店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
ワタクシ、人にダイエットを進める時には、「いろんなことに手を出さず、まず最大の元凶をひとつ、潰しなさい」とアドバイスいたします。ダイエットがうまくいかない人ってのは、だいたい、最大の元凶を残したまま微細な原因だけに手を付け、「ダイエットをした気分」になっているものでございます。
さて、本題。ちょっと、また、小難しいお話で申しわけないのですが、新聞・ニュースで「核禁止条約」という文字が躍りまくっております。単刀直入に申しまして、「面倒くせぇ条約だなぁ」というのが正直な感想。「倫理」とが「人道」といった情で押し切ってくるところ、う~ん、学術的じゃぁないですなぁ。
不参加の日本がやたら叩かれております。まぁ、日本以外にも「核を保有していないけど不参加」という国は多くございます。これは、アメリカなどの「核の傘」に入っている国々ですね。安保条約や軍事同盟と核禁止条約とが、矛盾するからでございます。
最近、「安保条約と核禁止条約は矛盾しないのでは?」という議論が始まっております。かつては、倫理・人道という語ばかりが飛び交う非学術的な言い合いが続いておりましたが、ここに来てやっと、学術的な論争に至りました。ちょいと遅い感じはいたしますけどね。本来は、2017年の採択直後から議論されるべきことでしょ。
で、唯一の被爆国であり核の傘下の日本が、もし「参加」に傾いたら、他の核の傘下の国々も一斉に参加に傾くのでは?(早口言葉? 笑)。そんな思惑で日本がやたら集中砲火されてるんですよ。あぁ、やだ、やだ。日本政府の曖昧な態度が、火に油を注いでますよねぇ。キッパリと、「無理!」って言うべきでしょ。