前の今ごろは、今よりももっと「具体的」な指示が出されておりましたよね。国民もみな、今よりも神経質でしたよね。で、今、いろいろ慣れてしまったこの時期に、あらためて具体的な指示を出すということ、重要だと思いますよ。行政は、まん延防止ナントカなんてぇ「肩書き」に酔わず、もっと具体的な指示を国民に突きつけるべきでございます(キッパリ!)。

ということで、みなさま、口・目・鼻にお気を付け、水洗いでよろしいので、小まめに手を洗いましょう。では、では。


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