店主、名古屋薫が、お店に関係あることや、お店に関係ないこととか、
いろいろ書いたりするかもです
ベビースターラーメンでございます。でも、ただのベビースターラーメンじゃぁござんせん。株式会社おやつカンパニーが総力を結集して作り上げた、おつまみ用大人のベビースターラーメンなのでございます。そして、この「えだまめ塩味」、これこそが、最近、ワタクシを魅了しまくっていたおつまみなのでございます。
「枝豆の風味+塩」という味付けでございましょうか、比較的さっぱりしたテイストでございます。他のおつまみ系ベビースターラーメンには、「ピリ辛チキン味」「激辛チキン味」なんてのもございますが、どうも「辛味」というのは飽きが来やすい。やはり、飽きの来ない「塩味」というのは、食べ物の王道なのでございます。
ところがですよ、ちょっと前から、このえだまめ塩味が、コンビニからパタッと姿を消したのでございます。「再入荷するかなぁ」と見守っておりましたが、その気配も無い。ネット検索でも全くヒットしない。どうやら、季節商品だった様でございます。かろうじて、Amazon で「最後の一箱」というのをゲット!
10個入りで、¥2,890。ちょっと高い気もするが、背に腹はかえられない。次はいつ会えるか分からない「えだまめ塩味」、大事に、大事にいただくことにするのでございます。もしコンビニで売れ残っているのを発見しましたら、迷わずお買い求め下さいませ。超オススメでございます。
このベビースターラーメンですが、昔ながらの「バラバラ状態」のものの他に、平たくつながった「きしめん状態」、円筒形に固めた「ボタン型」がございます。きしめん型やボタン型といった「ひとかたまり」になったベビースターラーメン発売には、次の様な逸話があるそうでございます。
ある主婦からおやつカンパニーに、クレームが入ったそうでございます。子供がベビースターラーメンを食べ散らかすから、掃除が大変だとのこと。確かにあのバラバラの麺は、大人でもこぼしやすい。おやつカンパニー、そのクレームを受けて、バラバラとこぼれない「ひとかたまり状」のベビースターラーメンを開発したのだとか。
これね、物は考えようで、「ベビースターラーメンは大きな知育効果が有る」なんて言い方も出来たのですけどねぇ。そもそも、「もろく壊れやすい不規則な形のものをまとめて持つ」という作業、これがいかに人間的で知能の必要な作業であるかということでございます。ロボットでは出来ない。人間の微妙な指先の使い方そして力加減がなし得る、奇跡の動作なのでございます。
それを袋の口からすり抜けさせ、落とさないように口に運ぶ。空間認識能力の訓練になるのでございます。また、そこそこ大きな口を開けないと、口の中に入れられない。あごの筋肉の発達に役立つのでございます。まぁ、何と言うことでしょう、ベビースターラーメンを食べると、頭が良くなるのでございます。