店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
パッケージの裏表両側で、ひとつのデザインになってる。もちろん、このコンビネーションは、カルピスを飲み干さないと見えないわけでございます。左肩に書かれているキャッチコピー「きみの放課後が動き出す。」ってのは上手いですねぇ。飲み終わると、デザインが動的に変わるわけですから。
と、その「業者」ですが、ワタクシ、今回初めて気がついたのは、上の方に「Asahi」の文字が。「あぁ、カルピス、お前もかぁ」。子供の頃から慣れ親しんでいたあのカルピスも、もはやアサヒ飲料に吸収されていたのでございますね。濃縮ガラス瓶からペットボトルへの移行を、うまく乗りきったと思っていたのですけどねぇ。
そのガラス瓶ですが、ワタクシが子供の頃のお中元・お歳暮の定番が、カルピス。中部地方、特に名古屋では、「重たい=価値がある」という、まるでギャートルズの石のお金のような価値観がございます(笑)。それで、ワタクシが子供の頃の贈り物と言えば、カルピス、ういろ・ないろ、こういったズッシリと重たい贈り物が定番。家に何かが届く度に、その重さでにんまりしたものでございます。
ただねぇ、重たい贈り物、ここで侮っちゃいけないのが、「砂糖」の存在でございます。お砂糖の贈り物も、結構多かったのですよね。重たい届け物をワクワクしながら開封し、中から鯛の形をしたお砂糖が出てきた時の落胆たるや、50年以上経過した今でも昨日の様に思い出されるのでございます(執念深い? 笑)。