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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2020-10-19 【変人と天才は紙一重】

また日本人が「イグ・ノーベル賞」を受賞したとか。イグ・ノーベル賞ってのは、ノーベル賞のパロディ。「人々を笑わせ考えさせた業績」に与えられる賞という定義こそ遊興的ですが、1991年の創設以来、毎年授賞式をやっている至極まじめな賞でございます。

そのイグ・ノーベル賞、日本とイギリスが受賞者の常連だとか。創設者いわく、「奇人・変人を蔑視する国が多い中、日本とイギリスは『変わった隣人』を誇りにする風潮があるから」だとか。う~ん、イギリスはともかく、日本はちょっと違う気がするなぁ。

で、その主催者に、「日本は同調圧力も強いのでは?」と質問した日本の記者がございました。すると主催者、「素晴らしい文学は軋轢(あつれき)の中で生まれる」と答えたとか。なんか、はぐらされた感じでございます。結局、日本人に受賞者が多い理由は、謎のままですねぇ。

日本の研究者は、「まじめ」だからですかねぇ? どんな馬鹿げた研究でも、真剣に取り組むでしょ。基本、「手を抜く」ということが出来ない。それで、非常に風変わりな研究や実験でもくそ真面目に没頭する人が多いからではないでしょうか。一人の受賞者の陰には、実を結ばなかった無数のおバカな研究の残骸が横たわっているのかもしれませんね。

日本て、「ちょっと変わった子供」を教育現場から排除しようとしてしまうでしょ。排除して、特別学級に入れちゃったりする。でも、そんな「変わった子供」の中から、将来のスティーブ・ジョブスやビル・ゲイツが生まれるかも知れないのですけどねぇ。悪名高いかつての「ゆとり教育」ですが、そんな変わった子供達こそ、ゆとりを持って接して欲しいなぁと思ったりいたします。


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