店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
森喜朗さん、辞任しましたね。後任の方、名前が挙がりましたが、白紙になったとか。やっぱりみんな、やりたくないのですよね。だって、この騒ぎの中、すんなり開催出来るとは思えません。中止の可能性も有る。そりゃぁ、出来れば引き受けたくないと思うのが人情でございます。
かつてのオリンピック誘致には、嘉納治五郎という人物が奔走したという事実がございます。田畑政治という水泳指導者も、誘致に貢献いたしました。でも、組織委員長というポジションは、どうしても政治家が収まってしまう。なんか、チグハグを感じますよね。森喜朗さんの後任には、橋本聖子さんの名前も挙がっているとか。うん、それならみんな納得するかもね。辞退したボランティアも戻ってくるかも。
橋本聖子さんは、現在、オリ・パラの担当大臣。これはいたって妥当。でもね、普通、「○○大臣」というポジションって、必ずしもその道のエキスパートがなるわけではない。つうか、ならない方が多い。専門用語を知らずに、国会で恥をかく大臣も時々いるよね。
憲法には、「大臣の過半数は国会議員でなければならない」という条項がございます。若い頃から、この規定の目的が、今ひとつ分からない。結局、時の人とか首相の息のかかった人ばかりで構成されちゃう。派閥の中で持ち回りで交代している感もございます。そして、「現場を知らない人が決定権を持つ」ということになってしまう。ワタクシとしては、大臣は全員、国会議員ではないその道のエキスパートになって欲しいと思っているのですけどね。
大臣というポジションの人は、「理想」を語ってもいいと思っております。そして、国会という場所で、理想と現実との折り合いを付ければいい。台湾では天才ハッカーがデジタル大臣に就任いたしました。あぁ、羨ましい。日本も、理想を語れる人に大臣になって欲しいと思うのですけどねぇ。