店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
10/30に徳井義実さんの申告漏れのお話をいたしました。いろいろ報道を読んでますと、この申告漏れ、本当にただ「だらしない」だけだったようでございます。税金を誤魔化そうとか節税しようといった作為が全く無く、単純に「放置」していただけとか。う~ん、だらしないのか、太っ腹なのか?
国税の追及が緩かったり、あくまでも脱税ではなく「申告漏れ」という扱いだったのは、そういう理由みたいですね。ここまで「放置」出来る人も珍しい。これね、芸人としては、ある意味、「才能」ではないでしょうか? 一時の勢いでこの人を追放してしまうのは、実にもったいない気がしてまいりました。
しかしね、税理士をつけてキッチリ管理なんかしてしまうと、徳井義実さんのこの才能を潰してしまう可能性もある。放置すれば今回の様な大騒ぎになる。じゃぁ、どうすれば? ワタクシなりの落とし所ですが、税務署はこの様な大騒ぎにせず、3年くらいごとに定期的に税務調査に入って修正申告させるなんてのが、ウィンウィンの関係ではなかったでしょうか。
税務署ってのは、過去の税金を5年分まで遡って請求することが出来るのでございます。逆に言いますと、5年分溜めてしまうと、税務署がしびれを切らして税務調査に踏み切る可能性がグンと高くなるのですが、5年分というと膨大な金額になる。そこで、3年程度だと、本人の負担もそこそこ。良いお付き合いが出来る、ほどよいインターバルではないでしょうか。
この場合、税務署は重加算税を乗せることが出来る。しかも、税務署がチェックする申告ですから、当然厳しくなる。通常の申告ならスルーされるような経費が通らなくなる。つまり、税務署は通常の申告よりもはるかに高額の税金をゲット出来るのでございます。そして徳井義実さんも、ご自身の芸風を崩さずにすむ。そういった意味での、ウィンウィンなのでございます。