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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2020-04-22 【イタリア製なんだぞ!(ドヤ顔)】

お店の休業中ではございますが、毎日お店に出向き、掃除、片付け、補修などをやっております。何年かぶりにカーテンとか洗濯してますが、まぁ、広げたときのカーテンのデカいこと、デカいこと。干すのにひと苦労しております。

お店のカーテンでは、懐かしくもほろ苦い思い出がございます。オープン時、今から20年前、お店の内装と同時にカーテンも発注したのでございます。電話帳のような(死語?)カーテンのカタログを借りまして、無数のサンプルの中から選んで発注するわけでございます。

その中に、ひときわワタクシの心を魅了するカーテンが有ったのでございます。色味といいデザインといい、申し分ない! ワタクシ、カーテンに一目惚れでございます。恋もカーテン選びも、思い込んだら一筋。その一目惚れカーテンを発注いたしました。

後日、届けられたカーテン、申し分ございません! 早速、取り付けてみる。うん、美しい! 質感も最高! と、ここまでは、ワタクシ、上機嫌でございました。問題は、そのカーテンの請求書が届いたときのことでございます。

カーテン2枚で、16万円の請求。1枚8万円でございます。どうもワタクシ、カタログの中からカーテンを選ぶとき、イタリア製の高級カーテン地をチョイスしていた様でございます。カーテンのオーダーメイドなんて、生まれて初めての経験。値段も確認せずに発注するとは、ワタクシ、浮かれてましたねぇ(笑)。

オープン当初に予定外の16万円の出費というのはかなり痛手ではございました。けど、自分が惚れ込んだカーテンでございますし、これから長いお付き合いをすると思えば決して高い買い物では...高い買い物では...やっぱり、カーテンに16万円は、高かったなぁ。

そのカーテン、お店の玄関に飾られておりました。お客様が入店されて、すぐ目に入る場所に使われておりました。しかし、そのカーテンの飾られていた場所は、今は扉に変えられております。お店が忙しくなるにつれ、頻繁に出入りする場所がカーテンというのはいろいろ面倒ということも有り、扉に改装してしまいました。

カーテンが、今、どうしてるかって? お店の違う場所で、第二の人生、いやカーテン生(?)を送っております。ご安心下さいませ。16万円というのが頭に刻み付いておりますので、そう簡単に捨てられないですよ。ワタクシ、貧乏性なのでございます。


そのカーテンを見る度に、「あぁ、これ、イタリア製だったな」と思い出しております。そのイタリア、今、大変な事になっておりますが、少しずつ終息に向かっているようでございますね。今はそのカーテンを見ると、また別の想いがオーバーラップいたします。


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