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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2019-12-27 【清き場所にこそ、救世主現る】

名古屋薫の朝は早い。つうか、今日だけは、絶対に寝坊するわけにはいかない。早ければ朝9時にリンナイから電話がかかってくるからでございます。早起きして、8時半頃からお店の電話の前で待ち構えておりました。

午前9時3分、かかって来ました。リンナイからの電話でございます。男性の声。実際に修理をするサービスマンから直接お店にかかってまいりました。いや、こういうのは有りがたい。状況などを直接伝えられますからねぇ。間に誰かが入っちゃうと、微妙に意志の疎通が出来なかったりいたします。

そのサービスマン、朝一番の案件を片付けてから向かうとのこと。本日の11時くらいに来てもらえそうでございます。いや、重ね重ね、ありがたい! 年明けになるかと腹を括っておりましたが、何とか本日中に修理出来そうでございます。

この早いタイミングでリンナイから電話がかかって来たということ、これで大いに助かったのでございます。修理に来てもらえる日時で、ワタクシの次の行動が大きく変わるからでございます。昨日の依頼時には「9~11時の間に電話する」ということでしたので、もし最遅の11時まで電話が無かったら、ワタクシはどこかで見切り発車的に行動しなければならなかったでしょう。

さぁ、またまた、ここから時間との勝負! 乾燥機を引き出すために、その周りを片付けておく必要がございます。昨日の魔物は半乾きとなり、乾燥機の横でユラユラと揺れております。扇風機を片付け、魔物を半乾きのまま解体することに。完全に乾くのを待てませんし、乾燥機が直れば一気に乾かすことが出来るからでございます。

こういうとき、大量のバスタオルを無雑作に扱うのは愚策でございます。クシャクシャになるほどに体積が指数関数的に増大し、扱いに困るからでございます。半乾きのバスタオルを1枚ずつ竿に掛け、丁寧に重ねていくのでございます。

魔物が解体されたら、次は乾燥機周りの小物の待避でございますね。乾燥機の周囲を埋め尽くすように、棚とか予備の備品とか洗濯カゴといったものが置かれております。それをひとつづつ別の場所に待避していく。ここでげんなりしたのは、長年で積もった綿ぼこりでございます。

実は、タオルというのは結構な量の綿ぼこりを常に出し続けております。風俗店の掃除は、バスタオルの綿ぼこりとの戦いと言っても過言ではございません。その綿ぼこりが一番溜まる場所、それは乾燥機周りなのでございます。

乾燥機の周囲を埋める雑品をひとつひとつ抜き取る。すると、雑品の下や裏側はフックラとした黄色い綿ぼこりを纏(まと)っております。普段掃除できない部分に、綿ぼこりが入り込んでいるのですよね。掃除機で綿ぼこりを吸い、そして、次の雑品に取りかかる。もうね、恐竜の骨か何かの発掘作業をしている気分でございます。

乾燥機が丸裸になったところで、乾燥機本体を雑巾がけ。普段、手の入れにくい側面や上面を雑巾で拭いていきます。煙突のアルミのジャバラの細かいウネウネにも、ホコリが積もっております。掃除機のブラシで、丁寧に吸い込んでいくのでございます。

11時15分、リンナイのサービスマン、来店! 会ってみれば、4~5年前にも一度修理で来て頂いた同じ人。お互いに「お久しぶり」の挨拶を交わして、作業に入っていただきました。サービスマンの方も、ほぼ故障箇所を特定している感じ、すでに交換部品を手に提げての来店でございました。

ファンベルト交換、作業時間は30分ほど。その場で修理代金を払い。また挨拶を交わして次の現場へ行かれました。部品を管理している部署が明日からお休みに入るとのこと。故障がもう1日、後にズレていたら、修理は年明けになった可能性が高いと言っておられました。今回、ギリギリセーフだったのでございます。捨てる神有れば拾う神でございます。

ガス乾燥機を作っているのは、今やリンナイ1社でございます。かつてはパナソニックも扱ってましたが(多分、リンナイのOEM供給)、オイル染みの洗濯物が発火した火災事故などがあり、よほど懲りたのでしょう、パナソニックはガス乾燥機から撤退しております。

今回、リンナイの対応は、ほんと、ありがたかった! 修理受付、特に電話での受付が24時間対応なのは、助かった! 翌朝、すぐに電話がかかって来て、ありがとう! すぐ来てくれて、お久しぶり! なかなか理想通りに行動できない場合も有るでしょうが、出来うる限り迅速に対応しようというリンナイの姿勢が、ヒシヒシと伝わったのでございます。お世話さまでした!


・これが故障の張本人


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