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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2020-08-11 【重さが美徳の地域】

ねぇ、ねぇ、知ってました? カルピスのパッケージ。今、こんな感じのパッケージになっております。

でね、でね、これをね、反対側から見ると、あらま、こんな風になっているのでございます。

パッケージの裏表両側で、ひとつのデザインになってる。もちろん、このコンビネーションは、カルピスを飲み干さないと見えないわけでございます。左肩に書かれているキャッチコピー「きみの放課後が動き出す。」ってのは上手いですねぇ。飲み終わると、デザインが動的に変わるわけですから。

このデザイン、なにやらもう1種類有るとのことで、コンビニへ行くたびにチェックしております。ウ~ン、こんなものにコンプリートを拘ってしまうとは...業者の陰謀にまんまと乗せられているかなぁ。

と、その「業者」ですが、ワタクシ、今回初めて気がついたのは、上の方に「Asahi」の文字が。「あぁ、カルピス、お前もかぁ」。子供の頃から慣れ親しんでいたあのカルピスも、もはやアサヒ飲料に吸収されていたのでございますね。濃縮ガラス瓶からペットボトルへの移行を、うまく乗りきったと思っていたのですけどねぇ。

そのガラス瓶ですが、ワタクシが子供の頃のお中元・お歳暮の定番が、カルピス。中部地方、特に名古屋では、「重たい=価値がある」という、まるでギャートルズの石のお金のような価値観がございます(笑)。それで、ワタクシが子供の頃の贈り物と言えば、カルピス、ういろ・ないろ、こういったズッシリと重たい贈り物が定番。家に何かが届く度に、その重さでにんまりしたものでございます。

ただねぇ、重たい贈り物、ここで侮っちゃいけないのが、「砂糖」の存在でございます。お砂糖の贈り物も、結構多かったのですよね。重たい届け物をワクワクしながら開封し、中から鯛の形をしたお砂糖が出てきた時の落胆たるや、50年以上経過した今でも昨日の様に思い出されるのでございます(執念深い? 笑)。

重たさでちょっと勘ぐってしまうのは、やはり中部地区の贈り物の定番「板閣のエビ煎餅」の名古屋限定バージョン、「黄金缶」でございます。通常は箱入りのエビ煎餅、でもその黄金缶だけは黄金色に輝く缶容器に入っております。ひょっとしたら、ひょっとしたら、軽いエビ煎餅が、少しでも重さを稼ぐために金属製の容器に入れた?...というのは、ゲスの勘ぐりでしょうか?

あぁ、口の卑しい薫さんは、どうしても食べ物のお話になっちゃいますね。お腹が空いてきたので、今日はこの辺で失礼いたしましょう。モグ、モグ。


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