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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2020-08-20 【パンダは、いずこに?】

ちょっと前に、お店の向かいの老舗うなぎ店のお話をいたしました。貴重なパンダの剥製が展示されているお店の話でございます。でね、ある読者の方から、「あのパンダ、2年前に売りに出されてましたよ」という情報を頂いたのでございます。

ワタクシ、そのうなぎ店が廃業したのを「コロナのせいでは?」とお話しましたが、どうやら2年前には店を閉める心づもりがあったのかもしれません。ちょうど、うなぎが高騰し始めたころでしょうかねぇ。うなぎの絶滅危惧も叫ばれてますし、2018年ころから、廃業の準備をしていらっしゃった可能性もございます。

若いお弟子さんを何人か雇っていたようにも見えましたが、あれは息子さんだったのかなぁ。出前をお願いした時に、すごく礼儀正しく持ってきていただいた覚えがございます。その若い人、午前中にうなぎ店の前を通ると何かをゴシゴシ洗っていることが多く、よく挨拶を交わしたものでございます。

ワタクシの母親が亡くなって、もう10年以上が経過しております。母親の命日には、そのうなぎ店でうなぎ弁当を買ってきて供えるというのが毎年の行事となっていたんですが、また何か探さないといけないなぁ。

さて、パンダの引き取り手は見つかったのでしょうかねぇ? うなぎ店のビルはまだ残っております。その空きビルの中で、ひっそりと、次の嫁ぎ先が決まるのを待っているのでしょうか? すぐ隣では大規模なマンション建設が進んでおります。建築現場の喧騒を聞きながら、ガラスケースの中でひっそりと座っているパンダの姿を想像してしまいます。

そのマンション建設ですが、一帯の古いビルや民家を徐々に買い上げていき、まとまった土地になったところでマンション建設が始まった感じでございます。ちょうど、うなぎ店のところで線引き。ビルは残ったのですが、肝心のうなぎ店は...その場所には、まだ「テナント募集」の看板がずっと下がったままになっております。


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