店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
ま~だ、学術会議でグズグズ揉めてますねぇ。もうね、こうやって度々日本中が思考停止するの、よくないですよ。池乃めだかも「今日はこれぐらいにしといたるわ」と言ってさっさと引き上げるでしょ。な~んか、「学術」とは程遠いヒステリックなものを感じるのですよね。
任命されなかった学者が、「菅首相はヒトラーか?」と発言したとか。あ~、何という「学術的でない」発言であることか! 強権・独裁と言えばヒトラーに直結する発想の乏しさ、知識の無さ。いいですか、ヒトラーは独国民に圧倒的な支持を受けていたのでございます。まぁ、詳しく説明いたしやしょう。
ヒトラーの行った経済政策は秀逸。第一次大戦後、失業者で溢れかえるボロボロのヨーロッパの中で、ナチス・ドイツは早々と経済的にV字回復させたのでございます。8時間労働・有給休暇という制度も作った。こういう言い方をすると一部お叱りを受けるかも知れませんが、ヒトラーは「ホロコーストさえやらなければ、実に優秀な政治家だった」のでございます。
ワタクシが何を言いたいかと申しますと、少なくとも「学者」と呼ばれる立場の人ならば、物事をもう少し「多面的」に捉える能力を持っていて欲しいということ。ヒトラーを独裁者としか語れない発想は、実に貧弱で一面的でございます。さらに、この学術会議の問題を多面的に捉えていきましょうか?
「誰が、何の目的でやった」というのが、なかなか見えてこない。「菅首相の嫌がらせ?」「反菅派の官僚が爆弾を仕込んだ?」「学術会議内での派閥とか人間関係が任命に影響した?」「日本を思考停止させるために、隣国のスパイがやりやがった?」...ほ~ら、いろんな可能性が見えてくる。そこまで深読みして初めて、「学術」ではないですか?
さらに、この問題で「表現の自由への攻撃」とか物騒な事を言っている人もいる。あ~、アホらし。任命・非任命に関わらず、誹謗中傷でさえなければ、日本では何を書いても逮捕なんかされないでしょ。表現の自由への攻撃ってのは、香港みたいなのを言うのですよ。これなんかも、短絡的なイメージ的発想。学術的じゃないねぇ。
そもそも、今までに「学術会議」って活躍してたの? このコロナ騒ぎの時に、何かやった? 大震災やサリン騒ぎの時にも、何かの役に立った? 会合を開くだけのサロン的存在ならば、貴重な税金を使ってまで存続させる必要はないですよ! ということをマスコミが採り上げてもらいたいのですが、残念ながら日本のマスコミもいたって、「学術的ではない」のでございますよね。残念!