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薫さんのひとりごと

店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです

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2019-12-26 【予兆なきエラー、そして魔物との戦い】

「姉さん、事件です!」のネタは、ちょっと前にやりましたね。でも、またまた事件が起きたのでございます、何の予兆も無く。予兆がないってのはほんと困りますよねぇ。でも、そんな時こそ、自らの危機管理能力が試されるってもんでさぁ。

夜、なぜか乾燥機がエラーコードを吐き出してウンウン唸ってる。見たこともないエラーコード。取説にも記載の無い「エラー61」。取説の「その他のエラー番号の場合は、サービスセンターに連絡を」が、事態の重大さを匂わせているのでございます。

ネットちゅうのは便利ですよねぇ。こんな時でも「リンナイ 乾燥機 エラー61」で検索すると、ちゃ~んと出てくる。もうね、どんだけ便利な百科事典なのでしょう! 検索結果には「エラー61:回転数異常」と有る。回転数ということは、モーター関係?。でも、モーターの唸り音は聞こえている。となると、そう、ベルト切れが怪しいのでございます。

ワタクシに付いてる神様は、なんて意地が悪いのでしょう。ちょうど洗濯機を2回ほど回し、山の様な洗濯物が出てきたタイミングで乾燥機が壊れる。修理依頼をどうするか? 洗濯物をどうするか? 明日までに間に合うのか? いろんな思いが頭の中を交錯するのでございます。

まずは、リンナイへ連絡。な、何と! リンナイのカスタマーサービスは、24時間対応! ネットやFAXによる修理依頼も出来るようですが、ここは確実に返答をもらえる電話で依頼することにしたのでございます。時間を置いて何度かかける。やっと繋がる。型番や状況を伝え、後は「明日の9~11時の間に電話する」とのこと。夜の内に出来ることは、ここまででございます。

さて、修理がいつになるのか? 年内に出来るのか? それとも年明けになるのか? それは翌日の電話しだいでございます。ただ、こういう時は、最悪の事態を想定して行動するのが肝要。「修理は多分年明けになるだろう」と自分に言い聞かせ、まずは腹を据えたのでございます。

目の前の山積みの洗濯物をどうにかしなくてはならない。ありとあらゆる現代技術を結集して、限られたスペースの洗濯竿にバスタオルを干していくのでございます。或る物は重ね、或る物は洗濯ばさみで繋がれ2枚が1枚に、或る物はハンガーに押し込んで吊される。数本の洗濯竿に群がるバスタオル群は、まるで現代造形芸術の作品の様になっておりました。

さぁ、ここからが時間との勝負! タ~ァァイム、ショック! この現代造形芸術を朝までに生乾きの状態にまで持って行ければ、翌朝の天気予報は晴れ、森のもののけが朝日に溶けて消えていくように、このバスタオルのわずかな水の精も、きっと陽炎(かげろう)となって飛散していくことでしょう。その為には何が必要か?! 風、風でございます。

お店中の扇風機をかき集め、現代造形芸術の周りに並べる。あらゆる方向から、風を送る。いくつものファンの風が複雑に交差し、現代造形芸術は夜の魔物の様にゆらゆらと蠢(うごめ)き、ワタクシを見下ろし威嚇する。あるいは、その動きは魔物の断末魔の身もだえなのだろうか?

既に時刻は朝の5時近く。奇しくも、時節は冬至を迎えたばかり。1年の中で、最も太陽がもったいぶって顔を出す時期でございます。日の出まではあと2時間ほどでしょうか。ワタクシは運命をフル回転の扇風機群に委(ゆだ)ね、遅めの床に就いたのでございます。

さて、魔物はどうなったか? 乾燥機の修理はいつになるのか? この続きは、明日のお話ということで。とぅびぃこんてぃにゅうなのでございます。では、では。


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